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  2. #103 チャンスは準備された心..
2022-03-03 1:18:28

#103 チャンスは準備された心のみに宿る 名門VCセコイアとAccelのメンタルモデル

こんにちは!今回は、VCシリーズ、パート3「アクセルとセコイアから学ぶVCのメンタルモデル」をお送りします。 

◎今週のトピック
老舗VCアクセルの歴史 / 初の業界特化型 / "Prepared Mind”(チャンスは準備された心のみに宿る) / フェイスブックの投資までの道のり / 認知してたけど、連絡しなかった会社を振り返る重要性 / トップティアのVCと同じ所を見ているか?/ 若手キャピタリストのポテンシャルを信じる / ザッカーバーグの涙 / 創業者の意思決定の重み / 社内から育成からパートナーになった / “nurturing the unknown, the homegrown, and what becomes the next generation” / セコイアのプレスの打ち方 / 執事じゃなくて補佐でした / 今売却すべきなのでは…!!←それって合ってるの? / 投資委員会の投票集め問題 / セコイア式投資検討資料 / ダグラス・レオンの社内コーチング / ジェイソン・カラカニスとスカウトプログラム / 移民ネットワーク / 社内システム「アーリーバード」/ セコイアのしくじり先生《投資先のYahoo!に孫正義がやってきたよ〜!》 / 『タイム誌』出身のマイケル・モリッツさん / 市場で1社しか勝てない時、より多くのお金を出した者が勝者を選ぶ立場になりえる / 進化が求められるVC / 「一番好きな投資先はどこ?」に対してマイケルさんのアンサー

 ◎参照リンク
Ep101と同様 

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00:06
みなさんこんにちは、草の幹です。 宮武哲郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、
ビジネス情報をグループ深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、VCのメンタルモデルについて話していきたいと思います。
はい、ということで、前々回からVCの話をシリーズでやっているんですけど、
今回はエピソード3ということで、
はい、長いですね。
でもまあ、どのエピソードから聞いても多分面白いと思うので、
今回から聞いても面白いと思いますし、
今回、おさらいをすると、
やっぱり、なぜシリコンバレーが成功したのかっていう話をエピソード1でして、
エピソード2で、アンドリー・センの話とかをしたっていう、
すっごいゆっくり言えた。
本当にそうですね、パート1でシリコンバレーの成功でVCの役割があったっていうところと、
パート2だと、アンドリー・セン・ホロイッツをベースにVCの立ち上げの考え方、
カウンターポジショニングとか、
それって結構スタートアップの考え方と割と似ていると思うんですけど、
やっぱりそういう立ち上げ、
特に新しいVCの立ち上げっていうところを見てきていて、
今回のパートですと、立ち上げるのはいいんですけど、
その後、実際に投資する上でどういうVCとしての考え方が必要なのかとか、
そういう事例を投資ながら話していきたいなと思ってますし、
特に長年成功してきたVCの考え方って、
もちろん進化してるっていう部分もあれば、
同じ考え方を持ってるっていうVCもいるので、
そこら辺の面白さっていうのを1個表現したいなっていうところと、
あと来週話す最後のパートですと、もう1回アンドリー・セン・ホロイッツに戻って、
彼らがなぜ今300人ぐらいの舞台なんですけど、
これだけスケールするVCをどうして作ってるのかと、
彼らが思い描く未来のVCと何かっていうところを話していければなと思いますね。
今回はアンドリー・センというよりは他のVCの話がメインになってくる?
そうですね。主にアクセルっていうVCと、あとセコイアですね。
名門のセコイアですね。両者名門のVCなんですけど、
確かアクセルだと1982年に立ち上がって、セコイアは1972年なので、
03:06
もう本当にセコイアの場合ですと50年トップティアのVCであって、
アクセルですと40年ぐらいトップティアのVC。
それを考えるときに、今のVCの現状っていうところって、
資本がコモディティ化してるっていう中で、
じゃあどうやって自分の優位性を作るのかとか、
それ以上にVCとして、ただただ10年間のファンド成功させるだけではなくて、
このVCっていうファンド自体を、そのブランド名を、
30年、40年、100年どうもたらすのかっていうところが重要になってくるからこそ、
このアクセルとかセコイアを見るべきで、
特に何回もサイクルを、ビジネスサイクルを経験してる人たちなので、
逆にアンドリー・スティン・ホロリッツってダウントレンドってほぼ経験してなくて、
VCとして。
そこが逆に唯一、アンドリー・スティン・ホロリッツを批判するポイントだと、そこがあって。
そっか、なるほど。アンドリー・スティン・ホロリッツっていつできたんでしたっけ?
2009年とかなんで、ちょうどリーマンショックのタイミングで立ち上がって、
そっから、いわゆるテック妖怪ですと上に上がっていったので。
そう考えたらでも、勢いすごいですね、アンドリー・スティン・ホロリッツ。
勢いはすごいです。勢いは半端なくすごいので。
次回そこの彼らの考えるVCの未来像っていうか、そこを話したいと思うんですけど、まずはちょっとアクセルからいきましょうか。
アクセルですと、もちろんシリコンバレー内ですと超名門VCで、
Facebookでしたり、エッジでしたり、スーパーセルとかスラックとかに投資してる超名門VCで、
元々ファウンダーが2人いるんですけど、アーサー・パターさんとジム・シュワーツさんっていう方なんですけど、
元々シティコープっていう会社でVCやってた人たちで、彼らがアクセルを作ったんですけど、
アクセルが初のスペシャリストVC、いわゆる業界特化型。
最初はテレコムとソフトウェアを中心でやっていて、
ちなみにアクセルっていう名前は、辞書の始めのAの言葉が欲しかったっていう、よくある。
で、ちょうど音楽の単語でアクセラランドっていう単語があるので、そこから取ってきたっていう話ですね。
なんかこの特化型になって、その中でアクセルのメンタルモデルっていうのは業界でも有名な話なんですけど、
06:03
英語で言うとprepared mind。
で、多分日本語で言うと準備された心みたいな話だと思うんですけど、
これは一個のあるフランスの科学者の名言のリファレンスで、
ルイ・パスツールさんっていう方なんですけど、彼が言った言葉が、
chance only favors the prepared mind。
いわゆるチャンスは準備された心を持つ人のみ降り立つみたいな。
で、これがいわゆるVCに変えると、VCって結構運とかそういうのって重要だったりするんですけど、
でもそれを常に探しに行かないといけない。
で、それがいいチャンスだっていう理解しなければいけない。
で、じゃあその理解をどうやって深めるかっていうと、このprepared mindっていうコンセプトがあって、
それがいわゆる何か仮説を持ったりとか、何かこの業界に対してうちらは徹底的に調べて、
この領域に絶対入りますと。
というところで、アクセルが実際何をやってるかというと、本当にトピックを選んで、
そこですごい、そこの研究をチームとしてやって、そこでエキスパートネットワークを作って、
本当にこれも毎年とかやってる話なんですけど、
たまに公開も一部したりするんですけど、本当にそのトピックとしても幅広くて、
もちろんカテゴリーとして、例えば最近NFTとか、自動化とかセキュリティとか、
