大将 うん、わかるようになる。 え、でも空の写真撮んの?
大将 うん。いやでも空って入るじゃん、風景写真撮ってたら、基本。 ああ、なるほどね。
大将 空だけじゃなくても、なんか建物と空とかさ、入れてたらさ、今日空たけんだなとかさ、色すごい良い日だとかわかるようになるよね、なんか。 確かに。
大将 解像度上がるんだよ、世界への。これはおもろいっすよ。 いやでもこれ、これちょっとやっぱ大と見えてる世界というか、なんだろうな、何に注目するか違うんだなって思ったんだけど。
大将 その2日目にね牧場行ったんですよ。 うん。
大将 めちゃくちゃ天気良くて。 良かったね。
大将 でも富士山丸見えみたいな、もう山肌?岩肌?何て言うの?もう見えるじゃん、ぐらいさ、くっきり見える、すごい富士山の綺麗なところで、みんなさ、その風景撮るじゃん。
撮るね。
大将 まあ俺も撮るんだけど、やっぱそれより、その牧場なんかめっちゃでかいブランコとか、すごいその長いハイジブランコみたいな名前のやつとか。
あったね、富士山をバックに撮れるブランコみたいなのあんだよ、いっぱい。フォトスポが。
大将 そういうちょっとした高さとか景色を生かした写真スポットがあって、そこで遊んでる子供の顔の写真とかの方が、やっぱなんか良さ感じちゃうね。
そうだね、面白いもん。
大将 結局その環境にいる人を撮る方が、撮ってた気がする。自然とこう写真見返して、風景の写真とかより、ほんと頬張ってる、食べ物頬張ってる瞬間とか、歩いてどっかに向かってる写真とか、そういうのばっか撮ってましたね。
人撮るの好きなんじゃない?で得意になってくんじゃない?それが。
大将 ね、でもそれの方がなんか楽しいかも。よくあるじゃん。
人撮るの上手い人いるよ。
大将 おしゃれなさ、建物とかさ、場所、天気、ライトみたいな感じを撮るのもまあおしゃれだなと思うけど、それよりそれ見てる人撮る方が俺は結構好きだなと思いましたね。
俺建物と空ばっかっすね、撮れるの。本当に得意なの。
大将 何をさ、持ってさ、得意というか好きなのよ。
大将 なんかバチッとした絵画みたいな構図が撮れたときに気持ちいいってなるね。建物空。
気持ちよさなんだ。
大将 そう、スカイツリーを中心として、街並みと空の色味。今一番いい時間帯かもしれないっていう色味と、その構図を全部日の丸にまとめましたみたいな感じになったときに、来たよみたいな気持ちになる。
俺はね、そう。
大将 おもろ。確かに全然違う。なんか俺、その変な表情というか、この時こうだったよな、ああだったよなみたいなのがわかる写真撮れたときの方が、なんか嬉しいというか。
大将 でもそれ才能っすね。それね、才能だわ。完全に。わかんないんだよね、俺。あんまり人を撮るの得意じゃなくて。
大将 俺ね、ずっと、明らかにキーちゃんの方が上手いんだよ。
ね、それずっと言ってるよね。
大将 本当にびっくりするくらい上手い。グループLINEにあげたさ、友達の息子のさ、赤ちゃんのね、写真あったじゃん、泣いてる。あれね、良すぎるじゃん。
大将 確かに、めっちゃ泣いてるところね。 あれキーちゃんなんだよ。めっちゃ泣いてるところと、奥さんのちょっとよだれかけで顔拭いてあげようとする手の陰影の感じ。あれね、ストーリーが見えるんだけど、撮ったのキーちゃんなんだよね。
大将 あ、そうなんだ。
上手すぎるんだよね、あれ。
大将 確かに、あの写真良かったね。
すっごいストーリー見えるんだよ。
大将 確かにそのストーリーが見えるのか、人のおもろい写真というか、相苦しい写真みたいなのって。
その一瞬みたいなさ、別に撮りつくろってないけど、本当にストーリー生活が見えるみたいなのが。
大将 いいね。
大将 俺はね、俺は撮れなくて、あ、才能だなーみたいな、才能あんなーって思いながら。
そうなんだ。
大将 撮れないんですよね、なんか昔から。
いや、カメラ面白いですね。
大将 カメラおもろいね。
うん。
大将 あ、ね、魔界の牧場だ。すごい良かったよ。
あ、そうだ、場所と名前ね。
大将 良かった。魔界の牧場すごく良かったから行った方がいいかも。
ね。
大将 すげー良かった。
なんか、ビュッフェのあるレストランもあって。
大将 あったね、ビュッフェもうまかったね。
すごい安いけどうまかったよね。
大将 びっくりするぐらいうまかった。
うん。
大将 魔界の牧場のビュッフェは、何がうまかったかな。ハンバーグうまかったし。
いや。
大将 ちゃんと作られたよ、うまいって思って。
あのー、ほぼ全部醤油味だったのが良かったよね。
大将 ふふふふふ。
なんか、こう、なんていうの?
