00:01
前回に引き続き、根本大のお友達であり、
強敵と書いて友と呼ぶってやつ。
ライバルってやつですか?
熱い文脈になってきたぜ。
がんばりましょう。
イララモモイ先生に、引き続き来ていただきます。
よろしくお願いします。
前回が、人の裏側みたいなのを見るのって、
ちょっと楽しいよね、全部知りたいよね、人のこととか。
っていう話をしてたじゃないですか。
イララ先生、気持ち悪いのが好きなんですよっていう話まで来てて、
その辺から深掘っていきたいなという感じです。
お願いします。
気持ち悪いものですね、好きですね。
気持ち悪いもの好きですね。
気持ち悪いものが見れた時が、どんな気持ちになります?
考えたんですよ、聞かれて。
気持ち悪いものを何で好きなんですか?みたいな。
多分フェチなんですよね、シンプルに。
キモいものフェチ。
キモいものって、どういうものがキモいものになります?
感情がまず、気持ち悪い感情は大好きです。
一番ヒットに上がるの。
だから激重感情とか、ストーカーチックな気持ちであったりとか、
あと恥ずかしさとかも好きかも。
すっごい恥ずい状況とか、すごい滑ってる感じの空気感とか、
飲み会の。
さっきの話ですか?
大好き、大好き。
大好きなの?
そうですね、なんか飲み会とかで、めっちゃあいつ滑ってるよとか、
すごいソソーしてる人とか大好きかも、飲み会で。
飲み会でゲボって吐いちゃうとか、なんか。
はいはいはい。
一話目でゲボ吐きますもんね。
大体ゲロ吐いてますね、確かに私のキャラクター。
ゲロ好きなんですよね、ゲロ人好きですね。
それも気持ち悪いものに入るし、
あと気持ち悪いなーって思ってる感じの顔とか好きかも。
もうだからフェチっすよここは。
誰かが気持ち悪いなーって何かを見て思ってる時の顔ってことですか?
そうですね、とかもうめっちゃ焦ってる時のヒーってなってる顔とか、
なんか追い詰められてる時の感じの顔とかが好きですね。
これ僕がイララ先生の漫画読んでて、
ありがとうございます。
この、もちろんです。
ここの描き方めっちゃいいなと思って、
それってイララ先生からしたら、
今聞いてて気持ち悪いってことなのかなと思うのがあるんだけど、
03:03
シーナ。
シーカちゃん。
いるじゃないですか。
シーカね。間違いないね。
シーカちゃん。はいはいはい。
シーカが、もともと中学から友達がいて、
高校で新たな子が加わって、
ちょっと疎外感を感じてるっていう中で、
その残りの二人がトイレで喋ってて、
ちょっとシーカって空気読めないよねみたいな、
影口みたいな話をしているところに、
シーカが偶然来てしまって、
その話を聞いてるところにバッティングしてしまうっていう。
あの下りありましたね。
この下りって、でもあることはあると思うんだけど、
その後に、その昔からの友達って、
あ、ごめんみたいな、ちょっと待ってみたいな感じ、
シーカのことを思った行動をとることが多いと思うんですよ。
大体のもので。
でもその時のそいつは、シーカから目を逸らすというか、
っていう描写があって、
より気まずくするみたいな。
もう見切られた瞬間ですよね。
そうですそうですそうです。
結構デカい子まで去って、目を逸らしてる映画。
今思い出したら。
あれめちゃくちゃ印象的で。
てかアンボ好きそう、あそこら辺好きそう、アンボが。
なんかその、やっぱあるあるだとやっぱなんか、
あ、でも確かにそれってフィクションだよなって思ったんですよね。
その、そっちにフォロー回るのって。
なるほど。
なんかフィクションかもって思って。
やっぱ実際本当だったら目逸らすよなというか。
そうですね。
寝返るというか、そっちに意識いけないよなみたいな。
そうですね。
なのですごいリアリティを感じて、
なんか一種のこの気まずさみたいなのも、
先生からしたら気持ち悪いっていう、そういう感情、好きな感情に入るのかなって。
そうですね、まさになんというかやっぱ、
その小杖って言うんですけど、シェイカのことを見切った友達が。
はい。
こっちゃんだ。
そうですね、こっちゃんが。
あ、こっちゃんだ。
こっちゃんがやっぱこう、
アリサっていう、
2人の共通の友達とシェイカを天秤にかけた結果、
自分にはメリットが、
アリサと一緒にいた方がメリットがあるから、
