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2021-10-14 31:26

#86 Slack買収に秘めたセールスフォースの成長戦略

こんにちは!今週は、セールスフォースに買収されたSlackの可能性などお送りしました。

 ◎今週のトピック Slack買収 / Chatter(チャッター) / Quip / マイクロソフトチームとzoom / 外部とネットワーク効果 / カスタマー360戦略 / 「1+1=7」「7!!?」/ 一番根が深い問題を解決すれば売りやすい / カンパニーカルチャー / デジタルHQ / 部門を横断するコミュニケーションによって生まれた変化 / 次の10年を戦うもの

 ◎関連リンク
・Salesforce Is ‘About To Pass SAP’ As Largest Enterprise App Company: CEO Marc Benioff
https://www.crn.com/news/cloud/salesforce-is-about-to-pass-sap-as-largest-enterprise-app-company-ceo-marc-benioff
・Salesforce CEO Snubs Rival Microsoft: ‘What’s That Company?’
https://www.businessinsider.com/salesforce-marc-benioff-snubs-rival-microsoft-slack-deal-2020-12
・Marc Benioff’s Salesforce Executive Bench Is Stronger Than Ever
https://www.businessinsider.com/salesforce-marc-benioff-preparing-leadership-to-take-over-bret-taylor-2021-8
・Marc Benioff’s Salesforce Executive Bench Is Stronger Than Ever
https://techcrunch.com/2021/09/22/microsoft-now-more-focused-on-killing-zoom-than-slack-says-stewart-butterfield/
・Marc Benioff Sets His Sights on Microsoft - The New York Times
https://www.nytimes.com/2020/12/02/technology/marc-benioff-salesforce-slack-microsoft.html 

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皆さんこんにちは、草の幹です。 宮武徹郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テクニスやスタートアップ、
ビジネス情報を緩く深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、セールスフォース・マーク・ベニオフの夢を継ぐ者たち
Part2について話していきたいと思います。
はい、ということで、前回はセールスフォースの組織図の話から
そうですね。
注目の方まで話してましたけど
レッドテイラさんの話ですね。
いやー、すごい方ですね。
まあ、すごい方でしたね。もともとGoogle Maps作った人で、
その後、Facebookに買収されたフレンドフィードっていう会社を作って、
で、その後、また起業してクイップを作って、
それがセールスフォースに買収されて、
で、セールスフォース社内でもいろいろ課題がありながらも
CPOとなり、CEOとなり、
今は、いろんな他の経営メンバーも担当するような人になっているので、
まあ、かなり注目されている人ではありますよね。
マークさんの夢を継ぐ方の一人なのではみたいな話で、
その方のスナック買収の巻ということで。
買収の巻。
はい、ということで、
君の声を届けよアンカー。
私たちの番組はポッドキャストの制作から配信まで、
