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2023-04-27 1:19:43

#161 Stripeが目指すのは”インターネットのGDP成長?” そのユニークなプラットフォーム戦略とは

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◎今週のトピック
今回は、深堀り&取材シリーズ『Out of Office(仮)』はじまるよ / 決済サービス「Stripe」 / YCでもエリートだった創業者コリソン兄弟 / 開発初期の拠点は…アルゼンチン? / 一番最初の従業員はユーザーだった / ファウンダー集団 / 必殺!コリソンインストレーション / メディア「Stripe Press」 / Work in Progress / オランダ決済サービス「Adyen(アディエン)」 との比較 / 初期のコードベース / ビジネス戦略ブロガー ベン・トンプソンの考察 / 「FAXでお願いします」え / プラットフォームのプラットフォーム / 薄〜いプラットフォーム / カオナシプラットフォーム / OpenAIも似てる? / まだまだ市場機会があるEC / 起業家とサンフランシスコ / インフレってどう調査するの? / アントレプレナーエコノミー / 次回はStripe Japanに突撃するよ
◎参照リンク
https://www.notion.so/offtopicjp/161-ab23e3ec751a4bdd85d2e90c70389c41?pvs=4
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00:06
皆さんこんにちは、草野美希です。 宮武哲郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報を緩く深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、Stripeが目指すのは、インターネットのGDP成長、どういう会社か深掘ってみるをお送りしたいと思います。
今回はですね、ちょっと違った形で、違った形でというか、ちょっとお送りしたいなと思うんですけど、ちょっと構成を宮武さん説明してもらってもいいですか。
そうですね。いつもはいろんな会社とかでピックアップとか定期的にやると思うんですけど、いつも我々だけの深掘り会をやっているんですけど、今回ちょっと特別にパート1、パート2で。
パート2が実際Stripeさんのオフィスに行けることになったので、Stripeさんありがとうございますと。
なので、そこで実際にちょっと今回の深掘り会で話したトピックも多分含めて、それ以外のトピックも含めてStripeさんにちょっといろんな質問をしていきたいなっていうところですよね。
はい、ちょっとこういう形式というか企画のやつもうちょっと取り組んでみたいなと思って、ちょっと仮タイトル作ってみたんですよ。
仮タイトルは。
えっと、アウトオブオフィスっていう。ちょっと今日考えた。今日とっさに考えたんで。
今日というかその、やっぱちょっとオフィスの外を出る。ちょっとオフトピックそんなオフィスないんですけど、存在しないんですけど、ちょっとたまには引きこもってないで、ちょっと取材もしてみましょうという演技も込めて。
ちょっとこのアウトオブオフィスシリーズはちょっと他の会社とかサービスとか、なんか自称でやってみるっていうのいいかなっていうのは思ってます。
確かにやってみたいですよね、他の。それこそまあいろんな会社を我々も深掘って見ていたので、実際にどうなのかっていうのを聞きたいですし、我々の推測でしかないのでほとんど。
今回ちょっとストライプさんでできることは他の会社でも試してみたいですね。
そうですね。
はい。じゃあ今日はストライプの話というところで、ストライプに関しては多分草野さんにも何回か話したと思うんですけど、なんかずっとやりたいみたいなことは多分言ってたと思うんですけど、
ただなんか実際やろうと思った、何回か去年実際やろうかなと思った瞬間があったんですよ。
はい。上場とかしそうみたいなタイミングとかってことですか?
03:03
そうですね。だからまあ調達したタイミング、まあ去年は調達してないですけど、一昨年やったタイミングとかで、結果なんか違うなっていうところがあったのが、そのなんとなくなんかストライプはなんかすごい会社でし、多分シリコンバレー内では多分本当にトップレベルの会社として、
まあすごい皆さんも言ってますし、すごいカルチャーがある会社ですし、すごい創業者とか人材がいる会社で、で、なんとなくビジネス戦略も理解はしていたんですけど、なんかそのなんかもう一歩深い話が知りたくて、
それが今までなんか理解してなくて、なんでストライプはこういう会社を作って、こういうビジネス戦略を取って、創業者はこういう思いを持ってるのかと、まあ特にそのストライプのスローガンってそのインターネットのGDPを拡大するじゃないですか。
はい。
あの、なんかそれって、なんか一見すごい奇麗ごとに聞こえるので。
言いますね。
いやまあ、あの、すごいストライプにあった、そのスローガンだと思うんですけど。
そのGDPを成長するっていうのは、つまりそのインターネットユーザーの人たちがお金を儲けできるようにするみたいな仕組みを作るみたいなっていう意味ですよね。
そうですね、そこのいわゆる決済を、インフラを彼らが提供するっていう話だと思うので、なんとなくそれは理解はしているんですけど、ただまあ今回そのより会社の理解度を高めるためになんかリサーチしたりとか、
まあ特にその創業者パトリック・コリソンさんとジョン・コリソンさんの兄弟の話をいろいろ聞く中で、ストライプってなんかただの決済サービス屋さんではないんだっていうのが理解できたっていうか。
なんかそこを今日ちょっと話したいなと思っているので、実は今日ストライプってすごいカルチャーがすごい独特で非常に面白いんですけど、カルチャーの話はほぼ一切しないっていう。
それは皆さん調べていただいて。
そうですね、あとインタビューとかでその次の来週の回とかでできたらなと思うので、どちらかというとそのストライプの初期からビジネス戦略から話して、それがどうそのビジョン、このインターネットのGDPを拡大するにつながるのかっていうところを話していきたいなっていうところですね。
ちょっとなんというかそのストライプが提供しているものって結構ちょっとB向けというか、その2Cでもやってると思うんですけど、なんというかどういうものを決済のサービスなんですけど、なんか理解するのがちょっと難しそうだなっていろんなサービスあるじゃないですか。なんかちょっと難しそうだなって思うんですけど、そこも知れますか。
06:09
そうですね、一番最初のストライプのサービスはその草野さんが言ったようなその決済のところで、オンライン上でそのクレジットカードの支払いとかいろんな支払い方法があると思うんですけど、そこの裏のインフラを提供していますと。
なので、例えばスラックとか皆さんも使ったことあるんですけど、スラックで支払いするときはストライプを彼ら使ってるので、なんで基本的にそのストライプを使ってるってほとんどの人は知らないんですよね。
利用はじゃあ実はしてるよっていう。
たぶんほとんどの人は特にアメリカとかですとほとんどの人はたぶんやっていて、日本でも結構テック系のサービスとか使ってたりするとかなりストライプ利用が、なんでサブスタックとかもそうですよね。サブスタックも裏方の決済インフラはストライプを使ってたり、あとショピファイとかなんでショップペイの裏もストライプなので。
そういう意味だとEC販売してる方々は結構ストライプさんの微妙にクライアントになったり、そこのそこから商品を購入した人たちもストライプを使ったことあるっていうところ。
でも草野さんが言うように今たぶん20ぐらいプロダクトがあるので。
いっぱいありますよね。
めちゃくちゃ多いんですよね。ベースが決済なんですけど、それ以外に例えばサブスクの支払いを受け入れるサービスでしたり、あと請求書インボイスの受け入れとか、あとオムニチャンネルの決済とか、実際の店舗で支払えるとか。
登記できるみたいなありますよね。
そうですね。登記できるアトラスみたいなサービスがあったり、あとタックス周りですね、税金周り、免税を自動的に計算したりとか、あればあとオンラインアイデンティティ、アイデンティティの認証サービスとか。
それって大きなストライプの配下にあるみたいなイメージなんですかね、それとも並列でいろんなサービスがありますよみたいなイメージなんですか。
並列でいろんなサービスがあるっていうところで、別に全部使わなくてもいいっていうところもあれば、商品によってはマネタリングの仕方が違うので、一部は売上の一部取ったり、一部は費用とか月次サービス的なこともかかったり、場合によっては直接会社が払ってないケースもあるんですよね。
これがちょっと後々話すことでもあるんですけど、一部は無料でサービスとか提供したりするので、当機のビジネス、ビジネスというか当機のサービスとかはまさに無料で会社設立ができたりとかするので、
09:08
あとそれ以外にカード発行とか、あとバンキングアザサービスみたいな、あとファイナンスとか資本とかを提供したりするサービスがあるので、めちゃくちゃいろんなプロダクトがあるんですけど、一番最初が決済というところで、
ストライプって初期、すごい有名になった一部のきっかけは、開発者向けの、開発者が簡単に自分たちのサイトでしたりいろんなところに決済システム入れられるっていうところで、すごい有名な話が7行のコードで決済を可能にできると。
すごい楽ですよと。当時が2011年あたりだったと思うので、もう10年以上前なんですけど。
ストライプってYコンでした?Yコンビネーター?
