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皆さんこんにちは、草野美希です。 宮武哲郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報を緩く深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、マイクロソフトがなぜDiscordを買収したいのかについて話していきたいと思います。
はい、ということで今回はですね、ちょっと少し前に、マイクロソフトがDiscordを買収を交渉中っていうニュースが出てたと思うんですけれども、
ちょっとそれについて、今回は話していきたいなと思うんですけれども、
はい。
どれぐらい前でしたっけね、このニュースが出たら。3月末ぐらいですかね。
そうですね、3月末、本当に1,2週間ぐらい前ですよね、今回収録してる日から。
なので、まずDiscordってどんなサービスだっけっていうのを紹介できればなと思うんですけど、
皆さんもリスナーの方だったら絶対知ってると思うんですけれども、
簡単に説明すると、ビデオツアーとか音声ツアーができるゲームの、ビデオゲームとかチャットコミュニティとかを運営してるサービスですね。
そうですね、特に音声からスタートした会社ですよね。
そうですね、この会社を調べてて思ったのは5年前ぐらいにできた、2015年にできたっていうところで、結構最近のサービスだなっていう感じがして、
2019年5月でユーザーが2億5千万人突破してるっていう、すごいなっていう、
ゲームをやってる方だったら使ったことは絶対必ずあるんじゃないかっていうくらい。
あと最近だと、スタートアップぐらいの小さい規模感でスラックの代わりにディスコードを使われているとか、結構よく聞くなっていう感じはしますね。
なのでそのスラックとの違いとかで言うと、一つのスラックのグループってサーバーをそれぞれ作って、サーバーっていうスラックでいう、スラックの一つのチームみたいな感じですかね。
そういうのを作って、いろんな人も招待できるし、権限を誰かに与えたりとかすることができたりとか、カスタマイズ性がすごくスラックよりあるなっていう印象があります。
そうですね。ディスコードはベースが無料なので、スラックだと1番メッセージ以上は1ユーザー毎月800円ぐらいかかるんですけど、ディスコードだとベースがずっと無料でして、
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いわゆるプレミアム課金機能を持っていて、草野さんが言ったようにカスタム絵文字とか特殊なものを、例えばよりクオリティが高い音声通話でしたり、動画のビデオ会議とかですよね。
そういうのをしたい方はエキストラで払って、それで広告とかも一切出してないので、ディスコードはその影響で130億ぐらい売り上げを去年出しています。
すごいですね。
そうですね。すごいですけど、同時に今回マイクロソフトが買収検討してるっていう話が出てまして、その額が10ビリオン以上、いわゆる1兆円以上になるっていうふうに言われているんですけど、
その130億の売り上げと比べると、売り上げマルチプルが77倍の自家総額になってるんですよね。
だいたいまあまあ高くて。
それがなぜ10ビリオンっていう数字が出ているのかっていうところで、いろんなVCとかも議論とかしてるんですけど、
あるVCが自分たちの知り合いとかにアンケートを取ったところ、だいたい半分の人が高すぎるって言ってまして、半分が低すぎるっていうのを言っていて。
わっぷ立つですね。
結構分かれてまして、もちろん赤字事業なので、前回ラウンドのバリーソンが7ビリオンぐらい7千億ぐらいなんですけど、
果たしてこれが正しいのかっていうところがあって、
あと2018年にディスコードって実は売却検討を過去行ってまして、
3年前とかですかね。
その時にだいたい2ビリオンから6ビリオンぐらいの価格だったらしいんですけど、
結果として売却しなくて。
あとは今のどれくらい評価されているのかっていうところを見るときに、
一ついいポイントというか、いいデータポイントがセカンダリ市場なんですけど、
前もWeWorkの回とか、WeWorkが当時47ビリオンぐらいの自家創業だったのが、セカンダリ市場だと20ビリオン以下だったので、
そこで上場しても落ちるんじゃないかっていう話をそこでしてたと思うんですけど、
それとそれも考えるとディスコードの今のセカンダリ市場の自家創業ってだいたい11から12ビリオンぐらいなんですよね。
なのでこの10ビリオンという価格は割と妥当なのかなっていう結論にもしかしたらなるかもしれないというところですね。
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なるほど、面白いですね。
なんでその中で、今回マイクロソフトがなぜディスコード買収したいかっていう話と、
あと他にどういうプレイヤーがディスコード買収したいかっていう話をちょっとしようかなと思ってまして、
マイクロソフトのそもそものMAの戦略を考えると、過去にモジャングっていわゆるマインクラフトですよね。
マインクラフトでした、GitHub、LinkedIn、ZenMaxとか買収してたり、
あとは過去にPinterestとTikTokも買収しようとしてて、結局その2つはダメになったんですけど、
