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第29回俺はそうは思わない始まります。 お願いします。このポッドキャストは何かと俺はそうは思わないと言いがちな二人が日常的になったことについて
各々の偏見を交えながら語るポッドキャストです。 お願いします。はい、よろしくお願いします。最近ね、あの厚い漫画があって個人的に
今ジャンププラスでやってる漫画なんですけれども、普通の軽音部っていう漫画がすごく厚い
個人的にめちゃめちゃ面白いと思っていて 読みましたよ
ついさっきあんぼにね、読んでって言って 読みました。すごい勢いで読んでもらったんだけど、面白いよね
なんか面白くないか。何のなんだろうね、あの ちょっとなんかこれわかんねーなとかさ
こう読んでてなんとなくわかんないけど読み飛ばしちゃう部分みたいなのがないよね
ない。全部読めちゃう。そして全部面白い。 ね。そうなんだよ。なんか、なんかその軽音部漫画ってさ
10年前だとさ、軽音っていうやつがすごい流行ってね。はいはい。 俺らが中学生ぐらいの時にめちゃめちゃ流行った。
あれなんかキラキラした、ゆるふわ。もう当時で言う言葉のゆるふわっていう なんか軽音部を描いた
萌え漫画だったんですけど
でつい2、3年前、ぼっちザロックっていうアニメが 流行りました。流行ってましたね。軽音部のね、それも。それはなんか俺見てないですけどおそらくぼっち
な主人公が仲間を集めてキラキラしていくであろう。俺も見てないですよな。おそらくそうでしょ 見てないんだけど
で、流行ったんですよそれが。流行ったね。その系譜で ついに普通の軽音部来たかと
なるほどね。俺最初見た、あのタイトルを見たとき、ついに普通来たか みたいな感じで読み始めたら
マジで普通じゃんっていう すごいよね。リアル。等身大好き恥ずかしいぐらいっていう
リアルだね。なんかちょうどいいよねそのリアルと 漫画っぽさのフィクションまでは行かない感じ
漫画表現としてちゃんと落とし込まれている感じね
そうなんだよ。ずっとゆるいんだけど、ずっといたいたしいんだよなんか出てくるキャラクターがみんな。 そうね。でもいたんだよな確かに。こいついたなって思うよね
いやわかる。当時の自分のね。本当にそう。高校の時の軽音部をなんか思い出すよね。 そう。いやー軽音部なかったけど俺の高校の時あったんだ
なかった?なかった。 軽音部がない高校なんて存在すんの? うんする。なかった俺らの時は。
こんな感じだった?あったよ。 そうだねまあその内部なんかバンド組むまでの話とかはあんま
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あのその流れはわかんないけどなんかその男女で誰が好き誰が別れるどうのこうの仲悪くなる
なんかすぐ部活辞めるみたいな印象はあるよ うん
うん それねー
そういややべーなーと思ったのがさ あのその
軽音部ってさ 運動部に入るほどではないけど文化部には入りたくない
程よく青春をしたい陰キャの集まりみたいなさ なんか言語化をしてるじゃん
この漫画内で その主人、主人公がねそういう感じだもんね
なんかそれをもう全面にやっちゃう感じっていうのがしかも明言してるし作中で
本当にそんな感じだったの 軽音部って そうだね
いやあーでもでもちゃんとなんか あのまあうちの俺が行ってた高校は結構頭悪かったから
あのしっかりしっかりギャルがいたんだよね あーそうなんだ
ギャルたちがやってた? うんあのルーズ、しっかりとしたルーズソックスのギャルたちがいたんだけど
はいはいはい やっぱもちろんそういう子もいたし
でも意外とこいつも軽音なんだみたいな子もいたし うん
いろいろいたんだ うんなんかやっぱでも本当にあのあの感じっていうのかななんか描かれてるキャラたちの
雰囲気だったと思うよ自分は陽キャだという認識のもとをはしゃぐ陰キャみたいな あーそういうのもいたんだ
うんうん でもやっぱあんなになんだろう
あの漫画作中では描かれてるあの3年生とか先輩は うん
うちわ盛り上がりしてるけどその中でしっかりかっこいいみたいな うん
それが1年に伝わるまでの熱量の人はいなかった あー伝わってはいないのね うん
でも3年生とかまあその先輩方でこううちわの中だけどすごくかっこよく この特別な存在じゃないけど引っ張っていく
