1. おれたち LIVES MATTER
  2. #187 あなたは21世紀の人類に..
2024-08-10 28:29

#187 あなたは21世紀の人類に中指を立てるか、親指を立てるか。

ユヴァル・ノア・ハラリ「21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考」をベースにしょーもない話をします。

---Information---

★諸事情によりしばらく隔週配信になりそうです。大変申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

---関連過去回---

#160 ネットワーク国家はポスト・サイバーパンクの道を示すのか

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#124 僕らはホモ・デウスの家畜、もしくは I Wanna Be Your Dog.

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サマリー

検索エンジンによる情報の支配が今後ますます強まっていく未来を考えながら、AIライティングの有用性について話し合われます。ビッグデータから導き出された答えよりも、自分の意思で生きることを求める青年との対話がエスカレートし、彼は失敗して死にたいと主張するまでとなります。しかし、絶対的な管理社会か、冒険と自由があり一定のリスクがある世界かを選ぶ難しさにも触れられています。結局自分らしさを探す中で、自分が満足するパッケージングに収まりたがる生き方が主流であることに気づかれました。

AIライティングへの抵抗
おれまたは、人生を無理やり楽しむための人間参加キュレーション番組です。
みなさんこんばんは。今日も始まりました。おれまたです。
まずは自己紹介からいこうと思います。
宮口の元シナリオライブラー、Shojiです。よろしくお願いします。
マッタン漫画家、Kiiwaです。よろしくお願いします。
はい、最後はりまいしたです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
たとえば、さらりまいしたですが、相変わらずAIのかき起こしだとダメなんですか?
大爆笑。今までかなり違う名前になってたんだけど、最後にさらりまいしたです。よろしくお願いしますが、違う人の名前になってたりとか、AIのかき起こしね。
でもついに今週だから、先週のやつが、最後に触りましたです。よろしくお願いします。触りましたです。
歯科を自白してる人みたいになってさ、名前すら名乗らないっていう感じになって、大爆笑したんだけどね。
AIダメだな。そんな触りましたなんですけど。
はい、触りましたさんなんですか?
仕事でね、SEOっていう領域で仕事もしてるわけなんですけど、Search Engine Optimizationっていう略なんですけど。
まあ、Search Engineにヒットさせやすくするための、いろいろ取り組みって感じですね。
そうそう、検索エンジンですね。Googleとか、あれに一番上にウェブページを表示させたいっていうお客さんに対して、こうしたほうがいいですよとか、こういうページを作って、こういうコンテンツ作ったらいいですよって仕事もしてるんですけど。
ちょっと会社の取り組みの一環として、AIライティング導入しませんかっていう提案をお客さんにしてて。
このテーマ、例えばポッドキャスト作り方みたいな検索キーワードに対して、記事、ウェブページを作る、コンテンツですね、中身の文章を作るところを、ライターさんを入れて作ってたんだけど、量産していきたいよねっていう話もあるので。
要はヒットさせやすく、いろんな単語が散りばめられた記事を量産していったら、結局検索からそのサイトに行きやすくなると、見つけられやすくなるんだよね。
お客さんにですね、どうですかっていう提案をしてこいって言われたんで、どうですかって言ってきたんですけど、嫌ですって言われて。
人が書いたもんじゃないと嫌ですみたいな。
検索上位に来るコンテンツの条件として、オリジナリティがあることみたいなのが最近ちょっと出てきてて。
そうだね。
そうするとオリジナリティっていうのはまずないよねっていう話。
AIに書かせると、今までの、今ある記事の虚勢集めをもう一度ごちゃごちゃに混ぜて吐き出すみたいな感じになるからってことだね。
