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おおさかBookラジオ
グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶという本で、これは確か15年前ぐらいに発売をして、多分今は売ってないんですけど、中古でもだいたい1000円ちょっとぐらいで買えるとても良い本です。
三浦順、結構日本の伊藤成功だったか何だったか忘れたけど結構お勧めしてまして、伊藤石さんかな、伊藤石下里かな。
伊藤石下里さん、お勧めとですね、中身としては、いかに大きな資本がなくても小さい仕事というかビジネスを、今流行りなんですけど、持続可能なっていうと逆に格好悪くなっちゃうんですけど、ものすごく好きなもの、同じもの共通の趣味を持っている人たちのコミュニティとか、
そこで口コミですね、基本その口コミっていうのが最強のマーケティングだっていうところに立ち返って、
グレートフルデッドと一緒に世界中を旅するちょっと頭のおかしいデッドヘッドと言われる人たちの物語かドキュメンタリーですね、ものすごく良いものになってきました。
もともとはそういうそうですね、60年代とかのサンフランシスコのジャムバンドとかその辺は好きだったんで、なんの気なしに手を取って、
ちょうどその時にしょうもないマーケティングの会議に出せられて午前中に、
むしゃくしてその本を取って、あ、これだなって最初に。
全然そうですし、マーケティングのプロでもなんでもないですけど。
というふうに思ってますね。
割とこう、僕の友達でも自分たちでビジネスやってるような人たちが、すごくその本いいよねみたいな感じで反応があって、やっぱり響く人には響くかなみたいな。
ちょっと名調だと思います。
グレートフルデッドのこと知らない、これ聞いてる人が日本でこんな魅力があって。
あーそうですね、グレートフルデッドって全然ヒット曲って多分一個も、まあほぼない。
だけどなんか名前だけはすごくね、カリスマっぽいロックバンドってことで、名前は知ってる人は多いと思うんですけども、
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なんて言うんですかね、特段ヒット曲もなんもないのでそんな何十年間もね、今はもうね、リーダーの人がなくなってるんで、
まあそのフォロワーみたいなバンドはいくつかあるんですけど、
何でしょう、ずっとゆるく長く続ける秘訣みたいなのがそこには詰まってるような気がして、
そんなに激しくもないし、テクニックもそんなにあるわけじゃないんだけど、
まあなんかその背景にあるものがものすごい唯一というか、そういった意味で。
メンバー何人ぐらいいるんですか?
メンバーはね、もともとは5人ぐらいのバンドですね。
結構コロコロ変わってるんですよね、メンバーが。
ジェリー・ガラシャっていう曲以外は、歴代のメンバーとかに調べたりすごい出てくる感じで、
まあこの音楽自体をね、濃厚っていう感じであまり言葉にできないんですけど、
まあ一度この、行きたかったなって思いますけど、
これはまあ、このグレートフル・デッドはないですけど、
フィッシュとか、西海岸のジャムバンドの次世代とか、
次世代ですとフィッシュもだいぶ古いんですけど、
そういうか、とにかくライブがすごい。
これはデッドもそうだし、フィッシュはまだオーストラリアとかでたまに出るみたいなので、
すごいのはやっぱりあれですね、
ファンがチケットを売ってる、
基本その店でチケットが売ってなくて、
それをファンのネットワークみたいなので、全部さばいていって。
本当にファンがコアな、ずっとついて回るって感じ?
そうですね、デッドヘッズって呼ばれる人種が。
クマのチケット?
そうですね。
そこがずっと続くみたいなイメージ?
こんな感じもあります。
アルバムとか聴くと割と短い感じで、
同じような、だいたいデッドっぽい感じの曲というか、
もともとはそんなに長くはないんですけど、
ライブになると基本ジャムなんで、ずっとジャムってるっていう。
自分で言うと渋谷知らぬ?
ちょっと違う?
自分で例えるとか?
自分で例えるのはあんまり考えたことないですけど、
ガチャンボっていうバンドありましたね。
今でもやってるのかな?ちょっとわかんないかな。
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渋谷知らぬのことはあんまり知らないので、
あんまりこう…
愛さんですね。
ちょっと難しいんじゃないですかね、日本でああいうことをやるのは。
その場がない?