YCですね。YCなんですけど、これも後々話しますけど、デモで出てないので。
あ〜隠れ、隠れてたやつですか?一番いいやつ出さない。何それ?
レアビーとかもそうですよね。
デモでの意味みたいな、もうちょっと裏口が。
ストライプの場合ですと、パトリックさんとジョーンさん、そういう人は2人が、1回目の企業で実はYC入ってて、別の会社で。その会社は後々売却したんですけど、なので1回プログラム通ってるので、なので2回目やらなくていいってなって。
コーパスでもう行けちゃう。
そうなんです。なので基本的にあんまりプログラム自体参加してないんですよ。
おお〜大物ですね。
ちょっと特殊な形だったんですけど。
知らなかった。
当時2011年とか、ローンチしたタイミングは、2つの大きな他社との違いがあって、今だとなんかこれが普通に聞こえちゃうんだけど、当時は結構すごいことで、まずホワイトレーベルでしたと。
あんまり表に出ないというか。
そうですね、ストライプっていうロゴがあんまり出ないっていうところと、あともう一つが、そのサイト内で決済を対応できるっていう。
ストライプのページに行かないで。
そうですそうです。これってなんかすごい普通に聞こえるんですけど、2000年代最も人気な決済サービスってPayPal。
オンライン上ですとPayPalだったんですけど、まずPayPalを使うのには当時はですよ、今はもちろん違うんですけど、当時は買いても売りても両方PayPalアカウント持ってないといけないですと。
なおかつ決済するときはPayPalのサイトに行きますと。
12:00
なので、特に2010年代って、AirbnbとかUberとかが結構上がっていったタイミングですけど、そういう特にオンラインマーケットプレイスとかの体験って、サイトから別のところに飛ばすっていうのをやりたくなかったので。
なのでストライプがすごいそこにフィットしたっていう。
本当にバックエンドですね。
めちゃくちゃバックエンドですよね。
で、立ち上げ当時はストライプがそもそもイケてないんじゃないかみたいな考えももちろんできて、まずPayPalみたいなめちゃくちゃ大手が競合としているので。
確かに。
で、ストライプの創業メンバーめちゃくちゃ若いですし、そもそもこの業界では全く経験がない人たちだったので。
アカウント作らせるとか、自分の自社のページ挟むほうが有利な感じしますよね。
信頼面ではそうですよね。
で、しかもストライプの創業者も創業メンバーも別にめちゃくちゃ有名人ではなかったので。
なのでユーザー獲得方法で、例えばツイッターのオーディエンスがめちゃくちゃいるとかではなかったので。
なので、そもそもこの人たちが始めるっていうのがすごいアドバンテージがあったかというとそうではなかったっていうところなんですけど。
ただストライプ創業者の2人とも、特にパトリックさんとかコーディングとかやっているので。
なので、自ら感じた課題ではあった中で、ストライプみたいなサービスって存在しないのかっていうのをめちゃくちゃ探し回ったんですよ。
もうすでにあるんじゃないかっていう。
そうなんですよ。この課題絶対他の開発者って感じてるはずなので。
結局インターネットビジネスでは絶対決済サービスって必要になってくるので。
確かに。
インターネット上でも数千万と開発者ってその時はいたので、絶対あるだろうと。
そしたらなかったんですよね。
で、なかった時に最初のリアクションは、だったら作ろうじゃなかったんですよ。
これないっていうのは、何かしらの理由があって存在しないんじゃないかって思ってて。
その理由は、彼らは元々ネオバンクを作ろうとしてたんですよ。
ネオバンクを作ろうとした時に、当時はネオバンクがなくて。
で、なぜかって調べたら、やっぱりレギュレーション周りとか、新しい銀行を作るってめちゃくちゃ大変なタイミングだったので。
リーマンショックの直後とかだったので。
なんで、それはダメだってなったんですよね。
だから結局、決済周りも同じなんじゃないかと思ってめちゃくちゃ調べ始めたんですけど、結局答えが出なかったので、数ヶ月調べても。
15:08
ただ当時はまだインターネット上での全体の消費額の中のデジタルの割合って、多分全体の2%ぐらい。
少ないですね。
めちゃくちゃ少なくて。
なので、まだインターネットは立ち上がってまだ20年ちょっとぐらい経っていたんですけど、マクロ的に見るとまだ本当に初期だったと。
だから多分そういうサービスがなかったっていうところだったんですけど、そこからじゃあストライプみたいなものを作ろうとなりましたと。
ストライプって最初どこで作られたと思います?初期バージョンのストライプ。
場所ってことですか?地理的な。
場所っていうところですね。
あれじゃないですか、その、あ、どう忘れちゃった、その2兄弟の地元、アメリカじゃなくて。
地元がアイルランドですよね。
アイルランド。
アイルランドではないんですよ。
アルゼンチンなんですよ。
アルゼンチン?何のアメリカでもなく。
アルゼンチンのビーチで初期ストライプが作られたんですけど。
ちょうど、ジョンさんとパトリックさんがアルゼンチンに行ってて。
すごいアルゼンチンがハッカーカルチャー、いわゆるエンジニアカルチャーとすごいフィットしてたんですよね。
知らなかったです、それ。
そうなんですよ。実はすごいフィットしてて。
なぜかというと、まず天気がいいですと。
まず安いですと。
1日10ドルで過ごせたらしいです、当時は。
今はわかんないですけど、当時はそうで。
全部のカフェにWi-Fiがあったと。
そんなにそうなんですね。
それすごいですよね。
めっちゃいいですね。
レストランが昼過ぎまで開かなくて、ただバーが朝の5時くらいまでやってるので、なので基本的に午前中は全く動いてないですと。
エンジニアってそうなんですか?