ような感じというか雰囲気を持っている人はいたと思う
でも当時のその高校生の俺には全くだったけど まあまあ別にK-ON!部入ってないしね
そうそう なんかすごいねそのバンドの演奏の俺のイメージは
K-ON!部のボーカルの声小さって あーわかる
どのバンドもその わかるよ ドラムとそのギターとベースの音デケェなみたいな
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いやそうなんだよ その音しか聞こえねーよみたいな多分ねプロの人たちは声量が違うじゃん
だから成立してるんだろうけどもう素人の声量じゃもう聞こえないみたいな ハミングやんみたいな
ドラムとベースたちに消されるような そうそうそう
まあなんかそういうのとか思い出したりね 結構そういうの書いてくれるんだろうなぁ 確かになんかこう
読みやすい 誰が読んでもなんかね嫌な感じが全くないというかね そうなんだよねこれずっとね
それがすごい ずっとそうなんか主人公嫌じゃないんだよ なんか特別キャラが立ってるわけじゃないんだけど
嫌じゃないんだよっていう でもちゃんとね感情の起伏めちゃくちゃあるし そうなんだよ
なんかね 可愛らしい 誰にも嫌われない感じはあるよねなんか確かに キャラに
すごい好かれるキャラじゃないけどみたいな
それもなんか今っぽいよねその好かれるキャラより嫌われないキャラみたいな
いやでもわかるなんか今大陰キャ時代だからな 本当に
何個時代あんだよ すごい重なってる 大陰キャビジネス時代だから今本当に陰キャの方がバズる時代だから
本当にこれはあると思う 共感も入れるわけか
陽キャより陰キャの方がバズりやすいっていう あると思います 陰キャって言いやすいもんなその
自分が陰キャですってすごく 言っちゃいやすいし 言いやすいよね
そのねなんか予防線にもなるし そうあるみたいな そうそうそうそうなんかね
そうなんですよ なんでこの漫画のことをちょっと話したかって言うとまぁちょっと読んで
欲しいんですけど面白すぎて 読んで欲しいってのもあるんですけどあの
親しみやすさえっとね遊びの部分と洗練されてる部分 両立してるなこの漫画と思ってて
見ればわかるんですけど ちょっとその遊びと洗練ってどういうことなんだみたいなことをちょっと今回話したいなと
思い 創作におけるね そうだね まあ漫画に限らずね
遊び心っていうものと 洗練されているものっていうのはどんなものにおいてもクリエイティブには
存在することだろうな ってことねちょっと今回この言葉今のとこふわっとしてずっと喋ってるんで
やっていきたい 確かに うーん
なんかそうだねそれちょっと 言われた時
遊びと洗練をまず 分けることが正しいのかみたいな
いやーわかるよわかるよそう 遊びと洗練がそもそも相反しているものではないのではみたいなね
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逆ベクトルじゃなくねみたいなのも思い始めているよねもうすでに そうなんだよな
まあそうだね洗練されたってこうなんつーの 磨かれたみたいな
ことだよね 磨き上げられたみたいな 研ぎ澄まされてるみたいな
あーそうそうそう 洗練ってね もちろんねなんか研ぎ澄まされてる遊びもあると思うんだよな
いやーそうそうなんだよそうマジでそれ 研ぎ澄まされた遊びってもはや洗練の遊びじゃんみたいな
状態ね これちょっと研ぎ澄ま…遊びを研ぎ澄ますって
じゃあ遊びは何なのかみたいなことだよね こう
まあ緩急の差だったりさ
よく よくあのなんだろう粗密
粗いと密になってるみたいなの あーあるね粗密ね すごいギュッとギュッとなってる部分とこうさっぱりしてる部分みたいな
メリハリだったり っていう部分でもまあ遊びで使えるのかなとは思うんだけど
そうそうでもなんだろうこういう日常系漫画とかにおける遊びって
なんかまあ言ってしまえば全部遊びみたいなもんなのかなと思ったりさ そうなんだよななんかその余白とか間とかその
そういうところ そういう部分作り手のなんか独自の
こう想像性というか みたいな部分に遊び心って宿ってるじゃないですか
なんか 余白なんですかね遊びとは いやむずいこれでもこれもまたむずくて
余白が洗練っていうことあるじゃん なんかむずっちょっと待ってこのテーマむずいや
