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  2. #77 打倒Amazon!Shopifyの戦..
2021-08-05 1:03:41

#77 打倒Amazon!Shopifyの戦略を考えてみた

spotify apple_podcasts youtube

こんにちは!今週は、急成長ECプラットフォーム「Shopify」についてお送りします!


 ◎今週のトピック ショッピファイ! / マーチャントを増やすこと / お店が成功しないとShopifyも成功しない / Shop Payの素晴らしさ / Shop Payから新しいブランドのディスカバリー / Shopifyキャピタル / ちなみにPipeも投資してる / Stripeと仲良し / 購入後に別ブランドをリコメンド / ディスカバリー機能はマーチャントに対して必要か? / アフィリエイトとShopify / co-op commerce / ARコマースの挑戦 / 服のフィッティングAR特許 / GoogleとShopify連携強化 / ファーストパーティのデータを集める / アグリゲーターによる広告事業 / UberEATSやInstacartの広告事業を強化 / ヒントは「購入後の体験」 / リセール(再販)と返品 / 大きなお店ほどShopifyを使わない問題 / 独占禁止法  


◎関連リンク
・Google partners with Shopify on online shopping expansion | TechCrunch
https://tcrn.ch/3CfVswY
・The Anti-Amazon Alliance – Stratechery by Ben Thompson
https://bit.ly/3xrzJOR
・Stripe: Platform of Platforms – Stratechery by Ben Thompson
https://bit.ly/3lBjkFr
・No. 345: The Arming Of The Rebels – 2PM
https://2pml.com/2020/02/03/rebels/
・Shopify Announces Fourth-Quarter and Full-Year 2020 Financial Results
https://bit.ly/3lJGLMT
・Shopify-Investor-Deck-Q4-2020 pdf
https://bit.ly/3fxWoTE
・Stripe to Offer Banking Services in Deal With Goldman Sachs, Citigroup - WSJ
https://on.wsj.com/3yp9vOr
・Shopify Seeks to Challenge Amazon Through Deals With BuzzFeed, Other Sites — The Information
https://bit.ly/3A9ytl5
・Member Brief: The Post-Returns Marketplace – 2PM
https://2pml.com/2021/05/28/post-returns/
・Shopify Plans Big Push Into Advertising With Targeting Tool
https://bit.ly/3yrBuN8 


【Spotifyオリジナルで新番組がスタート!】
bytes by Off Topic http://spoti.fi/bytesPodcast 


◎ひとこと by Tetsuro Miyatake
個人的には今現在世界のトップマーケターはLil Nas Xだと思います。 


◎記事も書いています 
https://offtopicjp.substack.com/ 


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◎Twitter Off Topic https://twitter.com/OffTopicJP
Miki Kusano https://twitter.com/mikikusano
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00:06
みなさん、こんにちは。草のみきです。 宮武徹郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報をゆるーく深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、打倒Amazon、Shopifyの戦略を考えてみた、についてお送りしたいと思います。
はい。今回は、Shopifyをテーマに話していきたいなと。 そうですね。
いや、もうほんと、超成長してますもんね。 いやー、すごいですね。Shopifyは。
EC、まあ、簡単にみなさんご存知だと思うんですけど、ECプラットフォームというか。
そうですね。よく、昔はSpotifyとよく間違えられてたっていう。
似てますよね。日本読みだと、ショッピファイっていうらしいですね。 あ、そうなんですね。
ショッピファイジャパンのSNSで、ショッピファイですって言ってました。
確かに、前トートバッグもらったときに、小さい2が入ってた気がします。
ショッピファイ、まあでも、そうですね、確かにSpotifyと少し似てる感じはしますよね。
まあでも、今だと結構やっぱり誰でも知ってる名前になりましたね。
確かに、ブランドも増えて使ってる、D2Cブランドの方も多いんじゃないかなって、日本でも思いますよね。
日本市場でも過去最高の成長率だった。 過去最高らしいですよね。
世界的にも伸びてるんですか?
そうですね。全世界で見ると、GMVでEC企業をランキングすると、アリババが1位で、アマゾンが2位で、3位がJD.comで、
4位が、これ見て驚いたんですけど、ピンドー堂で。
5位がショッピファイなんですけど、2019年は9位だったので、かなり伸びてるっていうのが実際ありますね。
しかもショッピファイはアメリカだと、アメリカのEC市場の10%がショッピファイなので、やっぱりかなりシェアをとってるなっていうところですね。
カナダの会社ですもんね。
ですね。もともとスノボのサイトから始まってですよね、確か。
たまにTwitchでストリーミングしてるのだけ知ってます。
そうですね。トビーさんはスタークラフトの大ファンなんで、よくeスポーツやってますね。
そんな中でショッピファイの戦略っていうのをちょっと考えてみたいなと思ってまして、面白い取り組み最近やってるなと思ってるんですけど、
ショッピファイってブランド名を聞くと、やっぱりコマースのサースプラットフォームとして思い浮かぶと思うんですよね。
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ただ個人的にはショッピファイって6つのことをやろうとしてるのかなと思ってまして、その中でコマースサースプラットフォームがその1つでしかないっていうところで、
それ以外にフィンテック領域、銀行、ロジスティックス周り、最近新しく取り組もうとしてるのはディスカバリープラットフォームと広告プラットフォームですね。
ただこれは1つの大きな目的があって、この6つの事業が。それは結果としてショッピファイマーチャーとショッピファイを使ってるブランドさんのGNVを伸ばすためなんですよね。
それってどこに直結するかというと、ショッピファイの決済プラットフォームに、いわゆるフィンテックプラットフォームに直結するんですよね。
手数料ですか?
そうですね。それがショッピファイからすると長期的に伸ばしたいプラットフォームなんですよ。その他の全てのものはツールでしかなくて。
その広告とか?
そうですね。本当にマーチャーとのGNVをどう伸ばすかっていうところだけなんですよ。
技術、取引額、総額みたいな。なるほど。
ショッピファイって皆さんがコマースサービスプラットフォームだと思うんですけど、今の売上を見ても決済会社なんですよ。
その売上の割合的に?