彼らが言うエンジニアは、彼らのスケジュール的にはそっちがフィットしてたと。
早起きしてコーヒー飲むみたいなイメージだったんですけど。
全く違うらしいです、当時は。今はわかんないですけど。
当時はそうで。
そこで1ヶ月ぐらいプロトタイプをそこで作って、そこから徐々に継承し始めたんですけど、
ただ当時はまだストライプに、もうストライプやるぞっていう考えではなくて、サイドプロジェクトだったんですよ。
他のiPhoneアプリを実は同時に作ってて、なので結果ストライプになりましたけど、もしかしたら他のところに行ってたかもしれないんですけど、
やっぱりその夏に色々何をするべきかと、アメリカに戻ってきてから考え始めて、
インターネットの検索の課題ってGoogleが解決して、ソーシャルの課題ってFacebookが解決したので、
18:07
やっぱりそれぐらいの大きなことをやりたいですと言ってた中で、
決済っていうところを半年間ぐらいかけて決めてるらしいんですけど、
当時はオンライン上での決済がほとんど行われてなくて、
なぜかというとめちゃくちゃマニュアルなプロセスだったからなんですよね。
カードを自ら全部毎回毎回入れないといけないとか。
なのでストライプがインターネット上の決済とか経済レイヤーになりたいと。
最初からいい市場見つけますよね。
そうですよね。
最初からネオバンクやろうとしてたっていうのもすごいなと思って。
この子やっぱ考えは、本当に言うとパトリックさんとジョンス、
特にパトリックさんはアイルランドでいろんなショーとか若い時からやってたすごい人なんで、
そういうところもあるんですけど、
でもこれってなんか、それこそエピソード90かな、
オフトピックのインターネットの最初の間違いとか過ち、
決済が含まれてなかったこと。
そこにすごいつながってくるなって思うんですけど。
確かに。
彼らはやっぱりテクノロジーによって人が新しく物を作ったりとか、
それで収入を得られる形を作りたくて、
ただの決済システムを作りたくなかったんですよね。
彼らの言い方で言うと、決済手段はいろいろ変わってますと。
例えばスターバックスでコーヒーを買いに行きますと、
昔は現金から始まって、後にカードになって、後にスタバのアプリになりましたと。
でもその話で変わらないことがあって、
それは何を購入するかが変わらないんですよね。
なのでインターネット上での決済の課題をいろいろ解決すると、
そもそもスタバのコーヒーじゃないものを買うんじゃないかっていう発想があって。
なのでその購入パターン自体が変わると。
だからインターネット上の決済レイヤーを取りに行くんだという話を彼ら考えて。
そこでサイトを立ち上げてウェイトリストを出して、
結構エンジニアとかにいろいろ知られ始めて、
だいたい口コミだったんですけど、数千人ぐらいウェイトリストに乗ってくれて、
そのタイミングあたりでYCとかから調達したんですけど、
21:04
初期の調達メンバーがすごすぎて、
YCですと、ピーター・ティールさんですと、
イーロン・マスクですと、セコイアですと。
っていうところで、特にピーター・ティールさんとイーロン・マスクさん、
ペーパルの創業者なんで。
当時って今ほどVCたくさんいなかった中で、
主要の人たちって、自分たちの味方になってって強いですよね。
そうですよね。実際セコイアとかはマイク・モリッツさんかな。
多分マイク・モリッツさんだと思うんですけど、
コリソン兄弟のアパートまで行って投資させろと。
言ったほどこの人たちだと、完全に人ベースだったんですけど。
そこから14ヶ月ぐらいインフラを作ってて、
やっぱり決済サービスなので銀行とかとの連携とか、
いろいろ必要になってきたので、
2010年の8月から2011年の9月ぐらいまで、
ずっとインフラの開発をしてて、
ようやく2011年の9月末にラウンジしますと。
コリソン兄弟見つけたときVC、ワクワクしたでしょうね。
そもそもこの人たち、この人材はすごいなって多分。
YCのポール・グラムさんは、やっぱり初期からずっと思ってたらしいので、
やっぱりすごいですよね。
すごいですよね。
しかもこのインターネットを買えるサービスになるかもしれない。
この2人がワクワクみたいな。
それこそサム・アルトマンさんも初期チェックを書いてたはずなんで。
オープンAI、すごいですね。
そこから結構銀行とかにもいろいろ、裏のインフラとしていろいろ話してたんですけど、
やっぱり彼らもっとエンジニアだったりしてたので、交渉の仕方がわからなくて。
結局ストライプの5番目の従業員になったと思うんですけど、
ビリー・アルバラードさんっていう、今多分チーフビジネスオフィサーなんですけど、
彼が結構いろんな銀行との提携にめちゃくちゃ重要な役割を果たして、
一番最初のウェルス・ファーゴとの提携も彼が仕切ってたっていうところなので、
結局、そういうメンバーでもやっぱりいいところと悪いところはあったので、
そこをうまく従業員とかでカバーしてたんですけど、
24:01
たぶん一番最初の従業員が確か顧客なんですよ。
それってすごいなって思いますよね。
コリッツン兄弟はどちらともエンジニアなんですか?
ジョンスさんがどちらかというとビジネスカーの人ですね。
パトリックさん、今CEOがエンジニアですね。
3人目が顧客だったんですか?
3人目が初期顧客だったっていう、ストライプの顧客。
それってすごいですよね。
顧客がわざわざこの会社すごいからそっちに行こうって思ったのがすごいと思いますし、
あとやっぱすごいのが最初の10人ぐらいの従業員のうちほとんど、
ちょっと何人か覚えてないんですけど、ほとんどがファウンダーなんですよね、元。
そっちの方がちょっとすごいです。
やっぱりそれだけの魅力があったっていうか。
YCから拾ってきたんですかね。
でもそうかもしれないですよね。そもそも顧客はYCからだったので。
そうだ、確かに。それもそんな感じしますね。
そこが多分YCに入った一部の理由で、もう一つはもうポール・グラムさんっていうところだと思うんですけど、
もう一つがもう最初の多分10社から20社ぐらいの顧客はほぼ全社YCだったので。
ファウンダー掛け銃は戦闘力ヤバそうですね。
ヤバいですよ、絶対。
やっぱりYCに入って、これもうポール・グラムさんが多分、
今YC仕切ってないのであれですけど、多分昔はもうマイバッジ絶対話してたことが、
多分草野さんも聞いたことあると思うんですけど、
YCってDo things that don't scaleってスケールしないことをやりなさいと。
なので結局、初期の顧客獲得とかにドロークサイン、めちゃくちゃメール打ちましょうとか、
そういうのをやる中で、やっぱりストライプはそれ以上のことをやったと。
へー。
これもう技名になったんですけど、コリソンインストレーションっていう技名がYC内でできて。
必殺。
必殺、必殺、もうコリソンインストレーションやれというのを全員にポール・グラムさんお願いしてたんですけど、
結局そのストライプも。
インストレーションってどういう意味ですか?