マイクロソフトのMA戦略の肝となるのがコミュニティになっていまして。
コミュニティですね、Pinterestもそうですけど。
そうですよね。
GitHubもそうですけど。
LinkedInもマインクラフトも、いわゆる特定のコミュニティを獲得しに行ってるのかなっていうところで、
今までのマイクロソフトのユーザーとちょっと違う層のユーザーをより買いに行きたがるのかなっていうところですね。
多分LinkedIn以外は割とマイクロソフトオフィスを使うところとは若干違うユーザー層だなと思っているので、
そういう思いがあるのかなっていうところですね。
ディスコード自体はいくつかの領域でマイクロソフトと連携しやすくて、
だからこそマイクロソフトが買収を検討してるんだろうなっていうところなんですけど、
一番簡単に考えるところで言うと、まずゲーム領域でして、
Xboxのコンソールをマイクロソフトが作っているので、
Xboxって最近パーティーチャットっていう機能があるんですけど、
いわゆる複数の人が一緒に集まってチャットができる機能なんですけど、
それも元々有料にしてたんですけど、それを無料に最近してるんですよ。
いわゆるディスコードを当てはめるために一回無料にしてるのかなみたいな考えもできますよねっていうところと、
あとはやっぱりマインクラフトですよね。
マインクラフト内でコミュニケーションしやすいようにディスコードをインテグレーションするっていうところが、
割と自然な流れかなっていうところですよね。
それ以外にもう一つ重要な、ゲーム以外のポイントで言いますと、
クリエイターエコノミーだと思ってまして、
マイクロソフトの社長のSatya Nadellaさんが、
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最近マイクロソフトのカンファレンスがありまして、
そこでかなり久しぶりにマイクロソフトの今後のテーマ、どういうところにフォーカスするのかっていう発表をしまして、
Satyaさんって入った時に、あっという間にマイクロソフトのクラウド事業を押し出すっていうところを、
いわゆるクラウドコンピューティングとかそっちですよね。
AzureとかTeamsとかそっちをフォーカスするっていう話だったんですけど、
今回、クリエイターエコノミーをかなり押し出してまして、
いわゆるクリエイター向けのツールでしたり、
エンパワーメント、コミュニティづくりっていうところにマイクロソフトが入るべきと結構言ってまして、
これはちょうどこのタイミングにDiscordの話が出てたので、
クリエイターエコノミー、なるほど。
マイクロソフト、GitHubとかそれこそそうだと思うんですけど、
マイクロソフトもそうですけど、そういうイメージの会社なんて言うんですかね。
分かります?この気持ち。
分かります。
開発者とかのコミュニティのイメージは、
GitHubもそうですし、マイクロソフトもそうなんですけど、
そのサービスにコミュニティはあるんですけど、
マイクロソフトにコミュニティがあるかっていうのは分からなかった。
なんかそもそもマイクロソフトって、やっぱり昔から強いイメージで、
B2Bのオフィスとかそっち系の話じゃないですか。
いわゆるビジネスっていう感じじゃないですか。
なんで彼らがCM系SNSの領域に入りたいっていうところって、
割と違和感を感じると感じると思うんですけど、
でもやっぱり彼らも理解しているのは、
次の事業を作る人たちってこういうクリエイターなので、
だからこそディスコードっていうのが、
ディスコードをマイクロソフトがアクセスできると、
ディスコードって1.4億人のMAUがいて、
やっぱりYouTuberとかクリエイターとかゲーマーがめちゃくちゃ多いので、
特にゲーミングコミュニティにマイクロソフトが入って、
そこで結構最近だとゲームがSNSになるとか、
ゲームクリエイターが次世代クリエイターっていう話もしていると思うので、
その領域に入りたいのかなっていうところですね。
実は多分クリエイターエコノミーって定義付けしているのは、
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もしかしたらもう一個理由があると思うんですけど、
ちょっと後ほどここは話すんですけど、
今回ディスコードを買収するにあたって、
10ビリオンっていう価格帯でなかなかほとんどの会社って出せないじゃないですか。
当たり前ですけど1兆円なんて持ってる会社なんてそもそもそんなにいないので。
ただ今特にアメリカの会社はアメリカ政府が結構厳しく見てるじゃないですか。
独占法、独占禁止法の中で。
いわゆるそれを一部避けるためっていうか、
っていうところでマイクロソフトがクリエイターエコノミーの話をしているのかなっていう、
ちょっとこれは仮説ではあるんですけど。
どういうことですか。
次になぜマイクロソフトがディスコードを買収したいかっていう、
3つ目の理由がクラウドとかTeamsになるんですけど、
その領域、特にTeamsの領域にディスコードが加わってしまうと、
そうすると独占禁止法に引っかかる可能性が高くて、
マイクロソフトはその会話を避けたくて、おそらくクリエイターエコノミー一貫にしてるのかなっていう。
いわゆる政府を騙すためではないですけど、
いわゆる独占禁止法に引っかからないために、
ディスコードをクリエイターエコノミー一貫として買収しようとしてるのかなっていうのが。