例えば、2020年の売上を見ると、ショッピファイの売上って2.9ビリオンなんですよ。約3ビリオンぐらいなんですけど。
しかも、2019年から86%伸びてて、すごい伸びてるんですよね。ほぼ倍伸びてるってことなんで。
そのうち、3ビリオンのうち900ミリオンがサブスクなんですよ。いわゆるコマースのサービスプラットフォームなんですよ。
2000億2ビリオンが決済、ペイメントゲートウェイから来てるんですよ。
ショッピファイとしては決済がもうメインとなっていて、ここに多分結構フォーカスしてるのかなっていうのを持って。
しかも、これショッピファイがIPOした2015年と比較すると結構逆転してるんですよ。
2015年に上場したときの売り上げって、ちなみに105ミリオンだったんですよ。
そのうち67ミリオン、本当に3分の2の数字がSaaSから来てて。
それが本当に逆転したっていうところなんですけど、このショップペイっていうところの重要性が
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ショッピファイとしてはありまして、それはどういうところが重要かっていうと、
ショッピファイとショップペイを扱うマーチャントのインセンティブっていうか方向性が一緒になったんですよね。
結局、SaaSプラットフォームだとショッピファイの狙いってマーチャント数を増やすことなんですよ。
ユーザー数を増やす?
ユーザー数が増えると、もっとSaaS売り上げ払ってくれる人たちが増えるので、
そうするとショッピファイも儲かるっていう仕組みだったんですけど、
決済になると、マーチャントが成功しないとショッピファイが成功しない。
同じゴールですね。
そうです。まさにそうで。
そうなると、しかもショッピファイからすると、新しいマーチャントを取らなくても既存のマーチャントがめちゃくちゃ売れるとショッピファイは成功するので、ヘッジができるんですよね。
もちろんマージンは低いです。SaaSと比べると。
ただ、その分早く伸びることも可能なので、結構そこが重要だったっていうところと、
あと決済のプロダクトのショップペイっていうプロダクトがあるんですけど、
実は結構いいプロダクトで、チェックアウトの機能なんですけど、
ショップペイのチェックアウトって通常のチェックアウトより7割早かったりとか、
コンバージョン率も1.7倍あるっていうのがショッピファイの方が言ってて、
そんなになんでですかね。
体験がいいっていうところと、あとは一回それを使うと、2回目に全部記憶してるんで、
なので、ほぼ情報埋めなくてもチェックアウトができるっていう感じで。
ハードルが下がると、よりコンバージョン高くなるので、多分そういうところだと思うんですけど。
しかもこのショップペイっていうのは他のいろんなものにつながってくるんですけど、
それもちょっと後と話すんですけど、結局このショップペイっていうのは、
2つ新しいファネルを作ることになっていると思っていて、
ショップペイから新しいブランドのディスカバリーっていうところと、
ここはちょっと後ほど話すんですけど、
ショップペイから新しいSaaSの売り上げにつながると思ってて、
そこの話をまずすると、SaaSの売り上げに話すと、
ショビファイって最近ショップペイを、
09:00
GoogleとFacebook上で販売してるリテーラーでも使えるようにしたんですよ。
Googleでどういうことですか?
Googleで例えば商品検索をすると、
そこでGoogle上でショップを抱えてる人たちってやっぱりいるんですよね。
Google上で。
そこの決済がショップペイでできるんですよ。
しかもそのGoogleのマーチャントが、
ショビファイの店舗を作ってなくても。
でも本当決済システムが。
まさにそうです。
まさに決済システムとして売ってるっていうところで。
FacebookだとInstagramですよね。
一番わかりやすいのは。
Instagramショップの中の決済手段として、
ショップペイを入れるっていうところですね。
なるほど。
これって結局、顧客からすると、
1回でもショップペイ使ってると決済情報とか、
住所とかいろんなものが保存されてるので、
楽。
ショビファイもこれ、おそらく何かしらのレペシアみたいな形を取ってると思うんです。
FacebookとGoogleからしても一部の売上をもらえたりとか、
そういうのもあるんですけど、
ショビファイからしても新しい顧客にリーチができる。
そうすると、
ショップペイを別プロダクトとして置くと、
逆にそこ経由から、
ショビファイのサイトを作ろうってなる可能性って出てくるんですよね。
確かに。
だからこそ、ショップペイを今別プロダクトとして、
いろんなところに出し始めてるっていうのがショビファイの形で。
それがまず1つ、ショップペイの強みだと思っていて、
あとは、やっぱりショビファイを、
もう少しフィンテックプラットフォームとか銀行として見るべきだなと思っていて、
このショップペイ以外に、
ショビファイキャピタルっていうのがあるんですよね。
ショビファイキャピタルっていうのは、
いわゆる過去にオフトピックでも話したパイプでしたり、
クリアコ、クリアバンクみたいな形で、
ショビファイがキャッシュを、資金をアップフロントに提供するんですよ。
なるほど。
本当に、物を作ってる人たちに先にお金をあげて、
そうです、事業を運営できるようにと。
なるほど。
で、2020年の3級の、ちょっと前の話になっちゃうんですけど、
市販機で250ミリオンぐらいのキャッシュを提供してるんですよ。
確か、直近の市販機で300ミリオン以上提供してて、
本当に年間で1000億以上キャッシュを提供してるんですよね。
12:01
でも全然、それはよく作用してるってことですかね。
そうですね。しかもパイプの投資家でもありますし。
ショビファイが。
はい。
彼らはいろんなそういうところに投資してるんですよね。
買収ありえますか、それじゃあ、パイプ。
可能かもしれないですよね、確かに。
おお。
まあ、どうなんですかね。
でもいい会社ですもんね。
そうですね。
しかも最近、Amazonとかでロールアップ事業って増えてるじゃないですか。
Amazonのブランドを買収するっていうのを。
最近、ショビファイでもそういうのって起き始めてるじゃないですか。
ショビファイの人気ブランドをいっぱい買収して、
なんか、モールみたいな形でやっていくっていう。
そうです。
確かに。
最近、オープンストアっていう会社も立ち上がったりとか。
確かオープンストアは、マーチャントのログイン情報をオープンストアに提供して、
オープンストアがそこの今の在庫の状況とか、プライシングとか売り上げとか、
いろんな情報を見て、
それをベースに自動的にいくらだったら買いますよっていう提案をするんですよね。
もう自動的に査定してくれるみたいな感じなんですか。
オープンストアの創業者は、オープンドアの家で同じことをやってた人たちが作った会社なので。