大将 お前なんか、褒めどころ下手だな。褒め方下手だな。
大将 おしゃれな、なんか、おしゃれな彩り重視のものがいっぱいあるわけじゃなく、もう、おかず!みたいなやつが並んでるのがね。
そうだね。
大将 しかもそれが、そのなんていうの?順路でいう一番最初に固まってるのがね。
そうだね。ハンバーグとかね。
大将 素晴らしかった。もう。
角煮とか。
大将 そうそうそう。あとなんか豚肉のなんとか炒めみたいなのとかが、もう前半に固まってて。
大将 大体の人一発目、この9個に分かれてる皿。
大将 大体の人がバーって乗せてったらほぼ茶色になるだろうっていう商品のラインナップが良かったね。
大将 それはお前、野菜食わねえからだ。
いや、でもさ。
大将 お前だわ。
そんな野菜のやつさ、なんかあの、野菜のやつなんかの四角いやつしかなかったじゃん。四角いなんか、なんだろあれ。
大将 俺結構彩り良かったけどな。
うんそ!
大将 待って、俺、俺は良かったっすね。
大将 だってさ、ハンバーグ、煮込みハンバーグみたいなのがあって、あと角煮みたいなのがあって、で、牛、豚肉のなんとか炒めみたいなのがあって、で、茄子のグラタンみたいな、茄子の揚げ浸しみたいなのがあって、で、あと唐揚げでしょ?
よく覚えてるな。まあ唐揚げあったね。
大将 うん。とか、で、今六でしょ?あと、あの、なんか、えー、里芋の、なんか煮た、煮物みたいな、ちょっと味付けされてるやつとか。
うん。
大将 じゃん。もうそれ全部取ってったら、うー、もう全部茶色やん。ってなったんだけどさ。
でも俺、キッシュとかさ、そっち取ったもんね。
大将 それ、ほんとに食べたくて取ってんの?
ほんとに食べたくて取ってんだよ、お前と違ってな。こっちは。味覚が大人なもんで。
大将 いや違う、なんか、言っとったよな、お前、なんだっけ、なんかその、前日、というか、その、行った旅行の初日の夜は、もう、ひたすらね、あの、バーベキューで、肉、肉肉ソーセージみたいなね。
うん。
大将 で、あと焼きそぼ最後にドン、みたいな感じだったから、もうなんか、肉はもういいみたいな言ってたの、お前。
大将 いや、サラダありがた、みたいな。しかも、だいたいこだわってたから、どの野菜も、いや、ちゃんとこだわってる産地あるわ、みたいなやつ。
大将 ほんとに、ここで取れてるや、っていうのが、わかる感じ。うわ、ありがてぇ、ってなったよね、ほんとに。
ありが、ありがてぇってなるんだよ。
大将 もう、おありがてぇってなるよね。
なるほどね。
大将 こう、地方に来ないと、無理だわ、ってやつ。
大将 うわ、今日の話それじゃない?
