1. おかさん、ハイ!
  2. #16 中小企業診断士 2次口述試..
2024-01-17 13:48

#16 中小企業診断士 2次口述試験対策 事例の読み上げ(令和5年 事例Ⅲ)

中小企業診断士2次口述試験に向けて、出題の基となる事例を読み上げてみました。
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おかさん、ハイ。今日あった良かったことは、少し遅めにリアル出社から帰宅して、おやつでゆべしを食べたことです。
このチャンネルでは、琵琶湖のほとり、滋賀県に住むアラカン、まもなく60歳、定年を迎える会社員、プロダクトマネージャーのおかさんが、仕事、生活、人生であったこと、感じたことを緩くお伝えします。
ハイ、皆さんこんにちは、おかさんです。
今日も、私が今週末受験する中小企業診断士2次口述試験、面接試験の練習を兼ねて、令和5年度中小企業診断士の2次筆記試験の予見文・問題文を読み上げたいと思います。
今日は事例3、生産に関する事例です。
令和5年度事例3 企業概要
C社は資本金3000万円、従業員60名、うちパート従業員40名の業務用食品製造業である。
現在の組織は総務部4名、配送業務を兼務する営業部6名、
最近新設した製品開発部2名、製造部48名で構成されている。
パート従業員はすべて製造部に配置されている。
C社は地方都市に一致し、温泉リゾート地にある高級ホテルと高級旅館5軒を主な販売先として、
販売先の中法の管理を担う料理庁以下販売先料理庁を通じて、
依頼がある和食や洋食の総裁、菓子、パン類などの多品種で少量の食品を受託製造している。
高級ホテルの料理人を経験し、ホテル調理場の作業内容などのマネジメントに熟知した現経営者が、
ホテル内レストランメニューの品ぞらえの支援を行う調理工場を標榜して、1990年にC社を創業した。
近年、販売先のホテルや旅館では、増加する法日外国人観光客の集客を狙って、
地元食材を使った特色のあるメニューを提供する傾向が強まっているが、
その一方で、材料調達や在庫管理の簡素化などによるコスト低減を目指している。
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そのためもあり、C社の受注量は年々増加してきた。
2020年からの新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受け、C社の受注量は激減していたが、
最近では新型コロナウイルス感染も落ち着き、観光客の増加によって、
販売先のホテルや旅館の稼働率が高くなり、受注量も回復してきている。
生産の現状
C社の製造部は、生産管理課、総裁製造課、菓子製造課、資材管理課で構成されている。
総裁製造課には5つの総裁製造班、菓子製造課には菓子製造とパン製造の2つの班があり、
総裁製造班は販売先ごとに製造を行っている。
各製造班にはベテランのパートリーダーが各1名、その下にはパート従業員が配置されている。
製造部長、総裁製造課長、菓子製造課長、以下、工場管理者と言うは、ホテルや旅館での料理人の経験がある。
支社の工場は製造班ごとの加工室に分離され、食品衛生上、交差汚染を防ぐようゾーニングされているが、
各加工室の設備機器のレイアウトは、ホテルや旅館の厨房と同様な作りとなっている。
受注料が最も多い総裁の製造工程は、食材の不要部トリニミングや洗浄を行う前処理、
食材の計量とカットや調味料の計量を行う計量カット、
調味料を入れ加熱処理する調理があり、鍋やボウル、包丁など汎用調理器具を使って手作業で進められている。
支社の製造は、販売先から指示がある製品仕様に沿って、工場管理者3名と各製造班のパートリーダーが、
パート従業員直接作業方法を指導・監督して行われている。
支社が受託する製品は、販売先のホテルや旅館が季節ごとに定格する料理メニューの中から、
その販売先料理長が選定する食品で、その食材・使用量・作業手順などの製品仕様は、
販売先料理長が支社に来社し、口頭で直接指示を受けて、試作し決定する。
また、納入期間中も販売先料理長が来社し、製品の出来栄えのチェックをし、
必要があれば食材・製造方法などの変更指示がある。
その際には工場管理者が立ち会い、
取択製品の製品仕様や変更の確認を行っている。
毎日の生産地や加工方法の指導などは、量課長が加工室で直接行う。
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販売先料理長から口頭で指示される各食品の食材・使用量・作業手順などの製品仕様は、
工場管理者が必要によってメモ程度のレシピ、
レシピとは、必要な食材・その使用量・料理方法を記述した文章を作成していたが、整理されずにいる。
取択する製品の仕様が決定した後は、