あれですよね、オフトピック聞いてる方は知ってる。
キースさんですね。
キースさん、マイアミ大好きキースさんがやられてるスタートアップですね。
まさに。
ここで繋がるっていう。
ここで繋がるっていう。
でも、このロールアップが流行ってる中で、実はショビファイってロールアップ機能を今出し始めてるんですよ。
なので、ショビファイのエコシステム内で簡単に売却ができるようなマーケットプレイスを作ってて、ショビファイが。
やっぱりショビファイもいろんな面でこういうところで、ペイメント、フィンテック周り、銀行周りっていうところでやってて、
特に銀行周りで強いのが、ストライプとすごいインテグレーションしてるんですよ。
へー、なんかぱっと見、強豪なのかなって思ってたんですけど。
そうですよね。
仲良しなんですね。
めちゃくちゃ仲いいんですよね。
やっぱり銀行を作るのって、ショビファイからすると結構面倒なので。
なので、そこはストライプと連携してるんですよ。
15:00
ストライプってそこの機能って作ってて、それをAPI化したんですよ。
はい。
なので、どういうことができるようになったかっていうと、ショビファイでアカウントを作りますと、
例えばオフトピックが何かグッズを販売したいですと。
で、そのときにショビファイアカウントを作ったときに、多分オプションとして銀行口座作りますかっていうオプションが出てくるんですよ。
はい。
プラス、法人化しますかっていうのが出てくるんですよ。
ストライプってアトラスっていうプログラムを経由で法人化のサービスがあるんですよ。
あー。
結構アクセレーターとか使ってるところですよね。
で、プラス一緒に銀行口座を作ってくれると超楽じゃないですか。
はい、確かに。
しかも銀行口座作るのって意外と面倒なんですよね。
うーん。
アメリカだと大体5日間から7日間ぐらいかかるんですけど、しかもそれって結構面倒なのは、
半分以上の銀行だと実際に支店に行かないといけなくて、
はー。
で、4分の1の銀行だとファックスを送らないといけないんですよ。
未だに。
未だにアメリカでも。
あのアメリカでも。
あのアメリカでも。
えー。
ファックスマシーンがどこにあるんだっていう話なんですけど。
ローテクですね、意外と。
そうなんですよ。
コンビニでできるわけじゃないんで。
へー。
それはめんどくさい。
そうなんですよ。
なんで、でもそれが一気にストライプ状だとすぐに出来上がるとなると、
それはそれでやっぱりすごい利便性が高まりますし、
あの本当にショビファイアカウントを作るだけで、本当にビジネスが作れると。
へー。
それはやっぱりめちゃくちゃ便利だなと思いますね。
それ以外にもちろんその後払いサービスのアファームと連携したりとか、
あのいろんなところと連携してるんですけど、
やっぱりこのショビファイのその決済周り、そのフィンテック周りとか銀行周りとかで、
あのもう一つ大きな流れとして出てきているのは、
あのディスカバリーの面ですね。
どういうショップがあるのか見れる機能みたいな。
まさに。
で、ショビファイってここがいつも弱みだったんですよね。
アマゾンと比較すると。
あー、確かに。
あんまりなんか比較、例えばできないですもんね。
そうですよね。
比較というか商品検索みたいなのはないですもんね。
全くないですよね。
うーん。
で、それをいろんな面で彼ら解決しようとしてて、
はい。
で、たぶん一番わかりやすいところがショップアップっていうのがあるんですよ、彼ら。
うーん。
去年確か本格的にリリースしたんですけど、
18:02
当時は結構微妙、正直言うと微妙なアプリで、
だいぶ改善されてきたんですけど、
もともとこのショップアップっていうのは、
そのオーダーのトラッキング用のアプリだったんですよ。
はい。
まあ本当にショビファイマーチャントから、
ユーザーが使う。
ユーザーが商品をオーダーしたときに、
そのオーダーが今どこにあるかっていうトラッキングができるアプリなんですけど、
それをこのショップアップっていうところにリブランディングして、
そこでやっぱりそのショビファイのマーチャントブランドを
簡単に見つけられるアプリにしたいと。
うーん。
で、特に最近ですとローカルビジネスとか、
そういうのをフィーチャーしたりとか。
あー。
し始めているんですけど、
これって、
そのさっき話したショップペイってあるじゃないですか。
決済。
そことつながると思っていて。
うーん。
ショップペイって結局、
一番最後じゃないですか。
決済するところなので。
はい。
でも意外とアメリカのブランドとか見るとよくわかるんですけど、
決済の後のポストパーチャス体験、
決済後の体験って、
新しいブランドのディスカバリーの体験を入れ込む人って多いんですよ。
うーん。
別のブランドのものを、
おすすめするってことですか。
Amazonでもたまにあると思うんですけど、
これ購入した人って、こういうものも購入しましたって出てくるじゃないですか。
確かに。
それと同じ形で、
存在すると思っていて。
そのディスカバリーいいですね。
そうなんですよ。
なんか、あえてディスカバリーとかキュレーションとか、
やってないものだと思ってたんですけど、
そのタイミングで出てくる、
リコメンドって言うんですかね。
なんかいいですね。
いやそうなんですね。
面白いですね。
草野さんすごいいいポイントを言ってて、
これって正直、
ショピファイがどうしたいのかが、
まだ完全に見えてなくて。
うーん。
で、えっと、
とびーさんの発言とか、
その行動とか見ると、
どっちもあるなと思っていて、
はい。
その、彼はやっぱり、
ショピファイはディスカバリープラットフォームとしても、
作りたいっていう思いはあるはずなんですよ。
だからこそこのショップアップに、
すごい投資してるんですけど、
ただ、草野さんが言ったように、
やっぱりその、バイアスをかけたくないとか、
うーん。
ショピファイは、
全マーチャントを平等に扱いたいっていう話もあるので、
うーん。
で、逆にこういうディスカバリープラットフォームを、
作ってしまうと、
重きを置いちゃうんですよね。
何かに。
確かに。
で、そこのバランスをどうしたいかが、
21:02
ショピファイにとって、
結構重要なところになってくるんですよ、今後。
どっちに触れるかによって。
うーん。
確かに。
それこそ本当、すごいプラットフォーマーというか、
Amazonみたいになってしまうという可能性もありますもんね。
そうなんですよ。
本当にそうで。
じゃあ、これがいいんだったら、これも。
これがいいんだったら。
なんか、そうですよね。
バイアス確かに。
うん。
だからそこも、
でも、ちょっと結構慎重に、
多分彼らも動いてるんですけど、
でも明らかにこういうディスカバリーの面で、
いろんなことを試し始めてると。
で、それは自社アプリで、
簡単にブランドを検索できるっていうものも用意したり、
ショップペイをっていう形で、
決済後のレコメンデーションサービスっていうのもやってますし、
