1. 名盤ラジオ
  2. #39-2 レディオヘッド結成から..
2023-02-08 44:23

#39-2 レディオヘッド結成から『Pablo Honey』まで~1993年という時代背景も

『Pablo Honey』/Radiohead特集の2回目。バンド結成からアルバム『Pablo Honey』リリース、名曲「Creep」の大ヒットまでを1993年という時代背景とともに語っています。


『Pablo Honey』/Radiohead

1. You

2. Creep

3. How Do You?

4. Stop Whispering

5. Thinking About You

6. Anyone Can Play Guitar

7. Ripcord

8. Vegetable

9. Prove Yourself

10. I Can't

11. Lurgee

12. Blow Out


《CD&配信情報》

●Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/B000002UR7/


●Spotify

https://open.spotify.com/album/3gBVdu4a1MMJVMy6vwPEb8?si=aMOQnDPiTFidOl0QcYNt_A


●Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/pablo-honey/1097862062


■『名盤ラジオ』とは?

3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、レディオヘッドのPablo Honeyを取り上げて話をしていきます。
たくやです。今回もよろしくお願いします。
こんにちは、こんばんは、えぬぞうです。
ひげきです。よろしくお願いします。
という3人でやっていきますけど、前回がレディオヘッドのいろんな話をして終わりましたので、
今回はまたレディオヘッド関連の話からPablo Honeyにつなげていきたいと思いますけど。
そうですね、そろそろだってもうそっちにPablo Honeyの話もしないといけないですからね。
ですです。レディオヘッドの結成のところから今回は行こうかなっていうところですけど。
みんな同じ学校だったんですよね。
そうですよね。
高校に当たるのかな、日本でいうと。アビンドンスクールっていう。
はいはいはい。
オックスフォードの近くなのかな。
そこで出会ってて、トムヨクとコリン・グリーン・ウッドが同級生に当たって、
なんか元々バンド組む前から顔見知りというか仲良かったみたいですけど。
でもトムはその前からギターやってて、多分歌も歌ってとかだったんですよね。
はいはい。
で、最初違うバンドやってたらしいんですけど、
それ抜けて自分のバンド作ろうみたいな感じでトムとコリンがやって、
で、コリンと同じ演劇部だったのがエド・オブ・ライエン。
演劇部。
演劇部。
でもエド・オブ・ライエンは演劇部ってそんな感じしますよね。
性高いし、顔もハンサムじゃないですか。
ハンサムボーイな。
俳優っぽいよね、なんか。
俳優っぽいですよね。
エドはね、すごいハンサムなのにあんまりかっこよく見えない立ち振る舞いのところがちょっと。
あんまロックっぽいアクティブじゃないんだよな。
ステージでね。
まあ確かにマラカス振ってるとロックっぽいかもしれない。
ロックのかっこよさってちょっと違うところあるもんね。
優等生っぽいもんね。
そう、まさにまさに。
エドは医者の家庭で育ったみたいだから、結構そういう感じがありますよね。
03:04
医者の家系なの?
そうらしいですね。
ちなみにフィルセルウェイも父親が医者だったみたいで、やっぱみんな育ちがいいんですよね。
おりゃさあ、それもギャラガーが敵視するわけだよな。
あんなてめえ、なんでてめえらがロックやってんだよってなるよね。
確かに。
医者の家系でロックやってんのか、すげえな。
それであんな身長高くて顔もイケメンで、演劇部やりそうだもんな。
なんかムカついてきたな。
エドムカついてきたな。
エドはマンチェスター・ユナイテッドファンですよ。
あ、マジか。じゃあ友達だ。しょうがねえ。
僕はもうすごい敵ですから、それで。
