1. 「大人の近代史」今だからわかる日本の歴史
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2022-05-10 27:43

第66回 沖縄戦における「ハクソー・リッジの戦い」

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当初アメリカ軍は沖縄侵攻に対しては楽観ムードであったが、
実際各地の日本軍にかなり苦しめられることになった。
中でもハクソー・リッジと呼ばれていた前田高地の戦いでは多大なる犠牲を払うことになった。
実話をもとにメル・ギブソンが映画化し、当時のアメリカ軍が苦悩した戦いの状況も再現されている。
00:04
卵は外側からの力で壊された場合、命は終わる。内側からの力で壊された場合、命は始まる。
始まりました、「大人の近代史」。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。長かったけど、どういうことかな。
いや、これさ、えーって思わなかった。卵ってさ、確かにさ、外側からこう、要は敵だよね。
敵がさ、こう、つっついたりとかして壊された場合さ、その中にいる赤ちゃんは死んじゃうわけじゃん。
あー。
でも、自らさ、内側からの力ってことは、自らがこう、卵の殻を壊して外に出る場合はさ、それから命は始まるみたいな。
あー。
っていうような名言でした。
まあ、同じ破壊でもね、確かに違うよね。
そうそう。これなんかあの、ペネロベビューターっていう人が言ってたらしいんだけど。
うん。
うん。ちょっと、どんな人なのかちょっと分かんなかったんだけど、調べたんだけど。
え、そうなの?
そうそうそうそう。だから、偉大なことは全て内側から始まるってその後に言ってんだよ、この人。
うん。
まあ、今日は長丸が外側からなのか、それとも内側からなのか、どんな近代の殻を破っていくのか、心配です。
心配なのか。楽しみですか?と思った。
ということで、今日は長丸さんお願いします。
はい。今日は白草リッジやりたいと思います。
ちょっとなんだそれは。白草…
白草リッジって聞いたことない?
聞いたことない。
あのね、映画のタイトルなんだよね。
えー、なんかあの、もう漢字なのかカタカナなのかさえ分かんない。
あ、えっとね、カタカナなんだけど、白草リッジ…英語なんだよ、白草リッジって。
あー、そうなの?
うん。弓のこっていう意味なんだけど、弓って、なんか弓みたいなノコギリ。
弓みたいな?
言いようがねえよな。なんかさ、弓みたいな形してさ、弓のさ、弦の部分がさ、こう刃になっててさ、やるノコギリあるじゃん。
うんうん。
あれを弓のこって言うんだけど。
待って、弓の刃?どういうことだ?
弓あるじゃん。弓の形は分かるよね。
分かる分かる。
あのDの形のさ、まっすぐの部分がさ、刃になっててさ、
あー、はいはい。
そういうノコギリがあるんだよ。
あー、あるある。あの、糸のこみたいな感じでしょ?
違うか。
そうそう、糸のこじゃないんだけど、もうちょっと刃はしっかりしてるんだけど、いわゆる弓のこって言うんだよ、そういうの。
あー、そうなの?
うん。で、白草リッジっていうのはこの弓のこっていうことなんだけれども、
白草リッジっていうのを、あの、あだ名として付けたんだよね。
ある断崖絶壁のことをね、アメリカ軍が白草リッジって言って、そういう名前が今定着してるんだけど。
へー。
そうそう。で、ちょっと冒頭に戻っちゃうけど、
03:02
うん。
白草リッジっていうのはまず映画のタイトルで、
うん。
これは2016年に、まあ割と最近だね、メル・ギブソン監督がさ、作った映画で、アメリカの映画で、
うん。
で、まあ主演がアンドリュー・ガーフィルドなんだけれども、
うん。
簡単に言うと、沖縄戦の話です。
あ、そうなの?