まずは答えが一緒のものなら別にそれでもいいと思うんですよ。
例えば信号の赤ってどういう意味みたいなもので。
もうはっきり答えが決まってるものね。
そこは自動でAIでガンガン書いちゃってもいいと思うんだけど、お客さんのビジネスに直結するようなものって書けないよねっていう話を、
お客さんの方から。
まさか思ったもんですねっていう話で。
で、うちからの提案は、AIで書かせた上で人の手も編集が入れて、
で、ライターもちょっと回筆をしてっていう形でやっていきますって話もして。
グーグル検索の支配
なし寄りのアリですねみたいな微妙なリアクションだったのね。
一応なんか、僕の視聴筋というか、女子っぽいおじさんもそこにくっついてて、
その人最終どうするのかなって思ったら、関西人なんですけど、
あかんですかー、ほんまですかー、いけまへんかーって言って、最初にねじ込んだんですよ。
それAIに絶対できるやつじゃんって思って。
ふわっとOKとしたわけだ、最終的に。
それOK取っちゃったんですよ。
マジですごいな。人間の力だな。
あかんかーって初め大声で言って。
でもAIいいっすよ、いけまへんかー、どうですかーって言って。
AIできないことってこれだよなって思って。
エモーショナルな駆け引きだよね。
AIを売り込んでいったけど、最終そこでねじ込んでたからさ。
なんか俺は今何やってるんだろうなって思って。
でもさ、なんかAIライティングって言うけど、
人間でもああいう量産記事って結局色々検索してこんなんかって混ぜ合わせてさ、
ちょっと自分で書き換えて書いてるパターンがぶっちゃけ多いじゃないですか。
ちょっと業界裏話にもなっちゃうけど。
初日さんにもやっていただきましたね。
俺あれやりたくないって思っちゃったけど。
向いてなかったね。
向いてなかったんだけど、でもそう考えると結局AIすごい嫌うじゃない、クライアントさんって。
でも結局、AIでばーっと吐き出したものをちゃんと記事になるように調整ライターが自分のリナイティとか入れて書き換えてるっていうのと、
1から自分で6サイトぐらい上位調べて、混ぜ合わせた記事を書いてちょっと自分の入れてるって、
結局デッキとしてはそんなに違わないようなイメージはあるんだけど。
違わないっすね。
ぶっちゃけな話だけどね、これほんと。
Googleさんもあんまりそこで揺れてつけないよっていう話も出してるから、
もちろんまるっとAIライティングはダメだけどっていう前提はあるけど。
あとさ、不動産のホームページとかっていろんなお家の情報あるじゃん。
あれもデータベースにさ、いろいろな表みたいなところにさ、
例えば住所とか駅の情報とか入れといて、
それを一個、例えば家賃っていう条件を入れたら、
それにガチ数情報をデータベースから引っ張って表示させてってやってるから、
それも人が書いてるわけじゃなくてさ、
そういう仕組みで表示してるものも検索エンジニアスで出てる状態だから、
だから一概にそうAIライティングするとダメって話でもなく、
もともとそういう仕組みもありよねっていう中で、
使わない手はないよなって思ってたんだけど、
最終的にオッケーを取ったのが関西人の勢いだったっていうのがさ、
はーって思って。
そういうところがやっぱ人間らしいところっていうかね。
情緒で押し切っちゃったりとかね。
結局それをジャッジする方も情緒があるわけだから。
お客さんもさ、リズメで、
これこれこういう理由でAIは嫌なんですっていう話をしてたのに、
あかんかーって言われた瞬間にニコニコになっちゃって、
あかんですよーみたいな。
でもやりたいんですかーみたいな。
いやーまあちょっとだけないですよーみたいな。
まあ試してみましょうかーみたいな。
情報支配の未来
出来見てまあ決めますわーみたいな感じで。
そうそうそうそう。
でもさ、そっからちょっと話広げてもいいですか。
今吉田くんの話でパッと思いついたというか思い出したことがあって、
僕ユバルノアハラリさんっていらっしゃるじゃないですか。
サピエンス前史とかホムゼウスとか書いた人かな。
あの人のさ、今最新作になるのかな。
最新作って言っても結構前だけど、
21レッスンズっていうその続きになるような本があるわけですよ。
読んでない。
似てるところあるんだけどね、その前2作と。
で、それ読んでて書いたってことを思い出して、
今の吉田くんの仕事のやり方って、
これからお客さんたちになるであろう人に、