なるほどね。
大将 それ、俺もさ、それ話したかったんです、最近。
ほう。
大将 最近話したかったんですけど、
はい。
大将 言語化とかもうよくね、みたいな。
おお。
じゃあ今回は、
大将 言語化よくねテーマに変わりました。
そう、いや変わりましたけど。
大将 OK。
言語化とかもうよくね時代。
大将 うん。
えー、じゃあ行きましょう。
大将 はい。
はい。
大将 俺思う。
えー、そう、14号始めます。
大将 こんにちは、漫画家の根本大です。
大将 デザイナーのアンバッチです。
大将 この番組は、漫画家とデザイナーが、俺はそうは思わないを語りながら、最高のクリエイターを目指すポッドキャスト番組です。
えー。
大将 いやー、そうねー、言語化さ。
もうよくね。あんなに今まで、
大将 笑
世は大言語化時代か。
大将 世は大言語化時代か。
言ってましたけど。
大将 いやなんかさ、なんかさ、
うん。
大将 下りすぎたというか、ここ3年ぐらいでね。
ほうほう。
大将 言語化っていうまずさ、言葉遊びがさ、
まあそうね。
大将 あのー、一般、まっすに下りすぎた感じというか、
大将 あと言語化できる人がもてはやされすぎてるムードみたいなのもずっと感じてんのよ、俺は。
まあ、すごいことだけどね。
大将 すごいことだけど、
うんうんうん、確かにね。
大将 そう。
大将 な、なんでそんな言葉強いんみたいなのも、最近ずっと思ってて。
うんうん。
大将 なんかさ、そのー、最近ね、ファイナルドラフトっていうね、ネットフリックスのね。
はい。
大将 まあ、その肉体系ドキュメンタリー見たんですよ。
うんうん。
大将 あのー、なんつったらいいんだろうな、えーっとね、二軍落ちしてしまった選手とか、
大将 もう引退してしまった元日本代表の、たとえば伊藤井とか、
大将 サッカーの、誰だっけ、ちょっと名前が思い出せないんだけど、
大久保。
大将 ね、大久保とかさ、が、集まって、あのー、ちょっとしたイカゲームっぽいことをやるの、肉体で。
うんうん。
大将 っていうドキュメンタリーがあったんだけど、
はい。
大将 なんか、やっぱそれ見てても思ったんだけど、結局、その自分の肉体一つで注目稼げてる奴らすごくねえか、みたいなのも、
はいはい。
大将 その番組で思ったんだよね。
うーん。
大将 肉と汗だけでこんなに見れるんだ、みたいな。
なるほどね、そこにこう、その状況をめっちゃ上手く言ってる奴とかではなく。
大将 うん。じゃねえっていう、そっちじゃなくて、なんか、今一番見たかった奴だったんだよね、俺的には。
ああ、なるほどね。
大将 本当に。
大将 この夏は汗だよ、みたいなことずっと言ってたじゃないですか。
ああ、感覚で見てる感じね。
大将 あの、何回か前に。
大将 そう、肉と汗がほとばしってるだけで、怪物たちが競ってるだけで見れるんだ、っていうのを久しぶりに食らって、
大将 うんうん。
大将 で、まあさ、さっき言ったようにさ、富士山見てるだけでもういいんだよ、みたいな。
うん。
大将 もう、友達と富士山見て走り回って野原で寝っ転がってるだけでいいじゃん、みたいな感じ。
うんうん。
大将 そっちも重要だよな、みたいな。
いや、そうだよ。
大将 なんか、何が言語化だよ、みたいな。
本当に。
大将 言語化できたからなんなんだよ、っていう俺思うになってる、今。
ああ、なるほどね。
大将 ちょっとだけ。
大将 そう。
ああ、いいね。おもろいですね。
大将 このラジオの言語化代表をやってるんですけど、僕は。
そうですよ。まさにそう。
大将 ねえ、まさになんだけど。
本当に、本当に。逆の立場になってきてる。
大将 そうだね。
俺が、お前言語化言語化って言ってる中、もっとこう、感覚でいいじゃんって言ってる。
大将 うん。
僕はもう逆になってきてるね。
うんうん。
大将 いやでも本当にフィジカル強い時代は来ると思うよ、この後。
ああ、そう、確かに。
大将 なんか、シンプル体力があるとか、こう、なんか、いやぶっちぎそのさ、理論的でありますみたいな、ロジックめっちゃ通ってますみたいなのって、もうAIいるじゃんみたいな話になるんだよね、この後。
ああ、なるほどね。
大将 AIやってくれるやん、そんな。人の話をさ、筋道でやっててさ、整えてさ、あのロジック組んでさ、ちゃんと伝わるように伝えるなんてAIがやってくれるんだよ、そんなことは。
