受験をするのに塾通いをする場合、2月から新しい学年が始まります。どんな子が中学受験に向く子なのか、あるいはどんな子が中学受験に向かない子なのか?今回はそんなリスナーさんからの質問に対してお話して頂きました。 

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<制作>
出演:小川大介先生 
MC・プロデューサー:富山真明 
制作:株式会社PitPa

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皆さまこんにちは、PitPaの富山です。
今回ですね、またリスナー様の方からですね、
ご質問をいただいておりまして、
そちらに回答していこうかなと思います。
今回いただきましたのは、ニックネームのんさん。
小川先生、富山さん、毎回ポッドキャストの 更新をありがとうございます。
毎回反省したり、納得したりしながら 聞かせていただいております。
現在、4年生の息子がおり、 中学受験させるかどうかを悩んでおります。
好きなものには、とことんのめり込むところがあり、
歴史においては、親が驚くほどの 知識を持つようになりました。
そうしたところを見て、公立の学校ではなく、
このようなところを伸ばしてくれる学校が 良いのではないか、と思うようになりました。
ただ、ある記事に、自分のことは自分でできない子は 中学受験に向かない、とあり、
時間管理など、まだできていないところがある息子は 向かないかもしれない、と思い始め悩んでおります。
私自身、中学受験しましたが、大変苦しく楽しくなかった思い出しかなかったことも 悩む理由になっています。
どのような子であれば、中学受験した方が良い。
また、息子のように、好きなものにのめり込む子の育て方で こうした方が良い、などのアドバイスいただければ幸いです。
ということで、のんさん、ありがとうございます。
この中学受験に向いている子というところで、
中学受験においては、大体2月から新学年が始まるという カリキュラムで動いているかなと思いますが、
まさに今、悩まれているのですかね。
手続きを進めようとしている段階かと思いますが、
小川先生に伺ったところ、
基本的にその中学受験に絶対的に不向きな子っていうのは いないっていうような話がされておりました。
この辺りですね、詳しく解説いただきましたのでお聞きください。
はい、そうですね。いくつかの要素に分かれますけど、
まず中学受験に向かない子、よくそういう言い方しますけど、
結論から言うと誰がやってもいいです、中学受験。
大事なことは、そのお子さんに合わせた中学受験の進め方を、
周りの大人たち、まず親が中心ですけど、塾の先生もそうでしょうし、
学校の先生との関連でもそうでしょう。
周りの大人たちがどのようにそのお子さんに向いた勉強の仕組みを作ってあげるか、
サポートの仕方をしてあげるかの方が大事なんですよね。
もう一つ大事なことは、中学受験をすることっていうのがいいことかどうかっていうのも、
子供によっても違うし、親御さん家庭の状況によっても変わってくるので、
例えば始めてみたはいいけども何か違うかもしれないというふうに思えたら、
それを一つの経験とか発見として、高校受験の道を選び直すことで全然問題ないわけですよ。
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そこらへんまずちょっと前提としてね、向く向かないみたいな子供によって分かれるっていうことじゃなくて、
周りの大人の関わり方によってうまくいくいかないが分かれるだけだよ。
そこはよくよく分かってあげてほしいなと思います。
2点目ですけど、何か謎の記事ですね。中学受験をする子は自分のことは自分でできるというその記事を書いた人はそう思い込んでるみたいですが、
多分その記事書いた人よりも僕何百倍という子供を中学受験で見てきましたが、
9割以上自分のことは自分でできない子たちですね。首都圏で5,3圏に行く子の合格した子の8割は自分のことは自分でできてませんし、
関西で名田に行ってる子の身の回りを片付けれる子なんてほとんどいませんし、中堅校の子もそうですね。もちろんできる子もいます。
で、まあできない子の方が圧倒的に多いですよ。だって小学生ですもんね。
なので変にハードルを上げない方がいいと思います。
ただし学習した内容を復習したりテストを受けたもしくは宿題で丸ぺけをつけました。
その後ですね、罰がついたもしくは分かっていないことが判明した。忘れていたことが判明したときにそこから目を背けて次の追加の学習をすること嫌がる。
どうしても自分の思う通りでしかやりたくないという気質が強い子の場合はちょっと苦労するかもしれませんね。
やっぱり学び取る部分の効率が悪いですし、結果的に本人の成長のタイミングと中学入試の入試本番の日とが合わなくて、
あと1年後だったらこの子の気持ちの成長と入試はあったけど、残念ながらその子の6年時点では入試とは合わなかったね。
そういうことは起き得ます。だからこの自分のことは自分でっていう話にもあまり縛られなくていいんだけども、
その子自身が中学受験の学習サイクルの中で毎週毎週の勉強を身につけていけるかどうか。
そこのやり方が見つかってくるか気持ちの上で前に進めるか次第でこれも判断すればいいのかなと思いますね。
ご相談者は現在4年生ということは年が変わっても5年生と。まだまだまさに今現在学び方を見つければいいタイミングなので、