検索で見つけてもらうためにSEO対策をするって言ってたじゃん。
でもそれって仕事を作る側が、
誰に向けてその記事を書くのかって考えたときって、
最終的に届くさ、お客さんを見てないよねそれ。
わかる?言ってること。
だから、誰に好かれるためにその記事を書くかって考えたときに、
最後にそれを見て、その記事を気に入ってくれる人間ではなくて、
まず最初のお客さんって、グーグルに好かれるためにって書き方でしょ。
だからSEO対策って結局そういうわけじゃん。
検索エンジンに好かれるための記事の書き方になるから。
ってなると、吉田くんのお客さんは、極論で言うとグーグル検索なのね。
グーグル検索さんなのね。
確かに、オプティマイゼーションする記憶だからね。
そうそうそう。で、そう考えると、結局最後に人間がそれを見るわけになるんだけど、
それを見せるかどうか選別してるのって、
グーグル検索なわけじゃん。
ってなると、グーグル検索の方が人間よりも偉くなってきてるわけじゃない。
ああ、まあそうかもね。
ね、グーグル様に、グーグル様じゃなくても色々あるにしても、色んなサービスがね。
なんでもいいけど、ここで代表としてグーグルにしとくけど、
グーグル様に気に入られるように、何か読み物を作って、
グーグル様が気に入ったことによって、一般ピーポー共にその情報が広まっていくっていう図式が成り立つわけ。
で、一般ピーポーは僕も含めだよ、僕も含めでいいんだけど、
そのグーグル様の選別した情報によって動いて生きていますっていう状態になっていくわけじゃん。
で、今後の未来って、そういう支配の仕方っていうのがさらに一層強くなっていくみたいなことが書いてあって、
昔の世界って、血で血を争いながらみんなが必死に奪い合ってきたものって土地であったりとか物資だったりとかだったわけじゃない。
でも今って一番価値のあるものって、もう形のある土地とかじゃなくて、情報とかビッグデータらしいのね。
まあ言いたいことはわかるよね。
で、それを支配したものが全ての人間を自分の思い通りに動かす未来を作ることができるみたいな考え方らしくて、
だから結局さ、いろんなSNSとかサービスがさ、みんなタダで使ってるわけじゃん。
それってなぜタダかっていうと、結局その行動原理とか、その人の個人の動きのデータとかを取ることがよっぽど大きな金を後で生むっていう考え方で、みんなタダで使わせてもらってるわけじゃん。
自分の行動の記録を売る代わりにね。
で、それを支配した未来って、それこそ原里さんの別の話をした時に似たようなこと喋っちゃってるけど、昔の回でも。
例えば何々食べたいなと思った時に調べて検索かけて、ここ美味しいらしいねって。
そうやって返答がGoogle様から返ってきたところに行くっていうさ、そういう決め方をもうするわけじゃない、実際。
で、それがどんどんエスカレートしていくと、今度は例えば私ってどんな服が似合うって検索かけたりとかさ、それとか私ってどういうところに就職すればいいと思うってことも検索かけるようになって、
最後には職業から結婚相手から付き合う相手から何から何まで検索で解決するようになる未来が来るかもしれないと。
私はどんな人かっていうことが自分自身よりもそのスマホの方が知ってる状態になると。データの積み重ねで。
だから自分って何だろうって自分で考えなくても、ずっと今までのデータをそこに上げてきたところから自分のことはすべてミス化されてて、
自分よりも判断基準は優秀になったコンピューターと一緒に生きてるって状態になったら、もう何も自分で決めなくてもいいと、極端なこと言うと。
何でも検索すれば答えが返ってきて、それ通りに動けばいいってなっちゃうから、ある意味、Googleという神を返した単細胞生物みたいな生き方でオッケーになっちゃう未来が来るみたいなことを書いたんで、
それが国家という形なのかどうかわかんないんだけど、そういう人を統制する何か集合体というかトップみたいなものが出てくると、すべての人が安全で心地よくて、さらにそこからいったら程よい刺激まで与えてくれる。
すべてが統率された未来、国家っていうのが出来上がると。で、そこで僕らは、これホモデウス会でも話したかな、そこの家畜として生きてればすげー幸せな一生を送れるっていう世の中が出来上がるみたいなところまでいくっていうことが書いてあったのね。
