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2021-10-07 38:31

#85 SaaSの王者セールスフォース マーク・ベニオフの夢を継ぐものたち

こんにちは!今週は、セールスフォースの創業者CEOマーク・ベニオフと注目の人物をお送りしました。


◎今週のトピック

分析のお話です / SAPを超えるのでは?と言われるも本当のライバルはマイクロソフト / Quip買収の裏話 / アマゾン「AWS」とセールスフォースのタッグがあったかも? / マイクロソフトからセールスフォースの買収オファー / この先10年が勝負時 / 創業者CEOから2代目CEOへのトランジション問題 / マーク・ベニオフがいなくても回る組織に / セールスフォースの組織図 / いいねボタンの親 / 「Quip使いづらくね..」 / プロダクト寄りの新CEOトレンド


◎関連リンク

・Salesforce Is ‘About To Pass SAP’ As Largest Enterprise App Company: CEO Marc Benioff

https://www.crn.com/news/cloud/salesforce-is-about-to-pass-sap-as-largest-enterprise-app-company-ceo-marc-benioff

・Salesforce CEO Snubs Rival Microsoft: ‘What’s That Company?’

https://www.businessinsider.com/salesforce-marc-benioff-snubs-rival-microsoft-slack-deal-2020-12

・Marc Benioff’s Salesforce Executive Bench Is Stronger Than Ever

https://www.businessinsider.com/salesforce-marc-benioff-preparing-leadership-to-take-over-bret-taylor-2021-8

・Marc Benioff’s Salesforce Executive Bench Is Stronger Than Ever

https://techcrunch.com/2021/09/22/microsoft-now-more-focused-on-killing-zoom-than-slack-says-stewart-butterfield/

・Marc Benioff Sets His Sights on Microsoft - The New York Times

https://www.nytimes.com/2020/12/02/technology/marc-benioff-salesforce-slack-microsoft.html


