農業の現状
おはようございます。OKファームのOKです。このラジオでは、脱サラして農業歴13年を超えた私が、新規就農者やフリーランスの方向けにマーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話をお届けしております。
はい、今日は822回目の放送です。農業の大変さを例えるなら、めっちゃ停電する工場というテーマでお話をしていきます。
本題の前に20秒だけお知らせです。広島県のごぼう専門農家、OKファームが開発した荒れ菓子、その名もバリバリごぼう。累計販売4万袋を突破しました。
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では、今日のテーマ、農業の大変さを例えるなら、めっちゃ停電する工場というお話です。
僕も農業を10年以上やってきているので、今から農業をやろうかなというふうに考えているんですという方とか、
ご実家が、自分のお父さんお母さんとかおじいちゃんおばあちゃんが農家をやっているので、これから手伝いをしにUターンしてくる、県外にいた方がご実家に戻ってくる方とかね、
そういう方と同じお話をするタイミングがあったりするんですけども、農業って何が大変なんですかっていうことをよく聞かれることがあるんですよ。
いろんな大変さがあったりします。例えば、初期投資がめちゃめちゃかかる。機械代、トラクターがいりますよとか、
ある程度の大きさのある倉庫がないと、トラクターとかそういう機械類も屋根があるところがないといけないし、収穫したものとかを貯蔵したりとか、
作業を袋詰めとかしたりする場所も必要ですとか、初期投資にお金がめちゃめちゃかかりますというのも結構大きな農業の大変さだと思います。
ただ、実際に自分が農作業をやっていて、これめちゃくちゃ大変だなというふうに思うのが、天候とか長寿害被害とか、自然相手なので、どんなトラブルが起こるか本当に予想がつかないということですね。
僕以上にというか、僕もめちゃくちゃ農業のね、もう任せてください、ごぼうなら僕に任せたらどんな状況でもめちゃめちゃおいしいごぼう作れますみたいな、
超エキスパートではないので、僕よりも農業に真剣に向き合ってらっしゃるというか、トラブルを予見して、そういう異常気象の中でも安定して生産できる方からしたら、
OKファーム、何をぬるいことを言い寄るんやというふうに言われるかもしれませんけど、本当にね、もう最近の異常気象とか長寿害被害のハードルというんですかね、難しさがめちゃめちゃ高くなっているんですよね。
去年で言っても、僕広島県に住んでるんですけども、やっぱり最高気温38度、39度とかいう夏の日があったりですとか、かと思えば急に大雨が降ってとかね、もう災害級の雨がみたいなものが突然降ったりするわけです。
なので、農業は自然が育んでくれるものでもあるので、いくら自分が思いを込めているとか、土作りにこだわっていますということをやったとしても、やっぱり雨が普通だったら降ってくれるよねっていうタイミングの時期に30日連続で雨が降りませんみたいなことが実際に僕も経験したりすることがあったんですけど、
そういうことになったら、もう立ち打ちができないわけですね。水不足とか、逆にちょっとでも晴れてほしいのに雨が続いてしまうとか、そこはもう人間ではコントロールできないということになってしまいます。
なので農産物の生産っていうのは、車の工場とか家電製品の工場とかそういう工場みたいな感じで種まきをします。何日ぐらいしたら芽が出てきますみたいな感じで、そうするとそこで草取りをしますとか、人によって肥料をまきますとか農薬をまきますとか、工場の管理みたいなところに似ている要素があるんですけども、
それプラス、工場の中ではまず起こらないであろうトラブルが勝手に起きてしまうというか、起きるのが前提で動かないといけないのがこの農業の難しいところなんですね。
トラブルへの対処
すいません、なんかアプリが急に落ちちゃったり録音がうまくできてないかもしれないので、少し雑音とかが入ってたらごめんなさい。
なので、これから農業を始めたい人とかに、農業ってどこら辺が大変ですかって言われたら、僕はこのめっちゃ停電する工場をあなたはこれから管理していかないといけませんみたいな、
めっちゃ停電する工場の工場長になったつもりで、いい製品を作れるように頑張っていってみてくださいみたいなことを冗談半分なんですけども、結構本気で思ってるんですよね。
さっき言ったようにこの家電製品とかね、車とかを自動車とかを作っている工場があったとして、もう電気っていうのはもう当たり前に来ているものじゃないですか。
電気が来ているからこの機械が動くんだとか、ちゃんとビルがあって、ビルというか工場の壁があってとか床があってとか、当たり前のものが当たり前に動いているからその工場っていうのは正しく機能するわけなんですけども、
農業というこの自然が相手のものになるとその工場の中で突然停電が起きるとか、工場の壁が突然突風でぶち壊されてこうね風がビュンビュン入ってくるようになってしまった、ゴミが入ってくるようになってしまったとか、
いやこんなボロい工場ちょっと早く直しましょうよみたいな感じで従業員から文句が飛び交ってくるみたいな状況を想像してみてください。
経営者とかその工場を管理する工場長からしたら、いやこれ本当にあの壁が壊れたんだから壁直したいと思うじゃんってね、壁直してもさすぐまた壁飛んでっちゃうんだよみたいな工場をあなたは経営していかないといけないわけですね。
これが農業の大変さだと思います。電気がないと工場なんて動くわけないんじゃないですか。
でもそこで電気がないっていう風になった時にちょっと極端ですけども、そのトラブルにどう対処していくのかっていうのをその場でオーダーメイドというかね、その状況状況に合わせて僕は何をこれからしていかなければいけないのかとかね優先順位を考えて停電をまず復旧させるのが先なのか、
それともねあの大変なのはわかってるけど停電になっている状態を覚悟でそのまま別の作業を継続していく、もう人力だけでやっていくぞみたいな状況なのかみたいなことを判断していかないといけないわけなんですね。
もちろんそんな中でも美味しい野菜とか作物を作り続けている生産者さんもいらっしゃったりするので、自分の農業がすごい大変な産業なんだよとかね、みんなもっと僕たちのことを褒めてとか言うつもりは全くないんですけども、そういう計画通りにいかないのが当たり前ぐらいのつもりで、これは甘えかもしれません。
最悪の状態を想像して計画というのは立てないといけないのかもしれませんが、本当に思いもしないトラブル、天候が悪いとか、イノシシが出る、シカが出る、クマが出るとかね、泥棒が来るとか、最近泥棒とか本当に野菜泥棒みたいなのを見たらね、本当にどうすればいいんだよみたいな気持ちになったりすることもあるんですけども、これから農業をやってみたいとかね、農業を始めたばかりという方はそういったところも是非ね、ネガティブに考えてください。
そんな感じかもしれませんが、リアルにそういうことを考えておいた方がいいよということで、今日は農業の大変さを例えるならめっちゃ停電する工場というテーマでお話をさせていただきました。
こんな感じで農家の方やフリーランスの方向けにマーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話というテーマで一日一つ音声配信をしております。
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はいそれでは皆様腰痛にならないように肩を上げ下げしたり腰を回したりしながら体をリラックスさせてあげつつ、今日やるべきことに向かって頑張っていってみてください。
ここまでのお相手はOKファームのOKでした。また遊びに来てください。ほいじゃまたな。