転職の背景と情報のギャップ
おかさん、ハイ。このチャンネルでは、宮古のほとり、滋賀県に住む60代になったおかさんが、
定年を前に会社を辞めて歩き始めたセカンドキャリアの日々や、仕事、生活、人生について、ゆるーくお話しします。
改めましてみなさん、こんにちは、おかさんです。
今月11月で、私が中小企業診断士になって、2年目に突入しました。
これは、お話しさんで聞いていただいた方がおられたかもしれません。
転職して、9月で1周年、グローバルな社員が3万人以上の大企業から、社長も含めて従業員がたったの7人という小規模事業者に転職したり、
中小企業診断士で、個人事業として会議をして、主に滋賀県の小規模事業者の方々と、検診など経営改善支援などをやり始めていたりします。
本当に大きな変化、ギャップがあるんですけれども、それで今、一番のギャップとか変化ってなんだろうって、ちょっとふと思ったんですよね。
それで思ったのは、情報の量、質、鮮度あたりが全然違うなと、これは良くない、ネガティブな意味でそれを感じたんですよね。
全職大企業にいて、私は商品企画、新事業企画とかマーケティングとか、自分が担当している商品とは分野の営業の方の広報支援とかをやってたりしたんですけれども、
そのときのお客さんのこととか、自分が担当している商品分野の自社の状況、あと競合メーカーの状況とか、日本だけじゃなくて海外も含めてみたいなのは、自分でアンテナを張ってたっていうのもあるんでしょうけれども、それだけじゃなくて、
どんどん情報が入ってくるんですよね、自然と。仕組みでとかね。
例えば、営業の人からしょっちゅうメールが来たりとか、メール入れちゃって質問が来るとか、あとは、私の担当のお客さんはこんなことで困っているから助けてください、もしくは来て一回お客さんに説明してくださいとか、お客さんの話を聞いてくださいとか。
それは今の担当商品領域もあるし、その辺の延長線上で未来の話、お客さんが例えば工場のIoTとかデータ活用について、ぜひ未来の話を聞きたいって言われてるんですけど、こんなのって相談していいですかねとかね、こういう○○っていう技術の用語について聞かれたんですけど、
全く誰に聞いていいかわからないんで、お母さん何かご存じですかとか、などなどなどなど、営業やお客さんから本当に毎日毎日問い合わせがあって、問い合わせがあると知っていることは答えますし、知らないことは調べますしね、
もしくは一度話を聞きましょうって言って、営業さんとコミュニケーションを取って新たな情報を得るとね、そのうちの例えば10個問い合わせがあったときに、一輪車は直接お客さんのところに訪問したりとかオンラインで話をしたりするってことで情報が入ってくると。
海外からもそうですよね。海外にはそれぞれの主要な地域にマーケティング担当、全種のプロダクトマーケティングマネージャー、PMMみたいな人がおられて、そういった方々からも問い合わせが来ると。
質問とかね、相談とか。お客のニーズに関する情報、競合がこんなことある、機能があるんだけどそれに対してどう思うとか。いわゆる3Cカスタマー、コンペティターの状況とかね、待ってても入ってくると。アップデートされる。量と鮮度がすごいですよね。
あとは私自社だけじゃなくていろいろと競技を外部のパートナーの方々ともやりとりをしたりとかね、積極的に競技コラボレーションをやってたっていうのもあって、そういった協力企業さんとかパートナー企業さんからも情報が入ってくると。
そこで情報が多面的になって、あの企業が言っているこのことと、もしかするとその営業が言っているこのお客さんの話って実はつながっているんじゃないかとかね。
そういうふうに多面的に情報がやってくることで、新たな仮説とか気づきが生まれるみたいなことがよくありました。あとはね、もう一つは情報のデータベースっていうのかな。
例えば、営業が入れているお客データベースでお客さんに訪問した結果とかお客さんの投資情報とか、グローバルに入っているからデータベースを開いて検索したりすると入ってくるんですね。
定期的に週に1回とか、自分が担当している分野とか製品とか、キーワードで検索したり、あとは自動的にレポートが出るようにしてたりして、それを見て気づきを得ることがいっぱいできたし、