アンカーとヤプレで配信しています。
はい、ということで、スナック買収は本当にすごいですよね。
もうスナックも上場してましたもんね。
そうですよね。
そうですよね。ちょうど上場して1年ぐらい経ったんですかね。
いやー。
うん。
まあ、すごい衝撃でしたよね。
セールスフォースが2010年の11月でしたっけ、12月でしたっけ、
27.7ビリオンですよね。
で、買収したという話で。
それを仕掛けてたのがブレッドさんっていう。
そうなんですよね。
今までのセールスフォースの買収、
ミールソフトとかタブローとかもそうなんですけど、
それは全部マーク・ベニオさんが仕切ってたんですよね。
で、ただ今回のスナックの買収は、実はマークさんではなくて、
ブレッドさんが考えたアイディアでもありますし、
実際、エクセキューションまでしたのも彼ですと。
いやー、大仕事だ。
確かにそうですね。
だっただろうに大変ですよね、これは本当に。
大変。
で、実際にどういうふうにこの買収が起きたのかというと、
実は2020年に、よくこの大企業同士で、
一緒に仲良くやりたいですよねっていうメールって送り合うんですよ、大体。
03:02
そこでちょっと色々探りを入れながら、
そこで連携できるチャンスを探るっていうのを色々やってるんですけど、
2020年にそういう話がある中で、
ストゥアットさんがあるアイディアをブレッドテイレさんに持ちかけるんですよ。
はい。
で、それがクイップを売ってくれないかと。
おー。
スラックが欲しいですと。
なんか、その展開は予想してませんでしたね。
そうなんですよね。
前回の話で言うと、クイップ買収したけど、
ステールスフォース社内でそんなに評判が良くなくて、
ブレッドさん落ち込んでフィアリングして頑張るみたいな。
そこからクイップのプロダクトもちょっと改善されたっていうところもあるんですけど、
結局、スラックとしても、スラックってやっぱりすごいマイクロソフトを意識してる会社なので、
マイクロソフトにどう勝つかとすると、
オフィスプロダクティビティアプリが必要だっていう風になっていて、
その中でクイップとかが上がってきたっていうところだと思うんですよ。
へー。
で、そこからいろんな会話になって、最終的にブレッドさんが、
いや、だったらステールスフォースが買えますよ、と。スラックを。
だったらってすごい話になりましたね。
その間の会話がどうなったかっていうのは、僕も残念ながら知らないんで。
それを、あの二人のSMSのメッセージが見れたんですけど。
気になりますね。
でも、結局そういう話になって、
そこで、ステールスフォースがスラックを買収する話に持ち込んで、
最終的に買いましたと。
結局、ブレッドテイラーさん自身も、クイップのインテグレーションだけだと、
ステールスフォースの今後の戦略が物足りないと。
そこを感じて、だったらステールスフォースの今のいろんなプロダクトがあるのを、
どういうふうにコラボレーションさせるかと考えたときに出てきたのがやっぱりスラックで。
そもそもこのスラックの買収をなぜしたかっていう話に、
これからいろいろ深掘りしていきたいと思うんですけど。
そもそも、これは元々ステールスフォースも昔からやりたかったことで、
2009年ぐらいですかね、2009年か2010年ぐらいに、
自社のアプリを作るんですよね。
チャッターっていう、社内のメッセージサービスを作るんですけど。
で、未だに確かにちょこっと残ってたりするんですけど、
今は多分スラックにリプレイされちゃったんですけど、
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そもそもマーク・ベニオさんってこのメッセージ領域とか、
ソーシャルネットワークがすごい好きで、
だからこそLinkedInも買収しようとしましたし、
Twitterも買収しようとした時期があったんですけど、
でもそもそもこのチャッターを作ったきっかけって、実はYammerで。
Yammerが最初出てきたときに、あるスタートアップコンペに出たんですよ。
それこそDavid Sackさんとかが出たんですけど、
確かTechCrunch40かな?みたいなものに出て、
そこの審査員がマーク・ベニオさんだったんですよ。
豪華ですね。
まあそうですね。
