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  2. #60 ヴィジュアル系、狂乱麗舞..
2021-10-23 33:29

#60 ヴィジュアル系、狂乱麗舞時代(サブカル千夜一夜物語⑤ - B)

サブカル千夜一夜物語/第5弾!! 今回はヴィジュアル系の物語です。

90年代、突如としてメジャーシーンを席巻したV-ROCKの系譜。

中編ではついにV系らしいV系の登場です。

あなたが好きなのはコテ系?黒系?白系? シーンの盛り上がりと同時に数々の名バンドが生まれ、そして歴史にその名を刻みました!


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00:05
おれたち LIVES MATTER。俺または、人生を無理やり楽しむための人間参加キュレーション番組です。
みなさんこんばんは。今日も始まりました、俺またです。まずは自己紹介からいこうと思います。
宮口の元シナリオライター、Shojiです。よろしくお願いします。
バッタン漫画家、Kiwaです。よろしくお願いします。
最後に元はナビーで、東京でウェブディレクターやってますYoshidaです。よろしくお願いします。
ということで、前回からサブカル千夜一夜物語第5弾、ヴィジュアル系の歴史というのを始めちゃいましたけども、
結構ね、ちょっと俺前回やって、これ長くなるぞと思っちゃったわ。
だってまだ序盤も序盤でしょ?
序盤も序盤でね、ここからちょっとみんなは聞き覚えがあるかなっていうバンドが出てくる時代に入ろうとしてるんだけども、
1991年から今回始まるんだけど、一応1999年20世紀の終わりまで喋ろうと思うと、
2回じゃねえな、これ3回になるかもってふと思っちゃった、今俺。
3回って過去あったっけ?
3回はないね、2回までだね。
ただもうここまで来たらやるしかないんでやろうと思いますが、
もし3回になったら、約3週間、1ヶ月近くヴィジュアル系の話を僕らに聞かされるということになるんですけども。
お願いだから付き合ってくださいということで始めちゃったかもやっちゃったからね。
新しいリスナーを獲得できるかもしれないね、もしかしたらね。
でもヴィジュアル系ファンの人ってね、コアだからね。
怒るかもしれないね。
怒るかもしれないね。
怖いですね、お手柔らかにお願いしたいですね。
その時はね、謝りに行くので一緒にファミレスで語りましょうということで。
じゃあ今回は1991年から始めていこうと思います。
91年?僕が生まれた年ですね。
吉田くんが生まれた年。
じゃあ吉田くんが生まれた年の歴史ということで喋っていこうと思うんですけど。
ヴィジュアル系歴、1991年、Xが社会現象。
X感じてみろ、叫んでみろ、みたいな年でした。
そんな時生まれたんだ、俺。
Xジャンプの時代。
Xがメジャーデビューして、それで大人気になって東京ドーム公演をやって、
有名なジェラシーっていうアルバムが第33回日本レコード大賞を獲得と。
サイレントジェラシーとか超有名な曲が入ってるやつだね。
そして吉田くんが生まれた年の年の背には、紅白豊合戦にXが出ます。
当時まだXジャパンじゃなくてXだからね。
急だったんじゃない?お茶の間的にそんな時に出てきたら。
多分急に出てきたっていうか、急にXっていうド派手な格好をしたものが
センセーショナルにお茶の間に現れたってイメージなんじゃない?
