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2025-06-23 07:30

段取り勝ちのカルニタス

週末のイベントでタコスを作りました。

ちょっと忙しくて、仕込みに課題が…

それでも美味しいカルニタスを作りたい!

低温調理に頼りつつ、BBQスモークと組み合わせた作り方を組み立ててみました。

note記事を元にnotebookLMで音声化しました。

 

オリジナルのnoteリンク : https://note.com/daisaw33/n/nda41695d2315

サマリー

このエピソードでは、Daisuke Sawai氏の記録をもとに、イベント当日に最高のカルニタスを提供するための段取りとその過程を探ります。低温調理とBBQスモークを組み合わせることで、時間を短縮しながらも味と体験を最大化する方法について考察します。

カルニタスの準備と調理方法
ブク美
こんにちは。今回の深堀へようこそ。週末のイベントとかで、みんながうわーって驚くような、本格的なカルニタス出してみたいと思いませんか?
でも、大きな肉の塊を何時間もずっと見てるのって、まあ現実的にはちょっと難しいですよね。他にやることもありますし。
今回はですね、まさにそんな悩みにこたえる、ある記録を基にしたアプローチを探っていきます。
Daisuke Sawaiさんという方の記録なんですが、出張とかで準備時間が限られている中で、イベント当日に最高のカルニタスを出して、しかも場を盛り上げるっていう、まさに計画性が光るプロセスなんです。
どうすれば手間を最小限にして、味と体験ですかね、それを最大化できるのか、一緒に見ていきましょう。
ノト丸
はい、これは興味深いアプローチですね。カルニタス、まあメキシコ料理で豚肉をじっくり柔らかく調理して、細かくほぐしてタコスなんかで食べる、あれですよね。
伝統的にはたくさんのラードで、長時間、本当に長時間煮込むのが特徴で、もちろんそれはもうすごく美味しいんですけど、やっぱり時間と手間がネックになる。
今回紹介されているのは、まず低温調理で肉の柔らかさとかジューシーさを確実に作っておいて、当日はBBQグリヌでスモークすることで香りと、あと見せるっていう演出を加える。
現代的なツールをうまく使った味とイベント体験、これを両立させる賢い戦略と言えるでしょうね。
ブク美
なるほど。ではその具体的なステップ見ていきましょうか。鍵は5つですね。
1.マリネ 2.低温調理 3.冷凍保存 4.BBQスモーク 5.シュレッド
まずイベントの1週間くらい前に、豚肩ロースとかあとバラ肉のような、ある程度脂身のある部位をマリネすると、Sawaiさんの記録だとオレンジとかライムのジュース、クミン、オレガのあたりが本格感を出すポイントみたいですね。
ノト丸
そのマリネが味の土台になりますね。特にオレンジやライムみたいな柑橘系の酸味は本場のレシピでもよく使われていて、肉を柔らかくする効果も期待できますし、爽やかな香りが加わります。
Sawaiさんのレシピでだと、塩、胡椒、クミン、オレガのパプリカ、それからニンニクや玉ねぎのパウダーなんかも使われてますね。あと注意点として挙げられていた塩分濃度ですが、だから味がすごく凝縮されやすい。なので塩はちょっと控えめにするのがおすすめと書かれていましたね。
ブク美
なるほど。で次に低温調理。マリネ液ごと袋に入れて68度から70度で12時間から14時間。この温度帯ってやっぱり理由があるんですよね。
ノト丸
ええそうなんです。豚肩ロースみたいに結合組織が多い部位は、だいたいこの65度から70度くらいの温度帯でじっくり加熱することで中のコラーゲンがゼラチンに変わっていくんですね。これが驚くほど柔らかくてかつジューシーに仕上がる秘訣です。
低温調理器とあとお湯を入れたクーラーボックスを組み合わせれば効率よく温度を保てて基本的には放置できる。これも忙しい中での工夫ですよね。