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◎ひとこと by Tetsuro Miyatake

もうすぐNBAシーズンが始まる!そしてEminemの飲食店「Mom’s Spaghetti」に行きたいw。


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00:07
みなさんこんにちは、草の幹です。 宮武哲郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報をゆるく深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、セールスフォース マーク・ベニオフの夢を継ぐ者たちについて話していきたいと思います。
はい、ということで、ちょっとかっこいいタイトルで、今日は。
ちょっとロマンがあるやつで。
ロマンがありますね。継ぐ者たちってかっこいい。
今日はちょこちょこ、他の過去のショピファイの回とかもそうですし、ツイッターの回とかでもそうですけど、どちらかというと我々の仮説?
はい、仮説です。
ということで、こういう世界をマーク・ベニオフさんが考えてるんじゃないかみたいな話をする感じですよね。
考察していけたらなと思います。
はい。
ということで、君の声を届けようアンカー。
私たちの番組は、ポッドキャストの制作から配信まで全ての機能が揃ったアンカーというアプリで配信しています。
はい、ということで。
今日は、やっぱりマーク・ベニオフさんの考え方とか、ビジョン、こういうことを考えてるんじゃないかっていう話と、ここ数年前ぐらいから話題になってる、セールスフォースって誰が引き継ぐんですかっていう話についてもちょっと話せたらなっていうふうに思っていますと。
圧倒的なマーク・ベニオフさんの力を感じますね。
本当にここまで作り上げてきたっていうのは本当に。
いや、すごいですよね。
やっぱり、セールスマーケティング周りでは本当に天才的な人っていうのはよくいますし、やっぱりこれだけの会社を作れたっていうのはなかなかないと思うので。
しかも、彼と共同創業者2人で作った会社なので、そこはそうですね。
でもやっぱりそのセールスフォース自体が、なぜこういう話をしたいかと言いますと、直近のニュース、ちょっと数ヶ月前だったかもしれないんですけど、セールスフォースがSAPPをもうすぐで超えるんじゃないかっていう話が出てきていて。
で、売上で言うとまだまだなんですけど、SAPPの2020年の売上が33ビリオンで、セールスフォースが今年21ビリオンを予測してるんですけど、ただ圧倒的にその成長スピードが一つ違うっていうところがあって。
で、マーク・ベニオフさんとしては、次の5年間で年間50ビリオンの売上を達成したいっていう話をしていて。
で、今現在、やっぱりエンタープライズソフトウェア領域ですと、マイクロソフトが多分1位を取ると思うんですけど、マイクロソフトが今年間42ビリオンの売上。
なので、もちろんマイクロソフトも成長するというところを考えると、その5年後、マーク・ベニオさんとしてはマイクロソフトとほぼ対等に戦えるレベルまで持っていきたいという話があって。
03:13
個人的にいろいろマークさんの話を聞いてると、SAPPを見てないのかなと思っていて。
見てない。
SAPPを超えるのは当たり前みたいな。
当たり前。
今の成長をいくと、それは当たり前だろうっていう。逆にそれを超えられないとダメだっていう話で。
強い。
どこを目指すべきかっていうのは、やっぱりマイクロソフトを超えること。
本当に世界最大級のエンタープライズソフトウェアカンパニーになることが、マーク・ベニオさんの夢なんじゃないかなっていうふうには思いますね。
マイクロソフトを倒しに行くぜって。
そうなんですよ。
最近だといろいろマイクロソフトの名前をわざと忘れたりとか、いろいろやってますけど。
何ですかそれ。
記者から最近スラック買収したときに、マイクロソフトと対抗するためですか?みたいなことを聞かれて。
その会社は何の会社ですか?みたいなことを、ふざけ半分ですけど、そういうのを言ってたりとか。
ジョークね。すごいジョーク。
でも明らかに、それこそ何年か前にQuipという会社を買収したのも、明らかにマイクロソフトのオフィスに対抗するソフトウェアをセールスソースも買いたかったっていう話で。
実はその会社、結局セールスソースが750ミリオンで買収するんですけど、実はその買収する前に、実は違う話になってて。
セールスソースが実はAmazonのAWSと話してて。
で、ジョイントベンチャーを作ってQuip買いませんかと。