現れたって感じだよね、多分ね。
なんだこいつらはっていうのとともに、みんながそれに夢中になるっていう年だった。
へー、なるほどね。受け入れられたんだね、でもね。
03:00
もうカリスマって圧倒的カリスマだったから好き嫌いは置いといて、
すごい奴だっていう感じになったんじゃないかなと思うよ。
なるほどね。
で、この年に一応音楽雑誌のビジュアル系専門誌っていうものもできて、
その雑誌に言葉としてビジュアル系っていう言葉が使われて、
ビジュアル系が確立するみたいな。
で、これがXのブルーブラッドのキャッチコピーに使われてた
サイケデリックバイオレンスクライムオブビジュアルショックっていうところのビジュアル。
長いな。
多いな。単語が多いな。
いろんな単語が多かったな。
そしてサイケデリックバイオレンスクライムオブビジュアルショックっていい言葉一つもねえよなと思って。
物騒だね。
物騒な言葉しかねえなと思って。
この年なんだね、Xって。
俺もなんかXってね、イメージではやっぱ物心ついた頃にはなんかもういて、
すごいカリスマバンドってイメージだったから、
そうなんだ、本当に俺が音楽的に物心をつくかつかないかのギリギリのところで
ドカーンって出てきたバンドだったんだなって印象があるからこうやって調べてみると。
いやでもそれ聞いてみて改めて思うと、
僕ら高校生ぐらいの時かな。
田舎なんで結構ちょっとヤンキーっぽい人が多いじゃない。
我々の地元もいるから。
女の子とかもやっぱ多くて、
我々高校生になるとそれこそPHSだとか携帯だとかボケベルだとか出てきて、
不純一性交流が始まるわけ。
お前結構不純一性交流って言葉好きだよね。
なんかあんまり丁寧に言おうと思ったらこういう言葉になっちゃったんだけど。
逆にね丁寧に言ったらなったんですけど、
始まってやっぱそういうお姉さんとね遊んだりするじゃないですか、
カラオケ行ったり。
カラオケもめちゃめちゃカラオケもブームだったんじゃないかと。
大抵X歌うんだよね女の子が。
お姉さんが、年上のX。
だから俺たちより年上だったから当時社会人とかだったから、
なんかやっぱそのドストライク世代なのかなって今聞いてて思った。
思春期にXがバーンっていって、
それ5歳とか年上のねお姉さんとか。
で大人になってもまだずっとXなんだなっていうの。
なんとなく今ね振り返ると。
みんな歌ってたもん。
暮れないぐらいさ吉田くん世代でもわかるよね多分。
暮れないわかるよ。
なんやかんやで語り続かれてる名曲だよね。
だからこういう伝説的バンドっていうのが出てきて湧いたと。
でそんな中でそのXフォロワーというか、
Xからその次のどんどん新世代っていうのがここから出ていく時代に入ります。
Xとかに影響を受け始めたり来た子たちが出てくるんですね。
で前回話した85年から89年までのそのインディーズでメジャーでは大爆発しなかったけど、
インディーズのカリスマだった人たちとかそういうのをひっくるめた影響を受けた人たちだね。
でこの時に91年に同時にXっていうのが大ブレイクしたと同時に、
Xの弟分がインディーズデビューします。
06:00
弟分がいたんだ。
そうそうそうそうとても可愛がられてた弟分として有名、
後に超有名になれるらしいっていうバンドだねこれが。
あーなるほど。
Xの弟分だったねこれが。
そうなんだ。
でこれもこの頃からインディーズとして出たんだね。
覚えてる覚えてる。
あれだよねウイスキーしか飲んじゃダメなんだよね。
そうなの?
ってなんか言ってたあのボーカルの人が。
河村隆一さんが。
でこのルナシーっていうバンドがインディーズでブイブイ出てきた頃に、
もう一つねそのライバルバンドが出てくるんだよ。
ライバル。
これがね多分名前言ってもわかんないけどね、
これちょっとね吉田君も知ってる人が出てくるから面白いと思うんだけど、
ルイマリーっていうバンドがライバル。
ルイマリー出ましたね。
出た出た。
いやめっちゃ有名よ吉田君このメンバーの人は。
ルナシーの後のモンスターバンドとなるルナシーのライバルとしていたんだけど、
このルイマリーっていうバンドのボーカルの人がいまして、
でねハイの猫って書いてハイネっていうボーカルがいるんだよね。
いいよね。
この人が後のねTMレボリューション西川貴則さんです。
うそー。
羽ねたよね一人だけ。
ハイネだったの?
なんかねこの頃のね対談とかね、
ルナシーのメンバーとね西川貴則がやってる番組で喋ってたんだけど、
今だからこその話なんだけど、
当時ルナシーはやっぱみんながねすっごい真剣にやってたんだって。
ですごいなんか切磋琢磨してる中で、
西川貴則さんもバンドとしてルイマリーっていうバンドやってたんだけど、
やっぱりそこでちょっと自分だけ感覚が違うっていう、
そのバンドとしてうまくいかなかったっていうことがあったらしくて。
でこのルイマリーは後のルナシーほど大ブレイクせずに終わっちゃうっていう。
西川貴則さん結構苦労人なんだよね。
この頃はねバッチバチのねビジュアル系だったんだよ、西川貴則。
なんかお姉みたいだったよね。
そうそうそうそう。
ブラックオアホワイトでした。
覚えてる覚えてる。
ゴリゴリだね。
だからこの頃ライバルだったルナシーが、
後にバンバンメジャーで有名になっていくわけじゃない。
結構その時に西川貴則っていう人は一回表向かいが消えちゃう状態になっちゃって。
でちょっと悔しい思いが、まあ俺が勝手に思ってるだけだけどね。
やっぱ悔しいよなと思うよ、俺だったら。
だけどその後、西川貴則さんはビジュアル系ではなくて、
その当時ねアクセスっていうバンドをやってて有名だった朝倉大輔さんっていうプロデューサーの方と一緒にTMリボルションっていうのをやって大ブレイクを後で果たすわけじゃん。
その時に多分ねルイ・マリーのハイネを知ってる人にとってはTMリボルションが出てきた時に、
全然あれってビジュアル系というよりもどっちかというとデジタル寄りのロックだったわけじゃない。
シンセサイザー対応したりとかね。
そうね。
だからあれって感じだったと思ったのね。
俺最初は知らなくて後追いで知ったから衝撃はなかったけどああいうものだって。
なんかガムテープみたいなのを巻いてホットリミットですごいかっこいい。
09:02
あれやってた。
ちょっとオタクっぽいうんちかあさんに、
TMリボルションの西川貴則さんがルイ・マリーでハイネって名前でやってたんだけど、
後にですね、ガンダムシードディスティニーっていうアニメで、
ハイネってキャラクターの声当ててるんですよ西川さん。
えーまじで?
