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おれまたは、人生を無理やり楽しむための、人間参加キュレーション番組です。
みなさんこんばんは、きょうも始まりましたおれまたです。まずは自己紹介からいこうと思います。
宮口の元シナリオライター、Shojiです。よろしくお願いします。
松田漫画家、Kiwaです。よろしくお願いします。
岸田理文社です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
国内にさ、たまに海外アーティストが来るじゃないですか。
今、ブルーノマーズとか来てますよね。
来てるね。この前さ、Iwaちゃんとさ、ちょうど飯食い行ったじゃん。
あの時さ、なんか横に座ってたおじさんがさ、ブルーノマーズよかったね、最高だねってずっと言ってなかった?
言ってたな、漫画の。
そうそう、ブルーノマーズの話してると思って。
本気っぽい人がいて。
ずっとブルーノマーズ最高だったって、若い女の子に語ってたよね、なんか。
おじさんだね、それは。
思い出した。それでそれで。
ブルーノマーズがさ、来てるのはいいんだけどさ、その陰でさ、こっそりゼブラヘッドが来てんだよね。
懐かしい。
なんか久しぶりに聞いた。
ゼブラヘッド、当時聞いてたから、ちょっとツイッター見てたら、もう投稿がほぼ日本語なんですよね。
国内に通話来たりとかっていうのもあるんですけど、こっちでもちゃんと事務所と契約したりしてるみたいで。
日本の?
そうそうそうそう。
で、僕らなんかタワレコの社長とかとも結構密にやってるみたいで、なんかね、ほぼ国内アーティストを預けてるみたいな。
結構いたりとかするよね。
外国勢なんだけど、日本専用みたいな感じになってる人たちもね。
そうそうそうそう。
で、なんかその、今回のツアーのパオとかあるじゃないですか。
フッパンで。
あれも漢字で一期一会って書いてあるんですよ。
ゼブラヘッドらしくねーな、なんか。
なんだろうな。
そうそうそうそう。
で、なんかコラボしてるのも、あの世界の山ちゃんって居酒屋わかります?
うん、わかるわかる。
あそことコラボしたりしてて、もうマジで国内バンドなんだよね、やり方が。
プロモーションしたりとか。
居酒屋感出てるね。
ゼブラヘッドってそんなバンドだったっけ?
いや、もっとなんか、高校生とかすごいかっこいいなって聞いてたけど、すっかり中年人みたいなバンドになってるけど、まあ好きだよね。
なんか、それで思い出したんだけどさ、あの、メガデスってバンドあるじゃない?
マーティフリーとももどいたバンド。
あの、日本でも有名な。
あそこの、デイブムステインってボーカルギターの人が、もう今の、現代でね、現代で。
なんか若いお姉ちゃんが、自分のバンドのTシャツを着てたから、あ、それ俺のバンドだよって話しかけようとしたら、で近づいて行ったら、なんか変なおじさんが近づいてくるんだけどって、シシッってやられてすごい悲しかった。
なんかツイートかネット記事かを書いてたよ。
それで、俺のバンドなんだけどなって言えなかったって。
パーマのおじさんだよね。
そうそうそうそう、パーマのね。かっこよかったけどね、声特徴的でね。
61だって。
あ、そうなんだ。へー。
デイブムステイン。
結構キャリア長いしね。
まあなんか、ブルーノーマーズ、僕も好きなんですけど、裏側で頑張ってて、ゼブラヘッド、ちょっと改めて聞き直し。
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俺もブルーノーマーズは、常日頃普通に聞く中に入ってるから、ゼブラヘッドとな、今はやっぱ。
そうね、たまには聞いてあげてくださいっていう感じ。
ということで、今日はそのロックの話をしようかなと思うんですけども、君はロックを聞かない第3弾を行こうかなと思ってます。
さっきのやったっけ?
うん、なんか2回やったよ。1回目はニルバーナで、2回目は確かマリリンマンソンをやった。
やったような気がする。
あー、マンソンか。
そうそうそうそう。で、ちょっとまあ少し空いちゃったんだけどね。で、ニルバーナも90年代だったじゃない。
それでマリリンマンソンもまあ一番出てきた時は90年代だったから、その時はあんまり意識してなくて、たまたままあ自分が一番濃かった90年代後半ぐらいのがいいかなと思ってたんだけど、
もうでも一番自分の主観があるから、90年代あたりをやっぱ攻めていこうかなと思って、
今日も90年代中盤から後半にかけて爆裂ヒットした人をしゃべろうかなと思って持ってきたんだけど、
いわちゃんはドンピシャだと思うんだけど、まあ僕らの世代のカリスマですよね。レディオヘッドを行こうかなと今日は思ってるんですけど、どうですか?