大将 だからもうその、ロジックを、ロジックはあるけど、それを見せずに、フィジカルですよで見せてる人が最強になってくるわけだ。
強ない?みたいな、ちょっと思ったよね、最近。
大将 確かにね。
あと、シンプル歌えるやつとかね、踊れるやつとかね。
大将 うんうんうん。
そう、でも辛いの、別にいいじゃん。
大将 辛いっつうか。
なんてよ、そんなお前の、むしろお前のそのフロアを沸かしたい感の方がわかんねーもんね。
大将 いやー、これはねー。
なんて、その嘆き。
大将 うわーって。
大将 これはねー、やっぱ一回バンドとか音楽、一回だけやると、そっちの気持ちよさあるんだよねっていう。
大将 やっぱ大は早いですから、大体みんなね、高校生とかできれいにやるなんか、中学でね、もうバンドやって。
中学でー。
大将 なんかその、お祝いみたいなやつでやったんでしょ、中学校の。
そうだねー。ああいうのも、結局ああいうやつ強いな、みたいな。
大将 もうやっちゃってるやつね。
そう、そう。で、先週なんぼもさ、やっぱ音楽気にしていると、最近結構気になっていると。
大将 音楽ってやっぱすごいですよね。本当にまさに、わかんない、作ってる人はすごい言語化の末やってるんだと思うけど、
視聴者というか、聴く側、リスナーは、もう本当に、まあ俺はだけど、本当に感覚だけで捉えてるというか。
そうだよね。
大将 うーん、この曲聴いたら、気持ちよくなるみたいな。ライブ会場とかそうだよな。
大将 この曲聴いたら、なんか、一歩目ちょっと力強くなるみたいな歌ってあるやん。
うんうんうんうん。
大将 で、すごいよね。なんか洗脳に近いというかこう。
わかる。わかるわかる。
大将 みんなが同じタイミングで同じ感情になれる空間を共有できるっていうのが、そのなんか、言葉じゃなくて、本当にそのシンガーのさ、
喉一つ、息一つ、パフォーマンス一つで、もう肉と汗でやれちゃうみたいな感じ?音楽強みたいな。
それはさ、それはでもさ、もうまさに漫画家と言ったらやっぱ漫画なんじゃないんですか?その。
大将 漫画家はそうだよ。
大将 ビリブレを読んで、っていうことじゃん。
そうね。それはそう。
大将 歌手の歌声、ま、曲だよね。アーティストの曲を聴いてやる気が出るように、漫画家目元大のビリブレを読んで、何かこう、心動かされる人がいるわけだから。
うん。嬉しいよそれは。
大将 それで沸かすんじゃダメなんですか?
いやそれはもちろん欲しいよ。その、同時多発的じゃない心の動かしね。読んでくれた人が染み入るように心を動かしたりとか。
あ、今日これ読んだからちょっと元気出たかもみたいなさ。朝の電車の5分でさ。ちょっとだけ心軽くなったかもみたいなさ。のは嬉しいよ。もちろん。
大将 ビリブレは言語化に言語化を重ねて生んでる作品なので、で、作品内の解釈も結構言語的なんですよどっちかっていうと。スポーツ漫画よりではないんですよね。かなり。
そうだね。ビジネスが入ってくる漫画ですから。
大将 そう。あとテニスって言語的なんだよね結構。あんまり打った投げたみたいな感じじゃないというか。野球的な。うわーみたいな。
一塁回った二塁回った三塁回ったうわーみたいな感じじゃない。なんでこの点決まったんだっけの話をずっとしてるんだよテニスって。
大将 最近多分俺が普通に飽きてるってのもあるんだろうな。なんかそっちの言語的なことに全てを解釈しようとしすぎる病。
あるかもね。
大将 あるよね。
疲れてたね。この夏だいぶ疲弊したよな。
大将 疲弊したと思うよ。
本当過去最大ぐらい疲弊したんじゃないですか。この30年。
大将 これ最大だと思うよ。いろんな脳みそを使った気がする。30歳。だね。
いいねなんか。
大将 なんで社会のムード的に言語化もうよくねって思い始めてるのかっていうと。
ほう。
大将 あーそうだね。ファイナルドラフトもそうなんだけどさ。まずできるやつが増えすぎた感じあるよね今。
あーなるほどね。
大将 なんでも構造化するし、固有名詞使いながらさ、具体と抽象を繰り返せば、人の脳みそを動かせるってテクニックを知っている人が、
ショート動画とか、ポッドキャストもそうだし、YouTubeとかでも対等するようになった。
みんながふわっと空気みたいに感じていることに名前をつけて、バズるみたいな構造が増えた。
はいはいはい。
大将 でその人たちが言語化すげー、この人のこの言語化がすげーんだよってコメント欄でまた言語化バトルが始まるんだよね。
