そこでちょっと色々探りを入れながら、
そこで連携できるチャンスを探るっていうのを色々やってるんですけど、
2020年にそういう話がある中で、
ストゥアットさんがあるアイディアをブレッドテイレさんに持ちかけるんですよ。
はい。
で、それがクイップを売ってくれないかと。
おー。
スラックが欲しいですと。
なんか、その展開は予想してませんでしたね。
そうなんですよね。
前回の話で言うと、クイップ買収したけど、
ステールスフォース社内でそんなに評判が良くなくて、
ブレッドさん落ち込んでフィアリングして頑張るみたいな。
そこからクイップのプロダクトもちょっと改善されたっていうところもあるんですけど、
結局、スラックとしても、スラックってやっぱりすごいマイクロソフトを意識してる会社なので、
マイクロソフトにどう勝つかとすると、
オフィスプロダクティビティアプリが必要だっていう風になっていて、
その中でクイップとかが上がってきたっていうところだと思うんですよ。
へー。
で、そこからいろんな会話になって、最終的にブレッドさんが、
いや、だったらステールスフォースが買えますよ、と。スラックを。
だったらってすごい話になりましたね。
その間の会話がどうなったかっていうのは、僕も残念ながら知らないんで。
それを、あの二人のSMSのメッセージが見れたんですけど。
気になりますね。
でも、結局そういう話になって、
そこで、ステールスフォースがスラックを買収する話に持ち込んで、
最終的に買いましたと。
結局、ブレッドテイラーさん自身も、クイップのインテグレーションだけだと、
ステールスフォースの今後の戦略が物足りないと。
そこを感じて、だったらステールスフォースの今のいろんなプロダクトがあるのを、
どういうふうにコラボレーションさせるかと考えたときに出てきたのがやっぱりスラックで。
そもそもこのスラックの買収をなぜしたかっていう話に、
これからいろいろ深掘りしていきたいと思うんですけど。
そもそも、これは元々ステールスフォースも昔からやりたかったことで、
2009年ぐらいですかね、2009年か2010年ぐらいに、
自社のアプリを作るんですよね。
チャッターっていう、社内のメッセージサービスを作るんですけど。
で、未だに確かにちょこっと残ってたりするんですけど、
今は多分スラックにリプレイされちゃったんですけど、
そもそもマーク・ベニオさんってこのメッセージ領域とか、
ソーシャルネットワークがすごい好きで、
だからこそLinkedInも買収しようとしましたし、
Twitterも買収しようとした時期があったんですけど、
でもそもそもこのチャッターを作ったきっかけって、実はYammerで。
Yammerが最初出てきたときに、あるスタートアップコンペに出たんですよ。
それこそDavid Sackさんとかが出たんですけど、
確かTechCrunch40かな?みたいなものに出て、
そこの審査員がマーク・ベニオさんだったんですよ。
豪華ですね。
まあそうですね。
当時はまだ200ビリオンの会社じゃなかったんで。
でもそこでマーク・ベニオさんが出て、Yammerのプロダクトを見て、
これめっちゃいいと。
これ買いたいと。
オファーが、これ公開されてない情報なんですけど、
ニュースとかにはそもそも最初になってなかったと思うんですけど、
250ミリオンのオファーを出したんですけど。
なんで知ってるんですか逆に。
David Sackさんがどっかで言ったんで。
そうなんですね。
ただニュースとかでは報道されてないっていうだけで。
で、ただセールスフォース社内のエンジニアが、
自分たちで作りたいですと。
インハウスで作れますと。
って言って、最終的にセールスフォースはチャッターを作るんですよ。
で、その中で、それがセールスフォースの状況でしたと。
で、Slackの状況を見ると、やっぱりいろいろ進化をしていて、
Slackってもともとメールのリプレイスのツールとして最初ポジショニングをしてて、
いまだにそこがすごい強みだと思うんですけど、
最近だとやっぱり今、我々が新しいHQだ、本社だみたいなと言い始めていて、
結局Slackってカンパニーカルチャーの中心にあるサービスだっていう話にしていて、
で、その中でいろんなサービスとインテグレーションをすることによって、
よりインフラ化しますという戦略だったんです。