コミュニケーションツールではなくて。
いわゆるマイクロソフトオフィスの活性化のためじゃないっていう風に言わないと。
名目としてちょっとそっちにしないんですね。
オフィス寄りになると、オフィスって確かマーケットシェア9割ぐらい持ってるので。
強すぎる。
そこにプラスで当てはまってしまうときついっていうところですね。
止められる可能性高いですよね。
でも実質それできたら独占ですよね。
それとスラックと、そうですよね。なかなかあんまり他にいないですよね。
そうなんですよ。
なのでスラックの話をする前に、
マイクロソフトってクラウド事業を持ってるじゃないですか。
Azureで。
結構マイクロソフトがTikTokを買収しようとしたときも、
そのコミュニティが一つの理由だったと思うんですけど、
実はもう一つの裏の理由って、
Azureに移管させるためなんですよ。
TikTokって確かGoogleクラウドかAWS使ってたので。
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なるほど、そういうことですね。
競合から自分のサービスに乗り換えるっていうところで、
結構重要なポイントで、
実はマインクラフトを買収したときも、
実はこれ起こってまして、
マインクラフトって元々AWSだったんですよ。
で、それをAzureに最近切り替えてるんですよ。
それこそ、マイクロソフトアウトルックとかも元々AWSだったのを、
Azureに変えてるので、
アウトルックも買収で、
アコンプリっていう会社を買収して、
アウトルックにしてるんで、
そこのインフラも全部変えてますし、
ディスコードのインフラを見ると、
あそこGoogleクラウドなんですよ。
なので、そこを切り替えさせるっていう、
いわゆる大型顧客を獲得するための一つ、
そこも一つの理由かなっていうところですよね。
たしかに。
しかもバイトダンスって、
オフィス向けのコミュニケーションツールとか作ってますもんね。
そうなんですよね。
LARCっていう。
それも関係してるのかなっていうのはちょっと思いました。
たしかに。
そこからやっぱりクラウドの一環として話すのがオフィス。
マイクロソフトで言いますと、
Teamsっていうコラボソフトウェアなんですけど、
昔マイクロソフトが山を1B4ぐらいですよね。
買収したっていうのも、
やっぱりこの領域にかなり力を張っていきたいからっていう話もあって。
やっぱりマイクロソフトがすごい理解してるのは、
今のユーザー層がちょっと年をとってしまってる。
どういうふうにより若者層を取れるのかっていうところがあるんですよね。
Teamsの実際の数字を見ると、
DAUはここ4年間で7500万人なったっていうのを言ってるんですよね。
それはすごい数字で、
スラックってたしか2019年で1200万人ぐらいしかいなかったんですよ。
それの6倍の数字になってるっていう話をしているんですけど、
スラックがそれに対してすごい指摘をしてて。
結構正しい指摘だと思ってまして、
TeamsのDAUのカウントの仕方。
18:01
ちょっと特集っていうか、
いわゆるTeamsって自動的にパソコンを立ち上げると、
自動的にログインするんですよ。
なんで本当にDAUなのかっていう。
確かに。
プラス、それって結局既存のユーザーしかアクティベーションしてないんですよね。
新しいユーザーは。
そうなんですよ。
別に取って、もちろん営業して取りに行ってると思うんですけど、
多分スラックと比べると新規ユーザーは後にスラックに行ってるので。
なので、そこの新しいユーザーを取るためにディスコードを買収するっていうのは、
非常にいいアイディアかなと思ってまして。
特にスラックの一番の優位性。
ディスコードがこれを持ってるかが、僕も正直分かってなくて。
持ってたら、こういう開発をしたらすごいと思うんですけど、
スラックの一番いいところって、グロースの数字とかそういう話ではなくて、
一番すごいのはスラックコネクトっていう機能があるんですけど、
スラックチーム、チームAとチームBの別組織をつなげる機能がありまして、
シェアドチャンネルとか共有チャンネルとかってよく言うと思うんですけど。
外部の人がちょっとだけ入れるみたいな。
それって非常に重要で、
スラックって実はスラックコネクトを作る前からそういう動きって勝手にユーザーがやってて。
できるんですね。
勝手に、いわゆる例えばオフトピックが組織Aとして、
組織Bに例えばスラックがいて、
オフトピックスラックグループを別途も作っちゃうっていう。
別組織を作って、それで無理やりそこでコラボするっていう。
なるほど。
っていうのが昔の。
別のチャンネル?
そうですね。別のチャンネルではないんですけど。
なるほど。
なんかそういう動きってあったり。
あとは、たぶんうちらもやったことあると思うんですけど、いわゆるゲストユーザーを入れるとか。
はい。
ゲストユーザーだと、確かジェネラルと特定のグループしか、特定のチャンネルしか見えないようになってるので、
そういう形でジョインさせるとか。
いわゆるコネクトがある前からそういう動きってスラックってあって、
そこが結構スラックのめちゃくちゃ重要なポイントだと思ってまして。
21:04
いわゆる会社間のネットワーク効果を作るっていう。
確かに。
これってすごいな。
なんかディスコードは確かになさそうな。
そうなんですよね。
あるのかな?
ある?