レディオヘッド、はいはい。
いわちゃんは俺と同世代ということで、思い入れ的にはどうですか?レディオヘッド。一緒にライブ行ったよね?
うん、行った行った。もう全然そんなに盛り上がるタイプでもないんで、おとなしく後ろの方で聞いてようと思ったんだけど、演奏が始まったらやっぱなんかネジ飛べる。
そうそうそうそう。なんかね、いわちゃんがね、俺ライブ行くの久々だから後ろの方で見とくわとかって言って、マジで俺前行くよとかって言ったんだけど、最初は後ろの方行ったんだけど、最初の一発目の曲が流れた瞬間にいわが何かに吸い込まれていくように前の方行って暴れだして。
知らない人と肩組んで歌ってた。歌詞はわかんねえけどとりあえず歌ってた。
いやーよかったよ。何回か俺は行ったことあるよね。レディオヘッドはね、単独ライブも何回か行ったし、それこそ当時のサマーソニックも行ったし、すごい有名な2003年のね、すごいよかったレディオヘッドのライブがあるんだけど、サマーソニックで。
それもリアルタイムで体験したぐらい好きだったんだよね。吉田君は思い入れはどうですか?
レディオヘッドは聴いてましたよ。てか、ともよくかっこいいなっていうのはやっぱ思ってて。でもそんなに、なんかちょっと曲名はわかんないですけど、同じのずっと弾いてた記憶はありますね。最近はとんでも聴いてないな。
僕らの時代はそのなんか最新のロックバンドって感じだったけど、10年違う吉田君の世代ってもうなんか超大物ってイメージ。
もうベテランっていうイメージがある。
前にね、それこそポッドキャストで心のすなじっていう番組をやられてるシャーク君と話をさせてもらったことがあるんだけど、
その時にやっぱそのレディオヘッドの印象が違って、僕らの時はこれから最新へとして出てきて古いものをやっつけていくみたいな新しいバンドだったのが、やっぱシャーク君って確か吉田君とほぼ同年代だよね。
その世代になるともう大物バンドっていう感じ、ベテランっていう感じだから、あーレディオヘッドねみたいなイメージもあったみたいなのね。
なんかオアシスとかと同じレベル感な気がする。オアシスがいて、レディヘがいてみたいな。
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似てる時代なんだけどそこら辺もちょっと今日は含めて話していこうかなと思ってるんだけど、
今日のテーマ的に言うとレディオヘッドの話が主軸なんだけど、あの頃90年代後半にあの頃のUKロックが僕にくれたものみたいな切り口で今日話していこうかなと思ってるんで。
だからちょっとねちょっとオアシスの話も出てくるかなと思うんだけど、そこら辺もなんか面白いかなと思って話すんでよろしくお願いします。
じゃあまず簡単にレディオヘッドってでも知ってる人はもうめちゃくちゃ有名なバンドだけどもしかしたら今知らない人もいるのかな。
いるかも。
そこら辺も含めで基礎知識からちょっと説明していこうかなと思いますけども、バンド名がレディオヘッドっていうバンドで、これはイギリスのロックバンドです。
メジャーデビューは1992年、だから90年代にデビューして90年代の終わりぐらいにはもうカリスマ的なロックバンドになったっていうバンドなんだけど、
音楽性は簡単に説明すると、あの頃大流行りだったオルタナティブロックっていうのが大枠にあって、オルタナティブロックの一人みたいな感じの認識でいいと思うんだけど、
だんだんアルバムを重ねるごとにね、そこにポストパンクポストロックとかさらには電子音楽とかジャズクラシックとかエレクトニカとかいっちゃえばさらにそこから現代音楽みたいな
すごい大きないろんなものをミックスした多彩な音楽性っていうのが特徴であると。で、さらには前半はすごいギターロックだったんだけど、どんどんアルバムを重ねていくごとに全然イメージが変わってくると。
音楽性の。で、求心的で実験的な変化があるのが特徴っていうバンドだね。で、2011年のローリングストーン氏ってロックの雑誌があるんだけど、
の選ぶ史上最も偉大な100組のアーティストにて第73位に選ばれたっていうすごいカリスマバンドですね。で、次じゃあメンバー。まずボーカルギターとかピアノを弾くフロントマンのトムヨークさんっていう人がいますと。
この人が1968年生まれの54歳。54歳だね。で、ギターとかこの人もキーボード弾くんだけど、あとはいろんな楽器他にも弾くんだけど、基本ギターの一人でジョニーグリーンウッドさんっていう人がいると思う。
ね、かっこいい。この人めちゃくちゃいいんだけどね。で、もう一人ジョニーのお兄さんなんだけど、コリングリーンウッドさんって人がベース担当と。それでもう一人ギタリストがいて、エド・オブライエンっていう人がもう一人ギターでいると。
メンバーなんか結構覚えられてるよね、このバンド。で、あと俺めちゃくちゃこの人が好きなんだけど、ドラムのフィル・セルウェイっていう人がメンバーにいますと。
