中小企業診断士の役割
オカピー人生後半戦、これからの働き方と生き方を一緒に考えていきましょう。
ということで今日は、中小企業診断士の話をしたいと思います。
昨日、一足早いのですが、滋賀県の中小企業診断士協会の飲食リテール研究会の忘年会に参加してきました。
18人の方が来られていて、非常に楽しくお話をさせてもらって、
若干、私は今2日寄りでお話をしているのですが、
滋賀県の診断士なので、どちらかと言うと地方にあたるのですが、滋賀県、都会ではない、
私が今、いくつか支援している企業さんも、車でしか行けない山合いにあったり、
駅から少し離れていて、バスが使いにくい、みたいなところにあったりするので、都会とはちょっと違う感じがします。
そんなことを、今日、地方の診断士の話をしようと思ったきっかけは、
SNSXで何日か前に、地方診断士と都会の診断士、田舎のネズミと都会のネズミという絵本があったと思い出したのですが、
そんなようなお話をされている投稿を見て、ああ、なるほどと思ったのですね。
どんな投稿だったかというと、地方診断士は町の診療所的な何でもやがよいという人が多い気がすると、
専門性の重要性
一方で都市圏診断士、都会の診断士は専門性を磨いて尖れという人が多い気がすると、
そんなことを書かれていたのですね。
これを見て、確かに私もSNSXでいろんな診断士の方がいろいろと持論を言われていると見ていて、この傾向は感じていました。
例えば、都会の診断士の例でいうと、
中小企業診断士の資格を取ってそれで安住していてはだめだと。
日々専門性を高めるために新たな知識をアップデートし続けたり、
別の資格取得をやらないと価値が提供できないということを投稿されていた方もおられました。
それを見て、私もそうなのかもなと。
私は中小企業診断士の資格を取って、ここからまたさらに何か難関資格を取ろうとは全く考えていなくて、
中小企業診断士の資格、あとは同時に取った国家資格キャリアコンサルタント、
これをより活かすという方向で活動していきたいと思っていたし、今でも思っているのですが、
言われる通りにもっと資格にチャレンジしないといけないのかなと若干反省をしました。
確かにXとか見ていても、どんどん中小企業診断士を取った後も、
行政書士とか社会保険労務士とかにチャレンジされている方がおられて、すごいなと。
どれも勉強にすごい時間がかかって、合格率が低い資格なんですよね。
一方で専門性だけがあっても、中小企業とか小規模事業者の経営者とかで課題がいろいろあると。
あるお客さんは売上が伸びないかもしれないし、
あるいはお客さんはどうしても利益が出づらいとか、新しいサービスがしづらい、
人が採用がなかなかできない、定着が良くないとか、
課題がいろいろ出てくる中で、それをきちっと対応したり受け止めて、
課題を乗り越える支援をしていかなければいけないと。
となると、どこかに尖っているだけだと、中小企業診断士としての価値が提供できないんじゃないの、と。
診断士の理想像
宗教中小企業診断士じゃなくてもいいんじゃないの、みたいなことを言われている方も確かにSXおられると。
私は滋賀県地方にいて、いくつかの企業さんの支援を始めた中で言うと、
その気持ちというのは、考え方というのは分かるんですよね。
今、2社の製造業系の小さな企業さんを支援させていただいているんですけれども、
多面的に経営者のお話を聞いた上で、経営者が認識されている課題とか問題点を受け止めると。
一方で話を聞いた中で、私とかが考えるとか気づいた課題や問題の種みたいなものもそこに出して、
それぞれの整理分析をした上で、どういう先順位でどうやって改善していきましょうか、みたいな話をしているわけですよね。
だから、例えば私とかと、マーケティングに強いですとか、新事業の企画とか、
ずっと30何年間やってきたんで、そこは得意ですと。
でも、それの経験や知見が活かせるかどうかなんていうのは分からないわけですよね。
目の前の企業さんの課題がどこにあるか、それぞれセンサー判別だからですよね。
あとは、地方診断者、町の診療所的な、何でも良いという人が多い気がするというのは、確かにその通りなんだろうなと思うというわけです。
ここから、そういった方々って都会に行くといっぱい地方診断者の人がおられて、
誰でもいっぱい町の診療所があっても、大都会だとなかなか差別化しづらいとか選んでもらいにくいという事情はあるのかもしれないなとは思うんですね。
だから、マーケティングに強いですとか、SNSに強いですとか、財務会計に強いですとか、
それぞれの強みというのを分かるようにして、そこで経験を積んで実績を知ってもらうと。
丸々だったら、この方にみたいな思ってもらえるというのはあるんだろうなと思うわけですね。
じゃあ、おばさんは地方市が県にいて、どういうふうになりたいんですかと。
どんな中小企業診断士になりたいのと思っているんですかと聞かれると、
私が中小企業診断士になろうと思ったというところから言うと、
街の診療所とか、かかりつけ医みたいに中小企業の経営者の方の課題、かかり合いというほぼほぼの課題を一旦受け止めることができると。
受け止めた上で整理、分析をして優先順位をつけてという。
これはしっかりできるようになりたいし、そうなるようにいろいろ勉強をしているわけですよね。
複数の研究会に出たりして。
そこから言うと、さらに特に私も34年間ずっと製造業、ものづくりに関わってきたので、
特に製造業の企業さんだと話が通じる、言葉が通じる、
あとは相手の方々の業務とかが直感的にとか感覚的に理解ができるから、
より効率よくとか、より深い提案助言ができるというような感じです。
ものづくりや製造業に強みを持つかかりつけ医、そんな診断士として活動していければいいなと思ったりもしています。
一方で今、中小企業診断士としてではないんですけど、
マーケティングとか新規事業の企画、探索みたいなところについては、
並行して中小企業診断士の活動とは別で企業さんの支援をしている。
昨年も何社さんか顧問をさせてもらいましたし、アドバイスを。
また今別途、ある中堅の庁舎さん、中小企業に相当する庁舎の方からも、製造業界の庁舎の方からも支援してもらえませんかと言って、
まだ決定していないんですけど、そういった話をさせてもらったりもしていると。
なので、私の得意な領域においては中小企業診断士の外の活動で、そこで貢献していければいいななんて思ったりもしています。
どちらが良い悪いということはなくて、置かれている立場やそれぞれの個人がどういう状況にあって、
どういう風に方向性とかを向いているかによって、取るべき道は様々で、私はこうだと。
いやいや、僕はこうなんだ、こっちだよみたいになっていければいいんじゃないか。
なので、SNSのXとか見ていると、こちらが正しいとか、それは間違っているみたいな、
自分の意見を主張するために別のやつを下げるみたいな、合わせて投稿される方がしばしばあって、
そういうふうに見るとちょっとがっかりと残念だなと思うんですけども、
素直に私はこう考えるっていう風になるので、いいんじゃないかなと思ったりもします。
なので私は改めて言うと、製造業やものづくりに強みを持つ、かかりつけ医、町の診療所みたいな、
中小企業診断士として活動していければいいななんて改めて思ったということです。
いかがでしたでしょうかね。
今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
それではまた次回のオカピ人生後半戦でお会いしましょう。
さようなら。