ちょっとこれ、成仏したなって思わない?
うん、成仏したね。
ハイネがついに成仏したって。死ぬしね、作中でも。
知ってるとニコってなるんだよね。
でもちょっと面白いのがルイ・マリーとして体制してたら、
この頃のビジュアル系の人ってめっちゃキャラ作りして喋らないとかやるわけじゃない?
大変だよね。
喋りたいから喋れない西川貴則っていうのもすげー面白いなーと思って。
いいよなー。喋ってたもんなー。ヘイヘイヘイで。
めっちゃ喋ってたよね。
だからこういう意味で、そういう運命のいたずらというか運命の面白さっていうのがあるんだけど、
ルナシーのライバルとしていた西川貴則さんが全く別のジャンルとして体制するっていうね。
体制したね。
もう体制どころのレベルじゃないでしょうっていうね。
そうだね。
これはちょっと俺はすごい見てて面白いなーと思って。
いずれ政治家になるんじゃないかと思った。
政治家になるんだ。
確かにね。
ねー、今女子プロレスラーみたいになってるもんね、西川貴則。
で、この翌年、1992年に行くと、ビジュアル系新世代の始まりっていうのが訪れます。
そういうことですね。
先ほどのルナシーがメジャーデビューすると。
うん。
で、Xなんかはもう東京ドームスリーデイズ公演破滅に向かってってやったりとか。
破滅するんだ。
すごいね。
だからその時、この年にXジャパンに解明って、この年にたぶんね、Xジャパンに解明すると同時にあのベースの大地さんが辞めたんじゃないかな、確か。
で、ピースさんに変わるっていうね。
まあもう伝説のバンドとして定着だよね。
もう伝説になっちゃったんだよ、この1年2年の間にXジャパンっていうバンドは。
だからこうやってカリスマ、絶対的なカリスマXジャパンっていうものが定着して、それを追うようにルナシーがメジャーデビューしてっていう流れで来るんだけど。
ここでルナシー小話をちょっと挟むとね、ルナシーのファンクラブがあるのね。
で、ルナシーは確かねファンのことをね、スレイブって呼んでるんだよね。
ひどいね。
奴隷ではね、奴隷。
ひどいひどい。
ひどい。
ここら辺もちょっと面白いなと思って。
で、こうやってルナシーもデビューするという中で、ここでついに次世代ビジュアル系っていうのの三大バンドっていうのが出てくる。
なんか三大強制。
そう、馴染みが深いのが出てくるんじゃないかな。
で、その話は1993年次の年の話と一緒にやるとして、ここでね、ちょっと僕らで言うと一応ビジュアル系っていう枠の中にされてたけど、
俺のイメージでは全然ビジュアル系じゃなかった人がメジャーデビューするのね、この年に、1992年に。
12:02
そのバンドはザ・イエローモンキーっていうバンド。
ヨシー・カズヤスリー。
そうだね。
イエモンってV系の。
一応だから結構髪長くてメイクしてて、男だけどちょっと美系でっていうバンドってこの頃って多分みんなスレ系のバンドってイメージだったんだよね。
なるほどね。
大雑把な括りの中ではイエローモンキーも多分当時ビジュアル系って言われてたと思うのね。
だけどこの人たちちょっと変わってて、デビューした時のロマンティストテイストって曲でメジャーデビューするんだけど、この曲ね、ビジュアル系じゃなくて俺の中では完全にコテコテのグラムロックなんだよね。
グラムロックだよね。バッチバチだよね。
バッチバチのグラムロックでも笑えるぐらいのグラムロックで、俺の中ではイエローモンキーだけはビジュアル系じゃなくてグラムロックでって思ってる。
きらびやかの方向性も全然違うもんね。
そうそうそうそう、きらびやかもちょっと違うんだよね、この人たちで。で、その後イエモンは有名になる頃にはグラムロックよりももうちょっとメジャー的な音楽で、やっぱりどっちかで言うとね、ビジュアル系ってアメリカンロックをとことんまで和風になんか改編したようなイメージがあるんだけど、
イエモンはね、その時メジャー感出た後もどっちかというとUKロック寄りだったイメージがあるね。
UKロック。
そのイメージある。
で、そのUKロックの中にちょっと昭和感のある歌謡的なロック感を入れてきたりとか、やっぱいわゆる当時を接見したビジュアル系の人たちとは全然違う道を歩んでるっていうイメージがあるね、俺は。