そういうのもあるんですけど、それ以外にも、いわゆる次の次世代スタートアップの成功ストーリーの設計図って何だろうとか、
そういうのを調べたりもするわけで、何がいいチームになるのかとか、
ファウンダーのバックグラウンドって何か統一性ってあるのかとか、
いい市場展開の戦略って何だろうとか、例えばSaaS企業だとエンタープライズかセルフサービスなのかとか、
あと地域とかがどこがベストなのかとか、
そんなところまで。
そういうところもいろいろ調べてるらしくて、
でもこのテーマを絞った投資アプローチっていうのって、
例えばユニオンスクールアベンチャーズを持ってますし、今だとベータワークスとかを持ってますし、
やっぱりそういうのがアクセルの一部、VC業界への影響だと思うんですけど、
やっぱりこのアクセルのPrepared Mindっていうところがすごい重要で、
その一番いい事例がFacebookへの投資。
09:04
Facebookって元々VCが嫌いで、
これは完全にショーンパーカーさんとピーターティールさんが演技をしてるんですけど、
彼らがマークさんにVCから出資を受けるなみたいな話があって、
セコイヤにマークさんがパジャマ姿で行って、
うちらに投資するなっていうプレゼンをするみたいな夢の話があるんですけど、
ちょうどそのタイミングでアクセルって合宿をやってて、自社のチームで。
当時って10月ぐらいだったんですけど、
その年にアクセルってまだ4件ぐらいしか投資をしてなくて、
なんでかっていうのを合宿でいろいろ自社で分析してたんですけど、
そこであるスライドを出して、
そこで他のトップティアのVCが投資してる62社のテック企業を売られてたんですよね。
そこで企業によって横に例えば認知してたけど投資できなかったとか、
認知してたけど検討もしなかったとか、そういうのも書いてあって、
いわゆるそこの分析をちゃんとしてたっていうところで、
これ実はすごい重要な、VCからするとすごい重要なポイントで、
他のトップティアの人たちと同じものを見てたかっていうのって、
まずすごい重要なポイントなんですけど、
それをやりながら次の人気になるカテゴリーってなんだろうって考えたときに、
インターネット2.0っていうものが来ると思ってたので、
SNSとかそういうのを探しに行きたいと。
コミュニケーションとか。
ここでその、PreparedMindのこの面白さって、
一つはその分野に特化するっていうのがあるんですけど、
そこの研究するとか調べるっていうのがあるんですけど、
アクセルの一つ特有なポイントって、
パートナーいわゆるトップの人たちが自ら探しに行くっていうパターンもあれば、
いや、そうではなくて若手が探しに行けと。
で、若手が投資アプローチしに行けという話をしてて、
でもこれってすごい重要なポイントで、
アクセルって実はスカイプとフリッカーの投資を見送ったんですよ。
で、これも結局多分パートナーが見てたから見送ってて。
なるほど。
いわゆる若手の人がやると、まずテクノロジーをもっと理解できるっていうのもあるんですけど、
よりリスクを取ってくれるんですよ。
12:01
やっぱり経験がある方の方がリスク取らない傾向ってやっぱりあって。
慎重になっちゃう。
慎重に見ちゃうっていう。
で、特にアクセルがシーム系のインターネット企業を見ると、
基本的に変人が作るんですよね。
Yahoo!とかeBayとか見ても多分そうだと思うんですけど。
普通の、いわゆる普通のなんですかね。
常人じゃできないですね。
そうなんですよ。普通の人が考えるサービスではないですし。
やっぱりすごい面白いサービスを作るのって、ちょっと変わった人でもあって、
しかもファウンダー以上にデータを見るのがやっぱ重要で。
何回もそのサービスにユーザーが戻ってくるとか。
そういうのがあれば、最悪ファウンダー大丈夫だと。
とりあえずいいサービスを作ってるのが重要なんで。
なるほど。
だから逆にファウンダーの重要性っていうのを下げたんですよね。
アクセルの場合。そのシーム系インターネット企業を見るときに。
意外と。
その期間中にアクセルのある若手のメンバーが、彼の知り合いがスタンフォードでMBAを取ってた人で、
その人からFacebookというサービスがあるよみたいなことを聞いて。
当時まだFacebookってもう大学限定だったので。
ちょうどスタンフォードに入ってたので。
そこで色々調べて、これはなんか面白いと、これは話さないといけないと。
っていう感じになって、ショーンパーカーさんとアポを入れようとするんですけど。
ショーンパーカーさんはもちろんVC嫌いなんで、絶対嫌だと。
アポまで取れたんですけど、ドタキャンされたりとかそういうことがあって。
たまたま彼の知り合いのマットコラーさんという方がFacebookで働き始めたので、
彼に連絡してショーンパーカーさんと会わせてくださいと。
でもマットコラーさんは彼は興味ないですと。
VCと話すのって。
じゃあ分かりましたと。
さらに違うルートから行こうとして。
まだ諦めない。
リード・ホフマンさん経由で、アクセルのパートナーがリード・ホフマン知ってたので、
リード・ホフマンに紹介してもらって、リード・ホフマンさんって株主だったので、
お願いしますよって言ったんですけど、リード・ホフマンさんがもうダメだったと。聞いたけどダメだったと。
その頃ってもうLinkedIn作ってた?
LinkedIn作ってましたね、おそらく。
リード・ホフマンさんがNGを出したんですけど、でも今回理由が出てきて。
15:02
リード・ホフマンさんが説明した形だと、ショーンパーカーさんとマーク・ザッカーバーグが、
VCがFacebookを絶対理解できないと。
フェアな値段を払えないと。
プラス、事業会社からもっといいバリエーションのオファーが来てますと。
アクセルは、我々もいい値段払うんだと。
話をしたんですけど、ショーンパーカーさんがずっと隠れてるんで、アポ取れなくて。
じゃあもう分かったと。もういい。Facebookオフィスに行こうと。
突撃しに行くって。
アポ無しで行って、マット・コーラーさんと会いに行って。
そこでたまたまマークさんとショーンさんがいたんで、話して。
うちらは1回だけうちのオフィスに来てくださいと。アクセルのパートナーシップミーティングがあるので。
その日中にタームシート出しますと。
とりあえず分かったと。
一応その次の日ちゃんと来たんですけど、マークさんは一切喋らず。
ショーンパーカーさんとマット・コーラーさんが基本的に喋ったみたいな感じなんですけど。
やっぱりアクセルのPreparedMindの調べの中だと、ファウンダーはいいと。
一回は置いて、まずプロダクトがいいからとりあえず出すべきだと。
マークさんが一切喋らないけど。
ドタキャンもされるけど。
ドタキャンされるけど。
まず出そうと。
で、60億のタームシート出したんですよね。
で、見送られて。
60億じゃダメだと。
で、その頃にアクセルのパートナーとかがいろいろ調べた中で、
どの重要会社がFacebookにオファーしてるのかっていうのを調べて。
おそらくワシントンポストだと。
じゃあ分かったと。もっと高く出そうと。
となって、その次の日くらいだと思うんですけど、プレ70でアクセルが10億入れるので、ポスト80億のバリエーション。
上がりましたね。
で、オファーした時に、さすがにショーンパーカーさんも、
あ、こいつら結構本気なんだみたいな。
ちょっと、あ、いいかもねってなって。
ただ、マーク・ザッカーバーグがワシントンポストと口頭ベースで合意してたんですよ。
で、その日の夜にアクセルがマーク・ザッカーバーグとご飯会食に行って、
18:04
で、そこですごいいい会話になってたんですけど、
途中でマークさんが一言もしゃべんなくなって、
急にトイレに行って、そこから出てこなくなったんですけど、
そこでマット・コラーさんがマークさんをチェックしに行ったら、
泣いてて、マークさんが。
なんでですか?