で、それをQuipを一緒に買収して、で、マイクロソフトを潰しに行きませんかっていう話になってて。
Amazonもこういうコラボレーションツールというか、ビーム系のツールを一緒にやって倒そうってことですか?
Amazonは結構明確な理由でこの領域に元々入りたかったんですけど、Amazonとしては結局AWSを売りたいですと。
で、マイクロソフトのやっぱりAzureの強さって、そのITソフトウェアをそもそもマイクロソフトって売ってるので、そうすると各会社のIT部門と仲良くなれるんですよね。
で、そうするとクラウドコンピューティング、マイクロソフト、Azureを売り込みやすいんですよね。そこで連携できるんで。
なので、AWSもその仕組みを作りたかったっていう話で。
06:01
で、セールスフォースと一緒に話してたんですけど、セールスフォースが急遽、うちらだけでやりますってなって。
で、ちょっとAWSが怒るみたいな。
でもAWSは結構乗り気だったんですね。
乗り気でした。
そうなってても結構面白いですね。
多分すごい面白いと思いますね。なんかそういう形で、セールスフォースとAmazonが組んでマイクロソフトを倒しに行くっていうのは、それはそれで面白いと思ったんですけど、結局そうならなくてセールスフォースがやりましたと。
で、実はそれ以外にも、セールスフォースがマイクロソフト化したいっていうところも、マイクロソフトが2014年にサティア・ナデラさんが社長になった時に、実はマーク・ベニオフさんといろいろそのタイミングでいろんなことについて話してたんですけど、そこで買収オファー出したんですよね。
マイクロソフトからセールスフォース?
マイクロソフトからセールスフォースに。セールスフォースを55ビリオンで買いたいですと。
当時セールスフォースは上場企業でしたけど、だいたい時価総額49ビリオン、50ビリオンぐらいだったので、ちょっとプレミアムで買いたいですみたいな話で。
マーク・ベニオフさんのカウンターオファーで70ビリオン出して、結局それがちょっと合わなくてダメになったっていう話で。
じゃあ、もしかしたら一緒に?
そうですね。もしかしたら一緒になってたっていう話で。
マーク・ベニオフさんとしては正しいじゃないですかね。今、会社のセールスフォースの値が270ビリオンぐらいあるんで。
確かに。
それはそれで正しい選択に最終的になったなって思うんですけど、そういう話もありましたと。
でもそんな中で結局それがうまくいかなくて、マーク・ベニオフさんとしてもマイクロソフトをどう超えればいいんだっていうところをいろいろ考えた中でいろんな施策を打つんですけど、
その中で彼も気づいたのが、たぶん次の5年間とか10年間、すごい勝負時になるんですけど、マーク・ベニオフさんがあとどれくらいできるか、この戦いを。
それを超えられたとしても、それを継続的にその後に告げる人がいるのかと。
今、57歳。
57歳ですよね。なので、さすがに60代に入ると、さすがにやっぱり次のことを考えたりもするじゃないですか。
そういうのもあるんで、それとプラス過去5年以内にいろんなテック企業が、創業者から別のCEOへのトランジション、特に大手テック企業を見るとしていて。
09:01
10年前ですと、スティーブ・ジョブズからティム・クックさんへというのはあったり。
マイクロソフトもビル・ゲイツさんから、スティーブ・バルマーさんから、2014年にサティアさんが入ったりとか。
Googleもラリーペイジさんから、スンダー・ピチャイさんにいったり。
今年ですと、ジェフ・ベゾスさんから、アンディ・ジャシーさんにもなっていて。
多分唯一、大手テック企業でまだ創業者が運営してるっていうところだと、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグさん。
若すぎる。
そうですね。今何歳でしたっけ?まだ30代ですよね。
今まだ37歳ですね。
37歳か。
まだ10年以上できますね。
まだ元気ですね。
本当にすごいですよね。
いろんなトランジションが今起きてる中で、トランジションするときにいろんな課題が生まれたりとか、いろんな批判を受けるじゃないですか。
それこそ、マイクロソフトも最初にスティーブ・バルマーさんになったときに、結局スティーブ・バルマーさんってすごい経営者ですけど、最終的にあの時期ってすごい失敗だっていろんな人が言ってますし、
で、最終的にそれがサティアさんに代わっていろいろ良くなったみたいな話してますけど。
で、アップルさえ、過去バイツでもそのティム・クックさんの10年の成長の話をしましたけど、あれだけ会社を成長させてるのに、いまだにやっぱりティム・クックさんへの批判ってすごいじゃないですか。
