Xiaomi SU7の魅力
ブク美
さて今回は、なんか欧州のスポーツカーみたいなデザインで、すごく話題になってますよね。
Xiaomiの新しいEV、SU7。これをちょっと深掘りしたいと思います。
すごい人気で予約が始まって、たったの3分で20万台って本当ですかねこれ。
ブク美
いやー驚異的な数字ですよね。
ブク美
ですよね。で今回は、提供いただいたYouTubeのレビュー動画のトランスクリプトを元にしてるんですが、
単に車としてどうかっていうだけじゃなくて、スマホとか家ともつながるっていう新しい体験価値、UXですよね。
ノト丸
そのあたりの具体的な機能とか設計思想を探っていきたいなと。
ブク美
早速ですが、このSU7の注目点見ていきましょうか。
ブク美
お願いします。このSU7を見てると、やっぱり従来の自動車メーカーとはちょっと違うアプローチを感じますね。
テクノロジー企業ならではというか。
ブク美
あーなるほど。
ブク美
特にそのユーザー体験UXと、あとエコシステムの連携、ここにすごく重点を置いてるなっていうのが非常に興味深いです。
ブク美
まず僕がちょっと意外だったのが、Xiaomiの製品なのにiPhoneユーザーのことすごく考えてるなって点なんですよ。
ブク美
はいはい。
ブク美
車載システムでApple Musicがネイティブで再生できるっていう。
まあカープレイ経由とはちょっと音質とかサラウンド効果に違いはあるみたいですけど。
ブク美
そうですね。さらにカープレイ自体も全画面だけじゃなくて小さい窓で表示できるようになったんですよね。
ノト丸
そうなんですか。
ブク美
だから車載システムと併用できるっていう。これは単に便利になったってだけじゃなくて、普通自動車メーカーって自社のシステムを使ってほしいって考えがちじゃないですか。
ノト丸
まあそうですよね。囲い込みたいというか。
ブク美
でもXiaomiはある意味、最大のライバルともいえるAppleのユーザー体験もちゃんと考えてる。これはよりオープンな姿勢を示してるなと。
ノト丸
あとiPhoneの超広帯域無線UWですか。近距離で正確な位置が分かるやつ。
ブク美
はい。UWですね。
ノト丸
あれを使ってスマホ持ってるだけで近づいたらトランクとかフロントの収納が開けられるっていう機能。
ブク美
便利ですよね。
ノト丸
iPhoneのアクションボタンにも割り当てられるとか。このApple製品への対応ってかなり積極的ですよね。どう見ますか。
ブク美
これはもうユーザー体験を最優先しますよっていうXiaomiのすごく明確な意思表示だと思いますね。
ノト丸
なるほど。
ブク美
自社のエコシステムに閉じこもるんじゃなくて、むしろオープンにすることで、より多くのユーザーにとって魅力的な製品にしようっていう、そういう戦略が見えますよね。
そのユーザー体験の中心にあるのが、Xiaomiが言ってる人、車、家の連携っていうコンセプトなんですよ。
革新的なユーザー体験
ノト丸
その連携ですか。それを具体的に感じさせるのが、車内のいろんな仕掛けですよね。
僕特に面白いなと思ったのが、物理的なマグネット式のスイッチ。
ブク美
ああ、あれですね。物理自視暗入。
ノト丸
そうそう、それです。
ブク美
あれはユーザーが自分で使いやすいところにペタッと貼れるんですよね。
センターコンソールとか、ドアの内側とか、磁石が付く場所がいくつか用意されてて。
ノト丸
このスイッチの、例えば短押しとか長押しに、エアコンとかシートとか、照明、音楽、ナビみたいな、社内の機能はもちろんなんですけど、
なんと自宅のXiaomiのスマート家電、ベイカーでしたっけ。
ブク美
ミーホームですね。
ノト丸
その製品の操作まで割り当てられる、ハイパータスクっていう機能。これすごくないですか。
ブク美
いや、すごいですよね。
ノト丸
例えば赤ちゃんが寝たみたいなシーンを、自分で設定しておけば、ボタンをポチッと押すだけで、音楽止めて、ナビの音量は枕元のスピーカーだけにするとか、照明オフとか、一気にできるっていう。
ブク美
うーん、物理ボタンのあのカチッとした安心感と、スマート機能の便利さ、これをうまく両立させてますよね。
ブク美
ええ。
ノト丸
タッチスクリーンが主流ですけど、やっぱり物理的な操作感も欲しいっていう声に、答えつつ、それをさらにスマート化してるっていう、これはやっぱりテクノロジー企業ならではの発想かなと。
他にも、給電機能付きのマグネット式のスマホホルダーとか、ティッシュボックスとか、サングラスホルダーとかもあって、ユーザーが自分の使いやすいように車内をカスタマイズできる、その自由度が高いのもユニークですよね。
ブク美
そうですね。
ノト丸
外のデザインももちろん目を引きますけど、Xiaomiらしさ、DNAみたいなものが一番出てるのは、やっぱりこの内装のテクノロジーの統合の部分なのかなって。
ブク美
ええ。あと、音声アシスタントのショーアイ・ドーガクが、社外からでも呼び出して、例えばトランク開けてって言えるとか、そういう細かいところも利便性を高める工夫ですよね。ユーザーが車とどう関わるか、すごく多角的に考えてる感じがします。
ノト丸
なるほどな。さて、ここまで見てきて、XiaomiSU7の革新的なUXへの強いこだわり、すごく見えてきましたね。スマホメーカーが作る車の新しい可能性を感じさせます。
ブク美
本当にそう思います。
ノト丸
では最後に、ちょっと視点を変えて、特に日本のものづくりに関わっていらっしゃる皆さんに向けて、今回の情報源の締めくくりにあった示唆を共有したいと思うんですが。
ブク美
はい。中国メーカーの実力、そのスピードとクオリティっていうのはもうほんと目覚ましいものがありますよね。
ノト丸
うーん。
ブク美
もはや単なるコピーとかそういうレベルじゃなくて、今までなかったような新しい価値を、しかも高品質で、かなりリーズナブルに。
ブク美
ええ。
ブク美
そして何より圧倒的なスピード感で市場に出してくる。このSU7なんかはそのすごく象徴的な例と言えるんじゃないでしょうか。
ノト丸
皆さんどうでしょう。あなたの意思決定は、ちゃんと物事を前に進める原動力になっていますか。
あるいは良かれと思って、つい今まで通りのやり方にこだわってしまって、変化へのブレーキを踏んでしまっているなんてことはありませんか。
ブク美
うーん。
ノト丸
このSU7の登場っていうのは、もしかしたらそういう点を改めて考えさせられる一つの出来事なのかもしれないですね。
ブク美
ええ、そうですね。今回はXiaomi SU7の特に車内体験を中心に見てきました。この情報が皆さんの知見を深める、何か少しでもお役に立てば幸いです。