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こんにちは。Mothers Coaching School Internationalチームがお届けするポッドキャストへようこそ。
この番組では、海外で子育てするママや、海外にゆかりのあるお子さんを持つママたちが、聞いてホッとしたり、くすっと笑えたり、明日からも頑張ろうと思っていただける時間にしたいと思っています。
私たちマザーズティーチャーの体験談のシェア、ゲスト対談、リスナーさんからの質問などを通じて、ちょっと子育てが楽になるコミュニケーションのヒントをお届けしていきます。
皆さんこんにちは。マザーズコンチングスクールのマザーズティーチャーとして、カナダで活動しているひでみです。
6歳の男の子と8歳の男の子の子育てをしています。
今日はですね、オーストラリアのノリコさんに来ていただいているんですが、ノリコさん、よかったら自己紹介をお願いします。
ありがとうございます。クラーク・ノリコといいます。メルボルンで活動していて、私もマザーズティーチャーなんですけども、娘が7歳と4歳ですね。
女の子の子育てをしています。
男2人、ノリコさんのところ女の子2人ですね。
本当だ。
女の子の子育てってどうなんですか?
どうなんですか?何だろう。分かんないですね。男の子の感覚が。
そうですよね。
やっぱり楽しいかな。3人で何かやったりもしますし、お出かけしたり。
うらやましい。うち男の子2人なんで、やっぱり何だろう、ちょっと動きがすごいエネルゼティックっていうか、その行動何?みたいな。
トイレからバーって出てきてカウチにバーって乗るとか。
男の子ってそんな感じで見ていて不思議な感じで、女の子いないので、女の子の子育てってどうなのかなってすごい今思いました。
私も思いますね。男の子2人。
すごいなっていう。
お互いないものがないものなのでどうか分からないっていうね。
今日はですね、さっきも私も女の子の子育てってどうなんですかって聞いた瞬間に、今日多様性じゃないですか。
だからもしかしたら私の中で女の子はこうみたいな思い込みとか決めつけみたいなものがやっぱりまだあるのかなってふとした言葉の中で私もすごいうん感じたんですけど、
多様性の勉強会をこの間開催して、のりこさんどうでしたか。
私開催してもらってのりこさん参加していただいたんですけど。
もうなんかすごく良かったですっていう。
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それで間違いないんですけど、なんか多様性についてしっかり考えたことはない。
仕事とかでも多様性、ダイバーシティーとかインクルーシブとか、毎日のように言ってた言葉でもこうしっかり考えたことがなかった。
自分の中で感じてたんですよね。オーストラリアに来て日本人でとかっていうことだと娘がミックスでとかっていう国籍人種とかのこととか。
でもその勉強会では本当にね、いろんな面からお話しして。
私に本当に心に残ったことがその多様性、その気づくことから始まるその違和感っていうのがあってもいいんだなっていうのも思えたし、そこから始まってのその思考の癖というか。
そういうのを感じてからの改善というかね、これからどういう世界にしていきたいということがすごくつながっていくんだなっていうのを感じられた多様性の勉強会でした。本当にありがとうございます。
ありがとうございます。私も本当にその気づくことから始まるその何て言うんだろう、違和感。
多分人間って知らないものに対してどこかしらちょっと怖いとか恐怖心みたいなものがあったりすると思うんですよね。
で何だろう、自分と違う人とかに対してちょっと違和感を感じるとそれがなんかすごく今までマイナスみたいな感じに捉えてたけれど、違和感って別に悪いものじゃないよねっていうのがこう勉強会でね出てきて。
でその違和感から始まるんじゃないのっていうのはすごい私の大きな気づきでした。
オーストラリアでのりこさんが生活していて、多分今はダイバーシティの中で生きてるじゃないですか。私もたぶんのりこさんも。でも最初ってこれ違和感あったなぁみたいなのあります?
ありますね。自分が英語で全然しゃべれなかったっていうのもあるんですけど、15でこっち来た時にちょっとタウンズビルっていうすごい田舎町というか、田舎でもないな。
人口もちょっと何人だかわかんないんですけど、そこに行った時にも道歩いてて、アジア系の人とかもいなかったショッピングセンターで指差されたりとか。
なんか感じてましたね。自分が英語できないからすごく感じてたところもあるかもしれないんですけど、そういう経験からのっていうのもありますね。
そっかそっか。じゃあのりこさんの場合は、あの人が私と違うっていう感じではなくて、のりこさん自身が周りのみんなと違うんだっていう感覚だったんですよね。
あーそうですね。そっかそっか。それにどうやって馴染んでいったって言えばいいんですかね。
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そういう気持ち、のりこさんの気持ちってどういうふうに自分自身で向き合って付き合っていきました?
