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おれたち LIVES MATTER。おれまたは、人生を無理やり楽しむための人間参加キュレーション番組です。
みなさん、こんばんは。今日も始まりました、おれまたです。まずは自己紹介からいきたいと思います。
宮口の元シナリオライター、Shojiです。よろしくお願いします。
アッタン漫画家Kiwaです。よろしくお願いします。
はい、最後に元はNaviで、東京でWebディレクターやってますYoshidaです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ちょっとお二人さん聞いてくださいますか。何ですか。
最近僕ね、ゲーム買ったんですよ。僕はゲーム買うことなんて珍しいことじゃないんですけども。
すごーくね、思い出深いゲームがね、マスターリメイクっていうのかな。
グラフィックとか綺麗になって、新しくなって、発売したよっていうのがね、発売したんですよ。
おじさんのゲームオタクだったら絶対聞いたことがある超化け物級の有名タイトルなんだけども。
ディアブロ2というゲームなんです。
名前はよく知ってるよ、おれ。名前しか知らない。
多分ね、オンラインゲームのベースを作ったと言われる。
ウダードという会社のね、キングオブキングハクスラトレハンゲームなんですけども。
まあこのゲームがですね、プレスって4とかパソコンとかボックスとかで、
予想以上新たにわーって出て、あといろいろあって今大炎上してるんだけど。
炎上してる炎上してる。
まあまあまあ、そうそう炎上してるのね。
僕ね、このゲーム、昔ね、リアルタイムの世代じゃないんですよ、でも。
僕より上の世代の人のゲームなのね。
僕がやったのって、プレイステーションの最初のプレイステーション1ね。
1っていうか、初期のやつね。
に移植された、もう本当オフラインで遊ぶやつなんだけども。
まあアホみたいにうわーってやってたんです。
このゲームのゲーム性っていうのが、ひたすらダンジョン潜っては装備とかアイテムとかを手に入れながら、
己をひたすら強くして、さらに強い敵に挑むって、
まあもう自分をとにかく強化し続けるゲームなんです。
鬼のように時間が溶ける。
学生なんてどうかしちゃうぐらい時間溶かしちゃう。
寝ないの。
まあそんなゲームが出たからやっべーぞと思って、
俺死んじゃうんじゃねーのかって、
仕事なくすぜーと思いながら始めたんだけどね。
まあ面白くって、5時間ぐらい寝ちゃったのね。
寝る前にちょっとやろうと思って。
結構頑張ったな。
すっげーやったんだけども、
ハタと、やっぱね俺おじさんになってから、
仕事をまがいなりにもやり続けているじゃない。
するとゲームの中でも、だんだんとプレイ時間を重ねてくると、
より効率よくとか、仕事的な脳みそになってくるんだよ。
延々とそういう風にやってたら、
やっぱ未来のビジョンっていうのもこういう方向でこのようにして構造しだすわけで。
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ハタとね、その先にある最強像っていうものを妄想するわけなんだけど、
なんで俺金も出ねーのにこんな仕事みたいなことしてんだろうと思って。
そしてこいつがめっちゃ強くなった時、
俺は強くなってるわけでもなし。
何これと思って。
途端にゲームできなくなっちゃった。
得とか利を考えちゃったわけね。
そう、考えちゃったの。
でもこのジャンルって俺が一番好きなゲームのジャンル。
これまでもいろいろやってきたし。
これつまんなくなったらもうおしまいなのよ。
ちょっとなんとかして俺の心を直してくれないかなと思って。
でもね、分かるよ。
俺もね、一時期ひたすらレースゲームというか、
やってたんだよ。
グランツーリスモに始まり、
その後はフォルザモータースポーツってグランツーリスモみたいなゲームなんだけど、
ひたすら車を買ってレースに買って、車を改造したり新しい車を買って、
セッティングを詰めてタイムアタックして、
足回りの硬さとかを自分で調整したから、
ひたすらタイムを削ってセッティングを出して、
次のレースに臨むみたいなゲームを、
まあ暇なときは全てやってたときあったのね。
時間が許す限り。
その作業が楽しいんだよね。
そう、すごい楽しかったのね。
結果じゃないんだよね。
結果じゃない、そうそう。
むしろエンディングとかそういうのはいらないのね。
そうそうそう。
最後の最後に俺アホだからね、カスタムすらせずに、
例えばゲーム内に出てくるのが実際にある車だから、
その車を買ったつもりになって、
で、何も改造せずにその素の車のままでコースを走って、
足が、足回りの硬さがどうこうとかさ、
なんか自分で評論家ごっこをして遊んでたのね。
オタクですね。
一周しちゃってるね、楽しみ方がね。
一つの前の方よりもここが変わってるとかね、自分で。
自分でパワーがこれぐらい変わっててとか、
ひたすらちょっとカーグラフィックTVごっこみたいな感じで、
松戸屋正高木鳥になってたのね。
そのテレビに出る人なんだけど、松戸屋由美の旦那さんなんだけど。
音楽よりも車が好きな人。
そうそう、音楽よりも車が好きな人ね。
だけど、もう最近ね、たぶん本当にその電源をつける時間がなかなかなくなっちゃったから、
長くできないからやらないんだけど、
今そんなに時間費やしてできるかって言ったら、
もしかしたらできないかもしれないなってふと思ったわ、今の岩の話聞いて。
でしょ?俺もすっごい久しぶりにゲームしたのよ、そんなに正直。
最初の1,2時間は俺はもう永遠にやれる、仕事を失うとか思いながらやってたんだけど、
法律よく組み立てられるようになったあたりから、
ハッとしちゃったんだよね。
仕事だと思ったし。
流れに乗ったときにね。
このままいったら俺の一生のお給料ってこれぐらいだろうなって思ったときと近い。
もうダメだってなった感じ?