なんかこれ余白についてなんだけど ちょっと前に僕が文字とデザイナーの展示に行ってきましたって話ちょっとしたと思うんだけど
そこで売ってる本をね買いまして それ結構文字の歴史とかなんかいろいろ書いてあって面白いんだけどそこに
余白とはみたいなものを書かれてて 余白とはリズムであると
まずで 余白はそこに
何もない空間があることによってその空間に 他のものが持ってる意味合いとは違う
意味合いを持ってそこにこう想像力とか こう他のものが持ってる意味合いとは違うものを感じさせて想像させることによってリズムが生まれる
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そのリズムを生むためのものが余白であるみたいな 書かれ方をしてるのその本ではね
はいはいはいはい うんでいやまぁ確かにすごいなぁと思って俺は
受け手がなんかいろんなこと考えられるってこと?あの作り手の意図通りじゃない くっていう意味
それって そうだね作り手の意図というよりかは
その 想像の余地があるみたいな
そうそう違った意味合いを持つ空間があることで まあ思考のリズムだったり目線のリズムだったり
そこにこうなんかテンポが生まれると思うんだよね だからそういうことなんじゃないかなって俺はそれを読んでそういうふうに理解したんだけど
俺なりにはね へー面白い それと遊びっぽいななんかその話だけ聞くと
なんかさそうそう だから他の
違う感情を持たせるとか波を作るみたいな部分で余白ってやっぱ
作られるというかそれが余白やっぱでも確かに あのただ空いてるスペースってやっぱ余白じゃないんだよね
そこにリズムもないし想像力も湧かないし感情も 感情も伴わない
そこってやっぱ余白じゃなくてただの空きなんだよね よく
あのなんだろう仕事であの想定とかね俺は作ってるんだけどそういうのもやっていく中で
ここの空き気になるなーってやっぱあるし先輩から言われることもちろんあるのよ でもやっぱ上手いなっていう人のデザインとかって
その空きは存在してなくて全部余白が存在してるんだよ 空きと余白は違う概念なんだ 余白とされてる
そうそう スペースが空いてるよねここはただの意味がない空き
だからそこに想像力とかなんかリズムを生むものじゃないなんならリズムを止めて しまうものなんだよなその空きって
みたいな そうそうでやっぱ上手いものとかかっこいいものとかそれこそ洗練されているものってちゃんと意図した余白がある
だからつまり遊びがあるっていうこと? なのかなみたいなね ちょっと 余白と遊びと洗練がぐるぐるするかもしれないね
でも今確かに言われてみれば遊びと余白については確かもう一直線上のなんか 相反するベクトルじゃなさそうっていうのは思い始めてきている
だから余白の表現の仕方なのかもしれんくない?遊びって ああ
そうだねなんかその受け手に想像を あの任せる部分というか
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さっき言ってたリズムって言葉もそうだけど それの話だよね
そうそう そこにねこう
作家性を感じてくださいっていう部分なのか とかもちろんそのね余白を作った側の人の意思はもちろんあるから
それで意図的にリズム作ってるのももちろんあると思うけど なんかこう
大きい輪の中というかその大きい余白 っていう輪の中に遊びっていう要素があって
それをどう洗練していくかみたいな あそうなの俺この話するまでさ
洗練ってなんか作り手の意図が100%に近い 順度で表現されていることだと思ってたんですよ
そういう言葉だと思ってたんですよ 洗練っていう
大きい円の中に遊びと余白っていう 文脈があるってイメージかなだから
いや余白っていう大きいものの中に遊びとか あと間とかがあって
それを洗練して出していくみたいな うわー分かったいやでも分かったよ洗練がやっぱ一番でっかい円ってことそれ
たぶん結局そうかなでっかい円 洗練していくものみたいな
最終的に作り手が 順度を高める作業じゃん
あの創作って それの手段っていうか順度を高めるために何か余白があったり
遊びがあったり うんいやーむずいな結局じゃあ遊びってなんだ
洗練はちょっと分かったんだ 遊びって何なんだろう遊びって
何をもって遊びって思うんだろうな やっぱでも抜け?抜け感?