革新的なプロダクトはないじゃないかって。
そんなことないと思いますけどね。
なんか、エアポッツは別に革新的なプロダクトじゃないみたいなこと言う人もいっぱいいますけど。
エアポッツいいですけどね。
すごいプロダクトですよ。
iPhone的な衝撃はないですもんね。
まさにそうなんですよね。そのiPhone的なものが作れてないんじゃないかみたいな話をしてて。
車に期待です、本当に。
そうですね、車とメガネですよね。
多分ティム・クックさんの考えてるやつは。
でもやっぱりティム・クックさんでさえやっぱりすごい批判を受けてて、それこそ今だとアンディ・ジャシーさんも本当にジェフ・ベゾスを告げるのかみたいな話がやっぱりいろいろ出ていて。
やっぱりその、もともとの企業創業者がすごい人過ぎるんで、やっぱりリプレイスってなかなかできないっていうのは確かにあるじゃないですか。
それこそFacebookなんて、マーク・ザッカーバーグ誰がリプレイスするんですかって言われると、多分誰も出てこないじゃないですか。
シェリル・サンドバーグさんとかかな。
シェリルさん違うじゃないですか。
違いますか。
やっぱりスキルセットが違すぎるんで。
誰だろう。
そうなんですよね。
確かに。
だから多分今後Facebookがメタバース企業になるって考えると、ボズさんとか、場合によってはクリス・コックさんとか、プロダクトマニュアストとかそういうのになるのかなって思うんですけど、
12:03
マーク・ザッカーバーグと同じことができるのかって言われると、なかなか厳しいっていう話になりそうだなっていうところもありますし、
多分Facebookはまだシェリル・サンドバーグとかボズさんとかクリス・コックさんとかいろんな人が出てきますけど、
例えばテスラとか、イーロン・マスクさんをリプレイスできる人って絶対いないんで。
他の方が全然思いつかないぐらい圧倒的なポジションですよね。
本当に。
そうなんですよね。
でもイーロン・マスクさんを支える右腕みたいな人はめちゃくちゃ相当優秀なんだろうなって感じはしますけど、リプレイスは確かに難しそうですね。
そうなんですよね。
そこの同じビジョンとかプロダクトセンターに考えられる人っていうのがやっぱり少なくて、それを逆にGoogleとかマイクロソフトは今の社長のサティアさんとスンダーさんはすごいうまくできてると思うんですけど、
結局多分セールスフォースも似たようなことをマーク・ベニオフさんが考え始めてますと。
それをなぜ考え始めてるかというと、直近のいろんなイベントとか投資家向けの電話会議とか聞いてると、やっぱりなんとなくそれが見えてくるっていうところで。
直近の投資家向けの電話会議があったんですけど、そこでマーク・ベニオフさんがスイスかな、どっか海外にいて、電話回線が悪くて途中で回線切れちゃったんですよ。
そこで自然化のように、ブレッド・テイラーさんってセールスフォースのCEOとか、ギャビン・パターさんってセールスフォースのCROと、エミー・ビーバーさんってセールスフォースのCFOがうまく入って、結局マーク・ベニオフさんがいなくても回るチームなんだっていうのが明らかにそこになったんですよね。
回線切れちゃったっていう。
ベニオフさん、マークさんの回線、ここぞという時に切れてしまう、大丈夫かな。
それは課題ですよね。
なるほど、みんなもう、じゃあ私たちやりますねって感じでスムーズなんですね。
そもそも従業員向けのオールハンズミーティングって会社全体会みたいなのを、週次でセールスフォースでやってたりするんですけど、そこもローテーションになってるんですよ、誰が仕切るかっていうのを。
もちろんマーク・ベニオフさんも仕切る時があるんですけど、それ以外にブレッド・テイラーさん、ギャビン・パターさんさんとエミー・ビーバーさん、あと多分もう一人ぐらいローテーションでやってるんですけど、でもマーク・ベニオフさん以外の人が仕切るっていうことになってるんですよね、一部は。
15:08
そういうのもあったり、あとセールスフォースで言うと毎年ドリームフォースっていう大規模なイベントをやってると思うんですけど、そこも今年のドリームフォース直近で行われましたけど、マーク・ベニオフさんもすごいハイレベルで、セールスフォースがテック業界にこういうことをやってますよみたいなことを話したんですけど、
本当に今後スラックとどう一緒に成長するのかみたいなところはブレッド・テイラーさんに渡したりとか、やっぱりいろんな人をやっぱり巻き込み始めてるっていうのもありましたし、この間テキサスでちょっとすごい批判された法律が通ったじゃないですか。