っていうね、エドが演劇部でコリンに誘われて入ったと。
フィル・セルウェイは同じ学校ですけど、学校で唯一のドラマーだったっていう。
どんだけドラマーいなかった?
もっといるでしょって。
多少いただろうって感じしますけど。
数名はいますよね、だいたいね。
高校でしょ?高校ぐらいだったらもうちょっといるだろう。
いますよね。唯一のドラマー。
唯一のドラマーか。
唯一のドラマーだったからっていう理由で入ってきた。
それもすごいよね。
ドラマーは貴重ですからね。バンとやるにあたってね。
まあ確かにそうですね。
フィルがマチュアでやるってなったら、ドラムいないとなかなかできないですからね。
フィルが一応年上なんですね。
そんな変わんないですけどね。
そんな変わんないけど、一つ上ぐらいなのかな。
その辺もやっぱ爆竹じゃないですか。
ああ確かに。ドラマーが一番。
ドラマーが兄なんですね。フィルが兄。
やっぱ兄なんだよ。似てるなあ。
あの前回のパブロハニー1回目で、そういうね、レディオヘッドが、
えーイギリスの爆竹だーみたいな。
そういう名番ラジオ的解釈をしてるんでちょっとそっちもね。
最初に紹介し忘れましたね。
聞いてもらえれば。
イギリスの爆竹ことレディオヘッドです。
いやそんなこと言ってるのいないよ他に。
このフレーズ言ってる人いないですよね。
絶対いないよ。レディオヘッドはレディオヘッドだろうって。
06:01
日本のレディオヘッドが爆竹だじゃないからな。
イギリスの爆竹はレディオヘッドだな。
爆竹が先なんだ。そこが重要な。
面白い。
SAとかどっちが早いですか?
いや爆竹の方が早いっしょ。
早い早い早い。
完全にもうそうじゃないですか。
そういうことであいつらはフォロワーじゃないですか。
フォロワー。
爆竹の真似しようよって始めたんじゃないですか。
やっぱあれくらい俺たちも変化しないと。
そうそうそう。
エレクトロニカの方に行かないとっつって。
ねえねえダーカーズ&ダークネス聞いた?
ちなみにダーカーズ&ダークネスとパブルハニー同い年ですよ。
そうなんだ。
これはだいぶ。
じゃあ全然爆竹の方が早いじゃん。
だいぶ先輩じゃないですか。
パブルハニーの方が早いですけどねリリースは。
でも狂った太陽とかねそういうのを考えるともっと先に出てるわけだから。
爆竹の方がやっぱ取り入れてたわけですから。
すごいですよねそう考えると爆竹って本当に。
爆竹ヘッドがパブルハニー出してる時にダーカーズ&ダークネスですよ。
ダーカーズ&ダークネス来たよ。頭おかしいよ。
ルナシイはエデン出してますねちなみに。
93年はね結構面白くてアートオブライフが出てたりとか。
ちなみにちょっとその流れで脱線しますけど洋楽周りだとインユーテロ。
インユーテロ93年か。
あとサイヤミズドリーム。
あとトゥールもアンダー2出してますね。この辺が93年。
レディオヘッドめっちゃ若手じゃん。
若手若手。
レディオヘッドその辺に比べたら若手っていうのはあれだけど。若いっすね。
そこに比べるとやっぱ爆竹って早いよね。
爆竹は早いっすよやっぱり。
すごい早熟ですよね。
もう本当改めて何度も言ってるけど91年に狂った太陽はめちゃくちゃ早いっす。
早い。
早い早い。本当に早いっすね。
ほんとすごい。
93年は面白いんだよなヒデもソロデビューしてたりとか。
いい時代だなって思うな。
90年代初頭。
でもパブルハニー語る上ではやっぱりこの時代性もすごい重要だから。
そうですね。
こういう時代ですよっていう話。
インユーテロが出てるとかね。
09:01
でもそうだな。大きいな。だってインユーテロが93年だもんね。
ですです。
なるほど。面白いっす。
グライアっていうものが出てきて。
やっぱそのレディオヘッドって迫りくるこのグランジの波。
グランジオルタナティブの波に対するUKからの回答みたいなとこがあるんすよね。
やっぱちょっとグランジっぽいもんね音が。
本当そうっすよね。
曲の構成とかそういうところも本当そうだし。
同時代のUKのバンドに比べてもやっぱUS寄りっていうか
割とグランジ意識というか影響というか
なんかそこに対する回答みたいな感じするんですよね。パブルハニーって。
しますね。
その同時代のUKのバンドってオアシスだったりブラーだったりスウェードだったりでしょ。
そこに比べると結構US寄りっぽいしてるもんね。