当時はまだ200ビリオンの会社じゃなかったんで。
でもそこでマーク・ベニオさんが出て、Yammerのプロダクトを見て、
これめっちゃいいと。
これ買いたいと。
オファーが、これ公開されてない情報なんですけど、
ニュースとかにはそもそも最初になってなかったと思うんですけど、
250ミリオンのオファーを出したんですけど。
なんで知ってるんですか逆に。
David Sackさんがどっかで言ったんで。
そうなんですね。
ただニュースとかでは報道されてないっていうだけで。
で、ただセールスフォース社内のエンジニアが、
自分たちで作りたいですと。
インハウスで作れますと。
って言って、最終的にセールスフォースはチャッターを作るんですよ。
で、その中で、それがセールスフォースの状況でしたと。
で、Slackの状況を見ると、やっぱりいろいろ進化をしていて、
Slackってもともとメールのリプレイスのツールとして最初ポジショニングをしてて、
いまだにそこがすごい強みだと思うんですけど、
最近だとやっぱり今、我々が新しいHQだ、本社だみたいなと言い始めていて、
結局Slackってカンパニーカルチャーの中心にあるサービスだっていう話にしていて、
で、その中でいろんなサービスとインテグレーションをすることによって、
よりインフラ化しますという戦略だったんです。
ここはもう少し詳細は後で説明しますけど、
Slackの強みってちょこちょこ言われているのが、
インターカンパニーエッジって、たまにこの単語出てくるんですけど、
会社間同士でのメッセージが可能になっていて、
で、社内でさえSlackってめちゃくちゃ使われるじゃないですか。
それを他の会社との会話でもできるっていうところになると、
それこそメールをリプレイするもので。
で、Slackの利用率とかそのエンゲージメントを見ると、
09:00
Facebookより使われてるんですよ、1日。
それだけやっぱりすごい使われてるアプリで、
もちろんそのユーザー数を見ると、最後に言われてたDAU、
デイリアクティブユーザー、去年だと思うんですけど、
1250万で。
それって例えば、Zoomと比べるとすごい低いんですよ。
Zoomって多分何億人みたいなことになってるんで、
今コロナの影響もあって。
でも、個人的にはそこを、
なんかそういう評価を、数だけの評価ではないと思っていて、
それこそTeams、Microsoft Teamsってあると思うんですけど、
はい、Slack的な。
そうですね、Slack的なものってある、そういう機能もあるんですけど、
実はユースケースって全然違くて、
よくそのMicrosoft Teamsのユーザー数がすごい多いんで、
Slackが危ないんじゃないかみたいな話で、
それこそオールシティー都会でもありますし、
日本でも多分あると思うんですけど、
実際見ると、なんか全然違うと思っていて、
もちろんユーザー数で見ると、
多分、最後にTeamsが発表したのって、
1億人以上のDAUだったので、
それそれすごいと思うんですけど、
結構Teamsってビデオ会議で使われてるケースが多くて、
確かに。
そうなんですよ。
どちらかというとZoomに近いんですね、確かに。
そうなんですよ。
本当にその話の通りで、
Zoomの方が競合になってるんですよ、今。
一応、これSlackのStuartさんの考え方ではあるんですけど、
彼が言うには、
MicrosoftはSlackを倒すためには、
まずZoomを倒さないといけないと。
だから今Zoomと戦ってるんですよと。
なるほど。
明らかにTeamsのいろんな機能とか見ても、
明らかにZoomの方に集中してるんですよね、今。
逆にSlackは、
Slackの一番お金払ってるユーザーとか見ても、
結局Teams使ってますし、でもSlackも使ってますと。
なので結局ビデオ会議のユースケースの方が多いんじゃないかっていう話が一個ありました。
実は競合というよりは一緒に使ってる人も多いっていう。
全然いますと。
ただやっぱりいろんな違いはあると思っていて、
Slackはやっぱりいろんな連携をしてますと。
最後確か僕が見たときには、
2000円以上のアプリと提携してたり、
パートナーシップも1000円以上組んでたりしてるので、
しかもDAUがこれだけ差があるのに、
Twitter上でどっちの方が話されてるかと見ると、