最近だとショピファイのアフィリエイト機能も出し始めてて、
はい。
へー。
それだと、ディスカバリーとかバズフィードとかと連携して、
あー。
最近、なんかニュースで出てたと思うんですけど、数ヶ月前に。
はい、はい。
でもそれも結構重要なポイントで、
で、なぜかというと、今までアフィリエイト、
アメリカのコンテンツマーケターのアフィリエイトのオプションって、
基本的にAmazonしかなかったんですよ。
ですよね、ほんと。
そうなんですよ。
あれ、アフィリエイト、Amazonだなーって。
ですよね。
思いますね。
そこの新しい、やっぱり領域に入ってくるっていうのは、
やっぱりショピファイとしては重要なポイントで、
で、なぜかというと、やっぱりコンテンツから新しいブランドのディスカバリーってできるはずなので、
うーん。
ショピファイがコントロールしてなくても、
そういう新しいショピファイブランドのディスカバリーツールとして提供するっていうのは、
ショピファイとしても大事なことなので、
確かに。
なんで、そういうこともやってました。
はいはい。
ショピファイって、でもAmazonと違って、
こう、各ブランドショップさんがすべて、
なんかこう、オリジナルのブランディングというか、
ここショピファイの使ってるんだ、みたいな瞬間あるじゃないですか、
DTCのブランディングでも、
それが分からないぐらいカスタマイズされてて、
なんかそれでこう、ディスカバリーができるって言ったら、
まあ確かに、買ってる側からしたら、
なんか似たようなブランド知れるのはいいかなとは思いつつ、
でもなんか、
ショピファイショップとして見てしまうっていう意味で、
なんかブランドとしてはあんまりやりたくない。
このブランドを知ってもらったのに、
知られてしまうというか、
そこでリコメントはあんまりしたくないじゃないですか、
ブランドからしたら。
そうですよね。
なんでそこは結構やっぱり、
やり方はすごい考えないとなと思っていて、
24:02
でもそれこそ、
それ専用でやってるソフトウェアの会社ってあるじゃないですか、
コープコマースっていう会社もあるんですけど、
どっかのときにショピファイが売ってくると、
結構投資してますね。
でもこのコープコマースって、
同じプロダクト、
協合するプロダクトを出さなくて、
そのブランドにあったライフスタイルのプロダクトをできるように、
できるように、
できるような、
実際に作るように、
ブランドに合ったプロダクトを出すというのは、
本当に合ったライフスタイルの プロダクトをできるだけ出してるんですよ。
それはめちゃくちゃ面白いですね。
そうなんですよ。
なので、そういうレコメンデーションの仕方だったら ブランド側も喜ぶのかなと思ってて。
そのレコメンデーションのやり方次第で、
ショピファイでも成立するのかなと思うんですよね。
それはそうですね、確かに。
アマゾンみたいに、めっちゃ安いのがありましたよ みたいなのですよね。
それやれたら、そっち見ちゃうみたいなのありますもんね。
そうなんですよ。
でも、草野さんが言うように、本当にそこが難しいところだと思ってて。
特にショピファイがディスカバリーにどんどん寄せるとなると、
ブランドのためになるのか、ショピファイのためになるのかっていう問題が起きるんですよね。
で、マーチャントの方のためにならない限りは、ショピファイやるべきじゃないはずなので。
結局、単純なディスカバリーとか、ショピファイショップアップで検索ができて、
ショピファイのマーチャントのプロダクトがいっぱい出るっていう形になると、
そうすると、各ブランドのブランディングが消えちゃうので。
そうすると、アマゾンと同じことになっちゃうんですね。
確かに。
アマゾンって結局、プロダクトベースのサイトなので。
ブランドじゃないですね。
そうです、まさに。
で、逆にショピファイはブランドベースのものなので、
そこのイメージを保ちながら、ディスカバリーをしないといけないっていうのが、ショピファイの課題にもあるっていうところですね。
でも、やっぱりこのディスカバリーっていう面では、いろんなところをしていて、その中でももう一つをしているのがAR。
AR。
はい。最近のショピファイの特許申請を見ると、
えー、何ですか?
服のフィッティングをするための、体格のサイズを自動的に測る技術とか。
あと、ARスタートアップを何社か買収し始めてるんですよ。
へー、知らなかったです。
27:00
だから、明らかにこの領域、けっこうちゃんと見てて、ショピファイは。
あー。
特に、たぶん、スナチャとかのインスタグラムとか、特にスナチャだと思うんですけど、コマース実績を見てる中で、
ショピファイがどれだけこの領域に入り込めるかっていうのを見てるはずなんですよ。
なんか、なかなか日本だと、ARコマースというか、ARによる購買体験みたいなのって、
あんまり日本だと、そんな並きてない感じがしてたので、
ほんとでも、スナチャとかほんとすごいですもんね。
スニーカーの試着、ARみたいなのとか、ほんと、クオリティがすごくて。
そうですよね。
それ、ショピファイでできたら、
そうなんですよね。
なので、ショピファイでお店を立ち上げるときに、
わかんないですけど、自分のプロダクトを写真を何枚か違うアングルで撮るだけで、
ショピファイが自動的に3Dモデル化してくれて、
それで、自動的にスナップチャットの店舗も作れて、
スナップチャット上でも、人が試してもらって、そっからショップペイで決済して、
という流れができるんですよね。
でも、ほんとに、アマゾンができないこととか、いろんな企業を巻き込んでやってるって感じしますね。
いや、ほんとそうなんですよね。
へぇー、いいな。日本のショピファイジャパンでも、ショピファイジャパンでもやってほしいです。
小さいツイ入れましたね。
なんか、ちっちゃいツイ入れるとかわいいですよね。
確かに。
ショピファイジャパン。
ショピファイジャパン、なんかちょっと変わりますね、イメージが。
AR、そうですね。
そうなんですよ。
あと、もう一つ、最後のディスカバリーの、やってる取り組みがありまして、
それがSNSとの連携なんですよね。
結局、やっぱり、アテンションをとってるところって、SNSなので、
いろんなSNSが今、ソーシャルコマースとか、そういう領域に入ろうとしてるんですけど、
だいたいのところって、ショピファイと連携してるじゃないですか。
アメリカって、TikTok、中国ではやってないですけど、
中国では自社でコマースやってますけど、
アメリカだと、ショピファイと連携するって発表しましたし、
YouTubeも今、ソーシャルコマース機能をいろいろ検証してますけど、
そこもショピファイなので、
なので、今後、逆にフォートナイトとか、ロブロックスとか、エピックゲームとか、
30:00
ユニティとか、そういうところとかも連携して、
いわゆるゲーム領域とかにも入ってもおかしくないのかなと思いましたけどね。
みんなショピファイになっちゃうのは、ショピファイしか結構独りがちって感じなんですか?