なんか知ってたらリスナーの方に教えてほしいですね。
そうですね。ぜひそこを教えてほしくて。
多分他のサーバーから通知が来るようにできるとか、そのメッセージを自動的に自分のサーバに反映させるとか、そういう機能はあったはずなんですけど、
そこで別途やり取りするとかっていうのがないと思ってて、
逆に気になってるのはディスコードの使い方の一つとして、いわゆる昔のスラックのように別の組織Aと組織B専用のサーバーを作ってるのかとか、
それであれば多分スラックっぽい動きになってると思うんですけど、そこってすごい。
なんかスラックよりもサーバー、スラックでいう一つのグループを作るのとサーバーを一つ作るのって結構サーバーの作り方超簡単だから、
なんかいっぱい持ってるのかなっていうふうに思う。
結構複数サーバーに入ってる人が多いじゃないですか。
そういう使われ方なのかなって個人的に思いました。
そうですよね。多分そういう使われ方してるんだろうなっていうのを思ってまして、
特に最近スタートアップとかがディスコードをすごい使い始めてるので、だから余計そうなのかなと思うんですけど、
ちょっとまだその事例ってすごい頻繁に見てないので、それがちょっと頻繁に動いてるのかっていうのは気になるんですけど、
でもそれってすごい重要なポイントだと思ってまして、
スラックもスラックコネクトってすごい重要視してるんですよね。
それこそちょうど2年前ぐらいですかね、まだその前職のDGにいた時に、
サンフランシスコに出張に行った時にスラックのデベロッパーコンファレンスに行ったことがありまして、
そこでストアートさんが結構長いことスラックコネクトの話をしてて、
逆にそのスラックデベロッパーコンファレンスのほとんどがスラックコネクトの話で、
なんでこれだけ推してるんだろうって当時思ってたんですけど、
ここが結構肝になるポイントかなと思ってまして、
セールスフォースがスラックを買収した一部の理由だと思うんですけど、
セールスフォースがスラックを買収した理由って2つあって、
1つは、マーク・ベニオフさんってクレイアントの全従業員に彼のサービスを使ってもらいたいんですよ。
ただ今までそれって難しくて、いわゆる各会社内の組織、
例えば営業部門とかマーケティング部門がCRMツールとかパイプライン管理とか使ってたんですけど、
24:04
スラックを買うことによって全従業員がセールスフォースソフトウェアを使うようになると。
それって結構重要な、マーク・ベニオフさんからすると結構重要なポイントで、
彼は元々チャッターっていうスラックの競合とかも作ってた時期があったんですけど、
そういうのもあって買ってたのと、やっぱりスラックのもう一つの重要なポイントで、
横転しやすい、組織間でコネクトするので、勝手に違う組織がスラックのエコシステムに入ってくる。
でもそこで密なコミュニケーションをするので、いわゆるメールのやり取りが全部なくなるんですよね。
なんかもうコミュニケーションここで絶対やる、しかも使いやすいですし、
それでもうアカウント作っちゃったらそこで紐づいてたら他のサービスとか機能も使いたくなりますよね。
そうなんですよね。
スラックももうアプリエコシステムって出来上がってるので、
それですごいセールスポースのエコシステムと似てるので、
なのでそういう意味で多分その2者ってすごい連携していて、
スラックをマイクロソフトが買収しなかったんですけど、結果として。
でもマイクロソフトも多分やばいっていうのは理解してて、
スラックって明らかにテック企業とかを集めてるので、
スラックの課題って今までエンタープライズセールスが遅れてて、
そこってストアートさんの唯一のミスなんですけど、
30ビリオンでエクジットしてるんでミスじゃないんですけど、結果としては。
エンタープライズの営業部隊をもっと早く用意するべきだったんですけど、
だからこそセールスポースに売ったと思うんですよ。
なるほど。
セールスポースってそこが得意分野なので。
確かに。
なんですけど、マイクロソフトが理解してるのはやっぱりスラックのユーザー層って若いので、
ディスコードはさらに若いので。
確かに。
やっぱり若者から外へ浸透させるっていうのって、実はマイクロソフトの昔のやり方で、
1985年にExcelが出てきた時に、
36年前ですよね。
多分ですけど、1985年にExcelが出てきた時って、
当時の組織の上司とか、いわゆる50歳以上の人たちって使ってなかったんですよ、Excelを。
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誰が使ってたかっていうと、22歳のアナリストが使ってて。
大学卒業したての。
そうですね。いわゆるテクノロテックサビーな人たちが使ってて、
彼らがいわゆる組織内の上司のポジションになった時に、管理職のポジションになった時に、
自分たちの部下に使わせたっていう。
それってもちろんExcel以外にもWord、Powerpoint、Outlookとか、Windows自体もそうだと思うんですけど、
一緒にユーザーと育つっていうところって重要だと思っていて、
だからこそMinecraftとかGithubとかTikTokを買収しようとしたとか、
それがつながってるのかなと思ってまして。
なんでこのマイクロソフトに関しては、複数の領域があると思うんですけど、
もしDiscordがスラックというようにクロスコミュニケーション、クロス組織でコミュニケーションができるのであれば、
完全チームズとしてはめちゃくちゃ強いツールになるので、
逆にもしかしたら誰も勝てないかもしれない状況になっちゃうので。
いや独占ですよね、それはもう。
唯一そこってスラックが勝てるんですけど、
でもマイクロソフトのやっぱりいまだになんですけど、一番の強い部分ってOfficeなので。
だからやっぱり、マイクロソフトがDiscordを買収する理由って、
