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おおさかBookラジオ
それはめっちゃいっぱいありますね。
なんかこう、年齢によってすごくこの年に影響を受けたみたいなのがあるけど、
最近だとバタイユの、えっとなんだっけ、C神父だったかなっていうのを読んですごい感銘を受けて、
最近ちょっとフランス文学とか海外の文学にそれで興味を持ったし、
高校生の時は京極夏彦先生の考説100物語シリーズと笑う獲物を読んで、
なんかすごい文学ってこういうことができるんだなって思いました。
ちっちゃい時は小さい魔女っていう物語がすごい好きで、繰り返し読んで、
母親が昔読んでた本だったのをもらって今家にあるっていう感じです。
C神父かな。
ああ、こういう。
ちょっとエッチな話でしたね。
どういう系のエッチな話でもいろんなパターンがあると思うんですけど。
なんか私の本当に小説とかって特にイメージがその人によって変わると思うんですけど、
内容はなんだろうな、すごい傾物の神父さんにちょっとエッチなお姉さんがいろんなことを仕掛けていって、
その神父さんの信仰みたいなものを我解させてしまうみたいな話だったと思うんですけど、
結局本能には勝てる勝てへんみたいな話なんか、
まだちょっと理解力が足りへんので何とも言えないんですけど、
なんかでもすごいその抗いたくても抗えないみたいなところがすごい切実で、
ものすごいわーって私は思いました。
なんかキリスト教って禁欲ってあるじゃないですか。
ありますね。
あれのおかげであの人たちは欲望がどんどん高くなってる。
なんかこうやっぱり止められてるからこそ、
でも人間の本能に抗ってる状態なんで、
結局それを消化するために多分そういう話がすごい発達したとかもあると思うんですよ。
ちょっと日本とはあんまり見ない作風の本が多いというか、
まあそもそもでも文化圏が違うのあるけれども、
なんかあんまりこう、何やろうな。
すごいなんか、
他の国の文学はあんまり読んだことないんですけど、
なんかね、すごい美しいということにすごい重きを置いているなって思うことが多くて、
それが結構今の私の感覚にはすごい響いているというか。
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深いですね、美しい。
どの状態をやっぱり美しいとその人が思うのかとかによって、
多分こう解釈が変わるかなと思うんですけど、
私はその本能に抗うとか、
結局その何でしょうね、
準拠によってもたらされる物語を美しいと思うみたいなのが結構共感できるところがあるかなと思ってしまって。
まあ現実世界で起こったら私は絶対に嫌って言うけど、
逆になんかもう紙の上でしか起こっていないから、
小説とかってやっぱり理想が書いてあるじゃない。
追い求められるし、そこにすごい妥協とかはしなくていいので、
そういうところは本当に本のいいところって思う。