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皆様こんにちは、PitPaの富山です。
今回は、子どもに上のクラスを目指してもらうためには、というお話になります。
こちらですね、リスナーさんからご質問が来ていまして、まずはこちらからご紹介したいと思います。
ニックネーム、ちぃばちゃん。
中1の女の子、小4の男の子、小2のお子様、3人のお子様がいるご家庭になっております。
この放送がある頃には、おそらく1学年ずつ上がっているかなと思いますが、
この3人のお子様がいるご家庭で、今回は2番目の小4、今はもう小学5年生になったんですかね、のお子さんのことについてのご質問になります。
毎回、それぞれの子に当てはめて放送を楽しませていただいております。
新生後の子どもが受験塾に通い始めました。
3クラスあるうち、真ん中のクラスのスタートです。
初日のクラスの印象も良く、気に入って帰ってきました。
しかし、一番上のクラスの先生は怖いらしいんだ、今のクラスの子どもたちが面白いからクラスは変わりたくないと言っています。
親としてはまず、今のクラスで上位、ゆくゆくは一番上のクラスに入ってほしいのですが、
本人が上のクラスに興味を持つきっかけとなるような声かけのヒントを教えていただきたくメッセージしました。
親のサポート、塾の先生の使い方、小川先生のご経験からアドバイスいただけますと幸いに存じます。よろしくお願いいたします。
とのことで、ご質問ありがとうございます。
こちらのお子さんの場合、友達や先生、こういった環境面から安定とか満足感を得ているので、現状維持でいきたいという思いだと思うんですけれども、
もちろん親としては、やっぱり上を目指してもらいたいという気持ちはあるかなと思います。
この辺りのですね、モチベーションアップと言いましょうか、声がけや心構えといった点でどのように振る舞うのが良いのか、小川先生に話を聞いてきました。
まずまだ塾のこと本人もね、よくつかめていない段階でしょうから、大人の視点で先々の話をあまり焦って考えないというのがポイントでしょうね。
まず何より大事なことは、本人が勉強を好きになることであり、学習は努力をしてやるべきことに取り組んだら着実に成績も上がってきて、できるものが増えていって、
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その体験をもたしてあげること。
その結果として今のクラスの上位になっていくということでしょうね。
勉強の仕方というものを持って必然的に成績が上がれば結果としてクラス上がるわけで、まずはその上がれるだけの学力に育つことが先ですよね。
その学力が育ったときのお子さんが力をあって、今の真ん中のクラスでは上位にいて、上のクラスに上がりますよって声かけてもらったときに、先生怖そうだから嫌だっていう理由で本当に上がらないかというとどうかなと思います。
やっぱりできることが増えてきたらもっとできる世界に触れたくなるというのは人間のごくシンプルな本能のようなものですから、
勉強が得意になっていけば上のクラスに興味は出やすいでしょうし。
あともう一つはですね、上のクラスの先生は怖いっていうのはどういうところを取って怖いと言われているのかですね。
その学習に対する求めてくるものが厳しい、妥協させてくれないっていう意味の厳しさを怖いと言っているのか、それともよく怒鳴る。
攻撃的なことを言うタイプの子、昔のタイプの子どもたちのモチベーションアップの技術であるとか、心の科学について不勉強な先生というのもいますから、熟語先生は。
昔みたいに単に書きつけたりするだけでいいというような人もいる。
そういった意味の怖い。つまり本当にハラスメント的な怖さですね。
であればまた話は別で。
それがこのお子さんが、どちらかというと日々楽しく穏やかで、人を傷つけたり傷つけられたりすることはすごく苦手だという場合は、しんどいなと思うかもしれませんね。
仮にそういうケースがあればやはり熟語側にも相談して、ちょっと怒鳴ったりする状況での勉強はうちの方が多分続かないから、資格はもらえてるけど真ん中のクラスで頑張らせてもらっていいですかっていう相談、熟聴とするのでもいいと思います。
どのクラスで学ぶかは後で大人を交えて相談すればいいことなので、いずれにせよですね。
いつでも上に上がれる学力をつけてあげること、問題の取り組み方をつけていくっていうのは、これは勉強をやる以上は理解することが増えていくように取り組むのは当たり前のことなので、