先が見えちゃったんだ、ゲームの。
06:01
本来だね、その作業そのものが楽しいから関係ないはずなんだけど。
うん、関係ないね。
どうかなのかなぁとか思ったりして、
俺の唯一の趣味なんですよ。
どうしたら僕の心を治りますかね。
とりあえず1回置いとく?
そうだね。
そうですね。
話進めようぜ。
後で考えよう、後で。
そうですね、どうしようかな。
そしたら、なんでこんな話をしたかというところからいきましょうか。
そうだね。
そうですね、ありがたいことにまたお便りをいただきまして、
このお便りはあれ?これフォームから来たお便り?
これはメールフォームのお便りはあれです。
ありがとうございます。
メールアドレスのせなくてもいいですよっていう形にしてるので、
せっかくなのでここで読ませていただくっていうことにしようかなと思ってやってます。
はい、冒頭でもうゲームへの熱意がなくなってどうしようみたいな話をしていますが、
ちかしいお便りが来ましたっていう話でいいですかね。
そうだね。
その前にね、ちかしいお便りをいただいたの1個と、
もう1つはすごく前向きなお便りもいただいているので、
その前向きな方をまず岩ちゃんに先に紹介してもらおうかなと。
逆に?
先が見えちゃってる岩ちゃんの方に。
逆にね。
そうね、元気をいただきたいですかね、前向きな。
じゃあ手元にいただいてますけども、これ僕から読ませていただきましょうかね。
お願いします。
はい、じゃあお便りいただきました。
虹パパ生活さんからです。
ありがとうございます。
途中からですが毎回楽しく聞かせてもらっています。
少し浅ぐれた感じのトークも好みです。
今回も聞いてみます。
これからも配信楽しみにしています。
とのお便りいただきました。
ありがとうございます。
今回最初からいきなり浅ぐれから始まってしまいましたね。
そうだね。
はぐれてるつもりはないんだぜ。
虹パパ生活さんってことはお子さんがいらっしゃるんだね。
そうだね、虹パパだから吉田君と一緒ですね。
大変ですよね、頑張りましょう。
前向きな話じゃないときにね、前向きな話を。
まさかのね、後ろ向いてるやつに読まれるとは思ってなかっただろうね。
ありがとうございます。
ありがとうございました、虹パパ生活さん。
そしてもう一通いただいてる方は、改めて吉田君からよろしくお願いします。
もう一つのお便り僕の方から読ませていただきたいと思います。
水曽さんですかね。
はい、水曽さんありがとうございます。
ではちょっと読ませていただきます。
はじめまして。突然のお便り失礼いたします。
ついに3週間前におれまたを聞き始め、
隠移としていた勤務時間がとても楽しくなりました。
隠移としたんですね、大変ですね。
おさん方のお話に混ざりたい、加わりたいと思ったり、
めっちゃ共感したり、笑いを耐えられず、
一人肩を振るわせていたりしております。
09:01
お話の中でなんとなく皆さんのご年齢がわかってきたのですが、
私は今年ついに荒沢へ片足を突っ込みます。
そのせいなのか、おととし謎の焦燥感に襲われて、
10年来の友人と2人、本州最北端まで目的のない旅をしていました。
海峡の向こうにうっすらと北海道が見えて、
夕日が静かに沈んでいく10月の終わり。
この先に道はない、最果てまで来たと思ったのですが、
当たり前にその土地にも人々が住んでいて、
ちゃんと生活がありました。
こんなもんかという寂しさを勝手に感じて帰ってきたのですが、
お三方はそういった経験はないですか?