そうそうそう。アメリカ対大日本帝国の沖縄戦のある一つの戦いの話なんだよね。
へー。
で、ちょっと先に、これ、映画をね、ぜひ見てほしいんだけれども、ちょっとリスナーの方も。
多分歴史好きの人だったら、もしかしたらもう見てるよっていう感じかもしれないけれども、
うんうん。
ネタバレしちゃうとあれだから、ざっくり分解略しかちょっと今は話さないんだけれども、
うん。
主人公のそのアンドリュー・ガーフィルがやってる人が、デズモンド・ドスっていう実在した人物を演じてるんだけれども、
うん。
このデズモンドっていう人が、いわゆる宗教的な理由で、人を殺すことができないというか、もう殺したくないんだよね、心情として。
うん。
でも兵隊なわけよ。
うん。
だから、私は衛戦兵として戦地に赴きますみたいな感じで、沖縄戦に参加するの。
はいはい。
映画見てもらえる分かるんだけど、そこの下りもすっごいもうゴタゴタするんだけど、ふざけんなよって。戦争行って人殺せないなんておかしいだろみたいな。銃も持たないんだよ、ちなみにデズモンドって。
うん。
銃を持つことすらもう反対するっていう人なんだけど。
はいはい。
そうそう。だからもうそんなんで戦えるわけないじゃんって。もう邪魔だから消えろよっていう感じで、
そういう話が結構グダグダって前半の放送が続くんだけど、映画はね。
うん。
で、最終的にデズモンドが衛戦兵として活躍しましたよっていうのが大まかなこの映画の話で。
はいはい。
で、これ実話なのよ。
えー。
そうそう。実際にデズモンド・ドスっていう人が沖縄戦で、この白僧リッジっていうところが舞台なんだけれども、白僧リッジで衛戦兵として多くのアメリカ兵、日本兵も助けたらしいんだけれども、
うん。
別にその日米問わずこう兵士を助けたっていうことで勲章授与されたりしてるんだけれども、この人。
うん。
まあそんな感じの映画の舞台になった白僧リッジっていうところを取り上げたいなっていうところで。
はい。
で、話のね、これ実はもう半分ぐらいもう終わってるぐらいのイメージなんだけど。
えー、どういうことだ。
今もう外力喋っちゃったから、あとはちょっと細かな部分をこう喋っていくっていうところになるんだけれども。
うん。
まずさ、沖縄戦ってさ、すごい激戦だったわけよ。
第二次世界大戦のもう終盤って感じだよね。
そうそう。でさ、日本にいればさ、なんとなく沖縄戦っていうのはすごいさ、もう沖縄でものすごい甚大な被害が出てっていうのはさ、なんとなく知ってるわけじゃん。
うん。
でもさ、これってね、アメリカ側からするとさ、当初ね、沖縄なんて楽勝だろっていうムードがあったのに。
あー、はいはい。
アメリカってだいたい50万ぐらいで沖縄に攻めてるんだよ。
うん。
06:00
で、対する沖縄の守備兵ってだいたい10万ぐらいしかいなかったわけ。
はいはい。
人員もそうだけど物量も全然違うわけじゃん。
うん。
もう日本っていうのはさ、それまでのさ、戦いでもう南の方からどんどんどんどん追い上げられてってさ、で、レイテでさ、もう完全に海軍なんか消滅したわけじゃん。
で、だから沖縄にこう上陸するまでに攻撃する手段っていうのがほぼなくて。
うん。
海軍っていうのはもう上陸も簡単にできちゃったわけ。
まあこれは日本の作戦もあったんだけどね。
うん。
だからもう、あ、沖縄は楽勝だなっていう、もうこうムードが漂ってたわけよ。
うん。
でもところがどっこいなんだよね。
沖縄ってさ、あの、ものすごい激戦地になって、少なくともこの白僧立地もあっという間に制圧できるって思ってた部隊なんだけれども、ものすごいここでも時間費やしてるぐらい犠牲も多く出たしっていうところで。
うん。
なんかね、結構こうアメリカっていうのは沖縄戦に対して意識がね、やっぱ映画見てても思うんだけれども、すごいんだよね。恐怖を感じてるのよ、やっぱ日本に。
ああ、そうなんだ。
そうそう。やっぱちょっとこう舐めてるっていう感じが、なんか日本からすると思っちゃってたかもしれないけど、当のアメリカ人っていうのは全然本当にそんなことなくて、日本兵マジ怖えよみたいな感じのところがすごい強いのよ。