今お話しているようなところこの子にあった学び方ってどうかなっていうところで環境を作っていただければいいんじゃないかと思います。
歴史がすごく好きで知識が増えた。知識を取り入れることが好きなお子さんということみたいですから、関心のある部分の知識が増えるんでしょうけど、
一方でその関心がない分野と関心がある分野のメリハリというか好き嫌いが結構はっきりわかりやすい方だろうなっていうのも思いますよね。
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そうすると国産理社4科目の点数の取り方っていうのもおそらくムラができてくるはずです。
それを均等に全科目をできるようにさせるのか。それとも本人の長所を生かす形で伸びるところは伸びるに任せて。
苦手なところどうも抵抗のあるところは基本的なその中学生活を送っていく上で絶対に必要な土台となる学びはしつつも、
あまり応用問題までは欲張らないというような割り切りをしていくというのも望ましいかもしれませんね。
そういうところでお子さんにあった学習の組み立て方っていうのをこまめに研究してあげながら、5年生の夏休みぐらいにはうちの子はこういうふうな学びが向いていて、
科目の特性としてもどこで取ってどこは少々取れなくてもいいよねっていう学びでやっていこうかな。
そんな大きな方針が見つかっていくと楽しい受験ができるんじゃないかなというふうに思います。
最後にのめり込むことが好きなお子さんは時間が経つということについてあまり細切れにされることを好みません。
どっぷりとはまりたいはずです。
なので毎日の予定や1週間の予定の中でも5分10分単位の細かいなんかね、その芸能人かみたいな感じのスケジュールを変に作るんじゃなくて、
30分1時間ドーンと大きな塊の時間で予定を立ててあげて、少々伸び縮みしても大丈夫なそういった懐の深いスケジュール立てというのを親御さんが練習されていくと、
より伸ばしてあげやすいんじゃないかというふうに思います。
はい、ということでこの子の場合どうしようというのを模索して頑張ってあげてほしいなと思います。
そうですね、この方自身が中学受験した時はすごい大変で苦しい思い出しかなかったというようなところが。
一言で言うと親と先生が下手だったということですよね。
なるほどですね、じゃあどちらかというとこの経験を通して楽しい思い出にさせてあげるというところを作ってあげられるかというのがやはり大人側の対応する。
ながら当時の子供だった時の私も親や先生たちがこんなふうに関わってくれた幸せだったのにななんてことを思いながらね、
我が子にはできればその経験をプラスに生かしてあげてほしいですね。
なるほどですね、わかりました。
はい、いかがだったでしょうか。
やり始める前の段階からですね、確実にこの子は中学受験に向かないって言ったような子供がいるわけではないので、
誰でもやり始めたらいいんじゃないかっていうのが岡田先生の話でした。
今回ご質問いただいたのんさんのほうもですね、もしもうやるということであればご安心いただければなと思いますし、
やらないという、もし選択をされているということであればもう一度ちょっと今日の話を思い返してみて、
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お子様のほうを向いて考え直してみてもいいのかなというふうに思います。
話の中ではですね、中学受験の勉強をやっていく中で、
自分なりの流儀とか勉強法から外れにくい子供っていうのがなかなか苦労する場合があるっていうことも言っておられましたので、
もちろんそのあたりはですね、毎週毎週の学習していく中で内容が身についていっているか、前に進めているかっていうところをですね、
親御さんのほうで判断してあげてからでも遅くないのかなというふうに思います。
この中学受験というものにも限らずですね、この勉強のやり方ですとか、習い事とかも含めて先天的にダメだっていうようなことっていうのはなかなかないのかなと、
後天的に親子の関わり方によってとか、あるいは周りの友達とか先生の関わりによっても、
向く向かない、やっていけるやっていけないっていうところ変わってくるのかなというふうに思います。
このあたり他のエピソードとかでもですね、いろいろご紹介しておりますので、もしよければ今一度聞き返していただけるといいかなと思います。
もちろんですね、経済的事情ですとか地理的な関係とか、環境面でですね、どうしても断念せざるを得ないっていうこともあるかと思いますけれども、
それ以外で親の判断だけでですね、断念するっていうのはちょっともったいないのかなというふうに個人的に思いました。
子どもさんの方でですね、少しでもその気になって前向きにちょっとやってみようかなぐらいな感じがあるのであれば、
やらせてみた後で親御さんとかの方からお子様の様子をよく見ていただいて判断するっていうのがいいのかなというふうに思います。
さて、この子育て受験ラジオですが、今回のようにリスナー様からのご意見ご要望、
また小川先生への子育てや受験についてのご質問などお待ちしております。
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。
子育て受験ラジオは毎週水曜日の更新です。
今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。
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