Slackの方が圧倒的に話されてるんですよね。
そうですね。そう思います。
12:00
そうですよね。なんとなくそういうイメージですよね。
特になんかやっぱり日本はSlackユーザー使える2番目に多いから、
Slack愛は強いですよね。
そうですよね。
逆に誰が各マイクロソフトチームとSlackの会話をしてるのかとより分析すると、
マイクロソフトの場合ですと、マイクロソフトのが好きな人がやっぱり多くて、
Slackはもちろんそういう人もいるんですけど、
どちらかというとデザイナーとかプロダクトの方々とか、
企業家とかマーケティングの人たち。
次の世代の人たちがやっぱり話してて、Slackについて。
なので、そこを、いわゆるその次の世代をちゃんと抱えてるっていうのが、
Slackの一つの強みであって、
だからDiscordすごい意識してるのは、
Discordはさらに下の層を捕まえてるんで、
そこはあると思うんですけど、
個人的にSlackの、
これよく草野さんともSlackについて話すときに、
この話でよく僕も出しますけど、
Slackのすごい一つの強さって、
Slack Connectだと思ってまして、
Slackってそもそもすごいいいプロダクトじゃないですか、
めちゃくちゃエンゲージメントが高いプロダクトではあるんですけど、
それを他の会社間でも使えるっていうのって、
すごい重要だと思っていて。
ほんと便利ですよね。
メール使わなくなりますよね。
そうなんですよ。
マイクロソフトって唯一これができるのってメールなんですよね。
アウトロック。
そうなんですよね。
マイクロソフトってどちらかというとバーチャルインテグレーションの会社で、
一つの会社の中でいろんなプロダクトを、
いわゆるプロダクトスウィートを彼ら持ってるので、
WordでしたりExcelでしたり、
アウトロックでしたり、
Azureでしたり、
いろんなものを一社に対して提供しますと。
スラックがバーチャルインテグレーションがなかったものの、
横転がすごい上手い会社で、
このスラックコネクトによって。
結局一社の中に入るとリプレイスされにくいものであって、
このスラックコネクトによって他社と話せるようになると、
横展開しやすいんですよね。
すごい確かにマイクロソフトができないこと。
できないことじゃないですか。
3年くらい前ですかね、
スラックのデベロッパーのカンファレンスに
招待されたんですけど、
そこに行った時にスラックコネクトをめちゃくちゃ押してて、
明らかにこれがすごい重要なサービスなんだっていうのを言ってて。
それがやっぱりここの、
外部間とのネットワーク効果を作れる会社ってなくて、
それを作れてるのはスラックだと思ってるんですよね。
ここ数年でいろんなスラックグループに入ってるのを
結構デフォになりつつありますもんね。
15:00
自分のチームだけじゃなくて、
コミュニティだったり、
有効接する機会のある取引先とか、
みたいなのも結構増えましたもんね、本当に。
すごい増えましたよね。
しかもそれが会社間同士でのスラックコネクト、
実際我々も使ってますけど、
それによって外部と普通にメールのやり取りじゃなくて、
チャット上で話せるっていう感じになったじゃないですか。
確かに。でも本当そう考えると結構、
そこの領域、マイクロソフトより、
Googleとかの方も結構ライバルですね。
そうなんですよ。だから本当はGoogleはスラックを買収するべきだったんですよ。
惜しい。
惜しいんですけどね。
でもスラック的にはセールスフォースと一緒になって、
今のところ良さそうだなって感じがしますけど、どうなんだろうね。
結局今回セールスフォースが買収したっていうのも、
セールスフォースとしても、
やっぱり営業マーケティングコストって高いので、
セールスフォースっていろんな営業を抱えていて、
それそれすごい良いことだと思うんですけど、
スラックによって勝手にセールスフォースの一つのプロダクトが広がるっていう、
ネットワーク効果のあるものを手に入れたっていうのは、
今後の営業マーケティングコストが下がる可能性があって。
確かに。スラックの軸に営業していくってことですよね。
まさにそうだと思うんですよ。
逆に最近のスラックの新しい機能とか考えますと、
