1. OKファームのノーテンキ農業(仮)
  2. #27農家は『本命商品』がない..
2023-03-17 11:43

#27農家は『本命商品』がないから消耗する

・集客商品、本命商品とは?
・高級イチゴの話
・値段を上げれるのはあなただけ

#農業 #新規就農 #農家 #フリーランス #個人事業主 #経営者  #ポジティブ #人生をポジティブに #OKファーム #ノーテンキ農業
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こんにちは、OKファームです。このラジオでは、脱さらして農業歴11年を超えた私が、新規就農者、フリーランスの方向けに、マーケティング情報や、ちょっと気持ちが楽になる話をしております。
はい、今日はですね、農家は本命商品がないからしんどい、というお話をしてみようと思います。
突然ですが、フロントエンド商品とバックエンド商品という言葉をご存知でしょうか。
農業以外でね、マーケティングやってるとか、物を販売したことがあるっていう方だったら、聞いたことがあるかもしれないんですけども、
フロントエンド、エンドっていうのはテーブルとかの端っことかの意味で、終わりという意味じゃなくて、エンド、端っていう意味でよく使われる単語なんですけども、
手前側にある商品と奥にある商品みたいな意味でのフロントとエンドですね。
手前にあるのはもうみんなに手に取ってもらう商品で、奥にあるのが自分が一番売りたい商品みたいな意味で、フロントエンド、バックエンド商品というふうに言われることがあります。
日本語にわかりやすく言い換えると、集客商品と本命商品というふうに言ったりする人もいるようです。
あなたが本当に売りたい商品っていうのが本命商品。
本命商品を売るためにお客さんを呼び込んだりする、お買い得ですよって言ってみたりとか、お試しでみたいな感じで言われるのがフロントエンド商品とか集客商品と言われる商品になります。
農家の場合でいうと、こういった商品を意識している方がいらっしゃいますでしょうか。
これね自分自身もまだまだできてないなと思うので、今後やっぱりもう少しこういう差別化というか、売りたい商品とバラマキのような集客の商品と使い分けないといけないなと思うんですけども、
これはやっぱり意識するだけで、これから作る作物をどうしようかなっていう選択肢の幅が広がったり深さが変わったり、考える深さが変わったりすると思うので、フロントエンドバックエンドをぜひ意識してほしいと思います。
僕もねあの農業新聞みたいな文とかね現代農業みたいなんとかネットで農業ニュースみたいな見ることがあるんですけども、これのことかなーっていうふうに今振り返って思うと東北の方のごめんなさい企業名産忘れちゃった。
磨きいちごっていうねすごいブランドのいちごがあるんですよ。なんかねこんやく指輪が入ってそうですねっていう感じのぐらいの片手に乗るぐらいのサイズの箱の中にすごい上等ないちごが一個だけ入ってるみたいなねあのダイヤモンドを磨いてみたいな感じでなんかロゴか何かがあったんじゃないかなと思うんですけども、
一粒こんなに一粒のいちごにするのっていう感じのいちごを販売していらっしゃる方がいらっしゃいました。名前は忘れてしまった申し訳ないです。
まあ多分ね輸出向けで海外にという場合もあるんでしょうし、国内でとにかくこだわりのいちごを誰かに送りたいと思ったり自分で食べたいと思ってる方向けに作ってる商品だと思います。
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ですから同じいちごでも普通のいちご、ちょっといいいちご、そして磨きいちごみたいな感じで同じいちごでもグレードがあるような感じですね。
こうすることによってもうすげー高いものは何か基準があるんだと思うんですけども、形がどうとか糖度がどうとかいう基準で全てを満たしたものはもう磨きいちごとして出して、
その他集客用の磨きいちごじゃないけど同じぐらいおいしいよとか形がちょっと悪いけどおいしいよとかぐらいのいちごを作って、
それは一般の方に食べていただく用としてフロントエンドとバックエンドを作っているような感じですね。
これは同じ商品でランクをつけているみたいな場合ですね。
農家とかで言ったらやっぱり複数の作物を作っていらっしゃるみたいな方もいると思います。
そうすると自分は本当に売りたいのはこれなんだけどちょっとマニアックすぎてとかこだわりを持ってやるが故に価格が高くなる、
原価が高いから一般流通させるのは難しいという商品がある場合はみんながよく食べるほうれん草とかキャベツとか定番の野菜で自分のことを知ってもらって、
ファンになってくれた人限定に実は僕はこういうマニアックな商品を作ってるんですけど実はすごいおいしいんですよと。
ただ期間限定であったりたくさんの皆さんに食べてもらえるほどは作れないので、
自分のことを応援してくれる方限定でこの商品を売りますみたいなやり方をするのもフロント商品バックエンド商品みたいな感じのやり方ですね。
広告代わりにする安い商品、みんなに届きやすい商品があって、そして最終的に自分の売りたいこだわりの高い商品を買ってもらえるというような構造。
これもフロントエンドバックエンド集客と本命の商品の区分けみたいな感じになります。
ちょっとジャンルを変えてブログをやってるよとかSNSをやってるよとか自分のインターネット上でコンテンツを売るという方からすると、
無料の商品がとりあえずありますよっていう案内が結構目にすることがあると思うんですけども、
ここまで自分のブログを読んでくれた方にはこの無料の何とかをプレゼントみたいな方で登録して、
その登録したメールマガとかYouTubeとかを最後まで見ると、
実はあなたに追加でこの本命の商品、そこでは本命とは言わないと思うんですけども、
実はこういう本気で読んでくれた人向けにだけこの商品の案内をしていますみたいなおすすめみたいなのが出たりするのも、
本命商品と集客商品の使い分けですね。