なんか空気感すごいそんな感じですよね。
レコーディングの質感というか。
質感本当そうですね。
パブルハニーはもう明らかになって
そうだよね。そのUSインディギターロックの
ダイナソージュニアとかソニックユースとかさ。
そっち系ですよね。
REMとかその辺の影響を受けた音をUKの解釈で出したのが
パブルハニーって感じだもんね。
あれがクリープにはなるんだけど、あれがアメリカで受けたっていうのは結構わかるよね。
そうですね。まさにですね。
で、さっきの血性の話に戻して、
どこまで言ったんだっけ。フィルセルウェイの話だったかな。
学校で唯一のトラマだったと。
その話でフィルが加わり、そこにコリンの弟ですね、ジョニーが入ると。
そこはなんかすごい頼み込んで入らせてもらったらしいですけどね。
俺も入れてくれーみたいな。
ジョニーから頼み込んでね。
85年にってことだから、まだかなり若いですね。
14歳とかだ。
あー、14歳。
でもバンドがやりたかったんだろうな、ちょっと。
ですね。
12:00
で、85年って言われてますけど、オン・ア・フライデーっていう当初のバンド名。
はいはい。
これはなんか金曜日に練習してたからっていう話ですよね。
日本のワンオークロックもそうだよね。
ワンオークロックもあの。
深夜1時から練習やってたから、ワンオークロックみたいな。
へー、なるほど。
ボーイって叫んでたからボイっていうバンド。
俺ら。
そういうのもね。
やっぱそういうシンプルなところからね。
シンプルだね。
なんでもいいみたいなね、とこですね、そこは。
オン・ア・フライデー。
オン・ア・フライデーでしたね。
あれだよね、なんかデビューに際して変えたんだよね、名前。
そうそうですね。
それもなんか変えさせられたみたいな感じだったらしいですけどね。
それはどうかなってなったんでしょう?
木曜日にやってたからオン・ア・フライデーってお前。
みんなそれで大学入るんですよね、その後。それぞれ。
あー、なるほどなるほど。
バンドは始めたんだけどもっていう。
さっきのアビンドンスクール、高校的なやつだと思うんですけど、
そこでオン・ア・フライデーを結成したけど、
大学にそれぞれ進学して、解散状態みたいな感じになって。
ただ夏休みとかの時にちょっと集まってとかはあったみたいですけど。
ほんと遊びみたいな感じになったんですかね、そのくらいは。
よろしいですね、それくらいは。
まあ本格的な活動はできないですよね。
結構なんか、進学した大学それぞれ見てたら、
イギリスの結構それぞれ散らばってるんですよね。
あー、場所もあれか。
場所も。
なるほど。
みんな結構ほんとバラバラで。
長期休みの時にちょっとまたバンドやろうかみたいな。
みんなそのオックスフォードとかに戻って、
帰省した時にはっていう感じなんじゃないかな。
なるほど。
でも曲とかは作ってたっぽいですけどね、トムとかは。
うん、なるほど。
一応そのバンドとしては継続はしつつ、
ただ主だった活動はやっぱできないっていう。
ライブ活動とかはね。
できないと。
できないですよね。
で、卒業した91年。
まあその卒業したらやっぱもうバンド本格的にやっていこうみたいな感じになってたみたいで、
15:06
そこで最初のデモテープを作って、
そうすると地元で結構話題になって、
で、その流れでメジャーアート契約みたいな。
サクッといくな。
いきますよね。
まあやっぱトムヨークとかの存在感がでかいんじゃないかな。
でかいですね。
そもそももうね、トムヨークの歌でポピュラーミュージックとして成り立っちゃうところはあるから、
そこですね。
そこだよなって気がしますね、この時点では。
それでメジャーアート契約して、さっきも話でしたけど、バンド名。
ここでレディオヘッドに改名すると。
トーキングヘッドのアルバム名だか何だか取ったんだよね。
曲名だったかな。
曲名だっけ?
さすがに金曜日でオン・アフライデーはねえだろう。
そうですね。
得たまえってなったんでしょうね。
でもこれすごい思うんですけど、ラジオヘッドじゃなくてレディオヘッドにした人すごいなって思いますよね。
あのカタカナ表記ね。
カタカナ表記。
確かにそれはねえ、非常に重要な。
だってあの英語だけ見たらラジオヘッドでもいいわけじゃないですか。
ラジオヘッドだからトーキングヘッドがっさい感じしちゃいますよね。
