1. 歴史の陰に名湯あり
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2022-09-09 10:56

(7)石川数正の子孫が信州で守り続ける浅間温泉

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歴史上の人物や出来事、文化、芸術の陰で、実は「温泉」が大きな役割を果たしています。壇蜜さんのものまねなどで知られるお笑い芸人で、歴史×温泉ナビゲーターとしても活動している志真(しま)うたさんが語ります。
今回は松本城(長野県松本市)を築いた戦国武将、石川数正(1533~93?)のおひざ元、浅間温泉のお話です。湯殿の初代の湯守は数正の孫です。石川家は改易されましたが、小口と名を変え、子孫が今も日帰り入浴施設「枇杷(びわ)の湯」を営んでいます。

【聞き手】奈良歩美

■志真うたさん
Twitter @shimautat 
instagram @shimauta_32


【この番組は】
歴史上の人物や出来事、文化、芸術の影で、実は「温泉」が大きな役割を果たしています。壇蜜さんのものまねなどで知られるお笑い芸人で、歴史×温泉ナビゲーターとしても活動している志真(しま)うたさんが語る新番組をお届けします。

志真うたさんが、ひときわ艶っぽく読み上げる『志真うたのおやすみ前の百人一首』も、ぜひお聴きください。(リンク)

 

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産経Podcast
島唄の歴史の陰に名湯あり
歴史温泉ナビゲーターの島唄がお届けします。
この番組では歴史好きのあなたにぜひ知ってほしい
歴史と温泉の深いつながりをご紹介していきます。
今回は、戦国武将石川一正と新州長野浅間温泉
本日の聞き手はこちらの方です。
こんにちは。はじめまして。奈良あゆみです。
木村京也、声優・ナレーター・プロ、養成塾2期生としてただいま勉強中です。よろしくお願いします。
おおー!
奈良さん、はじめましてですね。
はい、はじめましてです。
ずばり聞きましょう。奈良さん、歴史好きですか?
歴史は、はい、好きです。
ちなみに、戦国武将はお好きですか?
戦国武将はアニメの知識で止まってはいるんですけど。
いいと思います。推しは?
推しは、真田幸村です。
いいですね。戦国アニメから入った方の真田率の高さすごいです。
そうですね。
真田立率の高さすごい。
なので真田丸のNHKのタイガーやっていた時の長野県、本当に女子の一人旅多かったですね。
えー、そうだったんですか。
会うところ会うところ、グッズをつけた女子が。
あ、押し鰹。そこに。
赤い方たちが押し鰹してらっしゃいました。
わかります。
そして温泉は好きですか?
温泉も、はい、好きです。
よかったです。
この番組は、そんなあなたたちの大好きな武将と、実は温泉がつながっていたというお話をさせていただいているので、今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということで早速なんですが、石川一正という武将はご存知ですか?
ちょっと初見ですね。
初見。徳川家康、豊臣秀吉はもちろんご存知ですよね。
はい。
石川一正という人は、もともと徳川家康がまだ子供の時から、子供の人質だった頃からずっと仕えていた方なんですね。
はい。
沖狭間の戦いで、今川義元が織田信長に敗北するという歴史的大事件が起きたんですけど、その時まだ人質だったんですね、家康君は。
はい。
まだその時は元家康君ですけど。
で、その時に独立に動く中で、でもまだ今川家に自分の息子と奥さん、性質の月山殿という方を人質にとられていたので動けなかったんですよ。
はい。
その二人を取り返してきたのがこの石川一正様。
ああ、すごいですね。
そう、すごい方。だから徳川が好きな方にはすごく人気のある方なんですね。
はい。
三河物語っていう歴史の物語で描写されている外見なんですけど、ほうき神、ほうき神って呼ばれてたんですけど、大ひげを風になびかせ、若気味、これは家康の息子ですね。
03:07
はい。
を、蔵の前、馬に一緒に乗せて、乗せたまわりに通られる時の見事さっていう、これ多分戦国アニメ好きだったら、
そうですね。
すぐにイメージが浮くと思うんですけど。
もう浮かんでますね、頭に。
いいですよね。
はい。
そんな方なんですよ。すごくすごくすごい方で、家康とずっと黒子を共にしてきたのに、ある日突然、秀吉の元に裏切って行ってしまうっていう。
あ、裏切っちゃうんですか。
そうなんです。この時、織田信長の家臣としては秀吉と家康は一緒にいたわけですけど、武将ってそれぞれじゃないですか、一応お家的に。
はい。
その秀吉の元に行ってしまったんですね。
ああ。
戦争13年。
なんかきっかけとかあったんですかね。
そう。これが謎なんです。
謎。
はい。
まだ解明もされてない。
そう、なんかいろんな説があるんですけど、もともと秀吉と家康が何かしら対立する時とか、戦があった時とかに、交渉役で秀吉と会ったり話をしたりしてたのが、この石川一正っていう武将なんですね。