その当時ですね。でも学校でその寮に入ってたんですね。はいはい。
で、そこで本当にいろんな方いて、あとパパニューキニから留学してた子、アボリッシンの子、もちろんオーストラリア人もいたり、あと留学生もいた、ブラジルからもいましたね。
で、みんなで混ざり合ってて、でも一番の欠点はやっぱり英語ができなかったから自信がないっていうところから、なんか私は違うって思ったのかもしれない。その人種の前に。
っていうのもありますけど、どうでしょうね。なんかどうやって向き合ってきた。でもすごく日本人っていうのは誇りに思えたっていうところもありますし、
なんだろう、こう自分の生まれてきた、なんだろう、思い込みとか決めつけもあるんでしょうけど、その何でしょうかね、日本人特急の周りに合わせるって言ったらあれですけど、協調性とかもなんだろう。
リスペクトする心とか何でしょうね、そういうのもなんか日本人でよかった、こういう心を持っててっていうところもありますし、いいところも見つけつつ、自分でこういう人なんだっていうのは多分受け入れできたんだと思いますね、その当時は。
なんか深いですね。なんだろう、コーチング、特にトラストコーチングとかだと、こう、人間関係を大切にして、人間関係の中で自分自身が変わっていくっていうようなことを言うじゃないですか。だから多分その当時の野里子さんからしたら、自分がいて周りにいろんな人がいて、その中からこう自分自身が変わっていくっていうようなことを言うじゃないですか。
だから多分その当時の野里子さんからしたら、自分がいて周りにいろんな人がいて、その中からこう自分っていう人間をこうなんだな、日本人でよかったなっていうのを多分、徐々にこう見つけていったって言えばいいんですかね。
っていうのがあるのかもしれませんよね。
そっかそっか。私はなんかカナダで、私もともと語学留学で19の時に来たんですよ。私も全然英語が話せなくて、でもその語学学校でいろんなことについてこうディベートするんですよね。
例えば、アボーション、忠誠についてどう思うかとか、結構ヘビーなトピックをしたり、ディベートしたりしてて、いろんな韓国の人とか、ブラジルの人とか、イタリアの人とかいるわけですよ。
その時に、なんだろう、その時のトピックが同性愛の結婚についてどう思うかとかだったんですよね。で、私はもう違和感ですよね。なんかそういうものをこう考えたことがない。今まで。
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って考えたことがないから、何を言っていいかわからないんですよね。で、なんかそれなりにでも他の国の子たちは、僕はこう思うとか、私はこう思うとか言ってるんですけど、私ほとんど意見が言えなくて、でもなんか
それを自分自身で中で解釈していくうちに、なんか違和感なんだけれど、賛成ですとかっていうよりも、反対の理由が一つも見つからなかった。なぜダメなの?って言われて、ダメな理由が一つもないじゃん。
愛し合ってるカップルが結婚したいって言ってるのに、なんでダメなんだろう?みたいな。っていうところから、なんかそれがすごい衝撃だったのを今でも覚えてるんですよね。
さっきも言ってたように、気づくところから始まるとか、こう違和感から始まって、そこからいかに自分がどう
解釈というか捉えて考えていくかってめちゃくちゃ大事だなっていうのは、すごい思いますね。
そうですね。当時言えなくても反対に何の理由もないっていう、そこの気づき大きいですね。
大きかったです。だからなんか自分の脳みそ内で衝撃が走ったのを、だから多分覚えてると思うんですけど、
いや、そうやんね。なんか反対な理由一つもないよね。みたいな。
なんかその、のりこさんの中でオーストラリア生活でこれ衝撃だったみたいな、あの多様性のお話とかありますか。
そうですね。たくさんあると言ったらあるんですけども、でもやっぱり自分の家族の話もあるかな。
あの、その旦那さんと出会って、結婚してって子供が今いる状態なんですけど、旦那さんのお兄さんが男性カップルで、
その方たちが女性カップルの方と一緒に子供を育てて、もう本当に大人、20何歳なんですけども、
だからそういうのが普通みたいな、まあ多分いろんな環境とかもあったかもしれないんですけど、私はその中に飛び込んでて、
なんでしょうね、最初びっくりしたんですけど、もう全然それが普通というか、みんな受け入れて。
で、なんだろう、その私も最初のその違和感で、あ、なに自分こんなこと思ってちゃダメじゃんみたいな、
とか思ったりもしたんですけど、それはそれでね、もう私がそういう環境に今までいなかっただけで、