だからそこで結構ね、ビジュアル系のことを喋ってるページとかも調べてみたんだけど、意外とね、あのイエローモンキー無視されてるところもあるね。
そうなんだね。
だから逆に俺は、ダイオンのやっぱそうだよねって思って。
そうね、そういうことだね。
それで正しいよなって思ったんだよね。
ビジュアル系じゃないよな。
だけど俺はこのザイエローモンキー、吉井和也っていう人をむちゃくちゃ好きだったなーって記憶があって、もちろん今でも好きなんだけどね。
で、じゃあビジュアル系の話に戻ろうと思うんですけども、ここでルナシーがデビューしてビジュアル系新世代の始まりが起こるんですけども、
ここでXから越えてもう一つビジュアル系が大ブレイクを果たすための基礎っていうものができていくわけね。
基礎となるバンドが生まれるのね。
この92年、93年の間にインディーズデビュー、メジャーデビューを果たす新ビジュアル系三大強点というか三大バンドが出ます。
一つ目はもちろんルナシーなのね。
で、このルナシーっていうのは、いわゆるビジュアル系の中のサブカテゴリでコテ系っていうものの代表格なのね。
コテ系。
コテ系、簡単に言うとコテコテ系ね。
いわゆるビジュアル系ってこういう人たちっていうののコテコテ系の代表がルナシー。
で、ここでさらにビジュアル系の新世代の一角が生まれて、いわゆる黒系って言われる人たちね。
なんかね、ゴリッゴリで、で、もうなんか猟奇的な言葉を叫びまくったりとか、もっと黒い黒い方向に行った人たちがいて、
15:04
その代表格としてここでインディーズデビューを果たして生まれるのが黒夢っていうバンドです。
わかんない、黒夢。
なるほどなるほど。
で、これがこの黒夢が名古屋でカリスマ的人気を誇ってたバンドで、インディーズシーン。
へー、名古屋。
でも最初のCDの名前がさ、忠説っていうタイトルだよ。
そうだったね。
やめなさいって。
生きていた忠説児とか。
そうそうそう。
懐かしい。
それでもうとにかくダークの方向を突き詰めて、
衣装から、やる音楽性から、ステージのパフォーマンスから、もう黒い方向ね。
残虐性重視というか。
生肉食ったりとか。
そうそう、生肉食ったりとか。
とにかく血とかね。
言ってる歌詞もね、フルーだとかね。
今ではちょっとピーってなりそうな言葉連発でさ。
精神病だとかなんかそんなことばっかり言ってる。
何言ってるかわかんないよね、終始。
聞いてたよ、すっごく。
で、こういう絶望的な方向のビジュアル系っていうのを、
この黒い目のインディーズのアルバムでその後に出す泣き殻をっていうアルバムが確立したと。
これが黒系って呼ばれるのを確立させたバンドだった。
じゃあ元祖黒系だ。
元祖黒系で、これが名古屋のインディーズシーンでそういうバンドがバンバンその後も出てくるね、フォロワーとして。
だから黒系って呼ばれたりとか、これが名古屋系って呼ばれる人たちになるね。
名古屋系、なんか聞いたことあるよ。
僕らが前回、この前の回で言ったメリーゴーランドっていう大好きなバンドがあったんだけど、これも名古屋系なのね。
いやーもう納得。すっごく納得です。メリーゴーランドは黒系だよ。
黒系黒系。なんだっけ、最初の曲はさ、もしもし私メリーさん、あなたのすぐ後ろにいるの、あなたの頭をガジュアルって言って始まるんだよね。
そうそうそう。
あのね、音数の少ないね。
そうそうそう。
ドンストコドンストコドンみたいな軽いドラムのやつね。すげー聞いてた。
めちゃめちゃかっこよかったけどね。で、こうやって黒系って。
懐かしい。
そうだここで一応、まあ黒夢の話はちょっとその後メジャーにデビューして後のことで話すわ。じゃあ続きは。
一旦じゃあここで黒夢は置いといて、この1993年、今コテ系のらしい黒系と言われる黒夢が出てきたんだけど。
もう一個いるんだ。
もう一個。その三大バンドのもう一つ。これは吉田くんも絶対知ってるし、今でもモンスターバンドとして活躍してるバンドです。
シャズナだね。シャズナが来るんだね。
シャズナ。
シャズナかー。活躍してるっけ。
黒系と言われた残虐性を極めた黒夢の逆で、今度は霧刻むとかいう系じゃなくて花とか虹とか、もうちょっとね幻想的なイメージを重視した白系代表がここで出ます。
美しいやつ。
白系、ファンタジー、ファンタジー。
この白系の伝説的バンドがラルク・アンシエルっていうバンド。
あー。