忠誠禁止みたいなやつですよね。
そうですそうです。あの法律に対してのセールスフォースのスタンス、ポジションっていうのも、マーク・ベニオさん一切関わらずにセールスフォースのチーフピープルオフィサーCPOのブレッド・ハイダーさんっていう方が勝手にこうしますと、セールスフォースで。
で、それに対してセールスフォースこういう思いを抱えてますっていうのを勝手に出して、で、マーク・ベニオさんはニュースでそれを聞いて、で、電話して、これすごい良かったけど誰がどういうふうに決めたんですかみたいなことを聞いたらしいんですけど。
確かになんか、確かにすごい良いことだと思うんですけど、社長にチェックなしで、ノーチェックで。チェックなしで全然できるっていう。それすごいですね。そうなんですよ。そもそもマーク・ベニオさんってタイムマガジン。はい、買ってました。買ってたりして。5分で。
そうですね。それ以外にもいろんな事前活動とかもやってるので、一応なんとなくフォーチュンとかが言ってたのは、マーク・ベニオさんはセールスフォース以外のプロジェクトに時間、50%ぐらいの時間をかけてるんじゃないかみたいな。
なんで、セールスフォースは結局、自分の今半分ぐらいの時間しかかけてないとなると、やっぱり他の人に頼らないといけない。
っていうところで、その中で一番次のCEO候補になりそうな人って何人かだいたい上がるんですけど、だいたいブレッド・テイラーさん、今のCEOの方と、ギャビン・パターソンさん、今のCROと、場合によってはエイミー・ウィーバーさん、CFOの方。
CROってなんの?
チーフ・レベニュー・オフィサーですね。
なるほど。すみません。
いわゆる売上を伸ばすっていう方なんですけど、その中で、じゃあ個人的に誰が一番だと思うかって考えるときに、今のセールスフォースの組織図を見ると、なんとなくそれがヒントとして出てくるんですよね。
18:14
セールスフォースってちょっと普通の組織とはちょっと違う組織図になってまして、これはCEOとその直下にいる人たちしか見てないので、それ以外はちょっと個人的にわかんないんですけど、
他の大体の会社を見ますと社長がいて、その下に他のCレベルオフィサーって言うんですけど、そのCFOとかCPOとかCTOとか、いわゆる系メンバーが一列に並んでるじゃないですか。
セールスフォースの場合ちょっと違くて、マークさんの配下にいるCレベルオフィサーがいて、その中の一人のブレッド・テイラーさんの部下に、ブレッド・テイラーさんの部下に何人かCレベルオフィサーの人がいるんですよ。
そこにブレッドさんの間に挟んでるわけですね。
間にブレッドさんが、全員ではないですけど一部挟んでるんですよ。
なんでまあすごい簡単に言うと、マーク・ベリオフさんの下には、まずエイミー・ウィーバーさんいます。CFOの方ですよね。
ライアン・エイティーさんっていうチーフビジネスオフィサーの方がいて、チーフフィランスオピーオフィサーの人がいて、CROがいて、パーカー・ハリーさんってCTO兼共同創業者がいて、チーフピープルオフィサー、人事担当みたいな感じですかね。
カスタマー・サクセスのトップの人がいて、コーポレート・リレーションズの人がトップがいて、チーフセキュリティ・アドバイザーがいて、いろいろいるんですけど、CSOとか、ブレッド・テイラーさんのCOもいるんですけど、
じゃあ逆にブレッド・テイラーさんの配下に誰がいるかと見ると、まずチーフプロダクトオフィサーがいます。
ちなみに、ブレッド・テイラーさんの肩書きは何だったんでしたっけ。
COOです。
COO、すみません。
いっぱいいってるんで。
COOのブレッドさん。
COOのブレッドさんの配下に、チーフプロダクトオフィサー、CPOがいたり、チーフエンジニアリングオフィサーっていうのがいるんですけど、いわゆるもうほぼ実質CTOです。
ほんと、プロダクトの中核になってる人たちが集まって。
CMOがいて、ミュールソフト、セリフソースが買収した会社のCOが配下にいて、
タブローのCOが、コープデブとセールスフォースベンチャーズのトップもいて、
21:07
チーフコミュニケーションオフィサーが下にいて、チーフインフォメーションオフィサーが下にいて、
チーフインフォメーション。
チーフトラストオフィサーも下にいて。
トラストオフィサー。
いろんな役割はおいて。
いろんなのがありますね。
大きい会社なんで、いろんな人がいるんですけど。
でも、ほんとにほぼCレベルオフィサーの半分ぐらい、ブレッドさんが担当してるんですよ。
めちゃくちゃ信頼されてますね、それは。
そうなんですよ。
で、そう考えると、当然だから、次はブレッドさんだろうっていうことになるんですけど、