場がね、やっぱりないのと、
そんなね、山のところとか苗場とか借りたらめっちゃ金かかると思うんですよね。
だから砂漠みたいな砂漠とかですね、
そういうところもないし、やっぱり流通させるのが難しいですよね、
そのチケットとかね。
アメリカならではのって感じですね。
それはそんな感じがしますね。
こっつり物の流行みたいな。
非常に目につくような。
それはそれでまたちょっと。
でもあれも一応口コミはインフルエンサーとかブームを仕組み出す。
そうですね、あれはだから結局なんだろうな。
数も大事なんだけど、
そのいいねの数って全然意味がないとかあるじゃないですか。
それはやっぱり機械的にというか、
やっぱり一枚一枚こんなチケットを回して、
実際その場に行かないとまた見れないし、
行くのも大変だったりとか。
本当に物を売買させないで、
どうやってインフルエンサーっていうのがちょっと意味。
それで影響を本当に与えてるのかよくわかんないし、
ステルスマーケティングみたいな感じもするし。
あとあれですね、たぶんさっきのグレットフルデッドに近いのが、
イギリスのラフトレードとかのレーベル。
元々カセットテープでデビューしたての新人のやつで、
バンドのプロモーションとかをやってて、
それでイギリスの有名なラフトレードっていうレーベルがあって、
そこのマーケティングって言ったらあれなんだけど、
商売としても金は回さないといけないので、
その手法とかも通じるものを感じますね。
粗悪なテープに何曲か入れて、
バンバンバンバン人に送りつけるっていうね。
そこは絶対物があって、
実際めんどくさいけどデッキに入れて聴いてやらないといけない。
気に入るも気に入らないも全然、
最終的には次のレコードを買うかどうかに跳ね返ってくるので、
今のインフルエンサーで客を増やすっていうのとは全然違うし、
ちょっと僕もわかってないんですけど、
SNSマーケティングは、
知らないんであんまりけなすのもどうかなと思いつつ、
でもなんか明らかに変だろうみたいなのがよくあるので、
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やっぱりそういう打ち込みとか立ち替えるってすごいですよね。
やっぱりね、おばちゃんの色肌かゆいとか、究極だと思いますよ。
こういう曲制なんでこんなことを考えるのも楽しいですよね。
メディアということに関して。
カセットテープとかちょっと古くなってくると音も変わりますね。
伸びて、それをまた調和したみたいな気持ちが良さがあります。
カセットテープね、だんだん自分が思っている曲じゃなくて、
すっごい効くテープあるじゃないですか。
小澤賢治の最初のソロアルバムを聞きすぎて、
最近昔のテープを見つけていたんですけど、
自分が全然別のバージョンになっちゃって。
音が変かもしれない。
大昔は伸びるのに従ってそういう曲だなと思い、
ちょっとずつ変化してたんですけど、
最近いろいろCDとかで聴いて、
そこって全然自分の中で別ルートになっちゃって。
おかしいなって、なんでこんなに、どっちがおかしいんだみたいなことを考えたんですけど、
絶対俺のテープだもんね。
それは楽しいですし。
自分の中でこっちのバージョンどっちが正解とも言えんな、これ。
レコードはそういうのはなかなかないけど、
実際に物理的に摩擦があるって、
恋愛とかでも、デジタルの恋愛もあって全然いいと思うんですけど、
なんとなくサブスクの音が溢れすぎてワーってなってるので、
やっぱり物理的な接触とかがないような気がして、
これはなぜ僕がレコードが好きなのかって話なんですけどね。
だって毎回何か擦れてるんですよね。
それはエロいんすよ。
雑音がたくさんありますね。
雑音ありますね。
その都度雑音がちょっと変わったらハーって言うし。
それはやっぱり体と音っていう物理的にずっと走ってるっていう感じ。
デジタルはそういうの極力ないから、回転数とかも震わない。
毎回聞いて同じことがなってくる。
レコードはやっぱり毎回違いますよね。
そうですね。
どこで買ったよねこれとかいうのも覚えてるし、
匂いとか人間の記憶に残るのって匂いが一番、
何か思い出す時に強いとか聞いたことあるんだけど、
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またそういう空気感とかそういったものってレコード独特なものがある。
ただCDの方がいい音楽もあるんです。
CD向きのやつとか、いわゆる配信とかの方がフィットしてるようなジャンルもあるなっていうのは思ってますね。
レコードってものによるというかね。
レコード自体に作られたのはレコードを想定して作られてるんですか?
そうですね、それはね、あるだろうし。
A面B面のちゃんと音番を考えて構成してる、そういうのもありますか?
それはね、絶対あります。
ゴーナックルトラック入れられて、やめろやめろってめちゃくちゃ思うんですよ。
そこね、ありがたいけど、いらんってそこって。別で出してくれよみたいな。
無理やり結構74分入れてやるっていう。
かわせたい感じ。
なんかこう、デモトラックを入れてやる。
あれはね、なんかね。
そこは本当にでも、気付いたマニアとかは当然欲しいし、欲しいこともありますけど。
明らかにね、しくってるケースあるじゃないですか。流れをこうね。
終わってんだよそこでみたいな、本来は。
それもね、面白いところですよね。
私はフレットテープ好きで、10弦の74とか決まってるじゃないですか。
自分のCDとかをカセットテープに入れるときに、削らなくてはいけない、入りきれないと。
Beatlesのホワイトアルバム。最初の曲にバックインター入れてた。
あれを、なんかうるさいから入れないで、2曲目からテープの始まりに入れて、それを繰り返し聴いてた。
自分の中で始まりは、リアプローディング。
あれがホワイトアルバムの1曲目。
だから、最初のバックインター、ポールの声を聴いちゃうと、めちゃくちゃ違和感がある。
それ普通ですか?
そうすると、自分との関係性みたいなのがあって。
面白いな。確かにね、あれは長いからね、何記録作ってるんだよ。
入りきれないですね。
そうすると、自分の中での選択があるから。
そこまでしてカセットテープに入れようっていうのが、僕は好きですよ。
何とか入れたろうっていうね。
昔、ボロボロの軽自動車にもかかってるよね。
切実な問題だった。
あと、ベストアルバムっていうのが苦手で。
時代がどんどん行き過ぎちゃうじゃないですか。
やっぱりアルバム単位で聴きたいっていうのがあって。
極力テープとかでもベスト的にしないで、そのまま入れたいっていう気持ちがあったよね。
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そのアニメは冒頭のコールの声を聞いてくれる。
これも確信して、計算して、これ何分だから、これを削ったらこれ入れられる。
裏表がいい感じに動揺するとね。
難しいね。
大体僕は、余った時はテープ切り切るっていうのをやってました。
その間に合わせて。
ご視聴ありがとうございました。
次回をお楽しみに。大阪ブックラジオ。