終わりや果てに変なモラトリアムみたいなものを感じて、
ただそれを目の当たりにした時に拍子抜きするような、
脈絡のない話になってしまいましたが、
人生の先輩方もそういった思い出とかあるのかなと、
気になってメールを送らせていただきました。
とのことでした。
ありがとうございます。
アンサマンで僕と年齢がたぶん近しい。
そうだね、それか吉田君よりもちょっと若いかっていう感じですね。
そうですね。
いやーこの話すげー、俺はわかるなーと思って。
わかるんだ、わかるんだ。
こんなことしかないよねっていう感じなんだけどね。
なんか事前にこのお便りをみんなで見た時に、
誰にモラトリアムっていう言葉が出てきてちょっと面白かったんですけど、
20代後半のね、改めて俺って何なんだろうみたいな思いが出てくる時期だったのかなとは思うんですが。
吉田君はさ、ちょっと近しい経験してるんだよね。
そう、旅行だけどね。
19ぐらいの時に僕も西北端のあれはどこだ?
西北端ってなんちゃら岬、なんでしたっけ?
それは西北端、本州じゃなくて北海道まで行ったんだよね、確か。
北海道のですね、西北端。
湧かないまでバイクで行ったんですよ。
東京から秋田までバイクでまず行って、
そっからフェリーに乗って港に着いて、そっからまず西北端目指すのぜって3人でバイクでビューンって行って。
青春じゃないか。
青春ですよね。行ったわけだけどね、19歳でアホだったからね、寒いねっていう記憶と、
あと峠道で運転が下手だったから反対車線まで膨らんじゃって、へへって笑って2秒後に大型バスがバーンって。
あぶねー。
死ぬ死ぬみたいな。
怖いよ。
脳みそ空っぽな記憶しかないんで。
でも西北端の記念碑みたいなところまで行ったんでしょ?
行った行った。
で、海が広大な海が広がってる風景とか見たんでしょ?
見たはず。
見たはずってことは。
12:00
あんな記憶もねえ。
記憶もねえ。
あまり胸に響くものはなかったんだね、じゃあ。
そうだね。
え、じゃあ。
そうだね。
そのがっかりしたとかすごく良かったとかそういう記憶すらないの?
3週間ぐらいの旅だったんですけど、僕正直に6万円しかなくて、お金ないなっていう記憶がすごいあったんですよね。
それね、頭いっぱいいっぱいだったんだろうね。
旅行に行ったんだよね、きっと。冒険じゃなくて。
旅行だね、そうなんだな。
いいな。
そうだね、でもこの行動自体がザ・モダトリアンって感じもするけどね。
そうだね。
感動もなければ結局そこに拍子抜けした記憶もないっていう、何もないっていう感受性ゼロなんだ。
行ったなーっていう記憶が。
行ったなー。
そうそう。
峠怖かったなー、寒いしなー。
いやーでもリアルだと思うよ。
アンサーにも参考にもならん返答だね、せっかく話振ったのに。
ほんとよ、振られてどうしようかと思って。
いわちゃんは?
俺はね、吉田くんみたいな大冒険みたいなことはしてないんだけども、高校卒業してすぐ田舎出て森林を知ったのかな、俺は。
知ってたのかな。大阪に出たんだよね。
やっぱもううちの地元と比べれば大都会なんですよ。
オッケーっつってビルが高いぜって言ってね。
地下鉄とかJRとか乗るわけじゃない。
それで移動するって時点でちょっともうすごい都会人ですみたいな雰囲気を感じてて。
どこまで来たかとか思ってたんだけども。
やっぱ田舎もんだからさ、わけもなくちょっといろいろ道頓堀とか行ってみたりとか、明大行ってみたりとかして、一丁裸の服とか着て肩で風切ってみたりしてたんだけども。
かわいいっすね。
何かね、ドラマチックなことが起きると期待してたんだね、やっぱり。
何にも起きないわけよ、当然だけど。
でもね、深夜にちょっと徘徊してみたりとか。
とにかく徘徊をよくしてて、結果何も起きなかったなっていう記憶がある。
それに対して虚しさは感じたの?