今のクラスに残っていたいから理解度を8割ぐらいで抑えておこうなんて、そんな器用なことをするのかなってことですよね。
だから声かけのヒントって言い方で相談されてるけど、親が何か働きかけてどうこうしようって発想自体捨てたほうが僕はいいと思います。
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そうじゃなくて、この子の勉強をどうすれば得意になるかな、そのために親は何が手伝えるのかなっていう、やっぱり裏方としての親を考えられたほうが、
結果はうまくいくし、本人が自分にとって望ましいと思うクラスを選んでいくことになるんじゃないか。
おそらくは学力が上がっていけば、上のクラスで勉強することを自然と選ぶんじゃないかなという気はします。
なるほどですね。
まあクラスはだから結果論ですからね。
今回は子どもが上のクラスを目指すようになるには、というリスナーさんからのご質問に回答する形でお送りしましたが、
基本的に親が上に行きなさい、上を目指しなさいという気持ちよりもですね、
子どもをサポートするという視点に切り替えて、今の現状をどうやってしっかりこなしていってですね、
上のクラスに行けるような学力であったり、その学習習慣をどうやったら身につけさせることができるかという点を意識するのが良いという話でした。
正しい学習習慣がついていけば、もちろん自然とその学力も向上していきますし、上のクラスにも上がれる機会も出てくるかなとは思います。
そういった機会が訪れた時に、いざその場面になって上のクラスに上がることを拒むというような子はそんなにいないような気もするということでした。
もしそれを拒否するというようなことがあれば、学力以外の環境面、先生が怖いとかっていったような別の不安要素があるはずなので、
それは別問題として解決すべきではないかということも言ってました。
確かにですね、親としてはやっぱり我が子に少しでも上を目指してほしいとか、少し背伸びをして頑張ってほしいという教育面に関して言えばですね、
普通のご家庭だとそれが心の中にあるというのは当たり前かなとは思いますし、あるいはそういう育て方、環境や考え方というのが合っているお子様も中にはいるのかなとは思います。
しかしですね、お子様を見ている、小川先生の方からもですね、お子様を多く見ている中ではやっぱり、
なんだかんだといって現状位置、安定、今が楽しいかなということを考えるようなお子さんが多い中でですね、
この親の意思と言いますか、上を目指せみたいなところを無理やり合わせて教養しようとすると、なかなかこううまくいかないケースが多いということで、
今回の親の気持ちとしては上のクラスに行ってもらいたいというところがまずはその目標だとは思いますので、
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この目標にたどり着くためにはという点で子どもをマインドコントロールするというのではなく、環境面で支えてあげるということを意識することが良さそうかなと思います。
本来的に言えばですね、普通に何も干渉しなければ子どもたち的にもですね、まだ小学生のうちであればその受験などはせずに遊びたいなとは思うんですよね。
現任受験をせずに周りにそういう子もいっぱいいるとは思います。
そういったところでですね、上を目指せ、上を目指せと言っても言うのは簡単ですけれども、気持ちだけが先走ると、それはそれでまだ小学生、結構疲れてしまうような気がします。
まずはですね、この勉強に向かっているとか塾に行っているというところは、他の子よりはおそらく一歩頑張っているところかなとは思いますので、
そのあたりをうまく褒めながら認めてあげることで、お子さんがさらにもっとやってみようかなと思わせるような、褒めることによって調子に乗せると言いますか、
というようなスタンスを持つことで、受験に限らず様々な子育て問題っていうのはどんどん解決していくのではないかなとも思いました。
さて、今回ご紹介しましたように、この子育て受験ラジオではリスナー様からのテーマのリクエストや、また小川先生への子育てや受験についてのご質問などお待ちしております。
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。
子育て受験ラジオは毎週水曜日の更新です。
今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。