なんかこういうね、素敵なカップルというか家族のあり方っていうのもあるんだなっていうのも感じましたし、
旦那さんの妹さんのお子さんが、そうなんで車椅子で、あとご飯とかもちょっと自分が食べられない状態なんですけども、
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その子を特別、もちろんサポートが必要なんであれなんですけど、みんなでかわいそうって思うっていうその感じではなく、
みんなで理解しようとか、助け合おうとか、でもそれをしようとかじゃなく、本当に普通になじんでる、
っていうところがなんか、なんでしょうね深いんですけど、そのみんなで認め合うというよりは受け入れて、
受け入れていく、なんかそんな暖かい、暖かい感じ、やっぱ大切な人を大切にしようっていう思いからの、
そういう関係性ってできてるし、っていうところが、そうですね一番多様性っていうところが私の大きな学びですね、
学ぶというか、日々感じてる、でも感じてないんですよね、そこには多様性って言葉が私の中で頭の中に出てこないというか、それが普通なので、
なんか勉強会でも、多様性今多様性ってすごい言われてるけど、多様性っていう言葉が、
別に意識しなくても、そこに本当に違う人がいるっていう、ただそれだけで多様性って言葉がもしかしたらなくなっていくのが一番いいのかもしれないねっていう、
話になりましたけど、いくめんとかっていうのとちょっと似ているかなっていう、なんか気はします。
自分の中で、パパが育児を一生懸命しているのがいくめんって言われるじゃないですか、今。
でもそういういくめんっていう言葉がなくなって、できる人ができることをして子どもを育てていく、
なんだろう、そういう言葉がなくなっていくところが一番いいのかもしれないなぁと思ったり、
もしくは思ったのが、いくめんっていう言葉があるんだったら、いくうまみたいな言葉も、ねえねえ、あ、本当だ、じゃないの、みたいな。
なんかお母さん普通に子育てして当たり前みたいな、だからないから、っていうのはなんか思いましたね。
なんか一緒のような多様性を意識してるんではなくて、あなたが本当に目の前の人が大切だから大切にしているっていうのは、
みんな違っていいんだけれど、究極はみんな一緒っていう土台があってこそ違いが認められるというか、
そうですよね。
っていうところに私もなんかすごい、勉強が終わってからいろいろ考えて、なんかたどり着いたところだったんですけど、
すごくそれは共感します。
なんか理解しようっていう姿勢も大事だけれど、でも違う人間だから理解できないこともあるじゃないですか、私たち。
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そこで理解できないって言って弾いちゃうんじゃなくて、理解できないことはあるけれど、でも受け入れるというか、
それはできるから、いろいろこう思考が、いろんなことを考えた勉強会でしたね、私も。
私もですね。
なんか本当に受け入れるって何なんだろう、みたいなところもすごくつながってるのかな。
自分を受け入れてなくて大切にできなかったら、周りの方も受け入れられないし大切にできないとか、
やっぱり多様性とかも自分に戻ってくるっていうところもあるのかなっていうのを、
本当ですね。
勉強会を考えてました。
本当ですね。
私も勉強会をするにあたって、多様性って何だろう、自分が人に優しくするというか、
自分が周りの人を受け入れていくみたいな、共存していくみたいな感じで思ってたんですけど、
参加者の方が一人、多様性があると自分にも優しくしてくれるというか、自分も受け入れられそうっていう
私その視点が全くなくて、そうじゃんって思ったんですよね。
みんなが受け入れられる多様性のある社会って、自分も必然的というか、何も考えなくても受け入れてもらっているっていう
その視点が私になかったらすごい素敵だなと思って。
ありますよね。
仕事しててすごく思ってたのは、私結構小さい頃からぽっちゃりで、日本ではもう太ってる方なんですけども、
そこで何だろう、ボディーポジティブみたいな、プラスサイズの服とかっていうのも普通になっていくっていう
トレンドとかをやってた時に、そういうのがすごくすごくここ何年っていっぱい上がってきたんですね。
その時に思ったのは、自分が大きいサイズっていうのを認めてられなかったなというか、
だからこそそういう目で見てた。他の方も。っていうところもあったりとか、
何でしょうね。やっぱり自分に戻ってきましたよね。そういう考え、捉え方というか。
そこにもちろん自信がなかったっていうのもありますけど、そこのやっぱり自分を受け入れることからが一歩だったのかなっていうのはすごく。