この5人編成のバンドで、それでこういうバンドですごいカリスマ的に世界的に有名になったバンドで珍しいことなんだけど結構。まあ現代もずっと活躍してるんだけど、今までデビューから現在までずっとパーマネントメンバー、要は結成したときのメンバーで続いてるっていう珍しいバンドだね。
だからすごい絆とかが深いバンドなんだろうなと思って。まあ今回はメンバー全員のこと喋りだしたらすごい止まらなくなるぐらい色々特徴がある人たちなんだけど、まあ今回はフロントマンのトムヨークさんを中心にやっぱり語っていこうかなとは思います。
まあレデューヘッドのイメージってトムヨークのイメージっていうのもやっぱ最初にあると思うからね。で、この人がどんな人だったかっていうのをまず簡単に説明すると、これでレデューヘッドの色がなんとなくわかると思うんだけど、
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トムヨークさんすごい社会派だったりもするのね。なんだけどすごい皮肉屋で遠征的なところもあって、えーとまあ簡単に言うとすごく気難しい人で有名だったりとかもする。
イギリスっぽいね。 そしてどっちかというと暗い。どっちかというとめちゃめちゃ暗い感じはする。俺のイメージでもね。だから簡単に言うと陰キャなのね。
久々にトムヨークの発言集みたいなのをちょっと見てたらすごい笑ったんだけど、まあその中でもこのトムヨークさんのキャラクターがわかる何個かこの人の発言っていうのをちょっと説明していこうかなと思うんですけども。
一つ目がもし君が陰鬱だとか暗いとかケチをつけられたら、イーセン言ってるってことだ。僕としてはそう言えるって言ってたりとかするよね。だからお前すっげー暗いやつだなとかって陽キャな人たちに言われたとするじゃん。
したら君はめっちゃイーセン言ってるってことだよってこの人は言ってたよね。 言われてたんだろうね。
自分も多分言われてたんだと思うけどね。でもう一個がアウトサイダーであるということを生き甲斐にするのには賛成しがたい。ちょっと見せ物みたいだしそういうんじゃないと思うみたいなことを言っててアウトサイダーはあんまり好きではないと。
まあヤンキーたちのことかもしんないねこれ。でその次のセリフがめちゃくちゃ俺笑ったんだけどこういう人なんだなと思ったんだけど美人に会うと逃げ出すか隅に隠れるよって言ってる。
オタクだオタク。 オタクだよね。でまあこの人すごい社会的なことも言うので有名で。で姿勢としては第三世界無視のコマーシャリズムとかグローバリズムが大嫌いみたいな感じなんだよね。
だから社会的なことを言うにしても真逆の人を出すとしたら例えばあれだねU2のボロとかいるわけじゃん。
U2。 U2のボロなんかはどんどん政治的なこととかいろんなことに首突っ込んでいて、それで確かあれだよねアップルのさプロダクトレットってあるじゃん。
なんかチャリティーのお金にも回る赤色のアップル製品あるわけじゃん。
あれもね、あれにも関わってるよねU2のボロさんは。
またU2入ってる。
だってiPhoneU2でやるとU2を削除する方法はって記事出てくるから。
ああいう賛成も反対もされまくるような表立ったような活動みたいなのは同じ社会派でもボロさんとは違ってトムヨークさんはめちゃくちゃ嫌いな感じがするからイメージとしてはね。
だからどっちかというとやっぱりこの番組とすごく調和性がいい方の逆張りな感じなんだよね。
でも吉田君のトムヨークかっこいいと思ってたっていうのはやっぱこういうイメージ含めでのかっこよさっていう感じ?
なんかそういうメンタリティーはあんまり見えてなくて、普通にレディ編のトムヨークというイメージ。
もう雑誌に出る姿とか、あとはメディアとかミュージックビデオで見る姿って印象だからあんまりその内面的なところはあふれてきてなかったかもしれないですね。
もう存在感的なかっこよさみたいな感じだね。
そういう意味含めてレディオヘッドっていう一つの大ブランドが立ち上がってるって感じだね、イメージとして。
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もうメジャーのアーティストって印象がありますね。
なんかね、でもそのイメージだと吉田君の時のイメージってそういうイメージでもう印象づけられてたんだろうなと思うけど、
なんか僕らの世代だとやっぱそういう暗いトムヨークっていうのがやっぱ印象としてあって、
そういうなんかね、ちょっと皮肉屋さんだったりとか、なんか明るい妖怪嫌いなみたいな感じの深みがあるみたいなのがかっこいいみたいな、
なんでの印象を植え付けてきたのがトムヨークであり、そういうのに憧れたのが僕らだったイメージがあるんだけど。
ユアちゃんはどう?
