みぽりん
それは境界線があるんだなってわかって、ちょっとストーンと落ちたみたいな感じ?
chie
うん、そうかな。やっぱり向こうにも向こうの境界線があって、私にもあるから、あまり入り込みすぎないでおこうかなっていう風にしたら、ちょっと楽になったかな。
やっぱりお互いの人生があるみたいなところを思い出してからは、やっぱり家族といえど、兄は旦那のマックスの人生があるし、私は私の人生があるしっていう別物みたいな感じで考えられたときにストーンってきたかな。
ERI
うーん、なるほどね。
みぽりん
夫婦になったらその境界線がなくなって、同じ領域に来たみたいな風な感じに思っちゃうかなって感じがするけど、よくよく考えたら個々の人だったっていうか、それぞれの人生があるって思ったって感じ。
chie
結婚したら旦那さんに幸せにしてもらえるって思ってたタイプやから、よりそう思ったのかも、自分的に。
幸せにしてもらえるんじゃなくて、自分も自分で、自分で幸せにならんと無理なんやなっていう風に。
今はそっちの方が思えるから、やっぱりそういう線があるんかなっていう風に。それが境界線でもあるんかなっていう風に思った。
ERI
うんうん。確かにミポリンが言ってたみたいに、家族になると一緒みたいな感覚は確かに生まれる。
やっぱりそれぞれやから、お互いっていうのがあるけど、やっぱり家族になって変わるよな。
chie
変わる。知り合いの人でも、家族っていう形を解除したら上手く回り出す。
やっぱり家族っていう縛りみたいなのがあると、こうであってほしいとか、こうでなければみたいなのが、私にも結構強かったし、
そういうのが取っ払ってしまったら、意外とうまくいくパターンもあるのかもしれない。
ERI
そう思った。
なるほどな。
みぽりん
なんか旦那さんよりも子供の方が結構境界線曖昧になっちゃってる気がした、今話を聞いて。
なんか、子供は私じゃなくて個人だってわかってるし、そう思わなきゃって勤めてるんだけど、
なんか自分の範疇にあるような気がしちゃって、子供との間の境界線をすごい曖昧にしがちだなって思った。
ERI
確かに。
chie
確かに、子供との境界線って曖昧かも。
ERI
今でこそ、小御屋から結構個人っていう感じやけど、お腹の中にいた、手そのでつながっていた時から一人の人として出てきた瞬間は、やっぱりなんかこう、
chie
自分の中から離れているから、そういう面でも、境界線じゃないけど、感じたかも。
別の人になっちゃったんやって、お腹から出て、別の個人としてなってるんやっていう、
ちょっとその時は寂しくもあったけど、嬉しい気持ちもあったのかな。
だから、そっから成長してどんどん、今はもう人として育ってるから、そういう面でも自分がどこまで入り込んでいいのか、
ERI
どこまで強調したらいいのかっていうのは結構悩むポイントかも。
みぽりん
子供って、人格は子供一人なんだけど、じゃあ一人で頑張ってっていうこともできないじゃん。
ある程度ガイドしてあげるっていうか、じゃないとダメなところもあるから、
なんかそこで、自分とは別物ってわかってるんだけど、
自分の思いのまま行ってくれたら楽だなとか思っちゃったりとか、
逆に自分がこれ嫌だったなって思うことはやらないように、ちょっと修正しちゃおうとか、
chie
どうしても、自分と切り離しきれない、境界線が引き切れない。
ERI
それが無意識にやってる時とかもあったりするから怖かったりする。
みぽりん
そうやって支配しようと思ってやってるんじゃないけど、よくよく考えたら支配してるよとか、
あとは子供のためを思ってやってるって思ってるけど別に望まれてないとか、
ERI
っていうのとかもすごいあるなぁ。
ERI
思ってしまいがちってこと、思い込んでしまうっていうこと。
chie
でも気づくんだ。うちには合わなかったなって、ちゃんと気づける?
それまでまでは、もうそれは絶対やらなければならないことっていう風に持って帰ってきて、
家でやってて、うまくいかんくって、バーンって感じ。
みぽりん
あるよね、そういうこと。
chie
それがちな性格やから、境界線っていうか、
線引きをちゃんとしてないと、やばいなっていう風に思った時期もあった。
みぽりん
なんか学生の頃、友達だった、仲良かったこと、
結構私、子供を産んでから会うと、
ERI
なんか話盛り上がんないなってことがすごい多くて。
みぽりん
学生の頃と今の自分が変わっちゃったのかなって思う時がすごいある。
ERI
それは友達がじゃなくて、みっぽりんかってこと?