ワシントンポストの当時CEOだったドン・グラムさんと口約束してたので、
それを裏切りたくないんですけど、アクセルがすごい良かったから、
どうするかわかんないみたいな。
一応その日は終わらせて、その次の日にマークさんが、
ワシントンポストのドン・グラムさんに電話して、そこで話して、
で、結局ドン・グラムさんが、そっちの方がバリエーション高いし、
そっちに行ってもいいんじゃないって言って、で、結局アクセルになったんですけど。
でもそのエピソード本当に、経営者、CEOが一つの意思決定にどれだけ苦しむかっていうのが、
象徴したエピソードですね。
確かに。
大変だな、マークさんやっぱ。
人間なんだな。
でもその頃全然ミーティング、ショーン・パーカーが引っ張ってってみたいなイメージが、
そのエピソードとか、いろんなエピソードを聞くとそうですけど、
今もずっとCEOを続けてるって思うと、やっぱすごい人なんだなっていうのは思いますよね。
それはめちゃくちゃ思います。相当進化したんだなっていうのは思いますね。
たぶんそこから経営を学んだりとか、たぶん自らしないといけなかったと思うので、
たぶん当時すごい、草田さんが言ったようにショーン・パーカーさんに任せた部分が結構多かったので、
そこを自らやらないといけない。
でもそれこそドン・グラムさんってすごい重要な存在になってくるんで、
結局マークさんって出資は受けなかったんですけど、
ドン・グラムさんもシャドウィングしてて3日間。
そこで経営を学んだりとか、
で、ドン・グラムさんがCEOでシェルル・サンドバーグを採用するべきっていうのをアドバイスしたりとかしてるわけなので、
すごい影響のある方なんですけど、
そういう形でもやってるんですけど、いわゆるアクセルが投資できた理由がやっぱりそういうPrepared Mindっていうコンセプトがあるからだと思っていて、
でもやっぱりすごいのは、例えば今のアクセルのチームメンバーとか話しても、
全員このPrepared Mindのアプローチについて話すんですよね。
わー、ずっと手継が継承されているんです。
そうなんですよ。
わー。
でもそれがアクセルってアメリカだけではなくて、22年前にロンドンのオフィス作って、
21:02
14年前にインドのオフィス作ってるんですよ。
14年前にすごい。
それでもそのインドのオフィスもロンドンのオフィスも全員この話をするんですよ、このPrepared Mindのコンセプトについて。
なんていうか、そのVCというか会社のカルチャーがめちゃくちゃ浸透してるのはすごいですね。
そうなんですよ。しかもそのアクセルのファウンダーの2人ってもう抜けてるんで、
もちろん定期的にオフィス行ってますけど、基本的には関わってないので、
そう考えるとそのビジョンというかそのメンタルモデルが保ててるっていうのはやっぱり一つ長待ちする理由なのかなと思いますし、
あとやっぱりそのVCって基本的に都定制度っていうんですかね、
その弟子、弟子じゃないですけど一緒にパートナーの人と一緒についてってそこで学ぶみたいなモデルが多いんですけど、
やっぱりアクセルってそれを象徴していて、今28人ぐらいのパートナーがいるんですけど、
そのうち半分以上6割ぐらいが社内から育成されて今パートナーになった人で、
弟アソシエイトとかの人たちだったんですけど、
例えばロンドンのオフィスも今6人いるんですけど、そのうち5人が弟アソシエイトから始まってるので。
いや、でもそれめちゃくちゃ大事だと思います。私もVCで前に働いてた時も、
多分新卒でVCに入った方は特に分かると思うんですけど、
何が重要で何が効かなきゃいけなくてみたいな指標って全く分からないことが分からないみたいな、
そういうのはやっぱりあると思うので、他の仕事よりそういうのは確かに重要だなって思いますね。
そうですよね。やっぱりそこの一つのモデルでトレーニングされるっていう。
逆にだからこそアソシエイトからずっといるからこそカルチャーも保ててるっていうのもあると思うので、
外部からスタープレイを呼ぶより。それが1個アクセルとしての成功モデルだと思っていて。
じゃあそのセコイヤはどうなのかっていうと、やっぱりセコイヤでいうともう50年間トップティアの、
本当に言うと1980年代から多分もう本当にトップティアのVCとして残っていて、
特にその1980年代、1990年代あたりですとセコイヤとあとクライナーパーキンズがもう圧倒的にトップ2に出て、
2000年代の始めとかですと、やっぱりクライナーがより強く見えたんですよね。
やっぱりジョン・ドアさんが当時ピークだったんで、Googleを投資してましたし、
24:06
やっぱりもうジョン・ドアさんがすごいっていう時だったんですけど、
そこから2005年、2006年、そこから2010年になるまでにクライナーって1回下がってるんですよね。
逆にセコイヤってトップティアのままでいたっていう、その差分っていうのがどこかなっていうところが、
クライナーは一部投資カテゴリーを間違えてしまったっていうのが1個あるんですけど、
クリーンテックにかなり寄せてしまったっていうのが1個あるんですけど、
もう1つが、ビノットコスラさんが辞めて、自分のコスラベンチャーを始めたっていうのがあって、
ジョン・ドアさん単独になった体制と比べて、セコイヤですとマイク・モリッツさんとダグ・リオンさんっていう2人の体制でやってたんですよね。
そこのパートナーシップがすごい重要になっていて、
元々セコイヤって1人、ドン・バレンティーンさんが作ったものなんですけど、
彼が引退した時にマイク・モリッツさんとダグ・リオンさんに託して、
その2人が基本的にセコイヤの判断を全部2人で決めたんですよ。
そこが1つそこのチーム体制っていうのが1個あるのと、
あとチームの作り方がどういうメンバーを入れていくのかっていうところで、
当時のクライナー・パーケンジ、今はだいぶ変わったんであれなんですけど、
当時はクライナー・パーケンジですと、結構セレブ系の人とか、
業界のエキスパートとか呼んでたんですよね。
それはそれで1個の戦略で、セコイヤは逆に結構新人を入れてきたんですよ。
これもセコイヤの1つのメンタルモデルで、彼らが言ってることですと、
Nurturing the unknown, the homegrown, and what becomes the next generation.
っていうことがあって、それは知られてない人、地元ネイティブの人、
そして次世代の人を育てるっていうアプローチの仕方で、
そこの一番代表例が、おそらく次のセコイヤキャピタルのトップになる、
ロエロフ・ボサさん。
彼、もともとPayPalのCFOだったんですよ。
ただ28歳だったんですよ。
ちょっと待ってください。CFOになった時が28歳?