あっそう抜け感 抜け感 赤抜けてるみたいな 緊張
が緩む感じ は遊びだよねやっぱ 遊びだね 何か
うん 何だろうねあの
そうだね この漫画の話で申し訳ないん
でけど うん
いやすげーなーと思ったのがあの何話だか忘れたんだけど えっと来週はあの
バンドの えーと
オーディション会がありますみたいな 引きがあったのね 次のページめくったらオーディションに落ちるって
いうタイトルが書いてあって何この遊びって思ったんですよ めっちゃめっちゃ笑ったんですよ俺これで
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なんか こういうのって遊びだよなみたいな
あー 思ったりしましたね確かにその時
いやもう次のページでオーディションに落ちるって タイトルに書いちゃってますやんみたいな
漫画として信じられないネタバレなんだがそれみたいな そこは重要じゃねーよと
そこは重要じゃないこの漫画においてっていう いやなんだろう遊びを感じる
瞬間 あとこの漫画だと
1話目でなんか 主人公が
あのギターを持って そうギターを持って歩いてたらなんかちょっとイケメン風の男の子が出てきて
でも こいつと3年間いい感じになることはなかったぜみたいな
モノローグが入って終わるんですよそこのやり取り すごっ何それみたいな
そこじゃねーんだみたいな これが現実だよみたいなね そうこれが現実だしこの漫画はこういう感じで進んでいきます
みたいな 遊び方半端ねーみたいな思ったんですよこれ読んでて
確かにな そういうところで感じましたね いや難しいね遊び
まあ誰もが知ってる漫画の遊びなんだろうって今思ってたけど あー確かに
いやまあこれでもこれは結局キャラ立ちなのかなとも思っちゃうけど
ワンピースで ルフィだったりゾロだったりサンジがかっこよく強く
どうかどうか戦ってる中でウソップはゴームするウソップは遊びかなと思ったりしたけど あーそうだね
まあわかるよ 必要だしな
緩和の部分ってことだもんね そうそうそうそうそうテンポがあるじゃんあそこでなんか
ずーっとかっこいい戦いしてる よりあそこでウソップが出てくることでなんかこう
何だろうな 何で必要なんだろうか
作り手の 何て言うんですかあれ遊び心というか本当に緩和の部分
親しみを感じるような緩和の部分のことをなんとなく遊びって言ってるのかな 今
2人とも 俺はそんな感じがしてる 今んとこそんな感じするよね でも
その普通の軽音部で言うと別にそもそも緊張するような部分があるわけでもない なかなか遊びはまた別な気もするよね
ずっと淡々としてるしずっと遊んでるようにも見えるからなこれ 明確な遊びなのかなそのなんか
ずっとこう 日常で
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えー何だろう こう本筋に関わってないことが遊びっていう大きな見方はあるよ
なるほど確かに 本筋に関わらないことって全部遊びじゃん あのどんな創作においてもね
まあそうだね
そこなんかなんか作り手が本来意図してない部分で生まれてしまったなんか親しみ とかなのかな遊びって
でもなんか遊びがあるとそのリセットされるというか
ずーっと緊張して まあ緊張ない漫画だとしても
まあ何だろう主戦があったとしてそれをずっと読み続けるより途中でやっぱ遊びがあって
こう一旦そこから主戦からずれて でもう一回主戦に戻った時の方がこう
なんか気持ちがリセットさ 意識がなんとなくリセットされてよりちゃんと読めるみたいな
あー確かにそれはそうだね 休憩みたいな
疲れないんだよな ずっと戦い続けるのって疲れるんだよね
うんそうなんだよね そうそうそう
休憩なのかな息抜き えーなんかこれ脳とか狂言の話でありそうだななんか
全然知らないけど どういうこと 脳と狂言何の話
脳と狂言とかの話でありそう あのわびさびみたいな
あーなるほどね あー確かにわびさびなんじゃないか
たどっていったら そのたどっていったらそこら辺になんかルーツありそうだよね
遊びって 創作における遊びってどういうことなのみたいな
そうか洗練は結構わかったけど遊びってやっぱむずいんだな 僕は結構むずいですあの今
あの新連載準備中なんですけどすごいやっぱね むずい
頑張って遊ぼうとしてるんですけどいろんなところで 確かに今大が書いてる漫画は
こう熱量がねやっぱ多いものではあるから ずーっとそこにグーッとこう
引き込まれ続けるのもしんどさはあるよね そうとはいえとはいえ遊びの分ずっと必要だなぁと思い
ながら書いてるんですけど漫画なんで うーん
ねそれがやっぱねなんだろうね これもまた話すと難しいんですけど漫画ってあの機能と肌触りっていうのが
存在しててキャラクターに そのざっくり言うと
物語を推進させていく キャラクターとしての特性の部分が機能なんですよね
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あのルローに献身だったら 酒場と思ってるとか頬に十字傷があるとか
あの昔人切り抜刀剤と呼ばれていましたみたいな そういうなんか物語のための設定が機能なんですけど
献身ってオロって言っておどけるじゃないですか どこまでの人わかんない
ルロケンってそんなみんな読んでないだろ 献身は有名すぎるてさすがに でもそうか ルロケンはわかるやろ
そうやってるしオロって言っておどけたりするんですよ あの辺はやっぱなんかキャラクターとしてのなんか親しみやすさの部分があって
まああれって言ったら遊びなのかなぁとか思ったりするんですよね なるほど本来必要ではないんだけど
でも献身ってキャラを構成するためには絶対必要な部分っていう むず
うん やっぱでもリズムじゃん
やっぱリズムなんだ やっぱリズムなのか でも余白というのかわからないなぁ
