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おはようございます。こんにちは、こんばんは、oipyです。
都内の私立中学校で教員やってます。
いつも再生、いいね、コメントありがとうございます。
嫌ならさせるな
今日は、嫌ならさせるな、という話でやっていこうかなと思います。
何日か前にポストはしたんですけれども、
僕、好きな漫画、昔読んできたんですが、
メジャー知ってますかね?
メジャーという野球の漫画が、高校時代かな、読みまして。
すごい好きな漫画の中の一つなんですけれども、
その中に登場するあるキャラクター、真由村っていうピッチャーがですね、
こういうセリフを吐くんですね。
バントがどうした、嫌ならさせるな、っていう、
その続きもあるんですけどね。
アンチマニュアル語っていうのがあるんですけど、
要するに、どんなシチュエーションだったかっていうと、
相手のチームが、主人公側の主義の五郎の対戦相手のチームがですね、
たくさんバントをしてくるという時にですね、
バントなんかしないで、先生とどうしても勝負しやがれ、みたいな感じになるじゃないですか。
そういう時に真由村が言うわけですよ。
バントがどうしたと、嫌ならさせるなと。
環境の影響
実力でねじ伏せるんだ、みたいなことを言うんですよ。
これと、僕の最近のシステムエラー、
原因はね、ヒューマンエラーではなくてシステムエラーにあるんじゃないかっていう考え方を
混ぜ合わせるとですね、こういう局地に達するわけなんですが、
システムエラーなくてもそうかもしれないですけど、
学校現場において、目的としては管理しやすいからだとは思うんですが、
という前提条件を置いた上で、学校の先生はいろんなことを禁止するじゃないですか。
あと、生徒がダメだという方向性に持っていくケースが結構あると思うんですよ。
授業中に寝ているやつを起こすっていう典型的なパターン。
なんで関係ないのに、例えば、うちの学校とかだと
iPad使ってゲームやってたりとか、YouTube見たりとか、授業中にしている子がいて、
その子たちに対して、なんでiPadの使い方ってそうじゃないよね、みたいな。
あたかも正論みたいな感じで言い始めるんですが、
まあまあ確かにそうなんですよ。
iPadっていうのは勉強するために使うんだよねっていう話とか、
ゲームするものじゃないよねとか、
学校は学びに来るところだよねとか、
そういう里助は確かにそうなんですよ。
確かにそうなんですけれども、
ここですね、僕のニッチなマインドが登場するとですね、
ゲームをやっているその子が悪いのではなくて、
ゲームをやりたくなっちゃうその環境が悪いんじゃない?
なんならゲームをするのがダメ?
嫌ならさせるなよっていう話で、
そのさせるなの部分がヒューマン、教員的に強制してしまうのではなくて、
環境的な部分を見つめて、
要するに授業が楽しければ、
ゲームをやる暇にならないでしょっていう話で、
じゃあその授業を成立させるのは誰ですかっていう話になると、
学校の教員になるでしょっていう話になって、
だからiPadを使わせないっていうのを、
環境を整えるためのシグナルだという風に認識すれば、
結構自分に対して今しめて、
できるんじゃないかななんて思ったりするわけなんですよね。
ただこれって結構難しいんですよ。
なぜかというと、
管理して静かに授業を聞かせるっていうアイディアで、
学校の先生をやっているとですね、
これもう絶望的に不可能に近いんですよね。
それはもう僕も十何年もやっているのでよくわかっていて、
授業の工夫
そうじゃなくて、
僕の場合は目的を変え、
その前に自分の授業は誰もやっていないのかなっていう話になると、
そんなことはなくて、
寝てる子もやっぱりいたりしますし、
でも僕は絶対に起こさずに、
寝られちゃってるってことはそういうことだよなみたいな感じで、
だから僕が一方的に話すときはね、
基本的にはやっぱり、
みんなそのまま顔をどうしてもしてしまうんですよね。
だけど、
なんとかしてそこを工夫して、
声のトーンを変えたりとかね、
やっちゃこちゃ移動しながら話したりとか、
いろいろそんな工夫はしたりするんですけど、
やっぱり限界はあると、一体集団なんでね。
そこはあるんで、
自分ができてるかって言うとそんなことはないんですが、
ただ取り締めたりすることは僕はしないですよっていうだけの話でございますね。
で、ちょっと話が逸れちゃいましたが、
僕は目的として、
基本的には学習内容が定着すればいいかなと思っているんですね。
もしくは学問に対して興味を持ってもらう。
授業そのものに対して、
参加したくなる、自然と参加しちゃうようなスタイルさえ取っていれば、
結局テスト前になって勉強し直すんで、
人が教えることよりも、
自分で学ぶことの方が圧倒的に給出率が高いので、
極端な話、授業なんて聞いてなくても、
教科書にめちゃくちゃビッシリ詳しく書いてあるんで、
しかもYouTubeとかめちゃくちゃあるので、
これは何度も話をしていることかもしれませんが、
この情報化社会において、
学校の教員の授業を聞いていないとわからない内容なんていうものは、
基本的にはないんですよ。
そう思ってしまっていて、
アカデミックな部分ではですけどね。
だから教科書の内容、学校のペーパーテストに出るような内容っていうのは、
正直、自分でやれば、
大体、そんなに突拍子もなくできないってことはなくて、
話聞いてないとわかんねーぞ、
わかんなくなるぞ、みたいなのが、
昔はまかり通ってたんですけど、
ぶっちゃけ話、話聞いてなくてもわかるんですよ。
だから、もう、
そっちはもう、完全に振り切っちゃって、
授業の雰囲気の方を大切にして、
うん、なんか、やっていこうかな、
なんていうことを僕はやっているので、
だから結果として、あまり寝てる子っていうのは、
現れづらい区間になってはいるかな、
っていうところではございますね。
そんなこんなで、
えーと、帰着するんですが、
えー、
嫌な話させるな、っていうところで、
えー、環境の方をね、
整えていくためにね、
えー、気づかされるサインなんじゃないかな、
っていうのが、僕の見解でございますよ、
というところで、
えー、今日の放送は終わりにしようと思います。
はい、えー、
今日はですね、なんとあの渋谷、
渋谷でやってるの、
渋谷の方に行ってですね、
Kベンドのタブーを語る教育サミットのですね、
運営チームの合宿があるということでですね、
えー、若者に混ざってですね、
えー、お子さん一人、
おっちぎり最年長だと思うんですけどね、
変な教員のね、
そこもね、年齢的な部分を考えると、
まあそこは変な教員としてね、
えーと、若者たちの、
賑やかなね、様子を見守りながらですね、
えー、
やっていこうかなと思っております。
まあその時の合宿の様子はね、
また放送できたらいいかなと思っております。
はい、えー、それではですね、
嫌な話させるな、何か参考になれば幸いでございます。
ではでは。