やっぱり、プラットフォームとして、プロダクトのクオリティが高いんですよね。
いろんなオプションがあるっていうところで、
ショピファイのアプリエコシステムも強いですし、
ショピファイの自社のサービスも強いですし、そういうところがあるので。
でも、このSNSの連携の中で、個人的に一番面白いと思ったのが、
最近発表されたGoogleとショピファイの連携の強化なんですけど、
もとと、確か2012年あたりから連携し始めてるんですけど、
最近、もっと連携を強化しますっていう発表があって、
いわゆるGoogle検索上で、
ショピファイのマーチャントの商品が出てくると。
なるほど。
今までは、Googleショップに登録してる人だけだったんですけど、
ショピファイのも出てくるっていう。
ショピファイのも出てくると。
へえ。
それでも、けっこういい話ですね。
けっこういい話なんですよ。
マーチャントからしたら。
もちろん、マーチャント視点から見ると、すごいいい話なんですけど、
ショピファイからすると、すごいいい話だと思ってて。
これ確か、テックランチとかで、この記事、発表4番ですけど、
テックランチだと、どちらかというと、
ショピファイの話よりGoogleの話をしてて、
Amazonって、けっこうプロダクトの検索って強いじゃないですか。
はい。
プロダクトの検索経由で、広告でマネタリングがうまくできてるっていう話で、
このショピファイとの連携をすることによって、
Googleがそこの領域にちゃんと入れるみたいな話をしてたんですけど、
でも、この連携って、ショピファイからすると、もう1つ重要な要素があると思っていて、
ただ、これって、推測でしかないんですけど、
はい。
このショピファイ、なんですかね、そのGoogle検索で、
で、そのショピファイの、
マーチャントのプロダクトが出て、そこにクリックした場合に、
おそらくなんですけど、
ショピファイって、そのGoogle検索のデータをもらえるんじゃないかなと思ってて、
33:00
うーん、なるほど。
で、これって、2つ大きな要素っていうか、重要なポイントがあって、
1つは、ショピファイの既存、今のディスカバリープラットフォームとして、
すごい重要なデータになっていて、
例えば、今のショップアップがあるんですけど、
検索、あんまり良くないんですよ、正直なところ。
うーん。
良い検索結果が出ないんですけど、どういうものがコンバージョンにつながるかっていうのが分かれば、
確かに。
それは1つ良いことですと。
人気商品とかトレンドのアイテムが分かると。
そうですね。
あー。
ただ、それ以上に、
このショピファイの決済事業から、このディスカバリーっていう領域から、
もう1つ新しいマネタイズする領域が作られてきていて、
それが広告事業なんですよ。
あー。
で、やっぱり今の広告事業を見ると、
やっぱり、もともとフェイスブックとかグーグル、インスタグラムとかで広告を出してたわけじゃないですか。
はい。
で、それが今、アップルがプライバシーにすごいうるさくなったり、
クロームがちょっと延期しましたけど、クッキーをシャットダウンするみたいな話があって、
はい。
やっぱりこのファーストパーティーのユーザーデータを集めるっていうのが重要になってきてるんですよね。
うーん。
だからこそ今、アマゾンがすごい強いプレイヤーになっていて、
うーん。
結局彼らのプラットフォーム上に、全部ブランドの情報とかユーザーの行動のデータが載ってるわけなので、
はい。
なので、アマゾンがすごい今、広告プラットフォームとして伸びてるんですよね。
なるほど。
なんで直近の市販機で、広告だけで8ビリヨンぐらい売り上げ取ってるんですよ。
えー。8ビリヨン。
で、今年多分30ビリヨンぐらい、広告だけで。
えー。すごい。
ちなみに30ビリヨンって、ツイッターの2011年から2020年の合計売り上げより多いんですよ。
うわー。比べないでください。ツイッターとは。
まあ、ツイッターお互い好きですからね。
えー。それはすごいですね。
なので、ショピファイも広告事業に入りたいのは多分入りたかったんですけど、でも今までできなかったんですよ。
なぜかというと、データがないんですよ。彼らって。各ブランドのデータしかなくて。
つながりがあんまりないんでしょうね。
つながりがないんですよ。
36:00
で、今回のいろんな取り組みを見ると、いろんなところからデータが取れるようになってきたんですよ。
まず、SNSの連携ですよね。
確かに。TikTok、YouTube。
TikTokなりYouTube。一番でかいのは、その中でも検索ですよね。
Googleっていうところで、検索データをもし取れるのであれば、それはそれですごい重要なところになるので。
さらに、ショップペイってめちゃくちゃ強いと思ってて。
ショップペイってめちゃくちゃ強いと思ってて。
今だと、ショピファイサイトじゃなくてもショップペイって使えるじゃないですか。
Facebookとか、Instagramとか、Googleで。
となると、ショップペイってクッキー側になったんですよ。
そこで情報が。
そこで情報が取れますし、しかもコンバージョンデータを取ってるわけなので。
一番いい情報ですね。
そうなんですよ。しかもさらにですよ。
やっぱりその後の、ショップペイの後のレコメンデーションができるわけじゃないですか。
それって広告を入れる最適な場所なんですよ。
なるほど。
だからこそ、今直近で、今ベータ版で検証してますけど、
ショピファイのAdのオーディエンスネットワークを今ローンチしてて。
はい。
いわゆるFacebookみたいな類似オーディエンスを簡単に作れるようになってるんですけど、
それもやっぱりいろんなショピファイのマーチャントから匿名化して、
それをアグレーションしたデータをマーチャントに提供して、
それをFacebookとかで広告として流せるみたいな。
へー。
やっぱり、これってショピファイからすると、今売上3ビリオンぐらいじゃないですか。
はい。
で、Amazonって今8ビリオン、直近で市販機で8ビリオン、
今年だけで30ビリオンぐらいの売上を広告だけで作ると考えると、
ショピファイってまだまだ伸びる可能性ってあるんですよ。
広告事業をやると。
わー。
で、しかもAmazonって今、アクティブなマーチャント数って、
確か今190万マーチャントぐらいいるんですよね。
はい。
ショピファイって170万ぐらいなんですよ。
おー。ほぼ同じくらい。
そうなんですよ。
おー。
Amazonですと、アクティブと非アクティブ、結構差があるんですけど、
39:00
本当はもっといるかもしれないんですけど、
たぶん合計のマーチャント数でいうと、
ショピファイの6倍ぐらいあるので、
へー。
でもアクティブ率から見ると、ショピファイとほぼ同じなので。
なので、この広告のポテンシャルっていうのはかなりあると思っていて、
最近結構アグリゲーターに広告寄ってるっていうのがあって、
Amazon以外にも、インスタカートもめちゃくちゃ今広告で儲かってるんですよね。
うーん。どこで広告出してるんですか?
