さてここからは現在の推し活に欠かせない主要SNS、X、昔のツイッターですよね。
インスタグラム、YouTube、TikTok、Facebookについてそれぞれの特徴とファン、そして企業公式側の活用方法を合わせて見ていきたいと思います。
まずはX、旧ツイッターなんですけど、私は癖でなんか未だにツイッターって言っちゃうんですけど、 このXの最大の特徴はリアルタイム性と拡散力にあります。
短い言葉で今を共有できて情報はリポストでもまたかくまに広がっていきますよね。 ハッシュタグで同じ興味を持つ人がつながりやすく、速報性が求められる情報収集や匿名でのつぶやきに強いですよね。
オタク文化との親和性もすごく高いです。 まさに情報収集の最前線といった形でしょうか。
公式の最新情報、イベント状況などをいち早くキャッチできて、 ファン同士でチケットの投落やグッズ在庫の情報をリアルタイムで共有し合うこともありますね。
リスト機能や高度な検索で推しの情報を収集している人も多いです。 ライブイベント中にハッシュタグで感想を投稿し合って一体感を作るなんてこともできますよね。
また推しに関する考察を共有したり、誕生日を祝ったりする ネット上の広場みたいなイメージでもあり、同担との交流も盛んです。
この同担っていうのは同じ担当って書くんですけど、同じ推しを応援している人って意味ですね。 ファン主導でハッシュタグをトレンド入りさせる組織的な応援活動も行われたりします。
公式へのリプライで直接フィードバックを送ることもあります。 この公式へのリプライってSNSの担当者が結構意外とちゃんと見てることが多いんですよね。
さて、企業や公式の活用としてはこの速報制というのがポイントになってきます。 新情報やイベント告知をいち早く届けてファンの期待に応えるっていう感じですね。
ファンからの反応に慎重に答えたり、ハッシュタグキャンペーンでファンを巻き込んだり、直接的なコミュニケーションを図れます。
ライブのQ&Aや投票機能も活用されてますよね。 そしてファンが何を話題にしてどう感じているかを知るツールとしても不可欠です。
Xはファンにとってはリアルタイムな情報収集の場。 企業公式にとっては速報発信、直接対話、ファン心理理解のための最重要プラットフォームと言えますね。
次はインスタグラム。 こちらはビジュアル重視の世界で写真や動画が中心です。
ストーリーズやリールが人気でアカウント全体で独自の世界観を作り込めるのが特徴的ですね。
若い世代や特に女性ユーザーが多くて、ライフスタイルを魅力的に見せるのが得意です。 ファンの皆さんの活用方法としては、推しへの愛をビジュアルで表現する場という感じですかね。
自分の推し活動を記録したり共有するアルバムやショーケースのように使われてます。 グッズをおしゃれに撮るお気が、推しと一緒にお出かけする
ぬいどりや聖地巡礼の写真などがすごく人気です。 このお気がって、何か物とかを置くっていう感じに画像の画なんですけど、
アイテムをテーブルとか平らなところに置いて、真上や斜め上から撮影する写真のことなんです。 多分皆さんもインスタでよく見かけてると思うんですけど、
これお気がっていう名前がついてるって私知らなかったんですよね。 今回調べてて初めて知りました。
推し活動を自分のライフスタイルに溶き込ませた推し色コーデや板バッグの紹介もインスタグラムらしい楽しみ方で、
ストーリーズでライブ解除の熱気やリールで推しの魅力的なシーンをまとめた動画やファンアートの制作過程を共有する人もすごく増えています。
質の高いファンアートやクラフト作品の発表の場としてもかなり重要なポジションになってますね。
企業や公式の活用方法としては、世界観を提示するということが最大の活用方法と言えます。 投稿を通じてブランドやアーティストのイメージなどを視覚的に伝えます。
質の高い公式写真や動画が中心ですが、オフショットや舞台裏をストーリーズ等で見せて親近感を高める戦略も有効ですね。
インスタライブでのリアルな交流とか、ストーリーズの質問機能、アンケート機能を使ってやり取りもファンとの繋がりを深めるために活用されています。
グッズなどを魅力的に紹介する見せ方も重要ですね。 ファンが投稿した素敵な写真やアートをちゃんと許可を取って公式アカウントで紹介することもあります。
これはファンの人からしたらすごく嬉しいですよね。 公式に認められたみたいな気持ちになれるんじゃないかなと思ってます。
インスタグラムはファンにはおしかつのライフスタイルを表現・共有する場。 企業公式にはグランドの世界観を伝え、ファンとの感情的な繋がりを深める大切なプラットフォームだといえます。
続いてYouTube。 これは動画コンテンツの王様ですよね。
ミュージックビデオや公式の番組、ライブ映像など比較的長尺の動画をじっくり楽しめます。 公式チャンネルも多く、アーカイブ機能も過誤動画も豊富です。
ライブ配信やメンバーシップ機能も充実していて、あらゆる世代にとって主要な動画プラットフォームになってますよね。
まさに公式提供のリッチなコンテンツを味わう劇場みたいな感じでしょうか。
高画質・高音質でミュージックビデオを繰り返し見たり、長時間のライブ映像を鑑賞したりと推しの魅力を深く堪能できます。
それと同時に過去の基調映像を発掘できる資料館の役目もありますよね。 デビュー当時の映像や過去の出演番組などを見つけて推しの歴史を辿ることもできます。
さらにファン制作の考察動画で作品理解を深めたり、リアクション動画を楽しんだり、ダンス解説やファンアートのチュートリアルでスキルを学んだりする学びの場でもあります。
コメント欄やライブチャットでの交流も活発ですよね。 企業公式の活用方法としては、高品質な公式コンテンツ
