1. Off Topic // オフトピック
  2. #98 Microsoftの本当の強さ、..
2022-01-27 44:16

#98 Microsoftの本当の強さ、君は理解しているかい?

spotify apple_podcasts

こんにちは!今回は、マイクロソフトの強さについてお届けしました!

◎今週のトピック

 IEの無料化、プラットフォームプレイでNetscapeに対抗 / 今のNetscape保有者、意外なあの会社 / Office365のビジネスの凄さ / Instagramのストーリーズの成功 / 新しいものを試す機会を減らす / Good Enough Product / Notionはマイクロソフトに勝てるのか? /   Notion VS Microsoft Loop / 生産性アプリの歴史 / 独占禁止法にあんまり目をつけられてない? / プライシングパワーで競合に対抗 / 次世代ユーザーへのリーチ / サティアさんすごい / アメリカ政府との関係構築 / マイクロソフトの買収戦略 

◎参照リンク 

・Microsoft Loop: Flexible Canvas App | Microsoft 365 https://www.microsoft.com/en-us/microsoft-loop

 【Spotifyオリジナルで新番組がスタート!】 

bytes by Off Topic http://spoti.fi/bytesPodcast 

\ インタビュー動画シリーズもはじめました / 

https://www.youtube.com/c/offtopicjp 

◎Twitter 

Off Topic https://twitter.com/OffTopicJP 

Miki Kusano https://twitter.com/mikikusano 

Tetsuro Miyatake https://twitter.com/tmiyatake1

00:07
みなさんこんにちは、草のみきです。 宮武哲郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テクニスやスタートアップ、ビジネス情報を ゆるく深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、マイクロソフトはなぜ強いのかについて話していきたいと思います。
今回はマイクロソフト、最近やっぱ大きい買収もしてましたよね。
そうですよね、アクティビジョンブリザードを。
それこそ、こないだバイツでも話しましたけど。
ちょっとそこを、きっかけにっていうのもあれなんですけど、
一応、草野さんも知ってますけど、リスナーさんが多分知らないので、
一応、今回マイクロソフトの話をするのは、
マイクロソフトがアクティビジョンブリザードを買収したのがきっかけではないですと。
その前から、マイクロソフトの話したいですよねっていう話はしてて。
そうですね。
で、たまたま今回、この大型イベントがあったので、
じゃあこのタイミングで話そうかっていうところですよね。
宮武さんは別のを用意してたんですけど、
いや、このマイクロソフトのニュースの波にならないと、
乗ったほうがいいですよって言って、
ちょっとそれにしてもらいました。
そうですね。
なので、今回もいつも通りのオフトピックみたいに、
前編後編と2つのパートで分けると思うんですけど、
マイクロソフトのアクティビジョンブリザードの買収の話とかはちょっと後編の方にして、
ただ今回全体的に話す内容としては、
マイクロソフトの強さ、
特に2014年でしたっけ、
サティアナデラさんがCEOとなってから、
特に強くなった話をしようかなっていうところで、
過去のパイツでしたっけ、オフトピックでしたっけ、
マイクロソフトのMA戦略みたいな話ってちょっとしたかなと思うんですけど、
今日特に話したい、
マイクロソフトに対して話したかったきっかけが、
去年末、11月とかでしたっけ、
マイクロソフトがノーションのクローンを出した発表があって、
マイクロソフトループ。
そうですね、マイクロソフトループですね。
あとは過去にスラックがいいプロダクトだったりとか、
セールスフォースとスラックの買収がマイクロソフトに勝つ可能性があるんじゃないかみたいな話をしてたと思うんですけど、