ああ、それは映画でそう描かれてるんだ。
そう、映画で描かれてるってことはこれ実際もそうだったって見ちゃってもいいと思うんだよ。メル・ギブソンって結構この映画見てもらうとわかるんだけどすごく再現してんのよ。
うん。
白僧の部隊とかも絵面って言えばいいの。
うん。
もちろんさ、今さ、白僧立地に行ってさ、こう撮影することはできないから、できない理由はすごく簡単で、白僧立地を攻める時に、これはアメリカって沖縄戦で必ずやってた手法なんだけど、
うん。
まず海上からの艦砲射撃するの。空からもするんだけど。
うん。
要はもう丸裸にするわけ。
うん。
焼け野原にしてからそこに上陸していくっていう作戦を撮るわけ。で、今もう沖縄って別に焼け野原にできるわけないじゃん。
うん。
そう、だから現地で撮ることはもちろんできないから、こういろいろムービーっていうのは再現してるムービーとかになるんだけど。
ああ、はいはい。
やっぱり地形とかの感じを見ても、今の写真とかと比べてみても、すごい再現性っていうのは高いし。
うん。
結構こう、当時を調べて作ってる映画なんだよね、白僧立地自体は。
ああ、白僧立地っていうのはそこの地名なんだよね。
だから、白僧立地っていうのは、その場所をアメリカ兵がこれは白僧立地って名付けようって言ったところがあるのよ。
ああ、場所ね。ああ、はいはい。
日本名で言うと前田高知っていうのが一番正しい言い方になるんだけど。
うん。
なんでこういう言い方するかっていうと、要はさ、別にある小高い山にさ、いちいちこう、一個一個の名前つけてないわけよ。
うん。
だから一応前田高知が、まあアメリカ軍が言ってる白僧立地に該当するよねっていう感じなわけ。
うん。
だから、白僧立地とはここですっていうのは明確に、ここが絶対白僧立地なんですっていうわけじゃないのよ。
09:03
うん。
大体この辺の山を白僧立地って名付けられてみたいな、そんな感じ、イメージとしては。
はいはい。
その白僧立地っていうところの、あのやっぱ再現性っていうのも映画ではすごかったし。
うん。
やけの原状態なんだけどね、もちろん。
で、そこでこう日本軍とアメリカ軍がどう戦ったかっていうのもこうすごく再現されてるんだけど。
うん。
で、ここでの戦いっていうのがものすごく激戦になった戦いで。
沖縄戦ってこうポイントが結構いろいろあってさ、カカズコーチの戦いとかシュガーロープの戦いとかもあるんだけど。
うん。
そのうちでこの前田コーチ、あの白僧立地の戦いっていうのは沖縄戦の中でも激戦の一つって言われてる一つで。
うん。
これはね、何がすごいかっていうと、戦争ってさなんかこうイメージするところさ、兵隊と兵隊が向き合ってこうバーって戦っていくようなさ、なんかそんなイメージない?
うんうん。
でね、もうそういう戦い方はね、してないのよ沖縄戦って基本的に。
あーそうなんだ。
そう、アメリカ軍っていうのはさ、まあ基本的にアウェーなわけじゃん。
あーまあね。
そうさ、アウェー戦だから、でも物量もあるし人もいるからどんどんどんどんこう力で攻めていけるわけよ。
うん。
で、日本っていうのはさ、もう物量もないし人もいないしっていう状態だから、基本的にゲリラ戦で戦うのね。
で、どういうゲリラ戦を行ったかっていうと、そもそもさ爆撃受けてるからさ、隠れる場所なんてほとんどないわけよ、地上には。
うん。
だから、穴掘って地下にこう大迷宮みたいなの作ってさ、そこから顔出して戦うみたいな、もうなんかモグラみたいな戦い方してたわけね。
あーそうなんだ。
そう、だからアメリカ軍っていうのは基本的に日本兵をまず探すのが大変だったのよ。
うん。
で、だから知らないところで急に撃たれて死んじゃうみたいな。
うんうん。
そう。で、この白僧林地ももちろんそういう戦い方になって。
うん。
白僧林地自体はこうちょっと小高い山なんだけど、すごい断崖絶壁なの。
うんうん。
アメリカ軍がこう攻める側からすると。