なんかこう静かに溜息は出たよねって感じで。
だよねみたいな感じの。
だからね、結局やっぱり人と関わんなきゃダメだね、何か起こすには。
生き物と関わんないと何も起きん。
よほどのね、歯が息を放ってる美少年とかだったら向こうから声かけてくれるかもしれないけども。
そうっすね。
ドキドキしてる田舎者だからね。
詐欺師ぐらいしか声かけてこないよ。
なるほどね。
うわー、なんか何もね話しか出てこない。
ちゃんと2人とも何も起きてない。
何も起きてないんですよ。
何も起きない。チャレンジもしてない。
俺はね、本当に表紙抜けするかどうかとか、全てがワクワクするかとかってやっぱ年齢にもすごいよるとは思うのね。
うんうんうんうん。
15:01
だけど俺はまあ例えばじゃあ本当に10代の高校卒業したばっかりの頃ぐらいの年齢だったら本当確かにその時だったら本当全部楽しかった記憶はあって。
で大阪に最初住んだ時とかも本当に深夜徘徊無駄にいっぱいしたし。
するよね。
あとバイク買ってあっちこっち行ったりとかして。
で例えばある日起きたら、まあその時もまたね状況物語とかと似てるんだけど大学行けよって話になってくるんだけど。
朝起きた瞬間になんか日本の標準時間を感じたくなったと思って。
でそのまま大学ではなくて赤獅子まで行って日本の一番中心の時間の標準になってる場所に行って標準時間だと思って帰ったりとか。
なんだそれ。
あとね確かね俺最初に東京に行った時にね、それこそ岩ちゃん夜中徘徊して何もなかったとかって言ってたじゃん。
俺深夜までは行かなかったけど夜に当時どこだったんだろう渋谷だったか新宿だったかわかんないんだけど。
すげー人だビル高え東京だって田舎も丸出して歩いてたのね。
もうキョロキョロキョロキョロして。
でまあそのキョロキョロキョロキョロはね知り合いができた後もしょっちゅうやってたからよく一緒な知り合いにそんなにキョロキョロすんなって言われたぐらいキョロキョロしてたんだけど。
最初に東京行った時にいきなりねある時ね東京のその街を歩いてたらお姉さんが急に腕組んできたの。
お。色っぽい話ですね。
起きてんじゃん。
で何東京って俺思って。
何東京。
すげー東京すげーと思ったのね。
でそれでなんか腕組まれるままに普通に喋りながら歩いてたら。
何喋ってたかもう今更覚えてないんだけど。
それでしばらくこれは何が起こったって俺頭が混乱してたのね。
それこそ全然知ってる人もいなかったからなんかとにかくこの東京で誰かと歩いてるってことがまず嬉しかったのね。
でさらにいきなりお姉さんに腕組まれたと思ってちょっとすげー嬉しかったのね。
でしばらく歩いていった後にどこどこ行こうよみたいな感じで誘われて。
でそのどこどこっていうのもよくわかんないけどURLが周りについていったらなんかとある喫茶店のようなちょっとおしゃれな建物に連れて行かれたわけね。
で中に入ったら。
で中に入ったら周りに絵画がいっぱい飾ってあるのね。
おー悲しい。
エウリアンじゃないですか。
そうこれあの例のここでネタバラシをすると10中8区あの例の高い絵画を買わせるために半分逆ナンパみたいなことをして誘っていくみたいな場所だったと思うのね俺は。
悲しい話だね。
でその入った時に俺すぐわかったのね。
あこれやられたわと思ったの。
18:01
で途端にあれだよね心の中は急にお花畑からグランジのような泥臭い心が割っていくわね。
なんだけど当時19歳か18歳かの自分はなんかそのそれに引っかかったのがまずすごく恥ずかしかったの。
もう顔から火が出そうなくらい恥ずかしかったの。
めちゃめちゃ浮き足だってね。ニコニコニコニコしながらひょいひょいついて行っちゃって。
でその後にただこれ引っかかったんだけどなんか引っかけたなっていうのもなんか恥ずかしいし。
もちろん買う金なんかない上に買わされたりなんかしたのは一生の恥だっていうか黒歴史だと思ってそれだけは避けねばって思ったんだけど。
そのまま飛び出していくのもすごく負けた気がして嫌だったから。
なんかね俺はね絵に本当に興味があってここに立ち寄ったぞみたいな空気をしてて。
ダセー。
しばらく腕を組み。
まんじりとしない顔で絵を見つけたってことですか。
絶対買わないオーラは出したからお姉さんも多分諦めたんだけどそのまますぐ出るのも恥ずかしかったからむしろ余計ダサいんだけど。
だいぶ長い時間そこにいたのね絵を見て。
勝負だもんね。