インストールですね。ストライプを導入。
あー、インストレーションって。
草野さんも聞いたことあると思うんですけど、ストライプって初期顧客獲得するときに、
ただメールして、これベータ版あるので試してくださいっていうメールを送ったのではなく、
例えばカフェとかに行って、そこでキーワードがあったときに、導入してください、OKですって言われたときに、
27:05
じゃあパソコン貸してって、その場で入れるっていうのがコリソンインストレーションです。
へー、その技はいい技ですね。
もうその場で入れろと。
へー。
っていうのが本当にポールグラムさんがすごいそれ聞いて感動して、技名をつけたぐらいだったので、
そういうところもしっかりやってた2人なんですけど、初期はストライプっていう名前じゃなかったので、
初期の名前がエンジニアだなっていう、スラデブスラペイメントっていう。
うわー、読みにくい。
めちゃくちゃ読みにくい、結果ストライプとなったんですけど、そういう時期はありましたと。
へー、そういう時期もありました。
良かったですよね、その名前でキープしなくて。多分登記するときにスラが使えなかったんですよね、確か。
確かになんか表記難しいですね。でもなんかちょっとバックエンドっぽいサービスな感じがすごいしますね。
思想がそういう感じが伝わります。
エンジニア感が。開発者向けだったので、そういう意味だったらフィットしてたんですけど。
ストライプってあと、草野さんもたまにTwitterとかでメンションしたこともあると思うんですけど、ストライププレス。
すごい時代が飛びましたね。
めちゃくちゃ飛びましたね。
最近本とか出してる。
本とかメディアとかブログとか、それこそはインディーハッカーっていう会社を買収したり、コミュニティとかを結成したりとかもしていますし、
やっぱりブランド力がすごい強かったので、開発者向けのサービスで、開発者コミュニティに対してのブランディングがすごい強くて、
ベータ版に入ってた開発者全員手書きの感謝連絡を送ったり、
あとは今だと普通ですけど、当時はそこまで普通じゃなかったのは、公共の場でいろんな社内の出来事とかを話したりとか、
あとはYC卒業生でもあったので、一時期やってたのが、最近やってないと思うんですけど、YCで応募しないといけないじゃないですか、YCに入りたい人は。
そこのフィードバックを出すプログラムというか、YCの応募内容を送ったらフィードバックしますよっていうことをやったりとか、
なんかいろんなやっぱり取り組みをやってたり、あとカナさんが言ったストライプアトラス、陶器サービスとかも、これも無料でアメリカでのシーコープ株式会社を作れるサービスで、全部無料でやってくれるんです。
30:18
たしか日本でも、たぶん日本の会社ではないんですけど、日本の会社でUSの子会社作りたい場合は、たぶんストライプアトラス使えると思うんですけど、そういうのはすごい便利ですし、もちろん当然ストライプアカウントがついてくるんですけど、
そういうところも結構、開発者コミュニティにとってすごい良いサービスを提供していましたと。それがストライプの初期の話だと思うんですけど、だいぶ飛びますけど、今のストライプに飛んじゃいますけど。
ストライププレスの時点で飛んでるのかなと思ったんですけど。
そうですよね。
たしかストライププレス、私も好きで、ストライププレスがサブスタックのワークスインプログレスっていうニュースデータがあるんですけど、それを毎週その書いてるチームがジョインしてて、そのメディアは世界を改善するために過小評価されてるアイディアを特集するみたいなメディアで、
なんかすごく思想が、なんか哲学っぽい思想が、そのコリソン兄弟の方に、なんか合ってるなっていう感じも、まぁストライププレス自体発行してる、なんというか出版してる本とかも、なんというか、ものすごい哲学的というか、技術本なんですけどなんというか、その思想がある面白い本ばっかり出してるので、
なんかそういうところは、なんかカルチャーでもあるし、なんかその目線が高いというか、なんかサービスの話だけじゃなくて、そのインターネットのJDBを成長させるみたいなすごく大きなビジョンの中にある一つの事業なんだなっていうのはすごい感じますね。
そうですよね。
サービスを伸ばすために、なんかメディア中の事業やるみたいなのよくあると思うんですけど、なんかすごく思想とフィットしてるというか、それだけじゃないっていう感じがすごくしました。
そうですよね。なんかその普通の、なんですかね、そのユーザー獲得のためのなんかサービスっていう感じではないですよね。やっぱりちょっと違うレベルでその事業があるのかなと思うので、そこはなんかやっぱり、くさなさん言うようにその思想が多分すごいあった上でのビジネスだと思いますし、ストライプアトラスとかもそうだと思うので。
確かに。
そんな中で、今に飛びますけど、2020、去年の数字ですね。ちょっと数字周りを多分今まで話してきてなかったので、数字周りを話すときに、よく最近ストライプとか最近調達も、このポッドキャスト収録しているタイミングだと最近調達もしている中で、
33:27
やっぱりその競合サービスと比較されることがより多くなりましたと。
特にアディエンっていうヨーロッパベースの上場している決済サービスを提供している会社なんですけど、そこと比較されることが多くて。
なので、ちょっと今回数字を話すんですけど、ちょっとアディエンとの数字の比較、これよく特にアメリカのテックツイッター内ではよく比較されがちなので、そこの比較をまず話しますと、
ストライプの2022年の数字、これはザインフォメーションとかが確かストライプのピッチ資料、リークされたピッチ資料を出力していたので、そこからの情報とかなんですけど、
どれくらいの決済を処理しているのか、で言うと800ビリオン。100兆円。なんでめちゃくちゃ大きいですと。そこの成長が年々23%あって、グロスの売り上げが14.3ビリオン。
なんですけど、そこからいわゆるストライプが売り上げを全部もらうわけではないので、結構一部のカード会社に支払ったりとか、いろいろするので、結局ストライプの取り分は3.2ビリオンですと。
で、2021年が2.5ビリオンだったので、そこからは伸びているんですけど、利益で言うと去年はいろいろ記事とか出てますけど、500ミリオンぐらい赤字でしたと。それと比べて2021年は実は数百億円黒字してたらしいので。
ストライプがですよね。
なので、今赤字になっちゃいましたと。そこからアディエンと比較しますと、アディエンは上場してるのである程度情報が公開されてるんですけど、アディエンも800ビリオンぐらいの月財を処理してますと、100兆円ぐらいですね。
で、売上、最終的な取り分で言うと1.37ビリオン。ところでストライプより低いですと。ただ700ミリオンの利益を出してますと。実はここ数年前まではストライプの方が全体の決済ボリュームはストライプの方が大きかったんですよ。
36:17
で、アディエンが最近追いついたんですよね。しかもアディエンは黒字化してますと。
何があったんですかね。
売上ベースで言うとストライプの方が高いんですよね。ストライプが3.2ビリオンで、アディエンが1.3ビリオンか1.4ビリオンぐらいだったので。まずそこの違いの理由が、ストライプのいわゆる手数料とアディエンの手数料が違くて。
ストライプのなんとなく計算するとだいたい2%弱、1.8%とかそのぐらいの手数料になっていて、アディエンが1%ちょっとなんですよ。
低いんですよ。
なぜ低いかというと、お互い狙ってる市場が違くて。ストライプはボトムアップ型でやってるので、中小企業から始めてるんですよね。
スタートアップとか開発者とか企業化向けで、今は徐々にアップマーケット、より大きい会社を狙い始めていますと。アディエンは逆でエンタープライズから始めてるんですよね。なんで超大手から始まっていて。
最近はさすがに小規模のところはいけないんですけど、中規模の会社にリーチし始めてます。なんでそこの領域で結構戦い始めてますと。
面白いですね。両方から攻めてて。