はいはい。
だから断崖絶壁をロープみたいなのかけてこう登ってくわけ。
うんうん。
で、制圧しようと思って、登ってったところでまず撃たれる。
うん。
で、なんとかこうある程度人数がこうさ、こう登りきれればさ、
じゃあ日本兵をこうしらみつぶしに探して倒そうって感じになるかと思いきや、
うん。
なかなかさ、やっぱ隠れてるから探せないし、こう容易に前に進むことができないっていう状態になっちゃうんだよね。
はいはい。
だからせっかく登ってある程度ちょっとそこに陣地を構えたとしても、
押し戻されて落とされて終わっちゃうのよ。
うん。
っていうすごい何回もその繰り返しをやってたわけ。
まあはいはい。
で、結局さ、これ初めのちょっと映画の話に戻るけど、デズモンドは、
うん。
白僧リッジの上に登って、上で置いてかれちゃった人たちがもう大怪我、まあ死んじゃってる人も多いよもちろん。
死んじゃってる人も多いけど、大怪我でもう動けないっていう人たちを救ったんだよね。
12:00
うんうん。
そう。で、それぐらいここって激戦地になったわけよ、結局のところ。
うん。
最終的にやっぱり物量で押せるから、アメリカ軍やっとこの白僧リッジを占領できるわけよ。
はいはい。
で、ちなみにこれ占領するのも、2日3日とかでもいけるだろうって思われたんだけど、
うん。
これね、最終的にね、4月25日に攻撃を開始して、5月6日にやっと制圧できたんだよね。だから2週間ぐらいかかってんの。
うん。
っていうぐらい、もう当初よりもここで足止めを食らっちゃったんだよ。
うんうん。
あ、ちなみに白僧リッジの前田高知っていうのは浦添市にあるんだけど、
はい。
で、当時の日本軍は朱利に司令部があったわけね。
まあ沖縄の地理わかる人だったらわかると思うんだけど、浦添っていうのは朱利よりももうちょっと北の方にあって、
うん。
だから全然まだ司令部に届かないところで足止め食らっちゃったんだよね。
うんうん。
で、前田高知の戦いっていうのはそんな感じで終わるんだけど、
うん。
ただちょっとここでピックアップしたいのはさ、映画とか見てるとさ、どうしても触れられない部分っていうのがあって、
うん。
それが民間人の犠牲なんだよね。
あーはいはい。
そう。もちろん映画には民間人の犠牲のことなんて一切出てこないし、ただただアメリカ軍と日本軍の戦いだから。
あーそうなんだ。
そうそう。で、沖縄戦ってさ、なんかすごい自分らがイメージするところさ、激戦地だったっていうのはなんとなくわかってるけど、
まあ日本軍のすごい被害が大きかったっていうのは。
うん。
やっぱりさ、それと同時にさ、民間人もものすごく死んでるっていうのはさ、なんかチラッと聞いてるじゃん。
うん。
もともとさ、沖縄って守備隊を置いてたんだけど、台湾にさ、守備隊を一個次第上げちゃったんだよ。
あーそうなんだ。
そうそう。沖縄戦の前に。で、それで防備がちょっと薄くなるから、現地兵を採用してるのよ。
うん。
でさ、その一環でさ、例えば姫百合格闘隊とかっていうのもあるじゃん。
うんうん。
あれなんかはまあ兵隊じゃないけどさ、やっぱりそういう感じで現地の住民っていうのをさ、とにかく戦争のために借り出してるんだよね。
はいはい。
まあ別に借り出したから亡くなっちゃったっていうのもさ、もちろんあるんだけど。
うん。
単純にさ、さっきさ、アメリカ軍の戦い方のところでさ、基本的にまずさ、やけの原にしてからこう進軍するって言ったじゃん。
うん。
つまりさ、そこに住んでる民間人っていうのは漏れなくやけの原にされちゃうんだよね。
あー。
もちろんさ、この白僧立地も例外じゃなくて、浦添市にある小高い山なんだけど白僧立地自体は。
うん。
でも周辺部にはもちろんさ、普通に民間人が暮らしてたわけ。
うんうん。
だから日本軍がそこに立てこもるってなった時点で強敵にされちゃうわけよ、やっぱり。
はいはい。
で、立てこもったがためにやっぱりそこの浦添の住民っていうのはすごく多く亡くなってて。
うん。