そう勝負勝負。
向こうが折れるか俺が折れるかっていう勝負ですかね。
いい話ですね。
それが最初の思い出だったね。
いやーいい話じゃん。
めっちゃ恥ずかしいな今久々に思い出したけどめっちゃ恥ずかしいねこの話は。
モラトリアムっぽいですね。
コンクリートにこびりついてガム程度のプライドを振り絞ったね。
そうそうそうそう。
ただ余計そのプライドは旗から見てるとめっちゃダセいやつだこいつって思われてると思う。
消えない染みでもデジタルタトゥーみたいな。
そうそうそう。
今話で成仏される感じはありますね。
いい話ですね。
ほんとね別の話しようかなと思ったら今この瞬間に思い出した。
いい話だよ。
なんかね想像できちゃうんだよな俺はその時の彼の動きとかモーションが。
いや別に絵好きですけどみたいな。
そうそうそうそう。
俺は絵が好きだから絵を見に来ましたけどみたいな。
いいとこに連れてきてくれたねぐらい。
そうそうそうそうそうそう。
ちょうど俺も行きたかったんだよみたいなね。
君と絵画でも見たかったんだよみたいな。
早く帰ってほしかっただろうね。
たぶんそう思うよ。帰もしねえしね。
変わねえんだったら帰れよって。
絶対話しかけんなオーラを出してたけどね。
じゃあなぜいると思ったと思うよ。
だよな。だよね。
19、20ぐらいのそういう恥ずかしさいいっすよね。
妙なプライドが。
ついでに言うとあれがあるじゃん。
はがきを手渡しかと思ったら売ってるみたいなやつもあったでしょ前。
あったあった。
すっと出してくるからもらえるのかと思ってつまむと話してくれなくて向こうも。
そっから商談に入るみたいなやつもあったよね確か。
21:00
めっちゃ怖いっすね。
俺もそれ落としてた時にやられて。
そういうのよく聞くから結構知ってたんだけど。
手をつけちゃった瞬間に向こうが話さなかった瞬間に俺気づいちゃって。
これも引っかかったら恥ずかしいと思ったから力づくで引っ張り抜いて持って帰ったりとかね。
持って帰ったんですか。
やばいやつだね。
なんかそういうのに負けるのがすごい悔しいんだけど。
だいたいそういう時って余計恥ずかしい行動しちゃう人種だったよね。
俺東京に住んでるのにそういうのは遭遇したことないですよね。
たぶんそういうのは田舎モモしか狙わないんだよたぶん。
分かるんだろうね。
コアラが違うんだろうね。
絵売る人とか行ったとき秋葉原にめちゃくちゃ人たくて。
秋葉原いるね。
あれでも同じとこの人でしょあれって。
そうなんだ。
そういうのにちゃんと引っかかったことというか話しかけられたことがないから。
ないんだね。
あんま記憶にないな。
なんか俺の変な話で話めっちゃ逸れちゃったけど、
モラトピオムの話じゃ全然なくなっちゃったんだけどね。
俺でもこのスイスさんの気持ちに戻るんだけど。
誰でもあるんだろうけどこういう話って。
すごい何度もいろんなことを挑戦して、
あの果てにはとかね、あそこには何かあると思いながら何もなかったこと。
たぶん3日2回くらいやってたと思うな20代くらいのときは。
やってたって言ってたよね。
そんな自分の気持ちのときにドンピシャで好きだった曲があってちょうど思い出して今。
その曲のこともちょっと話そうかなと思うんだけど、
スイスさんはちょっとご存知かどうかわからないんですけども、
60年代くらいの伝説の歌手がいましてジャニス・ジョプリンっていう方なんですけども、
ジャニス・ジョプリンのクライベイビーってカバー曲。
オリジナルはね、1963年のガーネット・ミムズの曲だったと思うんだけど、
のカバーでジャニス・ジョプリンが歌ってるクライベイビーって曲があるんだけど、
これの歌詞がめちゃめちゃ良くてね。
で、本当のオリジナルの歌詞通りではないんだけど、
俺が20代の頃にこの歌詞で感じた世界観っていうのを超俺威厄でちょっと話すんだけど。
最初は似てるんだけど、あなたは最高のものを探しに世界中を歩き回ったなっていう歌詞があるんだけど、
俺は最高のものを探すぞって言って、もうあっちこっちもう遠くまで行く彼氏がいるのね。
この歌詞の中に。歌ってるのは女の人なのね。女の人っていう立場で歌ってるのね。
で、まあアメリカの曲だからなんだけど、で、その次に女の人は言うのね。
でも多分それはデトロイトでも見つかるのよってめっちゃ近所にもあるわって言うのね。
で、カトマンドゥールだって見つかるわって。世界のどこにいたってそんなものは見つからないよって最高のもの探してるって言ってもって。