だし、いろいろもうシェイカに対してこれまでの気持ちとか考えてシェイカを見切って、
目をそらして、ある意味非人道的な行動をとったっていうのは、
ものすごく人間らしい行動じゃないですか。
確かに。
めっちゃそう思う。
06:00
みんなこういうとこあるよねっていう、
すごい人として認めたくないけどみんなにあるであろう、
なんかこう利己的な行動で、
人間のめちゃくちゃグロいところが出てるシーンだと思うんですけど。
確かに確かに確かに。
やっぱその人間のグロさみたいのがめっちゃ好きで、私は。
いやだからあれかけるんだ。
めっちゃ好き。
なんか共感性周知とか感じます? イララさんって。
感じます感じます。感じるけど結構、
本当に共感性周知めっちゃ興奮するかもなんか。
だってすごいでしょ。
小笠さんとかの小笠先輩とか共感性周知キャラクターだと思うんですけど。
なんかたまんないですね。
高校とか大学って、
それぞれの環境から新たに集まったコミュニティって、
そういうズレというか、
すごい起こりがちだなって思いますね。
確かにそうですね。
なんか、わーあいつ高校デビューで生きてるよーみたいな感じそうね。
なんかコミュニティがそれなんか、
見える人と見えない人がやっぱいるしな、高校とか大学って。
なんか目線が高い人と別にまだ目線が高くない人みたいなのもめっちゃあるし。
確かにな。いやそうですね。
もうそういうの良くねって気づいちゃった人と、
まだ全然気づけない人とのグラデーションだから、
そこの差めっちゃ恥ずかしい。
あるんですよね。
あーめっちゃいい。好きなんですよそういうの。
それめっちゃ好き。
成長段階の差気持ちいいですか?
気持ちいい。めっちゃめっちゃ気持ちいい。
なんでこんな好きなんだろう。
でもすっごい好きです。
なんでですかね。
なんですかね。めっちゃ好きですねやっぱり。
やっぱ出てくるわ。いらら先生出てくるわやっぱ。
なんですか。
なんかすごい衝撃的なそういうのが一個ドカンとあったとかって。
衝撃的なそういうの。
いやいやそれ漫画能すぎるって。
なんかそういう。
そんなことある?
わかんないけど。
そんなことない。なんか圧倒的興奮して。
あー一回感じてみたいな。
そういう出来事が一個あって。
一個あってもうゾクゾクゾクみたいな。
のでそこからもうそれから逃れられないみたいな。
なんかでもなんか片思い好きになったきっかけファップかその共感性集中好きになったきっかけはとか私よく聞かれますけど。
なんかやっぱりほんと私に関して言えるのはもう根本的にそうっていうことでしかなくて。
なんか好きだから好きみたいな。
物心ついたぐらいからあんま変わってないんでその辺の性質っていうか。
説明できない好きなんだ。
好きな趣向性が。
そうですねもう。
本能本能ですね。
異性愛者が男性は女性を好きで女性は男性を好きのと同じように私はそれが好きなのでっていう感じです。
生まれた時から。
そうなんです。
じゃあそこにそんなに個人的なエピソードがなんかガツンとしたやつがやっぱあるわけでもない感じですよね。
09:06
そうですね。
だからずいちいいなと思うものがあったら、ちくいちいいなと思うものがあったらいいなと感じているという。
いいなと思いながらストックしてって多分自分の中で高まってるんですよずっとそれが。
その生き方をしてるから。
そうですね。
もうずっとそうやってあれみんなそうじゃなかったんだみたいな感じですね。
なんですよね。
個人的エピソードがガツンと人生を変えたみたいなのってやっぱ漫画能すぎるっすよね。
そんなことないから普通の人は。
本当そう思います。なんかこじつけてると思います。
そうなんですよ。結構こじつけなんですよね。結構積み重ねなんですよね多分好きの。
本当にそう。
なるほど。
なんか恋愛とかも多分そうだと思うんですけど、あの時これをやってくれたから好きになったみたいなのはやっぱ自覚するきっかけでしかなくて。
こじつけそうもんね。
もうだいぶ好き。好きのグラデーションっていうのは始まってて、どこがはっきり自覚するかっていうだけで。
確かに。
なんかあれのおかげで好きになったっていう直線的な話ではないと思うんですよね。
と思いますね。何事も。
最初っからあるんだよな。
はい。
そうなんだよな。
