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2025-07-18 17:36

第447回 会社を救う「渡さない勇気」──新社長の評価と限界

▼番組への質問はこちら

https://ck-production.com/podcast-contact/?post=pc_okubo

▼今回の概要

与太:ギャラリスト×税理士=唯一無二/創業家と雇われ社長/社長交代/株式49%の取り扱い/経営と感情の対立/会長のスタート時点での間違い/譲ったんだから返して/「争う」のか「返す」のか

サマリー

今回のエピソードでは、会社の経営権に関する複雑な問題が取り上げられています。特に、新社長と創業家の間での株の帰属や返還の要求、相続、M&Aの観点からの解決策が議論されます。新社長が経営の安定を図る中で、贈与契約や株式の扱いが重要なテーマとなり、特に家族間の権利についての議論が浮かび上がります。また、企業のM&Aの視点から見た株式の価値や、実際の経営課題についても触れられています。

経営権の問題
こんにちは、遠藤和樹です。
大久保圭太の財務頭を鍛えるラジオ マネトレ
大久保先生、よろしくお願いいたします。
お願いします。
さあ、ということでね。
いやー、ちょっと久しぶりに俺のスーツ映ってるもんね。
そうなのよね。新入社員みたいですよね。
そうやろ、そうやろ。
一応、ホームページとか、写真をそろそろ変えなきゃと思ってさ。
髪も切ったらさ。
はいはい。
スーツでは乗らないけど、スーツ今日番組に来たらさ。
また自分で、これ誰なんだろうってよく分からないキャラクターが。
なんかでも真剣に謝ってる感じがするよね。
謝罪会見を。
スーツってすごいですね、そう思って。
すごいよね。そうだよね。
でもその隣で、謝る会社の代表者が、
ウズベギスタンの旅行のツアーのパンフレットをAIで作ってた。
お前やめろっつって。
お前内職すんなな、番組に。
どっか分かんないから。
ウズベギスタン行くんですか?
何しに行くんですか?
いやいや、なんかよく言ってる。
いやいや、俺は行きたいなと思ってるけど。
そんなことしてる暇があるのか。
番組、ちょっとポッドキャストの収録間に合うか分かんないって言ってね、
今爆走して帰ってきて。
ギリギリ。
すいません、ギリギリアウトだったけど。
なんかもう、ギャラリーやったり。
確かにね。
台湾にフィギュアのイベントに行ったり。
あ、そうですか。
仙台のギャラリーのイベントに行ったら、
アーティストのタックスについて相談したいみたいな。
ギャラリースト兼税理士って日本で俺だけだもんね。
そうでしょうね。
唯一無二。
唯一無二でしょうね。
ギャラリーの、それこそポッドキャストでやる、
質問してくれるような感じじゃないけど、
税理士が経費にしぶれませんみたいな。
してくれなくて。
でもアーティストの人たちってそういう相談したいでしょうね。
そうで。
タッカーさんたちはね。
結構アーティストさんと500人くらい繋がりがある、
ギャラリーの結構新鮮な人だったから。
結局売れてくる時に、
いろんなアトリエを持ったりみたいなことをしたいみたいな。
要はちょっと投下したい時に、
経費になるかならないかで結構違うじゃんみたいな話を。
されて、
税理士さんにとっていいお客さんじゃないんですよって、
一応はっきり真実を伝えといた。
だって大して金にならない個人事業主じゃんって話じゃん。
悪いけど。
それにね、リスクを取らせようとかっていうこと自体が、
間違ってるしそれを多分誰も言ってくれないから、
税理士さんひどいになるけど、
あの、儲かんない案件だから、
そんなにリスクを負わないと思いますよって。
税理士の方から見えたアーティストの方っていう目線をね。
俺がじゃないよ。
俺が相談されたらちゃんとやるんだけど、
もらってやる話じゃないから、
ね、やっぱ相談、
その、乗るけどさ、
ただ作業にやっぱ工数がかかるしお金がかかるので、
だから、それをクラウドとかになんとかし、