あとはお客様相談室、コールセンター、電話相談という部門もあって、そこの情報とかも見ることができるんですよね。
お客さんから、例えば私、IoTについてどんな質問が来ているだろうとか、サイバーセキュリティとかで検索したりとかして、それでお客さんのニーズとか、どんな人がどんなところに関心を持たれているんだろうみたいなのをデスクに座っていても知ることができた。
私はなかなか自分からどんどん行動を起こすタイプではなくて、待っていていろんな人に引っ張られていくタイプだったこともあって、営業さんとかお客さんとか、あとはデータベースとか、集まっているものとかそういった情報で引っ張られて、そこから新たな発想、気づき、仮説を得ると。
そこで妄想とか構想を膨らませて、ストーリーをいくつか立てて、よっこらしょと行動を起こすみたいなことをやってたんですよね。
振り返って今、本業では社員、従業員7人の小規模事業者でコンサルティングをやっているんですけど、やっぱり顧客企業の数とか非常に限られますよね。
当然その企業さんに対しては解像度は上がるんですけども、日々日々いろんな情報が他の企業さんとかその業界から入ってくるわけではないと。
小規模なんで営業の担当もいなかったりしますし、パートナーとか従業先とかって限られているわけですよね。
本当に待っているだけでは情報が入ってこない、アップデートされない、絶対量も少ないというのをめちゃめちゃ感じます。
かつ今私在宅ワークをしてたりするので、本当に触れている情報の鮮度とか情報の量、特にこの2つについては非常に落ちていて質が、このままではまずいなという感じになっている。
情報の不足とその影響
別に言ったら刺激されることが減っているというのもありますね。
副業であったり中小企業診断士もやり始めているといっても副業でやっているのもあって、かつ自分で営業開拓をしているわけではなくて、地元の診断士協会でやってくれませんかと依頼があったものとかをやっている。
そこにより量的に限られたりするし、まだ経験が浅いので、何か1つか2つの情報に触れたときに、それでいっぱい仮説とか妄想が膨らむというふうにならないわけですよね。
というのもあって、触れている情報の量、質、鮮度が非常に大きなギャップがあって、今仕事でやっている本業も副業も含めてですけれども、
自分自身が枯れているとか、情報的にだんだん痩せ細っているという危機感を感じるわけです。
じゃあどうすればいいかということですよね。どうしたらいいんでしょうね。行動力がある人だったらどんどん行動して、いろんな人に自分から会いに行こうというふうにするんでしょうね。
だけど私はスロースターターである上に受け身なんで、なかなか自分から行動を起こしたり、先手を打ったりとか、量でカバーするということがやってこなかったから急にできないと。悩ましいですよね。
このままでやっぱりまずいなと。60歳過ぎてしまったけど、隠居するわけにはいかないし、隠居したいと思っているわけでもないんでね。
もっと計画的に外の世界に触れる人と会うということをやっていかないといけないなと思った次第です。
小規模な企業にいるので、お客さんを直接訪問するというのは非常にしづらいわけですよね。
なので、例えば団体とかイベントとかに行く、あとは展示会とか、自分が関わっている業界だけじゃなくて、お客さんに相当する人たちが出展されているような業界なんかも少し意識して、
展示会イベントとか、カンファレンスとかに行かなきゃなって思っています。
早速、ネットでイベント情報とかを調べて、カレンダーに登録していけるものには行ってみようかなと思ったりしています。
今日は中小企業診断士になって2年目に入ったとか、転職して2周年目になったというきっかけに、前職大企業自体と今の小規模事業者で働いていたり、個人事業主でやっているということの一番大きなギャップはなんだと考えて、
今後の行動計画
情報の漏出、鮮度だなと考えて、このままではまずいなと感じているというお話をしてみました。
いかがでしたでしょうか。
今日も最後まで聞いていただいて、本当にありがとうございました。
それではまた次回のお客さん配慮をしましょう。
さようなら。