ユア でもそうだと思うよ。なんかスターのメジャー音楽っていうよりはただただ難解になっていくっていうイメージがやっぱあったし、聞き方がわからんっていう。
難解なんだろうっていうのにかっこよさをね。
ユア これがわかるっていうのがオシャレだなみたいな、なんかそういうイメージもあったかもしれないね。
ユア 表だってすごくわかりやすい音楽ではなくて、ちょっとこの音楽は難しいんだろうみたいなのも相まって、そういうのをわかると思ってる俺かっこいいみたいなのも含めてのかっこよさがあったね。
だからそういう意味では、そういう新しいもの、今までとちょっと違ったもの、ロックの形としてもちょっと内静的で暗いもの、奥深く感じるものっていうものをかっこよく感じるっていうのが90年代最後にあって。
そこから多分10年後経った時の吉田くんの世代だと、ちょっとそこが鼻について嫌いっていう人も増えてきた時代だったのかもしれないと思って。
レディオヘッドうるせえよ、なんか恥ずかしくてみたいなね。
そうね、気取ってんじゃねえ。
気取ってんじゃねえみたいなイメージがね、あったかもしれないなと思って。
だけどそういう、ある意味のアメリカンロックではなくてUKロック的なもののあの時代を作り上げたのがレディオヘッドみたいなところがあって。
なんか価値観としたらさ、なんだろう、あのベックっていう漫画あったじゃない?ハロールド作一さんの。
あれ、まあ連載的には2000年代入ってからなんだけど、あの漫画に描かれているすごい価値観ってこの頃の90年代最後にあったロック好きの雰囲気がすごい出てるな、描かれてるなと思うんだけど。
なんか内面的な話は多かった気がしますよね。メジャーになるっていうよりは資本主義との戦いとかあった気がしますしね。
ガッツリ資本主義内での話ではあるんだけど、ちょっとそれを正面から受け止めるのは嫌いみたいなところになんか良さがあるみたいな考え方だったよね。
でもあの頃のさ、なんかそういうベックの漫画とかの価値観ってさ、ちょっと後の世代なのか同世代の敵方というかあんま好きじゃなかった人なのかもしれないけど、ロキノン系とかってよく揶揄されたりもしなかった。
ロッキーオンジャパンってあるじゃん。ロッキーオンジャパンっていう雑誌に特集されるアーティストが好きそうな奴らみたいなさ。
そこら辺全然知らないか。そういう意味では、だから良くも悪くもその一つの価値観としてあったけど、それに反対する人もいてっていう世界観だったかな。
あのレディオヘッドを取り巻くファンの感じって。ロキノン系って後誰がいるかな。アジアン間風ジェネレーションとかもなんかその頃ロキノン系みたいな感じじゃなかったかな。
クルリとかもそうだね。
クルリか。でもなんかすごいピントくるでしょ。
ピントくるでしょ。そこら辺の音楽性というか考え方みたいなのが好きな雰囲気みたいな。
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俺はどっちかというとロキノン系だったからさ、うるせえなって思うけどさ。
ナンバーガールは?
ナンバーガールとかめっちゃそうだったかもしれない。
なんか分かったな。
そんな感じ、そんな感じ、そんな感じ。
ああいう感じが好きそうな人たちのことをロキノン系とかも揶揄されたりとかっていう時代だったね。
やっぱオルタナティブの流れで。
だからすごいあのベックっていう漫画はすごいあの頃の価値観っていうのがすごい描かれてる漫画だなと思って。
今読むと逆に面白いかもしれないよ。時代的交渉にもなるかもしれないし雰囲気としてのね。
ボンジョビを聞かない人たちだね。
ボンジョビ、俺もそうだね。レリューヘッドが好きになったのってさ、やっぱアメリカンロックからの。
今逆にまたいろんなの好きになってきてるんだけど、それこそバンヘイレンとかアメリカのロックみたいなのがあるわけじゃない。
ゴリゴリのハードロック好きだったんだけど、そこからさ、なんか早引きとかダセェみたいな考えに塗りつぶされていったのはレリューヘッドの考え方だったと思うんだよね。
なんか思春期のような気が。
そうそう思春期にがっつりハマってかもしれないね。だからそういうレリューヘッドみたいなロックに出会って、なんかバンヘイレンとかなんかバカみたいって思うようになっちゃう。
失礼だ。
そうそうそう。極端なんだけどね。また今ではまた戻っていろんなのいいなと思うところがわかるようになったんだけどね。
とりあえずレリューヘッドの話に戻りまして、ディスコグラフィーと一緒に今喋ったことの続きみたいな感じで喋っていこうと思うんだけど、
まずデビューは1992年にデビューして、最初のアルバムが1993年にパブローハニーっていうアルバムが出て、ファーストアルバムだったね。
効いたね。
その中のシングルのクリープっていう曲が大ヒットしてスタートアルバムにのし上がります。