無料でとかプレゼントがありますよっていうので誰かを呼び込んで、
コンサルタント、あなたのための塾を開きますよみたいな案内が来たりとか、
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特別にこのツールを便利な道具みたいなものを販売しますよみたいなものがあったりするわけですね。
繰り返しになるんですけども、農家でこのフロントエンドバックエンドを意識してやっている人は本当に少ないと思います。
なぜかというともう販売を農協とか市場が一手に引き受けてやってくださっているからです。
自分は販売の努力をしなくて生産に集中するよっていうために農協さんとか市場があるわけですね。
戦後にとにかく農家はものだけ作っておれば農協がとにかく全部さばくからということで役割分担をきっちりしちゃったんですね。
きっちりしちゃってたのがここ10年20年は大変大変と言われてますけど、
それまではある程度うまいこと回ってたので農家はとにかくいい野菜を作ればいい、
とにかくいいお米を作ればいいっていうことしか考えてこなかったので、
こういう売り方の工夫をするというのが何となく邪道とか卑怯なことをしているみたいな目で見るような人もいたりするぐらいです。
たぶんうちの95歳になるじいちゃんに言ってもお前はそういうことを考えるけんダメなんよみたいな感じで一瞬されそうな気がしますけど、
たぶん身近にいるあなたのお師匠さんとかもそういう考え方を持っている方も結構いるんじゃないかと思います。
これからですね大規模化をするっていうのは僕は正直リスクがかなりね農家が大規模化をするっていうのはリスクがかなり大きいというふうに思っています。
資材が高騰したりだとか消費者の方も農プランでいくとやっぱりスーパーでの買い物価高によって購買意欲が下がっているとかいろいろ悪い状況も多いので、
ただ単に今までのように大きい機械を買って面積を増やしてたくさん人を雇ってっていうやり方だと簡単に積みやすいというか以前よりも積みやすくなっていると思うんですよ。
なのでしっかり資金が潤沢にあるとかお金を借りる算段がきっちりしているとかいう人はいいんですけども、
とりあえず大規模化する気がないとか小規模でやっていきたいなるべく人を雇いたくないみたいな人は
どうやって手持ちの商品で生計を立てていくかということになると思います。
そうなるとやっぱり自分はキャベツを作っています。キャベツはもう一律で200円ですっていうだけだと、
さっき言った集客商品しか持たないことになっちゃうんですよね。
プレゼントしますっていうわけではないんですけども、いい商品なんで買ってくださいっていうだけの商品ってなってしまうと
たぶんね、はっきり言って採算が合わなくなるケースがほとんどだと思います。
効率が悪いからやっぱり機械を入れないといけないよねとか大規模化しないといけないよねっていう考えに至っちゃって、
あれなんか人を雇うつもりがなかったのに結局アルバイトをどんどん入れないといけなくなったとか面積拡大しないといけなくなったっていう
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最初に目指していたものと全然違う形になってしまうと思うので、
自分が売りたい商品は何なのかっていうのをね、本命商品は何なのかっていうのをまず明確に定義できるようにしておいた方がいいと思います。
自分はこのキャベツならキャベツで、東道何度以上のすごいおいしいキャベツは思い切って一玉1000円で売るよっていうのをつけてもいいと思うんですよ。
その上で、1000円のキャベツを買ってくれる人はたぶん100人いたら1人とか、1000人いて数人とかそういうレベルかもしれないんですけども、
あなたが高く売ろうとしない限りは絶対にお客さんの方からこのキャベツおいしいから1000円出させてよっていうことはまずないと思うので、
あなたが値札200円でつけたらもう200円以上のお金は、よっぽど気があってちょっと多めに払うよっていう方は時々いるかもしれないですけど、
200円のものは200円でしか売れないのが当たり前です。200円っていう値札をあなたがつけてるんだから。
自分は本当は1000円で売りたいんだけどこれ200円なんですよっていう場合にしてたら、じゃあそれなら1000円払うよっていう方が出てくるかもしれないし、
これはもう期間限定で何人だけ限定でめちゃくちゃいいものを数人にですけどこれを1000円で出します。
ただし絶対クオリティはいいと思います。返金保証をつけますみたいなことまですると喜んで高い商品を買ってくれるっていう人が少しずつ増えていくんじゃないかなと思いますので、
作物を何にするかとかいう悩みは皆さんいろいろ考えてだと思うんですけども、
自分にとってのフロントエンド商品、バックエンド商品っていうのは何なのかなっていうね、
集客商品と本命商品っていうのは何なのかなっていうのを考えてみてもらったら、
次の販売する時の楽しみが少し増えるんじゃないかなと思いますので、ぜひ参考になさってみてください。
今回はね、ちょっと試しにガッツリマーケティングのお話をしてみました。
メンタル面を整えるみたいな話とマーケティング情報どっちの方が求められているのかなと思ったりするんですけども、
ちょうど昨日ね、11万人登録者のYouTuberの友達アパラボってやつとね、こういうお話をたくさんしてきたので、
自分の復習も兼ねたりとか、誰かに話すことによって覚えやすくなったりとかね、
自分自身の復習のためにみたいな感じでもちょっと話してみました。
こういう話が聞いてみたいぞみたいなのがあったら是非ね、SNSとかね、
こちらのコメント欄とかにも教えていただけると嬉しいです。
はい、ということで音声配信とかね、SNSとかのフォローも是非よろしくお願いいたします。
以上、OKファームでした。
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