ビデオメッセージとか、ハドルとか音声ディスカッションするっていうのも、
もちろん社内向けではあるんですけど、
これを会社間同士でできるようになった場合に。
確かに。便利。
もう完全に普通の営業電話をリプレイする機能になるんで。
電話番号いらないですもんね。
電話番号いらないですよね。
わー。
なんで、そういうユースケースも絶対出てきますし、
逆にそれをセールスフォースと自動連携しますっていうのを言えたら、
CRMと自動連携できるっていうのを言えたら、
うまくいくと思いますし、
逆にストアートさんもこの間言ってましたけど、
動画メッセージのやつも全部自動かけ起こしやってるんですよ。
なんで、そのデータも全部セールスフォースの中に入ると。
わー。セールスフォース、帝国の中に入る。
で、もちろんスラックは高い買い物でもあるので、
金銭的なリターンっていうところを見ても、
スラックも売上がってますし、
まだ黒字化してないものの、毎年近づいてますと。
なんで逆にブレーキイブンぐらい、いわゆるトントンまで持っていけたら、
18:03
セールスフォースからすると、
ただのマーケティングサービス、
ユーザー獲得サービスになるっていうところで。
なんでそこも一つあるっていうところなんですけど、
やっぱりさっきも話したように、
セールスフォースの全体の事業戦略で、
スラックっていうのがすごい戦略の中心に入ってきていて、
それこそこの回の前に草野さんとも共有しましたけど、
スラックで、
セールスフォースの投資家向けのプレゼンの一枚のスライドを見せたと思うんですけど、
そこがブレッド・テイラーさんが、
会社全体の戦略、カスタマー360っていう戦略を抱えていて、
そこが全体的にセールスフォースの一つのプロダクトだけではなくて、
スイート、いろんなプロダクトを一緒に売りたいですという戦略の中で、
縁になってて、草野さんどう説明したらいいんですかね。
縁状になってて、真ん中にスラックですっていう女性がニコニコしてて、
その周りにいろんな戦略があるって感じなんですけど、
本当にスラックがど真ん中に。
そうですよね、しかもめちゃくちゃでかく出てますよね。
飛び出てますね。
そうですよね。
だからそれほどやっぱりこのスラックっていうのが中心に入っていて、
結局このマーク・ベニオさんの次の5年間で50ビリオンの売り上げを達成するためには、
多分この戦略をやるしかなくて、
直近の数字でもこれが出始めてるんですけど、
セールスフォースに1億円以上払うクライアントは平均的に4つのセールスフォースプロダクトを使ってるんですよ。
5つ以上のセールスフォースプロダクトを活用してる大型案件の数も30%ぐらい成長してるんですよ、年々。
いわゆるハブになるための買収戦略っていうのが今のところうまくいっていて、
買収したタブローとかミュールソフトとかは結構やっぱり大型案件で入ってるんですよ、プロダクトとして。
なのでやっぱり今後もセールスフォースとしてもそこのスイートをよりいいものにするためにいろんな買収すると思っていて、
個人的にはエアテーブルとかノーションとかスマートシートとかそういうところを絶対狙ってくると思っていて、
それこそ完全マイクロソフトを対抗するためにはプロラクティビティのサービスっていうのが絶対必要になってくるので、
エクセルの代わりになるもの、パワポの代わりになるもの、ワードの代わりになるものっていうのが絶対必要になってくるので。
21:03
カンファレンス系のツールとかも、コピーとかもありかなと思います。
全然ありですよね。逆にドリームフォースを全部そこ上でやるとか。
スラックってそもそも上場もしてましたし、なんかめちゃくちゃいい感じだったような気がしたんですけど、
ここでまたサイルスポーツに入ってっていうのも意外だなって思いました。
そうですよね。結構やっぱりストアートさんとブレッドさんの会話の中で、
その買収するかしないかっていう話の中で、いろんな話をしてたらしいんですけど、
その中でよくフレーズとして出たのが、1たす1イコール7で、
で、その買収でよく言われている1たす1イコール3ってあるじゃないですか。
A社プラスB社イコール、その2つが合わさった以上のことができますみたいな。
それを1たす1イコール7っていうふうに言ってるのは、
それ普通に考える以上はるかなものが作れるっていうことだと思っていて。