スラックに対抗するためのものと、他にOfficeを潰されないための守りのテクニックで。
へー面白い。
マーク・ベニオフさんってずっとOfficeと対抗したかったんですよ。
へー。
なので、そこを、だからこそスラックを買ったと思うんですけど、
それに対して結構ビビっているのかなっていうマイクロソフトが。
なんかすごい雲の上の戦いに超えてきましたね。
Officeに勝ちたいからちょっとスラック買っちゃうわって。
そんなノリじゃないと思いますけどね。
そんなノリじゃないと思いますか。
なんか強いカードをプレイしている感じがありますね。
そうなんですよね。
すごいな。
やっぱりマイクロソフトですと、独占禁止法に引っかかる可能性もありますし、
あと課題でいきますと、最近買収して失敗した事例とかもあるので。
マイクロソフトですか。
一番でいいとMixer。
Mixerライブストリーミング、ドイツの。
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結局あれも止めたじゃないですか。
いやー、なんかそういう予感はちょっとするなと思って。
だからあんまりマイクロソフトに買収されないで欲しいなっていうのは個人的な意見ではありますね。
草野さんとしては、いわゆるスラックみたいにIPを目指して独自で進むべきなのか、
それとも違うところが買収するべきなのか、どっちの方がいいと思います?ディスコードとしては。
難しい質問ですね。
なんていうか、私がなんであんまり好意的じゃないかっていうと、
私が過去に使ってた大好きなサービスが2つあって、
Sunriseっていう紙アプリがあったんです、昔。
知らない方も多いかもしれないんですけど、
本当知る人ぞ知る、超デザインがかっこよくて、
UIが最高なカレンダーアプリ、Sunriseっていうのがあったんですけど。
100億ぐらいで買収したんでしたっけ?マイクロソフトの。
それぐらいですね。
多分それぐらいでした。
それ買収されて、悲しいなと思って。
仕様も全部、Sunriseも終了して、
もうマイクロソフトのツールとして、デザインもマイクロソフトになって。
デザインがマイクロソフトになったっていうと。
ちょっとSunriseほどイケてる感じは出なかったっていうところですね。
そうですね。UIはでもSunriseっぽいんですけど、
カラーとか、ログインもマイクロソフトのIDじゃないとできないとか、
すごい悲しい思いをしたんですね。
もう一つ私が好きなサービスは、
ワンダーリストっていうツールのアプリがありまして、
それもUIが超イケてて、
コミュニティもめちゃくちゃ熱い人が多かったんですよ。
ベルリンのタスク管理の会社ですね。
ワンダーリスト大好きそうです。
UIもめちゃくちゃイケてて、
私もベルリンのオフィスに行ったことあるんですよ。
遊びに行かせてもらったことあるぐらいすごい好きだったんですけど、
買収されて、デザインはマイクロソフトになっちゃって、
使いづらくなってしまったなと思って。
創業者の人も買い戻ししたいっていう要請をしたぐらい、
ちょっと多分残念な。
創業者の人からも多分残念だったのかなとは思ってて。
で、なんかそういうさっきのミキサーみたいな、
サービスを殺してしまうっていう。
今のワンダーリストの、
マイクロソフトの2Dのアプリが死んでるのかはちょっとわかんないんですけど、
でも元のサービスの良さとか、
33:03
コミュニティがなくなってしまうみたいな事例って結構あるのかなと思ったので。
しかもまた別の理由で言うと、
ディスコードみたいな結構忠実性のあった方がいいサービスなのかなっていう感じがして、
以前メタバースの話も結構オフトピックで取り上げてますけど、
なんかそういうゲームとかメタバースっていう、
中立性、一つの企業の一つ、
一サービスになってしまうよりはちょっと突き進んで、
独自路線で生きてほしいなっていうかげながら、
私はそう思いますね、個人的な意見ですけど。
たしかにワンダーリストの仕様も最近でしたっけ、何か数ヶ月前かもしれないですけど、
ワンダーリストのUIを作り直してたりしてたので、
明らかにそこってなんか不満を抱えているのかなっていうのもありますし、
マイクラソフトとしても、たぶん本当に完全別々にするパターンと、
インテグレーションするパターンがあって、マインクラフトとかはそんな触ってないので、
たしかに、GitHubもそんなにそうですよね。
そうですよね、GitHubも全然触ってないですよね。
なので、そういうパターンもあれば、サンライズとかワンダーリストみたいな、
取り込まれ、ちょっと小さめなサービスというか、取り込まれてしまうっていうパターン。
サイズかもしれないですよね。
でもミキサーはなんで?
ミキサーもそんなにデカくなかったんですよ。
あれも完全リブランディングしたんですよ、マイクラソフトが。
マイクラソフトがリブランディングしたらいけないんですかね、じゃあ。
いけないとは言ってないですけど、
なんか元のものを好きだった人を愛してほしいってことですね。
そこの、なんか大切にしてほしいっていうのはあるかもしれない。
作った人の大事にしてるものは引き継いでほしいなっていうのはあるかもしれないですね。
確かにそうです。
なので、そこのマイクラソフトもどう動くかっていうのは分からないですけど、
興味は持ちそうな、完全に連携できる部分っていっぱいあるので、
そういう意味だと全然興味持つのかなっていうところと、
あとはちょっと前にも言ったように、他のプレイヤーって割と限られてくるので、
1兆円払える会社ってほぼいないので、
そういう意味だと、実際に多分買収検討してる会社が、
多分Google、Facebook、Amazonの辺だと思ってまして、
難しいんですけど、個人に面白いと思うのは、ユニティエピックゲームズ、Twitterとから辺で、
36:08
1個1個説明しますけど、
あとちょっと一番最後に、ダークホースみたいなところ出しますけど、
誰だろう?