商品を検索するときとか、購入をするときに横に出してくるんですよ。
なるほど、なるほど。
で、インスタカートって去年確か300ミリオンぐらい広告で稼いでて、
へー。
今年1ビリオンになるって言われてて、
おー。
インスタカートが黒字化してる理由って、ここが結構でかくて、
しかも例えばUber Eatsとかも、去年の8月に広告事業立ち上げてるんですよ。
うーん。
で、今年で100ミリオン以上のランレートになるって言われてて、
へー。
で、確かダラさんが言ってたのは、もうそれ超えるっていうのは言ってて、
なので、最近それ以外にドアダッシュとかGoPuffとか、スポティファイとかウォルマートとか、
結構このアグリゲーターたちが広告領域に張ってるとか、
すごい著名な人を採用してたりとかしてるっていうのは、
やっぱりこのアグリゲーターに結構力が広告する場所として注目されてるっていうのもあって、
で、そんな中でやっぱりショピファイって全体のECファネルを見ると、
なんかそのディスカバリーパーチャス、ディスカバリー購入、ブランド、リピート、オーディエンスビルディングっていう、
その4つの枠で考えると、ディスカバリーってほぼプレゼンスがなくて、
で、購入はショップペイっていうのがあったんですけど、
昔はショピファイ店舗オンリーでしたし、
で、ブランドとかはインテグレーションとかでマーケティングとかそこら辺ができたんですけど、
で、リピートとか、リピートユーザー増やすとか、そういうのもインテグレーションで、
ショピファイのアプリエコシステムでやってたのが、
今回の話でディスカバリーでいろんな連携をし始めましたと、
SNSとか、自分ショップアップとかいろんなところで、
で、パーチャス購入の部分もショップペイがあるんですけど、
今回だとそれ以外の、
インスタグラム店舗でもグーグルショップでもショップペイを使いますと。
42:04
で、ブランドもいろんな連携をしてるんですけど、
実は彼らってキャンバーってサービスあるじゃないですか。
スライドとかなんか作れる、かっこよく作れる、はい。
キャンバーの競合を作ってるんですよ。
え?
ローンチカーですよ。
テイラーっていうサービスを。
知らなかったです、それ。
そうなんです。やっぱりブランドがSNSのマーケティングとか、
自分のサイトを作る時にやっぱりデザインとか必要になってくるの、
クリエイティブが必要になってくるので、
それ専用のテンプレみたいなサイトを作ったんで。
めっちゃいいですね、それ。
やっぱりそういうブランド周りでも自社でもやってまして、
もちろん連携もしてるので。
で、リピートの部分も連携をしながら、
この購入後の体験、アドネットワーク、
ユーザーの行動データっていうのを色々取得してるので、
そっから多分今後どんな新しいツールとか作ってくるのかなと思うので。
へー。
いろんな領域でShopifyって強くて、
それこそそれ以外にもフルフィルメント、
今回はそんなに詳しく話さないですけど、
Amazonとかここら辺強いじゃないですか。
確かに。
配送周りとか。
で、最近ウォルマートもこの取り組みを結構真剣に始めていて、
ウォルマートプラスっていうサービスを提供し始めたんですけど、
ウォルマートのサードパーティーマーケットプレイスに入ってくるブランドに対して、
ウォルマートの店舗でのピックアップする機能と、
2日以内での配送を使えるようになりますと。
へー。便利ですね、出品者からしたら。
そうなんですよ。
結局今ユーザーからするともう2日以内で物が届くっていうのが当たり前になっちゃったので、
Amazonのおかげで。
Amazonのせいで。
Amazonのせいで。おかげじゃないですね、せいです。
どちらもありますよね。
私たちから、エンドユーザーからしたらめっちゃ嬉しいんですけど、
他の業者の人とか、いろんな問題が。
大変ですからね、これ実際にやるのって。
ラストファイルのコストってすごい高いですから。
嬉しい反面、そうですね。
嬉しい反面、そうですね。
ショピファイも結構自社のフルフィルメントネットワークを作り込んでるんですよ。
へー。
しかも海外、クロスボーダーコマースとかグローバルEとかに投資したりとかしてますし、
結構ここら辺の領域にはちゃんと注力するのかなと思いますし、
45:02
やっぱりこの購入後の体験っていうところは、ディスカバリー以外にもいろんな面でショピファイって多分広げてくると思うんですよね。
で、2つ主に多分入ってくる領域が返品事業とリセールソフトウェアなんですよ。
リセール、リセールやるんですか?
おそらくですけど、もしくは投資するんですけど、
そして連携させるみたいな感じなんですけど、
でもこの2つが一緒に多分1個のショピファイ事業として成り立つと思っていて、
特にこのフルフィルメントネットワークを作るのであれば、
最近結構決済会社が返品事業を買収してるので、
ペイパルがハッピーリターンズ買収したりとか、アファームがリターンリを買収してて、
そのアファームに投資してるのがショピファイなんで、
ショピファイもいろいろ内部見れてると思うんですけど、
やっぱりこの返品のソリューションを提供すると、
マーチャントからすると返品するコストってすごい高いんですよ。
それをマーチャントに返すのではなくて、
ショピファイのフルフィルメントセンターに返して、
そこでショピファイが自社のコストでQA、
クオリティコントロールしたりとか、
それをベースにリセールできるかっていうのを判断して、
ショピファイがリセールすると。
そこを担当してくれるっていう。
そこの一部の手数料だけもらって、残りはマーチャントに返しますと。
なるほど。
そうすると、マーチャントが自動的に返品も気にしなくていい。
リセールもショピファイがやってくれる。
しかもそれでお金がちゃんともらえる。
返品のコストがかからないと。
ユーザーからしたら購入体験が上がるし、
ショピファイ使ってるところで買い物しようってなりそうですもんね。
本当にそうなんですよね。
へー。
そういう事業が立ち上げられるんじゃないかなと思っていて、
そういうところが多分ショピファイの可能性っていうところで。
もちろんリスクがいっぱい付き物ではあると思うんですけど、
言ったようにショップアップって、
すごいディスカバリーとしてチャンスがあるものの、
結局バイアスをかけたくないっていう話が絶対あるので、
そこが一つリスクとしてありますと。
あとショピファイの一つ大きなリスクとしては、
大きなリテーラーほどショピファイ使わないんですよ。
自社で作っちゃう?