いわゆる上場させた時が28歳だったんですよ。
やばっ。
やっぱり28歳だからこそ、すごい批判されてて、ウォールストリートから。
28歳で何がわかるんだ、みたいな。CFOなんかできないでしょ、みたいな。
27:03
厳しい。
ことを言われてたんですけど、やっぱりすごい、
彼を知ってる人はすごい彼の評価高くしてて、
最終的にEbayがPayPalを買収した時に、
Meg Whitmanさんが彼に残ってくれと。
お願いしたぐらい、やっぱりすごい優秀な人で。
やっぱりセコイヤが彼を見て、VC経験ないですけど、
でもインターネットネイティブな人で、
まだ28歳とかなんで。
若すぎますね。
優秀すぎたっていうのがあるんですけど。
そうなんですけど、やっぱすごいな。
で、やっぱり誘って、OKして、
まずはシャドウインから始めて、いろんなボードミーティングとかに出て、
いろんな、やっぱりドン・バレンティーンさんからもアドバイスもらったりとか、
優秀なファウンダーほど一番難しい人たちだからねっていう話をアドバイスもらったりとか。
彼のボサさんの初期投資が送金系の会社だったんですけど、
そこであるセコイヤのパートナー、ちょっと名前も知らないんですけど、
すごい良い提案をしてきて、これがやっぱりセコイヤの一つのカルチャーだなと思ってたんですけど、
いわゆるその2人体制で担当しますと、この案件を。
一応ボサさんの案件なんですけど、
いわゆる社外取締役の使命権を持ってるので、
それを一応セコイヤのパートナーの人がまず座りますと。
ボサさんはオブザーバーとして入りますと。
ただ、もしその会社が成功した場合に変えますと。
ボサさんが社外取りになりますと。
そのパートナーがオブザーバーで入りますと。
もしその会社が失敗した場合は何も変えないですと。
それって何を意味してるかというと、成功した時にいろいろPRが入ってくるので、
誰が社外取りなんだとか、上々時に多分そういうのって出てくると思うんですけど、
そこにボサさんの名前を入れるっていうのが重要だと思ってて。
やっぱりその若手をどれだけ持ち上げるか。
大事ですね。
逆にクライナーとかほとんどのVCですと、
やっぱりそのパートナーの人たちが基本的にいい社外取り席を取るっていうのが普通だったんで。
30:07
そういう意味でもセコイヤっていうのはそういうチーム体制でいく。
その若手をどう育成するかっていうのをすごい初期から考えてたVCでもあって。
だとセコイヤが例えばどっかの会社がExitした場合、
買収なのか上場なのかの時にもちろんセコイヤとしてプレス出すんですけど、
そのプレスの出し方がすごい面白くて、
ほとんどの場合ですとVCがプレス出した時にその担当者の名前が出るじゃないですか。
もちろんですけど。
セコイヤも担当者の名前出すんですけど、でもそれ以外の人たちもめちゃくちゃ出してくるんですよ。
そういうチームで成功させたんですよっていうのをすごい強調してて。
それでも大事ですよね。
なんかよくミュージックビデオとか作った時に、
その出演者だけじゃなくて監督とキャスティングした人とメイクアップアーティストとみたいな、
そういうの全部入れてたら嬉しいだろうなっていうのは。
それで言うとそのVCの一緒にサポートした人とか、ソーシングした人とか、
いろんな関係者全部名前入れてくれるってことですよね。
まさにそういうことで。
やっぱり例えばWhatsAppとかの場合ですと、
もちろん最初はジムゲッツさんっていう担当者を彼のおかげでっていう話をしたんですけど、
それ以外に多分10人以上名前を挙げてて、
それこそセコイアの社内の人材担当者みたいな人たちが、
そのWhatsAppのエンジニアリングチームを5倍にさせたみたいな話を入れたりとか、
それこそボサさんとかマイク・モリッツさんがディストリビューションとかグローバル戦略についてアドバイスを出したとか、
セコイアのインドのチーム、シンガポールのチーム、中国のチームも各拠点の状況、ユーザーの状況を伝えてくれたりとか、
セコイアのコミュニケーションスチーフが、
そのWhatsAppの創業者がより今後PR活動していくので、そういうトレーニングをしたとか、
あとは最終的にその買収の契約書を締結するとかファイナライズするときに、
そのWhatsAppの創業者の車が夜中に壊れたんですよね。
で、その時にセコイアのオフィスのアシスタントが手伝ったらしくて、新しい車を用意してあげて、
その人もちゃんと名前が上がっていて、
33:02
やっぱりそういうチームとして一緒にファンドやってるんですよっていうのをやっぱりすごい上手く見せるのがこのセコイアだと思っていて、
いいですね。大事ですよね。
なんかその名前載ったらちゃんと貢献しようっていう、もともとあると思うんですけど、さらにしようって思いますよね。
そうですよね。なんかやってよかったっていうのも思いますし、やっぱり今後もっとやっていこうって思うと思うんで。
で、なんかセコイアもその2009年から、いわゆるマイク・モリッツさんとダグ・リオンさんがトップではあったんですけど、
役職がストゥワード、日本語で言うと執事になっているんですけど、結果として彼らが一応トップであるっていうだけで、
実際のアメリカ投資はジム・ゲッツさんとボサさんが仕切ると。
でもとりあえずマイク・モリッツさんとダグ・リオンさんはいますと。でもこれも結局下に任せる。
補佐みたいなことですかね。執事。
そうですね。補佐かもしれないですね。
そうですね。なんか執事だと身の回りのことサービスしてくれる。
そういうことではないですね。
お金持ちのことサービスしてくれる人たちみたいな。
そういうことではないですね。
補佐してくれる人たち。
補佐ですかね。一応その全体を見ますけど、基本的にあどこで言わない。下に任せるっていうのがやっぱりこのセコイヤのやっぱり一個のカルチャーでもあって。
で、やっぱりこのジム・ゲッツさんとボサさんがそうするとセコイヤの新しいマインドセットを作れる環境がやってきたので、
彼らが次に今のセコイヤ、今のまさに今現在のセコイヤって彼ら二人のやっぱり考えがすごい影響されていて。
そこもなんかどんどん進化していく。やっぱりその次の世代に任せる。彼らの戦略をベースにやるっていうのがすごいところだと思っていて。
で、ジム・ゲッツさんって元アクセル出身者なんですよ。
だからこそこのprepared mindっていうアプローチを自らセコイヤの中で取り入れるっていう話があって。
で、セコイヤのやっぱりセコイヤってトップティアのVCだからこそ、いろんなもちろん企業家がセコイヤにピッチしたいってなると思うんですけど。
トップ25社ぐらいのVC企業が投資した案件を見ると、基本的に3分の2ぐらいの案件はセコイヤはちゃんと見てると。
で、ただそれを見ているとめちゃくちゃミーティングを入れないといけないですと。パートナーが、パートナー陣は。
36:03
で、そうするとパートナー陣とすると次のトレンドとか、次のものが何か、何がいいかっていうのがわかんなくなってしまうと。
だからこそジム・ゲッツさんがprepared mindっていうアプローチを持ってきて、
次のテックトレンドは何かっていうディスカッションの場をちゃんと設けたりとか、そういう社内のリサーチをちゃんとするっていうのをやっていて。
だからこそセコイヤも最初のスマホのインターネットのカオスマップとか自社で作ったりとか。
あとは開発者の重要性みたいなリサーチもしてて。
当時はまだ2500万人ぐらいのコードを書ける人しかいなくて、人口の0.3%ぐらいだったんですけど。
なんでそこの0.3%を増やす、そこの、もしくは支援するサービスっていうのって絶対重要になってくると。
これってちなみにマーク・アンドリューセンさんって、ソフトウェアが世界を飲み込むっていうブログを書く前にこういう研究をしてたので。
そのリサーチがあったからこそセコイヤってUnityとかMongDBとかGitHubに投資できて。
やっぱりその似たようなアプローチをかけていて、逆にボサさんは何をやったかというと、VCに行動科学を取り入れて。
VCって、この草野さんも前職でも聞きますし、いろんなVCから話を聞くとそうですけど。
やっぱりそのパターン認知、何が成功するかなんとなくVCを感じ取られるみたいな話ってあると思うんですけど。
それって本当にそうなのかみたいなところが疑いがボサさんがあって、人間だからこそなんか不完全な判断をしてしまう。
ただただバイアスなんていうか。
そうなんですよ。
こっちの予感みたいな。直感は大事ですけど、それだけじゃないですよね。
そうなんですよ。特にどのタイミングで売却するかとか。
それも結構リスクテイクをどれだけやるかっていう判断にすごい関わると思うんですけど、
それも人間の合理性がある判断なのかっていうところがあって、結局ボサさんってYouTubeに投資してる人なので。