音楽性的にはこの頃はねギターロック前世紀だし、もろにギターロックって感じなのね。
いわゆる多分この頃はブリッドポップって呼ばれてたものの中の一つぐらいの感じだったかもしれないけど、その中の大ヒットしたのがクリープっていう曲で有名になったと。
このクリープって曲すげー面白いんだけど、歌詞どんな歌詞か知ってる?吉田君。
わかんない。
わかんない?めっちゃ最高の彼女がいると。彼女っていうか女の子がね。
で、歌詞の中でYou are so fucking specialって言ってるんだけど、特別に最高な女だとあいつは。
だけど、Bad I'm a creepって歌ってるのね。俺はキモいやつだって歌ってるのね。
俺は超キモいって言って、彼女は最高すぎてめちゃくちゃいいのに、俺は本当にウジ虫のようなキモいやつなんだって歌ってる曲。
でもこれが大ヒットしてすごいスタートアルバムにのし上がって、でももともとあんまりこういうことやりたくはなかったらしくて、ギターロックみたいな感じばっかりは嫌だったらしくて。
で、このクリープもヒットしすぎて後々にね嫌いになってるんだよね。
クリープ大っ嫌いみたいな時期があったのね。今はどうかわからないけどね。
あの頃さ、レディオヘッド好きって言ってクリープ好きって言っちゃダメみたいな。
あったあったあった。本当のファンはさ、クリープ好きって言うと分かってねえみたいな。
にわかだなみたいな。
そういうね、なんて言うんだろう、ややこしさがあった時期なんだよね。
ファンもめんどくせえ時期だったかもしれない。
まあ俺もめんどくさいところはあったからすごいわかるんだけどね。
何が好き、どんな音楽が好きでどういう風に好きかみたいなのがまたね、一つの自己主張であったりとか、一つのね、生活があったりとかする時代だったかもしれないね。
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構えがね。
とりあえずじゃあ次行こうと思うんだけど、次、セカンドアルバムが1995年のザ・ベンズっていうアルバムが出ると。
で、これはギターロックをベースにもう正当進化したような曲だと。
もうね、でもレディオヘッド入門編だったらやっぱザ・ベンズじゃないかなって思うんだけどね。
なんかザ・ベンズの中でどれがオススメの曲だろうってふとこの回を撮る前に俺思って考えてみて、もう一回見てみたんだけど、
やっぱ選べないぐらい名曲揃いなのね、このアルバム。
ベンズまでは正当進化のロックバンドっていう感じだったんだけど、
このレディオヘッドがレディオヘッドたるものになっていくっていうのは、次の3枚目のアルバムじゃないかなと思って。
そうだよね。
で、次、サウンドアルバムが発売されるのが1997年。
これによって俺もレディオヘッドっていうものをハマっちゃったんだけど、
OKコンピューターっていうレディオヘッドの代表作になるのかなのアルバムが発売されますと。
で、これはバンドサウンドではあるんだけど、ファブロハニーやその次のベンズなんかはやっぱどっちかというと優秀なロックバンドっていうイメージだったのね。
めちゃくちゃ才能あっていい曲書くけど、そういうバンドの一つだよねみたいなイメージだったんだけど、
このOKコンピューターによってガラッとレディオヘッドのイメージがついてしまうっていうアルバムになるね。
聴いたことある?
ちょっと思いつかない。
曲としたら有名な曲だとパラノイドアンドロイドとかカーマポリスとか。
懐かしい。いい曲。
曲出てこないんだなー。
ほんと吉田くんはそんなにレディオヘッド世代じゃないんだね。
本当に大物アーティストで薄く聴いたぐらいの感情だと思います。
なるほどね。
OKコンピューターからカラオケで歌えなくなって。
まあそうだね。
カラオケで歌うものじゃないなって。
このアルバムが実験的ポップロックの集大成と言われてて、
さらに90年代ロックの近似と90年代ロックってどんな感じって言ったら、
もうこの1枚はまず入るよねみたいなアルバムになって、
現在も売れ続けてるらしいんだけど、
実質800万枚以上のセーリスをしてると。
印象としてはギターロックというかロックポップスではまだあるし、
バンドサウンドでもあるんだけど、
なんだけど実験的な音がいっぱい取り入れられてて、
まあ暗いと。
暗いね。
暗さがすごく好きな人と嫌いな人に分かれると。
なんだけど時代を塗り替えちゃったアルバムでもあると。
で、俺はちょうど多分この時16歳ぐらいなんだけど、
レディオヘッドにハマっちゃうと。
で、この頃なんでこれがすごい暗いアルバムなんだけど、
新しく感じたかっていうと、
まあアメリカンロックとか置いといて、
UKロックっていう括りで考えてみると、
この頃さ、ブリッドポップっていうのが流行ってた頃だったわけじゃない?