自社で作っちゃうケースが多いですね。
やっぱカスタマイズするケースが多いので。
それこそ2PMって有名なリテールのメディアなんですけど、
そこが見ているトップ30のリテーラー、
48:00
GMVでは見てないんですけど、
特にD2C周りのトップ30のリテーラー見てると、
8社しかショピファイ使ってないんですよ。
トップ、例えば1位って誰なんですか?
今は分かんないですけど、
昔はウォービーパーカーとか、
なるほど、本当にトップの。
本当にD2Cっていう、
D2C業界のトップリテーラーっていうところを見てるんですけど、
トップ20でもう4社しか使ってなくて。
へー。
で、それってなんで重要なのかって見ると、
冒頭で話した話って、
ショピファイってマーチャントのGMVを伸ばすことによって、
自分たちの売り上げも上がるっていう話をしたじゃないですか。
はい。
でも、例えばこの2PMのトップD2Cリストを見ると、
トップ40のリテーラーのGMVって、
その次の50万社のリテーラーのGMVより大きいんですよ。
トップがそんなに。
そうなんですよ。そこまで占めてるんですよ、割合を。
へー。
と考えると、やっぱり大きなリテーラーを取りに行かないと、
GMVって劇的に伸びるのかっていうのが一つ課題としてはありますと。
大きいクライアントというか、
マーチャントもぜひ使ってほしいっていうのが、
ショピファイ的にはあるんですね。
そうですね。
でも、ブランドからしたら自分たちで作ったほうが、
データも取れるし、カスタマイズもできるし。
そうですね。
ってことですもんね。
自社でやったほうが安全ですし、みたいな。
そうですね。だからこそ、たぶんショピファイって今広告ネットワークとか作ってるんですよ。
大きなブランドを誘うために。
あー。
自社だけじゃできないことがショピファイではできるっていう。
それ以外に、やっぱりソーシャルコマースのいろんなSNS企業と連携してますけど、
それって誰のための連携なんですかっていうところで、
ブランドのための連携なのか、
SNSプラットフォームのための連携なのかっていうところがすごい難しくて。
これまでマーチャントのためにって。
そうなんですよ。
結局、たとえばインスタグラム、
インスタグラムの目的からすると、そのコマース機能をなぜ提供するかというと、
インスタグラム上で全部完結してほしいと。
あー。
ずっとインスタグラムに残ってほしいと。
はい。
そうすると、そのブランドに残るかっていうと分かんないじゃないですか。
あー。確かに。
で、それってSNS企業のために、よりSNS企業のためになってるっていうことになっちゃうので。
確かに。
51:01
で、今現状で見ると、ほとんどのSNS企業でのコマース体験って、
プラットフォーム内で行ってないんですよ。
6割ぐらいやっぱりみんなクリックして、リテーラーのサイトに行ってそこで決済するんですよね。
で、それを解決できるかもしれないですけど、
それってSNS企業のためですよねっていうところになっちゃうので。
でも、このユーザー体験向上っていう意味では、
そうですね。
でも、マーチャントのためになるかっていうと、分からない。
分かんないっていうところですよね、多分。
もしかしたら、そのインスタグラムとかでも、
インスタショップがよりブランドが上手く、
ブランドの表現ができるところになるかもしれないので、
そうすると気にしないかもしれないですけど。
確かに。
そこもまだ分かんないっていう、リスクとして残るっていうところですよね。
でも、結論からすると、なんかショピファイって、
このアマゾンを、
この回のタイトルは、打倒アマゾンから始まったと思うんですけど、
やっぱり、アマゾンをパーツパーツで倒しにいってるなと思っていて、
で、今、今日話したところだと、
ディスカバリー、広告、少しだけ路地回りとかの話しましたけど、
これって全部アマゾンの強みの部分なんですよね。
確かに。路地回り、確かにディスカバリー。
そうですね。
今、個人的には、アマゾンを倒せる会社って、
いわゆる、これから今上がってる会社っていう、
Facebookとかそういうところではなくて、
アマゾンを倒せる会社を考えた時に、
3社出てくるんですけど、
なぜか全部Sから始まるんですけど。
それが、ショピファイと、ストライプと、スクエアなんですよね。
何なんですか、この共通性は。
何なんですかね。このSの名前が、
アマゾンを勝てる確率を上げるんですかね。
分かんないですけど。
彼らって、今までの会社、
アマゾンのやり方とは、ちょっと違うやり方で勝とうとしてて、
お互い連携しあって、勝ちにいってるんですよね。
特にストライプとショピファイに関しては。
ストライプとショピファイ、
ストライプとショピファイ、
ストライプとショピファイ、
ストライプとショピファイ、
特別にストライプとショピファイに関しては。
特にストライプとショピファイに関しては。
ショピファイってストライプの株主でもあるんですよ。
ショピファイってストライプの株主でもあるんですよ。
おお、そんない Detox って一体するっていうのは、
54:00
ヒッワインの意味で,
おっちの、
ショピファイに関しても、
へぇ〜。
しかも最近ストライプって、
まあ もちろん 設立されてからも かなり時間は経ってるので 一応 その初期投資家に売る機会を与えたんですよ
うーん
で 買い手は既存の株主でしたり ストライプが選んだ何人かなんですけど そのうちショピファイも選ばれていて
うーん
で 一応 その噂によると ショピファイが めちゃくちゃアグレッシブに 買い上げようとしてたと
へー
で ストライプは おそらく ショピファイのように コマースのサースプラットフォームって作んないんですよ
そこが強みじゃない
もう 挙抗はしていかないっていうか
そうなんですよ
でも お互い連携し合うことによって アマゾンを倒せる武器を作れるんですよ
うーん
で これっていろんな意味で重要だと思ってるんですけど 特に重要なのは 今 過去のオフトピックの回でも
独占禁止法について話したじゃないですか
はい
アマゾンっていろんな領域で やっぱり支配していて
で しかも その一つの領域で値段を下げて
特に新しい領域に入り込む時に 値段を下げて そこで独占して そこでコントロール得るみたいな話をしてたんですけど
それって やっぱり アマゾンがいろんなマーケットで 今 コントロール持っているのが問題ですよっていう話が
一つの話として出てるんですけど
このショピファイとストライプの連携って