いやーよかったね。
それでも意図的にレディオヘッドにしてるんですよね。きっと最初。
でしょうね。やっぱ。
ラジオヘッドだって売れなかっただろうな。
ですよね。
日本でだけ売れなかっただろう。
いやほんとすごい功績だと思いますよそれ。
いやーそれは確かに。
ラジオヘッドって言いたくねえもんな。
言いたくないっすね。
そうっすね。
俺ラジオヘッド好きなんすよって言いたくないもんな。
ラジオヘッドはクソだせえな。
いやーなんか同じような話、ニルバーナの時もナバーナじゃなくてよかったよねみたいな話してましたよね。
知ってた。
ナバーナ。
あれナバーナって読めるんだっけあれ。
英語的な読み方するとそっちのほうがむしろ近い。
本来的な発音ではナバーナ。
そのまま入れるとナバーナになったほうが自然かもしれないですけど。
その読み方をカタカナでどう表すかってのは正解がないっていうか。
18:07
CDの背拍子みたいなところでナバーナってなってたらね。
俺ナバーナとラジオヘッド好きなんすよって言いたくねえもんな。
言いたくない。
そこ重要っすよねやっぱめちゃくちゃ。
ナバーナとラジオヘッドって言ったのとニルバーナとラジオヘッドっていうのは全然違うもんな。
いやーほんとに。
しかもニルバーナもバーバーですよね。
ウニてんてんの方ね。
ニルバーナじゃなくてニルバーナって。
そうそうそう。
バーナ。
そのね、地面のかっこよさも大事ですもんね。
地面超かっこいいよなニルバーナってな。
カタカナであそこまでかっこいいのってそんなにないと思うんすよ。
あんなかっこいいのねえよな。
カタカナで。
あれは。
ラジオヘッドもなかなかかっこいいと思うカタカナで並べても。
ラジオヘッドもやっぱなんかねちょっとなんかエレクトロニックなその後々の進化をこうね示唆してるというか。
いいっすよねほんと。
あるしね。
我々もあれじゃないですか名番レディオにしないといけない。
あれでしょ。名番もさ、名番の。
日本語なのに。
カタカナでレディオ。
名番レディオにしないと。
めんどくせえ。
名番レディオ。
タブロハニーの話に全然入らねえな。
バンド名変えたところまで来ましたからね。
これがレディオヘッドで解明したのが92年の2月らしいです。
92年なんだ。
ネバーマインドは出てるぐらいですか?
ネバーマインド91年だからそうですね。
出てるもんね。
この頃にはそれがブレイクしてるとかですよね。
まさにそういうタイミング。
あれのブレイクはやっぱり大きい影響を与えてるなって感じするもんね。
当時でもイギリスにまでどこまで広がってたのかっていうのはなんか興味深いですけどね。
あれネバーマインドってイギリスから火がついたんじゃなかったでしたっけ?
そうなんですか?
確かそうだった気がするんだよな。
UKってめっちゃ売れて、もちろんニルバーナってアメリカのバンドだけど、UKっぽさあるじゃん。
21:02
メロディーはビートルズ。
それでUKですげえ火がついてそっからだった気がするんだよな。
それはあんまり把握してなかったな。
ちょっと遅れてじわじわ火がついたっていう印象はありましたけど。
そんなに出してすぐドカーンって感じじゃない。
出してすぐではなかったと思うんだけどね。
割とじわじわ。
影響は大きかっただろうなと思うんですけどね。
そういうバンドやってる人のアンテナからしたらそういうのは多分引っかかってただろうしね。
アブロハニーの音聞いたらやっぱ影響が出てるなって思うもんね。
92年の5月。
さっき言ってた91年の12月にメジャーのレーベルと契約はしてたみたいですけど、
その流れで92年5月にこれが一応デビューEP、ミニアルバムみたいなやつを発表してると。
これがだからアブロハニーより前に出てるんですよね。
これがProve YourselfとかYouとかThinking About Youとか入ってる感じっすね。
その辺を一個発売して92年9月。
これがセカンドシングル的な扱いとしてCreep出してると。
これCreep出してるけどイギリスでは前衛75位とか。
まあ正直全然っていう感じみたいですね。
リリース的には翌93年2月サードシングルとしてAnyone Can Play Guitar発売。
これも前衛で言うと32位。
まあそんなでもない。
93年2月22日にファーストアルバムのパブロハニー発売って感じですけど、