その生き方をしてきただけなんだよな。
そうです。これが私の生き方っていうイララスタイル。
すげー。
すごい。アナザースカイだよ。
これが私のアナザースカイか。
アナザースカイか。ここが私の。
やっぱ本能なんですね。
本能ですね。な気がしますね。
俺、イララ先生のコメディがめっちゃ好きなんですけど。
ありがとうございます。嬉しい。
めっちゃ好きなんですよ。
熱苦しくないんですよ。
本当ですか。
なんか漫画描くときって、すごい力入っちゃうじゃないですか。
俺は力入っちゃうタイプなんですけど。
なんかその、イララ先生っていい意味で力が抜けるんですよ。
力抜いて描けてるところがすごくいいなって思ってて。
そのコメディシーンとかも、なんだろう。
こうガッて描こうとしたらガッて描けちゃうのに、
すごい力が抜けてるからこその面白さみたいなのが生まれてるなって思ってて。
嬉しい。ありがとうございます。
なんかそういうの気をつけてることとかってあります?コメディシーンを描くときとか。
なんかできてねえよって思うかもしれないんですけど、
なんかこう、なんていうのかな。
ギャグのために話を動かすみたいなことはしたくないっていうか、
あくまであらすじは決まってて、
そこでちょこちょここう、なんていうのかな。
なんかもうギャグも話を動かす一つとして加わってくるみたいな。
12:02
ギャグのために無駄に尺取るみたいなことはあんましたくないんですよ。
本当はしてるだろって思われると思うんですけど、
私的には全部必要だと思ってやってたことなんで。
だからそのなんていうのかな。
たまに滑るなって思うのってギャグのためにめちゃめちゃこう、
尺を取ったりとか、そのためにちょっと脱線をクソするみたいな時って、
私の作品に限らず若干滑ってるなって思ったりするんですけど。
だからあくまで必要なことだからやってるんだよっていう顔をしながら、
なんかこれギャグじゃないですよみたいな感じで、
やりたいかもなみたいなのはあります。
ギャグ入れなきゃで入れてるわけじゃないんですよ。
話考えてて、なんかこの時こうなってたらちょっとおもろいかもなみたいな感じで、
なんか自然と入れたくなって入れてる感じなんで。
だからあれかもですね。
もしなんか抜けてるなって、
なんていうんですか、
力の抜け具合があるなって思っていただけてるんだとしたら、
私がそんな無理してないっていうのが一つあるのかもしれないですね。
つけようなくてギャグありきの作品だからとかって全然気負ってなくて、
本当入れたいときに入れてるだけで、
あれなんかすごいしばらくあんま入れてなかったなって、
自分で気づいたりとかも全然あるんで。
多分自然体なんですよね。
たぶんじゃあそれやってるのが。
そうなんですよね。
なんか適当に入れてるっていう感じ。
適当さがいいのかな。
多分その僕も大もギャグっていう感覚があんまない。
なるほど。
なんか物を作ることにおいて。
ちょっとこれ入れようみたいなっていう感じがないよね。
ないね。
なんだろうね。
漫画でちょっとギャグとかコメディを使えるのって、
すげえ結構大事な気がしていて。
これを大事な気がして入れてるのと、
入れたいから入れてるのでは運命の差があるというか。
確かに。
確かに。
ここでこうさせるために入れようみたいな。
そう。
になっちゃうもんね。
だからさ、例えば北山が登場するときにすごいゆるかわいいダサい着ぐるみを着ているとか。
あるじゃないですか。
それでバーンって窓ガラス越しに出てくるとかあるじゃないですか。
はい。
ああいうのって普通に描こうとしたら別にやらなくてもいいじゃないですか。
そうですね。
でもそれを文脈の中でこうしたら面白いんじゃねみたいな感じで、
割ってやれてるのがすごいなというか。
嬉しい。めっちゃ褒めてもらってる。ありがとうございます。
15:01
何を考えて。
ちなみに言うとめちゃめちゃファンなんですよ。
本当かな。ありがとうございます。本当に嬉しい。ありがとうございます。
ハッピーハッピーハッピー。
どうやってるんだろう。
ハッピーハッピーハッピー。
なんでだろう。
島嶋言いました?今。
そうっすね。島嶋の方でもありますね。
ハッピーハッピーハッピーかも。
猫ミームの方かも。
分からない。
そっちかも。そっちかも。
