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こんにちは、株式会社PitPaの富山です。
今回はですね、リスナーさんから、子どもが昆虫に興味を持ち始めているんですけれども、
そのお母さんがですね、大の虫嫌いということで、どう接していけばよいのかというご相談のお便りがありまして、
こちらに回答する形で、子どもが何かに興味を持ち始めたらという時のお父さんお母さんの対応についてのお話になります。
興味が出てきた時にですね、親としてあれこれしてあげたいという親心があるというのは当たり前なのかもしれないですけれども、
ではこのあれこれって具体的に何なんですかね。
またせっかく親からこのあれこれしてあげたのに飽きちゃってということも結構あるかなと思うんですが、
そういう時どうしたらよいのかなどを聞いてきました。
また今回もですね、リモートによる遠隔収録になりますため、多少音質が悪い部分があるかもしれませんが、ご了承いただければと思います。
小川先生、こんにちは。よろしくお願いいたします。
はい、お願いします。
今回ですね、何かに興味を持ち始めた子どもに親がどう接すればよいかという題材なんですけれども、
リスナーさん側からですね、質問をいただいておりまして、まずそれを少し読み上げたいなと思います。
はい、お願いします。
ニックネーム、チャミさん。小川先生、初めまして。
子育てについて、まだ先の話も多いですけれども、とても参考になっております。
子どもの興味監視について質問させてください。
保育園の年長になる一人息子がいまして、最近昆虫について興味を持ち始めました。
YouTubeの昆虫の捕食や戦い、または飼育動画などを飽きることなく見ています。
ただ私がライノムシ嫌いで、さすがに動画は一緒に見れないのですが、
せっかくこういったことに興味を持ち始めたところですので、図鑑などは近々購入しようかと思っております。
このような子どもが何かに興味を持ち始めた時期に、親として何かしてあげた方がいいことありますでしょうか?
という質問で、なんかすごいお母さん頑張ってる感はあるなと寄り添おうとしているところがあるんですけれども、
こういった子どもが多分、何か興味を持ち始める年頃なんですかね。
こういう時に親としてどう接してあげるのが良いかというのが、もしアドバイスがあればお聞きしたいなと思います。
興味を持ち始めて、実は子どもは生まれてすぐから色々興味を持っているんですけど、
ただ行動の表れとして、何が好きでぼっとしてという様子が見えやすいのはやはり4歳、5歳といった辺りからが目立ち始めると思うんですけど、
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お子さんが例えば昆虫が好きですと、お母さんは苦手ですという場合に、子どもがなぜ昆虫に興味があるんだろう、
どういうところに興味があるんだろう、どういうところ面白いと思っているんだろうという、
子どもの興味の向いている先やその理由というものを親なりに掴もうとすることっていうのはすごく大事なんですね。
なるほど。
例えばこのお子さんの場合だったら、昆虫の捕食戦いっていう、分かりやすい、わあすごいっていうとこだけじゃなくて、
飼育動画なんかを見てると。やはり生物としての昆虫というものについて、全体的な興味を持っていて、
ということは卵から孵化して、例えばさなぎになって、成虫になるといった、完全変態とか不完全変態、
そういったことも興味持つんでしょうし、何を食べるか、そういったこともきっと好きなんでしょうね。
そこから広げてあげることがあるんじゃないかって考えるわけです。
昆虫というものがいろいろ深掘りをすることが興味を持つ、知識や。
だからそこで図鑑を持ってくる、とてもいいですよね。
その同じ図鑑でも、ただじーっと見てるだけじゃなくて、たまに親御さんがこれとこれとクワガタってどう違うのっていうのを子どもに寄付する。
なるほど。
親御さんなりに説明してくれる。原産国が違うとか、主な生息地域が違うとかいうのが出てきたら、
じゃあこの生息地域、コロンビアってどこなんだろうね。地球儀を回して一緒に見てあげる。
なるほどですね。
南米の昆虫とアフリカの昆虫と、ユーラシア大陸に生息する昆虫と全然エリアが違うなってことがまたわかってくる。
またもうちょっと年齢が上がってくると、
そういう昆虫について説明した本、わかりやすいところで言うとファーブル昆虫記なんかもいいでしょうし、
学習漫画で言うとコチカメの嬢さんが昆虫のマニアックな学習漫画を出してるんですけども、
そういうものに自分自身で読むように導いてあげる。
ということで、子どもの興味関心の様子をじっくり観察して、