誰ですかね。
まずGoogleの話からすると、
Googleっていくつか連携できる部分ってありまして、
まずGoogleスタジアって、
ゲームのバンドル、クラウドゲーミングがあるんですけど、
そこって実はあんまり調子が良くなくて、おそらくそこではないですと。
2つ目にYouTube。
YouTubeと連携して、
いわゆるYouTubeが、
YouTubeってTwitchに本気で挑んだことってないんですよ。
でも明らかにそろそろ動き出してるんですよ。
結構日本だと、やっぱTwitchまだあまり使われてないっていうのもあって、
ライブ配信、日本だと結構YouTubeでやるっていうのがデフォルトであるんですけど、
アメリカだと結構配信はもうTwitch。
ストックする動画はYouTubeっていう感じですもんね。
それって明らかに理由はありまして、
一つの明確な理由ってマネタイズの部分なんですよ。
YouTubeって7割取るんで、
Twitchって半々ぐらいなので大体。
なので明らかにTwitchを使った方がマネタイズしやすいんですよ。
なるほど。
でもYouTubeって多分本気を出せば、
場合によってはTwitch潰しにいけるんですよ。
いけますよね、確かに。
絶対いけるじゃないですか。
なのでそこをDiscordと一緒にやるっていうのは、
ありそう、確かに。
ありじゃないですか。
やっぱり一番のGoogleのなぜDiscordと連携するのは、
Microsoftと似たようにクラウドなんですよね。
Googleってチャット機能って一応あるのはあるんですけど、
でも実際に社内でコミュニケーションで使うのってGmailじゃないですか、Googleって。
このチャットの部分をDiscordで全部置き換えられるとすると、
スラックってもう必要ないじゃないですか。
GoogleスイートでDiscordが入っていれば。
確かに。
何気にGoogleのハングアウト、チャットの機能あったじゃないですか。
あれ何気に便利だった。
社内会社員のときだったら結構便利だったなと思ってたんですけど、
なんでなくなっちゃったんだろうって思うぐらい、
確かにそれDiscordでいいですね。
39:00
しかもさっきも言った、
組織間でコミュニケーションっていうところをメールだけじゃなくて、
チャットでも全部自動的にできるような機能を入れると、
確かに。
もう完全そこの領域Googleが取れると思ってまして、
それをうまくDocsとかSpreadsheetとかに後々寄せれば、
そしたらMicrosoft Officeを倒せるんですよ。
なんかそれも独占。
そう、確かに。
あれ独占。
確かに。
でもなんかありそうですね、その展開は。
だから本当はGoogleってスラックを買収するべきだったと個人的に思ってるんですけど、
なかなかそれが実現しなくて。
で、Googleもスラックを買収するべきだったんですけど、
で、Googleも今のGoogle Suiteを見ると、
いわゆるGoogle SpreadsheetとかGoogle Docsとかあると思うんですけど、
あれ全部買収で作ってるんですよ。
あ、そうなんですね。
そうなんですよ。
取り込んでる感じなんです。
そうですそうです。
Excel2Webっていう会社とDocverseっていう会社を買収してGoogleシート作って、
で、その2社とあとQuickOfficeっていう会社を買収して、
で、その3社とTonic Systemsという会社を買収してスライド、プレゼンの方を作っているので、
なんで実際にもうGoogleもいわゆる買収して今の一番ホットな彼らの事業ってクラウドなので、
逆に広告が落ち始めてるので、
なんでクラウドの方に寄せないといけない時代になってきて、
Googleもそこを理解しているので、
だからこそ、スラックとか、本当はスラックを買収するべきだったと思うんですけど、
結局Discordも買収できるのかなっていうところで、
ありそう。
一候補者として、
多分マイクロソフトの次ぐらいじゃないですかね、
それ以外だとやっぱりAmazonがその次ぐらいかなと思ってまして、
やっぱりAWS、Twitchのその2つの領域でフィットするっていうところと、
やっぱりAmazonってすごいゲーム領域に結構入りたがっているので、
やっぱりその2つの領域でフィットするっていうところと、
やっぱりAmazonってすごいゲーム領域に結構入りたがっているので、
結構失敗しちゃったんですけど、
でも結構そこに本気で入りたいという話もしているので、
であればDiscordも買収できるかもしれないですけど、
やっぱりその2つの領域でフィットするっていうところと、
やっぱりAmazonってすごいゲーム領域に結構入りたがっているので、
去年か一昨年、自社ゲームを作り出してましたし、
ゲームそのものですか?
