1. おおさかBookラジオ〈大阪×本×声〉
  2. #129『ゴールデンボーイ』ステ..
2023-03-21 03:51

#129『ゴールデンボーイ』スティーブン・キング

#129『ゴールデンボーイ』スティーブン・キング

00:01
私がおすすめする本のタイトルは、『刑務所のリタヘイワース』。
本のタイトルはゴールデンボーイという本なんですけども、その中に入っている『刑務所のリタヘイワース』という短編です。
作者がスティーブン・キング、ホラーで有名な人なんですけども、その人が書いた刑務所の中のお話、
最後に無事に、無事にというか脱獄するんですけども、1900年代初頭からのアメリカのいろんな文化とか、刑務所の中の生活とかが出てくるんです。
最初は僕、本を知りませんでした。映画を見たんですね。映画の題がご存知の方もいると思いますが、
ショーシャンクの空にっていう映画で、誰だ、モーガン・フリーマンとかね、有名な俳優さんたくさん出てあるんですけども、
それの原作がこのゴールデンボーイの中に収められている『刑務所のリタヘイワース』という。
とても刑務所から脱獄する話なのに、希望を失ってはダメだよとか、生きていくのってすごい辛いけども、
頑張ってたらいつか何か夢が叶うこともあるかもしれないねって。叶うことはないかもしれないけども、頑張らないとまずそれは手に入らないよねっていうふうなお話です。
それが本人の語りではなくて、一緒に刑務所で暮らしてた相棒というか、横の人から見た語りで進んでいくので、すごい淡々としてて、
物語の急展開も突然やってきたりとか、ものすごくエンターテイメントで面白いのに中身も深い。
映画の方もたぶんものすごくいい作品で、某ユーチューバーとかも大絶賛してたりとかするんですけども、本当に毎年1回は必ず見直します、映画も。
ぜひ皆さんも映画の方を見て、ちょっと映画と原作とは中身が違ったり、語りをする主人公の相方っていうのが映画の方では黒人なんですけども、原作の方では白人の男性ってことになってます。
その辺違ってたりとか、出てくる警察署の署長が何にも変わったりとかっていうのが原作の面白いところなので、ぜひ原作を読んで映画も見て、この素晴らしい作品に触れてもらったらなと思います。
一度ぜひ読んでみてください、ご覧になってください。
以上です。
そうですね、映画の方でいくと、ずっとこの主人公が他の入っている囚人からいじめられてるんですね。
でもあることをきっかけにそのいじめが止まるんですけども、それは中にこの刑務所管理してる監修を味方につけるんですけども、主人公銀行マンなんですね。
で、税金に詳しくて、ある時突然その映画の方では、相続が入って、相続金を手にして、でも結局税金で取られるんだろうって言ってるその鬼監修のフォローをするんですね。
03:01
その時に彼の人生が動き始めるんですね。
止まってた、時計が止まってるんですね。
刑務所に入れられちゃって、奥さんを殺した罪に問われて、その時突然時計が消して、突然いじめられなくなるんですね。
鬼監修を味方にしちゃった。
ほんの些細なことなんですけども、そこがすごく、あ、ここからいきなりドラマが動いていくな。
でもそこでいきなり自由にはならなくて、それは刑務所の中だけの自由がまず手に入ってっていうことがあって、物語が動き出していく。
その瞬間がこう、お、来たなっていう感じ。
多分見る人によって、私はここが好きっていうのが色々ある作品だと思うので、面白いと思います。
ありがとうございます。
03:51

コメント

スクロール