1. 歴史の陰に名湯あり
  2. (9)直江兼続がひそかに鉄砲..
2022-09-23 13:06

(9)直江兼続がひそかに鉄砲を作っていた白布温泉

歴史上の人物や出来事、文化、芸術の陰で、実は「温泉」が大きな役割を果たしています。壇蜜さんのものまねなどで知られるお笑い芸人で、歴史×温泉ナビゲーターとしても活動している志真(しま)うたさんが語ります。
今回は、平成21年のNHK大河ドラマ「天地人」でクローズアップされた米沢藩の家老、直江兼続(1560~1620年)と白布(しらぶ)温泉(山形県米沢市)の関わりです。兼続はこの場所で火縄銃を作らせていたのだそうです。

【聞き手】奈良歩美

■志真うたさん
Twitter @shimautat 
instagram @shimauta_32


【この番組は】
歴史上の人物や出来事、文化、芸術の影で、実は「温泉」が大きな役割を果たしています。壇蜜さんのものまねなどで知られるお笑い芸人で、歴史×温泉ナビゲーターとしても活動している志真(しま)うたさんが語る新番組をお届けします。

志真うたさんが、ひときわ艶っぽく読み上げる『志真うたのおやすみ前の百人一首』も、ぜひお聴きください。(リンク)

 