はいはいはい。
18:00
このラルク・アンシエルって俺久々にね、ビジュアル警戒するためにファーストアルバム聞いたんよ。
ボーカルのハイドさんのさ、あの面の良さというかさ、あの男前がフューチャーされることが多いけど、ファーストアルバムから世界観がもう完成されてて。
なんか演奏凝ってるし、いやすごいバンドだなと改めて聞いて思ったんだけど。
だから当時どっちかというとダークな世界観とかが主流でゴリゴリなのが多い中で、割となんかねガリガリガリガリやらずにもうちょっと幻想的で、ギターなんかもクリーントーンが多く使われたりとかね。
そういうちょっと変わった世界観というか、そのいわゆるその時のガチ流行りだった主流をもうちょっと曲げた新しいものを生み出したバンドとしてはやっぱ頭一つ抜け出たんだなと。
俺ねラルクVKと認識しないでね、高校の時カラオケで歌ったりした気がする。
ああなるほどね。じゃあやっぱり当時VKって言われてそういう中に入るのが嫌だったラルクは後の吉田くん世代ではそれに成功したんだ。やっぱりラルクはラルクでしかないっていう立ち位置までもう行ったんだね。
そうそうそう。ラルク歌ってても別にふーんみたいな、ああいいよねみたいな感じで、VKっていうね認識がすごい薄くなった気がするなあ。
なるほどね。じゃあやっぱラルクっていうのはもう超えたんだね、それを。
爽やかじゃないですか、全体的にラルク。疾走感があったりとか、ちょっとヤンキーっぽいやつとかも歌ってたし。
ああそうだね、ヤンキーっぽい人もラルク好きだったりするよね、すごく。
そうそうそう。たしかVKかって今言われて確かになってなってるぐらいの感じですね。
でとしてはね、逆に言うとね、この頃のね多分インディーズシーンってほぼVKだったんだよね、いわゆる今定義すると。そんなイメージなかった?岩ちゃん。
あるある。これ結構最近なんだけども、ラルクのブルーリーアイズって曲あるじゃない。
ああそれこそファーストアルバム入ってる曲だよ。
ファーストアルバムだよね、アニメの主題歌だったね、ビデオがあるかなんかの。
これね、ヴィンス・ニールがカバーしてる。
あ、そうなんだ。
カバーアルバムで歌ってる。それでちょっと笑っちゃってさ。
元祖の元祖のLAメタルのモドリー・クルーがその影響を受けた人たちの流れを汲んでる、ここに来たラルクの曲をカバーするんだ。
ガテンってなるよね。ガテンが行ったぜってなる。
なるほどね。すごいね。ちなみにこのラルク・アンシールっていうバンドはね、このアルバムの後に覚醒剤で捕まっちゃうんだけどね、さくらっていうドラマーもクソ上手くて。
ああ懐かしい。
その話は後でちょろっとできればなと思うんですけど、すごいバンドだなっていうのがデビューして。他のバンドめっちゃすごいんだけどね、みんな。
いやでもね、すごいすごいっていうのは俺の中で個人的にあってね、うちのお姉ちゃんっていうのが7歳年上なんだけど、ザードとかが好きだったね。ベタだけどね。
そんなザードとか好きで、で爆竹のことうるさいバンドって言ってたんだけど、そんなお姉ちゃんがラルク好きだったからね。
21:06
ああなるほどね。すごいね。
学校の先生になったようなうちのお姉ちゃんがラルクは好きだったっていうのはね。
だからラルクってトゲがないわけじゃなくてね、全然メジャーに擦り寄ってるわけでもないもんね、この人たちは。
いろんなことやっててね。なんせ顔がいいから何やってもかっこいいし。
まあそうだね。
でもちゃんと曲もかっこよかったもんね。
いやめちゃくちゃかっこよかったよ。びっくりしたもん、久々にデビューしたばっかりのアルバム聞いてね。デビューしたてでこんなことやってるんだってすごいバンドだなって。
デューンとか。
そうそうそう。だからそれが最初のアルバム。
眠りに寄せて。
そうそうそれが確かメジャーデビュー。
最初から聞いとるわけじゃん。
大ファンじゃん。
俺たぶんね、いわちゃんの家にあったCDでラルクワンシェルって知った気がするよ。
そう。
そこらへんのね。
ブルーリーアイズとかビビットカラーとかね、あそこらへんの曲で。
そう、あのねラルクもだし、メリーゴーランドをしょうちゃんが気に入ったのがすごく意外だった。
いやさっきからさ、メリーゴーランドメリーゴーランドうるせえんだけど、メリーゴーランドを知ってる人がよっぽどね、こういうファンだと思う。