これすごいんだよ、割合がね、ものすごく多くて。
だいたい9000人から1万人ぐらい住んでたんだって浦添って。
うん。
のうちのだいたい4、5000人ぐらいがもう亡くなっちゃったんだって。
15:02
へー。
戦死者がなんか45%だから6%ぐらいらしくて。
うんうん。
すごいよね、なんか2人に1人死んじゃうんだから。
ね、すごい数字だね。
そうそう。で、一家全滅っていうのも4世帯のうちの1世帯はもう一家全滅するっていうような感じらしくて。
へー。
結局さ、当時ってこの世帯単位で避難してるから、やっぱ一家全滅っていうリスクはすごい大きいというか、一家が全滅しちゃうってことは全然あるわけよ。
一つの、当時さ、住民が潜んでた洞窟をガマって言うんだけど、そのガマの中に立てこもってアメリカ兵に火炎放射食らったり手榴弾で投げられたりとかさ、全滅しちゃうっていうのもあるし。
あの、そもそも普通に爆撃受けて洞窟塞がっちゃってそのまま死んじゃうとかさ、爆風で死んじゃうとかさ、まあいろんな原因はいっぱいあるけど、そんな感じで結構こう、一家全滅っていうのも珍しいことでもなかったってことなんだよね。
うんうん。
で、やっぱりさ、こういうのがさ、目に見えない、映画とかではこう見えないさ、現実なわけでさ。
うん。
アメリカとしてもやっぱりさ、自分らが加害者になるわけじゃん、この場合は。
うん。
だからさ、そういったところをこうね、映画ではなかなか描いてくれないっていうところもあってさ。
うん。
まあちょっとそういったところも取り上げたくて、この話はしたんだけれども。
うん。
やっぱりさ、戦争っていうのを考えると、なかなかこう、戦争を題材にしたさ、何でもいいんだけどさ、映画でもさ、話でもさ、何でもいいんだけどさ、どうしてもちょっとこう美化されちゃう部分が出てくるんだよね。
あー、そうだね。
うん。たださ、現実はそんなことなくってさ、ただただ人が死ぬだけじゃん。
うん。
そう、で、結局今さ、ロシア対ウクライナもやってるけどさ。
うん。
これも冷静に考えたら、ただただ人が死んでるだけなんだよね、本当に。
うん。
別にさ、ウクライナがさ、その独立を勝ち取るとかさ、賛美的なこと言ってたりもするけどさ。
うん。
やってることは、ただただ自国民をこうね、死に追いやってるだけだし。
うん。
どうやってじゃあロシアに支配されていいのかっていうさ、世論もあるけどさ。
うん。
じゃあ果たして死んだウクライナ人が本当にそう思ってたのかっていうところもね、考えるべきなんじゃないかなっていうのは思うよね。
うんうん。
で、日本とかさ、そのアメリカとかさ、まあ西側諸国っていうのはさ、ウクライナをさ、支援してるじゃん。
うん。
で、支援の仕方がさ、結局さ、まあ日本はさ、武器は渡してないけどさ、まあ要は戦争に対する防具を渡してるわけじゃん。
うん。
で、アメリカとかはもうもろ、武器を渡してるわけじゃん。
うんうん。
でさ、結局それってさ、自分らで戦って何とかしろよって言ってるだけなんだよね。
うん、そうなね。
だからやっぱりね、そういうところにこう戦争のさ、恐ろしいところっていうかさ、結局第三者からしたらさ、本当に他人事なんだよね、戦争っていうのは。
うんうん。
で、それは本当このロシアとウクライナ見てても本当そう思うし。
うん。
やっぱニュースとか見ててもさ、結構ね、ああだこうだって言ってる人はいるけどさ。
うん。
でも別にその人何もやってないわけじゃん、どうせ。
うんうん。
18:00
でもまあそれが現実なんだよね、結局戦争の。だからやっぱりこう見えないところの被害っていうのはさ、しっかりと常に取り上げてさ、意識していくっていうことが、最終的には戦争の抑止とかさ、まあ戦争って良くないんだなってことを伝えられるっていうところにさ、行けばいいんじゃないかなっていうのが個人的にはあって。
うん。
まあそんな感じでちょっと今日この白草リッチを取り上げてみましたというところですね。
はい。ちょっと関係ないけど、デズモントってあの沖縄の人たちを救助したのもしてんの?