今日はそこに対してのカウンターポジションを出したいなと思ってて。
03:04
やっぱマイクロソフト強ぇなって。
そうですね。
勝てないわっていう。
結局、分かんないですけど、
今現在、どの大手テック企業、大手テック企業じゃなくてもいいんですけど、
どの会社が一番うまくビジネスを運営してるかと言われると、
1位に多分Googleが来るんですよね。
安定の。
すごい去年は広告市場でも伸びてましたし、
運営としてもやっぱりどのインフラにも通してるっていう話なんですけど、
多分2位ぐらいにマイクロソフトが入ってくるんですよね。
へぇー。
で、それって結構重要だなと思っていて、
マイクロソフトの話って我々もあんまりしないですけど、
結局スラックもプロダクト単体としてはマイクロソフトのプロダクトより良かったかもしれないですけど、
結局売却してるわけなので。
じゃあなんでマイクロソフトってスラックをそこまで追い込むことができたんだっていう話で。
で、そこには意外とスラックのパターンって珍しくなくて。
はい。
過去に何回かっていうか、代表例で言うとネットスケープで似たようなことが起きてて。
ネットスケープって一番最初のコマーシャルブラウザーですけど、
それこそマーク・アンドレッシンさんが作ったやつですけど、
マークさんがそのネットスケープがIPを指してたときのネットスケープのブラウザーのシェアって7割ぐらいあったんですよ。
草野さんってネットスケープで使ったことあります?
ないですね。あります?
ありますあります。
学校で使ったことがあって。
ネットスケープあったかな?
小学生の時に、うちの学校Macだったんですよ。
Macが全部ネットスケープで、当時。
Windowsじゃなかったんで。
ネットスケープのブラウザー見るのすごい懐かしいなと思いながら、今回いろいろ研究してたんですけど。
インターネットエクスプローラーでしたね、普通に。
そうですよね。やっぱWindowsを使うとそっちになりますよね。
でもインターネットエクスプローラーが入ってきた影響で、上場してから5年後、ネットスケープって市場の5%以下になるんですよね。
一番最初にインターネットエクスプローラーが出てきた時って、あれも課金型から始まったんですけど、機能ベースでネットスケープと戦ってて。
06:09
最終的にビル・ゲイツが、機能ベースで戦うのは無駄だと。
インターネットエクスプローラーを無償に無料にしようと。
Windowsにバンドル化してデフォルトブラウザーにしちゃえと。
っていうところで、いわゆるプラットフォームプレイでネットスケープを潰したんですよね。
その影響もあって、マイクロソフトが訴訟を食らうんですけど。
後々、あと少しで2つの会社に別れないといけないところまで行くんですけど、それはちょっと後半の話で。
そこのネットスケープの事例が1個ありましたと。
ちなみに、ネットスケープって今どこにあるか分かります?
どこにあるか?
えー。
いや、分かんないですよね。
分かんないです。
ネットスケープってAOLに買収されてるので、1回AOLの配下に入って。
AOLがVerizonに買収されたので、そのままネットスケープがVerizonの配下になって。
で、実はそこからネットスケープっていうブランドと、ネットスケープの技術とIPが2つに分かれるんですよ。
で、そのブランドはもう使えないので、技術とIPだけ別会社になってて。
それは結構前の話ですか?
結構前の話です。
で、それがNew Aurora Corporationっていう会社なんですよ。
で、その会社は売却されたんですよ。
AOLがいらないと思って売却して、その売却先がマイクロソフトで。
なぜかマイクロソフトの配下に入って。
で、実はいつかちょっと覚えてないんですけど、マイクロソフトがその後また売却してるんですよ。
今どこにあると思います?どこの配下にあると思います?
またAOL戻ったっていう。
ではないですね。
実はフェイスブックの配下にあるんですよ。
なぜか。
どういうふうにフェイスブックが活用してるかわかんないですけど、
フェイスブックの配下にNew Aurora Corporationっていうのがあって。
思い出としてですか?
思い出としたらそうかもしれないですけど。
インターネットの歴史としてちょっと保存しとこうって。
まあ確かにマークさん、フェイスブックの社外取りですよね、まだ。