はい。
なので、どちらの話もちゃんと聞いていた人、どちらの何て言うんですかね、家臣談も見ていた人で、その人が急に行ってしまったわけですよ。これはもう徳川側大騒ぎ。
そうですね。
はい。ただ、一説によると家康と示し合わせてスパイじゃないですけど、徳川家のために入り込んだんじゃないかっていう説もあるんですが、今のところ多分裏切り説が濃厚。
そうなんですね。
ちょっとだけ人気が落ちそうな感じですね。
この方が小田原攻めっていう法上司をですね、攻めた時に、それが終わって落ち着きました。家康が関東に来ますよね。
はい。
その時に秀吉から、信濃国なるで長野の松本市、分かりますかね。
はい。
と与えられて、今国宝になってますけど、国宝の松本城に入場して、息子の安永と共に、今の松本城の立派な松本城、あれは城閣、天守閣、この方が整備してます。
松本の町とかもこの方が、ここから息子に行くんですけど、松本城って言ったことあります。
松本城ないですね。写真では見たことあるんですけど。
いいお城ですよね。すっごく綺麗な。上田から長野に行くにはちょっと横に入っていかなきゃいけないんですけど、ぜひ行ってください。
はい。ちょっと生で。
この松本城からすぐ近くに温泉がありまして、それが浅間温泉なんですね。
車で20分ぐらいですかね、距離的には。バスが走ってます。松本城前から浅間温泉行きのバスがあるんですけど、
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ここの浅間温泉に松本城主の湯戸のお風呂ですよね、が置かれることになりまして、初代温泉を管理する人ですね、湯森って言うんですけどに、石川一馬さんの三男の安次さんの子供。
なので、孫ですね。
孫の石川一馬さんがそこを守る御殿森ってなります。
残念ながら多分、湯戸のが置かれたのは1594年、文禄3年なんですけど、一馬さんは1593年に亡くなっているので、
多分御殿が整えられた時にはもういらっしゃらないんですけど、温泉自体は実はすごく古い温泉なので、
もしかしたら入ってはいったのかな、どうだろうねっていう感じで、残念ながら文献までは残っていないです。
その後松本藩の保養を兼ねた下屋敷としてずっと利用されてまして、藩主だけじゃなくて他の方たちもそこで行くことができるように、
お久見の湯、柳の湯、御用場の湯っていうのも置かれてました。
ただ残念ながらこの石川家ですね、息子の代で開域されてしまいまして、さようならとなってしまいまして、
元々この石川家が松本に入る前にいた小笠原氏の秀正さんが再度入った藩主が変わってしまうんですけども、
そのお湯を守ってる湯盛は残ってていいよということで、お孫さんは奥地っていう名前に改名して、そのまま今もいらっしゃいます。
現在も続けてる?
現在もなんです。
すごい長いですね。
そうなんです。今何代目?17代目か。
お、すごい。
そうなんです。で、もともとは旅館で、その屋敷をそのまま旅館にして琵琶の湯っていうのを頂んでたんですけど、
今旅館はちょっと廃業されてしまいまして、日帰りの温泉施設に生まれ変わってます。
行きやすいですね、日帰りなら。
行きやすいんですよ。すごく綺麗なんですけど、外見は武家屋敷というか昔の本当に佇まいのままで、
平屋みたいな感じ?
そうですね。中はすごく改装されてるんで、そこにちょっと展示物があったりとかして、歴史好きにはちょっとたまらない。
で、お風呂もミニ露天みたいなのが確かあるのと、サウナがあった気がします、ここは。
今サウナ流行ってますもんね。
そうなんですよ。で、すごくいいお湯です。アルカリ性単純温泉っていう、刺激が少ない無色透明なお湯なんですけど、
のんびり入りたい方には是非。
温泉といえばのんびりですもんね。最適ですね。
そうなんです。松本城を観光したら多分きっと歩き疲れるので、このまま浅間温泉に行ってゆっくり疲れを癒して帰るっていう日帰り旅行ができる。
しかもその美和の湯にいらっしゃる方はもしかしたら、石川一正さんの子孫の方かもしれないと。
もう是非行ってみたいです。
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行ってみたいです。
すぐ近くに美しが原温泉っていう温泉と2つあるんですけど、こちらは別の歴史のつながりがあるので、またの機会にご紹介したいと思います。
はい、楽しみにしてます。
どうですか?武将と温泉。
今まで武将と温泉のつながりっていうのがあまりピンとこなかったんですけど、いろいろお話を聞いてると、ここにそんなゆかりがあったんだなっていう意見があって楽しいです。
ありがとうございます。では本日はそろそろ湯上がりのお時間ということで、また次回お届けしたいと思います。
それでは。
本日もお聞きいただきありがとうございました。
気に入っていただけましたら、ぜひフォローや番組登録、そして高評価などいただけたらとっても嬉しいです。
それではまた次回お会いしましょう。
詳しくはサンケイポッドキャストで検索してください。
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