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スピーカー 2
大人の番外編 in 鹿児島
始まりました。「大人の近代史」よろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
スピーカー 2
イエーイ!鹿児島行ってきましたね。
スピーカー 1
行ってきたね。なんか行った後に撮ってるからな。
スピーカー 2
まあまあまあ、確かに。で、先にちょっと言っておくと、これはアフレコです。
当日は撮ってなくて、ちょっと行って帰ってきて、ちょうど帰ってきてから2日後か。
に、ちょっと収録しているんですけれども。今回は、ちょっとこの収録では鹿児島でいろいろ行ったんですけれども、特にその
万世特攻平和記念館っていうのと、あと知覧特攻平和会館。この2つ行って、で、この2つ行った感想だったりとか、その特攻に対してっていうところをこの音声に
で、ちょっと2人で意見交換しながらやりたいなと思ってます。はい。で、早速なんだけれども
特攻についてっていうのをちょっと触れておきたいなと思って。うん。
まあ、オトキン結構こう特攻については要所要所で音声配信してきているので、ずっとオトキンを聞いてきていただいている方は、その特攻っていうものはもちろんご存知かと思うんですけれども、ちょっと簡単にだけ解説させていただきます。
特攻っていうのは、いわゆる特別攻撃隊の略なんだよね。
うん。でさ、特攻っていうとどうもさ、こう自爆攻撃みたいなイメージがすごい強いじゃん。うん。
でもさ、これもともとは特攻っていうのはそういうものじゃなくて、もともとはその消しの任務を行う人たちの部隊、まあそういった部隊に対してそういう特別攻撃隊っていう、まあ名前の通りなんだけれども、そういうふうに呼んだんだよね。
ただこれってさ、戦争がさ、どんどんどんどん激化していくことによって、死んででも敵を倒すっていうことが求められるように、まあ別に求められていたかっていうとそうではないんだけれども、そういう形にこう意味が変わってきちゃうのよ。うん。
なので、いわゆるその今回言ったバーン星特攻平和記念館だったり、チラン特攻平和会館っていうのは、主に航空特攻についての博物館ではあるんだけれども、その特攻っていう形にどんどんこう時代は変わっていくんだよね。うん。
航空特攻っていうのは、まあ文字通り飛行機で爆弾を積んで敵艦へ対当たり攻撃をすることを航空特攻って言うんだよね。で、いわゆるさ、特攻っていうと航空特攻が一番こう思いつくと思うんだけれども、例えば長丸海で回転の回やったと思うんだけれども、ああいう回転に代表されるような水中特攻っていうのも、まあ旧日本軍では行われてたんだよね。
すごいいろんな種類の特攻っていうものがあるんだけれども、チランとバーン星っていうのは航空特攻に特化したというか、まあ航空特攻のもともと基地だったっていうところもあって、航空特攻っていうところをちょっと今日は中心にお話ししたいと思ってます。で、その特攻っていうのはさ、結局日本がさっきも言ったけれども、日本がこう劣勢になってきて苦肉の策として始まったっていう経緯があるんだよね。うん。
これさ、皮肉なことにさ、一番初めに航空特攻で出撃した部隊が、なんと、空母を撃沈しちゃうんだよね。ああ、はいはい。これさ、空母を撃沈するってさ、相当なことなんだよ。うん。要はさ、そこで成果が出ちゃったことで結局一撃必殺じゃないけどさ、多分そういう亡霊に取り憑かれちゃったっていうのはあると思うんだよね。この特攻っていうのが続いていく背景には。うん。
ただ、結局日本ってさ、初めのうちはこの特攻は結構成功してたのよ。成功っていう言い方が俺は良いとは思わないんだけれども、だって人一人の命をこう失って、戦果を上げてるってわけでしょ。だからそれ自体が良いとは思わないんだけれども、ただその日本軍っていうところの視点で見ると成功しちゃったんだよ。うん。
だからその成功の亡霊を追い求めてどんどんどんどん若い命を送り出していくっていうことが起こってしまったっていうところなんだよね。うん。たださ、重い爆弾を飛行機に積むと飛行機って遅くなるんだよ。だからだんだんだんだんアメリカ側も対策を取れるようになってきて、もうそんなノロノロの飛行機だったら撃ち落とせるぐらいまでになっちゃうのよ最終的には。はい。