そういう理由じゃないと思うんですけど。
実はそんな買収を求めないと思いますけど。
09:00
思った以上に変なとこにありますね。
そうですよね。
それはちょっと置いて。
でもこのネットスケープのパターンがいろいろリピートし始めてるなと思っていて。
スラックに行く前にZoomの話をしたくて。
Zoomは正直ちょっとマイクロソフトがびっくりしたサービスかなと思ってて。
マイクロソフトは元々スカイプを持ってたわけなんですけど、
Zoomが思った以上コロナの影響もあってすごい成長したっていうところもあって。
マイクロソフトは元々スラックと戦ってたので、
Zoomをそこまで見てなくて、Zoomがこれだけ成長したので結構戦略をシフトして、
スラックではなくてZoomに対してより対抗し始めたんですよね。
結局Teamsもビデオ電話とかそっちの機能とかが結構強かったりするので、
そこら辺でちょっと今戦っているんですけど、
Zoomも正直最近ですと株価も落ちていて、
いろんな新しいビジネス機会、ビジネスチャンスを探してるみたいな話がコールセンター事業とか。
アプリとかも増えましたよね。
そうですよね。
でもなんか日本でどれぐらいの割合で、結構Teams使われてる方も多いですし、
引き続きZoomも多いんですけど、
一般、テック業界じゃなくて、全業界見たときにどれぐらいの割合で、
どっちが市場を占めてるのか気になりますよね。
そうですよね。
でもやっぱTeamsって強いと思うので、そういう意味だと。
そうですね。
元から入れてた人とか、それ使ってる人とかもね。
そうなんですよ。
やっぱりそこがめちゃくちゃ強い、マイクロソフトの強みだなっていうのも思いますし、
それをスラックで見てもやっぱりそうだなと思ってて、
スラックがなぜセールソースに売却したか、
スラックの課題を見てなぜ売却したかっていう話って過去しなかったと思うんですけど、
でもそれって結局マイクロソフトと対抗するための課題だったと思うんですけど、
まずスラックはエンタープライズセールスが多少なり課題があって、
やっぱりマイクロソフトがエンタープライズセールスチームがめちゃくちゃ強いので、
そもそも大企業はほぼ全社オフィス365使ってますし、
12:03
そこが強いですよね。
強いですね。
やっぱりマイクロソフトのチームって大企業のIT部門とすごい仲いいんですよ。
そういうオフィス365を売ったりとか、いろんなことを売ったりとかしてるわけなので、
スラックってそこを一から構築しないといけなかったので、
ストワートさん自身もそこがあんまり強くなかったって自ら言ってることで、
もともとゲーム作ろうとしてたのにですね。
そうですね。エンタープライズとは全然かけ離れたところだったんですけど、
やっぱりだからこそセールスフォースに行ったのかなっていうところで、
エンタープライズのパイプラインを持っているところっていうところが多分1点目。
2番目が、スラックが生産性のソフトウェアがなかった。
例えばマイクロソフトですと、WordとかExcelとかPowerPoとか。
それこそ我々のセールスフォースのポッドキャストでも話したように、
スラックがセールスフォースに売却する前に、セールスフォースにクイップを買収したいって声かけたじゃないですか。
やっぱりスラックも多分そこの生産性のソフトウェアが欲しくて、
それが結局そこに至らなかったんで、最終的に買収されたみたいな話だと思っていて。
3つ目の理由が、やっぱりマイクロソフトがスラック的なコミュニケーションツールとか、
Zoomだとビデオ会議を全部Office 365のパッケージとして盛り込んだっていうところで。
盛り込まれていきますね、Office 365にすべての機能が。
そこさえ課金すれば、もうワードとかも必須になってるんで。
となれば、もうそれ以外のものは全部無償なんですよね。
で、これっていろんな意味で重要で、
一つは、この前ソーシャルコマースの領域で話したと思うんですけど、
ユーザーのコンテキストスイッチングを避けるため。
結局今っていろんなソフトウェアを使ってるわけなので、
そこの一個のソフトウェアから一個のソフトウェアに乗り換えるとか、
そこにスイッチングするってすごい面倒なことなので、
それを一個の箱の中で全部解決した方が楽なので。
で、このOffice 365を入れる瞬間、新しいサービスを試す需要をなくすんですよね。
