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2025-09-22 04:03

#308『封神演義』藤崎竜

#308『封神演義』藤崎竜

サマリー

藤崎竜の『封神演義』は、中国の古典文学を基にしながら、独自のキャラクターや世界観を描いています。特に、主人公である太鼓棒のリーダーシップが影響を与えた話です。

封神演義の影響
コミックス版、神装版みたいなのまで買った漫画があって、ジャンプコミックスの封神演義っていう漫画があって、
ギャグ漫画といえばギャグ漫画なんだけど、すごく今の人生に影響を与えているなーっていうのは思うかな。
キャラクターが中国の西遊記とか水古伝とか、あれらに並ぶ一つのお話が封神演義というお話で、その中に出てくるキャラクターの名前とある程度その時代とかもそこに合わせているんだけど、
その話をなぞってはいるけど、オリジナリティ溢れるという感じで、その話がどうというよりも、キャラクターそれぞれの個性みたいなものとか、絵がすごい綺麗とかいうのもあるんだけど、
主人公の太鼓棒っていうんだけど、その太鼓棒の在り方っていうのは小学校6年生の時に見て、これが最高の在り方だなっていうのはすごく思ったのと、全体を通していい人っていうのが出てこない、一人も。
みんな結構やっぱり戦いの中の周りとか。
そう、完全調和区ではないっていう世界観もすごく小学校6年生の時に影響を受けたし、その在り方、リーダー論みたいなところを話すような場面が最後らへんにあるんだけど、
この人とこの人、どっちについていきたいって、主人公じゃないキャラクターが問う場面があるんだけど、その時に明らかにやっぱり太鼓棒についていきたいって思うやろうなっていう。
それは理屈じゃないっていうところ、理屈の範疇を超えたところにこのキャラクターの在り方はあるなっていうところを体感した、言い表せない言葉で。
私術に基づきまくってるかっていうと、結構オリジナリティの方が強いんだけど、藤崎龍先生が考えるリーダーっていうのは、こういう人なんだなっていう、それは先見の目がすごくあったと思っていて、
あの1999年とか2000年とか、あのあたりの段階で次の時代が見えてた人だと思う。今考えれば。
全23巻。その小学校6年生の時に本気で読んでたその漫画は絶対に捨てたくない。それが買い直せるとしても、その時読んだものじゃないから、唯一無二のものっていうふうに感じてる。
いまだにその太鼓棒の背中を追っかけていっているなっていう。それは漫画の中の世界だから、すごいあたあかかなって思うけど、でも私にはやっぱりそういう、まだ光り輝いて見えるなっていう部分があるから、そこを否定したくはないな。
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