で、その世界で、この本に書いてあったところちょっと面白かったところなんだけど、その本の中でそういう世界が出来うる可能性がありますよみたいなことが書いてあって、でもそんな世界は偽物だっていう本物の人として生きたいっていう青年が出てくるんですよ。
青年との対話のエスカレーション
俺もちょっとウロ覚えだから、こんな感じの話があったぐらいで聞いてほしいんだけど、正確な話があって。で、その青年は統治してる中間管理職みたいな人のところに行って、僕はこんな世界嫌ですって訴えかけるのね。で、僕はもっと自分で考えて本当の自分の意思で生きていきたいっていうのに。
だけど、いやそんなことしたら危ないじゃんと。今はあなたが決断したことって間違ってる可能性ってすごいでかいわけねって説得するのね。だけど僕たちのビッグデータから導き出された答えっていうのは、そのあなたの拙い考えから導き出された答えなんかよりもよっぽろったらしいことを教えてくれると。
それにちゃんと従って生きることによって、あなたは何かで失敗することもなければ、お金の不安に苛まれることもないと。そしてあなたは幸せに誰かと結ばれて子供ができて、その子供も失敗することなくきっちり生きていくことができますよっていう未来が提示されてるのに何が不満なのって聞くから。
でもそれは本当の僕の人生ではなくて、僕は僕の意思によって熱くなっていきたいと。だからそういうところで失敗もすればいい、ただ僕はそこで自分というものを獲得していくんだって言うんだけど、その人はいやいやいやそれも用意してあるっていう。生きていくには多少のアドレナリンっていうのはやっぱ人間ってね、そういう喜びっていうものによって喜びを感じるから興奮とかね。
致命傷にならない程度の興奮っていうのも折り込み済みで用意してあると思う。だからあなたは冒険っぽいことも一応できるし、だけど冒険して本当に冒険してめっちゃ危ない目にあったときに一つ間違えたら、それで致命傷になるんだよ。だけど私たちはそのハラハラ感も折り込み済みであなたに与えてすげー幸せに生きさせてあげるのに、なんでマジで危ないところに行こうとすんのってわけわかんねえっていう返答が入ってくる。
で、それがどんどんいやでもそうじゃないんです僕はみたいな青年との掛け合いがあるんだけど、だんだんそれがエスカレートしてって、青年がこういうことをしたいんだ、僕は僕としてって言ったら、いや僕として感もちゃんと与えるからとか、そこも心配しないでって全部論破していくんだけど、あるからその興奮も全部みたいなことを言ったら、最後その青年の主張が僕は失敗して死にたいんだみたいなところに行き着く。
悩んで苦労して、でもう行き着く先はそれもあるからそれもあるからそれもあるからほどほどのやつは全部感じられるからっていうのを全部用意されると、もう行き着く先は彼が自分として生きるっていうことはもう苦労してで惨めな目にあって悩みまくって何も解決できない絶望感に苛まれて最後無惨に死ぬんだっていうのを希望してるみたいな話になってくるんだね。もうわけわかんないとこの人。いやそんな人生みんな送りたいわけないじゃんと。
だからそういうほどほどの刺激っていうのの上に成り立ってそれも全て叶えてあげるっていう人生がある代わりに全て支配されてるよってところから抜け出すっていうのは、もういやこんな人生になったら嫌だなって思うことを全て体験する人生みたいな答えになっちゃうよっていう話だった。
俺それ読んでて確かにすげー複雑だなと思った。いやでも適度なさ、なんか快楽とか適度な刺激まであるんだったらちょっといいなりになっちゃうかもなみたいな気持ちはあったのに。いやでもなんか青年が言ってることもいやでもわからんでもないよみたいなまあそう感じてくれっていう書き方だったんだけどっていうのをすごい複雑な気分と思って読んでた時に、
まあここでそういう話をたまにすることあるじゃないですか、俺またでも。その時の岩ちゃんと吉田くんが頭に浮かんできて、多分これ2人ともいや俺絶対支配されてる方がいいっすよって言うだろうなと思って。
ちょっと面白い話だった。吉田くんなんかね、自分がそこそこちゃんとできて娘がちゃんと育ってくれるんだったら支配されてもいいっすよってはっきり言ってたもんね。
いいよ、だって貧困を後世に生きてるからね。何も問題ないからね。
でもほどほどに失敗も感じさせてくれるわけでしょ。失敗しても致命傷にはならないし取り返せるようになってるわけだから、思うにでもさそれを目指して生活してるんだと思う。
ああなるほど。
だってしょうちゃん失敗しようと思って何か物事に挑んでるかい?
