2023-02-26 06:57

#109『ロランの歌』

#109『ロランの歌』

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タイトル、ロランの歌。作者、不明。
中学2年生の頃に、市の私立図書館でたまたま手に取ったのがきっかけでした。
理由とか特になくて、本当に名前に惹かれただけで手に取りました。
内容としては、西暦700年代後半の頃で、カール大帝、シャルルマーニュという名前なんですけれども、
シャルルマーニュの老いのローランが主人公で、武訓を立てる武訓師と呼ばれるような詩になってますね。
武訓師と言うと、なんやねんというところはあると思うんですけれども、
簡単に言うと、日本でいう兵器物語みたいな形になってまして、
あちの西雄の方でいう銀雄詩人が地宝を歌いながら回った、これがローランの歌と呼ばれるものになってます。
そうですね。どこまで史実かというのが正直まだ分かってないところがあるみたいで、
というのも、年代自体は700年代後半なんですけど、できたのが11世紀か12世紀ぐらいという話になってます。
結構開きがあるというところ。
なのでどこまでフィクションなのかというところと、
あと銀雄詩人が個々人で結構バージョンを作ってたというのもあるので、
何が本間か分からない。ただその中でも史実は残っているよというようなイメージを持っていただけた。
日本での平安時代ぐらい。
そうですね。本当にその辺りの。
描かれたのが11世紀から12世紀になるので、だいたい鎌倉時代よりちょっと前かな。
内容としてはめちゃくちゃ簡単にまとめると少年ジャンプみたいな。
ジャンプの漫画みたいなイメージなんですよ。
主人公が苦境を乗り越えながら最後は悪に勝つというような構成になっているので、
正直昔の知識とかがなくても面白く読めるみたいな。
そういうところに一番惹かれました。
主人公がかなり窮地に立たされますと。
孤立無縁みたいな状態になってしまうんですけれども、
最後は自分の主君に対する忠誠心を見せるために全力で頑張るという。
男の子はみんな結構熱くなる感じになる。
かなり熱くなると思いますね。思い出してしまう。
ただ正直その中学2年生時点では全部読めなくて、読んだのが大学生の時だったので、
いろいろちょっと学んだ知識みたいなのを照らし合わせながら内容を面白くというところがあります。
歴史好きの人にもお勧めですか?
世界知り合っている方だったら誰でも聞いたことがある名前だと思うので、
シャルル・マーニュというところでいくとかなりお勧めできる本かなと思います。
日本の武士道とかとまた違う武士道みたいなのがあるんですか?
そうですね。武士道ではなくて騎士道というような形になってまして、
どちらかというと主君に対する忠誠プラス友情プラス騎士道自体が何個かあるんですけれども、
この時代でいくと本当に何としても正義を貫き通すというところと、何としても武勲を立てるというところ。
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この2つが一番描かれてるんじゃないかな。
正義って難しいですね。三国志とかって正義とか言わないですよね。
そうですね。本当に正義というよりかは主君がやろうとしていることを実現するための行動みたいなイメージで思っていただければと思います。
ちょうどこの話自体がキリスト教対異教徒、イスラム圏の方なんですけどの戦いを描いているところなんで、
キリスト教が絶対的な正としてそれを実現するために異教徒を討伐しに行くというような話になってます。
大人になると矛盾みたいなのを感じるようになると思うんですけど、イスラム側がかわいそうだなみたいな。
逆もやられてますからね。
なかなかそういったところは感じるというのもありますし、やっぱりローランの歌だとキリスト教が絶対的な正義なので、
イスラム教徒の方々がやっぱり悪く描かれている、ちょっと偏見ではないですけど、そういったところがあるのかなみたいなところは感じたりします。
いまだに、もうだいぶ前ですけど、武士だというのは、これはなんか聖戦なんだとか。
思い出すぐらいの、やっぱりキリスト教って感じで。
そうですね。やっぱりその当時まだキリスト教自体が広がりきっていなかった。
いわゆるその田舎の片田舎の方ではやっぱり広がりきっていなかったというところもあるので、完全にその考察にはなっちゃうんですけど、
田舎の方でもキリスト教を信じてもらえるようなところで、キリスト教が絶対的な正であるという歌というか、
お披露目たかったんじゃないのかなというところはあったりします。
ちなみに本としてのボリューム感というのは、結構サラッと読めるのか、それともガッツリ読もうと思って、
サラッとは読めると思います。ただ、本の書かれ方がかなり特殊で、
普通の文章じゃないっていう、日本でいう古文みたいな形になっているので、ちょっとだけ読みづらい。
一小節一小節で区切られているので、一文とかではないというのが特徴です。
だから読みやすいです。
作者が不明というか、仮に作者がわかるとしたら知りたいですか?
知りたいです。作者はこの人なんじゃないかと言われている方は複数名いてます。
なので、実際誰が書いたのかというところを知りたいです。
それ何人もの書いて、何人もで編集というパターンがあるんですか?
そうですね。何パターンかあって、一人が書いて複数名が編集したパターンというところと、
吟遊詩人それぞれ複数名が書いて、それを後の編集者の人が複数でまとめたというパターンがあったりして、
正直研究されているんですけど、誰もわかっていないというところが今の現状ですね。
吟遊詩人って日本で言うと岩保護神的な感じなんですか?
そうですね。おっしゃる通りで、楽器を使いながらというところで全く同じかなと。
そのキャラクターって良いですね。今の現代だと、コメディなのかな?
そうですね。本当に路上ライブじゃないですけど、
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いろんな街回って、教会の前とかでやるみたいなんですよ。
子供たちが前に来て、吟遊詩人も複数名でやったりする時もあるみたいで、
街の一大イベントじゃないですけど、なってたような記載もありました。
一応フランス文学にはなるんですけれども、
ちょっとフランス文学読んでみたいなとか、今の話でカール大抵ちょっと知ってるから気になるなみたいなところで読んでいただければなというところです。
本当に友情とか忠誠心とかというところを大事にしているところで、
心打たれる、胸熱くなるような話になってますので、ぜひとも一読していただければなと思います。
ご視聴ありがとうございました。次回をお楽しみに。
大阪ブックラショー
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