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2023-06-14 04:13

#182『わたしたちの怪獣』久永実木彦

#182『わたしたちの怪獣』久永実木彦

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おおさかBookラジオ
コメントをお願いします。
おそらく、人が懐かしいからですが、
人がめちゃくちゃ死ぬんですけど、
それとは別に、
この坂井玉樹に住んでいる主人公、
免許取りたての若い女の子のんですけど、
その家で、
お父さんが死んじゃう
みたいなことがあって、
そのお父さんの死体をですね、
土作さんに紛れて、
処理をしなければいけなくなり、
で、あっちょうど怪獣来てるんやったら、
お父さんの死体を、
お母さんの死体をこの自動車のトランクに乗せて
捨てに行ったらいいんや、東京に。
そしたらなんかうやむやになるやろ、
つーことで捨てに行く話です。
結構設定が怪獣モノっていうか
UFOにするような、この木の絶壁で歩いて
帰るみたいな感じですね。
怪獣自体…
SF的な…
わりとシリアスな感じで
リアリティラインとしては結構リアルな
シン・ゴジラっぽいというか
自衛隊とかちゃんとした感じの設定で
怪獣はとにかく訳がわからんくて
何か攻撃してもすぐに回復するし
シャボン玉みたいなのが入って
それに触れたら
そのシャボン玉と露出量の物質が
この世から消えてなくなるとか
そういう表情的な力を持ってるんですけど
それに結構リアルな感じの
自衛隊とか人間がまた自分を飼っているっていうのが
ベースの設定としてはあって
どっちかというと
主人公の女の子の死に描写というか
どういう境遇でそのお父さんが死んでしまって
どういう気持ちで捨てに行くのかみたいな
そういうところの方に主眼があり
その女の子の中で思っている
そのお父さん像とこの怪獣像が
何かどっか重なっているようなところがあって
そういう世界で起こっている
でっかい客観的事象と
自分の内面がリンクしていくみたいな意味での
私たちの怪獣というタイトルになってくるみたいな
ざっくり言うとそんなところなんですね
何か結構こんな世界に触れてしまえばみたいな
03:00
そういうのは食いだすのではないかと
分かったのは何か
何かどうでしょうね
あんまりないですけど
仕事で失敗した時とかに
案を何かカツラ川が氾濫して
会社流されればいいのみたいなのは
思ったことは幾度もありますね
大震災とか東京大震災とか
結構周りの人が大変な思いをしているけど
すがすがして倒している人も結構います
何かそういう顔は結構みんなあるのかな
あるかもしれないですね
何か絶対口に出しては言えないですけどね
何かチャラになってほしいみたいな思いは
確かにずっとあるような気はしますよね
次に大阪ブックラジオ
04:13

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