絶対的な管理社会か、冒険と自由がある世界か
いやもちろんないよ。
でしょ。だから目指してるのはその平和な世界だと思うんだよね。だから死ぬ覚悟をして生きるか、ある日突然何かしら不条理であれ自分の責任であれすごく苦しく辛く寂しく悲しい思いをしながら惨めに死んでいく覚悟を持って生きるか、少なくともそうは絶対にならないっていう世界、どっちがいいと言えたらそうならない世界の方がいいなと思っちゃう。
自由ってことはさっき岩ちゃんの言ったある日不条理なことが起こって虚しく悲しく何もなく無駄死にしていく可能性がある世界ってことだもんね。
そうだよ。そうなりたくない俺はって思っちゃうから。そうなりうる世界とそうは少なくとも絶対にならないよって世界選べって言われたら難しいよね。だって条件付けがまず分かんないもんね。こっちの世界だったらこういうむちゃくちゃハッピーなことがあるけどこのめちゃくちゃ平和な平和保障されてる世界ではそこまでのハッピーはないですって言われたら悩むかもしれないけれども。でもあるんでしょその人の話によると。何が悪いんだろう。
難しいよな。でもたぶんジョン・レノンはたぶんのたれ死にする可能性がある世界の方は僕が好きだみたいなこと言うんじゃないかな。
言うんだろうね。だから革命が起きるんでしょ。
大失敗大成功どちらでもいいじゃないあなたの人生だからみたいなことを言ってる人だからね。芸術家とかはそういうこと言う人もたぶんいると思うんだよね。
映画とかでもあるもんねデストピアものの完全管理社会っていうものがあってさ。でもああいう映画だと必ずほころびがしっかり用意されてるよね。富裕層だけが平和で管理された世界。
一見幸せに見えるけどダメなんですよっていうポイントはちゃんと置いてあるからな。
がっつり虐げられてる最下層の人たちがいるとかね恩恵を得られていない。
でも現実ってそうなりそうだけどね誰かに都合がいい社会は誰かにとって都合が悪い社会になっちゃうと思うけどね。
もうなってると思うけどね。システム仕組みってこれ100%ではないよ。100%ではないんだけれども比較的そういう傾向にあるんじゃないかなと思うのが何かしらの救済処置的なシステムがあるわけじゃないですか貧困であれ病気であれ世の中で。
でも本当にもうダメだこの人は助けないとダメだっていう人のところには届かないようになってるような気がするんだよね。
なんか言ってることがある。
だからそんだけ完全管理社会でそこまで落ちぶれないというかそこまで困窮しない人たちがいる世界なら絶対幸せなんじゃないだろうかと僕は思うんですがどうでしょう。
全員がそうなれればってことね。
全員がそうなれればね。
ものすごいでかいシステムの中に組み込まれてそういう多様性すら許さないくらいの全員一律で。
多様性はあるんだよ。多様性を感じさせる程度。
感じさせるくらいのシステムはあるわけな。
もちろんあるんで。
ただそれは。
俺はパンクだロックだっていう気分にさせてくれる。
そうだよな。結局あれだよね。ファッションパンクぐらいで上手いことを収められるっていうあれだよね。
いや俺はロックだって言ってビルから飛び降りても絶対死なないようになる。
飛び降りないんだろうけどね、その社会だと。
ある程度の炎上しそうな武勇伝もフワッと積み込んで、すごいねって言ってくれるぐらいの許容性を持ったシステムにはなってるわけだよね。
すごい優しいなあ、それ。いいなあ。いいじゃないですか。
でもやっぱそれってみんな本気でさ、尖ってるのを許されない世界だよね。
もうお釈迦様の手のひらの上なのは織子みずみっていうかね。
でもそこから本当にマジで俺尖ってるっていうところに突き出ようと思ったら、無残にのたれ死にする覚悟だけが必要になっちゃうんだよね。
そうなんだよなあ、難しいよなあ。
なんかでもその手のひとはあれですよ、このシステムが嫌だって言うよりもなんかいつだってしちゃう人がいると思うから。
ああどっちにしろ本物がいるわけだ。それは本物だよね。
だから嫌なんですって言ってる奴は多分仕組み上でしか生きられないと思うんですよ。
お釈迦様の手の上から自然にこぼれ落ちちゃう人とか出てっちゃう人は絶対いるからね。
ああ確かにそういう人はいるかもね。もうのたれ死ぬか、次の本当の神と言われる宗教を作っちゃう人になるかどっちからレベルの人だよね。
そうそうそう。