対当たり攻撃してこその特攻なんだけれども、対当たりするまでに撃ち落とされるケースがものすごく多くなってしまった。特に後半戦は。で、沖縄戦で最終的に特攻っていうのが行われて、沖縄戦が終結して沖縄が占領される、米軍に占領されたとともに衰退していくわけよ。うん。
これは本土決戦のための要は戦力温存のために飛行機であったり人員であったりっていうのを取っておきたいっていう思惑があって、もうやるなっていう感じに流れがなっていって特攻っていうのは終焉していく形になるんだよね。うん。これがざっくりとした特攻の流れになります。はい。
スピーカー 2
やっぱ展示の仕方なんだろうな展示の仕方は本来的には似てるはずなのになんか感じる印象が違ったってところが
2つを比べた場合にちょっと個人的にはびっくりしたところかなっていう
スピーカー 1
ああそうだねうんうんうん
スピーカー 2
なんかこれは2人とも同意見だったもんねそこはなんか感じ方が違うって
スピーカー 1
ああそうだねうん確かに
スピーカー 2
あんまり一致しないのにね意見うちら
スピーカー 1
いやでもなんかなんとなく長丸もそうなのかなってちょっと思った
あとやっぱ初めてさこんな風に思ったんだけど来てる人とかやっぱそれなりに関心があって来てるわけじゃん
でああいう記念館とかその資料館って展示品だけじゃなくてやっぱ来てる人も含めてその空気で作り出してるんだなと思った
特にそれはね晩成に行って思ったかな
スピーカー 2
ああまあ確かに本当そうだよ
スピーカー 1
その周りもすごい本当に真剣にみんな見てるしもちろん
そのなんか雰囲気も含めて本当おごそかな感じを作り出してたなと思って
スピーカー 2
なんかうちら晩成推しになってきちゃってるけどさ大丈夫かな
スピーカー 1
いやいや知らんもいい
スピーカー 2
いや良かったよねどっちも良かったよそれはそうなんだよ両方とも是非とも行ってみてほしい場所ではあります
そうだね
さあいかがだったでしょうか
なんか実はちょっとあの時2人で会話した時に何を喋ろうかっていうのをちゃんと決めないまま喋ったっていうのもあって
スピーカー 1
実は特効自体の感想っていうのはこの音声ではちょっとあんまりあんまりというか話してないんですね
スピーカー 2
そうだねなんか方向性が違うちょっとそっちの方行っちゃったんだよね
そうそうちょっとなんか脱線もしつつなんかどっちかというとその記念館とかそっちの話にちょっとフォーカスしすぎちゃったところもあって
改めて今その知らんと晩成に行ってからは3日後になってちょっと頭の中も整理された状態で
特効の感想っていうのをお互い話していきたいなと思うんで小片子から特効の感想についてお願いします
スピーカー 1
はいどちらともさ晩成も知らんもさ本当に多くの衣装だったりその家族にあてた数日前とかに書かれた手紙とかいっぱいあって
やっぱそれをさちょっと一つ一つできる限りこう見ようと思って見てたんだよね
でなんかね普通に単純に最初思ったのはすごく字が綺麗でもう達筆だなっていうのを印象を受けて
でやっぱり航空特効って志願者もすごい当時多くてさやっぱり結構なそのエリートというかその選抜された人が選ばれたっていう背景があるじゃん
でなんかそれもなんかその字を見てなんかすごく優秀な人たちだったんだろうなっていうのをちょっと想像させるところもあったんだよね
あとこれ何でだろうと思ったのお母さんについて結構書かれているのが多くて逆になんだろうな
全体的に家族もあったんだけどお父さんについてのその最後の言葉みたいなそういうのがそんなに見なかったなと思って
これってなんかあるのかなと思って
スピーカー 2
そうだね本当に母親に対してとかさ大体は全体に対してなんだけど
どちらかというとやっぱお母さんとかそういう人に対しての最後のメッセージが多かったよね
スピーカー 1
そうそうなんか自分もさ子供ができてさ確かにやっぱ母性って強いなって思って
お母さんのそのなんだろうねそうそうそうなんかそういうのもあるしやっぱ戦争っていう時に特にそう感じるのかなっていうのも思ったんだよね
やっぱ特攻ってさこういう風に多くの遺書とかその手紙が残されたっていうその面があって
長丸も前どっかで言ってたけどさ他の部隊に配属された人は逆にさもう残さずに亡くなった人の方がすごく多いわけじゃん