こちらの発信の最重要拠点になります。 作り込まれたミュージックビデオ、オリジナル番組、ドキュメンタリーなどを提供してファンの満足度とブランド価値を高めます。
ライブ配信でオンラインイベントを実施すれば、全世界場所を選ばずファンとつながることができます。 チャンネルメンバーシップで限定コンテンツや特典を提供して熱心なファンコミュニティの育成と収益化を図る動きも
活発です。 コミュニティタブで情報発信や交流、視聴者の反応分析も重要となってきます。
YouTubeはファンには推しを深く知ってもらってコンテンツを味わう場所。 企業公式には高品質コンテンツで満足度を高めてコミュニティを育成、収益化を図る中心的な
プラットフォームと言えるでしょう。 そしてTikTok
こちらは短冊動画が次々流れるUIで強力なレコメンドが特徴ですよね。 新しいコンテンツやトレンドに偶然出会いやすく、アプリ内で簡単に動画編集できる手軽さも人気です。
ユーザー層はZ世代中心から幅広い世代へ今拡大していますね。 エンタメ性が高くユーザー参加型の企画が生まれやすいためです。
TikTokって私はこれ出てきた当初はいろんなテンプレートがあって、それを使って踊ってる動画を投稿するってイメージだったんですけど、今はかなり印象が変わりましたね。
気軽に参加できて偶然出会う一期一会を楽しめる遊び場みたいなイメージですよね。 推しの楽曲を使ったダンスやリップシンク動画が人気で、公式の振付を真似したり
アレンジしたりして楽しみながら推しへの愛を表現したり ハッシュタグチャレンジへの参加も一体感を味わえます。推しの面白い言動やパフォーマンスを切り取った
切り抜き動画も頻繁に共有されていて、特定の魅力をキャッチーに広める力があります。 強力なレコメンドで当たったな推しに出会うこともあるのも魅力かもしれませんね。
あと最近のトレンドばかりではなく、昔の楽曲が再燃するような現象も起きています。 企業公式の活用としては、若い世代へのアプローチと口コミでの広がりを狙う上ですごく有効的な
プラットフォームです。 トレンドやチャレンジ企画に積極的に参加したり、ファンが真似したくなるキャッチーなオリジナル音源や
エフェクトを提供したりします。 短冊プロモーション動画や舞台裏の面白い一面を見せる動画も効果的で
人気TikTokクリエイターとのコラボで認知拡大を図ることも可能です。 ファンがコンテンツを作ることで応援につながる
つまり楽曲とかハッシュタグが自然に広まっていくと、他のSNSと連携してTikTokで見つけた興味を他のプラットフォームでもっと深い関係性に
つなげるような流れを作ることができるんですよね。 TikTokはファンには遊び心で推しの魅力を表現、拡散し
新しい発見をする場所。 企業公式にはトレンドを活用しながら若年層へのアプローチ
口コミ効果を狙う重要ツールとなっています。 最後にFacebook
原則こちらは実名登録でリアルなつながりが多くグループ機能やイベント機能が充実しています。
長文投稿もしやすいですしユーザー層はやや高めの傾向があるのかなぁと感じています。
経営者の方でもFacebookのメッセンジャーを使っている人ってすごく多いですよね。 推し活のSNSとしてのFacebookはグループ機能を使うことで特定のテーマやコンテンツに特化した
濃いコミュニティ形成を活用することができます。 デビュー以来のファン、特定のメンバー推しなど共通目的を持つ非公開グループでオープンな場では書きにくい
長文考察やマニアックな情報、個人的な思いを安心して共有できる物質みたいな存在ですかね。 また応援広告の企画集金、誕生日プレゼント企画の相談
ファンアートの共同制作など組織的なファン活動の拠点にも利用されています。 オフライン交流会の企画調整にもすごく特化していて
海外ファンコミュニティにとっては言語を超えた情報共有や国際的な応援プロジェクトの基盤となることも多いです。 企業公式活用としては特定のターゲット層への丁寧な情報伝達や
クローズドなコミュニティ運営に活用できるところが長所かもしれません。 公式ファンクラブ限定グループで特別情報を提供したり
会員交流を促したり、特定のイベントの告知、参加者管理にイベント機能を活用したり、 年齢や地域などの情報に基づいた特定のファン層に向けた広告を実施して、的確にアプローチができるのも魅力ですね。
長文での重要なお知らせやブランドストーリーを伝えたい場合にも向いています。 カスタマーサポートや海外ファン向け情報発信の主要チャンネルとしても利用されています。
フェイスブックはファンには特定の仲間と深くつながり組織的に活動を行う基盤。 企業公式にはターゲットを絞った丁寧なコミュニケーションやクローズドなコミュニティ運営に適した
プラットフォームと言えますね。 ちなみにLINEのオープンチャットは匿名でよりオープンな場所になっているんですけれども
同じような使い方がされていますね。 LINEとの大きな違いとしてはフェイスブックは管理者が匿名投稿機能を有効にしている場合
メンバーは匿名で投稿やコメントをすることが可能なんですけれども グループの管理者やモデレーターはシステム上は匿名投稿者の実名やプロフィール情報を確認することができます。
これによって誹謗中傷や荒らし行為が抑制されて健全なコミュニティ運営がしやすいというのも特徴があるのではないかと感じています。
こうして見てみると各SNSの得意なことっていうのはかなり明確で、ファンも企業公式もそれぞれの目的達成のために特性を理解して戦略的に使い分けていることがよくわかります。
というわけで、今回は推し活SNS活用最前線として、X、インスタグラム、YouTube、TikTok、Facebookの5つの主要SNSの特徴と活用方法をファンと企業の両視点から見てきました。