じゃあ、なぜブレッドさんなのかっていうところで、
ブレッドさんの今までの経歴をまず見てみましょうと。
ブレッドさんって、もともとグーグル出身者で、
で、グーグルマップスってあるじゃないですか。
それを作った人です。
へー。
そうそう。
だいぶ前にグーグルにいたっていうことなんですけど。
へー。
で、グーグルを2007年に退職するんですけど、そのときにベンチマークに入って、
あ、VCに。
はい。
へー。
で、ベンチマークでも、よくあるのが、Entrepreneur in Residenceっていうのがあるんですけど、EIRっていうプログラムがあって。
企業準備?
そうです。
で、そこで起業するんですよ。
おー、そのベンチマークにいながら、一回起業して。
そうです。
で、そこで起業した会社が、フレンドフィードっていう会社で。
で、フレンドフィード、SNSの会社なんですけど、フレンドフィードが、いいねボタンを作ってるんですよ。
おー。
そもそも。
で、Facebookがそれを見て、買収するんですよ。50億くらいで。
へー。
で、もちろんFacebookも、なんか似たようなものを作ったんですけど。
へー。
結局、フレンドフィードを買収して。
あの、いいねっていうボタン?
あの、いいねの。
そんなに。
はい。
ね、価値が。
まあ、価値ありますね、それ。
まあ、もちろんそれ以外の、フィードみたいなものとか。
そうですね、すごい。
あの、フィードが強かったので、フレンドフィードは。
そういうのまでやってたんですけど、それで50ミリオンでFacebookが買収して。
へー。時代ですね、ほんとに。
いやー、ほんと歴史を作ってきた方ですね。
そうなんですよ。そうなんですよ。
で、Facebookですと、2012年にダスティン・モスカビッツさんが、たぶんそのタイミングぐらいで辞めたと思うんですけど、をついでFacebookのCTOになるんですよ。
おー。
24:00
なんで、まあ、それだけちゃんと評価されてる人っていうところで。
へー。
で、それで、結果Facebook辞めちゃうんですけど、そこでもう一回起業して。
はい。
で、そこでQuipっていう会社を始めるんですけど。
おー、そこにたどり着くんですね。
で、ブレッド・テイレさんがFacebook辞めたときに、やっぱりちょっとすごかったのは、結構そのFacebookの従業員がQuipにそのまま入ったんですよ。
あ、ブレッドさんのチームの人たちが。
チームの人たちが。
で、少なくともたぶん5、6人入ったっていう話で。
へー。
やっぱそれって、やっぱどれだけブレッドさんがいい人かっていうのを表すものでもあると思うので。
信頼されてますね、ほんとに。
そうなんですよ。
なんで、まあそこで結局2016年にセールスフォース710ミリオンで買収されて。
いやー。
で、ブレッドさんはセールスフォース入りになって。
で、2017年にセールスフォースのCPO、チーフプロダクトオフィサーになって。
で、2019年にセールスフォースのCOOになりますと。
ほんとに、なんか綺麗な。
すごいですね、ほんとに。
どんどんステップアップして、ほんとに上り詰めてますね。
そうですよね。
で、しかもそれが。
めちゃくちゃ優秀。
2回起業してね、どっちも買収されてるんで。
一瞬ベンチマークにいたっていうのは面白いですね。
そうですよね。
一瞬だけ。
まあ、EIRとしてやったんですけど。
でもやっぱり、最初セールスフォース入った時は結構苦しんだらしくて。
なぜかというと、セールスフォースがクイップを買収した時に、クイップを会社で使わないといけないっていうルールになって。
いわゆるマイクロソフトワードのリプレイスみたいな感じで。
自社プロダクトですもんね。
そうですね。
これをもう必ず使ってくださいっていう話だったんですけど。
実は結構不満を抱えている従業員が多くて。
クイップ。
クイップがちょっと微妙じゃないかみたいな話があって。
で、結構セールスフォースでマネージャーを集めて営業のキックオフミーティングとかやるんですけど。
そこで会社の今後こういうプロダクトを推していきますとかそういう話がある中で。
クイップが買収された直後のそういうミーティングで。
本当にブレットセールさんも参加してるミーティングなんですけど。
いやクイップ微妙じゃないみたいなことを目の前で言われて。
辛い。
でもブレットさんもそれをちゃんとうまく受けてそのフィードバックを。
その各不満を抱えてた全従業員と一対一のミーティングして。
うわーすごい。
で、そこで何が不満なのかっていうのをちゃんと把握して。
27:02
そこで結構関係性を良くしたっていう話が有名なんですけど。