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産経Podcast
島唄の歴史の陰に名湯あり
歴史温泉ナビゲーターの島唄がお届けします。
この番組では歴史好きのあなたにぜひ知ってほしい
歴史と温泉の深いつながりをご紹介していきます。
今回は、戦国武将直江金継と白武温泉
本日の聞き手はこちらの方です。
奈良歩美です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
奈良さん。
はい。
戦国時代武将相。
来ましたね。彼が。
彼ですよ。
相の文字がデザインされた兜が
インパクト大な方といえば
直江金継さんですね。
やっぱり好きですか?
顔が好きです。
顔が好き。
顔が好き来ましたね。
確かにアニメにしてもドラマにしても
直江金継は絶対にイケメンがやってますよね。
そうですね。
タイガの天地人という主役として
直江金継の物語で1年やってるわけですから
戦国武将の中でも特に女性人気が高い
武将だと思うんですけれども
関ヶ原の戦いのきっかけとも言われる
家康に送りつけた直江城でもすごく有名ですよね。
直江金継さんは
上杉陰勝
後の上杉家のトップですね。
ずっと仕えてたんですけれども
剣神ってどっちかというと真剣と敵対して
他の武将と争ってましたけど
陰勝さんはもう豊臣型で
どっちかというと戦国時代をうまく渡り歩いていく
っていうイメージな感じですかね。
渡り上手。
ただ完全に使えたというよりは
なんとなくいい距離を保ってやってた方です。
その方のも傍らで
戦国時代を駆け抜けた直江金継なんですけれども
先ほどもおっしゃってましたけど
実物もめちゃくちゃイケメンだったらしいです。
昔からイケメンなんですね。
その美貌がですよ。
美貌っていう言葉を使えるんですけど
美貌が影風の目に留まって
なんか美少年がいるらしいぞっていうことで
よしじゃあちょっと呼んでこいとして
使えるようになったらしいです。
もうスカウトですね。
今の時代でいうと。
まだ全然この若い時からめちゃくちゃ優秀で
あんまりにも優秀すぎて
どんどん出世をするんですけど
その身分が低いから
出世が許されないんですよね。
反対にあっちゃう。
ていうことで直江家の養子に入ることで
周りを黙らせたっていう感じらしいです。
そうなったんですね。
そうなんですそうなんです。
でも21とかで完全にもう
上杉家の他の家臣が敬語を使うぐらい
この人すげえってなってたらしいです。
03:00
多才な方ですもんね、いろいろ。
イケメンで若くして多才ってもうこれ
女性ホイホイですね。
女性ホイホイ。
そんな彼にも転機が。
慶長3年、1598年に
秀吉の命令で上杉景勝が越後から合図に
これは出世ですよね、120万国なので
過剰違法された時に景勝は
出羽の米沢、山形県の米沢に
領地を与えられます。
なので主君が合図で自分は米沢。
今だと県またいちゃいますけど。
秀吉さんが亡くなりまして
家康の影響力が増してくると
家康は固めないといけないので
徳川家の転下の時に
優秀だった人たちを
ちょっとずつ追いやっていくようにするんですよね。
でまず最初に
前田利永、加賀藩ですね。
に無本の疑いがありという
言いがかりをつけまして
前田家は従います。
降伏します。
で敵消えました。
じゃあ次、同じ後退路の上杉。
ということで上杉に無本の疑いがある
っていう風に難屈をつけるんですね。
これも完全な難付けかと言われると
米沢と合図で色々と整備をしているので
その整備がやっぱり気に入らない。
効果がないみたいなことで難屈をつけるんですけど
なので上落して門越平強制
って言うんですね。
それはさすがに今大変な時期に
上落費お金も使って
それはちょっとしかも言いがかりだ
っていうので直江金次が
冷静に反論した
手紙が残っているということで
それが直江城と言われる
有名なものです。
ただこの直江城自体は
原本がないので
そうなんですね。
後にですね
そういうものがあったんじゃないか
っていうことで
誰かが書いたんじゃないかと
きっと直江殿はこういうこと言ったんじゃないか
っていう風に書いたんではないか
っていう風にも今言われているんですが
それはさておき
直江金次が徳川家に対して
反抗的な対応をしたのは間違いないということで
直江城の存在地では否定されてないんですけども
ちょっと今ここは歴史的な見直しが入っているそうです。
そしてこれがきっかけになって
家康が合図成罰に北上します。
ところが途中で石田光成さんが挙兵をしまして
家康がこんなの合図言ってる場合じゃないなと
なって引き返しますよね。
この時に影勝さんは
言ったら後ろから追撃もできたわけですよ。
なるほど。
でもそこはせずに
自分の領地に近いではの
最上
あと仙台の伊達
こっちを何とかしようということで
ここの攻略に乗り出しまして
ここが戦になります。
この関ヶ原と同時期にあった
慶長出羽合戦っていうものなんですけども
これがわーってやってたんですけど
関ヶ原ってあっさりと下見せないから
負けちゃいますよね。
で、西軍が大敗したって知らせが届いて
これはじゃあ
逆にまた合図に来られたら困る。
もううちらの負けだってなるわけですよ。
06:05
この後
慶長6年、1601年に
影勝とも上落して
謝ります。
で、この時
謝ったからっていうのもあるんですけど
何よりも追撃しなかった。関ヶ原の時に。
ということで
まあまあいいだろうということで許されまして
影勝は
招内と合図は募集されまして
米沢の方に
金継がもともとので米沢の方に
30万石与えられて
上杉家も存続していいよっていう風に言われます。
