2021-04-28 12:16

第69回 コロナ禍での、学校の選び方

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コロナ禍において、一つ難題になっているのが、受験する学校の学校見学ができないという問題。と言ううものの、その後数年間通う事になる学校選びは見て、雰囲気を知ることも大切ではあります。このような状況下でもできる学校選びのポイントをお話して頂きました。
番組へのご意見・ご感想・ご質問はこちらのフォームにてお待ちしております。 
http://bit.ly/36g57VN 
<制作>
出演:小川大介先生 
MC・プロデューサー:富山真明 
制作:株式会社PitPa

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皆さまこんにちは、PitPaの富山です。
今回は、コロナ禍の中の学校選び、というお話になります。
こちらですね、リスナーさんからもリクエストをいただいておりまして、ご紹介したいと思います。
ニックネーム、ゆうままさん。
称号、もう小6ですかね、の娘さんがいるご家庭になります。
こんにちは、中学受験をする娘を持つ母です。
いつも更新楽しみにしております。ありがとうございます。
過去に、学校の入試問題分析の回がありましたが、
学校の校風、入試傾向、向いている子どもの性格や能力などを取り上げていただけましたら嬉しいです。
とのことで、ゆうままさんありがとうございます。
そうですね、この実際の入試問題分析のところについてはですね、
またタイミングを見計らって、番組の方、放送を検討したいなとは思っています。
ただ今回はですね、全体的にその学校選び、特に学校見学、今コロナの影響でオンラインだけになったり、
あるいはその見学できる組数を限定しての見学会とか、
なかなか学校見学っていうのができない状況で、
今年もですね、このコロナの影響、不透明でまだわからない状況ではございますが、
この学校選び、今やれることの中で特に見るべき点ですとか、確認しておくこと、
お子様とのその相性のところでチェックすべき点など、
こういった学校選びについて、今どのようにして進めていけばよいのかということを小川先生にお話を聞いてきました。
まあね、入試問題の傾向とかは学問を見て塾の先生と打ち合わせしていけばわかることだから、
親としても見ようがあると思うんですけど、
子供、お子さんにとって合ってる学校かどうかって結局肌感覚なんですね、最終的に。
お子さん自身のね。
で、この肌感覚ってどういうことかって、
学校の近くに行ったときに、この学校良さそうって感じる建物を見た、
校門の中からちょっと仲良い様子を見てみた、その雰囲気、空気感みたいなのは、
子どもたちそれぞれ感じてるものがあるんですよね。
だからなんとなく嫌だなっていう学校はたぶん合わない学校だし。
いう点では、今その説明会等があまり開かれてなかったとしても、
学校自体合ってるわけだから、
お散歩がてら、学校の近く見に行く、
実際にね、通りがかるってことはできると思うから、
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まずはそんなんで、肌感覚的にお子さんがどう感じるかを見たらいいんじゃないかな。
もう一つは、学生たちの登校時間もしくは下校時間を見計らって、
その学校の近くで通ってる生徒の実際の姿を見てみる。
友達としゃべりながら帰ってくる様子とかを見て、
その中に我が子が入っているイメージが湧くかどうか。
っていうのでもある程度感覚はつかめると思います。
ホームページその他にも、各学校の売りというか、大事にしてるポイント、
あと学校の方針といったものは書かれてますけども、
もちろんそれは読んだ上で、
それが具体的に事業としてどういうふうに取り組まれてるか、
カリプラム的なものとか時間割などが載ってたらそれも参考にしつつ、
あとはそれと大学進学実績と中学次元段階の偏差値と見比べたときに、
入学偏差値がそこまで高くなかったはずなのに、
卒業後の進路が非常に難易度の高い大学に数多く行ってるとすれば、
かなり学校での学習がハードであることが想像されますよね。
その学習のハードさっていうのは、
かなりテスト等で追い込んでいくタイプのハードさなのか、
結構きめ細かい個別フォローアップの仕組みができていて、
押し上げていってくれる感じなのか、
どういう勉強なんだろうなっていうのを、
もう一回サイトや説明会記録などを確認して、
授業の進め方やテストの考え方、
そういったものを学校資料から読み取ってみる。
というのも手がかりになるかな。
そういったことをあれくらい点検してみた上で、
もう一度入試問題を見る。
そうすると、なぜこの入試問題を出すんだろう。
学校なりの意図であったり工夫というものが現れているので、
そうしたときにお子さんが過去問を解いてみる。
もしくは読んでみる。
それを面白いと思えるかどうかですね。
すごく苦手だと、なんか嫌だ、この問題解きたくない。
って感じた場合は、この学校合ってないかもしれませんね。
やはりその学校に合う子というか、
その活躍できるであろう子を選抜するために入所しますから、学校は。
じっくり考えて自分の言葉で表現することを重視する学校は、
国語での記述問題が多めになりますし、
社会も記述問題を重視する傾向がある。
自由な思考力、柔軟な思考力を問う学校は、
理科で見たことも聞いたこともないような問題を出してきて、
その場で考えさせようとする。