YouTubeってGoogleに早く売却しすぎたとボサさんは思ってたので。
結局彼がやっぱり考えてたのが、損を回避するためには人って意外とギャンブルするんですよね。
でもアップサイドを狙うためにはリスクを回避するんですよね。
39:05
だから意外とそこのアップサイドのためにはリスクテイクをしないと。
でも損失を切るのにはリスクテイクをしますと。
なんかそれって良くないなっていう、そのVCとしては。
で、やっぱり思っていたからこそ、彼がそのセコイヤのパートナー全員呼んで、
全案件なんで投資したかっていうのを全部聞いて。
それが合理性があったのかっていうのをまず聞いてて。
でもそれ一回投資のミーティングで言ってるわけですもんね。
もちろんです。
そこも結局一個やっぱ課題があって、ほとんどのVCもそうだと思うんですけど、
結構その投資委員会みたいなのがあるんですけど、そこっていわゆる投票なんで。
投票集めの行動に動くんですよね、みんな。
事前に相談したりとか、事前に投票集めをしたりとか。
これだったら絶対通るみたいな感じでやる人たちもいて、もちろんセコイヤもそういう感じでもあって。
セコイヤって。
それはめちゃくちゃわかりますね。
誰を説得すればいいかみたいな話になるじゃないですか。
9人いるんだって5人必要なんで、自分がそのうち1人であればあと4人みたいな。
あるあるかもしれないですね。
その時にこのトレンドがあるからみたいなロジックで話してるのと、
投資してから数年後たってから何で投資したのかっていう話もちょっと違いますもんね。
そうですね。そこも全然違うと思うので。
そこの確認もそうですし、あとは投資委員会の投票結果を全部記録してたので、セコイヤって。
誰が誰に入れたかってことですね。
誰が賛成して誰が賛成しなかったのかも含めて。
うん。
やっぱりそこも投資メモを書くときも、結局その投資委員会って投資メモを書いてそれをベースに皆さん判断するんですけど、
その投資メモはいわゆる投資検討資料みたいなものですよね。
そこでいわゆる間違ったら恥ずかしいじゃないですか、VCとして。
なんかこの会社すごく上手くて行くと思いますって書いて大失敗したときって、なんか超恥ずかしいじゃないですか、後々読まれると。
確かに。
え?みたいな感じもしますね。
こんなこと思ってたの?みたいなことになり得るので、なんで結構やっぱりVCによってはセコイヤでもこれが起きてたんですけど、
その投資メモをちょっとコンサーバーに書く傾向にあって、
投資したいんですけど、やっぱりこういうリスクがいっぱいあったりとか、そういうのもちゃんと見てますよみたいな話をしてたんですけど、
42:05
じゃあボッサさんは何をしたかというと、
その文化を変えるために必ず一番最初にプレパレードっていうセクションを作って、そこでこの会社が理想的な形になったらどういう会社になるかっていう。
ここから自分が思う仮説とかが全部完璧にいった場合に、この会社ってどれだけすごい会社になるのか。
理論を必ず書けと、一番最初に。
それは数値的な話ですか?それともこういうサービスになって、こういう市場の中でこれぐらい取ってるだろうみたいな話ですか?
どちらかというと構成の方ですね。
ああ、なるほど。
本当に世界を変えるものになるとか、Googleを変えるとか、そういう話。
コンサーバーに書けないですね、それは。
コンサーバーに書けないようにして、そこからは別に普通の投資メモなんですけど。
それによって各セコヤのメンバーも、どれだけこの案件に対してやる気があるのかっていうのを見せられるし、
どれだけすごい案件なのかっていうのを見せられるので、
それはそれで一個、ボサさん自身もすごい恥ずかしい思いってもちろんしてるんですけど、
VCの授業って恥ずかしい思いしなければいけない授業なんで、
失敗するのがVCなんで。
だからそれをいわゆる乗り越えられる文化を投資メモにも埋め込みたかったと。
あとは投資委員会の投票の問題ですよね。
そこも基本的に投資メモを各自読んでから、基本的に誰にも話すなと。
自分の意見を持って投票してくださいと。
そこは結局制度があるわけではないんですけど、そういうのは事前に話さないようにしてくれと。
一応そういう文化づくりをしてたりとか。
あとはやっぱりこの育成文化っていうのがすごい重要で、
未だにダグリオンさんとかもマイク・モニッツさんとかもアソシエートとかと一対一のミーティングするんですよね。
そこで例えばダグリオンさんとかが、そこでどういうことをやってるかというと、
例えば最近セコイに入った人に、最近のパートナーのミーティングでどういう学びがあったのかとか。
そこでただ言葉で話されてることじゃなくて、そこの裏の意味とかって何か隠れた話とかってあったと思いますかとか。
45:02
あとはマイク・モニッツさんがあるアソシエートにコーチングされたのは、
マイク・モニッツさんが彼の年間のカレンダーを一緒に全部見てくれて、過去1年の。
どういうタイムマネージメントをしてるかっていうのを一緒にコーチングするという。
参加したい。
聞きたいですよね。
YouTubeで動画であげてほしいですね。
本当そうですよね。
次のセコイへのスカウトプログラムの話で出てくるジェイソン・カラカニスさんとか、
それこそボサさんとかマイク・モニッツさんとかダグリオンさんからトレーニング受けてるっていうのをやっぱり彼も言ってて、
やっぱりそれめちゃくちゃ役に立ってたっていうのは彼も言ってるんで、やっぱすごいなっていうところですね。
すごいですね。VCでもあり経営者でもあり、チームを作っていく素晴らしい人ですね。
そうなんですよ。逆にそれだけじゃないっていうのがすごいところで、
イノベーションを起こすっていうのがセコイへのすごいところでもあって、
今だと割とUSのVCとかでやってますけど、スカウトプログラム、
実はセコイへが始めたもので、2010年に始めたものなんですけど、いわゆるエンジェルをスケールさせるっていうプログラムなんですけど、
スカウトプログラムって何かというと、セコイへが基本的に投資先のCEOだったり、別の企業家に1000万円渡して、
その1000万円を使ってそのCEOがいろんなところに投資できますと。利益の一部だけセコイへは取るので、
でもいわゆるCEOとか全員お金持ってるわけじゃないので、そこでお金を渡す代わりにエンジェル投資できるようにするっていう概念で、
初期スカウトのメンバーを言うとすごい人たちがいないんですけど、もちろんジェイソン・カラー・カニスさんもそうですし、
ブライアン・チェスキーさんとか、DROPBOXのファウンダーメンバーとか、あとサム・アルトマンさんとかで、
そこからフルタイムのVCになる人も、例えば今アンドリーセンのデイビッド・ウレビッチさんとか、
マベラーのキャット・リーさんとか、あとセコイ屋社内ですとジェス・リーさんとか、
あとアルフレッド・リンさん、ザッポスの元CEOですかね。彼らもそうですし。
これもきっかけの一部として、ジェイソン・カラー・カニスさんって意外とここで結構重要な役割を果たしていて、
スカウトになる前にジェイソンさんがセコイ屋にジンガと、ジンガについて教えてあげたんですよ。
48:00
こういう会社ありますよみたいな面白そうですよっていう会社と、あともう一社、これ2007年ぐらいだったんですけど、
なんかジェイソンさんの友達でエヴ・ウィリアムスさんっていう方がいて、
彼がなんかやってるプロジェクト面白そうだよっていう話をセコイ屋に投げたときに、セコイ屋が見送ったんですよ。
どっちの案件も。
それを見た後に、ボサさんがジェイソンさんに、うちらがジェイソンさんにお金あげたらそういうところに投資してくれてたって聞いて、
そこからスカウトプログラムが始まるんですけど、これも一個セコイ屋の新しいイノベーションだと思っていて、
VCって人材をアンロックするっていう話なんですけど、そのアンロックされた人材をさらにVC化させるっていうところと、
あとはいろんな企業家にエンジェル投資のケーパビリティを渡すっていうのが当時特にそうだったんですけど、
VCにダイバーシティを与えて、そこで結構女性のVCが増えたりとか、白人以外のVCが増えたりとかしてた時期でもあって、
やっぱりそこってセコイ屋ってすごい貢献したVCなんだなっていうのは良いと思いますね。
本当に新しいことしてますね。
そうなんですよ。もちろん今だと他のVCでも特に著名のVCだと普通ですけど、
ジムゲッツさんがアーリーバードっていう社内システムを作っていて、セコイ屋内で。
それを何をやってるかというと、60カ国で一般消費者のアプリダウンロードをトラッキングするシステムで、
そのシステムがあったからこそ、WhatsAppに投資できたんですよ。
それどういうシステムなんですか?