で実はそれスラック買収した時も似たようなことをやってて。
はい。
スラック買収した時にスラックの本社にブレットさんがいて。
そこでAsk Me AnythingでそのQA会を開いて。
そこでどうスラックのカルチャーが変わるかとか。
どう仕事が変わるのかっていうのをちゃんと一個一個質問対応したっていう話で。
あのスラックの社員の人たちに。
そうですそうです。
へー。
でスラックの社長のストアートさんもこれだけこんな状況の中でポジティブなインパクトと人を落ち着かせていい気分にさせた人が初めて見たっていうのを言ってて。
ほんとにやっぱ買収された時のハードシングスが学びになってますね。
確かに。
こんなにうまいことを消化できた人なかなかいないですよね。
すごい。
なのでやっぱりセールスフォース内でもすごい影響力が伸びていて。
結構そのデイトデイの日常的なCEO的な役割っていうのを結構こなしてるっていうのは言われていて。
で最近よく、もともとセールスフォースのプロラクトを買収したプロラクトミュールソフトタブロスラックがブレッドさんの配下にあるっていうのは一つ大きなポイントだと思いますし。
結構その最近だとそのプロラクト側だけではなくて結構営業チームからブレッドさんにちょっとうちのクライアントの社長と話してくれませんかみたいな。
これはだいたいどの会社でもあるんですよ。やっぱりマークベニオさんもこれをやってて。
やっぱりその大型クライアントを獲得するためには社長を出さないといけない時期って絶対あるじゃないですか。
でそれを最近だとマークベニオさんじゃなくてブレッドテイラーさんに行ってるんですよ。
でこれは結構やっぱり重要だなっていうふうに思ってますし、
最近なんかちょこちょこ報道されてるのはブレッドテイラーさん自体が場合によっては1日そういうその営業系のミーティングを5件から6件ぐらい受けてるみたいな。
でこれって結構レアで、だいたい1週間に2、3件やるかっていう話なんですよ。
ブレッドさんとかマークベニオさんのレベルだと。
なんですけど、2021年の4月から6月の間で70社とあってるんですよね、ブレッドテイラーさん。
70社?
はい。
すごい。
なんでやっぱりそれぐらい彼が今要求されてますし、その営業でも重要な人にもなってますし、
もちろんプロダクトも全部見てますし、だからそれを考えても結構次になるんじゃないかっていう話があるっていうところと、
30:08
あと最後に、やっぱりその今直近のトレンドを見ますと、
そのGoogleとかマイクロソフトの今の社長を見ますと、結構エンジニアリングとかプロダクトバックグラウンドの人じゃないですか。
あー、確かに。
今までですと、やっぱり昔は営業チックなリーダーを置くっていう。
はい。
そっちのほうが、なんとなくカリスマ性があったりとか。
でもなんか、売り込んだりするのとか、上手ですもん。上手っていうか、プロですもんね。
だからこそスティーブバルマさんが最初選ばれたりとかしてたと思うんですよ、マイクロソフトって。
なんですけど、最近のトレンドはそっちではなくて、もう少しプロダクト寄りの人とか、そういうのを置くっていうのになってるのも、
結構ブレッドさんはすごいフィットしてるのかなっていうふうに思っていて。
確かに。GoogleのサンダーピチャイさんもPM…
そうですよね。
プロダクト側の方ですもんね。
そうですそうですそうです、まさに。
なんで、ブレッドさんもいまだにたまにコーディングしてますし。
へー、今でも。
去年実はアプリリリースしてて、個人で。
へー。
カリフォルニアって山火事がひどいじゃないですか。
それを空気のクオリティをトラッキングするアプリを出してて。
へー。
結構いいアプリなんですけど。
へー。
そういうのを出したりとか、
週末の間に新しいテクノロジーを学ぶ時間を取ったりとか、
それこそGoogleのAIのテンサフローとかを学んだりとかしてるっていうのもあるんですけど、
そもそもQuipのベースのコードを書いたのはブレッドテイラーさんですし。
で、いまだにQuipのコードのアカウントオーナーっているんですけど、
Quipがコード管理してる、保管してる場所のアカウント名がテイラーさんになってて。
へー。
ブレッドテイラーさんになってるんですけど。
なんで、去年間違えてQuipに入った、たぶん1年目か2年目のエンジニアの子が、
コードレビューのリクエストをブレッドテイラーさんに送っちゃって。
まさかあのブレッドテイラーさんじゃないと思ってて。
ダメだよ、そんなの送っちゃって。
めちゃくちゃ怖かったっていう話なんですけど、
33:05
でもブレッドさんがそれに対してちゃんとレビューして、
この変換大丈夫ですよっていうのを書いたらしいんですけど。