3でもなく6でもなく、7。
なぜ7にしたかはちょっと僕もいろいろこれから探るんですけど。
なんか理由があるのかなみたいな。
なぜ7なのかって。
でも、この1たす1イコール7っていうのは何回も言ってて、2人とも。
なんで何かしら意味はあるのかなと思っていて。
で、おそらくそのストアートさんもマイクロソフトを倒したいんですよ。
で、逆に今マイクロソフトがズームに集中してるんで、今がチャンスだって多分思ってるんですよ。
ここでアクセル踏まないと、チャンスはもしかしたらもう1回来ないと。
そう思った時に、それこそクイップを買収するとか、そういうのいろいろ手掛けたと思うんですけど。
その中でセールスフォースからこのオファーが出てきて、
一緒に組んだ方がチャンスが高いのかなって多分思ったんですよ。
で、逆にブレットさんからすると、
ブレットさんだけではなくてマークさんもそうなんですけど、
そもそもマークさんとチャッターを作ろうとしたり、山を買収しようとした理由も
やっぱり一番彼らが理解してるものって、
この何かしらアプリをエンタープライズに何か売り込む時に、
一番根が深いところをコントロールすると売りやすいですと。
名言ですね。
その根が何かっていうと、カンパニーカルチャーなんですよね。
で、カンパニーカルチャーってどこから生まれるかというと、
人と人のコミュニケーションから生まれるじゃないですか。
CEOがこういうビジョンを持ってますっていう話とか。
で、昔だとそれってやっぱりオフィス、フィジカルなオフィス内でそれが起きてたと思うんですけど、
24:01
そういう全体会で社長がこういうビジョンでいきますみたいなことを言うっていうのがあったと思うんですけど、
今だともうコロナ期間中もあって、
それが全部デジタル上で行われてますと。
それが半分リモートですってあっても、結局スラック上でそれが起きてるじゃないですか。
だからこそスラックが自社を自分たちをデジタルHQって呼んでいて、
だからこそブレットさんがなぜスラックを買収したんですかって言うと、
必ず単語で出てくるのがデジタルHQで。
デジタルHQいいですね。
そうなんですよ。すごい良い言葉ですよね。
完全オフィスをリプレイスしたものだと思っているので、
それしかもコミュニケーションから始まって、
そこでインテグレーションをしているので、いろんなアプリと。
目が深い問題を解決するっていうのはめちゃくちゃ正しいですね。
めちゃくちゃ正しいと思います。
逆に今までやっぱりマーク・ベニオフさんの思いって、
やっぱり彼の一番大きな思いは、
エンタープライズソフトウェアを作って全社員が使うことなんですよ。
で、今までの戦略って部門ごとに行ってるんですよ。
営業チームに行ったり、カスタマーサクセスのチームに行ったり、
マーケティングのチームに行ったり。
ただ、そこの一個一個部門に行っても、
そこの部門間の連携とか。
そうですよね。みんなが使っているサービスではないっていうか。
みんなが使っているサービスもできないですし、
部門間でのコミュニケーションって絶対起きるので、
そこもリーチできてませんと。
そこをリーチできるのがスラックですと。
で、逆にそこの部門間のインタラクションも把握できるようになれば、
それこそ今までセールスフォースが考えてなかったワークフローって作れるんですよ。
ワークフローとかアプリが作れるんですよ。
なぜかというと、最近やっぱり営業部門だけが承認する案件ってどんどん減ってるんですよね。
やっぱりこの案件をどういう風にプロモーションするかってマーケティングチームに確認したりとか、
どういうメッセージングで話すべきかっていうのを話したりとか、
カスタマーサクセスチームに逆にどういう風に今までこのクライアントと対応してたのかって聞いたりとか、
場合によっては社長にちょっと営業一緒に出てくれないかって聞いたりとかするケースもあると思うんですけど、
今までそれってなかなかコミュニケーションを取るのにすごい大変だったんですよね。
それがもしかしたらスラックとセールソースが連携されることによって、それがワークフロー化するんですよ。
そこってやっぱり今までのデジタルHQっていう考え方、
単純に今の仕事の仕方っていうのは結局フィジカルベースの仕事の仕方をデジタル化しただけなので、
それだけだったら多分効率性が上がらないと。会社としての。