いわゆるアッパニーとか、多分いろんなシステムをスクレーピングしたりとか、多分そういう話だと思うんですけど。
いわゆるアメリカだけを見ていると、WhatsAppってそこまでランキング高くないんですけど、
彼らのアーリーバードっていうシステムって60カ国トラッキングしてるんで、その60カ国中35カ国でWhatsAppが1位か2位取ってたんですよ。
じゃあもうそれに投資するしかないみたいな。
っていう話もあれば、あとYCと仲良くなったっていうのもやっぱり一個重要なポイントで。
今はそこまでインパクトないかもしれないですけど、やっぱり2008年とか2009年とかすごいインパクトがあって、
2009年にあるセコエのパートナーがYCに訪問したときにポール・グラムさんと会って、
51:05
最近行けてるところないみたいな話を聞いたときにポール・グラムさんが、この人たちと話すといいよみたいなこと言って、
紹介したのがARBでしたとか。
やっぱその頃すごいですよね。
そうなんですよね。
確かに。
あとデュリー・ヒューストンさん、ドロップボックスの。
がYCでピッチしたときに、デモデーのときにあるペジマン・ノザットさんっていう方と会ったんですけど、
彼ってイランから来た移民で、ドロップボックスの共同創業者のアラシさんもイランからの移民なんですよ。
そこであんなか共通してますよねっていう話で、ノザットさんっていう方が調達手伝うよと。
で、ちょっと明日かわかんないですけど、どっかのタイミングでうちに来てくださいみたいなことを言って、
2日後かわかんないですけど、ドロップボックスの創業者が彼のところに行ったら、
普通のお店でペルシア絨毯を売ってるお店で、
大丈夫かなみたいな、どういうことみたいな、なんか普通のリテーラーじゃんみたいな。
で、ノザットさんって実は当時はまだ公式にスカウトプログラムがなかったんですけど、実はセコイアのスカウトで。
で、セコイアって一個重要なポイントって、ほぼ全メンバーが移民なんでしょ。
だから移民の力をすごい信じてて。
各移民のネットワークと仲良くしようとしてて。
イランの移民ネットワークの一人としてノザットさんがいて、
それ以外に誰がいるかというと、EBAの創業者とか、現UberのCEOのダラさんとか、
意外とそういうネットワークもうまく活用してるっていうのがそうですし、
あとこれを多分全部合わせてうまくやったのがストライプで。
ストライプって元々彼らアイルランドから兄弟でMITに行って、
最終的にパラワーアルトに着いた瞬間に彼ら最初に誰が電話したかというとポール・グラムさんが電話したんですよ。
昔から知ってたので。
ポール・グラムさんもYCコミュニティと合わせるからって言って、
そのうち一人合わせたのが当時セコイヤのスカウトだったサム・アルトマンさん。
ここでサム・アルトマンが出てくる。
54:01
セコイヤってそもそもサム・アルトマンさんのスタートアップに投資してたので、
だからこそスカウトになったっていうのもあるんですけど。
当時ストライプのパトリックさんのアイディアがストライプではなくて、
ネオバンクを作りたいと。
それもそれですごいですね。
それはそれですごいんですけどね。当時何年かちょっと覚えてないですけど。
でもやりたいことはずっと近いんですね。
近いですよね。フィンテック周りっていう感じで近いですけど。
ちょっと当時サム・アルトマンからするとこれちょっと遠いなと。
遠すぎる未来だなと思ったんですけど、
でもやっぱパトリックさんがすごすぎたんで人として。
ポール・グラムさんとサム・アルトマンさんはお互い15桁なんで150万200万ぐらいですよね。
を投資して2%株をもらって。
サム・アルトマンさんはセコイヤのスカウトファンドから入れてるので。
そのたぶん今価値って最初15桁100が50万200万ですけど、今たぶん25億以上の価値があるんで。
しかもそこを投資して1回それでOKってなって、その次の夏にポール・グラムさんがセコイヤと仲良かったので。
マイク・モリッツさんにメールしてストライプっていい会社ですよっていうのを言いながらサム・アルトマンさんがボサさんに連絡するっていう。
じゃあなんか2、3人から来てるからこれは見ないといけない案件となって、
マイク・モリッツさんがわざわざパトリックさんとジョンさんのアパートまで行くと。
で投資をしに行くっていう話がこのストライプのやっぱりそのスカウトもそうですし、Yシートのつながりもそうですし、
その若手からトップ全員でチームで共同で出資するっていうのが彼らのやっぱ凄さの一つかなと思いますね。
確かになんかこうやっぱりよくアメリカのVCで重要なのはインナーのコミュニティに入ることっていうのはあると思うんですけど、
それさっきのエピソードとか本当にそうだなって。
なかなかそこのコミュニケーションできる人というかコミュニティに入り込む移民の人たちをいろんな囲むとかやっぱすごいですね。
それをわざわざ作ってるっていうのはやっぱすごいですよね。
やっぱそれがただただインサイダーだけでやってるのでなくて、
そのインサイダーのコミュニティをちゃんと作ろうとしてるっていうのがやっぱりそのソーシング、
VCで言うとソーシングって命なのでそこはやっぱりすごいなと思いながら、
57:01
セコイアが今ですとすごい大きなファンドになってますし、最近のいろんなファンド見るとめちゃくちゃ大きくなってますけど、
やっぱりセコイアっていろんな進化してる中でスカウトファンドもそうですし、
中国とかインドのチームもすごい大変だったんですけどうまく立ち上げて。
で、最近だと結構レイターステージとかそういうファンドもセコイア含めて多いんですけど、
それがなぜ今こういうことになったかっていうと、実はセコイアの場合だと昔の案件でしくじったから、
こういう進化になってて。それがヤフーの話で。
ヤフーって実はアクセルが最初鍵付けたんですけど、
1995年にアクセルが投資してたスタートアップの役員会でヤフーっていう名前が上がったんですよ。
で、それアクセルがいわゆる他のメンバーにその話をしたときに笑われて、
ヤフーっていう名前何?みたいな。
名前。
名前で笑われたっていう。
今だともう全然馴染んでますけど。
そうなんですよね。当時だと。
ふざけてないみたいな。
まさに本当にそうで。
ヤフーっていい名前ですけどね。
そうなんですよね。で、実はビルドレーパーさんもヤフーを見て会いに行って、これすごいなと。