うーん。
大将 その二次生産ね。言語化の二次生産言語化バトル始まるじゃん。
うんうん。
大将 なんかそれに増えすぎたっていうのがまずあるのかな一個。
確かになー。
大将 なんかそのプロの人のアートとか漫画とかいろんなクリエイターのプロの人の言語化を聞く場面って絶対増えてるよね。
増えてる。増えてるし、なんかその解釈の仕方とかもさ、やっぱその浸透するじゃん、大衆にどんどんやり方が。
大将 そうねー。なんかね、前というかわかんないけど、今までほんとにただ見るだけというか、どういう苦労の末これができてるのかとか特にそんなに意識せず、作品となったものを浴びてたけど、それがちょっと変わってきてるっていうのは確かにあるよね。
そうだね。何でもとりあえず感想をシェアするみたいなのが第一段階あるからさ、何見てもさ、でも未だに書店行ってもさ、結構ビジネス系の棚に平積みされてんの言語化系の話なんだよね。結構未だに多いなーと思う。
大将 伝え方とかさ、言葉にする力とかさ、どうアウトプットするんだみたいなのが、みんなの悩みとして結構平積みされてるなーっていうのは感じている。
大将 いやでも確かになんかなんだろう、今までさ、なんつったらいいんだろうな、非言語化でやってきたことというか、まあ空気読むとかさ、暗黙の了解とかってやっぱまああったじゃん。
あったね。平成の頃。 大将 でもそれがすべてこう、なんで?みたいな話になってきて、それをちゃんと説明してもらわないとわかんないですよっていう世代というか、それをやるべきという空気みたいなのが、やっぱずっとあると、その今までなんとなくでやってきたことがそうじゃなくなってくるよね。
会社とか特に。なんか、句伝で伝わっているものってあるじゃん。
ある。 大将 口頭だけでこう、あれはああいう、あるんだよみたいなのが、口頭だけでこう伝わっていって、まあ確かにそれってそんな良くねえことだなとは思うんだけど、その世代によってなんか解釈変わったりしちゃってすることもあるだろうし。
でもじゃあそれにいちいち全てマニュアルつけますかって話になってくると、もうなんかマニュアルないとできない人になっちゃうだろうし、第1にまずマニュアルは?みたいな。第1個目の選択肢としてマニュアルを読むってなると、なんかこう、そういうその感覚だけの鋭さみたいなのなくなっていくよね。
大将 言語化してくれないと、説明しないと理解もできませんみたいな世代というか、脳の感覚になっていっちゃうよなとは思うね。
ああ、でもそうなんだよな。本能的なところからちょっとかけ離れる気がするのが、たぶん言語化の弱点なんだって今気づいて。
確かに。
大将 そうだよね。なんか飲み会とかもかなり言語にされて再解釈されまくったじゃん。この令和に入る途中で。平成の終わりって飲み会ってもう当たり前だったよねって文化あって、上司を立てるのは当たり前ですとか、でもそれでえ、仕事の時間内じゃないのに給料も出ないのに何なんですかっていう感じとか、どんどん言葉になっていったじゃん。
大将 それが怖いね。
大将 でも本来飲み会が持つ本能的な結束力ってあるじゃないですか。人間としての、よく言うのがさ、人間って究極その液体の交換でしか仲良くなれないって説があって。
なんだよそれ。
大将 いやこれ本当によく言うんだよ。本当によく言うから。だから唾液、体液、汗なんだよね。だから飯、スポーツ、セックスは仲良くなれるんだよ人間が。すごく親密になれる儀式なんですよ。飯を一緒に囲む、新食を共にするってことなんだけどそれって。
大将 すごい本能に根差している行為なんだけど、飲み会は再解釈されすぎて、本能から一番遠いところに言葉が持っていきすぎた。これ意味あるんですかっていう。
大将 あれ、やっぱ新食は共にできないじゃん。会社ってさ。だって寝るのはさ、無理じゃん。だからせめてご飯は一緒に食べようよっていう場だったんだよね。あれは。同じチームとして。そうじゃん。じゃないと仲良くなれないことっていっぱいあるじゃん。一緒にご飯食べないと。とかさ。
大将 ね。しかもその、そもそも別に仲良くなる人あるんですか?とか。
大将 ああ、そうだね。そっちにね、行くやん。言葉が。持っていくやん。
大将 そうなるとね、確かに。
大将 ああ、みたいな。本当はね、いや、そうだね。なんかおじさんくせえ会話。なんだこれ。おもろいですか?これみなさん。どう?