それであなたが、それでいろんなところに探しに行った逆に、こんなところで俺は何やってるんだと泣いてるって。
泣き出すのって。ベイビーっていうことだよね。
24:01
で、またあなたが泣き出したら私のところに来てって、そして私のところで泣けばいいわって曲なんだけど、すごい良い曲じゃないこれ。
なんかね、幸せの青い鳥みたいなね。
この曲が俺めちゃくちゃ20代の頃、今でももちろん好きなんだけど、20代の頃めちゃくちゃ好きで、
どこ行っても何もないし、幸せって近くにあるのかもしれないんだけど、それでもなんかよくわかんないところに行くんだよって思った。
記憶があるな。
いや、いいね。
いい曲でしょ。すごくいい曲。
いい曲。
俺この曲が大好きだよね。
でもその話を聞いてて、すごくやっぱ性格の違いだっていうふうに思ったんだけど、めちゃくちゃいい曲だし、俺もその曲の歌詞は非常に感銘を感じるものはあるんだけどね。
多分ね、俺も20代の半ば、半ばなのかな、前半なのかな頃に、まさしくそういうモアトリアム的な、しょうちゃんが言ったような感じの曲っていうのがあって、
しょうちゃんは絶対知ってるし、ご存知だと思うんだけど、それがね、レディオヘッドのゼアゼアなんだけど。
はいはいはいはい。
分かります。
分かる。
まあ歌詞すごくサビのとこなんだけどもね、言うと、感じるからってそこにあるとは限らない。感じるからってそこにあるとは限らないの繰り返しなのに。
やっぱイギリスの人ってね、なんか。
暗いよね。
意地悪だよね、歌詞が。
そう、今の年齢だと俺絶対ジャネス・ジョップリン派なんだけど、当時の俺はこんなんだったなって。
ゼアゼア。アメリカじゃなくてイギリスだったんだ。
そうそうそうそう。否定だったなって思う。
なるほどね。
でもなんかそういう曲ってね、これに限らないけどやっぱあるよね。
うん、いっぱいある。
その時期を感じる曲っていう。
すごく俺は多分そういう曲ばかりが割と好きで、いっぱい知ってるはず。ちょっとパッと出てこないけどね、今。
そうするとあれですか、スイソさんのメールの返答じゃないですけど、
それはスイソさんの生活にもあるかもしれないし、全くそこにはないかもしれないっていう、
全然両極端の回答を今二人がしちゃってる気がする。
そうですね。僕からのアンサーは感じるからってそこにあるとは限らないですね。
僕のアンサーは、僕が20代の頃そのまんまやってきたことのまんまなんだけど、
どうせまたねーなーって思いながらも、今度こそ何かあるか思っていって、
3日に1回はそういう気分を味わうのがいい。
感じるんだもんね。
そうそうそう。
感じてはいるんだもん。
いや、ほんといろんなところ行ったりとか俺はしたな、ほんとに。
したした。
無駄にね。
ガフラした。
なんかでも、すごくね、俺感じることがあるんだけど、
その最初のいわちゃんの話にもなるかもしれないんだけど、
やっぱ、ある程度そういうことをしなくなっちゃうというか、
何か決められたルーティーンができて、
あと自分の利益っていう、生きるための利益が必要な状況に、
ある程度入っちゃうと本気で、
その学生とかのね、ある意味モラトリアムの生産性がなくても、
27:03
いろんなことをやっててもいいっていう状態じゃなくなってくると、
何かを社会のために生産しなければ、
自分にも生きる道がないみたいな大人になってくると、
だからそういう状態になると、やっぱバランスって考えてくるんじゃないかなと思って。
重則に対してね。
だから、やっぱ、よく大人の人が幸せになるとかさ、
幸せになりたい、大人になって幸せになりたいとかってみんな願うわけじゃない。
でも大人の状態の幸せっていうのって、超お金持ちになることでもなくて、
もちろんお金ってある程度ないとダメなんだけどもちろんね。
なんだけど、やっぱり大人で幸せになるとどういうことかっていうと、
バランスが取れるってことな気がしてて、俺。
バランス。
もっとなんか、もっと自己啓発的なことを言う人が言いそうな言い方で言うと、
調和っていう言い方になると思うんだけど。
そういう意味では、吉田くんって今割とバランスが取れてる状態な気がするのね。
そうですね。
バランスを取りにいってるので、そうだと思いますね。
バランスがあるから、逆に言うとその大変なことももちろんあると思うんだけど、