みぽりん
なんか友達が変わったっていうか、
友達が変わっちゃったのかなって思ってた時期もあったんだけど、
何人かいて、そういう人が子供を産んでから会って、
なんかもういいかなって思う友達が何人かいて、
だからたぶん自分が変わったんだろうなって思うほうが、しっくりくる。
ERI
何が変わったんやろ。
みぽりん
何が変わったんだろう。
ERI
それはちなみに、お友達も結婚して、みっぽりんみたいに結婚して子供を産んでるお友達もいるし、
独身、結婚してなくて、独身のお友達も、どっちも?
私、その友達よりも子供を産むのが早くて、全体的に。
みぽりん
だから、今現在はもうみんなだいたい子供とか産んでるんだけど、
その私が子供産み始めた1人目2人目とかの時は、まだみんな結婚もしてないし、子供産んでないみたいな感じで、
その時に思ったかな。
ERI
うーん。
みぽりん
私は母親、相手はまだ母親じゃないみたいな時に会うと、何か違うなっていう感じ。
ERI
うーん。
なるほどな。
でも、私は結婚遅かったっていうか、
多分、20代前半とかに結婚してなかったけど、
20代前半に結婚してる友達とかがいたりして、一緒に遊ぶけど、
やっぱり家庭があったり、子供がいるって思うと、気にかけることは変わったりはした経験はあるかも。
今までみたいになんか、ずっと夜まで夜通し遊びに連れ回ったりとか、
急に誘って遊ぼうっていうのも予定立ててからじゃないと。
結婚して経験はしてなかったから、家庭っていうものがわからなさすぎて、
そういう面で気にかけた時はあったかも、自分が。
みぽりん
気を使ってくれてるのがすごいわかって、
私としては昔に戻りたいっていうか、その時のテンションで楽しくやりたいのに、
もうあなた母親になったんだから、みたいなふうに言われてる気がしたのかも。
みぽりん
言っちゃう。大変やろって言っちゃう。
みぽりん
し、やっぱ時間の流れ方が違うね、私とママとも。
ERI
多分、実質的にもね。
でもさ、なんか結婚してからもさ、昔の友達と会うと、そのノリでいる自分がいるからさ、
気使われることも感じつつ、感じつつやけど、
自分はその学生の頃の自分でいたいっていう自分もいつつ、
なんか変な雰囲気になる時とかもあった。
で、なんか不意に自分、結婚して母親なんやとかって思うと、
またなんか変に学生ノリでやってる自分が恥ずかしかったりとか。
でも学生ノリでやりたいんやけど、やりたいんやけど、
なんか娘の顔がよぎったりとかすると、あ、もう学生じゃないって思ったりとか。
でもその空間に戻りたいっていう気持ちは、すごい分かるかも。
結婚してからも、それは未だにある。
昔の友達の昔のノリ。忘れられへんよね。
みぽりん
母親になる前となった後の境界みたいなのも、すごい濃い気がする。
ERI
確かに。
境界が多いことに気づいて。
多いな。
みぽりん
横にも縦にも境界があるって感じ。
ERI
そうやな。確かに。
人と生きていく上で境界はつきもんなんかなって思えてくる。
子供も、友達も、家族も、旦那さんも。
入りすぎてもよくないし、入られすぎてもよくないし。
みぽりん
なんかその境界がさ、めんどくさいなって思うこともあるじゃん。
境界なんてなきゃいいのにな。
思うときもあるけど。
ERI
いろんな境界があるから、自分てものを保ってられる気もしてきた。
みぽりん
確かに。
ERI
ここから境界があることで、ここは自分ですみたいなのが際立つっていうか。
chie
ここは自分ですっていうのを、案外ちょっとわかってないときがあったりしたかも私。
ここが、これは自分ですっていうのがわかってなくって、
結構瞑想中みたいな時期も多かったな、その時期として考えたら。
人の悩み事とかを相談されると、全然自分のことじゃないのに、
すごい気にしちゃって、悩んじゃって。
自分のことを考えるっていうよりは、人のことを考えて大半過ごしてた時もあった。
みぽりん
めっちゃ優しいじゃん。
ERI
入り込みすぎて。
chie
入り込みすぎて。
ERI
相手のことを思いすぎて。
chie
相手のことを思いすぎて考えちゃったけど、それは違うなって思って、
ERI
相手のことであって、自分のこととまた違うっていうことの線を分けたいなっていうふうに。
それがさっき言ってた、お友達のこともそうじゃない?