そうね。僕たち好きなんですよ、メリーゴーランドが。
曲名なのかバンド名なのかわかんないね。
バンド名なんだけど。
バンド名。
ちょっと聞くとね、ちょっとメルヘンな感じ漂うでしょ。
うんうん。かわいいバンド。
でもめちゃくちゃ暗いの。めちゃくちゃ暗くてね。
めちゃくちゃボーカル痩せてる。
めちゃくちゃベタッと髪が長くて、めちゃくちゃそこらかしこにピアスばっかり。
あーコテコテだね。
耳にも8連とか入ってなかったあの人。
口に何個空いてんだってくらい口に空いてたしね。
絶対バイトできないよなと思って見てたけど。
できないできない。
どういう心配ですか?
いや懐かしい。好きだったね。
好きだったね。
多分今聞いてもかっこいいね。
いや俺ね、ちょっと聞き直したんだけどね、やっぱかっこいい。
かっこよかった。
あのあれなんだよ、サブスクはもちろんなくて。
もちろんね。
YouTubeあさったら出てきた。
ないんだ、サブスクSpotifyとかに入ってない。
ないない。ちなみにサブスクの中で黒夢の初期のインディーズの頃のやつすごい聞いてほしいんだけど、やっぱないんだよ。メジャーになってからしかないんだ。
ない。
じゃあついでにちょっと次の年行こうと思うんだけど、1994年にビジュアル系メジャー爆発っていうのが起こりますと、次の年。
それはさっき言った黒夢メジャーデビュー、ラルク・アンシエルメジャーデビュー、そしてルナシーがロージア・トゥルーブルー続けて大ヒットっていうのが出ると。
で、ルナシーのロージアがレコード大賞、ミュージックビデオ賞を受賞とか、もうとにかくビジュアル系っていうのがついにお茶の間っていうかね、テレビとかにもガンガン出てくるのね。
出てた、俺ルナシーを見たよ。
うん、ルナシーはね、俺もテレビで見てたからね。
とんがってたよ。
すげえとんがってたよね。で、この頃に多分一般の人もビジュアル系って言葉が浸透してきて、テレビや新聞とかでもなんかお化粧バンドがすごいっていう特集が組まれたりとか、いわゆるメディアが一括りにしてブームを盛り上げたっていうのも始まってくるよね。
24:04
なるほどね。
ちなみに、このいわゆるビジュアル系っていう言葉がもう一般的なカテゴリーとして確立して、すごくみんながビジュアル系ビジュアル系っていうものを知るようになってきたときに、ここら辺で出たときに黒夢は反感を感じてたらしいね。
なるくもそれが嫌だったっぽいんだけど、黒夢はこの頃からその一括りにされるのが嫌だから、この人たちはなんかどんどんどんどんね、外れていこうとしてるのね、その後。
なんかギャルをリーダーみたいになってたよね。
なんかね、だんだんだんだんいわゆる最初の初期の頃のゴリゴリ系のビジュアル系をやめて、だんだんちょっとフェミニン系みたいな、ちょっとソフトな感じに変えていって、最後の最後にはもうビジュアル系というかね、パンクバンドになるよね。
なってたなってた。ファンに全員ビビアンを着ろとか。
そうそう、ファッションリーダー的な、ギャルフォのファッションリーダー。
なにそれって思った。
ただね、やっぱね、どの時代のどんな音楽性をやってるアルバムもね、めちゃくちゃかっこいいんですよ。
才能があるんだね。
そうそう、いやむちゃくちゃ才能あるバンドだと思って、俺はめちゃくちゃ好きだったね。
不思議な感じだよね、ちょっと違うもんね。
やっぱそのボーカルのね、清晴さんっていう人の声なんかもうカリスマ性のある声してるし、
セスすごいよね。
だし、ベースのひときさんのベースなんかめちゃくちゃかっこいいしね。
ベースかっこいい、ほんとにベースはかっこいいと思った。
だからこの黒夢っていうバンドは、最初名古屋系とか黒系を作り上げてるめっちゃ猟奇的なデビューの仕方をするんだけど、
その後どんどんどんどん変わっていって、もう姿形も変えて、最後の最後なんかは、え、これ黒夢?みたいなね、コークスクリプっていうのがあったんだけどね。
最後の方ね、俺はめちゃくちゃそれも好きだった。
もう2回びっくりしたからね。最初のやつでやっぱ猟奇的すぎてびっくりしたし。
びっくりした、俺もびっくりした。
そう。
すごいびっくりした。
ビームスっていうシングルで、なんか全然違う姿形になってて、え、CUだったかな?