ゲームそのものを作ってたりもするので、
Amazonとかを買収する理由ってあるのかなっていうところですよね。
確かに。
あとはやっぱりFacebookなんですけど、
42:01
Facebookは正直厳しいと思います。
一番独占禁止法に引っかかりそう。
なるほど。
コミュニケーションツールとして見られた瞬間、
彼らってWhatsApp、Instagram、Facebookメッセンジャー持ってるんで。
それはクリエイターエコノミーでそうじゃないですか。
できないじゃないですか。
これはクリエイターエコノミーです。
そうなんですよ。
あとここで結構重要なポイントって、
Facebook、Twitter、Googleって、
アメリカ政府と関係性悪いんですよ。
で、Microsoftが一番いいんですよ。多分。
大手テック企業からすると。
だから去年のTikTokの禁止になった時に、
Microsoftが入れたじゃないですか。
確かに。
あれって多分関係性の問題で。
そこになるんですね。関係性。
そうなんですよ。
MicrosoftってPentagonとかも一緒に契約してたりまして、
それAmazonの契約を勝ち取ったりしてるんで、
明らかに関係性ってMicrosoftの方がいいんですよ。
へー。
なんでFacebookって結構厳しいのかなと思うんですけど、
Facebookも今結構ゲーム領域にフォーカスしたり、
あとFacebookグループにこういうボイスチャットとか、
そういうのを入れるっていうのもすごい分かりますし、
あとワークプレイスですね。
仕事向けの社員向けのコミュニケーションツールがあるんですけど、
そこにDiscordをインテグレーションさせるっていうのも、
見えるのは見えますよね。
やっぱアメリカだとメッセンジャーってまだ人気ですか?
メッセンジャーはそこまでですね。
実際に言うと。
やっぱりSMSとかそっちの方が強いですね。
圧倒的に。
そうなんですよね。
なので実際にお金持っている会社、
いわゆる1兆円以上ちゃんと出せるテック企業って、
多分そこら辺になってまして、
次にやっぱり面白いのがエピックとユニティなんですけど、
彼らの今の時価総額が28ビリオン、30ビリオンぐらいなので、
なかなか1兆円って出しづらいのかなと思ってるんですけど、
やっぱり彼らがオープンメタバースっていう概念を信じているのであれば、
コミュニケーションレイヤーとしてDiscordって作れるので、
いわゆる全ゲームに対してコミュニケーション機能として
Discordが当て込むっていう形を取るとすごい面白いなと思うんですけど、
ちょっと金銭的に厳しいのかなっていうところですね。
Twitterに関しては、Twitter自身だとできないと思うんですよ、これって。
45:03
もしかしてこの前の考察したスクエアと、
あれがあればできると思うんですよね。
合併したらできるかもしれない。
スクエアのマーケットキャップって、時価総額って104ビリオンなので、
そのレベルだったら10ビリオン出せるんですよ。
確かTwitterの時価総額って、確か50ビリオンぐらいか。
まあだいぶ上がってますけど、なんでギリですね、今Twitterだったら。
なるほど。
でもスクエアプラスTwitterプラスDiscordって最強じゃないですか。
面白い展開ですね。面白い展開になりますね、それは。
Twitterが最近すごいコミュニティー化してるんですよ。
そこにすごいフィットするなと思いますし、
逆にTwitterスペースとかも結構Discordと連携、
Discordも常にそういう機能とか作ってるので、
いろんな意味で連携しやすいのかなと思いますね。
あとはそのダークホース的な。
誰だろう。
2社あって、
アメリカの会社ですか。
アメリカですアメリカです。
ヒントください。
1社YC卒業生。
YC卒業生。
決済系ですか。
決済系です。
ストライプとか。
ストライプ。
ストライプですか。
ストライプですストライプです。
うれしい。
で、若干その、
連携できるポイントが少ないんですけど、
ビジネスに組み込むストライプとすると、
そういうDiscordみたいなコミュニケーションレイヤーを
一緒に入れるっていうのはありなのかとか、
結構彼らもシーム系のところにも走ることができるので、
いわゆる弁償とか措置系の
キャッシュアップとか措置系の
対抗をするために
Discordをきっかけに
そっち側に行くっていう。
SNS化ですよね。
個人のコミュニケーションが
そこからDiscordから。
確かに。
ちょっとやらないと思うんですけど、
最近それだけの自家装を持ってますし、
多分それはできるのかなっていうところですよね。
で、
あともう一社あって、
はい。
これは
このヒント出すとな。
Sから始まって、
S、またS。
またS。
次のヒント言うとバレちゃうな。
カナダの会社です。
え?
カナダ出身の会社です。
48:03
カナダ出身のS。
はい。
カナダ出身のS。
超多くてね。
うわ、悔しい。
S、え?
いや、D2C周りだったら絶対
え?D2C周りだったら?
絶対このインフラを使ってるっていう。
まあ、だいたいは使ってますよね。
え?
あれ?
え、ちょっと待ってください。
S、
インフラです、インフラです。
インフラです。
日本展開もすでにしてますね。
え?
それこそ、うちに問い合わせきましたよ。
え、会ったことありますよね?
会ったこと、えっと、僕はあります。
僕は何回も日本の代表と話したことあるんですけど。
え?
ないかもしれないです。
え、悔しい。何ですか?