ここはもう少し詳細は後で説明しますけど、
Slackの強みってちょこちょこ言われているのが、
インターカンパニーエッジって、たまにこの単語出てくるんですけど、
会社間同士でのメッセージが可能になっていて、
で、社内でさえSlackってめちゃくちゃ使われるじゃないですか。
それを他の会社との会話でもできるっていうところになると、
それこそメールをリプレイするもので。
で、Slackの利用率とかそのエンゲージメントを見ると、
カンファレンス系のツールとかも、コピーとかもありかなと思います。
全然ありですよね。逆にドリームフォースを全部そこ上でやるとか。
スラックってそもそも上場もしてましたし、なんかめちゃくちゃいい感じだったような気がしたんですけど、
ここでまたサイルスポーツに入ってっていうのも意外だなって思いました。
そうですよね。結構やっぱりストアートさんとブレッドさんの会話の中で、
その買収するかしないかっていう話の中で、いろんな話をしてたらしいんですけど、
その中でよくフレーズとして出たのが、1たす1イコール7で、
で、その買収でよく言われている1たす1イコール3ってあるじゃないですか。
A社プラスB社イコール、その2つが合わさった以上のことができますみたいな。
それを1たす1イコール7っていうふうに言ってるのは、
それ普通に考える以上はるかなものが作れるっていうことだと思っていて。
3でもなく6でもなく、7。
なぜ7にしたかはちょっと僕もいろいろこれから探るんですけど。
なんか理由があるのかなみたいな。
なぜ7なのかって。
でも、この1たす1イコール7っていうのは何回も言ってて、2人とも。
なんで何かしら意味はあるのかなと思っていて。
で、おそらくそのストアートさんもマイクロソフトを倒したいんですよ。
で、逆に今マイクロソフトがズームに集中してるんで、今がチャンスだって多分思ってるんですよ。
ここでアクセル踏まないと、チャンスはもしかしたらもう1回来ないと。
そう思った時に、それこそクイップを買収するとか、そういうのいろいろ手掛けたと思うんですけど。
その中でセールスフォースからこのオファーが出てきて、
一緒に組んだ方がチャンスが高いのかなって多分思ったんですよ。
で、逆にブレットさんからすると、
ブレットさんだけではなくてマークさんもそうなんですけど、
そもそもマークさんとチャッターを作ろうとしたり、山を買収しようとした理由も
やっぱり一番彼らが理解してるものって、
この何かしらアプリをエンタープライズに何か売り込む時に、
一番根が深いところをコントロールすると売りやすいですと。
名言ですね。
その根が何かっていうと、カンパニーカルチャーなんですよね。
で、カンパニーカルチャーってどこから生まれるかというと、
人と人のコミュニケーションから生まれるじゃないですか。
CEOがこういうビジョンを持ってますっていう話とか。
で、昔だとそれってやっぱりオフィス、フィジカルなオフィス内でそれが起きてたと思うんですけど、
そういう全体会で社長がこういうビジョンでいきますみたいなことを言うっていうのがあったと思うんですけど、
今だともうコロナ期間中もあって、
それが全部デジタル上で行われてますと。
それが半分リモートですってあっても、結局スラック上でそれが起きてるじゃないですか。
だからこそスラックが自社を自分たちをデジタルHQって呼んでいて、
だからこそブレットさんがなぜスラックを買収したんですかって言うと、
必ず単語で出てくるのがデジタルHQで。
デジタルHQいいですね。
そうなんですよ。すごい良い言葉ですよね。
完全オフィスをリプレイスしたものだと思っているので、
それしかもコミュニケーションから始まって、
そこでインテグレーションをしているので、いろんなアプリと。
目が深い問題を解決するっていうのはめちゃくちゃ正しいですね。
めちゃくちゃ正しいと思います。
逆に今までやっぱりマーク・ベニオフさんの思いって、
やっぱり彼の一番大きな思いは、
エンタープライズソフトウェアを作って全社員が使うことなんですよ。
で、今までの戦略って部門ごとに行ってるんですよ。
営業チームに行ったり、カスタマーサクセスのチームに行ったり、
マーケティングのチームに行ったり。
ただ、そこの一個一個部門に行っても、
そこの部門間の連携とか。
そうですよね。みんなが使っているサービスではないっていうか。