全然想像があんないですよ。
分からない。
ミームが分からない。
そんな深掘るところじゃない。
ごめんなさい。ごめんなさい。
恥ずかしい。
猫ミームが分からない。
猫ミーム分かんないか。
ああいうのも、ああいうの描くときも、そんなにじゃあなんか深くというか、
これやったるぜみたいな振りかぶる感じではなく。
そうなんですよ。なんかやりてーでやってるから。
そうっすよね。
もうだからノリノリなんですよ。本当。考えてるとき。なんか楽しくて。楽しくて。
フックを作るときはじゃあもうアイデア、これ入れたいっていう感じなんですね。
そうですね。これ全部入れていいのかなみたいな感じでやってるかも。楽しくなっちゃう。
なんかこれ、なんか僕らの頭の固さみたいなのが出るなというか。
それこそこのラジオ最初、最近フックを頭に付けようかっていうのも、なんか傾向と対策で入れてるんですよ。
すごい。傾向と。
最初の10秒以内になんかそのバズワードみたいなの入れないと離脱されるんじゃねっていうのための対策をしてるだけなんで。
しかも実験中なんですよ。
これ入れたら面白いだろうというか、なんか入れたくなって言ってるっていう感覚じゃないのがなんか怖くなってくるよね。
根本的に違うんじゃね?みたいな。
俺らやってることみたいな。
いやでも勉強になるな。
それもやっぱ最初小さい頃からの常に描きたいがあってみたいなのがあるからこそだよね。
そうかもしれない。
いや嬉しい。
へー。
褒めていただいて。
すごい。
北山について聞きたいかも。
あ、はいはい。ありがとうございます。
ついに。
ついに、ついに北山について。
まず北山を描ける人は、北山時彦を描ける人は俺イララ先生しかこの世にいない。間違いなくと思っているんですけど。
めちゃくちゃ嬉しい。ありがとうございます。
すさまじいキャラクターなんですよあれ。
ほんとですか?嬉しい。めっちゃ嬉しい。
でもこれ、このラジオをやるために結構読み直してたんですけど、改めて北山ってすげーなと思ってて。
おー。
なんか俺が思う北山のすごいところが、あの感じで笑うと、なんかやっぱ可愛いんですよ北山。男目線でも可愛い。
こうなんかちょっとちょける感じとかが全部間違ってないんですよ。その瞬間の。
18:00
なのに、結構周りも見えているっていう面もあるじゃないですか。
そうですね。
そして、読んでてめっちゃ思ったのが、なんか性の匂いがしないんですよ北山って。
確かに。
うん。うん。
ね。性的な匂いがしてこないっていう。
確かに。
これ男目線であれなんですけど、読んでて思ってて。
で、なんかシーカ編とかになってきて、徐々に北山のモノローグとか出てくるじゃないですか。北山の内面的な部分。
あの辺、だいぶわかるというか、全部わかるって感じだったんですよ本当に。
嬉しい。
わかる。
やっぱ。
なんでこの人、なんでこの人男描けるんだってなって。
嬉しい嬉しい。
こんなに描けるのかってなった時に、もう北山の内面が出てきたあたりから俺ちょっとファンかもしれないってなったんですよ。
えー!なんと!
これ、これすごいかもしれないってなってきて。
すげー嬉しい。はい。
だったので。
まあちょっとごめんなさい。もう個人的な北山への熱いパッションはこれぐらいにして。
ちょっと北山どうやって生まれたんですかっていうのをしたい。
いや嬉しい。ありがとうございます。
でもあれですね、北山に限らずこう、私がこれまでいろいろ描いてきた男の子は似てるって言われがちで、いろいろ思いはこういう男が好きなんだろうってめっちゃ言われてるんですけど、
もうその通りというか、なんか北山みたいな男の子をずっと描き続けてるんですよね、言うたら私。
本当また創作いつからしてますかの話にもなるんですけど、もう中学ぐらいからなんかそういう男の子ばっかり、
そうですね、中学ぐらいから定まってきたかも、そういういろいろ描きたい男性像っていうのが決まってきてて、
なんか今昔の漫画とか読み返してもみんな北山みたいなやつなんですよ、主人公とか。
だからそうですね、こういう男がとにかく好き、こういう男がっていうか、私が描くこういう男性が好きで、
もうそういう男性を描きたいっていう気持ちも込みでずっと創作をしてるんですね。
じゃあプロトタイプ北山みたいなのがいるってことですか?