へー。
やっぱり大手と提携すると、すごいボリュームが来る代わりに手数量を下げろって言われるので。なんでアディエンは手数量が低いですと。
なるほど。
それ以外のなぜストライプの方が手数量高いって言える、もう一つの理由は多分ストライプの方がプロダクト数が多いんですよね。
20プロダクトぐらいあるので、もちろん全部が手数量で入ってるわけではないので。アディエンは多分10ぐらいしかプロダクトないので。
アディエン それでも10あるんですね。すごい。
それでも10あるっていうところなのと、あと利益が出てる出てないの違いっていうのは、ストライプとアディエンの従業員数で分かるんですよね。
ストライプってレイオフを去年やったと思うんですけど、レイオフをする前に8000人ぐらいの従業員がいたんですよね。
アディエン そっから14%ぐらい切って今7000人ぐらいいるんですけど、アディエンって2022年末、去年末時点で3332人の従業員しかいないんですよね。
39:11
少ないですね。半分ぐらいしか。
アディエン そうですね、半分以下。しかもほとんどがヨーロッパにいるので給料が低いですと、サンフランシスコと比べると。
アメリカでも有名なんですか、このアディエン。
アディエンですか。結構展開してますね。主にヨーロッパとかですけど。
日本はストライプが強いイメージがあるので、どれぐらいの認知度というか、どこで人気なのかちょっと気になって。ヨーロッパとかいろんなところでも。
アディエン 大手の対応をしっかりやってるので。
なるほど。
アディエン そこはやっぱりでかいですね。ストライプがまだ入れない部分とかには入れてたりするので。いろいろまとめるとストライプの売上成長はアディエンより今遅まっていて。
なるほど。
アディエン でもコストが上がってますと、その従業員数が多いので。
アディエン なのでストライプの2019年から2022年の成長率って58%ぐらいだったんですけど、去年の成長率が20%ぐらい。
アディエン の場合ですと、2019年から2022年はストライプより低く成長率が38%だったんですけど、去年の成長率が30%で。
アディエン なので実はストライプより伸びてますと。成長率ベースで見ると。
あれ。
アディエン しかもこのトップダウン型とボトムアップ型の話って、オフトビッグでは過去にスラックノーションvsマイクロソフトの話したことあると思うんですけど。
アディエン あそこ買ったのってトップダウン型の会社だったので。
なので結構似たような分析がTwitter上で行われていて、結構アディエンが強いんじゃないかみたいな話も出てますと。
ストライプとしても結構大手を狙い始めていて、最近ですとAmazonと提携したんですけど、ただ実際にプレスリリース見るとAmazonプライム、オーディブル、Kindle、AmazonPay、Buy with Primeの決済ボリュームの多くの部分をストライプが対応しますと。
なのでそれが具体的に何パーセントかわからないのと、あとその中に入ってないのがコアなリテール事業なんですよね、Amazonの。
アディエン Amazon.comの、Amazon.jpの。
なのでそうすると、どこまでのでかい案件か正直僕もわからないんですけど、一番の多分決済ボリュームを取れる場所ではなかったはずで。
42:01
アディエン 正直Amazonみたいな大きい会社でもストライプ使いたいってなるんですか?実写で決済、システムあれぐらいの規模だったら性能良さそうですけど。
でもやっぱり決済ってすごい難しいので、やっぱりそこはエキスパートに任せたいっていうところですね。
アディエン ああそうなんだ。
でも草野さんが言うようにリテール事業は任せなかったので。
アディエン そこはダメだよって。
そこはちょっと自社でってなったと思うんで。そこはやっぱり一つ大きなポイントがあるのと、あとショピファイとかすごい深い連携があるので。
アディエン ああ。
なのでそこはめちゃくちゃ連携しているんですけど、おそらくショピファイの場合ですと多分手すりをめちゃくちゃ低くしてるんですよストライプは。
ショピファイも大きいプラットフォームなので。っていう話がある中で、もう一つストライプのもしかしたらネガティブな要素かもしれないのが、技術的な不採があるっていう噂が最近結構出ていて。
アディエン どういうことですか?
まあその13年前に立ち上がった会社なので、そもそも初期のコードベースが結構古いんじゃないかみたいな。
アディエン ああそういう問題が出てくるんですね。
そういう問題はもちろん出てくるので。なんで、これTHE INFORMATIONの記事で書かれてたことですけど、ストライプがその社内のコードベースのリファクタリングをするために結構時間とか投資をしてたんですけど、結局それも最終的にそのプロジェクトを辞めたりとかしてて。
そこも実態がちょっとどうなってるかわからないですけど、そういう噂もありますというところと、ネガティブ要素を全部出すなら。
あとMA戦略が別になんかすごい失敗をして、投資の部分は若干強豪に出資して、その強豪が閉じたりとか、ファストとかあったりとかしてたんですけど、MA戦略見ると結構そのMAした会社がストライプの機能になったりとか、
タックス機能とかになったりしてるんですけど、ただいわゆるそのFacebookがインスタグラム買収したとか、GoogleがYouTube買収した規模のものは見てないですと。
ちょまど それちょっと話変わりますけど、初期のそういう買収で大成功みたいなのって時期問題ないですか。
もちろんあるので、これは若干アンフェアな話だと思いますけど。
ちょまど なるほど。
そういう指摘もできますと。数字面で見ると、アディアンが結構追い上げて、場合によっては追い越してると話して、
もちろんストライプとしては、いろいろ効率面のところでは改善が必要で、実際にレイオフとかやっていたんですけど、
45:06
ただ、普通に比べるのが実は間違いだと思っていて、ストライプの根本的な考え、思想とか、あとはその思想によって完全に違うビジネス戦略を持っていますと。
で、これを知るためには、ベン・トムソンさんが多分このビジネス戦略をもっとうまく説明していると思うんですけど、
ベン・トムソンさんってストラテチャリーを書いてる人なんですけど、
ちょまど 有名、戦略系ブロガーみたいな。
そうですね。
彼がいわゆるプラットフォームの強さについて語った記事があって、
例えばWindowsとかって当時はすごい強かったじゃないですか。
強いからこそどのハードウェアもWindows対応して、どのアプリケーションもWindows対応したがると。
それ以外に例えばショピファイとかもすごい強いプラットフォームで、
ショピファイを使っていろんなDTCブランドとか立ち上がったりとかしているわけなんですけど、
ストライプも実はプラットフォーム化していて、
トレジャリーっていうプロダクトがあるんですけど、
いわゆる彼らのクライアントに金融商品、金融サービスを取り組むことができると。
例えばなんですけど、ストライプっていろんな銀行と提携してるんですけど、
ゴールドマンとかシティバンクとかバークレースとかと提携してるんですけど、
ストライプのクライアントに取って簡単にバンキングの体験とか、
例えば銀行口座を簡単に作れるとかを提供したりしてるんですよね。
銀行口座って作るの超大変なんですよね。
スタートアップとか大変ですよね。
めんどくさいんですよね。
なるほど。めんどくさいですね。
できるのはできるんですけど、ただめんどくさいっていう。
どういう意味でめんどくさいかというと、
これアメリカの一応去年、
これ多分ジョン・コリソンさんが話してた話じゃない。
多分去年話してたことですけど、
まず半分ぐらいのケース、銀行口座作るのに、
主店に行かないといけないです。
なのでオンラインで作れません。ただオンラインだけで。
で、コロナ前も多分今もそうだと思うんですけど、
4分の1のアメリカの授業は、銀行口座を作るためにファックスを送ってるんですよ。
アメリカ?