そのバランスが取れて充足感もあり、幸せは感じれる状況にあると思うのね。
そうだと思います。
でも逆に言うと、その幸せっていうバランスの取れた状態だからこそ、
俺の役目終わったのかななんて言葉が30ちょっとにして出てくると思うね、俺は。
なるほど。
ある意味満足をしたっていうことも考えられる。
そうそうそうそう。
確かに。
俺はバランスが取れてないタイプだから、吉田くんみたいに早くなりたいって言ってるんだけど。
絶対思ってないと思うけど。
だけど、毎日はスリリングだよっていう状況なのね。
スリリングすぎるんだよ。
そうなんだよね。
ただよく考えると、じゃあそれが、俺はバランスなんてクソくらいだぜ、こういきたいんだぜってなってるかって思うと、
俺も大人としてはやっぱバランスが取れるようになりたいなって思ってるんだよね。
ほんとか。
かわいそうなこと言うんじゃないよ。
お前はロックでいいだろ。
好きでロックなんだろ。
伊賀ちゃんもどっちかっていうと。
俺も分かんない。
分かんないね。
そうでもないな。
お前お前でバランス取れてるのかもしんないしね。
触手がバランス取れてないだけでバランス型ですよね、普通に。
そうそうそうそう。
期間限定バランス型だな。
うん、期間限定バランス、やだなそれも。
いつ崩れるか分からないバランス。
それはバベルの塔みたいでやだな。
バベルの塔だよ、本当にこの仕事は。
だからでもそういう状態になるとやっぱりリーを考えたりバランスを考えたりとか、そういうなんかやっぱ自分の変な欲ともちょっと違うのかもしんないけど、
そういうことを考えだすとやっぱりゲームが素直に楽しめなくなったりとかさ。
楽しめない。
やっぱダメだよと思うよ俺はそういうのは。言ってることは分かんないけどね。
30:04
楽しめないよね人生は。
いや最初のスイソさんのお便り戻るんだけど、
例えばね、今例えばいわちゃんがゲームすら先を考えてどうなるかって考えちゃうと、
海峡のねギリギリのうっすら北海道が見えるところに行こうとなんて思わないでしょ。
思わないよ、行ったらそこに風景があるんだろうぐらいにしか思わないよ。
それダメだよ。
ダメだ。それは確かにダメだよ今の。
そこまでにいくらかかってとか。
そうそうそうそうコスト計算まで始めちゃうでしょ。
その分の仕事が遅れるからとか考えちゃうよね。
だからスイソさんはそこに行ったことの時に表紙抜けしたかもしれないけど、
それを見に行ったってことがもうすでに俺の中では手に入れるもう手に入った感じだと思う。
手に入れた本当に憧れる今の僕の年齢化すると。
そこに行こうと思ったその衝動がもう宝ですよね。
そうだね。
だって生み出せないんだもん衝動なんて。
もうなんか勝手にブワッて出てきちゃって。
全然意味もねえの西北端にいたわけでしょ。
そうだよね。何の予定もなく意味もなくただ行って何もねえなって帰ってきたんだからさ。
意味なんてあるわけないんだけども。
その行動そのものが眩しいと僕は思いますよ。
そうだよね。
そこで意味があったらちょっと言葉悪いですけどイラッとするじゃないですか。
彼女で来ましたとかなんかあったらさ。
ふざけんなって思うじゃん俺たちはさ。
そうね。
何もなかったからこそ美しいよって思えるんですよ。
確かにそうかもしれない。
何もない経験を率先してやれるっていう行動力っていうのがやっぱり冒険心とかね。
まだ冒険化でいれる状態であるんだよね。
そうですね。確かに。
すすき抜いてきたんすよっていうお便りだったら読まなかったもんね。
そうだよね。
うるせえでもらった。
うらやましいだろこの。
そう考えるとなんかね俺今の話で分かってきたんだけど。
やっぱりバランスで大人になって大人としての充足感を得るとなんか俺ってもういらないのかなって吉田くんがね。
俺が死ねば家のローン関西になるからもうそれでいいんじゃねとかっていうところまで行っちゃうわけじゃないですか。
それを消していつでもパワーとともにエンジンを自分に積んで走るには。
衝動が一番必要なんですよ。
なるほど。
だってさ岩ちゃんはたかだかねちょっと冒険をするにもコスト計算をしちゃうわけじゃないか。
そうじゃなくてやっぱりねそのコスト計算ではなくてそのコスト度返しの衝動っていうのが大事でその衝動の結果行動したことで答えが出ることが大事なんじゃなくて。
例えば冒険家の人が例えばコスト計算したらだよ。