いっぱいいるってこと?
北山が洗練されていってるっていう。
そうですね、なんかとりあえずこういう、なんとなくこういう要素を入れた男が描きたい。
その条件としてはちょっと顔が中性的な感じで、前髪が重たい感じで、ちょっとダウナーな感じで、片思いはされているっていう。
この4つの要素が揃った男なら何でもいいんですけど、そういう、かつ私が好きな感じに描くっていう。
それをずっと描き続けてるから、そうですね。
線が細いし、ちょけ方が可愛いんだよね。
21:01
ありがとうございます。
俺好きなんだよね。俺北山みたいなやつと友達になりたいんですよ、基本的に。
中学ぐらいの時からずっとそれ思ってたんですよ。
そうだったんですね。
なぜなら自分が北山になれないからなんですよ。
みんなそう思ってるのかもな。
大抵の男って北山になれないんですよ、なれなくて。
当然なんですけどそれは。
なかなか難しいかも。
北山みたいなやつと友達になりたいっていう。
嬉しい、そう思ってもらえる。
めっちゃ思っていて。
嬉しいな。
なんなんすかね、なんか実在感すごいのに絶対いない感じなんなんすかね。
いないっすよね。
いないいないいない。ほんとにいない。
めっちゃ言われるのがモデルいますかみたいな。
イエララがこういう男に片思いしてたからこういう人を描いてるんじゃないかみたいに思われがちなんですけど、マジいないっすね。
いないよね。
マジない。
どう思う?アンボ北山みたいなやついた?いなくない?
なんかでもSNSで北山風になりすましてる人いっぱいいるなと思う。
なりすましはいるんだよ、あのパチモンみたいな。
そうそうそう。やっぱだからそうなりたい人いっぱいいるんだなと思う。
目指してるやつはいっぱいいる。
そうそうそう。
確かにな。
目指すところは。
北山の側面を目指してる人はいっぱいいますけど、目指してる時点で北山じゃなくなっちゃうんですよ。
そうなんですよね。
北山は目指さないから。
ナチュラル感で言うとやっぱ見たことない。
そうですよね。むずいんですよね。だから北山みたいになるにはものすごくカッコつけたいとか、スマートでありたいみたいな気持ちがないと、外見はともてない。一方でそういう気持ちがあると北山になれないから。
そうそうそう。矛盾なんですよね。
それはもう無理なんですよね。
めちゃくちゃ金持ちじゃないと無理かなと思いますよ。
金持ちなら逆にいけます?
金持ちでいけるんですか?
金持ちだったら、なんだろう、それがナチュラルでできるというか、別にナチュラルにモテるし、ナチュラルに苦労しないしみたいな。
いやでも北山は金持ちの次元じゃない気がする。だって金が介入してないもん中高生。
確かにな。
中高、大学生まで。大学生は違うと思う。
金に基づく。
金の持てじゃないもん、そもそも北山って。
現実に存在するためには裕福な家庭じゃないと生まれないかなって思っちゃう。
ある程度ってことね。
金のおかげである豊かさでその北山的余裕が生まれるんだとしたら、たぶんまたそれはそれで金の豊かさによる人間関係、コミュニケーションの疎後みたいなのが生まれるじゃないですか。
あ、こいつすごい地下太いんだなって思った瞬間の心の距離とかあるじゃないですか。
北山はその辺も配慮できるっていう稀有な男だから。
24:05
別に今のところないっすもんね、そこのそこのないし。
確かに。
格差というかを感じないもんね。
生活レベルの差というか。
本当に想像上の差別なのかもな。
確かに。
最初の北山はもともと好きでこれが描きたいってなったのが北山だったってことですかね、最初の好きなキャラみたいな。
本当ずっとそういうキャラばっか描いてたからどれが最初だったのかちょっとあんま覚えてないけど。
本当にもうめっちゃ何十人とか描き続けてきたんでそういう男性ばっかりを。
どれが最初だったのか期限は思い出せないな。
思い出せないかも。
描きすぎちゃったな。
たまに北山って内面が出てくるところがあるじゃないですか。
シーカー編のラスト近いところとか。
そういう時って意識してることあります?