アメリカでさえファックスを送ってるんですよ。
テクノロジーの国でもそうなんですか?
実際僕もバンカーアメリカとかのサイトに行って銀行口座開く。
あそこは確かにメールでもいいですっていうの書いてあったんですけど、
48:02
でもファックスを推進してるんですよ。
ファックスってすごい死後だと思ってました。もう存在しない、何でか。
なんか全然日本とかちょっとまだDX化みたいなのはされてないからある気がするんですけど、
アメリカでもなんか結構ペーパーレスなイメージだったんですけど。
そうなんすよ。
意外だな、意外ですね。
実はセキュリティ面ではファックスってすごい良かったりするらしいんですけど、彼ら曰く。
ファックス側の人たち曰くは。
ファックス側の人たち。
ファックスの向こう側の人たちは。
でもやっぱりそのストライプのトレジャリーとかのサービスとかによって、
より簡単に銀行口座とか銀行口座に近しいものとか作れるようなことをやっていて。
これってでもすごい重要なのは、ストライプってやっぱり個人開発者とか中小企業とかスタートアップ向けにサービス提供してるので、
結構そういう会社こそこういうサービスが必要になったりとか。
このボトムアップ型の営業モデルって、どんどんアップマーケット、どんどん大きい会社を狙うっていう戦略もあれば、
実はもう一つ違う戦略があって、それがストライプでいうプラットフォームのプラットフォームになること。
プラットフォームのプラットフォームになる。
これで事例を話しますと、ショビファイってプラットフォームじゃないですか。
誰でも簡単にECブランドとかECサイトを作れます。
ショビファイって正直バンキングって何もやりたくないんですよ。
さわりたくないんですよ。
ただ、ECブランドは簡単にEC商品を売れることを徹したいんですよね。
じゃあどうするかというと、彼らはストライプに行って、ストライプってAPIがあるので、
そこをいわゆる経済のエキスパートの人たちのサービスを使いますと。
そうすると、ショビファイで登録した場合、マーチャントとして登録した場合に、
ショビファイ上で金融サービスを使えるんですよ。
それは実は裏方全部ストライプなんですけど、ストライプのサイトに行かなくてよくて、
全部ショビファイ上でできますと。
なので、ショビファイはプラットフォームで1万人以上のクライアントがいるんですけど、
そのプラットフォームのためのプラットフォームをストライプが作っていて。
もちろんショビファイ以外のプラットフォームっていっぱいあるので、サブスタックとかも同じくそうですし。
なので、例えばなんですけど、ショビファイでマーチャントとして登録すると、
法人カードを発行できるんですよ。
ショビファイ上で。
でもそれ全部裏方ストライプで。
なるほど。
だからこれがプラットフォームのプラットフォームっていう。
そういうことか。
直接ストライプと話してないんですけど、そのプラットフォームを通して、
51:00
他のプラットフォームのユーザーが、より多くのユーザーと接することができると。
これっていろんな意味で重要で、
ストライプもインターネットのGDBを拡大したいと話してますけど、
結局インターネットのGDBを拡大したいってなると、
いろんなインターネットユーザーとつながりを持たないといけないじゃないですか。
全員に一対一の関係性なんか持てないんですよね。
すごい大変なことなので。
なのでディストリビューションのやり方をすごい考えないといけないときに、
ストライプの一つの解決法がプラットフォームのプラットフォームになること。
それは他のサービスにも入り込むみたいなっていうことですか?
そうです。
特に企業家とかクリエイター向けのサービスを提供しているプラットフォームの裏方になることによって、
それでどんどんインターネットのGDBを拡大できるんじゃないか。
そういう人たちをサポートしているわけなので。
決済って深いですけど、すごい特化してるから強いですね。
めちゃくちゃ強いですよね。
アリエンとかも大手の顧客がいますけど、
でも結果インターネット上で今一番でかいプラットフォームってどこかっていうと、
例えばFacebookとかYouTubeとかAmazonとかAppleとかじゃないですか。
個人向けじゃないですか。
個人のクリエイターたちがいるプラットフォームじゃないですか、どちらかというと。
なので実は大手よりも大手でこういうプラットフォームなんですよね。
個人向けのプラットフォーム。
だからそのためのプラットフォームになれば、より多くのユーザーに影響を与えられると。
しかもすごいのが、このプラットフォームのプラットフォームっていう立ち位置だけではなくて、
ストライプのプラットフォームってすごい特殊で、
そのプラットフォームの太さっていう考え方があるんですけど、
すごい太いプラットフォームですと、自社で全部開発すると。
プラットフォームの商品とかを。
ストライプって太いプラットフォーム持ってないんですよ。
薄いプラットフォーム持ってるんですよ。
もちろん自社開発してるプロダクトもあるんですけど、
全部自社開発するのは間違いだっていうのを理解してるんですよね。
それの代表例って、ストライプって自社の銀行、自分たちで銀行をやってないんですよ。
でも多分そのオプションってあったわけじゃないですか。
でも自分たちの銀行をやってしまうと何が起きるかというと、
その銀行に入ってない顧客に対して対応ができなくなったりとか、
結局その全部ストライプのエコシステムに無理矢理でも入れさせないと、
ストライプのものが使えなくなっちゃうので。
54:00
ストライプはそれをやりたくないんですよ。
ストライプは薄いプラットフォームを、いわゆるどこにでも入れるプラットフォームをまず作って、
そこで入れさせてから、他の自社のプロダクトを使わせたりとかしたいので、
だからこそいろんな銀行とわざわざ提携して、
しかも自社のプロダクトだけではなくて、アプリマーケットプレイスとかを作ったりとか。
なるほど。他の他社に、他のプラットフォームに薄いやつ入れて、
もう一枚、もう一枚も、もう一枚つって、どんどん太くなってくるみたいな。
結局裏方は太いんですけど、まず薄いやつ。
一枚差し込む。
そうなんですよ。一枚差し込むっていう。
なるほど。
でも、一枚差し込むことによって全世界にリーチできると。
面白いですね。
これがStripeのFinance OSっていうアイディアなんですけど、オペレーティングシステムを作るっていうところで、
どこにでもつながる、それこそインターネット全体をレイヤーになると。
実際にジョン・コリソンさんもこの話をしていて、
彼らはやっぱりプロダクトを作るときに、各プロダクトをブロックとして考えていて、
そのブロックがいろんな事業にとって役に立たないと作りませんと。自分たちでは。
やっぱりそれも同じことを多分言ってるのと、それこそショピファイのプレジェンティブのハーリーさんも同じことをショピファイに関して言っていて、
ショピファイもD2Cブランド向けのソフトウェアを作ってない理由っていうのは、全ユーザーのために役に立たないと意味ないので、
それを作るのにフォーカスしてますと。なのでStripeはまさに同じことを、Stripeの場合で全インターネットで見てるっていう。
なんかすごい視野が広いというか、例えばアプリ作りますとかってなったら、競合に勝つかどうかみたいなところで考えちゃいますけど、
このStripeの場合だと他社がいろんなところにいて、一緒に勝って伸ばしていくみたいな、ちょっと考え方が違いますね。
なんか違いますね。なんか勝ち抜くぞみたいな感じじゃなくて、関係性がまずあること前提で、そこの関係性の中にどう入り込むかみたいな、
そしてインターネットをどう伸ばすかみたいな、なんかちょっと違いますね。他のサービスの考え方と。