いや沖縄の民間人はしてないと思う。
あ、してないんだ。
白草リッチって戦場じゃん。で、あの完全にもう焼き野原になってるところに、あの兵隊がドンパチで戦ってるところで、何て言えばいいんだろうな、白草、ちょっとね、言葉で説明するのがすごい難しいんだけど。
うん。
白草リッチって簡単に言うと丘の上に日本軍がいて。
うん。
丘の下にアメリカ軍がいるのよ。
うん、はいはい。
で、アメリカ軍はその丘を登って日本軍を叩かないと手裏まで行けないっていう状態なわけね。
うん。
司令部のあるね。で、だから登るしかないのよ。で、登ってって、たださ、普通に一人二人登ってったってすぐ打ち落とされちゃうじゃん。
うん。
だからいっぺんにこう人数多く登ってって、何とか丘の上に陣地を作ってそこからこうどんどんどんどん物量で押してくっていう戦い方をしたいわけよ。
うん。
でも日本軍がもうなんかいろんなところに隠れてるわけ。穴掘ってさ、地下洞窟作ってさ、だから急にこう変なところから穴から顔出して打たれてアメリカ兵を死んじゃうみたいな。
うん。
そういう状態でどんどんどんどん登っては落とされて登っては落とされてっていう感じの繰り返しをしてたのよ。
うん。
で、デズモンドはその中で落とされないで上で怪我してさ、ずっとさ残っちゃってる人もいるわけよ。
あー。
それでその上に残ってデズモンドはその上からロープ吊るして負傷兵を降ろしてったっていうのが功績なんだよね。
あーそうなんだ。
なかなかねこれはすごいんだよ。映画ねほんとすごい再現してるけどね、なんだろうね、よくそこに残れたなって感じだよ本当に。
そのデズモンドは生き残ったんだ。
生き残ってる。だってこの人ね結構最近まで生きてたはずよ。
やっぱね沖縄戦ってもうなんだろうすごいイメージというか多くの日本人が亡くなったしさ、地上戦を行った一番大きいの沖縄だよね確か。
まあ地上戦としてはそうだね。
そうだよねそう考えるともっともっと多分いろんなところでさ映画にも歴史にもさ残らないような犠牲とかさ悲劇って多分語られないものってあるなっていうのをなんかその映画の裏側っていうのをちょっと改めて気づかされたというか。
だからあれだよね今もささっきちらっと言ったさウクライナとロシアの戦いだってさ。
まあウクライナはウクライナ側のこうメディアで報道したのが伝わってくるけどロシアはロシア側ので目線で。
でもさ本当の実際の現場さまた別のさ見え方がきっとあるはずなんだよね。
21:04
そうなんだよね結局日本はさ多分ウクライナ寄りのさ情報しか出てこないじゃん基本的には。
で実際じゃあ戦地はどうなのかっていう本当の声っていうのはわかんないわけなんだよね。
結局さ片一方のさ戦争当事者ってさ今ロシアとウクライナが戦争やっててさ片っぽの意見しか聞けてないわけじゃん日本って。
ああそうだね。
そうでロシアのは全部デマだって言われちゃうわけだからさ何を言っても本当のこと言っててもねロシアが仮に。
で虐殺したしてないっていう話も出てるじゃん実際。
でもさそれもさまあほぼほぼ虐殺はしてんだろうけどでもさじゃあ絶対そうだって言い切れるさものもないわけじゃん結局のところは。
なんでかっていうと結局自分側の人間が言ってる話しか聞けてないから。
だからこれって結局さ何でもそうなんだけどさ年月が経つと本当のことってわかるんだよね。
なんか湾岸戦争とかでもさアメリカが仕立て上げたさ商人がさ一人歩きしてさそれで湾岸戦争国連軍が参加するってことになったけど。
テッチ上げだったわけじゃんそれって。
証言がなんだっけナイラの波だったっけな。
なんかちょっと違ったらごめん調べてもらえたらいいんだけど。
そのナイラっていう少女を呼んできてみんなの前で承認させるのよこんなひどいことがあったんですみたいな。
でもう国際世論がそれで動いて最終的にイラクを攻めるんだけど湾岸戦争で。
ナイラっていうのはもう完全にただのテッチ上げだったっていう。
全く無関係の女の子だったっていう。
そうなんだ。
そうそう結局こういうのってさその時はマジでこんなかわいそうなことされて本当イラクひどいなっていう感じに多分なってたんだけど。