あの、ショピファイです。
いや、当てると思ってたんだけど。
もう、悔しいですね。
ショピファイ、確かに。
Sから始まる、もうストライプしか出てこない。
Sが多いですね、スクエア、ストライプ。
ショピファイか、確かに。
ショピファイとかも、可能性っていう話なんですけど。
そこの連携も面白いなと思ってまして。
はい。
なんか、スクエアプラスツイッターと対抗できるのって、
ショピファイかけるディスコードなのかなとか。
ストライプかけるディスコードなのかなっていう。
え、面白い。確かに決済とコミュニケーションツールが手を組んだときって。
そうなんですよ。
なんかインフラ系のサービスとコミュニケーションサービスが一緒になったときって、
なんか面白いことできそうだなって感じがしますね。
どの会社も。
だいたい逆パターンじゃないですか。
ショピファイもそうですけど、いわゆる決済系がそのままずっと走って決済として勝ちにいくのかっていう話か。
ショピファイってもともとECインフラとして始まったんですけど、
結果として、あそこ決済の方が確か儲かってるはずなので。
そっちに寄せるパターンとか。
ウーバーとかも結局そっちに寄せたり、グラブも決済周りに寄せたりするので。
なんで決済っていうバックエンドを取りに行くっていうところは面白いなと思うんですけど。
逆パターンってそんな実は割と少なめで。
確かに。
それをやったらなんか面白いなっていうところですよね。
うまくいくかどうかを置いて。
確かに。
宮武さん的にはマイクロソフトに買収されるべきかっていう。
51:02
されるべきか。
されるべきか。
いいと思いますかっていう質問。
いいと思いますか。
他の人のそれこそ。
買収しそうですよね。
別の会社。
買収しそうかなと思いますね。
それをするべきかというと個人的には、
個人的にはオフィスを倒す会社が出て欲しいんですよね。
そういう意味でグーグルかなと思ってるんですけど、
なんかグーグルが動かなそうっていうところですね。
動かなそう。
なんとなくですけど。
なんか新向けコミュニケーションサービスあんまりやってるイメージないですもんね。
グーグル。
グーグルプラスがあんな感じになっちゃったんで。
でもなんかチャットは宮武さんの話聞いて便利そうだなっていうのは確かに思いました。
なのでグーグルが買収すると一つ怖いのがマイクロソフトも同じなんですけど、
いわゆるそのままにするのかエンタープライズ要請にするのかっていうところですよね。
エンタープライズ要請にしてしまうとマイクロソフトがサンライズとかワンダーリストを買収したように
リブランニングされちゃってユーザーが離れちゃうっていう可能性って結構高いと思ってるので、
そこのバランスをどうするかっていうのが非常に大事だなと思いますよね。
確かにそのYouTubeの位置、機能というかYouTubeとして買収するのか、
グーグルの、そのグーグルスイートで買収するのかっていうのはちょっとそれによって変わりますね。
そうなんですよね。
どっちも便利そうっちゃ便利そうなんですけど、今の既存のユーザーからしたらどっちが嬉しいかっていうのはありますね。
そうなんですよね。
やっぱりグーグルとかマイクロソフトのために一部こういうことやってると思うんですけど、
やっぱりうまいのがその買収したサービスとかをうまくいろんな場所に入れ込んだりするんですよね。
特に技術系は、なんでDiscordとはちょっと違うんですけど、
アルファマインドを作ってる、ディープマインドだ。
ディープマインドっていう会社をグーグルが買収したことがあるんですけど、
その会社ってAIとかマシンラーニングとかの会社で400億くらいで買収したんですけど、
正直めちゃくちゃ安かったんですけど、新しいAIのトレーニング手法で、
今までですと、例えばチェスとか、昔からパソコンが人間より強かったじゃないですか。
全動きが分かるので、それで色々予測してやるっていうことを、
54:05
ディープマインドって人間ぽい動きなのに、パソコンレベルの処理能力を持つっていうことをやって、
チェスでも圧倒的にどのチェスエンジンよりも強くなって、人間よりも強くなって、
それを他のゲームとかに、例えばそのEGOとか、最近のスタークラフトとか、
そういうのにも適応してて、それが最近他でも、バイオ周りで適応しているんですけど、
実は裏でその技術をYouTubeとか、Google検索にも当て込んでいて、
YouTubeのレコメンドエンジンが一部その技術で作られたりとかしてるんですよね。
それでエンゲージメント時間がめちゃくちゃ上がったんですよ。
へー、いい買収ですって。
そうなんですよ。それですごい滞在時間が上がったんで、
なので広告収入がめちゃくちゃ上がったんですよ、その年。
なのでそういうことをGoogleもやったりするので、
ちょっとDiscordだとは違うんですけど、上手くいくものと上手くいかないものも全然あるんですけど、
ちょっとどういうところを結果としてマイクロソフトが買収するのか、
Discordが3年前と同じように結果としてもう売却しないっていう話も全然あると思うので、
ちょっとそこがどうなるかは今後見ていきたいですね。
そうですね、ちょっと楽しみですね。
はい、じゃあこんなところで、
今回も聞いていただきありがとうございました。
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ではまた次回お会いしましょう。さようなら。