もうすでにこの機能を提供してるので、新しい機能を試さなくていいですよねと。
15:04
で、これって、例えばInstagram Storiesがなぜスナップチャットに対して
Stories機能を提供したときに成功したかもそうだと思ってて、
スナップチャットがStoriesを出したときに一部の目的はやっぱInstagramのユーザーを引き抜くことだったと思うんですよ。
Instagramが同じ機能を出したことによって、
じゃあInstagramのユーザーとすると、スナップチャットも同じ機能がメインであれば、
じゃあスナップチャット試さなくていいですよねと。Instagramでもすでにあるので。
っていう発想に、やっぱり新しいものを試すってほとんどの人嫌なので。
なので、これも後々話すんですけど、Good Enough Product、ある一定のクオリティのプロダクトを無償で提供する。
それによってスイッチングコストを上げるっていうのが、多分マイクロソフトの一個の戦略で。
で、唯一マイクロソフトの課題としてあるのが、
SlackでしたりDiscordでも同じ課題で、これからNotionの話しますけど、
そのNotionとかの課題ですと、次世代のユーザーは最初からOffice 360使ってない人たちがいるので、
その人たちが最初からNotionを使うと、マイクロソフトへのスイッチングさせないといけないので。
既存でOffice 365を持っている人たちに対してスイッチングさせないっていうことは、今マイクロソフトがすごい上手いんですけど、
新規から入ってしまうと、それはそれで困るので。
じゃあNotion勝てそうですね。
それでNotionを勝てる可能性はあるっていうところで。
じゃあNotionの話をすると、
Notion、プロダクトとしてはマイクロソフトのループより優れてるじゃないですか。
はい、大好きです。私も使ってます。
いいプロダクトですよね。
いいプロダクトですよ。
で、個人的に今年多分セールスフォースが賠償は出すと思うんですけど。
すでに話したことありそうですけど。
多分何回か話してると思うんですよ。
で、多分これからNotion、今10ビリオンの会社なので。
10ビリオン、結構。
そろそろやっぱりマイクロソフトに対してどう対抗するか。
単独プロダクトとして、ネットスケープとかスラックみたいな結果になるのか。
それとも。
違う結果になるのかっていうところなんですけど、結局相手がマイクロソフトなので。
いくら10ビリオンの会社としても、マイクロソフトのキャッシュ力、経済力と、ディストリビューション力と、プライシング力と、
18:10
さてやさんみたいなCEOがいると、本当に勝てるのかと。
勝てないと思いますか?
勝てるチャンスはあると思うんですけど。
正直結構厳しい道のりだなっていうふうに思ってて。
でも、Notionを軸にプロダクトを作っていくとか、
あと、Amazon、VST、Shopifyみたいに、いろんな会社、スタートアップと連携して勝ち抜いていくみたいな方法あるのかなと思ったんですけど。
あると思います。
それがたぶんまさにNotionの勝ち方なんですよ。
そこにちょっと一瞬前に、今マイクロソフトの状況を見ると、ループだとほぼNotionのコピペですと。
ちょっとマイクロソフトプロダクトとの連携を強めてたりとか、そういうことをやってるんですけど、基本的に機能はだいたい似てますと。
見た目もめちゃくちゃ似てますよね。
似てますね。
コピーしましたと。
コピーしましたと。
みんな戻れちゃいました。
そうですよね。完全にこれもうNotionだっていう。
Notion潰しにやっぱ来たねっていう感じですよね。
結局、マイクロソフトってOffice 365を使ってるユーザーって3億人いるんですよ、アクティブに。
すごい。
しかも全員課金してるんで。
で、Notionって今2000万人以上のユーザーがいるんですけど、それって無料と課金どっちもで。
じゃあこれがNotionのどれくらい売り上げを持ってるかっていうのをざっくり計算すると、
無償のプロダクトの課金のコンバージョン率を例えば10%だとしましょうと、Notionの場合。
10%って割といい方で、例えばDropboxで2.5%だったりする。
大体その1%から10%ぐらいがよく間にあるんですけど、