こんなつまんない生活は嫌だって言って、HISとか旅行代理店でインド旅行のパッケージ買ってインド行ってさ。
インドね。
そのなんかこのシステム嫌だって言う奴は旅行代理店でインドの旅行パッケージで買うような奴だと思うんですよ。
ちょっと棘があるけど、すげえ言い得てみようというかわかりますね、その通りだと思う。
まあね、行った奴がするし、インド旅行行く奴はインド旅行行くから、じゃないですか。
なんかね、その何か始めるわけでもなくオンラインサロン入ってみて、そこでなんかわちゃわちゃってるだけで、俺違うぜってなる人もいるじゃないですか。
そういう人はあれじゃない、適度な刺激を与えられることにも一番合ってる人だよね。
そうだね、そうだね。確かにそうだ。
まあ俺も若い頃はエロでやったしみたいな感じで落ち着くと思うよ。
そうね。
だせえ。だせえ。そうはなりたくないけどそうなってくるんだな、きっと。
でもさ、その敷かれたレールから逸脱して俺は俺を生きるのだみたいな考え方ってさ、誰しもが持つと思うんですよ、思春期の時にね。
憧れるというかね、そういう特別な自分感はもちろん虫子君もそういうとこあるしね。
ね、あったよね。でも僕も憧れたけれども、多分そんなに人を困らせるようなことってしてなくて、
俺は生まれ変わるんだって言って眉毛剃ったりとかその程度のことだからね、金髪にしたりだとかさ、そういう何かが起きるんじゃないかと思ってやったけど、大抵何も起きないじゃないですか。
本当大抵そんなもんで、何か起きるレベルに何かする人ってめちゃめちゃ人迷惑かけると思うんだよね。
社会であったりとか、なんかレボリューションを起こすレベルの人って困った人であることが割と多いような気がしないでもないと。
まあ本当にただの迷惑な人っていうのもいるけど。
まあいるけどね、それと上とまた違うかもしれないけど。
あちなみに価値観を提唱してるってことはかなりうぜえ奴にはなるよね。
ね。そう自分がなる道を目指すかって言われるとなかなか難しいですよね。
でも多分本当のそういう人ってあんまり俺側とかじゃないんだろうね。
自然になってんだろうね。
そうそうそう。むしろ自分なんかゼロかもしんないけど、そういうところ行っちゃうんだろうね。自然と列車に飛び込んで行っちゃうみたいな人だよね、ぼーっとしながら。
そうだね。
だから大概は死ぬんだよね、多分。
大概は死ぬ。心も病む。
心病むしな。
すごい結婚してすごい離婚する。
ちょっと待って刺さるやついる?それは。
刺さるやついたな。
これ成人になるのかな。
いたいた。
いたよー。まあでも難しいテーマですね。その人、人それぞれだよね。
ビッグデータと自己の理解
でもそれですごい思ったことがあって、ビッグデータってそこまで自分より自分のことを理解してくれるわけじゃん。
すごい日々思うことがありまして、人って人のことはすごいわかるんだよね、他人のこと。
あの人はこういうところがダメでとか、ほんとああいう信じられないところがあってとかってよく言うじゃん。
あとネットでもあなたのこういうところ間違ってますってすぐ指摘できるじゃん。
でも人って自分のことってほんとわかんないんだなと思う。俺含めてね、自分も含めて。
俺も俺のことって全然自分で思ってる以上にわかんないと思う。
そう考えるとやっぱりビッグデータの方が正しいかな、俺のことに関してはと思うのね。
そう考えると俺らしいとかって自分で思ってる自分らしいって、自分探ししてる人とかもそうだと思うんだけど、
点で勘違いしたさ、自分らしいっていうか、なんかね、めんどくさいことしたくない俺みたいなさ。
ちょっとぶち上がることしかしたくない俺みたいなところしかいかないんじゃないかな。
ビッグデータの方がなんか自分らしさをそこで提示してくれるんじゃないかなと思うこともあるのね。
提示されたものが自分が考えた自分とあまりに対してとかありそうだよね。
であると思うんだけど、たぶんビッグデータの方が正しいと思うのね。
ああね。めっちゃ普通じゃんってなるみたいな。
俺じゃなくて、俺がなりたい俺で、俺ではないかもしれないみたいなさ。
インスタに投稿してる自分みたいな感じぐらいしか自分では思えないんじゃないかなと思って。
俺ってこういう人みたいなのって。
さあ、インドに行く人をちょっとバカにしたふうに反省しつつもさ、MBTIって診断知ってる?