ネットスケープはいわゆるブラウザーを提供してたんですけど、検索っていうものとかディレクトリを提供してなかったので、これはいいぞと。
で、ビルドレーパーさんがそれを見て息子ティム・レーパーさんに投資しろよとこれは。
っていうのを言って、そこでいろんなVCが会いに行くんですけど、そのうち一人がマイク・モリッツさんで。
マイク・モリッツさんって元々VCになる前ってタイムマガジンで働いてた人で、そこでシーコンバレーをカバーしてたんですけど、
やっぱりそこのバックグラウンドがすごい重要で、メディア事業ってやっぱり情報を無料で提供する代わりに広告で儲けるっていう概念がやっぱあったので。
当時ソフトウェア企業とかだとなかったので、その概念が。
だからこそ無償で提供するってジェリー・ヤングさんに言われた時も、全然逆にその方がいいっていう話もありましたし、
ジェリー・ヤングさんが会社の名前変えるべきかと聞いた時にマイク・モリッツさんが回答したのは、名前変えたらセクワイヤは投資しませんと。
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やっぱりクサノさんが言ったように、覚えやすい名前っていうのってやっぱすごい重要だなという話になって、
1995年に結局セクワイヤが1億弱投資して32%取得するんですけど、
結局ティム・ドレーパーさんは入れなくて、セクワイヤが嫌だって言って入れなかったんですけど。
Yahoo!って当時1995年とかだったのであんまりインターネット企業ってなかったんですけど、やっぱりほぼ初のインターネットブランドになってて、
いわゆる特許も何もないんですよね。
いわゆる優位性っていうのがどこにあるかっていうとブランドにしかなくて、やっぱりコピーできますし他の人って。
裏も結構マニュアルな作業なんで、なんで結局そのYahoo!が成長するには成長し続けないといけない。
バズを生み続けないといけないっていうところで、やっぱりお金がどうしてもどんどん必要になってくる。
で、セクワイヤが1995年の4月に投資するんですけど、ソフトバンクの孫さんが1995年の11月にYahoo!に行くんですよね。
で、孫さんはYahoo!に投資したいと。で、Yahoo!も資金が必要だと。話で孫さんが、じゃあいくらの自家総額と思いますかっていう話で。
で、4月に投資したのって1億で32パーいわゆる渡してるので、いわゆる3億ぐらいの自家総額だったんですよね。
で、いわゆる11月なんで、7ヶ月8ヶ月後だったんで、まあでも資金が必要なんで、とりあえず40億って言ったら孫さんが即答でOK出して、さすが孫さんですよね。
で、結局そこで5億ぐらい調達するんですけど、で、その次の年1996年の3月に孫さんがYahoo!のオフィスに戻って、もっと投資したいですと。
で、Yahoo!もちょうど結構調達した5億を結構使い切ってしまっていて、で、当時競合が2社出てきていて、エクサイトっていう会社とライコスっていう会社が出てくるんですけど、なんか懐かしい名前ですよね。
インターネットの歴史感ありますね。
そうですよね。
まだエクサイトありますけど。
そうですね、まだエクサイトありますからね。
1:03:00
その2社もブランド結構バズを作ろうとしていて、で、Yahoo!はゴールドマンサックスにIPOとかをお願いしようとしてて、で、それを聞いた孫さんが、じゃあ分かりましたと、100億入れましょうと。
で、当時VC業界で100億出資した案件ってなかったんですよ。
やっぱ孫さんはすごいな。
歴史を塗り替える方だと思うんですけど。
すごいですね。
これ100億入れるから30%くださいと。
で、これってすごい難しい判断で、マイク・モリッツさんとそのYahoo!の作業者がいろいろ考えたんですけど、そのゴールドマンサックスにIPOをお願いしてて、ゴールドマンはそのIPO時にはもっと高い値段をつくと言ってたんですけど、でもそのギャランティーってないじゃないですか。
もちろん失敗する可能性もある中で、孫さんがさらなる動きをして。
そのミーティング中にマイク・モリッツさんとそのYahoo!の創業者2人に、競合って誰って聞いて。
で、エクサイト・ライコスが出てくるんですけど、孫さんが部下にその2社の名前書けと。
で、孫さんがマイク・モリッツさんとそのYahoo!の創業者に言ったのが、Yahoo!に投資しなければこの2社に投資してお前は潰すぞと。
交渉術がちょっと怖い。
えぐいって言う。えぐいって言う。
いやでもそれはちょっとドキッとしますね。
すごいドキッとしますよね。
で、特にマイク・モリッツさんからすると、シリコンバレーだとそういうことを基本的に誰もしなかったので今までは。
でもこの脅しってすごい彼にとって、でも脅しなんでいわゆる。
すごい重要な学びだったっていうのを言ってて。
結局市場で1社しか勝てなかった場合って、より大きな投資金額を出せる投資家が勝者を選べるんだと。
で、結局孫さんがオファーって断れないじゃないですか。そんなこと言われたら。
で、マイク・モリッツさんは二度とその立場にいないように絶対するっていうのを決めて。
で、マイク・モリッツさん曰くそれがセコヤのティッピングポイントだって言ってて。
で、ちょうどドン・バレンティーンさんが引退するタイミングだったので、マイク・モリッツさんがそこからセコヤしきることになるんですけど。
1:06:03
そこも結局、ドン・バレンティーンさんって育ってきた世代がいわゆる不況から生まれた世代だったので、やっぱり全部なくすっていうことをすごい恐れてた世代なんですよ。
なのでセコヤってアプリに投資してるんですけど、IPO前に売ってるんですよ。
うわー。
そうなんですよ。
もったいない。
で、逆にマイク・モリッツさんってヤフーの場合に、ヤフーが上場した後にLPに待ってくださいって言ったんですよ。
まだ株をディストリビューションしたくないですって言って、かなりそこから上がった後にディストリビューションしたんですよね。
はい。
だからそこも、結局VCとは進化しないといけないものだっていうのを常に。
で、逆にお金持っていると勝者を決められる立場になり得るんだっていうのを理解した上で、セコヤがそこからいろいろグロースファンドとか試すんですけど。
へー。
セコヤのグロースファンドも結構面白くて、それこそグロシエとかスキンケア企業を何社か入れてるんですけど、そこから生まれた投資って実はあって。
へー。
そのグロシエとシャーロット・ティルバリーっていう会社に投資してたんですけど、そうなんですよ。
知ってますか?