ブリッドポップの最後の方かもしれない。
ブリッドポップわかんないわ。
ブリッドポップわかんない。
ブリッドポップって簡単に言うとイギリス産のポップロックみたいな感じで、
この頃イギリスってクールブリタニアとかって言って、
クールジャパンと一緒なんだけど、
カルチャー戦略みたいなのを展開して、
コンテンツ力でイギリスを世界に押し進めていこうみたいな戦略が展開されてたらしいのね。
だから同時期で言ったらさ、それこそベッカムがすげえ有名だったりとか、
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あとハリーポッター出てきた時期だよ。
そうやって映画とか音楽とかでイギリスをアピールしていこうぜみたいなのがある中で、
世界を席巻したブームの一つにブリッドポップっていうイギリス産のバンドがどんどん有名になって出てきたっていう時期で、
中心人物って言われるのが一番はブラーだよね。
デーモン・アルバーンさんのブラーで、
あともう一つ有名なのがオアシスっていうバンドになるよね。
正反対だけどね、音楽性で語るとこの二つ全然違うからさ、同じポップスの中でも。
ブリッドポップって音楽性ではないよなって俺は思うんだけど、
この二つのことをちょっと今から説明するとわかりやすいかもしれないけど、
ブラーとオアシスってどんな音楽だったかっていうと、
どっちかっていうとブラーの方はデーモン・アルバーンとかそういうイギリスの中でも中流階級出身で、
ユーモアがあってイケメンで皮肉屋さんでっていうものに中流階級らしい感じのブラーっていうバンドがあって、
これが一つの人気を博してて、
でもう一つのオアシスってさ、やっぱもう本当にメロディーセンスが最高みたいなバンドじゃない?
めちゃくちゃそういう音が凝ってるとかさ、なんか難解なとかもなくて、
本当にメロディーラインが思いつかないような美しいメロディーみたいなところで押し切ってるバンドで。
ナロクでもないやつ。
ただそのバンド内の印象としては、これはそのキャラクターという意味で話すんだけど、
労働階級出身のいわゆるヤンキー気質だよね。
とんでもないヤンキーだよそれにしたって。
ギャラガー兄弟っていう二人の兄弟が有名で。
名前もヤンキーだよ。
そういうギャラガー兄弟なんかもうめちゃくちゃ人の悪口言いまくってるんだけど、
そういうね中流階級のおしゃれなイケメンと労働者階級のガチのヤンキーだけど、
めっちゃ美しいリズムな曲作りますぜみたいな二大バンドの中で、
どっちかで言うとさ、洋気なわけじゃん。
おしゃれさんとヤンキーみたいな洋気なわけね。
そんな中でレディオヘッドのOKコンピューターが大ヒットしたことによって、
なんかねすごい俺たぶん俺もそのイメージをすごいガツンと受けちゃったんだと思うけど、
新春期の中で。
洋気っていうものの中に陰気が戦いに出てきて最高のものを作って勝っちゃったみたいな瞬間だったのよ。
だからそれまで音楽やってるって言ってもどっちかというと、
なんかちょっと不良で音楽もやってるみたいなかっこいいっていう人たちが多かったんだけど、
前の時代とかはね。
ここで陰キャだけどすげー深いロックやってるやつもすげーかっこいいよねみたいな価値観ができちゃった気がするのね。
なんかそのパッとしないやつがバンドで逆転みたいな。
そうそう。
だからバンドやるやつなんて元からイケてるやつだったでしょみたいな。
まあ富翁がどうかは知らんよ俺は。
富翁がどうやったかは知らんけど、
かっこよくてもともと結構華やかなやつだったからバンドやってますみたいなんじゃなくて、
どんなやつでもバンドやってかっこよくてそういう世界観を出せばそれはすごいかっこいいし、
洋キャとか関係なくそういうやつらをぶちのめせるっていう感じの価値観で、
むしろそっちの方がかっこいいんじゃないかみたいな一部の価値観が生まれたのも、
このレディオヘッドのおかげかなと俺は思ってたりとかするんだよね。
もう盗んだバイクで走り出す時代じゃないと。
24:00
そうそうそうそう。
なんかそれが決定付けたのがこの頃じゃないかなと思って。
俺もやっぱりだから、
その頃の90年代最後あたりっていうのが一番やっぱ思春期だったから、
こういう音楽を聴いてたりとかして育って、
盗んだバイクで走り出すってすげーもうだっせーって思ってたから。
大崎豊がいいか悪いかは置いといてね。
反対だからね。
カラフル歌うしね。
そういうもんじゃないでしょうみたいなのが出てきたのが、
そういうのが定着したのがこの頃なんじゃないかなと思って。
そこにやっぱこの頃のレディオヘッド的なロックイメージっていうのは