ブク美
そしてちょっと驚いたのが、調理後に急速冷却して冷凍保存するっていう点。これで1週間分の時間のアドバンテージが得られると。
ノト丸
まさに事前の準備が本当に鍵になりますね。長時間調理した肉を一番いい状態でキープしてイベント直前の作業を劇的に減らせるわけです。この冷凍ステップがあるからこそ計画的な準備が可能になると。
ブク美
さあそしていよいよイベント当日ですね。解凍した肉塊をBBQグリルに投入する。温度は110度から120度くらいで1時間ほどスモークするんですね。
炭を両端に寄せて肉は真ん中でこう間接的に燻すのがコツだと書かれていましたが、これはなぜなんでしょう。
ノト丸
はい低温でしかも間接的に熱を加えることで肉が固くなるのを防ぎながらじっくりと内部まで温め直して均一にスモークの香りをまとわせることができるんです。
この110度から120度っていう温度も肉を乾燥させずにさらに柔らかくしながら風味を加えるのにちょうどいい温度帯なんですね。
Sawaiさんは桜のウッドチャンクを使ったそうですけど、リンゴとかヒッコリーとか好みで買えるのも面白いでしょうね。
ブク美
なるほど。そしてこのスモークしている工程自体がもう最高の演出になるわけですね。
ノト丸
まさにその通りです。立ち上る煙といい香り、それから肉にだんだん焼き色がついていく様子、これを見ている参加者の期待感はもう最高潮に達しますよね。
伝統的なラード煮のしっとりとして奥深い味わいももちろん素晴らしいです。
でもこのBBQならではのライブ感、参加者の目の前で肉が仕上がっていくプロセスっていうのはイベントを格別に盛り上げる力があると思います。
ある意味調理そのものがエンターテイメントになるというか。
ブク美
そしてクライマックス、食べる直前にみんなの前で熱々の肉をシュレッド。
フォークなんかで簡単にほぐれるくらい柔らかくなっていればもう大成功。
まあかなり熱いので注意は必要ですけど、この作業絶対盛り上がりますよね。
Sawaiさんのメモにも、ほぐした肉に追いラードをして軽く炒めるとさらに風味が本格的になるとありますね。
ノト丸
このシュレッドの瞬間は調理のゴールであり、参加者との一体感を生む最高の見せ場ですよね。
この方法だと伝統的な煮込みとは少し違う、ほろっと崩れるんだけど、肉の繊維感もちゃんと残るような食感になるかもしれません。
でもそれもまたBBQで作る醍醐味かなと。
こうした一連の見せる、プロセス全体が、単に料理を出すということを超えて、共有される記憶に残る体験を作り出している。
周到な準備、つまり段取りが当日の味と興奮の両方をしっかり支えているわけですね。
今回の深掘りで見えてきたのは、カルニタスという伝統料理を低温調理という現代の技術とBBQというイベントの文脈で見事に再構築した素晴らしい実例でしたね。
イベント当日の演出と体験
ノト丸
時間という制約を計画性で乗り越えて、味はもちろん大事にしつつ、作るプロセスそのものを価値に変えて参加者と共有する。
この発想はすごく資産に富んでいると思います。
もちろん、ラードでじっくり煮込む伝統的なカルニタスのあのしっとり感も捨てがたい魅力です。
ただ、こういうイベントならではの見せる作り方も全く別の価値と楽しさがあると言えるでしょうね。
ブク美
まさに準備が生む成功体験ですね。
工夫次第で忙しくても、あるいは大人数のイベントでも特別な食体験でデザインできるんですね。
さて、リスナーのあなたへの最後の問いかけです。
この低温調理で下準備して、当日はスモークで仕上げるという組み合わせ、
カルニタス以外の、例えばプルドポークみたいな他の塊肉料理にもこれ応用できそうだと思いませんか?
あるいは、あなたの身の回りでちょっとした事前の段取りを見直すことで、
もっとスムーズに、もっと楽しくなりそうなこと、何か思い浮かぶものはありますか?
07:30

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