知ってますよ知ってますよ。
へー。
その2社に投資してて、セコヤのヘッジファンド、グロースファンドが何やったかというと、その2社が何のツールを使ってたかっていうのを調べたんですよ。
へー。
そしたらユーザー獲得でFacebookとかInstagram使ってて、決済でストライプ使ってて、ストアを作るためにショピファイ使ってて。
で、セコヤはInstagramとストライプには投資してたんですけど、ショピファイに投資してなくて。
で、ショピファイに投資して、これ2018年とか多分そのぐらいだと思うんですけど、もうちょっと前かもしれないですけど、結局2020年時点では35倍ぐらいのリターになってて。
はい。
まあ、なんかそういう話もあったり、あとはその2018年にいろんな行動がクラウドにシフトしてる中で、コミュニケーションソフトウェアがまだクラウド化されてないと。
うーん。
それを見てそのツイリをリンクセンターでZoomとか投資したりとかしていて、
あとはやっぱりその、やっぱりこのグロースファンドで大きな発展っていうと、ソフトバンクがビジョンファンドを作ったとき。
うーん。
で、やっぱりマイク・モリッツさんが、彼引退してたんですけど。
はい。
そのタイミングで。わざわざ戻ってきて。
へー。
ちょっと今回は戦略に、ちょっと助言させてくださいと。
1:09:02
はい。
いうところで、セクウェアがその後すぐに確か8ビリオンぐらいのファンド作ってるんですよ。
へー。
で、やっぱりそこがマイク・モリッツさんの意思決定で。
うーん。
その孫さんへの警戒。
へー。
っていうのが一個やっぱりあったのが、このセクウェアの一個の面白いところと、やっぱりそのセクウェアってその、
今年50年目なんですけど、
いろんなトランジションが起きてる中で、こういうセクを保ててるっていうのがやっぱりすごくて。
うーん。
結局そのセクウェアって、すでに2回トランジションしててリーダーシップが。
はい。
で、これから3回目が起きるんじゃないかっていう話があるんですけど。
最初はその、ドンバリンティンさんからマイク・モリッツさんとダグリオンさんへのトランジションっていうところと。
で、えっと、2012年にマイク・モリッツさんがダグリオンさんにメッセージして、
ちょっと健康の、まあちょっと自分の健康の状況があって、
その補佐として、ちょっと補佐として言い続けられないという話をした時に、
ダグリオンさんが何やったかというと、マイク・モリッツさんを誰かでリプレイスするのではなくて、
セクウェアにはチームっていうカルチャーがあるので、
それをやっぱり受け入れるためにすぐに香港に飛んで。
はい。
当時セクウェア・チャイナのトップのニール・シェンさんに補佐になってくれとお願いして。
で、アメリカに戻ってきてジム・ゲッツさんにも補佐になってくれと。
はい。
いわゆる2人ではなくて、今まで2人の補佐だったので、それを3人の補佐にしたんですよね。
へー。
で、さらにダグリオンさんは自分の給料を3分の1下げて。
はい。
それを他のメンバーに渡すと。
わー。
で、やっぱりそういうトランジションをちゃんと、いわゆるダグリオンさんがトップ。
その3人の中でもダグリオンさんが一応トップで、その一応下に2人がいるんですけど。
で、その5年後、2017年ですね。
ジム・ゲッツさんが補佐を下りますと。
はい。
で、下りる理由がすごくて。
補佐さんができるからっていう理由で。
おー。
かっこいいなと思いながら。
もう任せられるよって。
もう任せられると。
かっけー。
彼はいけると。
1:12:00
で、補佐さんが補佐になって。
じゃあ、補佐さんの場所を誰がリプレイしたかというと、アルフレッド・リンさんで。
うーん。
今、補佐さんとアルフレッド・リンさんがUSのベンチャーチームのトップを担当してるんですけど。
はい。
で、これから4回目のトランジションが起きそうで。
はい。
あの、いわゆるダグリオンさんがおそらくそろそろ辞めるっていう話なんで。
でも本当に移民のチームですね。
いや、本当に移民のチームです。
アルフレッド・リンさんもアジア系ですもんね。
そうですよね。
いや、だからそれすごいなって思いますよね。
すごい。
そうなんですよ。
すごい。
でもなんかやっぱ、皆さんの元の経歴の優しさがやっぱでも。
それは1個ありますよね。
1個くらいありますね、ちょっと。
それはなかなかリプレイできないものだと思って。
なかなかいない人材ではあります。
そうですね。それは確かに。
でも今回そのダグリオンさんがおそらく降りるっていう話で、
おそらくボサさんとニール・シェーンさんがトップになって、
でもそうすると3人目誰かというとやっぱりアルフレッド・リンさんにおそらくなるって言われてて。
ちゃんとそこのパートナーシップ、チームっていうストラクチャーを保ってるっていうのが、
クライナーとかですとジョン・ドアさんの1人の力に寄せてしまったので。
逆にアンドリー・シェーンとかですとそこのトランジションっていまだに1回もやってないので。
そこ保てるのかっていう課題ってやっぱりどうしてもあって。
それをそう考えると一番うまくそのトランジションをやってるのがおそらくセコイアなんですよね。
へー。
なので結論というか最終的にまとめると、
アクセルとかセコイアとかの成功って2つあって、
1つはフォーカスしたメンタルモデルっていうところと、
それに対してのちゃんとした戦略を作るっていうところと、
アクセルのプレペアマインっていうのが多分それのすごい重要なところなんですけど、
この進化っていうところで、
やっぱりセコイアは特にマイク・モニティさんがそこを一番わかってると思うんですけど、
やっぱり常に新しいことを挑戦しないといけないっていうところで、
セコイアがそこのいろんなイノベーションを生んできたと思うんですけど、
だからこそマイク・モニティさんってインタビューされるときに、
よくVCで受ける質問で一番好きな投資先はどこだと聞かれるじゃないですか。
マイク・モニティさん、彼だとYahooとかGoogleとかPayPalとかStripeとか、
そういう会社出せるんですけど、
彼が大体言う回答ってセコイアって言うんですよね。
へー。
で、それってやっぱりセコイアの社内投資、
1:15:03
その行動科学にフォーカスしたこととか、
次世代の有望な人材を探してメンタリングするっていう話だったり、
そういうアーリーバードの社内システムを作ったりとか、
YCとの関係性を作るとか、
スカウトのネットワークを作るとか、
中国とインドでそういうVCファンド立ち上げるとか、
グロースファンドの戦略にたどったっていうところも、
いわゆるセコイアのイノベーティブなやり方でもあるっていうところなので、
だからこそVCとして成功してるのかなっていうところですね。
いやー、でもVCやってる方だと思うのは、
たぶん俗人的になりがちっていう話とか、
やっぱりチーム作るのが難しいし、
やっぱり人を増やしてスキルさせるのって、
たぶんどこのみんな壁なのかなと思うんですけど、
本当にその哲学を継承して若い人にチャンスを与えて、
チームとしてお互い信頼し合ってるって、
その新しいこと試すっていうのは本当にすごいことですよね。
いや、めちゃくちゃすごいことだと思います。
それってたぶんなかなかトップティアのVCファンドでもできないことだと思うので。
普通のスタートアップの経営とはまた別の話ですもんね。
確かに。
スタートアップだとCEOを常にリプレイするとかするわけじゃないので。
なんかプロダクトというか、人材研究して、
チームとしてどうやってバリューをアップできるかっていうのは考え続けてるっていう。
でもすごいです。
今回はここで一回終わらせて、
次回はちょっとアンドリー戦とかの話をするんですけど、
やっぱりアンドリー戦の戦略も面白くて、
リマークさんもセコイヤもアクセルも他のトップティアのVCも、
同様にVCが進化しなければいけないっていうのを理解してて、
でもこれってやっぱりPファンドとかヘッジファンドとか、
弁護士事務所とか広告代理店とか経営コンサルの会社とか見ても、
実は同じような進化をしてて、
スペシャリストになるかスケールするかっていう二択しかないんですよ。
その間の人たちが全員なくなるっていう。
トップティアのファンドでしたらどちらかというとスケールっていう発想に行くと思うので、
そのスケールのやり方をアンドリー戦なりだとどういうやり方でやるのかっていうところと、
それがアンドリー戦の場合ですと、
未来のVCの位置、面白い例として挙げられると思うので、
1:18:00
そこについて次回話していければなと思います。
ということで、今回も聞いていただきありがとうございました。
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それではまた次回お会いしましょう。さよなら。
さよなら。
01:18:28

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