10%だとしてそうすると200万人が今課金してますとNotionだと。
例えば1ユーザー毎月8ドル払ってますと。
そうすると大体200億ぐらいのARRなんですよね。
200億円ぐらいのARRで。
そうすると10ビリオンに対して50倍ARR。
最近のバリエーションとかだと割とそのぐらいなのかなみたいな。
それぐらいが妥当なのかなみたいな感じで、今200ミリオンぐらいの売り上げありますとARRで。
21:05
じゃあMicrosoftのOffice 365はいくらあるのかって聞かれると、
それ単体で出してないんですけど、Office 365が入ってる部署、ディビジョンは、
この直近の市販機で15ビリオンの売り上げ出してるんですよね。
もちろん全部がOffice 365じゃないと思うんですけど、
まあまあな差がありますと。もちろんですけど。
じゃあノーションがそれに対してどう勝てるかというと、
草野さんがまさに言ったようなショピファイ的なアプローチなのかなっていうところで。
みんなで勝ちにいく。
そうですね。みんなで勝ちにいく。
アプリのエコシステムとインテグレーションで勝ちにいくっていうところなんですけど、
そこの一番の課題っていうのが、テック企業は取れると思うんですよ。
それ以外が取れるのかっていう話なんですよね。
一般層というか、エクセルとかを使ってる人たちですね。
まさにそうですね。
普通にテックの人も使うと思うんですけど、エクセルワード便利ですもんね。
あとスタンダード化されてるので。
スタンダード化。確かに確かに。
何か送ったときは拡張紙がワードですもん。
そうなんですよ。
めっちゃわかります。
キーノートじゃない。
そうなんですよ。
本当そうなんですよ。
そういうページじゃないんですよね。
パンパンスじゃないし。
なので、ノーションの場合、アドバンテージって新しいワークフローのインテグレーションがすごいうまくやってるわけなので、
同時にいろんな会社が今使ってるSaaSツールとか増やしてるので、
そこが多分プロダクトとして、マイクロソフトが正直そこまでなくてノーションがあるものっていうのが、
ワークフローの先端じゃない、中心となるものがノーションがあって、マイクロソフトだとそこまでないと。
で、スラックも多分同じ考え方で、スラックはコミュニケーション、チャットっていうところが中心にあって、
そこからワークフローが作られるっていう発想で。
で、ノーションだと生産性アプリ、一つのノートだったり、一つのページからいろんな連携して、
そこからいろんなインテグレーションを作るっていう発想なんですよ。
で、マイチームズが若干そこがまだ明確ではなくて、個人から見るとですよ。
なので、そういう意味だと、特に今後リモート経済とかになる中で、よりワークフローインテグレーションが必要になってくる中で、
24:02
そこがスラックとかノーションのアドバンテージ、プロダクトとしての。
大変な道のりですね。
大変な道のりだと思います。
あと、ノーションって独特の書式というか、ノーションからの別の場所に移動するのがめっちゃむずいじゃないですか。
ノーションでめちゃくちゃ書類溜め込んでると、エバーノートには絶対行けないし、
ってなった時に、ループにめっちゃ移行しやすくなるシステムみたいなの作られたら、そのまま移行するみたいなのやりそうだなっていう。
全く一緒だから。
全く一緒のUIだから、そのまま移行できたらやばいなって思います。
なので、ノーションとするとエバーノートとかそういうツールと連携をしないといけないんですよね。
逆にマイクロソフトの場合だと、そこの中心となるものがそれがループなのか違うものなのかっていうのを決めて、
そこから彼らはもう連携がしやすいので、WordとかExcelとかと連携するだけなので。
そこの戦略の違いっていうのが一個ありますよね。
例えばですけど、ノーションってautomate.ioって会社買収してるんですけど、
そこでやっぱりいろんな新しいワークフローのインテグレーションをしてて、
例えばですけど、僕と草野さんってお互いのGoogleカレンダーを持ってるわけじゃないですか。
そこで、実はそこのGoogleカレンダーってノーションと連携してるので、
1個の共有されたノーションのカレンダー作れるんですよ。
なんでそれも1個の新しいワークフローのインテグレーションじゃないですか。
