トルティーヤ作りの魅力
ブク美
今回の探究へようこそ。
ノト丸
よろしくお願いします。
ブク美
今日はですね、Daisuke Sawaiさんの
美味しいトルティーヤは作るが正解、タコスという記事をもとに、コーントルティーヤ、家で作る魅力とそのコツを深掘りしていきたいなと思ってます。
ノト丸
はい。
ブク美
目標としては、これを聞いたあなたが、これなら自分でもできそうとか、週末にでもちょっと作ってみようかなって思ってもらえるように、その秘訣を解き明かしていきたいなと。
ノト丸
いいですね。
ブク美
実は、あのマサ粉っていうちょっと特別な粉さえあれば、なんか思った以上に本格的な味が家で楽しめるそうなんですよ。
ノト丸
ええ。
ブク美
コーントルティーヤって、お店ではまあ食べますけど、家で自分で作るってあんまりイメージなかったんですけどね。でも記事によると、やっぱり手作りの味って本当に格別みたいですね。
ノト丸
そうなんですよ。
ブク美
タコス好きのあなただったら、これは特に気になるポイントじゃないでしょうか。
ノト丸
それでですね、この記事で一番興味深いなと思ったのは、やっぱりなぜ普通のトウモロコシの粉、コーンフラワーじゃなくて、マサ粉、マサハリナですね、これじゃないとダメなのかっていう、そこなんですよ。
ブク美
ああ、そこが知りたかったんです。
ノト丸
はい。
ノト丸
情報源の筆者の方も、やっぱりコーンフラワーで一度試して、なんかうまくいかなかった、失敗したという経験があるそうなんですね。
ブク美
そうなんですね。一体何が違うんでしょう。
ノト丸
その秘密っていうのが、ニシュタマリゼーションっていう、古代から伝わるトウモロコシの処理法にあるんです。
ブク美
ニシュタマリ?ニシュタマリゼーション?
ノト丸
ええ。これはトウモロコシをですね、石灰水、つまりアルカリ性の水溶液で煮てからすりつぶす、そういう製法なんですね。
ブク美
へー、石灰水で。
ノト丸
ええ。この一手間があることで、生地に必要な独特の粘りというか、それと風味が出るわけです。
ブク美
なるほど。
ノト丸
それだけじゃなくて、実は栄養価、特にビタミンB3、ナイアシンですね、その吸収率まで高まるっていう。
ブク美
へー、すごい。ただおいしくなるだけじゃないんだ。栄養的にもちゃんと意味があったんですね、それ。
ノト丸
そうなんですよ。まさに昔の人の知恵ですよね。
ブク美
わー、それは、なるほど。だから、マサ粉じゃなきゃダメっていうわけですね。
ノト丸
まさに。で、そのマサ粉さえ手に入ってしまえば、実は作り方自体は意外とシンプルなんです。
作り方のポイント
ブク美
生地作りは、マサ粉と塩とぬるま湯ですか?
ノト丸
はい。
ブク美
それを混ぜるだけ?
生地には、耳たぶくらいの硬さってありますけど、けっこう感覚的ですよね。
これ、もし水を入れすぎちゃったりしたら、どうなります?