いわゆる それを分散化した戦い方なんですよね
その なんか 手芸とか株主以上 買収未満みたいな その関係性は
もう 別に独占禁止法には それは引っかからないんですか
やっぱ 買収してなければ OKって感じなんですかね
もちろん その各領域で 引っかかる可能性はありますと
ただ アマゾンのように いろんな業界に行くっていうところを
あえてやってないっていうのは 結構 戦略的な判断だと思っていて
確かに
アマゾンって 他の領域に入るために 他の 今 既存事業ですごい利益出しているからこそ
他の領域に入れるっていう話を りなかんさんがやってるので
なるほど いろんなことやってますもんね
そうですね どんどん横に広がっていくみたいな話で
で ShopifyとStripeは そこはお互い尊重し合っているので
そういうことをやらないですっていうのを 言い切ってるのかなと思っていて
57:03
なるほど
で やっぱり この分散型のアプローチって Shopifyのもともとのあり方でもあると思っていて
彼らって やっぱりアプリのエコシステムって存在するので
もちろん自社で一部作ってますけど
でも 去年のShopifyパートナーエコシステムでの売り上げって 12.5ビリオンなんですよ
うーん
やっぱり しかも2019年から そこって84%伸びてるわけなので
84% へー
それほど やっぱり アプリエコシステムって成立してますし
だからこそ それだけに そこだけに投資するVCとかも 最近増えてますけど
やっぱり Shopifyの戦い方って 昔からマーチャントと一緒に
Amazonはプロダクトフォーカスなんですけど Shopifyはマーチャントフォーカスなので
マーチャントにいろんなツールを与えて Amazonでプロダクトを出さなくても
成功できるチャンスを与えたいと
うーん
マーチャントに優位性づくりを提供したいと
へー 本当 対照的ですね
そうなんですよ
しかも 直近の独占禁止法の話で やっぱり各大手テック企業 Amazon含めてなんですけど
やっぱり結構弁護士を採用し始めてるんですよね
法務部の人たちを採用し始めてるんですけど
これって結局 絶対 Amazonってペースダウンしちゃうんですよ
なんでですか
やっぱりリーガルリスクをすごい考え出すので
で これって事例があって 2000年にマイクロソフトが訴えられた時も
一時期 これ噂なんですけど これ実際かどうかわかんないですけど
マイクロソフトって PMより弁護士の方が多かった時期があったと言われてて
それだけ 何でもアメリカ政府から指摘されてたっていうところで
へー その噂 それぐらいめちゃくちゃ
それぐらいいたっていうところで
最近 各大手テック企業の募集を見ても 結構リーガル系の採用が多いんですよ
あと 政府関連の 政府との関係性づくりのポジションとか
ロビーストみたいな
そうですそうです
で Shopifyってこれ 今 匂ってると思ってて
だから 結構釘を刺しにいってるのかなと思ってて
このタイミングだからこそ ディスカバリーとか広告とかを
結構 注力し始めてるのかなと思って
で これが Shopifyからすると
Amazonでやっぱ独占禁止法ですよねっていうのを 多分 推したいと思うんですよ
1:00:04
で 新しい会社の作り方は この連携されたエコシステムから生まれるんですよと
なるほど
このStripeなり 他の会社もいろいろ 投資とかいろいろしてますけど
そこの連携を通して 全員で一緒に価値にいくのが
新しい会社の作り方ですよっていうのが 多分 Shopifyの提案というか
その国 政府に対して言われたら 言うんじゃないかっていう
いわゆる成功事例として 政府が逆に Shopifyって成功してるじゃんと
なんでそういうことをAmazonでやらないのかっていうのを Amazonに指摘しやすいようにもしてると思っていて
急にAmazon なんでやらないんですかって
そんなこと言われても って感じですよね
でも 本当に全体的に見ると Shopifyって 自社の売り上げもすごい今は成長してますけど
さらに成長できる領域って いっぱいあると思っていて
それがディスカバリーなのか 決済なのか 広告なのか いろんなところであると思っていて
しかもそれって 今のトップで言えるAmazonに対して わりと意識してやってるのかなと
もちろん彼らは多分認めないと思いますけど
そういう意味合いでも Shopifyの今後の戦略とか 今後の動きに対してすごい興味持ってるなっていうところですね
いやー 気になりますね NFTとかもできるようになるみたいな
確かに その話しはしなかったですね
でも なんか動きが早いなっていうのと それもできたら 結構できることありそうですよね
だって Netflixのあの店舗も Shopifyですからね
あー Netflixが公式で出したやつですか?
はい あれ Shopifyです
へー でも 本当 Shopifyって 初期のやつしか触ったことなかったんですけど
今 全然 販売者としてあんま使ったことがなかったんですけど
カスタマイズ能力 すごいですね
いや すごい 直近のアップデートですごい増やしたんですよ
へー
逆にそこのクレームが多くて 今後多分どんどん増やしてくると思うので
最近ヘッドレスとかすごい増えてますけど
なんか本当にヘッドレスと同じぐらいのレベルのものを 多分どんどんこれ今後出してくると思うので
やっぱりブランドのカスタマイズっていうのは すごい最近フォーカスしてるなと思いました
アメリカでD2Cブランドがこう めちゃくちゃ増えてるっていうのは
本当 Shopifyのおかげというか Shopifyがあるからこそこんなに伸びてるっていうのも
1:03:05
いや 本当そうですね
本当ありますよね
本当そうだと思います
いやー ちょっとこれからに期待というか楽しみにしたいと思います
じゃあ今回はこんなところで
今回も聞いていただきありがとうございました
オフトピックではYouTubeやニュースデータでも配信していますので
気になった方はぜひオフトピックJPのフォローお願いします
今回の収録はYouTubeでも聞くことができます
またSpotifyで10分でわかる最新テクニュース解説バイツも更新しているので
ぜひそちらも聞いてみてください
ではまた次回お会いしましょう
さよなら
さよなら
01:03:41

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