なんで例えばEvernoteをノーションと連携して場合、今EvernoteがそれをOKするかっていう話もあるんですけど、
Evernoteで作ったものが自動的にノーションでも反映されるとか。
それによってノーションからEvernoteにスイッチングしても、
Evernoteの情報が全部ノーションと連携されるとか。
そういうことが多分できるようになるんですけど、
それが果たしてその戦略が勝つかどうかっていうところで。
これって今までの仕事のあり方とか、
仕事の生産性アプリの歴史を見ると、
1990年代にマイクロソフトがExcelとかいろんなものをバンドル化してOfficeっていうのを作って、
でGoogleがその上にリアルタイムコラボレーションを追加して、
Google DriveとかGoogle DocsとかSpreadsheetとか、
27:03
そういうのを作って、
そこから各Excelとか、
そういうものをリプレイするためのバーチカル型のプログラムと、
EvernoteとかAirtableとかCanvaとかFigmaとかSuperhumanとかFrame.ioとかCapwingとか、
そういうものが。
めちゃくちゃありますね。
生産性とコラボレーションの掛け合わせたツールがいっぱい出てきましたと。
で、最近やっぱり見かけているのが、そこのいろんなツールのバンドル化。
それがAPIインテグレーションを通してやってるんですけど、
そのAPIインテグレーションの終身がどこになるかっていうのがSlackだったりNotionだったりするところで、
いわゆるこの集権型なんですけど相互運用性のある集権型。
っていうのが多分Notionが一個の代表例だと思っていて、
そこでの強みっていうのが、一個一個のツールはMicrosoftより強いんですよ。
例えばAirTableはより良いかもしれないとかCanvaより良いかもしれないとか、
そういうのあるんですけど、ただ一番の問題は価格で買てるのかっていう話で。
全部払わないといけないってなると。
無理だな。
それ対Microsoftの全部バンドル化して一個の値段で全部アクセスできます。
ちょっと機能性落ちるかもしれないですけどっていうそこの塩梅なんですよね。
お得ですねってなりますね。
そうなんですよ。
特に大きな会社だったらそう思いますよね。
しかも全部違うアプリなので、一個一個連携しないといけないですし、
そこを一個一個勉強しないといけないですし、
それと合わせてMicrosoftだともう一個のシステムで全部完結して、
そうですね。会社のITチーム絶対そっちの方が楽ですよね。
絶対そっちの方が楽ですし、そっちの方がセキュリティ担保しやすいんですよ。
確かに確かに。
特に大企業ですとそっちの方が重要じゃないですか。リスクのことを考える人たちが多いので。
となるとこのコンテクストスイッチングとかリスクのところを考えると、
どうしてもMicrosoftが強くなるっていうところで。
ただ全体的な市場で言うと、まだまだ成長するかなと思ってて。
実はいろんなものがクラウド化してると思うんですけど、
マクロ的なところを見ると、エンタープライズのIT予算のうち10パーから15パーぐらいしかまだクラウドに移行してないんですよ。
30:06
意外とそんなにですね。
すごい低くて。
ワークフローで言っても、全体のITのワークフローの中の20パーから30パーぐらいしかクラウド化されてないんですよ。
日本だとナッツインとかそういうのも含めてだと思うんですけど。
同時にテック企業だと今だいたい平均的に150ぐらいのSaaSアプリを使ってるんですよね。
2017年は100個ぐらいだったんですよ。
なんで4年ぐらいで50パー成長。
例えばエネルギー会社でさえ平均的に50個のSaaSツールを使ってるんですよ。
50…
なんでどんどんSaaSツールを使い始めてて、
例えば組織ベースで見てもセキュリティチームとかエンジニアリングチームとかプロダクトチームとか人事とか部署ごと見ても
やっぱりみなさん使ってて、セキュリティとエンジニアリングが平均的に一番使ってるんですけど、
70ぐらいSaaSツール使ってて、プロダクトチームが65、マーケーが50ぐらい、人事が50ぐらいなんですけど。
なんでいろんなSaaSツールが増えてるっていうところを考えると、
じゃあそこに対して何が必要なのかというと、やっぱりこのワークフローのインテグレーションで。