まあなんかその辺のあるシングル曲で。
ビームスとか、そのメジャーでお茶のマリ有名になった頃だよね。
そうそうそう、あれ別の人になったと思う。
別の、そうそう別の人になった。
最終的なギャル王になってたからさ、どういうことだと思った。
でもかっこよかったよね。
かっこよかった。
曲かっこよかった。
そしてこの年にね、最もビジュアル系史上有名になるバンドもメジャーデビューを果たすのかな?
グレイっていうバンドだね。
あるほど。
グレイVKなの?
それが吉田くんの言ってることすごいわかって、一応これって吉木プロデュースバンドとしてビジュアル系っていうイメージでグレイってデビューしたんだけど。
そうなんだ。
俺ね、かっこはいわゆるビジュアル系、ちょっと薄くはしてるけど、とても一般受けするように。
なんだけど、俺グレイの音楽性ってね、もうやっぱ全然違うな、すごくビジュアル系ではなくて健全なポップロックだなと思って。
だから俺もビジュアル系って言われるとグレイが、ちょっと違和感がやっぱあるんだよね。
27:01
あるよね。だってイエスサマーデイズだもんね。
そうそう、イエスって言ってるもんね。
夏とかイエスとか言っちゃダメだよね。ロザリオとかの話をしろって。
黒夢が必死で作り上げた名古屋系ぶち壊してるよね。絶対ビジュアル系があなたに会えたことって当時は言わなかったもんね。ラルクぐらい書いてたもん。
俺はものすごく多分ビジュアル系のゴリゴリいわゆるダークな方面が好きな人って、別にそれでグレイがダメというわけではなくて、
グレイは逆にそこではなくて、もっと健全なポップロックを目指したことで、多分ビジュアル系史上一番メジャーなバンドになったんだと思うんだけど。
だけど、すげえいわゆるダーク系なビジュアル系が好きな人にとっては、グレイがビジュアル系って言ったら許せないと思ってる人も多分いると思うよ。その音楽性からね。
そうなんだね。全然VK感感じないというかね。
ということでここで結構今でも名前が残ってるというかね。みんなわかるビジュアル系っていうのがだんだん出てきた頃じゃないかなと思うんだけど。
で、ここでまたマニアック話を一個だけ、いわちゃんにしかわからない話コーナーということで入れたいんだけど。
この年にね、幻覚アレルギーメジャーデビューだって。
幻覚アレルギーそこだったんだね。
そうそうそう。
いやー、なるほどね。バーチャルチェーンソーね。
そう、バーチャルチェーンソー。
わかんない。
Dのすすめ、Dのすすめ。
あー、Dのすすめ好きだったな。アンデュートロはね。
そうそうそう。
ちなみに、俺ちょっとビジュアル系の小話で一つ思いついたんだけど、枠ラジ3巻の時にさ、いわゆるジャスト・ザ・トゥーウォース信仰とか丸の内信仰っていう行動信仰があるって言ったじゃん。
これは行動信仰ではないんだけど、この頃になるとビジュアル系確立してきて、いわゆるね、紅信仰って曲も多いなと思って。
なるほど。
最初にね、ちょっと長めの前奏があって、もの寂しい。で、それがチャララーンって終わった後に、ダラララって急に激しいイントロが始まるっていうね。
信仰の曲が多いとか、今言った、いわちゃんの123入れ込みっていうのも増えてきたなと思って。
例えばね、いわちゃんの言った曲の中にアンデュートロアって入れるのって、例えば黒夢でもね、ジャジャジャジャってアンデュートロアって叫ぶのがあるし。
アイニッツワイとかもあるし。
そうそう、アイニッツワイとかもあるしね。いろんな言語でビジュアル系は123って言ってるんだよね。
言ってる言ってる。なるほどね、そういうことね。
いいなあ、愛らしいね。
愛らしいでしょ。
数字叫びがち。
そうそうそう、数字叫びがちなんだよね。で、めっちゃかっこいいキメとか入れるんだよね、それと同時に。
ということで、この1994年にだいたいビジュアル系っていうのが形作られて、大物バンドも出そろってきたと最初のね、初期の。