男性を描かないといけないじゃないですか。
でもそれ言うたら私、そこで初めてっていうか初めてじゃないんですけど、
なんか結構一線をこれまで引いてきた一線を超えるぐらい自分を出して北山の心理描写したんですよ。
あ、そうだったんだ。
内面に関しては。
絵を出したんだ。
そうですね、ちょうど私、北山のその話を描いてたあたりに、当時付き合ってた人との関係性で悩むことがあって、
ちょっと若干、あんまり言うとあれなのかな。
まあいいや。シーカーと北山っぽい関係だったんですよね、自分が恋人と。
完全にそうではないんですけど、ちょっと通ずるところがあったりとかもして。
だからこれ参考になるやんけと思って、
その自分と恋人との関係性で感じたこととかを北山のモノローグにたくさん詰めてみたっていうのはあって。
だからそのあたりはすごい自分の体験は生きてきてたとこでしたね、今思うと本当に。
いや、あれは男にも響いてますよ。響いている、本当に。
それってじゃあ、先生がその環境じゃなかったら入れてなかったかもしれない。
入れてたとは思うけど、ああいう、あそこまで何て言うんですかね。
北山のキャラクターはもうちょっと済んでたかもしれないって思います。
すごくこう、何て言うんですかね、自分の体験が生きてくるからこそ、
より人間らしさを詰めた心情の動きになってるかなって今は思ってて。
そうなんですよね。
なんかもうちょっと自分の体験入ってなかったら、なんか解像度っていうか、
27:06
もっとサラッとしてたかもしれないって思います。
そうですね、でも内面がね、やっぱそのちょっと自分を乗せられたから、
なんかあそこまで立体的にというか。
でも乗せるもんじゃねえなって思っちゃいました正直、乗せて。
結果良かったかもしれないですけど、コメント欄でもうボコボコに言われるというか。
やっぱ再コミのコメ欄、どっちかというとシーカかエリコよりの、
二大主人公であるシーカかエリコよりのコメントが多いんで、
北山は結構ボコボコに言われがちなんですけど、
なんか自分がこういう気持ちになるよなって思いながら書いた北山に、
なんだこのカス男みたいな、こんなクソ、シーカ付き合うべきじゃないってめっちゃ言われて、
やっぱ私カスなんだってすごい思って、
これは私の気持ちだから、この北山が怒られるってことは私もやばいんだって思って、
すごい落ち込んで、それまでキャラクターをイコール自分でやってなかったからこそ、
気づけなかった傷つきがそこにあって、もうやりたくないって思っちゃいました。
たしかに入れ込みすぎるとね、その分ダメージとかもね。
そうなんですよね。
間違いないですね。
だからやっぱり一戦は引き続けたいな、今後もって思いました。
確かに。
ダメージがちげえなってなりましたね。
そうですね。
じゃあレアな立体感だったんですね、あれは。
もう今後ない、今後生まれる可能性が低い。
なんかやっぱ女性読者さんからしたら、こんな急に北山のターンになったらリアリティなくなったのとかよく言われるんですよ。
いやそんなことないから。
ごめんなさい。
いや本当に嬉しい。
すいません。
はい。
なんかやっぱりこう、なんて言うんですかね、北山寄り志向なのか、シーカ、エリコ寄りの志向なのかで、
全然お互いのこと理解できない存在になっていくから、
実際もしかしたら北山的な状況になりがちの男性とかからしたらすごく共感できるモノローグだった可能性もあるんですけど、
そういうのが全然わからない女性読者さん、女性に限らずそういうのが全然わからない読者さんからしたら、
もう急に宇宙人みたいなモノローグ入れてくんなみたいな、いらら思いやっぱ男のことわかんねえんだなみたいに思ったりもするんですよね、多分。
だからそういうコメントがいっぱいになるとすごい自信なくなっちゃって、私がただ一人頭がおかしかっただけなのかとか思ったんですけど、
でも結構本当に根本先生も今おっしゃっていただいて嬉しかったし、
北山的なこう体験をしてきた人からもう読んで泣いたみたいに言ってくださった人とかもいて、
本当にこれは僕だと思いましたみたいな、
一瞬コメント欄で傷ついたりはしたけど、今は本当に書けてよかったなって思いますね。
貴重な体験でした。嬉しい。共感していただけた。
30:03
71話とかやっぱ好きだったな。今ちょっと読んでたけど、やっぱ好きだったなと思ったな。
話聞きながら漫画読んでた。
今全部聞いてなかった。
いや、聞いてたよ。聞きながら読んでた。
グラウンドミュージックとして聞いてたもん、今。
グラウンドミュージックは。
今めっちゃ俺エモい気持ちになってスワイプしてたもん。
こんな気持ちになって。書いてたのか選らなさんと思いながら71話。
北山が今泣いてました。
71話ありがとうございます。
そうですね。本当なんか自分的にはやっぱりすごく長く付き合ってた人で、
当時付き合ってた人長かったし、いろいろ考えるところがあったからこそ、
そのタイミングで漫画書けたのは自分の人生にとっても意味があったなって思いますね。
本当に。
貴重な体験。ありがとうございます。
北山のそこら辺だけはちょっとだけ自己投影されたということで。
そうですね。はい。
そしてちょっとダメージ食らったけど結果良かったなって感じです。
えー面白い。
ありがとうございます。
安保他に聞きたいことある?聞きたいことというか。
聞きたいこと?今ずっと物作ってどういう、なんだろうな、
個人的に俺が聞きたいことと、聞いてる人聞きたいことどっちかなみたいなのがあるんだけど、どう?
