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この番組は、本が好きな人たちが集まり、本から始まるさまざまな思い、広がりを記録してつないでいく番組です。
えーと、私がおすすめする本はですね、中山七里さんのさよならドビュッシー、デビュー作なのかな?
多分デビュー作ぐらいだと思うんですけど、私はもともとミステリーが好きなんですけど、ミステリーとして面白いところももちろんあるんですけど、
青春小説といいますか、若い時の自分はどう生きていくのかっていう悩みの、この若い時にありがちな気持ちの、その葛藤を描いているところが、
ミステリーなんだけどそこが面白いっていうのがあって、もちろん最後にすごいどんでん返しもあるんですけど、
途中ちょっとミステリーにしては、ピアノを弾く人の話なので、音楽表現が長くてちょっと疲れちゃうところもあるんですけど、
でもそれがあるから、ただのミステリーで終わらない良さがあるといいますか、非常に感動しました。
ミステリーとしても最後驚かされたし、人生を考えるっていうところまで踏み込んでいる作品で、
ぜひ19歳、18歳ぐらい、もっと若くてもいいけど、進路を悩んでいる、自分って何だろうって悩んでいるっていう若い子にぜひ読んでほしいなって思う本です。
もちろん年取ってから読んでも感動するんですけど、ぜひ若い子に読んでもらいたいなと思っています。
めっちゃ短いですけど、はい、以上でございます。
ご視聴ありがとうございました。次回をお楽しみに。大阪ブックラジオ。