なんで最近やっぱり人気になってるSaaSツールとか見ると、
やっぱりこのワークフローを改善してる。
例えばframe.ioってアドビに買収されましたけど、
あのツールって動画編集のサービスだけではなくて、
動画編集プラス、それに今までやってきたメールのやり取りとかスラックのやり取りとか、
ファイルシェアリングとかGoogleシーツを全部なくす。
いうところで、それがまさにノーションとスラックかけるセールスフォースの考え方で。
彼らのコンテクストスイッチングの下げる方法、
コンテクストスイッチングを避ける方法っていうのは、
ノーション上で全部そこに行けるという話で、
逆に今現在だとそこが一番のマイクロソフトの勝利する方法かなと思ってて。
で、正直単独厳しいかなっていうのが個人的な正直な意見ですけど、
33:00
マイクロソフトに対してですよ、
ノーションが成功するのはもう10ビリオンの会社なんである程度成功してると思うんですけど、
それがいわゆるマイクロソフトを倒せるかっていう話をしてるので、
それを考えるとですよ、
マイクロソフトを倒すのは正直単体だと厳しいかなと思ってて。
じゃあどこに入るか?
もしくはチームを他のスタートアップを引きずれるか。
そうですね、買収するかとか。
個人的には今だとセールスフォースかなってやっぱりなっちゃうんですよね。
でも逆に言うと、今のスラックかけるセールスフォースって抜けてるのって生産性アプリなんですよ。
クイップは正直マイクロソフトに勝てないと思ってて、
でもノーションは勝てると思うんですよ。
なんでノーションかけるスラックかけるセールスフォース。
集まっちゃいますよそこ。
はい。
いやでもめちゃくちゃありそうですよね。
勝てると思うんですよ。
結果として、ドロップボックスはたぶんワンドライブよりいいアプリなんですよね。
Google Appsもおそらくコラボレーション観点化するとマイクロソフトオフィスのアプリよりもいいと思うんですよ。
アサナもプランナー、タスク管理としてももっといいアプリだと思うんですよ。
で、スラックもTeamsよりチャット機能が優れてると思うんですよね。
でも全部使うのに、
なんでそのユーザー体験、そのコンテクストスイッチングを下げるっていう意味合いだと、
このノーションかけるスラックかけるセールスフォース。
うーん。
一個一個見たら利用だけみたいな感じになってますけど、
マイクロソフトTeamsとか普通にいいですよねやっぱ。
プロダクト普通にいいんですけど、
いいってことを伝えたかったんですよね。
全体としてうまくgood enoughのプロダクトなんですよね。
最初にマイクロソフトTeamsを知ったらもう別にこれでいいじゃんってなりますよね。
そうなんですよ。もちろんすごいテックサビな人とかからすると、
やっぱりノーションの方がいいって多分なりますし、スラックの方がいいってなりますけど、
普通の人からすると、これだけで普通に足りるっていうところでもあって。
うーん。
そこがマイクロソフトの一番の強み。
うーん。
でもあって、逆にマイクロソフトが、
次回の話でも話しますけど、やっぱり
マイクロソフトの一番の強みは、
やっぱり今のマイクロソフトの強みって、やっぱプライシングパワーを持っていることなので、
うーん。
彼らがこれだけ低い値段で提供できるようになっているのが、
やっぱりマイクロソフトの強みだとは思うんですよね。
36:00
うーん。
マイクロソフトの強みは、
やっぱり、
マイクロソフトの強みは、
うーん。
うーん。
うーん。
うーん。
うーん。
うーん。
うーん。
うーん。
うーん。
うーん。
うーん。
うーん。
いろいろ考えているのかなと思います。
動画の編集、
Platformとかも買収してましたよね。
ああ、確かにしてましたね、最近。
なんかそういうクリエーション系も、
やっぱ見てるんだなーっていうのは思いました。
そうですよね。
で、そこが場合によっては、そういう編集アプリを使うと、
Office 365が何ヶ月分か無料でついてきてみたいな。
うーん。
話からも全部Teamsに寄せるみたいな。
うーん。
話にできるのは、やっぱMicrosoftの1個の強みですよね。
そうですよね。
いやー、なんかめちゃくちゃNotionも好きだし、
うん。
Slackも好きだし、
イヤーテーブルも好きなんですけど、