Creepがいわゆるもうヒットしてっていうのは、
割とその後の夏前ぐらいからみたいですね。
アメリカで。
24:02
アメリカででしょ、あれ日が付いたって。
そうなんですよね。
アルバムが出てからのアメリカででしょ、たぶん。
そうらしいですね。
アメリカのラジオでかかって、そっからじわじわ日が付いてみたいな。
やっぱグランジのあれだと思うんだよな、売れたのって。
そうですね。
その当時のレディオヘッドの音って、当時のUKの音じゃない感じするんですよね。
ブリッドポップのあの感じじゃないもんな。
確かに確かに。
それでカートコーバーが死んだのって何、いつですか?
もうちょっと後か。
94年4月。
もうちょっと後か。
そうですね、その次の年って感じですね。
グランジのシーンがすごい盛り上がってるアメリカで受け入れられたっていう感じなんでしょうね。
あの音が。
そうですね。
あとは結構イギリスではラジオであんまかかんなかったらしいですね、この曲は。
なんか言うなすぎるとか言ってて。
多分歌詞かな。
多分放送禁止用語になるんですかね、あれって。
Fワード。
なりますね。
そっか、そこですよね。
それはでもアメリカでもなると思うんだけどな。
アメリカは多分どっちかっていうとインディ的なラジオ曲とかがOKなラジオ曲がかけて。
流し込めるやつが。
それがラジオ曲だったわけだね。
イギリスではそれが起きてたわけですね。
だからすごいレディオヘッドの当時のインタビューとか見るとメディアのことめっちゃ嫌ってますもんね。
レディオヘッドは結構ずっとメディア嫌ってる印象ある。
もう入りがそれだから。
それはすごい言ってますね。
でもめちゃくちゃ規制入るっていうもんね。
日本でもそうだし、メジャーで発売するにあたって歌詞の単語としてこれはダメっていうのはすごい検出されるらしいですからね。
ですよね。
クリープの歌詞は見事に入ってますからね。
めちゃくちゃサビに入ってるからそれはダメだっていうことだろうね。
そのメディアみたいなところは、クリープヒットした後のインタビューとかでトムとか言ってますけど、自分たちはフレスにはずっと無視されてきたと。
27:14
だからアメリカでクリープがヒットして困惑したみたいだよって言ってますね。
自分たちは彼らからロックバンドと呼ぶのもおぞましいみたいなことを書かれたりしてたんだみたいな。
それはどの辺を見てそうだったんだろうね。
どうなんですかね。アメリカ的な音をしてたのがイギリスのメディアからすると、そういう感じだったんですかね。イギリスのバンドのくせにみたいな。
ちょっとその辺の背景全然わかんないですけど。
あれじゃない?日本におけるXに近いんじゃない?
キワモノ的な。
こんな汚い音出してみたいなさ。
ソダイゴミバンドって言われてたもんね。レディオヘッドも。
同時代のバンドからするとやっぱりダーティーな音ではあるかなと思いますし、メタル的ではないんだけどガッツリ歪ませてるじゃん。レディオヘッドって。その時代のレディオヘッドって。
UKのバンドであんまりそういう音を出してるバンドは他にいないから、その辺が汚いっていうか、なったのかなとはわかんないですけどね。推測で。
結構当時はメンバーとしてもそういうメディアの存在を結構気にしてしまっていたみたいな。っていうのも後に言ってますね。
そこをぶっちぎれるような人たちでもなさそうだしね。
そうですね。真面目がゆえにっていうところもあるし。
日本のXのヨシキさんとかだと、「うるせえバナナ!」っつってぶっちぎっちゃうね。真面目そうだもんな。レディオヘッドは。
それにそこに対する裏付けも自分たちの自信もそんなにまだないみたいな。
確かに確かに。
もう多分ベンズとかOKコンピューターとかになると何言われても別にみたいな感じだと思うけど、まだパウロハニーぐらいだと気にしちゃうよね。
デビューですからね、デビューですから。
そうそう。むしろ気にしないほうがおかしい。
だから多分そういうのを結構気にして作り方とか、多少変えてた部分もあるんじゃないかなって気もするんで、
30:06
そういう自然体でいられなかった的な部分も結構このアルバム消し去りたい過去みたいな、そういうのもあるんだろうなみたいな。
その辺の対メディアとの関係みたいなのもこの辺の時代はありますね、レディオヘッドは。