人食い民族のあるさ島になんか住み込めないでしょ。
で結果なんだっけ。
そうやって人食い民族のいるところに冒険しに行ったら人食い民族に食べられちゃったって人いたじゃない。
33:05
冒険家の人で。
いたいた。
あったでしょ。
人食い島に実際上陸してそこの民族とコミュニケーションとって一緒に住もうとかしたらなんかいったら食べられちゃった人もいたらしいんだけど。
それって絶対正気の沙汰じゃないわけじゃない。そんなニュースを読んだら行かなきゃいいのにと思っちゃうのが普通の大人なわけじゃない。
そうだね。
なんだけど冒険家の人ってものすごいパワーとエンジンとなんか果てしない喜びとロマンを持ってるわけでしょ。
それって結果じゃなくてやっぱ行かなきゃ俺はダメだって思う衝動と共に行っちゃったわけじゃない。
それが大事なんだなと俺は思ったから水曽さんはもう達成したんだと思うね俺はそれを。
行っちゃった人だもんね。
そうそうだからそれをいわちゃんみたいにめっちゃ好きだったゲーム買ったんだけどさ5時間ぐらいやり込んだら先が見えちゃったんだよっていうような大人にはなってはダメですって答えかな今回は俺は。
そうだね。
そうだねじゃねえよお前は。
見えないものに形なんてねそこにあるとは限らないから感じるけれども俺は感じただけだね先をきっとね勝手に確かめに行かなきゃいけなかった。
確かめに行かなきゃいけないんだよ。
あるかないかではない。
ですね。
確かめに行くことそのものが大事だと思います。
ねということだと俺は思いました。
なんかごめんなーって感じですけど水曽さん。
締めに俺ふと思い出したことを話させていただくんですけどもこれ俺が10代の頃に読んだ村上隆のエッセイだったと思うんですけども村上隆さんってたまにすごい生意気なことを言う方で。
あの方に生意気って言う言葉を。
いいじゃん10代の頃の俺の気持ちだから。
そうだね。
まさかトマス・ピンチョンって作家も知らないんじゃないだろうねみたいなことをいきなり言い出すのねたまに。
わかる。
でそうやってそれも知らないようなやつはダメだねみたいなことが延々と書いてあるエッセイがあったわけですよ突然。
またかっこいい系が始まったと思ってたんだけどその後の大杉賢治さんのあと書きが書いてあったんだよ。
その大杉賢治さんのあと書きは俺すごい好きだったんだけど。
例えば村上隆さんにトマス・ピンチョンも知らないんじゃないだろうねって言われて。
で言われた瞬間に恥ずかしいと思って飛んで本屋さんにトマス・ピンチョンを買いに行くようなやつではダメなんですよねって書いてあったのね。
ってことですよね隆さんって。
大杉賢治さんのあと書きがあって。
俺はそれを見てそういうことかと思った記憶があったから。
そういうことかな村上隆さんはそういう人だと思うよ俺は。
だからこの答えは例えば私は海外旅行に行って世界観が変わったのって言う人がいたとしても、
それを感じなかった自分はダメなのかとかって思ってるようじゃダメだってことですよね隆さんっていう結論でよろしいですか。
ちゃんと解説してくれたね。そうだと思う。
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だから何も感じなかったとしても何でもいいってことです。
そうだよ。俺北海道行っても何も記憶なかったんですさ。
吉田よりかはだいぶ感じてるしね、隆さん。
本当ですよ。
感じてますよ。隆さんはそういう意味では正解のパターンを提示してくれました。
我々がたどり着かなかった。
ということで今日のまとめは僕たちに衝動を教えてくださいということでいいでしょうか。
これから?
これから。
これから教えてもらう。
僕たちに教えてもらうということで。
取り戻そう。
取り戻そう、衝動ということで吉田くんまとめてください。
そうですね、僕は10代の時バンフォーブチキンというバンドがすごい好きだったんですが、
今日の話ですね天体観測という曲であれぜひ今一度聴いてほしいですね。
あの日見えないものを見ようとして望遠鏡を覗き込んだあの気持ち皆さん取り戻していければと思っています。
どうしようもない。
綺麗な歌詞でまとめてくれましたよね僕らの深夜拝観。
もう無理だね、綺麗な部分なんもないんだわ。
明日から仕事だよ月曜月曜頑張ろうぜ。
そうだね、明日から頑張ろうということでとりあえず今日は終わりにしましょう。
ありがとうございました。