みんなが使っているサービスもできないですし、
部門間でのコミュニケーションって絶対起きるので、
そこもリーチできてませんと。
そこをリーチできるのがスラックですと。
で、逆にそこの部門間のインタラクションも把握できるようになれば、
それこそ今までセールスフォースが考えてなかったワークフローって作れるんですよ。
ワークフローとかアプリが作れるんですよ。
なぜかというと、最近やっぱり営業部門だけが承認する案件ってどんどん減ってるんですよね。
やっぱりこの案件をどういう風にプロモーションするかってマーケティングチームに確認したりとか、
どういうメッセージングで話すべきかっていうのを話したりとか、
カスタマーサクセスチームに逆にどういう風に今までこのクライアントと対応してたのかって聞いたりとか、
場合によっては社長にちょっと営業一緒に出てくれないかって聞いたりとかするケースもあると思うんですけど、
今までそれってなかなかコミュニケーションを取るのにすごい大変だったんですよね。
それがもしかしたらスラックとセールソースが連携されることによって、それがワークフロー化するんですよ。
そこってやっぱり今までのデジタルHQっていう考え方、
単純に今の仕事の仕方っていうのは結局フィジカルベースの仕事の仕方をデジタル化しただけなので、
それだけだったら多分効率性が上がらないと。会社としての。
本当に次の世代の仕事の仕方っていうのを考えたときに、
何が中心にあるかというとコミュニケーションが中心にあるので、
だからこそセールソースはスラックを買収したっていうところで。
これは結局、ブレットさんの思い出もあるんですけど、
結局マーク・ベニオフさんと共同創業者のパーカー・ハリスさんの思い出。
その2人を受け継ぐのって、前回のエピソードで話したブレットさんっていう話をしましたけど、
正直ブレットさんだけじゃないと思っていて、
これはまずチームでやるっていうところで、
ブレットさんって営業バックグラウンドの人じゃないので、
でもセールソースってすごい営業のインフラを持っている会社なので、
CROの方とかいろんな方がバックにいる中で、
次のマーク・ベニオフさん、パーカー・ハリスさんに誰がなるかというと、
個人的に2人だと思っていて、
それがブレット・テイラーさんとストゥアート・バター・フィールドさんだと思っていて、
結局ストゥアートさんって1回フリッカーで買収されてYahoo!辞めてるんですけど、
やっぱりそのスラックが買収されて彼が辞めるんじゃないかっていう話ってやっぱり出てくるんですよね。
で、それを辞めない理由とすると、
やっぱりこのもっと大きなビジョン、マイクロソフトを倒すっていうビジョンを持ってるっていうところと、
あとはおそらくなんですけど、
今年なのか来年なのかわからないですけど、
ストゥアートさんはセールスフォースの経営メンバーになりますと。
今はスラックだけですけど、場合によってはそれ以上のものになりますと。
これは単純に個人的な予想なんであれなんですけど、
ブレット・テイラーさんがCOになって、
ストゥアートさんがCOOになるんじゃないかなと思ってます。
めちゃくちゃありそうですね。
結局なんかこの2人が最近すごいセールスフォース代表して、
2人とも同時にイベントに出たりとかしてるんですよね。
なんで明らかにこの2人を前に出してるっていうのはなぜかと考えると、
多分ストゥアートさんのプロダクトのビジョンって多分すごいで、
多分そこを見ながらブレットさんのセールスフォースの他のプロダクトをどうそれに連携させるかっていうところを見てるので、
セールスフォースって今後すごい面白いのが、
セールスフォースっていう会社名の元を一番前に押し出してるのが、
もしかしたらスラックかもしれないっていうところで。
資料もでも本当にスラック推しでしたもんね。
そうなんですよ。
なので個人的にこのスラックがすごいセールスフォースの中で重要なポジションに立っていると思ってて、
もちろんストゥアートさんも同じで。
マーク・ベニオさんとしては、
社内での部門間でのコミュニケーションと全社員が使えるソフトウェアっていうのを今まで作れてなかったっていうところが、
スラックがまず解決していて。
なので社内のネットワーク効果っていうのが生まれますと。
同時にスラックコネクトによって外部のネットワーク効果が生まれるっていう、