本当にそこの考え方はすごい違うなっていうのは思いますね。しかもインターネット上って、やっぱり今までのインターネット、初期時代のインターネットって言っていいのかわからないですけど、
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初代インターネットってやっぱりC向けプラットフォームとかソーシャルメディアとか、いわゆるユーザーと直接インターフェイスしたプラットフォームが最も価値が高いプラットフォームになってたと思うんですよね。
初期ってどれぐらいのタイミングの。
スタートからほぼ今まで、5年ぐらい前まで。それがフェイスブックとかインスタグラムとか、そういうサービスだったと思うんですけど、YouTubeとかGoogleとか。
次のインターネットのフェイスってどの会社が最も重要になるかというと、直接ユーザーにインターフェイスしているのではなくて、ユーザーには見えない透明なプラットフォーム。
すなわち。
すなわちストライプですね。顔なしプラットフォームって呼んでもいいかなと思うんですけど。
が、いわゆる開発者とかアーティストとかクリエイター向けにいい体験を作れる。
そういうサービスを作っている会社が、ストライプもそうですし、それ以外ショピファイもそうですし、オープンエアもそうだと思いますし、ユニティとかNVIDIAとか、そういう会社はまさにそういうところを見ていると思うんですけど。
直接一般のユーザーとつながってなくても、でもその裏方にある超重要なプラットフォームがもしかしたら今後より重要になってくるかもしれないと。
でもオープンAIみたいなAIのサービスとかって、今だとすごいこんな回答してくれるんだみたいなちょっと盛り上がりがありますけど、あれもツールな気がして、あれもいろんなところにバックエンドとして機能しそうな会社ですよね。
そうです。まさにそうです。ストライプも一応個人でも使えるわけじゃないですか。でもやっぱり一番使われているユースケースって、ストライプを知らない場所で使われているところなんですよね。
オープンAIもまさに同じことで、多分これから出てくるユースケースはオープンAIは全くメンションされずに、ただ裏で使われているツールってあるんですけど、でもAIのエキスパートとしては絶対もうオープンAIは使わないといけない。それと同じ立ち位置を決済でストライプを持っていますと。
すごいですね。
すごい会社ですし、これが全部ビジョンにひもつくんですよね。
決済ってやっぱり未だに結構摩擦があって、いろいろ大変で、この決済の摩擦って何を作っているのかというと、ありえなかったビジネスモデル、いわゆるビジネスモデルを止めたりとか、新しいビジネスモデルを止めたりとか、そもそもすごい新しい事業を作りにくくしてしまうんですよね、その決済に摩擦があると。
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例えばマイクロトランザクションとか、マイクロ決済とかって、やっぱり固定費用が高いので、すごい難しかったりとか、できたりはするんですけど、実際その事業を成り立つためにすごい難しかったりとか。
マイクロ決済ってどういうことですか?
10円支払うとか。
なるほど。
1円支払うとか。
本当に奨学の。
そうですね。
決済。なるほど。
そういうのがすごい難しかったり、例えば今賃貸ってオンラインで決済あまりしないじゃないですか。
アメリカもそうですか。
アメリカもそうですね。
なので結構高額なものなんですけど、リスクは割と詐欺のリスクって割と低いものでもオンラインで決済されなかったりとか。
あとはやっぱりクロスボーダーですよね、一つ課題なのは。
国と国。
そうですね、国と国間で何か購入するとか。
日本だと実はこれってどちらかというとロジスティックス系の問題が多いと思うんですけど、ただ、例えばブラジルとかわかりやすいんですけど、9割以上のブラジルのクレジットカードってブラジルの外では使えないんですよ、オンライン上で。
なので結局ブラジル人がドイツのものとか別に日本のものでもいいですけど、買えないんですよ、そもそもオンライン上で。
そういう課題っていうのが未だに存在していて。
なのでこういうのを解決することによって新しい経済圏が生まれるんじゃないかと。
私がじゃあサンフランでブリッドを買えなかったのはそういう理由なんですかね。
そういう理由かもしれないですね。そういう理由なのかな。
でも多分そういうことですよね。
ちょっとそういう悲しい事件はありますよね、決戦問題は。
ありますよね。
そもそもストライプって社内で見てる指標の一つが、どれだけの世界の取引ってオンライン上で行われてるか。
今まだ12%ぐらいらしいんですけど、これがまずどんどん伸びていきますし、
でもそれ以上の市場機会があって、そこが本当にパトリック・コリソンさんの話を聞くと分かるんですけど、
なんでストライプが開発者向きの決済ソリューションを開発していて、
プラットフォームのプラットフォームの戦略を取ったのかっていうところが、
1:03:01
どんどん決済がオンラインになってそこの市場が伸びるっていうところだけではなくて、
完全に新しい市場がどんどん生まれてくるんじゃないかと。
インターネットのGDPを増やすってどういうことだっていう質問をめちゃくちゃ考えてるんですよね。
結論からするとストライプとしては企業化によってGDPが上がりますと。
どの国でも。
特にシリコンバレー見るとすごい分かりやすい。
Facebook、Google、Amazon、Microsoftって今だともうナスダックの株式市場のトップじゃないですか。
なんですごいGDPを作ったわけじゃないですか、アメリカにとっては。
じゃあストライプとしては、そういう事例を見ると何を気にしなければいけないかというと、
世界に何社会社があるんだとか、そこの会社がイノベーティブなのかとか、
そこの会社が何パーセント生き残るのかとか、そこで生き残る確率が何があったら上がるのかとか。
すごい俯瞰で見てて、めっちゃすごいですね。
実際にこの質問をパトリックさんに話したことがあって。
企業VCとかでもない、神様みたいな、どうやったら地球は良くなるのかみたいな、人間は良くなるのかみたいな話ですよね。
本当にそんな感じで見てるんですよね。
例えばですけど、会社の数を増やしたいとなった時に、確かストライプって登記サービスってありましたよね。
アトラス。
これはパトリックさんが言ってたし、ちょっと数年前の話なので、今どうか分からないんですけど、
当時は6割のストライプアトラスの会社がストライプに伝えてたのは、アトラスがなければそもそも起業してませんと。
なので、そもそも起業、さすがにこの6割の数字っていうのは多分違うと思うんですけど、もうちょっと低いと思うんですけど。
仮に差が3割だったとしても、3割の会社がそもそもアトラスのおかげで新しく立ち上がったっていうことは、新しくGDPを作れる可能性が出てくると。
なので、やっぱりアトラスっていうのは最終的に、すごい長期で見るとGDPを作るためのバットの回数を増やすっていう話で、
なおかつストライプってクロスボーダー決済とかを可能にするサービスでもあるので、
なので、それによってより大きな市場に売り込めたりとか、それによって売り上げが上がったりとか、ストライププレスも結局事業支援をするためのものなので、
全部ここに関わる話で、結果でも裏で全部あるのが、決済レイヤーを持つと、よりここの事業が各クライアントがうまくいってるかどうかわかるんですよね。
1:06:10
いわゆるGDPが上がってるか下がってるかがわかるんですよ。
会社立てた人たちから見てますもんね。
なので、GDPの拡大っていう目標、そもそも決済がまず必要になってくるんですよね。
これ、なんか全部切りごとに聞こえる人もいるかもしれないので。