支援者の営業部員が担当する販売先料理長から、
翌月の月度納品予定を受け、製造部生産管理課に情報を伝達。
生産管理課で月度生産計画を作成し、
総裁製造課長・菓子製造課長に生産指示する。
料製総課長は、月度生産計画に基づき、
製造部ごとの作業計画を作成し、パートリーダーに指示する。
パートリーダーは、月度生産計画に必要な食材や調味料の必要量を経験値で見積もり、
長年取引がある食品商社に、月末に定期発注する。
食品商社は、支社月度生産計画と食材や調味料の消費期限を考慮して納品する。
食材や調味料の受け入れと、常温・冷凍・冷凍による在庫の保管管理は被災管理課が行っているが、
入出庫記録がなく、食材や調味料の在庫量は増える傾向にあり、廃棄も生じる。
また、製造部に必要な食材や調味料は前日準備するが、
その時点で納品遅れが判明し、販売先に迷惑をかけたこともある。
販売先への見事の納品は、宿泊予約数の変動によって週始めに修正し確定する。
朝食用製品については、販売先消費日の前日午後に製造し、当日早朝に納品する。
夕食用製品については、販売先消費日の当日14時までに製造し納品する。
新規事業
現在、C社所在地周辺で多店舗展開する中堅食品スーパーX社と総裁商品の企画開発を共同で行っている。
X社では各店舗の売上金額が増加しているが、総裁コーナーの売上の比率が低く、
X社店舗のバックヤードでの調理品のほかに、中食需要に対応する総裁の商品企画を求めている。
C社では、季節性があり高級感のある和食や洋食の総裁などで、X社の既存の総裁商品との差別化可能な商品企画を提案している。
C社の製品開発部は、このために外部人材を採用し、最近新設された。
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この採用された外部人材は、中堅食品製造業で製品開発や実務や管理の経験がある。
この新規事業では、季節ごとにX社の商品企画担当者とC社で商品を企画し、X社が各月販売計画を作成する。
納品数量は納品日の2日前に確定する。
納品は商品の鮮度を保つため、最低午前と午後の配送になる。
X社としては、当初は客単価の高い数店舗から始め、中数店舗まで徐々に拡大したい考えである。
C社社長は、この新規事業に積極的に取り組む方針であるが、現在の生産能力では対応が難しく、工場増築などによって生産能力を確保する必要があると考えている。
以上です。
はい、今聞いていただいたのが事例3、生産に関する予見文です。
実際に口頭試験、口述試験では、今のものを頭に入れて、面接で対面で質問をされて、それに対して2分以内程度で考えをまとめて話をするということが求められます。
この前、二次筆記試験では、今の予見文を文章で読んで、出題される5つの問題に答えて、実際に文章で記述して回答するということをやりました。
参考に、出題された二次筆記試験の問題5問を紹介します。
第1問、拝点10点。新社の生産面の強みを2つ、40時以内で述べよう。
第2問、拝点20点。
新社の製造部では、コロナ禍で受注量が減少した2020年以降の工場、稼働の低下による出勤日数調整の影響で、高齢のパート従業員も退職し、最近の増加する受注量の対応に苦慮している。
生産面でどのような対応策が必要なのか、100時以内で述べよう。
第3問、拝点20点。
新社では、最近の材料価格高騰の影響が大きく、付加価値が高い製品を販売しているものの収益性の低下が生じている。どのような対応策が必要なのか、120時以内で述べよう。
第4問、拝点20点。
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新社社長は、受注量が低迷した数年前から、既存の販売先との関係を一層密接にするとともに、他のホテルや旅館への販路拡大を図るため、自社規格製品の製造販売を実現したいと思っていた。
また、食品スーパーX社との新規事業でも、総在の商品規格が必要となっている。
創業から、受託品の製造に特化してきた新社は、どのように製品の規格開発を進めるべきなのか、120時以内で述べよう。
第5問、拝点30点。
食品スーパーX社と共同で行っている総在製品の新規事業について、新社社長は、現在の生産能力では対応が難しいと考えており、工場敷地内に工場を増築し、専用生産設備を導入し、新規採用者を中心とした生産体制の構築を目指そうとしている。
この新社社長の構想について、その妥当性とその理由、またその際の留意点をどのように助言するか、140時以内で述べよう。
以上です。
はい、いかがでしたでしょうか。
今日も最後まで聞いていただき、本当にありがとうございました。
ではまた、次回のおかさん配でお会いしましょう。
さようなら。
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