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大阪Bookラジオ
お探し物は図書室まで、青山美智子さん。
それが、天ヶ崎の商店街にある、三和本通りにある、三図書さんだっけ?
新しくコミュニティの場みたいなところにある、市民の方が本棚で貸し借りできる、貸してくださるという本屋さんに
ちょうど目が合ったみたいな感じで置いてあったんですよね。そこで出会いました。
そうなんです。すごく北海道に住んでいらっしゃる、いったいは、かおるさんという方がいて、
ブックコーディネーターとされている方に、木曜日はココアを。
面白かったよってすごく教えてもらって、読んだのがきっかけで、
私は青山美智子さんのこの作風大好きみたいな感じで、そこからすごいファンですね。
大体本の種類によるんですけど、お探し物は図書室までも5人ぐらいの、5つの短編になっているんですね。
短編で出てくる登場人物が次の作品にもチラッと出てきて、次の作品にもチラッと出てきて、
あとその5つの物語があっても、みんな共通の何か同じ、このお探し物は図書室までだと、
すごく体の大きな女性の師匠の方がキーパーソンになっているんですけども、
その方が人生に迷った方に、え、その本なの?みたいなのと、
羊毛フェルトのプレゼントをするんですけども、それがちょっときっかけになっていて、
推理じゃないですけども、再生の物語といいますか、ちょっと落ち込んでた方がどうやって立ち上がっていくんだろう?みたいなところを書いていらっしゃる。
それが私の中では読みやすいのもある。
短い作品が連なっていって、そして全部が繋がっているっていう感覚がすごく読みやすくて、
勇気を持って人生を前向きに生きれるヒントみたいなのが散りばめられている感じがあって、すごく心に響きますね。
世界が緩く繋がっているような感覚があれば読むほど。
そうですね。木曜日のココアと月曜日の抹茶カフェは完全に続編みたいになっていますし、
その中で出てくるアーティストの方、最初は自宅で何かやってた人が喫茶店で展示をするようになって、その人が次の作品ではニューヨークで個展して、
同じ登場人物と違う本の中で出世していったりするような感覚があったりして、繋がっていてすごい。
山山さんの本を次々と読みたくなる。
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読みたくなる。そうなんです。全部結構私も一気に読んでいってますね。
図書室まで行ったり、図書館とかの思い出とかありますか?
図書館。でも仕事でこれ分からないなと思ったら、とにかく本屋さんへ行く、もしくは図書館に行って本で調べて前へ進むか。
もともと本が好きで、今、天ヶ崎のクイセンの中市場の2号店というところ。
でも図書もやっぱりいいですよね。普通に本屋さんで新刊もいいんだけども、出会ってない本と。
不思議で、タイトル見て手にする本みたいなのがあって、そこに何気なく読んだのに自分の心にわーっと響いたり、新しい世界に入れたり、
自分が体験してないことを体験できるような感覚も、本を読む楽しみみたいな図書館で偶然出会う本の喜びですからね。
そうですね。この中の登場人物って、今普通にOLの仕事をしていて、でも人生これでいいのかなって迷っている人だったり、
あと定年退職したお父さんだったりとか、登場人物いろんな角度から、今の人生本当にこれでいいかなっていう迷いがある方が、
その図書室に行くっていうことで、きっかけを得るっていう感じなんですけども、
なのでこの本自体がそのきっかけになっていますし、この本を読んだらなんとなく本屋さんに行ったり図書室に行きたくなるようなそんな感覚。
誰かに相談してもいいみたいな許可も得たりするので、人生開ける本だなと思ってすごく好きです。
赤と青のエクスキースはちょっと恋愛が入っていて、これかな?
そうそう、これはすごい泣きましたね。
赤と青のエクスキースは絵を描くとかで恋愛が絡んでいるんです。
すごい驚かされながら。
私の中で心に触れるとかあって大号泣で。
他も面白いです。
文章というよりは短編みたいな、美しい絵とそれに合わせたような、
ポエムでもないのかな?
短い、本当に1ページで完結していくものがずっと連なっていたりして。