時系列のところに戻すと、アメリカでクリープがヒットしてくると、アメリカでツアーをやるんですよね、レディオヘッドは。
それに合わせてってことだと思いますけど、それがまた結構盛況で、
これが93年6月からそういうのをやってたみたいですけど、その辺のクリープのヒットを受けて、またイギリスでシングルクリープを再発すると。
やっぱUSで受け入れられてそこからの逆輸入みたいな感じなんだよな。
逆輸入、まさにまさに。
で、その後また全米欧州でツアーやって、活動としては93年そんな感じで終わってるみたいなんですけど、
クリープがローリングストーン氏とか、あと他のそういう音楽誌の年間最優秀シングルに選ばれるみたいな。
そういう感じみたいですね。
だからクリープがかなりヒットしたみたいなイメージはまさにこういう流れで起きてるっていうことですね。
UKのバンドもUSで受け入れられるとちょっともてはやされるんじゃないけどね。
マーケットとしてはでかいですからね。
マーケットとしてはやっぱりね、あそこが一番でかいからそうなるんだよなっていう。
USで受け入れられてなんぼみたいなのもあるもんね。
最終的にはみたいな。
っていうのがパブロハニーの時代ですね。
ビデオヘッド的な。
それでそのクリープがすごい行っちゃったところをバンドは危惧したっていうところもある。
そうですね。
結構やっぱり一発ドカンと行くとなかなかいろんなバランスが。
バランス崩れますよね。
たぶんアルバムとして受け入れられたらよかったんだろうけど。
33:00
一曲だけっていうのはちょっと怖いんでしょうね。一発屋じゃないけどさ。
その辺なんかすごい意識的だったもんね。レディオヘッド。
なんかやっぱりパブロハニーっていうよりはクリープって感じですよね。アルバムじゃないですよね。
クリープをライブではやらないみたいになっていくじゃないですか。
なってきますね。
そういう時代でクリープがありつつアルバムとしてはパブロハニー出ていたという流れですね。
っていうところでパブロハニーの曲の話に入っていきたいなって思いますけど。
いきましょうかいよいよ。
ここから行っちゃいますよ。
はい。
じゃあ早速一曲目がユウ。
ユウ来たー。この曲が一番いきなりですけど一番この曲が好きかもしれないぐらい。
まあまあいいよねこれね。
この曲はめちゃくちゃ好きっすね。
クリープよりユウの方がやっぱ好きかなっていう。
バンドやってるような奴はそうなんだよなっていう。
確かにそれはあると思うんですね。バンドをやってる奴はこっちの方が好きかなっていう。
ポップな感じとロックな感じのバランスの良さがこの曲いいっすもんね。
やっぱあと変拍子ですかね。
このデビューアルバムの頭から変拍子を入れちゃうような奴はやっぱそうですよ。
それはちょっと小賢しいわけですよ。
めちゃくちゃ小賢しいっすよね。
言われても一曲目から変拍子は小賢しいんですよ。
かっこいいですよねー。
かっこいいですよねーこれねー。
かっこいいしなんか美しいなーって感じですねー。
やっぱそこは良いですねー。
ちょっとね、そういうのがいろんなものを入れてくれた時に、
スタジオを作ってくれた時に、
こういうのを作ってくれた時に、
ロック的な肉体性のかっこよさと序章的な美しさの融合っていうのは、この1曲目からも体現されてるなーって感じがしますよね。
イントロのアルペジオからもいいじゃないですか、すごい。
そこからね、ジャッジャッジャーって。
ほんとなんか、レディオヘッドというバンドを知らないけど、
レディオヘッドのアルペジオっていうのは、
36:03
レディオヘッドのアルペジオって、
レディオヘッドのアルペジオって、
ほんとなんかレディオヘッドというバンドを象徴するようなイントロですもんね。
確かに。
ちょっと小賢しいさ、アルペジオから。
ちょっと頭良さそうなところに入って、
でもそれだけじゃないんだよみたいな、ロックのこうザジャーンっていうところに流れ込んでいくっていうのは、
やっぱかっこいいよなー。
確かに。
イントロのギターのブラッシングミュートを絡めて、
あれももうまさにジョニー・グリーン・ウッド的なもんね。
あれはほんとそうっすね。
あれもうめちゃくちゃ弾いてる姿が想像つきますもんね。
やっぱりすごい古臭いブルースロックのかっこよさというよりは、
パンク以降の新しいロックのかっこよさみたいな、あの時代でのね。