結構だから今大が話してる、制作?クリエイティブについては、
多分まあもちろん僕らも聞いてすごい勉強になるし面白いと思うけど、
より今このラジオ、ポッキャスね、ポッキャスを聞いてくれてる人も、
すごい聞きたいことではあると思うんだけど。
じゃあ聞いてください。
じゃなくて俺が聞きたいのはなんかもっとこう、
いらら先生と俺らこの二人個人のなんか仲を深めたいと思うのよ。
あー。
そう。だからその恋愛について聞きたいもん俺。
あーなるほどなるほど。
それラジオでさ、話せなくない?それさすがに。
ラジオは。
話せない?話せない?
それは飲みに行こう。
飲みで、飲みでお願いします。
そうだよね、そうだよね。
このいらら先生が酒飲みっていうのはあの大体皆さん周知されてることなんですか?
あーそうですね。はい。基本的に。
あ、そうなんだ。
よくSNS酔って荒らしたりしてる。
すごい。
酔って荒らしたりしてる?
荒らしたりしちゃうんですよね。
すごい。
だからわかってると思う。
あ、そうなんですね。
デイスイしてスペースやったりとかしたことあるし。
あ、そうなんだ。
めっちゃ後悔したけど。
はい。だから知ってますみんな。
えー、いや、なんかじゃあ結構もう多分これ今40分40分くらい撮れてるからなんかここら辺で締めようかなとか。
33:02
逆にでもいらら先生からはない。
僕もせっかくね来ていただいて、俺らが聞いて答えてる、答えてもらってるだけだとなんか申し訳ないというかさ。
あーまあ確かに。
まあねもとだいとかに聞きたいことがあれば。
えー。
あったりします?
どうしようかな。
でも、2人のじゃあ出会いとか?
気になるかも。
僕らの出会いですね。
大学1年生の。
そうですね。
大学1年生の時の、なんか新漢字じゃなくて、なんか仲良くなりましょうかいみたいなのがあったんですよ学科の。
はいはいはい。
あったね。
僕たち漫画学科っていう漫画を書く学科だったんですよ。
うんうん。
なので、なんかその仲良くなりましょうかいみたいなやつのお題というか、なんか出し物で。
お題絵?