余白 遊び リズム 余白ではないもんな
いやなんかここらへんずっとふわっとしてるね確かに なんか出てくるんですよ結構
打ち合わせとかの時に出てくるワードなんだけど うん
えーむずいな 余白
リズム 遊び
今詫び錆びの概念としては 詫びっていうのは
つつましく質素なものにこそ趣があると 感じる心
一方 錆びっていうのは時間の経過とかによって現れる美しさのこと
まあこれはそのあのなんだ時間が経つにつれて汚れたり ちょっと
崩れたりとか欠けたりして 形が変化してしまう質素なものからどんどん時間の経過によって劣化してしまうことを
否定的に捉えずそこには趣がありますよねとか そこに美しさがありますよねということが錆び
はいはいはい
で詫び錆び らしいですよ
あれなんだ質素なものがえっと 形
こう移ろいでいくことに美しさあるよねみたいな話 つまり要約すると なんかだから
うん 声援
正しい丸声援は詫びで
それがガタついているものが錆びみたいな もちろん深淵ももちろん美しい
そりゃ角がなくて美しいけど 角があるものにも美しさはあるよなぁみたいな
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ことなのかな いいえ
まあどっちも美しいよねっていう本当に和の心だから それって
どっちも趣深いよ ちょっと違うのかなメリハリとかそういうことはまた違うのかな これは
どうだろうか なるほどなぁ
遊びか 遊び
どういう時になんか自分でさ仕事してる時とかにさ 遊びを意識することってある 遊び
はい そうだねぇ
なんかでも遊びを求められることはあるよ おい
どうしてだ やっぱでもなんだろう
うちがやってる想定とかの仕事に関しての クライアントから言われる遊び
に限定すると あの
ちょっとポップだったり
かわいらしさだったり みたいな遊びを
加えてほしいとかが例えばなんだろうな
なんか夏がテーマの作品だとして サマーなんとかとかタイトルがあったとして
そこに遊びを入れてほしいってなったらパラソルのオブジェクト まあ形
シルエットを入れるとか なるほど
とかあと波のこう 波が立っている感じのシルエットを入れてみるとか
なんかそういう部分が遊び だから
タイトルとは よりポップに際立たせるためのものっていうイメージかな
賑やかしだったりするから でもだからそういう意味で言うとその本線
タイトル自体とはまたちょっと違ったところ にあるから
一緒なのかもしれんな やっぱ本筋からちょっとそれているが
本筋を立たせるもの 意図としている本筋立たせるためのもの
という意味合い ちょっとわかる気はする
だから余白もやっぱそうなんだよね きっと だって
そうだねそのリズムがあることで そのもともと表したい表現したいことを
気を立たせたからね確かに 意味のある打速みたいな
そうだよね意味のある 意味があって本筋気を立たせるために
緩和するやつ 外れるわざと外れる
これ相当さ余裕持ってないとできないよね 創作に対して そうだな
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本当に思うんだけど なんだろうね
めちゃくちゃ客観視してるというか その
そうなんだよね なんつうんだろう
やっぱりねその自分の書きたいものを 書くためにはここは一歩引いた方がいいよね
って思うのって難しいというかね むずいそれがないと遊べないじゃん
ね なんかやってるこっちとしてはさ
結構全力で前のめりになってさ やっちゃうからさ
なんか遊んでる余裕なんかないというか 必要なこと以外削るべきだくらいの
感覚だもんね そうそうそう これいらねーなーみたいな
必要なことだけこうガーッと それが洗練だと思ってやっちゃうから
でも今日話してマジ洗練の中に遊びがあるっていうのは ちょっとわかったかもしれない
確かに あの二項対立じゃなくてってことだよね
うん あー
いやーこれちょっとわかったかもしれないなー
削るだけが伝わる手段ではないと やっぱ関係ないものを足すという関係ないって
いうのかななんつーんだろう いや関係ないでもないけど ベースは一緒?ベースは一緒だとしても
ちょっと道を外れることでより その元々のものが伝わりやすくなることが遊びなのかな
際立つような 際立ってなかったら結局打速で終わるからな
遊びまで行ってないみたいなね ちょっとよくわからない状態だから そうそう
ただしらける可能性もあるからな 洗練っていう縁の中に
遊びとか余白があるんだと うん
うん そしてその遊びとは洗練するための
なんかその一つの 反れた道であると
でもそれは洗練させるための意図したものであって そこにはこう
受け手が想像を膨らませるようなリズムの部分だったり 親しみを感じるような部分だったりが存在するべきであると
そうだな わかったねここまで言語化できたね 確か
ああそうだね 頑張った?結構考えた
今回本当に何も考えてなかったんですよこれ話すまで 洗練と遊び
遊びと洗練について2個対立じゃなかったです
そうだね必要な でもまぁ全部のものに遊びが必要かって言ったらまた別だもんな
遊びがないからこそいいものもあるしね 遊びなく全部きっちりカッチリやってる漫画とかあるからな
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そっちの方がいいものもあるから難しいね そうそうですね
例えば具体例を挙げるとこれもジャンププラスになるんだけど あの
静香と弁慶って読み切りが洗練って感じじゃない? 遊びなんてねーよみたいなイメージだった
洗練だね いや今その意味のない遊びっていう部分で
思い浮かんだのが あの進撃の巨人の効果音とか
あー 書き文字なんかあの人
言葉にしたりするじゃん あの辺はどうなの?