すごい強くなんか出てるんじゃないかなと思ったんだけど。
バイク盗まれてそっと空を見上げる側の音楽だよね。
すげー笑うのがさ、やっぱりこうやってキャラが全然違うわけ。
だからブラーはちょっと置いとくんだけど、
ヤンキーだったね、オアシスのギャラ川兄弟はね、
トムヨーク大嫌いだったみたいなのね。
だからトムヨークに対してむちゃくちゃ悪口を言ってて、
でトムヨークももちろんオアシス大嫌いで、
俺はまあ音楽としてはどっちもすごくいい音楽だと思うんだけど、
二人の喧嘩がすごい面白くて、
でオアシスについてどうですかって聞かれたトムヨークの答えが、
彼らはジョークだろ違うのかいって言ったらしい。
でギャラ川兄弟はブチギレて、
ノエル・ギャラ川が言った言葉で、
この世が苦しいのはみんなトムヨークのせいって言ったらしい。
笑
イギリス人っぽいっすね。
相当嫌いなんだなっていうのがわかることを最近になっても知ってたりとかね。
でそんな感じでまあ暗い価値観というか、
暗くて深いようなものっていうのを90年代最後に浸透させて、
でその後レディオヘッドフォロワーみたいな人がどんどん出てきて、
音楽性がまた一つ、
まあガラッとというかいろんなものがあった時代なんだけど、
レディオヘッドっぽい音楽っていうのもどんどん出てくるっていう影響を与えた、
バンドというかアルバムでもありますこのOKコンピューターは。
若干世代が増えてるから知らないこと多いっすね。
本当そういうのがかっこいいっていうのは、
やっぱ僕らの世代のロック好きの人たちってやっぱね、
印象づけられてるんじゃないかなと思うんだけどね。
岩意外とお前あんまりそこらへん興味なかったんだな今の話。
全く興味はなかった。
笑
俺たちはずっと暗いからね。
今さら世の中は暗くなったとこで変化を感じない。
まあそんな感じで、
レディオヘッドっていうバンドのイメージががっつりついてくるんだけど、
その後もレディオヘッドってやっぱすごい挑戦的な音楽を続けてて、
で次にさらにKid Aっていうアルバムが出るのね。
これもすごい良いアルバムなんだけど、
これがもうOKコンピューターはまだバンドサウンドだったんだけど、
そこから完全にエレクトロニカとか現代音楽などに大きく系統した作品になってて、
全部捨てちゃったようなアルバムだったのね。
覚えてるでしょどんな音楽だったかって。
Kid Aは覚えてるよ。OKコンピューターも覚えてるし。
だけどそれだけ覚えてて、これを売れない音楽だったっけそうだったっけって言えるくらいってことは、
かなり現代感があるよ。
もうあの頃の感じ、お前あんまり聞こえなかったらしいな。
全然覚えてないな。
ナショナルアンセムとかでしょ?
そうそうナショナルアンセムとかめっちゃ好きだけどね。
だからこれは出た時は商業的自殺とも言われたんだね。
27:00
売れない音楽作りやがってみたいな。
そんなんだったっけ?
単純に好きで聴いてたからイメージがなかったんだろうな。
そんなややこしいという。
ややこしかあったのかもしれないけど。
だけどそう言われ続けて、いわゆる売れ線の音楽ではないものを出したことに
すごく批判的なことも言われたんだけど大成功を収めるみたいな流れになる。
でもここら辺からRadioheadはある意味カリスマとして確立しちゃって
もう好きなアルバムしか出さないような流れになってきたね。
その後に2000年のKid Aの次に2001年に
同じ時に作った裏表版みたいなアルバムなんだけど
アムニージアックって呼ばれて
こっちもKid Aベースの音楽性に
1920年代のスイングジャズとかを取り入れたとか
さらにジャンルにとらわれない音楽性を明確にしたようなアルバムが出てくると。
吉田くんなんかもうこの頃のRadioheadの目なんじゃないかな。
あんまり90年代のっていうのはむしろ聴いてないかもしれないですね。
ここら辺のイメージがもうRadioheadのイメージとして確立してるイメージなのかもね今では。
俺がこの辺でライブ行きまくってた時期なんだけどね。
でさらにちょっと面白いなと思うことは
その次Hail to the Chiefっていうアルバムが2003年に出るんだけど
これまたバンドサウンドにちょっと立ち返ったってアルバムなのね。
でその次のちょっと世の中的に面白いことをしたアルバムがあって
2007年のIn Rainbowsってアルバムが出るのね。
これさちょうど世の中的にはCDとMP3形式っていうのがごちゃ混ぜになってきたような時代だったね。
だけどまだCDから完全にダウンロード販売には移行しない時期で
どっちかというと音楽のCDのレーベルとかはコピーコントロールCDって