それこそササさんじゃないけどさ、
ああいう仕組みで、
あの、もうこれで全部入金で、
例えば、その、経費はもう全部これ切るみたいな。
で、自分で申告するみたいにして、
税理士費用使わず、なんかあれば、
その、アーティストタックス連盟みたいなの作って、
俺がアドバイスを。
アーティストタックス連盟?
いや、わかんないけど。
組み合い作っちゃうんですか?
いや、なんかそういうので、
なんかこう、支援。
なんかさ、結構、
ね、やっぱお金太い人も多いし、
もちろんそうだよね。
まあ、そうだよね。
でも、やっぱその、
彼らの支援っていう意味でね、
やっぱリアナリスト系に税理士って俺しかいないんで、
俺がやるしかねえかなっていう、
こう、使命感と。
まあ、そうですね。
あの、
ぜひなんかそこで出た悩み相談はね、
ちょっとこちらの方にも共有していただいて、
こちらの方にも。
同じね。
質問?
質問にしていいですか?
質問にしていいですか?っていう。
あ、そこで答えましょう。
そうだね。
そこで答えるの?
そこで答えるの?
すげえと思わない。
番組内で答えましょう。
まあ、そんなこんなでですね。
最近ちょっと質問が大変多くいただいておりまして、
早速入っていきたいと思うんですけど、
そうなんです。
間に合わないです。
結構皆さんね、
ボリューミーにいただけますんでね、
ちょっと早速いきましょうか。
そうだね。ありがとうございます。
今度は30、
30後半の方はですね、
いきましょうか。
はいはいはい。
いつも配置をさせていただき、
勉強させていただいております。
私は現在年少10億社員18名のアパレル関係の会社で、
経理等の実務、銀行等のセッションや窓口係として働いています。
その他に営業や企画、仕入れなど並行して行っております。
このところずっと黒字決算で来ています。
私が入社したのも前社長、
雇われの社長が父親ということもあり入社をさせてもらいました。
その父である前社長が病に倒れてしまい、
復帰は不可能だが現在ご存命です。
急遽ナンバー2の社員に代表取締役をお願いしました。
そこで父親が持っていた株全体の49%を
創業家である会場、すでに実務から退いていますが、
元々は贈与したものだから返してくれということを言われました。
自分の持ち物ではないので判断できませんと断りました。
正直今このタイミングで返したら経営自体揺らいでしまうと思いますし、
創業家の親族間で分配する予定でしたので、
なおさら危ないと思い断った次第です。
株の帰属と相続
新社長も株はこのまま保有してほしいと言われています。
この場合はどのような方法が丸く収まるのでしょうか?
M&Aの観点から全体の49%の株だけでもできることはあるのでしょうか?
今後いろいろ衝突が起こりそうで、それを考えただけでやみそうです。
今後父親が亡くなった場合、相続すると思いますが、
こんなにしんどい思いをするなら株なんていらないと思います。
よろしくお願いいたします。
返せばよかったですね。
株なんていらないとさえ思いますなら返せばよかったですね。
いざね、49%の株。
ちょっと待って、これ難しいけど。
この方は経理をやられていて、
お父様が今の大取りになる際か、なってからかわからないけど、
創業経営から増揚を受けていた株を、
49%持っている代表者としてやっていたけど、
倒れられちゃって、
心配だけど、復帰不可能というか、
いろいろな判断ができないとか、もしかしたら離さないとか。
意思決定できるのかどうかでまた変わりますよね。
ちょっと大変な状態なんだろうと思うけど、
ナンバー2が大取りやってくれて、
51%は創業経営が株を持っていて、お父さんが49%持っているけど、
株を持っていない方が今大取りですよと。
で、その大取りはお父さんが持ってて欲しいと。
それは創業経営がなんでそんなに嫌われているのかわからないけど。
とにかくザビ家みたいな扱いなのか。
ザビ家みたいなね。
ジオンズム大君か、逆にね。
見た?ジークワックス。超綺麗に終わったんですよ。
見てないの?
よくそんな忙しいのに見てますよね。