Office 365便利なんだよなーみたいな。
39:00
そうなんですよ。
そういう気持ちはめちゃくちゃわかります。
そこは同感で、僕も正直言うとNotionに勝ってほしいんですよ。
はい。
今日はそのカウンターポジションを取る日なんで、
だからMicrosoftをすごい推してるんですけど、
でもやっぱりこれを可能にしてるのは、
MicrosoftのCEOのSatyaさんで、
うーん。
正直ここが、やっぱりMicrosoftの1個のすごい強みだと思ってて、
うーん。
2014年、Satyaさんが社長としてジョイン入った時って、
Microsoftの状況って結構ひどくて、
うーん。
スマホの戦いに負けてて、
はい。
一応その売り上げのメインがソフトウェアのライセンス。
うーん。
で、ちょうどLinuxがWindowsを超えるぐらいのタイミングだったんですけど、
そこからやっぱり完全方向性をシフトしてて、
うーん。
しかもSatyaさんって元々社長になる前って別に外部から来た人じゃないので、
うーん。
Microsoftに数年前からいた人で、
うーん。
どこにいたかっていうと、Microsoftのクラウドとエンタープライズグループにいたんですよ。
へー。
で、彼の配下でAzureとかMicrosoft Azureとか、
そういうのを見てて、やっぱりクラウド移行するっていう戦略はそこから来てて、
で、AWSも2017年だと65%のシェア持ってて、Azureは20%ぐらいしか持ってなかったんですけど、
2020年、2年前ですと、Microsoftが今30%ぐらいのシェア持ってて、
おー。
で、そこの10%の差ってAWSから削ってて、
うーん。
で、しかもSatyaさんって意外とMicrosoftの従業員をクビにしてるんですよ。
おー。
2回レイオフしてて、彼がCEOになってから。
へー。
しかも、一番Microsoft市場、一番大きいレイオフやってて。
すごいですね。
18,000人辞めてるんですよ。
おー。
その1個のレイオフで。
え、何の時?
あれ何の時?ちょっと覚えてないですけど。
すごいですね。
一部、事業諦めたりとか、そのタイミングだったと思うんですけど。
なかなか2代目、ファウンダーじゃない社長って、なかなか大変じゃないですか。
はい。
それでその大きな意思決定は、すごいですね。
いや、なかなか、しかもそれでも好かれてるっていうのは、
42:02
すごいと思うんで、なかなかできないことだと思いますし。
あとは、やっぱりその、次回話すこと。
あと、さてやさんがMicrosoftでどういう戦略を、どういう重要な戦略を持ったのかっていうところで、
そこが主に4つあって、1つがアメリカ政府との関係性構築。
うーん、あんまり出てこないですもんね、あの、Microsoft。
そうなんですよ。
それが大事なんですよね。
出てこないようにすごい頑張ってるんですよね。
やっぱり頑張ってるんですよね。
一番目の前で頑張って、戦ってるけど。
マークさん、ジェフ・ベゾスさんとか、アップルとか、やっぱ出るんですけど、
Microsoftって出ないって。
だって、弱同士が出るんですよ。
でも、さてやさん全然出ないですからね。
それは、それはすごい重要なことで、それが1個目と、
2つ目が、やっぱりMicrosoftのMA戦略って結構面白くて、
いろいろ考え深いことがあって、
で、最近ですと、このアクティビジョンブリザードもあったように、
ゲーム領域のビジネスモデルのシフトっていうところと、
一番重要なのが、Windowsから新しいビジョンにシフトしたこと。
で、この4つがあるからこそ、今のMicrosoftがありますし、
今のMicrosoftの方向性がなんとなく見始めるっていうところで。
そこら辺の話は、ちょっと次回後編の方でしていきたいなと思います。
いやー、楽しみです。
はい、じゃあそんな感じで、今回も聞いていただきありがとうございました。
オフトピックではYouTubeやニュースレターでも配信していますので、
気になった方は、オフトピックGPのフォローお願いします。
今回の収録はYouTubeでも聞くことができます。
また、Spotifyで10分で分かる最新テックニュース解説バイツも更新しているので、
ぜひチェックしてみてください。
それではまた次回お会いしましょう。さよなら。
さよなら。
44:16

コメント

スクロール