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一方で、正確性を発揮して確実にできることを積み上げさせていきたいと。
大学入試なんかでも試題合格者が多くて、
国立なんかも毎年毎年実績を上げているような学校。
土台を固める学習をさせることがあるんですけど、
そういう学校だと、計算問題とか問題数をたくさんにして、
他ミスを起こしにくい子を選ぼうとしたりするわけですね。
だから学校研究をする、交付確認をする、
その最終入試問題から見えてくる学校のメッセージと、
お子さんとの相性を確認してみる。
そんな感じでいくと、こんなはずじゃなかったっていう入学にはならないと思いますね。
なるほどですね。
あとはその最後の傾向だったり、この子に問題があるのかどうかのあたりは、
この辺は塾の先生とかもそれなりに研究していたりするんですか?
もちろんもちろん。入試研究については塾の先生は仕事ですから。
自分のお子さんを見てくれている先生に相談するってことが大事ですよね。
なるほどですね。
今回はこの中の学校選びについてのお話でしたが、いかがでしたでしょうか。
確かにその通常とはやっぱり違う状況ではあるんですが、
この中でも学校選びでできること。
まず一つ目はですね、実際に様子を見てみる。
できれば学校の方に足を少し運んでみてですね、
学校の外側からという感じにはなってしまうかもしれませんが、
その建物でしたり、ちょっと門から見える学校の中の様子でしたり、
あるいはもし可能であれば、そこの学生の陶芸工事館に時間を合わせて、
その学校に通っている子どもたちの話している様子とか、
服装とかっていったものを見ることで、
おそらくそのお子さんの方もですね、
肌感覚ですとか、空気感なんとなく嫌だなとか、
あるいはその行くまでの距離感、通学経路、電車乗るとか歩くとか、
坂道が多いとか、なんかそういったところがですね、
合う合わないといったようなイメージがなんとなく出てくるのではないかなと。
そこをお子さん自身もそうですし、親御さんの方でも通わせる、
このイメージがつくかどうかっていう感覚的なところ、
まず一つ、これが選択肢の一つになるのではないかなと。
あとはですね、情報面という話で言えば、
学校のもちろんパンフレットですとか、ホームページなどは読むかと思われます。
その中でもですね、授業のカリキュラムですとか、
あとはその講習、夏休みとか冬休みで講習があるのか、
あるいはそのご家庭によってはですね、
例えば留学なども含めたその語学研修についての力の入れ方とかも気になるのではないかなと。
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あるいはその勉強量についてもですね、
おっしゃってたのが進学実績と実際の中学入試時点での偏差値、
ここの差がかなり大きいのであれば、
学校の中に入っての勉強量っていうのは結構大変なものになるのではないかなといったような点も見て取れるというところもありますので、
情報面で言えばそういったところを少しおさらいしてみるのがいいのかなと思います。
その上でですね、実際にこの過去問を解いてみて、
親御さんの方でも少し2,3年分過去問を見ていただいて、
この学校がどういったことを求めているのかというのをなるべく汲み取って問題との相性も良いのかどうか。
この辺りはですね、通われているその塾の先生とか担当の塾の先生とかともよく話し合いながら、
まずはこちらが色々調べた上で、この学校がいいかなと思うんですがどうですかみたいな形で聞いてみることで、
塾の方もですね、プロではございますので、何か見落としているところとか、あるいはアドバイスみたいなところっていうのはある程度もらえるのではないかなと。
そういったところ、感覚的な面、情報的な面、あるいは問題との相性というところで、
やっぱり希望校というのはどんどん絞られていくのではないかなというようなお話でした。
私の方でも色々聞いている話ですと、例えばその模試の会場で希望校が選択で選べることができたりですね。
あるいはそのオンラインで限定ではあるんですけれども、臨時で学校見学ができるというようなものがあったりですね。
あとはその大学付属の高校中学とかであれば、大学の方であればやっぱり人数ですとか広さとかもだいぶ違いますので見学できる部分も多いかなと思います。
実際にその大学の方も見てみるっていうのも雰囲気をわかるっていうのではいいかなと思います。
このあたりですね各ご家庭結構幅広く情報は拾われているかなと思いますが、
もしですねリスナーさんの方でもこんなところを見ているとかこんな役立つ情報があったなどあればぜひお聞かせいただければなと思います。
あわせてですねこの子育て受験ラジオではリスナー様からのテーマのリクエストやまた小川先生への子育てや受験についてのご質問などお待ちしております。
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。
子育て受験ラジオは毎週水曜日の更新です。
ただ来週5月5日子供の日はお休みとさせてください。
子供の日ですからねちょっとこんなコロナ禍の状況ではございますが親子で過ごす良い日にしていただければなと思います。
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今日も最後まで聞いていただきありがとうございました。
12:16

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