移動中に見れるでしょ。
つい暇かかっていたくなりますけど、よく見れますね。
話を戻しますけど、その中でね、今の話まさに整理していただいた中で、
その会長の創業経営の方が50%持っている側でしょうね。
が、元々ゾヨシさんだから返してくれると。
まあでも気持ちわからんでもないよね。
なんか俺は創業側だったらそういうアドバイスにしちゃうよなって思ってた。
会社の方かなってことですか。
どういう経緯でだからそもそも。
本当にお金もらってないんだろうから。
だからなんかよく株を甘く見てる人なんだろうね。
渡しちゃって今度回収したら親族に分けちゃうみたいな。
なんかよくわかんない。あんまよくわかってない。
この会長とちょっと話をするしかないんじゃないかと思うけど。
もしかしたらこの会長を49とって、
ナンバー2に上げる気だったら別にいいんだろうね。
今大統領やってる方ってことですね。
今大統領やってる方に上げたいっていうならなんかわかる気がするけど。
創業権に分配するっていうのはよくわかんないから。
利益出てるからもったいねえみたいになっちゃったのがわかんないけど。
ただこれが方向二つだと思うんで。
この状態になって彼の立場からしたら。
一人に争うか返すかだよね。
シンプルですよね。
ただこの争うときにそもそも向こうは多分造業は。
造業したって言っちゃってるからダメだと思うけど。
要は名義株だみたいな論点が出てくる可能性があって。
ただ名義貸してただけであってお金ももらってないし。
例えば契約もないとかってことも実はあるから。
非常に抽象あるじゃない。
そういう意味ではもし株は移動したことがあるっていう自分の会社が。
会社は契約書とか振込の履歴とか取っておいた方がいいよ。
どうせM&E必要になるし。
逆に言うと子供への承継でも。
実際に自分が株主だっていう証拠がどの程度あるのか。
言っちゃ悪いけど書類を後で作らなきゃいけないケースも出てくる可能性もあるから。
M&Aの視点
だったら先に作っておいた方がいいよねって思うので。
ちょっと話ずれたけど。
その辺は争うとどこまでそれが真実なのか。
配当してもらってたら名義貸き株じゃないみたいな話もあるけど。
多分配当もしてないだろうから。
そうなると実は持ってないっていう路線で弁護士使われると負ける可能性はあるのか。
ただ贈与契約とかあればね。
もう贈与されたんだからいいと。
ただ例えば株式売買契約なんじゃないかと思うんだよね。
子供じゃない場合。
その時にお金払ってないやんみたいな話が。
要はこっちが債務を利用してないんだからこの契約は無効だみたいな話にされると
そもそもお父さんが持ってたって事実が揺らぐ可能性はあって。
49%の保有そのものが揺らぐ可能性がある。
そう。だからそういう意味ではちょっと
もしかしてお父さん側が何持ってるかっていうことだよね。
そこで契約書と振り込んでないんだろうか。
贈与契約だったらいいんじゃない?贈与されてるんだから。
ちょっとごめん。他の背景とかで本当に争ったら
もうちょっと深い話になると思うけど。
関係性も分かんない。
それすらないともしかしたらそれも口約束だみたいな話になると
あげてねえみたいに言われちゃうと
もうなんかよく分かんなくなっちゃうね。
でもこの方ね贈与したものだからって言っちゃってますからね。
まあこれ言ってるけどね。ただその法廷でそういうか分からないんだよね。
だからまあちょっとそこは注意して
ただ衝突が起こってやみそうだとするならば
何が目的かだよね。だから手放すもありなんだけど
例えばそのNo.2の社員に
譲るっていう手もあると思うんだ。
今所有権がある前提なら
要は父が倒れたんで
経営を安定させたいってことであって
彼が働いてるから
そういう意味では
49万持ってても何もできないよ別に。
何もできないことはないけど
拒否権はあるけど売れないし
そういう意味じゃ
今せっかくお父さんがもらった株の価値が上がってるのに
それがお父さんに入らない
あるいは相続で引き継げないってことが問題だとするならば