パンクロックとかニューウェーブとかのあの流れですよね、あのイントロって。
まさに。
ブラッシングミュートの絡め方がかっこいいんだよなー。
かっこいいっすよねー。
ジョニーのギターはほんとそれはありますね。
あるよねー。
この曲もでもトムのボーカルの存在感も相当大きいっすよね。
大きいっすねー。
だからあのイントロでこうすごいパンク的なさ、ジャラツクジャラツクジャラって言っておきながら、
歌が入るとこう割と流れるメロディーというか美しいメロディーが、
すごいきれいなというか序章的な声質で美しいメロディーを歌い出すっていう。
あの感じがもうね。
レディオヘッドですよねー。
サウンドもすごいけどやっぱ声の部分に耳が行くというか歌が入ると。
その存在感やっぱでかいなー。
39:00
でっかいっすねー。
後半の方のハモリーとかもめちゃくちゃいいっすよねー。
最後の方っていうか。
その辺もグッと来るしなーこの曲は。
もうこの時点でボーカルが完全に完成されてるもんね。
そうですね。
確かに。
この声がコンプレックスだったって言うんだから、
お前どういう真剣してんねん。
確かに。
自分の声だからね。嫌だってのはわかるですけどね。
すごい嫌だったらしいっすもんね。トムヨークって。
この頃の歌い方みたいなところとか、思わせぶりな感じも好きじゃないみたいなのも後で言ってますよね。
そうそうそうそう。
多分本人的にはもっと男性的なガツンとわかりやすい、
ロック的な男性的な声が良かったっていうか好きだったんだろうなーっていう感じはするんですけど。
メロディーとかにしても女性的っていうかね、美しいメロディー歌うからねこの人は。
エアロ・スミスみたいな、スティーブン・タイラーみたいな、
ザーンっていうのがロックやってる人間にはそういうのがかっこいいみたいなのがあるからね。
この声質がコンプレックスっていうのも贅沢な話だなって思うけど。
贅沢な話ですよ本当に。
この頃のトムヨークのボーカルって結構若いよね。
若いっすね。
めちゃくちゃ若いよね。
結構なんかシャウトというか、声張ってますよね。
結構声張ってシャウトするとか、この曲もさ。
言うもありますよね。
あそこかっこいいですけどね。
そう、あれかっこいいんだよな。
聴いてる方はかっこいいんだけど。
あれがちょっとこっぱずかしいのかもしれないですね。
本人的にはもっと男らしくこうね、
ウェーって出したいのかもしれないですし、
そんな声を出せない自分へのコンプレックスとかもあるのかもしれないですし。
どうやったらデスボイス出るんですか?
ブーって言いたかったのかもしれないし。
出してる曲あるかな?
問いようとはあれでいいと思うけどな。
本人の認識と周りの認識と全然違うからね。
42:02
そういうもんですよね。
そういうもんなんですよね。
周りがすごいこの声いい、この声が最高なんだよっていう声が
本人にとっては結構コンプレックスだったりっていうのはよくあることですもんね。
確かに。
でもこれはファーストアルバムの1曲目にして
これぞレディオヘッドっていう
そうですね、いきなりね。
曲じゃないでしょうかというところですかね。
そうですね。
ロックのバカっぽいさ、
ボカーンっていくところと
ロックって実は頭がいいんですよみたいなプログレッシブ的なところが
ちょうどよく合わせてる感じしますけどね。
そうですね、確かに確かに。
1曲目にして。
そこもまたレディオヘッドらしさっていうところだな。
頭が良さそうな気がしますね。
もうこの曲からして。
そうですね。
頭良いだろうなっていう。
なかなかそうっすね、頭良くないと変拍子入れようっていう
なかなかなんないですからね。
高学歴なんですよね。
俺が何とかギャラガーにはムカつくんだろうっていう。
あいつら変拍子入れやがってや。
変拍子入れやがって。
変拍子ってなんだよみたいな奴ら。
これだから額があるやつだ。
ギャラガーもお兄ちゃんの方はレディオヘッドめっちゃ好きなんだよね。
結構認めてる感じですね。
好きだからこそムカつくみたいな。
じゃあ今回はパブロファンに1曲目言うまでっていうところで。
続きはじゃあ次回やっていきましょうかね。
次回へ続きます。
44:23

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