ノト丸
あー、いい質問ですね。それはやっぱり、ベチャっとしちゃって、うまくまとまらなくなっちゃいますね。
だから、情報源にもある通り、水分量は様子を見ながら、ちょっとずつちょっとずつ加えるのが肝心ですね。
ブク美
なるほど。粘土みたいにまとまったら、ラップして30分くらい休ませる。
ノト丸
ええ、そうです。それで生地が落ち着くんですね。で、休ませ終わったら、だいたいピンポン玉くらい、生地では約22グラムって目安がありますけど、そのくらいの大きさに丸めていきます。
ブク美
はい。で、次がプレスですね。なんか情報源だと、ビクトリアの鋳鉄製の8インチのやつが推奨されてて、安いのはちょっと避けた方がいい、みたいなことも書いてありましたけど。
ノト丸
ええ、でも専用のプレス器って聞くと、ちょっとハードル高いかなって気も。
ブク美
まあ、もちろん専用品があれば、均一に綺麗に薄くはできますけどね。でも情報源にもあるように、ラップで生地をサンドイッチみたいに挟んで、まな板と、あと平らな鍋底とか、そういうので代用も全然可能ですよ。
あ、そうなんですね。
ノト丸
大事なのは、とにかく均一に、だいたい1ミリから1.5ミリくらいの薄さに、こうグッと伸ばすことです。まずはお手持ちの道具で全然試してみるのが良いと思います。
なるほど、なるほど。それならなんか、挑戦できそうな気がしてきました。で、いよいよ焼きですね。ここが一番なんか緊張しそうです。
ええ、でも焼き方にもちゃんとコツがあって、一番のポイントは、とにかく焼きすぎないことなんです。
ブク美
焼きすぎない。
ノト丸
はい。油は引かずに中火で、こうしっかり熱したフライパン。鉄製がお勧めとはありますが、まあマルチグリドルとかも便利だそうですね。
ブク美
ふむふむ。
ノト丸
そこに生地をそっと置いて、まず片面を30秒から40秒くらい。
ブク美
結構短い。
ノト丸
短いです。はい。端の方がちょっとこう乾いてきたかなくらいで裏返して、今度は1分焼くくらいですかね。
ブク美
はい。
ノト丸
ここであの運が良いと、プクってこう少し膨らむ瞬間があるんですよ。
ブク美
おお。
ノト丸
これがね、美味しいサインなんです。
ブク美
わあ、その瞬間見たいですね、絶対。
ノト丸
ええ。そしたら最後にもう1回だけサッとひっくり返して、ほんの10秒くらい。温める程度に焼けば、もうOKです。
ブク美
へえ。
ノト丸
焼きすぎると本当に固くなっちゃうんで、ここはもう手早くですね。焼き上がった瞬間、もうすっごく香ばしい、いい匂いがしてきますよ。
ブク美
わあ、やばい。想像しただけでお腹空いてきました。で、焼き上がったらすぐどうするんでしたっけ。
ノト丸
あ、そうそう。すぐに布巾とかキッチンペーパーとかで優しく包んであげるんです。
ブク美
はいはい。
ノト丸
で、さらにもしあればトルティーヤウォーマーとか、まあ蓋付きの容器とかでもいいんですけど、そこに入れて蒸らす。
ブク美
蒸らすんですね。
ノト丸
ええ。これでしっとりふっくらした食感がちゃんと保てるんです。この蒸らしが結構最後の重要な仕上げって感じですね。
ブク美
なるほど。いやー奥が深い。で、その肝心のマサ粉ですけど、これは情報源によるとキョーダイマーケットみたいな専門店とか、あとはAmazonとかオンラインでも手に入るんですね。
ノト丸
そうですね。NatureloとかMasecaっていうブランド名が上がってましたね。
ブク美
道具も、まあこだわりの鉄フライパンとかもいいけど、まずは家にあるフライパンで試せそうだし、なんか意外と気軽に始められそうな感じがしてきました。
ノト丸
本当にそう思いますよ。
ブク美
さて、じゃあ今回の探求をちょっとまとめてみると、おいしいコーントルティア作りっていうのは、まずマサ粉っていう鍵となる材料があって、それといくつかのコツ。
えっと、こね具合とか、薄く伸ばすプレス、それから短時間で焼きすぎないこと、そして最後の蒸らし。
制作体験の共有
ブク美
このポイントを抑えれば家庭でも十分本格的に楽しめるんだなということですね。
ノト丸
そうですね。
ブク美
単なる作り方だけじゃなくて、あのニシタマリゼーションっていう昔ながらの食の知恵みたいなものに触れられたのも、なんかすごく大きな発見でした。
ノト丸
そこでですね、ひとつあなたにも考えてみてほしい問いがあるんですが、情報源の記事の中に、イベントとかでみんなで押す、焼く、蒸らすっていうのを分担するとすごく盛り上がるっていう話があったんですね。
ありましたね。楽しそう。
一人で黙々と作るのももちろん達成感があっていいんですけど、このシンプルでリズミカルな作業をご家族とかお友達とかと一緒に作るっていう体験そのものとして楽しんでみるのはどうかなと。
ブク美
うーん、なるほど。
ノト丸
作るプロセス自体をみんなで共有することが、食べるっていう体験をどういうふうに豊かにしてくれるのか、より美味しく感じさせてくれるのか、みたいなことをちょっと想像してみるのも面白いかもしれないなと思うんです。
ブク美
確かに、みんなで作ったらもう絶対楽しいし、より美味しく感じられそうですね。
ノト丸
うーん。
ブク美
いやー、素晴らしい締めですね。ぜひこの探求をきっかけにあなたも自家製トルティーヤ挑戦してみてください。
ノト丸
はい、ぜひ。
ブク美
というわけで今回はここまでです。ありがとうございました。
ありがとうございました。