パッと有名なやつが出てこねーな
進撃のさ なんだっけな
フワッとか 進撃の巨人の書き文字かな?
カバディーって書いてあるんだけど あーそうそうそうとかそういうやつ
カバディー あれ遊びじゃない? どっか行けってほんとだ遊んでる
めっちゃ遊んでる 全然本筋と関係ないよね
関係ないし別に本筋が活かされてるわけでもない けどでもこれをさ
パッキャオとかね パッキャオねあるね
とか 遊んでんな なんか
これってでもさ 本筋とは関係ないんだけどなんか読者こういうの好きだよねとかさ
あー確かに確かに こういうのちょっと探すためになんか本筋の面白さとは違うところで面白さを感じてるよね
あー 余裕あんなこれ この遊びは
これすごい余裕あるね これでも好きなんだよこの人が
こういうことがねこういう笑いが好きなんだろう そうそう
いっつもはねマジでこれいろんないろんな人に言うんだけど 進撃の巨人のあの作者の人の名前が毎回出てこない
伊沢山はじめ? あーそう伊沢山さんだ 毎回あれが
難しいから 静羅だけしか出てこない 伊沢山?
そう伊沢山 あの人専門学校出身だよね確か あマジか
それで進撃 スゲーだ 漫画の専門学校からあんな大物が生まれるのかって変件だもん
変件?いるだろ 漫画の専門学校なんてすごい人なんて一人もいないと思ってたから俺は
卒業生で 成し得てる人なんて一人もいないと思ってたのにやっぱ筆頭だよな
あーいますよ中には いやー
わーわーわー ちょっとわかりましたね
ちょっと分かってよかった でもやっぱいろんな種類があるんだな 遊びはまだまだそれこそさ作家性というか
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大の遊びはなんなんだろうな そう多分ねちょっとこの作家独自の創造性の部分な気もするんだよね
遊びって 合ってるかどうかがあるよね大が同じようなことやってもおかしいだろうしね
別にやる気もないし 進撃もそうそう進撃の大が各作品の中で進撃と同じようなこととか
普通の軽音部のこととかやっても意味ないだろうしね なんか俺特有のね抜け感みたいなのちょっとね
探していきたいなと思いますね なんだろう
それってでも結構人柄に出てたりしないかな いやー多分人柄とかねあると思う人柄でそのまんま作品に反映してるとか
あると思うよ あるよね うん絶対ある いや大のなんだろう大の
なんかちょっと抜けてるというか はい 意図してない面白い部分みたいなまあいじりがいがある部分みたいな
のって なんだ
やっぱ何かかしこまりすぎるとこな気がする
なるほどね これ大の大を知ってる人間だったらわかると思うんだけどやっぱなんか変にかしこまるというか
根本大は ありますね
なんかかしこまることでなんか ちょっと一定の距離保って守ろうとするみたいな
いやありますね これはわかんない 大のそのどういう生き方をしてきたからそうなったかわかんないけど
もう俺が大学生の時出会った時にはすでにその その感じがあったよね
まあでも初対面の時あるあるだね多分めちゃめちゃ 初対面に対してそれやるわ俺 とか
なんかあるよね かしこまりすぎるみたいな あるわ なんか人との距離感取る取り方独特な瞬間よくあるんだよな大って
あそうなの?まじか いやでも全然そんなに意識してないけどな
なんか感じる時あるな そこら辺になんかなんか余白の余地があるかもしれないけどね やっぱなんか真面目すぎるがあれかもな結局
なるほどね 対人関係で
結構俺の周りの中でもずぬけて真面目な気がするんだよな大って ああそう
まじか まあでもそうか
ずぬけて なくないか
大 が
大こそ余白がないというか 余白なく見える あ余白欲しい 余白なく見えるかな大って だから余白ないとこがおもろいみたいな
逆にね そうお前そこでも
そのゆとりないやんみたいな感じが
なんか大の遊びだったりするのかな そこでも余白ねえじゃんって言ってくれる奴がいないと成立しねえわそれ
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厳しい 確かに 言う奴がいないとダメ ああそうか難しい自分で作る余白ってのは難しいですね
そうなんだよねこれはね 非常に確かにね それをでもコントロールできたらまじでやっぱなんか人
段階 人革剥けるというかね 作家性人間性の話になるもんね
やっぱでも言うよねそのすごい有名な漫画家の方って その主人公みたいな人だっていう人って僕聞くじゃん 聞く
で実際そういうことなんだろうな 本当にそういう人多いと思う