である意味でこうやって残ってるっていう事実があって
なんかその残されたものをこうやって見れるっていう機会があって
やっぱ本当にこの目で自分を見ときたいなっていう思いで言って
すごくそれがねなんか文字だけなんだけれどもなんかすごく圧倒されて
なんかすごく歓喜を余るものがあったなと思ってなんかそんな感じを受けたね
スピーカー 2
そうだよねなんかその尾形さんも言ってた通りさ結構手紙が多くてさ
で字がさすごいうまい字で最後遺書残ってるんだよね
でさこれは俺やっぱりさすごい特攻隊員の心境になって考えるとさ
震えてないんだよね字が
スピーカー 1
あー確かにね
スピーカー 2
まあ遺書を書いたのがさその本当に出撃前とも限らないけどさ
なんかもう自分が出撃するって時に字を書けっつったらなんか俺とか多分手震えちゃってさ
まあ元々字うまくないんだけどさなんか多分もう読めないような字しか書けない気がするんだよ
で結構さ資料館でさ映像とか流れてたりさ語る人がいたりするじゃん
そのなんだ語り部がこうその当時のことをこう語ってる映像があったりとかさ
そういうのでもさ聞いたけどさ特攻隊員の人って結構落ち着いてたというかさ
なんだろうもう死を受け入れてたみたいな側面がなんかすごいあったっていうのはなんか感じて
スピーカー 1
あーそれは感じたね
スピーカー 2
そうでやっぱりそういうさ心境を持ってあの遺書だったりその遺影だったり
しかも遺影もさ結構こういい笑顔してるさ写真とかもあってさ
本当にこの人たちがこの後すぐ死んじゃうんだっていうような風にはもう全然思えないっていうところでさ
なんだろうねこう時代っていうのが本当に残酷だなっていうのはすごい改めて感じたし
スピーカー 2
まあそのどういうことかっていうと例えば今の世に生まれてたら絶対さ楽しく生き
楽しいかどうかはちょっと置いといてたけどさ少なくとも生きられたわけじゃん
スピーカー 1
そうだね
スピーカー 2
ただあの時代に生まれてしまったがゆえに戦争というものにこう巻き込まれていく
別にもちろん自分が望んでさ戦争してるわけじゃないはずなのに巻き込まれていって
自分が望んで特攻してる人も多いんだけれどもただやっぱりその抗えない運命の中で
自分の命を終えていくっていうところに自分とはやっぱり全然違う人生っていうところで
全然同情とかじゃないんだよ同情とかじゃないんだけどすごく人としてなんかこう
なんかうまい言葉がないんだけど尊敬みたいなところがすごい自分にはあるんだよね
スピーカー 1
ああはいはい
スピーカー 2
やっぱりちょっと自分にはできないようなことをやってのけたやり遂げたみたいなところでさ
なんかすごいこう感慨深いというかそういう人たちが戦ったっていうところで
今の日本っていうのがあるのは紛れもない事実だと思うし
でその特攻は悪しきものだっていうものにさこう塗り替えようとする人が一定程度いるじゃん
俺それがもうすごい許せなくて
特攻が悪だっていうわけじゃないと思ってて
ただ時代が良くなかったんだよねもう本当に
特攻した人はいやいやみんなさ手挙げさせられていったわけじゃないんだよ
自分の意思で国を守りたいっていう意思を持って手を挙げて亡くなってったっていうのが
もちろんそういう時代もあったよ
状況としてそうせざるを得ないっていう状況はあったけれども
やっぱり衣装だったり写真だったりそういった残ったものを見ていくと
どうもいやいややらされてた人ばっかじゃないんだなっていうのはすごい思ったね
真正面からもう見たまま受け取ればいいじゃんってそこはっていうのが自分の意見かな
まあ大人の方も万世だったりチラン行ったことあるっていう人もいると思うし
万世はチランだけじゃないじゃん特攻について扱ってるような博物館というか
資料館っていうのは他にもあるんでそういったところ行ったことあるよっていう人なんかも
ちょっとぜひコメントで自分はこう思いますとかなんかそういうのをいただけると
すごいああそうなんだとかちょっとそんなところもあったんだとか
違う視点でいろいろな特攻について考えられると思うんで
ちょっとぜひコメントなんかもいただけたら嬉しいなって思います
はいじゃあということで今回は鹿児島に行ってその特攻についてのお話でした
スピーカー 1
それでは最後まで聞いていただいてありがとうございました
スピーカー 2
ありがとうございました