大将 いやでも本能的な部分がね、そがれていくはわかるわ。
大将 なんかそうなんだよな。言葉って絞る行為だと思ってて。他の可能性排除しちゃうっていうのはあるんだよね。言葉にした瞬間に切り取られなかった言葉たちがまあ、ついえるわけで。
大将 本当にそっちも含んでたニュアンスとか、切り捨てられた言葉たちが持ってた本能的な何かみたいなのもそがれてちょっとクリエイティブになるんだよ。機械的になる。断定される感じ。
大将 しかもだからその飲み会の存在意義みたいなのを説明する側はさ、その削られたであろう言葉の中で本能を感じているおじさんたちだけで、その人たちが頑張ってその若者に言語化して飲み会の良さを伝えるとしてもまあ伝わらないよね。
大将 だし、おじさんたちが本能を語り始めたらセクハラだからね。今ね。そう。これはね、大事なんですよ。みんなで蒸気を組みかわし、液体を交換するっていうのはね、大事なことなんですよっていうおじさんがいたら終わりだよね。
きの 確かに。液体っていう言葉を使ったらおじさんは終わりだろうな。
大将 そう、これは本能としてね、人間の本能として大事なことなんですよ。
大将 言語の話だろ?
きの そう、言語化の話だ、言語化の話。
大将 ああ、なんかやっぱ本能的な部分が今はなかった。
きの そうだね、で今ちょっと本当にこの夏ずっと言ってたのは身体性大事だよね、はずっと言っていたので。なんかそっち、そっちって言語じゃねえよなみたいな。バランスなのかな?バランスも大事だし結局ね。
大将 いやだから言語化を言語化として見せるのもダサいなになってくんじゃない?
大将 わかるわーわかるわーなんかさ、そうじゃん。
きの それはわかってるけど、もうわかってるんだよ。でその人もなんかクリエイター側も全部しっかり言語化した上で、それをそのまま出すんじゃなくて、それを身体性として出すみたいな。
大将 ダンスとかね。
きの そうそうそうそうそう。
大将 それできたらかっこいいけどね。
大将 出来てる人がかっこいいと思うし、でそういう人がなんか他の番組とかそれとYouTubeとかで裏側として言語化の部分を話すみたいなね。のがやっぱ一番今多いよね。
きの 多いと思う確かに。
大将 うーん裏側としての。
大将 まあなんかでも今裏とか表とかない感じはあるけどね。みんなもう正直に。正直に自分のことをもう話してますよみたいな感覚はあるけどね。もう裏表とかじゃなくて、どこに行っても自分いますよみたいな。
大将 ここの自分も自分だしみたいな。文人思想じゃないけどさ。別にサブチャンの自分も自分だし、本当のチャンネルでバカ騒ぎしてる自分も自分だしみたいな。
大将 あのーそうだな確かに。なんかアーティストだと米津玄師はすげーなと思うというか。たぶんね、もうすごい言語化がすごい人だろうし、超越してる人だと思うんだけど、まじでアウトプット部分しか見せてないじゃん。
大将 あーそうだね。ずっと謎に包まれてるよね。
大将 番組とかでインタビュー答えてるのあんま見たことないし、ニュースとかで取り上げられてることあるけど、けどまあそんなにすごい多いわけではないのかなとか、SNS自体もそんなすごい、そういう個人としての考えをやるっていう使い方はしてないだろうし、