なるほど、そのプラスサイズってのりこさんデザイナーだからですよね。
その仕事ですよね。
そうですね、すいません。ファッションデザイナーの時、そうですね。
そっか、本当ですね。人を通して自分をどう見てるかっていうところに帰ってきますよね。
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帰ってきますね。
本当ですね。私がすごく一つ残っているエピソードが、カナダっていろんな宗教の人がいるじゃないですか。
私は無宗教なんだけれど、クリスチャンの人もいればカトリックの人もいて、イスラム教徒の人もいて。
そのイスラム教徒の人ってベールをつけて、もうわかるじゃないですか。
つけてたりして、その夫の同僚が、たぶん断食をしていたのでイスラム教徒の人だと思うんですよね。
彼らはお日様が出ている間にご飯を食べないっていうような断食をするじゃないですか。
私はそれをすごく神聖なものというか、ちょっと違う人。
そういう私とは全然違う、みたいな意識で見てたんですよね。
でもその時に、座っている方が私の目の前で、誰かがチョコを食べてたんですよ。
彼女が、ちょっと今断食中なんだからチョコ食べないで、私の前で。
その時に、ああ、やっぱりお腹すくんだ、みたいな。
わかりますか。
今まで、すごい神聖な目で見過ぎてたというか、私とは全く違う人って思ってたのが、
一緒じゃんって思ったんですよ。
私と一緒じゃん、やっぱりお腹すくんだ、一緒の人じゃんっていう、
そこでは何も言わなかったんですけど、私の脳みその中では、すごいパカーみたいになってて、
これが何だろう、みんな違うけど、みんな一緒の部分っていうか、
何だろうなっていうのはすごい感じましたね。
それすごいね、やっぱり一緒じゃんっていう。
そうそう、勝手に壁作ってたのね、私。
そうそう、宗教とか。
そうなんですよ。
あのエピソードは忘れられませんね。
私は思うのが、コミュニケーションを学んでいて、
コーチングイコールコミュニケーションじゃないですか。
やっぱりコミュニケーションを学んでいる上で、
自分と人は絶対に違うものっていう、
一緒なんだけど違うっていうところですよね。
そこを忘れてしまうと、結構自分の価値観とか正義感みたいなものを押し付けてしまいがちになるじゃないですか。
だからなんか多様性っていうものを考えていく上でも、
自分とのコミュニケーション、相手とのコミュニケーションを学んでいく上で、
絶対的にあなたと私は違う人っていうのは、
ボトムラインにあるっていうのは、
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すごく多様性にもつながるんじゃないのかなって思ってるんですよね。
結構忘れがちになりませんか。
なります。近ければ近いほど。
家族なんて言ったらね、自分から生まれてきた子みたいな。
そうそうそうそう。
またそれはね、マザーズコーチングの方であれなんですけど。
本当になんだろう。
そこを本当に心の中で理解して、
受け入れ合うというか、認め合うというか、
本当に違っててもいい。
なんだろう、そんな。
私の思っていることが正解じゃないからっていう。
本当にそうなのかっていう問いはいつも頭の中にありますね。
そうですよね。ありますあります。
私の中の正解だけれど、
相手にとっての正解じゃない可能性ももちろんあるし、
そういう自分の気持ち的に、特に子供とかね。
ママがこう言ってるんだからみたいな、
私の価値観を押し付けそうになると、
ちょっと待ってよ待ってよって言ってちょっと引いて、
この子と私は違う人間なんだっていうのを、
多分コーチングを学んでるから、
より意識してできると思うんですよね。
本当にありますね。
学んでてよかったっていう場面が。
ですよね。ありますあります。
コミュニケーションを学ぶって大切だなって思いますね。
私も自分のを受け入れるってこともありますし、
対自分とのコミュニケーションが変わることによって、
捉え方も変わって、
自分が変わっていくことで周りは、
人は変えられないけど、
少しずつ変わっていけたり、
それが温かい世界につながるんじゃないかなって、
すごく思いますね。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
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それでは、
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