それを広げていくお手伝いというのを大人はやってあげるといいと思いますね。
なるほどですね。
親の方も興味を持つというよりも、広げる方をいろいろ子どもさんの方に聞いてあげるというような。
そうそうそう。親は別に昆虫に興味持たなくていいけど、我が子には興味持つってことです。
なるほどですね。
あとは、いろいろ興味を持たせようという時なんですけれども、
親がいろいろ提案をしてあげたり、このお母さんの場合は例えば虫は嫌いなので、
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お父さんが一緒に公園に連れて行ってあげる時というような行動もあるかなと思うんですけれども、
そこに対して子どもがあんまり興味を示さなければ、そこはそこまで不快を置きせず。
今は興味ないんだなというのを確認すればいいだけです。
まんべんなくいろんなものに興味を持たせようとしちゃう人は結構いるんですけど、
興味というのは持たせるもんじゃないんですね。
レアって生まれてくるものなので。
なるほど。
だから親としてはいろんなものに出会わせてあげたり、気づかせてあげたりしていく中で、
子どもが自分で反応するものを見つけてあげればいいので。
将来のことを考えて、数字を得意にしたいとか、言葉を得意にしたいとか、
学習にわかりやすく身につけそうなことを押し付けようとしたら、興味なんてものは遠ざかっていきますからね。
なるほどですね。
今、昆虫の話か本、読書に導く話や地球儀を動かすことによって社会に結びつけるヒントをお話ししましたけども、
あくまで子どもの中の心の関心というエネルギーを利用して、
その先に広げてあげるという順番で。
またそれはお母さん一人が頑張ることでも当然ないし、
親二人だけが頑張る話でもないし、
周りのいろんな人がいろんな関心を持ってますから、
その関心を広げてくれる大人たちに出会わせてあげるというのも、
関心を広げる一つのコツでしょうね。
なるほどですね。
あとは以前に子どももやっぱり飽きるっていうところもあるかなと思うんですけれども、
こういった興味があったことに対して、
いずれ全く昆虫に見向きもしなくなるっていうようなこともあるかなと思うんですけれども、
そういうのは、それはそれで見守りつつっていうような感じなんですかね。
ますね。
この間、缶をこれで買ってあげたでしょ、一緒に見ようねとかっていうのは、
あまり無理しないほうがいいですかね。
手を伸ばすことが本人に決めればいいんで、
買ったんだから開きなさいっていうのは一番ナンセンスで、
そこは気をつけましょうね、確かに。
わかりました。
ということですので、まとめますと、
子どもが興味を持っていることに親が興味を持つというより、
読書でしたり社会のこととかに興味を広げられるようにできるかどうかが
鍵かなというところになりますかね。
はい。子どもと一緒に遊ぶぐらいのつもりでいいですよ。
なるほどですね。
はい。
わかりました。ありがとうございます。
はい。ありがとうございます。
いかがでしたでしょうか。
子どもが何かに興味を持ち始めたときにですね、
親はどう接すればよいかということで、
まずその興味を持ったものから新しい興味関心ごとに広げてあげるというのが
親としてやっておくと良いことではないかということでした。
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これが好きならもしかしたらこっちも好きかなっていうような形で
横に広げてあげたりですね。
あとは興味を持ったことに対して、
さらに知識などを深めるような機会を作ってあげるという、
縦に伸ばすようなやり方ということですかね。
個人的にはですね、興味というのは他人が植え付けられるものではないっていう話もですね、
結構なるほどなと思いました。
私もですね、子どもに対してこれ楽しむんじゃないかなと思って買ってあげたものに対してですね、
初め買ってきたときはすごい喜んでくれるんですけれども、
ちょっとしたらですね、すぐに手をつけなくなってほったらかしになっているっていうこともあって、
そういうとき少しムッとするようなこともあったりはするんですけれども、
その初め喜んでくれたっていうのは、
そのものが嬉しいというよりも買ってきてくれたっていう行為そのものが喜んでくれただけで、
そのものに対してあまり興味があったわけではなかったんだなっていうふうに思うようにしました。
最後にですね、先生が言ってたように、あまりそのあたりですね、
絶対興味を持つはずっていうような感じで気張らずにですね、
一緒に遊ぶくらいの感覚でやっていくのが、
健全で良い結果につながるのかもしれないですね。
今日も最後まで聞いていただきありがとうございました。