お題絵をみんな卓に分かれてやりましょうみたいな状態になったんですよ。
あったな。めちゃくちゃ懐かしい。
で、その時のグループの中にいたのが、たまたま俺とアンボ君と、でもう一人、まあちょっとすごくガンダムが好きなオタク気質な子。
はいはいはい。
がいて、で、その時出された絵を描いてくださいっていうお題が、そのレクリエーションで出されたお題が、まあ雑句だったんですよ。
雑句。
で、ガンダムの雑句ね。
はいはいはい。
で、そしたらもう僕らのグループの中にいる、そのガンダム好きのちょっとオタク気質な子がすごい勢いで雑句を書き始めて。
すごい勢いで。
で、俺とアンボはもうそれを見て、もうやれやれみたいな。いけいけ、おいすげえじゃんってもう林立てる側になったんですよね、初対面の中。
はいはいはい。
で、その時になんか、お、こいつとはなんかスピリッツが合うのかもしれないみたいな。
あー。
僕目線になりつつ。
はいはいはい。
で、でもそのオタクくんはすごい勢いで雑句をバッと会場のみんなに向けて見せて、雑句できました。
雑句できました。
でも、そう、できましたってなって、ちょっとなんか勝負形式だったんで、そのお絵かきしてください。
ほかのタクの人が書いた雑句が選ばれたんですよ。
あー残念。
そう、残念で。
そしたらそのオタクが、なんて言ったんだっけな。
それは雑句じゃ。
シャア雑句だろ。
それは雑句じゃなくてシャア雑句だろ。
そう。
なんかちょっと違うんですよね、頭の形が。
あー。
わかんないですけど。
若干違うんだ。
なんか、雑句は多分緑でちょっと丸っこいんですけど、シャア雑句は赤であのツボ入っててね。
そうそうそうそう。
真ん中に。
それは雑句じゃない、シャア雑句だ。
みたいなことを、すごい早口で、わーっと。
ブチギレ。
もう。
マジブチギレ。
ブチギレでもう唾飛ばしながら全力で喋ってるのを見て、俺とアンボそこでめっちゃゲラゲラ笑うっていう。
こいつすげーな、でも。
それらしいな。
で、なんかちょっと流行語になったんですよ。
シャア雑句だろ。
っていうのが。
あーいじってんだ。
はいはいはい。
36:00
それをお互い、2人で、その場でちょっとケタケタ笑うっていう空気が生まれた時に、あ、こいつやってなったのが俺の印象です。
わかるなー、その感じ、共有、ちょっぱなで共有できたら、もうダチっすね。
そうそうそう。
そうそう。
いや、覚えてるアンボ。
まあシャア雑句のくだりで覚えてるから。
めちゃくちゃ覚えてるよ。
そうだよね。
なんかやっぱ、その、共感性集中心を感じるポイントがたぶん一緒だったんですね、一体と。
そうそうそうそう。
同じ、そのなんか、同じ目線にいたというか、その、なんか会場の空気とか、やっぱ漫画学科っていうとこだったんで、あのー、で、4大だったんですよ。
4年生大学の漫画学科だったんで、なんか専門に行くほどの勇気はなくて、でも4大っていう、まあちょっと勉強もできたらいいなとか、割とこう、なんか振り切れないというか。
で、倍率も1.1倍みたいな、なんかちょっとぬるい空気はあったんですよ。
で、その中で行って、でもまあ頑張るぞとは個人的には思ってましたけど、その中のこのぬるい空気感というか、こいつらなんか、こいつらなんか近くねえかなみたいなのをたぶんその最初の方とかに大人と共有できたんですよね。
まあ別に言わずもがないみたいな。
そうだね。
同じ空気感を感じてて、だからまあ自然と同じように一緒に同じ空間にいて、同じ時間を過ごすことが多くなって、みたいな感じでしたね。
ああ、そうだったんですね。
それで今も。
なんか仲良くなり方ってそんな感じだよね。
うん、ですね。
友達ってそんな感じかもな。
いやー、えー、まじ飲みに行きましょう、まじで。
はい行きましょう、これは。
はい、ぜひぜひ。
でもなんか今日話してみて、いらな先生の創作欲求の根源がどこにあるかちょっと探ろうかと思ったんですけど、もうなんかもうそもそも好きだったみたいな話でした。
そうですね、もうだから。
うん、それが好きだった。
異性愛と同じように創作欲求の感じ。
でもなんか書き、書き続けてきてるからこその今みたいな感じでは。
そうですね、だからこんな仕事にできていいことないですよ、こんないいことないですよって思ってますね。
いやいいことしかないからね。
はい、よかったです。
ありがとうございます。
今日はちょっと来ていただいてすごいありがとうございました。
もうこちらこそめちゃめちゃ楽しかったです。
いや楽しかったです。
まじで飲みに行きましょうね、本当に。
はい。
今日は。
もちろん、たぶんあの根本大からはあんまり言わないで。
いや言うて、言うて。
僕から言ってきます。
もううるさいな。
え、言うて。
本当にお願いします。
はい、じゃあ。
もちろん。
38回前後編になりましたが俺はそうは思わない。
今回はイララ先生を迎えてのゲスト回でございました。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
お相手は根本と。
あんぼと。
イララももいです。
39:02
よっしゃ。
それでは、はい、みなさんありがとうございました。
ありがとうございました。
言うことわかんねえ。
ありがとうございました。
ありがとうございました。