27:00
本当に次の世代の仕事の仕方っていうのを考えたときに、
何が中心にあるかというとコミュニケーションが中心にあるので、
だからこそセールソースはスラックを買収したっていうところで。
これは結局、ブレットさんの思い出もあるんですけど、
結局マーク・ベニオフさんと共同創業者のパーカー・ハリスさんの思い出。
その2人を受け継ぐのって、前回のエピソードで話したブレットさんっていう話をしましたけど、
正直ブレットさんだけじゃないと思っていて、
これはまずチームでやるっていうところで、
ブレットさんって営業バックグラウンドの人じゃないので、
でもセールソースってすごい営業のインフラを持っている会社なので、
CROの方とかいろんな方がバックにいる中で、
次のマーク・ベニオフさん、パーカー・ハリスさんに誰がなるかというと、
個人的に2人だと思っていて、
それがブレット・テイラーさんとストゥアート・バター・フィールドさんだと思っていて、
結局ストゥアートさんって1回フリッカーで買収されてYahoo!辞めてるんですけど、
やっぱりそのスラックが買収されて彼が辞めるんじゃないかっていう話ってやっぱり出てくるんですよね。
で、それを辞めない理由とすると、
やっぱりこのもっと大きなビジョン、マイクロソフトを倒すっていうビジョンを持ってるっていうところと、
あとはおそらくなんですけど、
今年なのか来年なのかわからないですけど、
ストゥアートさんはセールスフォースの経営メンバーになりますと。
今はスラックだけですけど、場合によってはそれ以上のものになりますと。
これは単純に個人的な予想なんであれなんですけど、
ブレット・テイラーさんがCOになって、
ストゥアートさんがCOOになるんじゃないかなと思ってます。
めちゃくちゃありそうですね。
結局なんかこの2人が最近すごいセールスフォース代表して、
2人とも同時にイベントに出たりとかしてるんですよね。
なんで明らかにこの2人を前に出してるっていうのはなぜかと考えると、
多分ストゥアートさんのプロダクトのビジョンって多分すごいで、
多分そこを見ながらブレットさんのセールスフォースの他のプロダクトをどうそれに連携させるかっていうところを見てるので、
セールスフォースって今後すごい面白いのが、
セールスフォースっていう会社名の元を一番前に押し出してるのが、
もしかしたらスラックかもしれないっていうところで。
資料もでも本当にスラック推しでしたもんね。
そうなんですよ。
なので個人的にこのスラックがすごいセールスフォースの中で重要なポジションに立っていると思ってて、
もちろんストゥアートさんも同じで。
マーク・ベニオさんとしては、
社内での部門間でのコミュニケーションと全社員が使えるソフトウェアっていうのを今まで作れてなかったっていうところが、
スラックがまず解決していて。
なので社内のネットワーク効果っていうのが生まれますと。
同時にスラックコネクトによって外部のネットワーク効果が生まれるっていう、
30:04
いわゆるエンタープライズのSNSがようやく実現されるっていうところで。
これがおそらくマーク・ベニオさんの夢で。
それをマーク・ベニオさん個人だけだと、
今までの実績を見ても一部までは作れましたけど、
まだ全部は作れなかったので。
残り、彼があと何年清掃所の社長としてやるかわかんないですけど、
少なくてもこれは次の10年以上の勝負になるので、
マイクロソフトとの。
そこをどう戦うかというと、
次の世代に任せるっていうところで。
もちろんマークさんも一緒に戦いますけど。
となると、それが誰が受け継ぐのかっていうと、
おそらくブレッドさんとストゥアートさんの2人のリーダーシップの中でやるのかなと思いました。
ということで、今回も聞いていただきありがとうございました。
オフトピックではYouTubeやニュースレターでも配信していますので、
気になった方はオフトピックJPのフォローお願いします。
今回の収録はYouTubeでも聞くことができます。
またSpotifyで10分でわかる最新テクニス解説バイツも更新しているので、
ぜひチェックしてみてください。
それではまた次回お会いしましょう。さよなら。
バイバイ。
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