でも本当にいまだにエンジニアとしても、
もちろん今のトップエンジニアとはスキルセットがちょっと違うかもしれないですけど、
そういうマインドセットを持ってる方でもあるので、
個人的にはやっぱりこのブレッドテイラーさんっていうのはすごい注目されてる方なのかなっていうふうに思いました。
でもこれすごいのはやっぱりクイップで買収されたサービスで、
それでここCOになるかもしれないっていうのは、
セールスフォースの人たちからするとどう思うんですかね、それは。
確かに新しく入ってきたというか、そもそもセールスフォースの方じゃないから、
アメリカって結構トップの人が別のところから入ってくるみたいなケースって結構あるじゃないですか。
全然ありますね。
なんかあんまり抵抗ないのかなと思ってました。なのでどうなんですかね。
もちろん抵抗は一部ないとは思うんですけど、やっぱりすごい懸念はされそうですよね。
確かにずっとマークさんの下で働いてた方とか。
そうなんですよね。特にこの大手テック企業になるほど、
これだけのビジョンをちゃんと把握できるのかってなるじゃないですか、外の人が。
結局、アマゾンもアンディ・ジャスティンさんになったのも、スンダーさんも元々グーグルですよね。
なのでやっぱりそういう人だからこそ、カルチャーを理解してるっていうところがあるので、
なかなか多分このレベルになると、外部からっていうのがやりにくくなるのかなっていうところですね。
めちゃくちゃセールスフォース歴長いわけでもないですもんね。
そうですよね。
比較すると他の会社と。
そうなんですよね。それこそセールスフォース内では、
CROの方とか他の方ももう少し継続年数が多かったりする人もいるので、
そういう人でもよかったんですけど、
でもやっぱりブレッドさん、そもそもQuip買収した時もマーク・ペニオさんが言ってましたけど、
ブレッドさんのビジョンとか、ソフトウェア、エンタープライズソフトウェアで考える思いとか戦略というのがすごい惹かれたっていうのを言ってて。
じゃあもうそこでQuip買収した時はもういいやつ見つけたなと。
半分もうブレッドさんじゃないですか。
ブレッドさんの過去の経歴を見てるとまた起業するって可能性も全然ありそうだったけど、
ずっと続けてセールスフォースの一人になっていくっていう感じはしそうですしますもんね。
そうなんですよね。
今回はちょっとここまでの話なんですけど、一応次回はブレッドさんで、
36:07
実はスラックの買収を手掛けたのってマーク・ペニオさんじゃなくてブレッド・テイラーさんなので、
クローズしたのも彼なんで、結局それって結構ブレッドさんが信頼されている27.7ビリオンの買収なんで、
なかなかできないことですし、そこのブレッドさんのなぜスラックを買収したかっていう考え方と、
それがどういうふうにマーク・ペニオさんのビジョンと夢とつながって、
逆にどういうふうにセールスフォースが今後その組織も含めて、
マイクロソフトを倒しに行くのかっていう話をしたいなというふうに思ってます。
本当に大きな会社って、1世代では本当にできる、なんていうか、
本当に企業家の人ってすごいなって思うんですけど、これぐらいのレベルの戦いになると次の人に託すって考えたり、
それすごいですよね。
本当に次元が違うなって思いますよね。
それこそVCの世界ですと、やっぱり10年スパンじゃないですか、10年から15年スパンじゃないですか、
いわゆる上場するまでとか、そういうのを考えるんですけど、
やっぱり企業家ってそれ以上の30年って考えないといけなくて、
逆にこのレベルでいくと、次の世代って考えないといけないっていうのは、
本当、どのタイミングでこういうのを考えるのかなっていうのがすごい気になりますよね。
私の後継者って考えたら。
いやー、オクトピックもどっからタイミング考えないといけないんですかね。
いやー、ちょっとやめましょう。
セル操作は暗いものにならないんで。
本当にすごい戦いですね。
いやー、スラックの話はちょっとまた次回話すっていうことで、
今回はこんなところで、今回も聞いていただきありがとうございました。
オフトピックではYouTubeやニュースレターでも配信しているので、
気になった方はオフトピックJPのフォローお願いします。
今回の収録はYouTubeでも聞くことができます。
またSpotifyで10分でわかる最新テックニュース解説バイツも更新しているので、
ぜひチェックしてみてください。
ではまた次回お会いしましょう。さよなら。
さよなら。
38:31

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