パソコンでは再生できないようにコピーができないようにするCDみたいなのが出た時期があったのね。
あのコピーコントロールCDってクセ物で音質が悪くなるとか
一部のそのプレイヤーを壊しちゃうとかなんか悪い面もいっぱいあって
今では最悪だったみたいな言われ方をしてるやつなんだけど
その頃にコピーコントロールCDが確かトムヨク大嫌いで
でもうその頃だったらいいやってまだそんなことしたバンドいなかったのに
期間限定で自分たちの最新アルバムが自由にMP3形式でホームページから先行ダウンロードできる販売が行われてたのね。
で値段はもう購入者が勝手に決めてくれっていう感じで販売したのね。
こないだのことのように感じるそれ。
でもこれすごい実験的で話題になった出来事だよね。
まあここら辺からもう何だろうな1000人みたいな感じのイメージになってきたから
1000人だったな本当にな。
でその後もまあここら辺までが一番多分話題になった頃で
その後もまあザ・キング・オブ・リムズっていうのが2011年出たりとか
アムーン・シェイプト・プールってこれBURN THE WITCHって最近よく聞いた曲だったけどね
それが入ってる2016年のアルバムとかどんどんまだまだアルバムを出してるってバンドですね。
精力的なんですね今は。
そうそうまだ多分ライブとかもやってるんじゃないかなと思うけどね。
ソロでもいっぱい出してるよね。
いやソロのトム・ヨークはおかけて聞きにくくなってたような気がする。
もうロックじゃないなこの人って思ったよね。
30:00
音って感じだよね。
思ったよりね吉田くんがやっぱ世代が違うからかもしれないけど
そんなにまあレディオヘッドって大物バンドだよねみたいなイメージぐらいしかないのが面白かったね。
思い入れとかも薄いなって今聞いてて思ったわ。
大物バンドの位置づけってなんだろう。
ビートルズとかじゃないじゃん。
ビートルズがいて、あとはニルバーナーがいて、レディヘもいるよねみたいな。
そんな流れになってる感じがしますね。
歴史的バンドの一つみたいな感じだな。
ということで吉田くんと岩ちゃんがいまいち思い入れがなかったレディオヘッドですけど。
思い入れがなかったっていうかなんていうか。
やっぱりコリショーだよねショーちゃんはね。
好きになるとゴリゴリっと入っていくんだね。
どういう人たちなのかとか背景であったりとかね。
最後にねすごいトムヨークがクリープ嫌いだったって情報をしてたんだけど
2003年にサマーソニックでヘッドライナーで来た時に見たトムヨークがすごい機嫌良くて。
めちゃくちゃいろんな曲やってくれて大満足だったんだけど
最後の最後のアンコールにねなんと自ら進んでねクリープをやったのね。
それがね俺はすごい感動的だった。
で気難しくてねめっちゃ嫌なやつっていう印象があったトムヨークさんが
最後の最後にねお辞儀をしながらね
ありがとうありがとうありがとうセンキューって言って帰ったのね。
奇跡だと思って。
新しい闇じゃないですか。
いやあの時はねニコニコしてたから多分大丈夫だと思う。
機嫌良かったなと思ったら単に。
だからそういうレディオヘッドが見れたのが俺はすごく嬉しかったなと思いました。
じゃあ最後に今日はどちらかにまとめてもらおうかなと思うけどいかがでしょうか。
もうめちゃくちゃリクエストなんだけどさ
次さあのロックシリーズさ
RAGE AGAINST THE MACHINEやりますよ。
なんか吉田くんが入ってきてやってよ。
俺あんま聞いてないなあ。
これはね普通に聞いてたけどね。
思い出はないか。
インダストリアルロックではないよね。
ミクスチャースミクスチャース。
スキンヘッドでワーって感じのミクスチャーか。
トムモレロとか。
トムモレロはあれだねギタリスト話になると絶対出てくる一人ではあるよね。
なしょうじさん視点でちょっと聞きたいですねRAGEの話。
最近再結成してまたライブやってたんで。
これ全然時代違うかもしれないけど
なんかねRAGEとセットで9インチネイルズ。
なんで違くない?
そうなんだ俺なんか9インチネイルズの方が前のイメージがあった俺。
前のイメージがある。
じゃあたまたま俺が同時期に聞いてただけかもしれない。
そうだね。
なんかセットに。
RAGEやってくださいよ。
分かりました。
じゃあちょっとRAGEの話は吉田君と一緒にやろうかな。
僕は思い出話になっちゃいます。
これ教えてもらおう。
ぜひぜひ次RAGEということで楽しみにしてます。
分かりました。
じゃあ今日は終わりにしようと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。