なんか16タイプで分類する性格診断みたいなやつで。
ああ、あの、冒険家とか。
そう、冒険家、ENTJとかENTPとか、まさに冒険家のとこでさ、この診断やってやっぱ俺ってちょっと人と違ったんだよね、冒険家タイプだったわみたいな感じの人がいるんだけどさ。
うんうんうん。
もう違うじゃんって思って。
言うねえと思うよね。
言うねえ。
冒険家タイプのやつがこの診断ちまちまやんのか?みたいな。
そうだよね。
すごい踊らされてるじゃんお前みたいなさ。
冒険に出ろよな。
そうそうそう。お前みたいなやつがパッケージでインド行くんだろうなって思ってさ。
なんかすごいみんな何かしらのフレームワークというかさ、ウェブとかSNSで目についた何かしらの占い的なものをみんなやってさ、人と違うんだぜって結果をさ、出したがるじゃん。
でもなんかもうこのすごい情報社会のわけじゃないですか、こんだけ情報量があると結局自分らしさをいっぱい探してるけど、なんか自分がちょっと満足しそうなどっかのパッケージングに必死に収まりにいくみたいな生き方が大半なんだろうね。
俺も多分そうだと思うし、結局。
俺もそうだと思う。
それでいっぱいもう巨大な仕組みの中で踊らされてるんだなっていう。
もう本当にでもそれしかありえないんじゃないかなぐらいに思うわ、こんだけ。
情報が多いってことは逆に言うと、逸脱しないルールっていうのを嫌というほど見てるってことになるわけじゃない。
だからもうほんとどっかのパッケージングにそれぞれの人が入っていくっていうような、もう逃れられない状態になっている。
いや逃れられない。複雑だよ。だって個性的ですよっていう情報もメジャーマイナーで用意されてるんだから。
書くね、パターンでね。
今後はビッグデータ化されてない皆さんの秘めたるヘッジみたいなものに価値が大きくなるんじゃないですか。
多分ね、SNSに投稿したくない自分らしさっていうのが本当の自分らしさだと思う。
素晴らしい。確かに確かに。
とてもじゃないけど投稿したくないし、こんな私見られたくないっていうやつがやっぱりあなたらしさなんじゃないですかみたいな感じになるよね、きっと。
そうなるよね。BDRだね。
だから結局みんな自分で発信できるってことも含めてなんだけど、よく見られたいんですよね皆さん。
そうだよ。
そうだよ。よく見られたいと思って何が悪いんだ。堂々とよく見られたいですって言えばいいんだよ。
結局人がね、人によく見られたいっていう社会の中で人と共存してほどほど刺激的に生きるってことは、システムに支配された方がみんな大体の人は幸せってことだよね。
それで満足できねえっていうレベルのやつは、ほんとにそのさっきの最初の話に戻るけど、
マジであれだよね、人から虐げられて誰にもかっこいいと言われなくて、自分で失敗して外でのたり死にたいっていうぐらいの感性がある。
他者の評価
そう、誰にも気づかれずな。
本物だよね、そこまでいったら。
本物。
本物って考えると、そこ見て悩んじゃった俺はやっぱり凡人なんだなっていうのがよくわかる。
悩んだね。
システムの中の方が幸せな羊なんだよね、多分。
狼じゃないんだよ。
終わりに向かってる諸事さん家の前だけど、諸事さん俺変な人だと思うよ。
変な人だよね、変な人だよ。
普通であろうとしてるけど、すごい変だよ。
だって俺人に好かれたいもん。
怖いんだよね、そうわかるわかる。嫌われたくないんだろうなっていうのがすごい。
多分俺吉田よりかは人に好かれたいと思ってるよ。
インシデンの気味悪さが絶対あるからすごいんですよね。
最後わけわかんない話になったけど今日はこれで終わりにします。ありがとうございました。
28:29

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