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2025-02-07 05:14

#273『残穢』(ざんえ)小野不由美

#273『残穢』(ざんえ) 小野不由美

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えーと、タイトルが残穢です。作者は小野不由美先生です。
もうね、えーとね、とりあえず近所の本屋さんに平置きしてあったんですよ。
その時はまだ単行本で、ハードカバーの本だったんですけど、
何となく、小野不由美先生の本って読んだことなかったんですけど、
ちょっときっかけは覚えてないんですけど、とりあえず手にしたというか、
何となくジャケ買いしたという感じですかね。
で、ストーリーが、あるマンションではおかしなことが起きると、
変な物音がすると、その全員を探っていくという話なんですけども、
それがまあ、ノンビクションタッチで書かれてるんですよ。
語り目は、ホラー作家なんですね。
だから小野不由美先生自身がモデルになっているという感じ。
小説というよりも、事実とかのような感じで書いてあるんですか。
そうそう。だから最初読んだ時に、
そのストーリーの中でいろんな登場人物があるんですけども、
その中に例えば作家さんとかも出てくるんですけど、実名なんですよ。
だから私、階段本好きなんで、階段階ではもう誰でも知っているような
作家さんの名前とかがポンポン出てくるんで、
これは本当の話なん、どっちなんという感じで、
ものすごいリアリティがあるんですよ。
だからあれは創作なんでしょうけども、
一体何をベースにそれを書かれたんだろうというのも、
もう最高に面白いです。というかもう怖い話です。
取り返しもらえるとか展開とかも分かっているけれど、
面白いです。何度も有名な面白いです。どういう心が。
一つの回が起こって、それの原因を追求していくんですけども、
その土地の言われみたいなのを探っていくわけなんですよ。
マンションが建つ前に何があったかとか、
その近辺でどんな事件があったかというのをすごく遡っていって、
その遡る過程でものすごく登場人物が、
その時期でちょっと絡んできたりとか、
いろんな人が証言したりとか、
誰が住んでいたとか、どんな家があったとか、
それがものすごく複雑というか、
ただ一回読んだだけだと全体が理解できない。
結局私は絵を描きました。
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絵を描いて、ここにこの人がこう住んでいてという図解をして、
それでやっと理解できたけれども、やっぱり登場人物が多すぎるので、
やっぱり抜けていくんですよ。
だから抜けるたびに読むみたいな感じ。
さすがに初めて読んだ時の衝撃というのは、
2回目3回目というのは出てこないんだけども、
やっぱりそのリアルさがとんでもなく面白いんです。
それを最初に読んでも?
私は小野冬美さんを知らずに読んだので、
それが初めてになっちゃったんですけども、
たくさん描かれている方で、12国旗というシリーズがあって、
ものすごい関数があって、私はそれを1巻ぐらいしか読んでないんですけども、
それとかホラー系たくさんあります。
四季という字が書けない。
あれもなかなかスプラッターな話ですごいんですけども、
私はそれは漫画でしか読んでないんですけども、どうだろう。
初めて読まれる方は何がいいのかな。
軽めのホラーでよければ、
エイゼンカルカヤという本があるんですけど、
それも家で何かおかしなことが起きると、
その住んでいる人が悩んでいるのを、
家を修繕する人が解決してくれるという。
例えば、空気の流れを良くするだとか、
井戸をきれいにするとか、
家を直すことで会議が収まるというようなストーリーで、
それは3巻ぐらいまで出てるんじゃないかなと。
それは短編なので、読みやすいんじゃないかなと思います。
ごめんなさい、本のタイトルを正確に覚えてなくて。
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