金継も徳川家に忠誠を誓いまして
一緒に米沢に行きます。
この時、裏エピソードで
米沢が本当に狭くなっちゃうわけですよ。
でも家臣がみんな
殿についていきたいです!
って言ってみんなついてきちゃったから
すごく貧乏になって
切れなかったんですよ。
切らないしみんな来たいって言っちゃって
給料払えないのにみんなただ股斬りです!
って来ちゃっておりました。
そうなんですね。
そんなにみんな忠誠を
ここで米沢が大変なことになった結果
後に
神のような方が米沢に生まれることに
繋がっていくんですが
それはまたちょっと別の機会に。
ということで
直江金次
この山形米沢
っていうのが
自分の領地で後に
植え捨て1ヶ月も入りますので
自分の地盤になるわけなんですけど
ここの山奥にですね
鉄砲の製造を行う場所を作ってたんですね。
その場所が
現在の
知らず温泉。
そうなんですね。
そうなんですよ。
ここで温泉が出てくるんです。
というのはもう温泉地なので
火薬の原材料ってなる
硫黄とか薪
山奥なので木がいっぱいあるので
しかも山奥で人目につかない
こんないい場所はないということで
知らず温泉に
米沢藩の鉄砲隊に欠かせない
鉄砲を作る炭造所を作ります。
ここでわーっと作るんですけど
これが後の大阪の陣で大活躍します。
米沢の鉄砲隊。
今も知らず温泉の
一角ですけどに
石碑がありまして
直江城州港の
鉄砲炭造遺跡っていう石碑が残ってます。
えー。
米沢から
これもちょっと車で
わーっと行かなきゃいけない場所ですけど
一時間以内で行けた気がします。
この知らず温泉では
加熱具がもちろん作らせているので
宿がもうすでに温泉なので
いくつかあったんですけど
鍛冶職人の方たちがいっぱい来るので
ちょっと新職の世話を見てくれ
っていう風に頼まれた
っていう記録も残ってます。
優しいですね。
ここですね
老舗旅館が3軒あるんですよ。
3軒。
西屋、東屋、中屋っていう3軒があるんですけど
覚えやすい。
覚えやすいです。
ゴロがいいです。
はい。
残念ながらですね
ちょっと火災が発生しまいまして
ちょっと焼けちゃったりとかして
昔ながらの
佇まいのものが今見れなかったり
西屋だけ
かやぶきであるんですけど
あとはちょっと建て直しをしてしまったりとか
あるんですが
はい。
今も西屋、東屋は営業していて
中屋は別館で営業しています。
09:01
で、ここね
この温泉もすごいんですよ。
お湯の量がすごい温泉なんですね。
お湯。
はい。沸いてる湯量がすごく
その湯の花の舞っている温泉が
頭上から滝のように
ブワーって落ちてくる滝風呂が有名なんです。
滝行みたいな感じですか。
そう。よく打たせ湯ってあるじゃないですか。
あんなレベルじゃないですか。
あんなレベル。
ドボドボドボっていう結構な
結構な威力のものが来るんですけど
めちゃくちゃ気持ちいいです。
強音です。
昨日こうやって小屋があって
屋根の天井の方から
お湯がブワーって落ちてくるんですけど
その叩き2メートルちょいぐらいかな
落ちてくるので
もう音がすごいです。
滝の中にいるみたい。
体あちこち治されそうですね。
いいんですよ。
それがお湯が流れて湯船に入っていくんですけど
湯の花が衝撃で全部粉々になるんで
湯船の底に人がいない時間に入ったんですけど
湯船の底が砂浜みたいな
足がモニョってなって
なんだろうと思ったら湯の花が粉々になって
そこに溜まってて
そんなことが起きるんですか。
そうなんですよ。
めちゃくちゃいいです。
もうちょっと遊んじゃいましたね。
面白そうですね。
この湯の花をこうやってやると
お湯が白くなるぐらいの大量の湯の花が
ブワーっと舞うんですけど
面白いです。
ここはアミューズメントっていう意味で
作っているわけではないんですけど
ちょっとテンションの上がる。
そうですね。
ちょっといたずら心というか
遊び心をくすぐられる感じの。
このブワーって落ちてくるので
多分お湯もちょっと冷めてるので入りやすくて
湯船に使ってはちょっと滝のとこ行って
ザーッて上がって
また湯船に行ってみたいな。
楽しそう。
楽しそう。
そしてこれが東谷の浴槽が
約400年前の名前で
西谷の湯滝風呂は約300年前に
作られたものをそのまま
これは二日芸師で作ってたりとか
いろいろあるんですけど
それがそのまま今も使われています。
へー、すごい歴史が。
そうなんです。
古いですね、本当に。
古いんですよ。
だからその、これは、これもまあ
カネツグが入ったっていうのは残っていないですが
おそらく様子は絶対見に行っているので
入ってたと思います。
試し湯みたいな。
いや、というかやっぱり疲れを取ったりとか
これは名追カネツグと婚欲チャンスということで
ぜひ。
思いを馳せながら。
思いを馳せながら行っていただきたい。
で、選出はガンイオウカルシウム流酸飲温泉ということで
これもイオウの香りが
もう温泉街に降り立った瞬間から
イオウの香りがパーッとしてきて
ちょっと頭が、今温泉ムードになっちゃった。
あっ。
来ました。
はい。
ここもね、本当にいいので
ぜひですね、名追カネツグのファンの方は
米沢は絶対外せないと思うんです。
そうですね。
米沢からバスでも行けるので
ぜひぜひ白浜温泉も行ってみていただきたいと思います。
はい。
ということで、本日もそろそろ夕明かりのお時間です。
ここまで聞いていただきましてありがとうございました。
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では本日もお聞きいただきありがとうございました。
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