蓋を開けてみるとそんなもんじゃん。
イラクに関してはさアメリカってもうとにかくさイラク戦争の時もそうなんだけど大量破壊兵器があるぜつってさもう絶対あるって言ってさせめてさ蓋開けてみたらなかったんだよね。
だからええって感じなんだけどでもさ国際世論はだから本当にあんのっていう感じになってたけどその時は。
でも日本はさ結局がアメリカにこう突きしたがってさ参戦しちゃってたじゃん。
でも蓋開けてみたらはい大量破壊兵器なかったですアメリカのデッチ上げでしたっていうさ。
のが正しいわけじゃん。
だからこのウクライナとロシアの戦争もさやっぱりちょっとこう一歩引いてさ日本としてはちゃんと見るべきなんだよね本来の。
だって何がデッチ上げかがわかんないじゃん今の状況。
ああそうだね。
ただあの少なくとも民間人が亡くなってるっていうのは事実だからそこに対する支援っていうのはしていくべきだと思うんだけど安易にやっぱりさ出てくる情報を全部鵜呑みにしちゃうっていうのはねこれ今までの歴史が語ってることだからさ良くないかなっていうのが個人的な意見。
あれだねなんかちょっと話戻るけどデズモンドってさ宗教的に人を殺したくないっていうようなだったよね。
だから別にまあ宗教とか関係なしにさ多くの人はさ人はやっぱ戦争でおいても殺したくないのはあると思うんだよ。
24:01
だけどさそれはさ戦争の恐ろしいところというかさやらなかったら自分がやられるわけじゃん。
だからなんかねすごいそれを思うと何が悪なのか何が正義なのかって感じだよね。
もう戦争してる時点でもう正義と悪はないわけでさ本来的にだって結局人が人を殺してさ攻めた国が悪いっていうのはもちろんあるし
でもさ攻めているじゃあ一人一人のこの兵士たちっていうのがあの全員を全員殺してやるっていう感じじゃないわけじゃん。
そのさっきのデズモンドもそうだけどさそういう人もいるわけじゃん。
じゃあそういう人を殺すことは悪じゃないのかっていうところにはやっぱり疑問は残るよねどうしたって。
確かに。
だから絶対的なやっぱ正義とか悪っていうのはなくて。
まあね。
っていうかだからその物差し自体結局人間が決めてることじゃん。
確かに。
デズモンドは神が言って人を殺さないとかそういうことじゃないんだけどそもそも論。
たださそういう宗教っていうかさ信仰の部分でさ人を殺さないっていうのもさまあ突き詰めれば結局それって人間の考えじゃん。
だからそれがじゃあ絶対正しいのかっていうとまたそうでもないしさ。
だから一番怖いのはやっぱり自分こそが正義だって言っちゃってる側の人間なんだよね。
あー確かに。
そうだからいやもうこの戦争は正義の戦争なんだって。
まあ例えばさもう名指しで言っちゃうけどプーチン大統領とかもささもこれは正義の戦争だっていう言い方はしてるわけじゃん。
だからそれはまず間違ってるし。
でかといってさじゃあゼレンスキー大統領ももうウクライナが絶対正義なんだっていう感じの言い方をしてるけど。
じゃあそう思っちゃうところはダメなんだよね多分。
防衛するっていうところに関しては当然だし当たり前だし攻めてくるロシアが悪いけど。
ただ戦争になってる以上さやっぱり絶対的な正義悪はなくてさ。
国民を鼓舞するためにやってるっていうのはなんとなくわかるんだけどもちろんそんなの分かんない人たちじゃないと思うから。
だから怖いのはやっぱり自分たちが絶対に正義なんだみたいなさその考えだよね。
なるほどいやーなかなか戦争のタイムリーな話だね。
じゃあ今回は長丸の方から沖縄戦においての白総理事の戦いでした。
今回は近代の殻をかなり破ったかもしれません。
破ったかな?
ということでもしよかったらフォローだったりとか評価をポチポチポチポチとしていただくとその殻もきっと喜ぶと思います。
どの殻でも。
無理があったな。
はいということで最後まで聞いていただいてありがとうございました。
はいありがとうございました。
27:43

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