で、ここで次回へ続くとしたいんですけども、次回、1994年の裏で育ったものから1995年なんですけども、今度はビジュアル系ダイバーシティの始まりが起こります。
30:05
ダイバーシティになっちゃった。
多様化が出てくる。
シャズナだね。いよいよ出てくるね、シャズナ。
シャズナもね。
出てくるか。楽しみ。
で、その多様化と同時に、これってね、もう仕方ないんだけど、こんだけ流行ったら。
もう一大ブームと商業化っていうのが始まって、そこからいわゆる90年代の前世紀ビジュアル系っていうのは終焉に向かっていくっていうので、次回で最後にしようかなと思います。
では今日はここまで。今回はじゃあ前回いわちゃんにまとめてもらったから、今回はしだくんにまとめてもらおうかな。
しだくん はい。もう真面目に言うと、グレイとかラルクってVKだったかみたいなちょっと驚きがありましたね。
普通にカラオケでみんなが歌うポップソングだなみたいな認識だったんで、こうなんかちゃんと系譜があるものなんだっていうのが、なんかちょっと勉強になりましたね、普通に。
ただね、たぶんね、僕らが高校生の頃でグレイが本当にヒットしてた頃って、なんかグレイのファンって俺の中ではビジュアル系を聞かない人たちが聞くイメージがあった。逆に。
それがまた面白いなと思って。
しだくん ヤンキーが好きなイメージだったな。浜崎愛美と同じカテゴリーの。
ああ、なるほどね。
しだくん ああ、わかるわかる。言いたいことすごいわかりますね。
そういう意味では、グレイってとてもビジュアル系好きからはあんまり良いと思われてるのはかわいそうだけど、それの代わりにものすごいメジャーさを手に入れたんだなと思って。
お茶の間を味方にしたね。
そうそうそう。だからここら辺からさっきね、次回続くと話した商業化っていうのとちょっと関わってくるんだけど、やっぱりみんな売ろうとする時代に入ってくるから、インディーズン頃ゴリゴリやってた人たちがメジャーに出た途端になんかおかしなことになってるバンドが増えたんだよね。変なポップスターとともにね。
それは気になりますね。面白そうですね。
そんな話もしていきたいなと思うんですけども、僕も岩ちゃんも割とね、ビジュアル系っていうのはゴリゴリの方がらしくて好きだったから、僕はインディーズの頃の黒い目とかすごく好きでした。
そうだね。
なんかお前は言い残すことないんか、岩ちゃんは。
俺ですか?いや懐かしいです。確かに。いや、インディーズのCD買ってたなと思って。
買ってたよね。
聞いてたら。すごい買ってた。デビュー前のビジュアル系を僕はよく漁っていたな、あの頃。
いや俺なんかね、自分の10代のその年頃のことを思い出すとさ、グランジだとかね、ブランキージェットシティとか、あっちのもっとロックンロール寄りの人たちにハマってた印象があったんだけど、
俺やっぱビジュアル系もすごく好きで聴いてたんだなってちょっと思い出したりとかしてね。何やかんやでね。
デビューしなかったりしてね。
そうそうそう。デビューしないバンドとか好きだったなと思う。
懐かしいです。
ということで吉田君の締めを僕らが取っちゃったからちょっと最後締めてもらいましょう。
33:01
吉田 いや無理だよ、おじさんたちがまたとにかく喋ってるなと思うんで。
うるせえ。
吉田 ちゃんと締まるといいなと思っておりますよ。
はい。
吉田 じゃあ今回はこれで終わりましょうかね。
はい。
おっすー。
吉田 じゃあまた来週もよろしくお願いします。
はい。よろしくお願いします。
吉田 よろしくお願いします。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
33:29

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