やっぱり魅力的な主人公を描く人は魅力的な人間という場合が多いよね そうその人に近い
そのキャラに近いみたいな まずは何でもそうだよな その魅力的な何かする人は結局魅力的な人だよね
本人が面白いっていう クリエイティブとか関係なしに 魅力的に喋る人とかもそうだしなんか
作り出すものだけじゃなくさ仕事上とかでも そうそう
本人が面白くないと コントロールできたらすごいな
俺もちょっと意識しようかな 遊びを意識して
そうね 遊びと洗練 確かに
お便りいくか なんか
あ いいじゃん そうだよお便りあるんだよ 行きましょう 行きましょう
今回もラジオMタイル屋さんからです ありがとうございます ありがとうございます毎回
ありがとう ありがとう ありがとう タイル屋さん お便り内容 行きます
3人でやってるやん 根本様アンボさんこんにちは
こんにちは こんにちは
C1グランプリの件ですが 部活に行きたくなるキャッチコピーを私なりにも考えてみましたが 正直全く思いつかなかったので
クリエイティブなお二人に勧告いたしました 特にアンボさんのやりたいことなんかないに私は共感しました
私自身も学生時代なんとなくやっていた部活ですが 結果的に部活が好きになり仲間も増えていい思い出です
部活やってたんだね 一見ネガティブなアンボさんのキャッチコピーですが私のように夢や目標も見つからず
漠然としている学生には後押しになると思います 付随してお二人の学生経験で今に生きていることがあると思うことがあれば教えてください
学生経験 学校の時に得た経験で今に生きていること?
そうだね えー
なんかあります? 台めっちゃありそうだけどな
42:01
そうだね あるね あると思う
いや 学生経験でその まあなんか部活やってたりしていく中とかその
先生との関わり?生徒との関わりの中で 経験して今生きてるものって
いやちょっとないかもな ちょっとない?やばい
やばいその 本当に マジ? あのその経験で言うと面白いと思われるかどうかの
感覚というか そういう部分から あの
まあでも学生経験ではあるから そうそうそうあのまあ俺はサッカー部だったんだけど
学生経験だから サッカー部のノリ その集団での立ち振る舞い方とか
なんかそういう とか でも別に今仕事とかには生きてないしな
今の友人関係に生きてるだけだから 今生きてること?
あ あ1個1個 経験 あの経験じゃないけど
これ誰に話したことあるかなあの中学校3年生の時の えっと俺の担任の先生がよく言ってた言葉なんだけど
あの当たり前のことは当たり前のようにやれって よく言ってたのその先生が
これはでもなんかその今 中学校卒業してからもう10年10何年経つけど
今でも思い出せる言葉で なんかどっか常になんか自分の中でどっかにあるねこれこの言葉は
まあ振舞いのことは当たり前のようにやると そうまあ挨拶だったり
人としてだな そう挨拶だったりまあなんかしてもらったらありがとうとかお礼を言うことだったり
まあ困ってる人というかなんだろうそういう状況だったら動くとかね
そのなんか人として当たり前のことは当たり前のようにそこでそこに何か価値を見出すとかじゃなくて
それはもう当たり前なんだから当たり前のことは当たり前のようにやれよって よく言われてて
まあそれができてなかったって言うことなんだけど学生の頃は だから言われてたんだけど
でも言われたから そうそうそれはなんか 経験だから
それだからそういうそれかな俺
それか学生時代の経験 なんか弱いな弱いな
弱いか 弱くないか どうだろう題は何ですかいっぱいあるそうだなお前
いっぱいあるけどまあでも1個絞るなら頑張り方っすね 頑張り方本当にこれにつける
45:08
あの高校の高校の時の部活が厳しくて あのコモンに
やっぱりその目標を設定してルーティンを作るやり方をめちゃめちゃ厳しく言われたん ですよ
ねえ どういうこと
何だろうねこの目標を私は達成しますっていう紙を書かされてそのための1日の ルーティンと自分がやるべきことを全部書くみたいな
部活だったんですよね 怖いでしょいやでもそれぐらいちょっと厳しい部活で
ノートとかも毎日書かないといけないまあ当たり前なんだけど 部活だったんでそれは俺が俺の先生が言ってた当たり前のことの中に入ってないよ
いや入ってたんですよ当時の部活で入っててそれが何だろうなもうずっと根幹にある 頑張り方の
目標から逆算していくみたいな そうそうそう逆算しながら 逆算する習慣か