chie
自分のものなのか、相手のものなのかわかんなくなってしまっていた時期が、
ほんまに長かったから、よりそう思うのかもしれない。
みぽりん
それでどこで気がついたの?
chie
いろいろ自分を変えないとなっていうタイミングで気づけたことかもしれない。
みぽりん
だから本当に私はこの1,2年ですごく変わっているかも。
chie
出会えてなかったな、この前の1,2年やったら。
子育てとどう並行してというか、子育ても前半は全然気づいてなくて、
子育ての小学校ぐらいから、人として成長してきたぐらいから、
ERI
やっとこれって私にも言えることちゃうかっていうのを照らし合わせながら気づけたことなのかもしれない。
違和感があって生活してたってことなのかな、それまでは。
ERI
入ってこられる、みんなそういうなんてどっちを意識っていうか、
境界線って言われてどっちを思う、入るほうか、入ってこられるほうか。
みぽりん
対他人に対しては、入ってこないでって感じ。
でも子供とかに対しては、入り込まないようにって感じかな。
ERI
うーん、なるほど。
私も結構境界線って聞いたら、入ってこられるより入るほうをすごいイメージしたかも。
みぽりん
友達に対しても?
ERI
友達とか家族とか誰に対しても、入ってこられる分にはあんまりなんとも思わへんけど、
入る分にすごい気にしてしまう性格かも。
なんか入りすぎてしまったとか、どっちのほうが境界線って聞いて思いついたかも。
みぽりん
社交的なんだよ、ギリちゃん。
ERI
社交的やしなんか。
そういうこと?
うん。
みんなでもその辺もバラバラやんな、きっと人それぞれ。
違うもんな。
うむさんとかどっち?
みぽりん
違うやろ、でも他人全然親しくない人にはバシッて敷いてるかも。
入らへんくださいって、バリア的に。
ERI
うーん。
みぽりん
規制戦みたいな。
みぽりん
家族の、あ、そうそうそうそう。
喋ってこないでオーラとか出してるもんね、たぶん。
ERI
エゴさんは意外やな、なんかいつでも扉がビヨンビヨンって。
みぽりん
いや、開いてるけどめんどくさいなって思うときはバシッと。
ERI
うーん、なるほどね。
みぽりん
でもなんか家族の、うち家族の境界線をちゃんと引けてないからあれやろな、しんどくなったりするやろなってたまに思うな、やっぱり。
なんか旦那さんとの境界線を私のもんとして入れてしまってるから、支配してる感じがする。
かも。
ERI
なんかだから、たぶん優しいから向こうが。
みぽりん
その優しさに甘えているというか、なんか向こうは向こうでそれを、なんだろうな。
なんかね、なんか、なんというかって感じ。
わかる?この言葉にならへん感覚。
ERI
わかるかも。
みぽりん
優しさに甘えている感じがする。
ERI
だいぶ私も甘えてるタイプやな。
きえさんは?
chie
私はその、まあ旦那さんとの境界線とかは、そうやな。
私はもう甘えられへんぐらい優しくはない。
まあ基本優しいけど、結構こだわり屋さんっていう感じやから、
ERI
いろいろぶつかり合いすぎて。
chie
あんまり入りすぎてもよくないのかっていう、これ私の体感としてやってるだけで。
たぶんでもあってると思う。あんまり入り込まれすぎても嫌やし、
ERI
私もあんまり言わんようになった。自分のこと。
chie
嬉しいこととかは言うよ。聞いて聞いてっていうことは言うけど、
ERI
基本なんでも聞いてっていうタイプやったから私が。
chie
職場とかでも、こういう人がおってこうやって言われたとか、
ストレスの吐き口みたいなのにしてた時期があったけど、
それをすると、私も相手の反応ですっきりせえへんし、
そうしたらちょっと違うなって自分的に思ってきて、やめました。
やめました。
みぽりん
ちえさんのアップデートがすごい。
chie
アップデートはしてるかも。
あってるかわからへんけど、きっとあってるはず。みんなと出会えてるから。
ERI
そう。
って思ってる。