逆に退職金をちゃんともらうってことが一つだと思うんだよね
お父さんが?
お父さんが。だって退職されたわけだし
規定がないとしたらちょっと問題だけど
筋道としたら多分これ誰の立場に立つかだけど
創業権の立場になったら
あげるなって話は一つなんだけど
あげちゃったけど倒れちゃった
社長とも関係ない息子が経理やってますみたいな話だったら
返せってちょっとわかる気がする
ただ今まで頑張ってきたのに
何ももらえないのかっていうのもわかるので
退職金か何かで財産作って
それは実質うちのもんで
ただやるから渡してただけなんでっていうので
ナンバー2に渡す
内緒は会長が引き取ると
分けんなとか言うのは結局言えないけど
会長も何の目的で創業権の分配するのかも分からないから
ちょっとそれも含めて考えると
ちょっとこの人が何を求めるかによって
結構やり方変わるし
逆に言うと何か求めるんだったら争うよ
争わないってことを求めるんだったら
返すしナンバー2に渡してくださいってお願いをするっていう
か譲渡する
増援でもいいけどナンバー2に
ただやっぱりその
ガバネス総会の承認がいるんだろうから
譲渡するのにね
譲渡制限株式だと思うんで
それを創業権がノーっていう可能性はあるんで
そこでもしかしたら買い取りの話になるかもしれないけど
だからちょっと
そうだね
ゴールが
争わないのか
ほぼ争うよだから
手放す以外ほぼ争う
それはもう払く苦しくないよね
でも争った時に得られるものは何なのか
結構だから
自分たちが
株を持っているってことが一生できたとて
買い取ってもらうぐらいしかないよね
だっていらないでしょ
多分ここにある最後にある
M&Aの観点から全体の49%の株だけでもできることはあるのかっていうのは
この会社がどっかでM&Aやった時に49%持っていったら
それがあんだったらそうだし
それがもう反射に売るみたいなね
ある意味ロックさせるみたいな
でも譲渡制限株だから承認が得られませんでしたって言って買ってもらうと
でも結局持ってないんじゃないかみたいになった時に
どうするかちょっとこの辺はあんまり
だけどそういう話しかないかな
だから株はねやっぱ慎重に渡した方がいいよねっていうのは会長に言いたいよね
もらっちゃったらやっぱさ
お父さんはもしかしたら預かってると思ってるかもしんないじゃん
だけど息子からしたら倒れた親父のさ
かわいそうみたいな権利もあるし
自分の権利でお父さんが頑張ったのに
倒れちゃってかわいそうみたいなところもあると思うんで
それを権利がないっていうのもかわいそうだなと思うけど
なんかその辺はちょっと本当に出口戦略って
言ってるけど意外になんか
株をバラバラバラバラやればいいってもんじゃない?
意外にというかねそういう一例だと思うんで
でもこの方のお父様の雇われ社長としての出口って考えると
逆に揉めずにっていう話なんであれば
それほど退職金というか
だからこれ返すから退職金払ってあげてくれみたいな
退職金規定で
一番現実的な話だなって感じですよね
なんかそれがお互いいいんじゃない?
だってかわいくて社長にしたわけだろうからね
49%も渡すぐらいですからね
背景違ったらごめんだけど
それを子供が来て絶対返さねえみたいなお金払えみたいな
言うとそれは向こう側から見たら正義はないよねってなっちゃうから
そういう人ではないと思いますが
そんな落とし所探すしかないんじゃないかな
経営の安定とM&Aの視点
見えない部分も関係性が見えない中での話でもあったので
この話を受けていやそっちじゃないんですって話がもしありましたら
追加でいただけたらと思います
連絡して俺に重たい話で急いでると思うんで
番組で回答する話じゃなかったですね
0120って言ってフリーダイヤルかって突っ込んで欲しかったから
本当に一巻のホームページでお問い合わせください
LINEでも構いませんのでいただけたらということで
今日はここで終わりたいと思います
ありがとうございました
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