でノートに書いて 毎日気づいたこと書いてみたいななんか漫画ノートみたいなの大学1年の時
始めたんだけど27か8札目ぐらいなんだけど それのせい
まだやってんの?それ今もやってんの? まだやってるよ
やってるすごっ 俺時々サボる時あるけどやる全然 なんか俺7ぐらいまで知ってる気がするわそれ
なんか見たことある気がする たまに書いてたよね 書いてたわ
それ今でやってるの? あれまだやってるの? すげーな やってる今でやってるあれ28ぐらい すげー
すごいね あれの大体1ページ目に目標みたいなの書いてあるんですよ 毎日
あのマッキーみたいなやつで書いてるやつでしょ マッキーみたいで書いてる私根本大はこうなるみたいな
あれやってるんですよ すごい
それもうめちゃくちゃもう そのタイル屋さんが求めてる回答じゃない?それ
もうどんぴしゃで生かされた経験じゃん すごー 一番大きいのそれです多分
他のこともちょっと聞きたかったらそのうち話します多分 いやすごいですねー
こんな感じですかね うーんいやだから多分
そういうのもあって多分部活をやりたくなるコピーは結構並々やられて 何かを持ってやってたんだと
いや部活のエピソードマジで ねぇな
あのこれ今でも思い出すもうほんと台と真逆エピソードなんだけど あのまあ前も話して僕はBだったんですよ
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ABあって一軍二軍があって二軍だったんですよ でも
中学3年生かななんか職業体験みたいなのがあってみんなそれぞれ どっかコンビニとかスーパーとか
知り合いのお店とかで1日こう働かせてもらうみたいな でそれを記録して発表するみたいなあの授業の一環であって
でなんかみんなこう仲良し同士はなんか同じところに行ったりするのよ 同じコンビニに行くとかなんかそういうのが本屋さんに行くとかあって
そうでサッカー部が何人かごっそり ゴッソリ休む日があったの
その休日とかにやるからそれ で
まあAの奴らが割と休んで そのスタメンがいないわけだからBとかから出るわけよ
選ばれるわけよでも 俺は前も話したようにあの
他校との練習試合とか公式戦が好きじゃないんですよ だからAとしては出たくないの
まあみんなこう集合させて あの
そう人数が少ない時にまあ俺ディフェンスだったんだサイドバックやってたんだけど サイドバックに決意が出たのよ
でうわっこれ 俺が出る可能性があると
もう出たくないのよ だから先生となるべく目が合わないように
でけえ友達の後ろに隠れるとかやってましたね
どんだけ出たくないんだよ すごいな 俺はいないよこの空間にみたいな
出たくないんだ 凄まじい
とかやってましたね やっぱその経験は
今もこう なるべくこのこれちょっとやりたくないなっていうことを
やりたくないなっていう風に思われこいつやりたくないんだろうなって思われないように どうにかやらない方向に持っていくみたいな
あのことを僕は時々あるんですけどそれに生きてます アンボってそういうとこあるなアンボってそういうとこあるんですよ
例えばそうだな 例えばある 誰かが例えば居酒屋でゲロを吐いた時に一番最初にそいつを解放してトイレに連れてくるんだよね
まあそういうことだよね 絶対に床を拭かないんだよね 処理班のスタメンになりたくないからね
大丈夫かよってトイレ行こうとりあえずってそいつの肩持って連れて行く人なんだよこいつは 生かされてるな生かされてますそういう部活動での経験が
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そしてそれをね処理するのが俺らだったりするんでね やっぱ真面目だから 真面目ですから
ありますね
いやーありますね結構じゃあやっぱ生かされてるんだな あるだろ生かされてるそれはいい回答じゃん どうでしょう
どうでしょうこの回答は いやでもコピーをね共感してくれたのすげー嬉しいわ
そうなんだよなタイレ屋さん やっぱタイレ屋さんと共通部分が多いからやりたいことない俺は
弱者男性として アンボサマンだ
ほんとだよいつなんて俺アンボサマンなんだよ ふざけやがって
差をつけてくんな 尊敬されないとダメだねこれ
ざっくー 面白い
いやありがとうございますほんと ありがとうございます
他の方もお待ちしてます こんな感じですかね
お待ちしてますはいありがとうございます 第29回俺はそうは思わない
今回もパーソナリティは根本とアンボでした それでは皆さん
ありがとうございました ありがとうございました