大将 なのにバシバシタイアップとか新曲出して、でそのたんびに書くイラストがもうプロやんっていう、もう意味わかんないことをしてるじゃん。あれってでももうなんか新体制として出してるというか。
大将 まじで新体制だよね、ヨネズは全部。確かに。本当にそうだ、クリエイティブが。
大将 それがすごいよね。
大将 なんか本当にそうだ。ヨネズの裏側とかあんまり見たことないかも、確かに言われてみれば。
大将 まあ追ってる人はね、あるかもしれないけど、普通のお会い人の中ではなんか出てない方なんじゃないかな。
大将 あれはじゃあブランディングだね、すごい。
大将 かもしれないよね。
大将 うん、秘密リーに動くっていう状態をずっと続けている、すごいな。
大将 だってどこで絵の練習してんのと思うしね。
大将 確かにね、なんでそんなアウトプットが出るのいきなりって。
大将 なんかつい最近、シェンソーマンの天使だっけ、悪魔の絵とか描いてあげてたけど。
大将 そうだね。
大将 いやもう、えーって思うもん、どうしてっていう。こんなにライブ、アーティストとしての活動しながら、どうやったらこの絵の上手さに到達するのみたいな。ってわからないし。
大将 見えない、見せないんだ。そういう人もいるかも。
大将 それが、そのなんか才能の塊みたいな感じが行熱って感じ。
大将 そうだね。
大将 もう当時から。
大将 才能の塊。
大将 うんうん。
大将 が、かっこいいよね。
大将 うん、なるほどなー。
大将 そんな感じがしちゃうなー。
大将 うーん。
大将 なんか昔、昭和とか平成初期とか、ヘイヘイヘイがあった時とかね。
大将 うん。
大将 アーティストの人もボケるとか、なんかそっち系のコメディ的なバランス。アーティストの人がお笑い芸人と絡んで突っ込まれるとか、変なところ見せるとか。
大将 うん。
大将 ATMレボリューションのお話が上手いところとか、そういうなんか二面性のおもろさだったりしたけど。
大将 うーん。
大将 やっぱその米津とかの才能バチコーンみたいな塊があって、でも今はその言語化もしつつみたいなその。
大将 うん。
大将 それも出してるけど、言語化が上手い上で、すげえんだなこの人って思われる人も多いみたいな。
大将 うんうんうん。
大将 そういう人が増えてる感じするけど。
大将 なんか俺言語化とかもうよくねって思い始めているのの中に、今ちょっとね半分大喜利感も入っちゃってるなっていうのがあるんだよね。
大将 えー。
大将 もう、なんか言語化中毒野郎たちの言語化競争の中にはもう。
大将 あー。
大将 なんか半分以上新しい大喜利どうやって作ろうかみたいな、なんかねそういう思考が透けて見え始めてるんだよもう。
大将 そう。
大将 誰かとか言わないですけど。
大将 あーなるほどね。
大将 あー。
大将 へー。
大将 あー。
大将 そうなんだ。
大将 は感じていて、新しい言葉どうやって生み出してやろうか、この世にどう生み落として、どう新しく解釈してやろうかが結構透けて見えるし、さっきから言ってんだけどさ、結局それってさ、あのー、1分とかでさ、みんなをさ、沸かせられるさ、ダンスとか歌にはかなわなくないみたいなのが、これ言語化中毒野郎の限界なんじゃないかっていう。
大将 なるほどね。
大将 ここまで話すのに46分かけてるんですよ。
大将 ってかさーそう、これも話したいんだよ、これ。
大将 何?
