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折り紙の歴史について
2026-05-23 06:25

折り紙の歴史について

折り紙の歴史をボイスドラマ形式で紹介しています

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サマリー

このポッドキャストでは、折り紙の歴史をボイスドラマ形式で紹介しています。紙の製法が日本に伝わった7世紀初頭に起源を持ち、神様へのお供え物を包むことから始まりました。儀礼折り紙と遊戯折り紙の二種類に発展し、現代の祝儀袋の「のし」や、子供たちが親しむ鶴や奴さんの折り紙へと繋がっています。また、和紙で作られたものを千代紙、洋紙で作られたものを折り紙と呼び分けることや、京千代紙と江戸千代紙のデザインの違いについても解説しています。

折り紙の起源と発展
ボイスドラマ マリアの折り紙教室 折り紙の歴史について
小さな正方形の紙から、無限の形が生み出される折り紙。
その歴史は、日本の文化と職人たちの知恵の歴史でもあります。
今回は、少し趣向を変えて、折り紙のルーツをひも解いていきましょう。
みなさんこんにちは、マリアです。
今日はゲストとして、大阪のtomyさんをお呼びしています。
どうもどうも、大阪から来ましたtomyですわ。
マリア先生、今日は折り紙の歴史の話やで。
自分いつもは、鶴とかヤッコさんとか、何も考えんと思ってましたけど、
実はディープな世界があるんですな。
そうなんです。
tomyさん、折り紙っていつ頃から始まったと思いますか?
江戸時代くらいちゃいます?違います?
いえ、実はもっと古いのです。
折り紙の歴史は、今から遥か昔、7世紀の初め頃まで遡ります。
当時、日本に紙の製法が伝えられました。
そこから、独自の製法や材料の調整など、試行錯誤が繰り返され、
日本人の工夫によって、薄くて丈夫な和紙が誕生したのです。
へえ、7世紀ってことは聖徳太子の時代かいな。
そんな昔から和紙を作ってたんやな。
そうなんです。
でも、当時の和紙はとっても貴重な高級品でした。
だから、文字を記録する以外には、神様へのお供え物を包むために使われていたんですよ。
この、包むという行為こそが、折り紙の始まりと伝えられています。
その後、折り紙は、用途によって、2つの種類に使い分けられるようになりました。
2つの種類?どんなんです?
1つ目は、鎌倉時代に武家の間で象徒文化が盛んになったことから生まれた、儀礼折り紙です。
贈り物を和紙で綺麗に包んだり、飾りの紙を添えたりする礼宝ですね。
あー、なんかあれやね。武士のたしなみってやつやな。
でも、それって今の僕らには関係なさそうな…。
それが大割なんです。
現代でも、お中元やお聖母、お祝いの袋にのしをつけますよね。
あののしこそが、儀礼折り紙の風習が形を変えて残ったものなんですよ。
へー、あののし袋ののし?知らんかったわ。あれも折り紙の親戚やったんか。
遊戯折り紙と千代紙の違い
そして2つ目が、現代の私たちにとって一番身近な遊戯折り紙です。
様々な礼宝や決まりのある儀礼折り紙から離れて、動物や植物などを作り、文字通り遊ぶことを目的とした折り紙です。
室町時代には、すでに今と同じ鶴やヤッコさんの折り方があったそうですよ。
ただ、当時はまだ和紙が高級品で貴族の遊びだったため、庶民にはあまり馴染みがなかったみたいです。
なるほどな。室町時代の子供らがヤッコさんで遊んでたんか思ったら、まさかのセレブの遊びやったわけやね。
ところでトミーさん、折り紙って時々千代紙って言われることもありますよね。
この折り紙と千代紙の違いってなんだかわかりますか?
え?呼び方が違うだけで、どっちも同じ色がついた四角い紙ちゃうの?
答えを簡潔に言いますと、和紙で作られた正方形の紙を千代紙、洋紙で作られた正方形の紙を折り紙と呼びます。
えー?素材の違いやったん?知らんかった。ずっと同じもんやと思ってたわ。
うふふ、意外と知られていないですよね。
さらに千代紙の中にも種類があって、京都で作られたものが京千代紙、江戸で作られたものが江戸千代紙と言われています。
千代紙は京都で発明されたという説が最も有力なんですよ。
京千代紙は平安時代以降の久毛階級で、装束や調度品、腰車などに用いられた優雅なデザインが特徴です。
一方、江戸千代紙は浮世絵版画の多色摺りの技術が発達したことで生まれました。
歌舞伎十八番などをモチーフにした粋なデザインも登場し、その種類は千を超えると言われています。
千種類以上?それは凄すぎるな。
京都のみやびなデザインと江戸の粋なデザイン、地域や文化でそんな違いが生まれるのも千代紙の面白いところやね。
折り紙に込められた想い
はい。神様への祈りから始まって武士の礼儀、そして奥下さんや江戸の長人たちの文化へとたくさんの人の工夫で繋がってきたのがこの四角い紙なんです。
いやぁ、勉強になりましたわ。
これから釣る一羽織るにしても、歴史の重みを感じながら背筋を伸ばして織ってまいそうですわ。
そこまで緊張しなくて大丈夫ですよ。
さぁ、歴史のお勉強の後はみなさん一緒に心を込めて楽しく織り紙を織っていきましょう。
マリア先生、今日はほんまにありがとうございました。
気合を入れ直して織り紙に取り組まんと飽きまへんな。
一枚の紙に宿る千年の歴史に思いを馳せて。
マリアの織り紙教室、次回もお楽しみに。
06:25

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