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おおさかBookラジオ
僕が今印象に残っている本は、エーリッヒ・フロムさんが書かれた
『愛するということ』っていう哲学関連の本で、
僕自身、いろんなとこ行ったりしている中で、
ぼーっとふと、愛ってなんだろうな、みたいなことを考えるときがあって、
そういうのをどこに求めようかってなったとき、
ネットとかじゃ調べられないことなので、本で頼るんですよ。
それで、学校の授業かなんかで、
この本を読んで書店を出すきっかけになったっていう方がいらっしゃって、
その『愛するということ』っていう本ですよね。
それじゃあちょっと読んでみようかなって思って、
近くの書店で買ってみたっていうのがきっかけで、
今半分ぐらいまで読んだんですけど、
実際本当に面白いし、思った以上に専門的なこともね、
宗教とか神に対することとか、あったにはあったんですけど、
まあその、利己心とか利他心とか、
そういう話っていうのは、今の自分にもすごいピンときたというか、
これは大事にせんとだ、みたいな、
それが引っかかる言葉は結構あったんで、
残り半分まだまだ引っかかると思うんで、楽しみです。
僕がぱっと目をもみつくのは、
愛っていうのは、人間が愛によってつながるときっていうのは、
愛されるより先に愛することが大事だっていうので、
結局どういう人が周りに好かれるかっていうと、
愛される人ではなくて、愛してくれる人なんですよ。
周りを愛してくれるから、それに返してあげようって周りが思えるみたいな、
そういう人の元にやっぱり人が集まるって、まあまあわかるじゃないですか。
だからそういうふうに、先に愛することが大事だと。
そしてそれが技術だと。
で、そういうことを文章にしてみたっていうのがあの本なので、
なんか読みごたえがありましたね。
ああ、そういうことなのかなっていう。
ご視聴ありがとうございました。
次回をお楽しみに。大阪ブックラジオ。