大将 一方でね、一方でよ、今のYouTube、TikTok、ショート動画、本当に短くて一瞬で結論出せて、何秒以内に視聴者の脳を動かせる、少しでも快楽を与えられる、少しでも注目、アテンションを稼げるものこそが正義であって強いみたいな。
大将 で、それがお金になってしまう。こういうのをアテンションエコノミーと言うんだけど。その経済圏も、一方でね、まあこれ言い方むずいんだけど、俺はちょっとキモいなと思ってるんだよ。アテンションエコノミーもね。
大将 なるほどね。もうそこのだけでみんなが勝負してる環境が。
大将 いやこれはきついなと。いやもちろん上手いダンスとかは別よ。上手いダンスは別。すげえなみたいな。ただ、なんか別に上手くもなんともないダンスとかで、えーこんな回るかみたいな。で、世界今こっちに、こっちが求められてんのかみたいな感じもちょいきつい。
大将 なるほどね。
大将 そう、アテンションエコノミーとか大局にいるじゃないですか。我々一応、ポッドキャスターという。
大将 まあ、そうだね。長く。
大将 長い。で、結論があるのかもわからない。
大将 そうじゃん。まあ難しいですよ。連載漫画もさ、長く続いて結局面白くできるかなんてわからないことをやってるんですよ。面白くしようと思ってますよ、結末は絶対に。
大将 でも、そこまでやっぱその人気が出るかわかんないし。積み重ねていく中でもう畳んじゃうこともあるし。
大将 そうだね。
大将 漫画なんて何十巻出るからさ、続いてたら。
大将 確かに。
大将 タップした1秒以内に注目させたもん勝ちゲームみたいな世界ではない中で、結構アテンションエコノミーが今一興の時代きついなあっていうのも思っている。そっちも思っている。
大将 だから動画が強いもんね。一瞬で切り抜けるわけだから。いいとこだけ。
大将 切り抜けて拡散できて。そうだね。
大将 なんかいいシーンだけ見せれるわけだしね。
しもD わかってきたぞ。多分大喜利ゲームに見えてるのってアテンションエコノミーに載せるためなんだ。
大将 あ、なるほどね。
しもD そう。
大将 その短い時間で。
しもD 一言で上手いこと言う。
大将 はいはい。
しもD うん。うんうんうんうんうん。うん。そうそうそうそうそう。今バズりたかってる大喜利ゲーム野郎たちがやっぱりアテンションエコノミーに載せるために大喜利ゲームに見えるんだ。
大将 へえ。
しもD 言語家野郎たちが。
大将 なるほどな。
ぺけたん なるほどなるほど
ぺけたん いやーなんかそうなんだよね それ感じるんだよなぁ
ぺけたん いやーこの話面白いか?大丈夫か?
ぺけたん でもさぁ
ぺけたん はい
ぺけたん その、まぁでも結局それが自流なわけじゃん
ぺけたん うん
ぺけたん で、結局
ぺけたん 世の流れね
ぺけたん そうそう、で
ぺけたん うん
ぺけたん まぁそんなのって言って
ぺけたん うん
ぺけたん そこに、そこを通らずやることで
ぺけたん うん
ぺけたん まぁ売れなかったらもともこもない問題あるやん
ぺけたん あるね、そりゃそう、その通り
ぺけたん 車に構えすぎて
ぺけたん そうそうそう
ぺけたん ずっと機械を逃し続けるってやつね
ぺけたん それダメだよね
ぺけたん っていうね、芸人さんとかさ
ぺけたん なんかそういうのよく聞くじゃん
ぺけたん うん
ぺけたん あとまぁ映画監督とか
ぺけたん 聞くね
ぺけたん そういう系の人
ぺけたん そうだね
ぺけたん うんうんうん
ぺけたん やっぱ多いじゃん
ぺけたん 多い
ぺけたん で、なんか作品は評価される人にはされるけどみたいな
ぺけたん うん、あるね
ぺけたん なんか別にでもそうなりたいわけでもないじゃん
ぺけたん うん
ぺけたん って思うよね
ぺけたん これむずいよね、そうなんだよね
ぺけたん うん
ぺけたん 別にさ、そうなんだよ
ぺけたん これ
ぺけたん なんか売り金とね
ぺけたん その
ぺけたん うん
ぺけたん なんかプライドみたいなところとね
ぺけたん うんうん
まあね、モッカの目標はね、漫画を売ることなんですけど
そりゃそうだ
そう、これね、いやこれほんとね
うわーちょっとごめん、今回でマジで分解しきれないんだけど
マジでこういう感情ずっとあるわ
なんかさ、かわいいとかもやばすぎんだよね、今
本当に
かわいいがやばすぎる?
いやかわいい、俺なんか暴力の域まで行ったと思ってて
もう、かわいいって
ほうほうほう
かわいいだけで注目って基本稼げるじゃないですか、もう
そうですね、まあ
で、そこには圧倒的な格差があるんですよ