なんですけど、一つパトリックさんが話しているのは、パトリックさんってサンフランシスコに住んでるんですけど、そこで土地と家を持ってるんですけど、
直近はちょっとわからないんですけど、サンフランシスコって結構物価が上がって、結構家の価値がすごい上がってたじゃないですか。
パトリックさんが言うには、家の価値が下がってほしいって言ってるんですよね。
で、それって何を意味してるかというと、今サンフランシスコで、それこそ前のオフトビッグのエピソードでも話しましたけど、
家が建てられないんですよね。
家が建てられないからサプライがずっと同じで、需要がどんどん上がるから、だからこそ価格が上がるんですよね。
家が建てられない、なんか制限があるんでしたっけ。
制限とか、あと自治体が結構ブロックしてたりとかしているので、なのでどんどん上がっていくんですけど、パトリックさん的にはどの家を増やすべきだと。
で、なぜかというと、シリコンバレーほどの生産量、生産が高いところで、どんどん家を建てられると、アメリカのGDPが上がるんじゃないかと。
本当、そうですね。でも、サンフランシスコ、スタートアップシティ、離れてるみたいな話とかありますけど、あんなにもっと住みやすい街にしたい、してほしいみたいな。
そうですよね。
すごい地域ですよね、フェイスブックあってアップルあって。
そうなんですよね、グーグルもあって。
世の中の権力すべてあるぐらいの偉大な街なのに、家が制限されてて住む場所がないみたいな、もったいないですよね。
まさにそうで、パトリックさんから見ると、どの家の価格が上がってるので、シリコンバレーのエントリーコストが高くなってるんですよ。
イコール、起業家が減るんですよ。
確かに。
パトリックさんが実際に挙げてる、彼が調査したものではないですけど、スタンフォード大の誰かが調査したものだと思うんですけど、
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1964年から2010年のアメリカで、土地の使い方とか土地のアロケーションの非効率がすごい非効率的だったらしくて、それによってアメリカのGDPの成長の50%がそれで失われたという調査があって、
実際50%かどうかわかんないですけど、それが例えば25%だったとしても、それだけのGDPの成長が土地のアロケーションだけでなくなるって、それは意味ないですよねっていう話をしたので、
そうであれば、自分の土地の価値がちょっと下がったとしても、全体のGDPが上がれば全員ハッピーになると。
いや、ほんとそうですよね。マイアミとかテキサスとかユータとかの盛り上がりありますけど、すでにこんなにコミュニティ作るのってまずめっちゃ難しいじゃないですか。
めちゃくちゃ難しいですよね。
それでもすでにこの集積地があるのに、課題が多いですよね、本当に。もったいないなっていう難しい問題ですね。
ストライプすると、個人的にはもっと政府と一緒に連携できるポイントとかないかなっていうのは思いますけどね。
例えばなんですけど、今インフレの話でここ数年すごい出てるじゃないですか。
インフレの計算方法ってわかります?
どうやってアメリカが今月全体のCPIが5%上がりましたと言えるかって、実はすごいマニュアルな作業なんですよ。
何やってるかというと、アメリカの労働統計局っていうのがあるんですけど、彼らが477人の従業員を採用してて、
その人たちがいろんな中小企業とかのところに行って、最近どうですかっていうのを聞きに行くんです。
最近どうですかって。
なんか牛乳の値段どうなりました?みたいな。
あ、そんな訂正的なというか。
そうなんですよ。
それは全部iPadでトラッキングして入力するんですけど。
本当に、これウォールスティートジャーナリーでこの話があったんで、一人の実際トラッキングする人をついて行ったんですけど、
本当にその日美容室に行って、その後ジュエリー屋さんに行って、その後にグロサリー店舗に行って、そこで各オーナーと話して、価格の確認をして、iPadに入力してるんですよ。
それを普通に考えると多分、まあまあ間違ってるデータセットなんじゃないかっていうところで。
1:12:07
ランダムに一般消費者の行動を見てるみたいなってことですよね。
そこの価格帯を見てるっていうところですね。
全米のいろんな事業の価格を見てるっていうところなので。
でも、これストライプ以外には多分VISAとかマスターカードと提携すればいい話ですけど、
ストライプって多分そういうデータってめちゃくちゃ持ってたり、ストライプの場合オンライン上ですけど、どちらかというと。
でもそういうデータを政府にリアルタイムに流せるんじゃないかなって思ってて。
確かに。
そういうこととかは今後なんか行われてもおかしくないかなっていうのは思いますね。
ポリシー問題もちょっとありそうですけどね、プライバシー。
でもなんか経済的に良い効果もありそう、確かに。
去年末にストライプってある記事を出したんですけど、
あまりTwitterとかで僕もその記事がメンションされてるの見てなかったんですけど、
僕もTwitterで投稿したかどうかかなと思うんですけど、
すごいジェネラルな情報しかなくて、ストライプの特定の情報があまり含まれてなかったので、
例えばストライプの売り上げがこれだけですってあったら、
たぶんすごいシェアされてる記事だったと思うんですけど、
そうではなくて、記事のタイトルが
The Internet Economy Is Everywhereっていう記事で。
いろんなところにインターネットの経済圏がある。
そうですね。その記事が何を話してたかというと、
いろんなアメリカの町がインターネット経済に参加することによって、
どれだけGDPが変わったのかと、インパクトされたのかと。
それはそうですね。
今までのストライプの話を聞くと、
確かにそういうレポートを出してもおかしくないなってなってて、
例えばインターネット経済によって特定の町とか、
アメリカ全体で雇用喪失になったとか、
12%の雇用喪失になりましたよとか、
海外で販売できることによって地方の町が成長できましたとか、
やっぱり視点がそもそもそっちから見てるっていうのがすごいところで。
確かに。
この回の前半、真ん中ら辺でアリエンとの比較をしてたと思うんですけど、
戦ってる次元が違くて、もちろん直接戦ってる部分はあるんですけど、
考え方が全然違くて、
1:15:02
ストライプがやってるベッドって、
もっとウーバーが出てくるっていうベッドなんですよ。
ウーバーが出てくる。
これってどういう意味かというと、
ウーバーってただタクシーをデジタル化しただけではなくて、
完全に新しい経済圏を作ったじゃないですか。
ギグエコノミーっていうぐらいの。
それにインターネットによって全く新しい経済圏を作れた。
いわゆるGDPを作れた。
そこにベッドしてるんですよ。
いわゆるこれからどんどん新しいインターネットネイティブな会社が出てくることによって、
今まで全く考えられなかった市場っていうのが生まれますと。
それを作るのが開発者だったり、クリエイターだったり、
いわゆる起業家ですよね。
アントレプレナエコノミーですね。
クリエイターエコノミーじゃなくて。
アントレプレナエコノミーに賭けてるストライプ。
だからこそストライプって彼ら向けからスタートして、
プラットフォームのプラットフォームをやってるのは、
そういう人たち向けのプラットフォームだからっていう。
今まではインターネットのGDPを拡大するっていうのは、
ただナラティブだと思ってたんですよね。会社としての。
でもそうではなくて、
決済プラットフォーム以上のものをストライプはやってて、
プラットフォームのプラットフォームだったり、顔なしプラットフォームだったりするんですけど、
根本的にパトリックとジョン・コリソンさんが考えてるのって、
インターネットの本来の力だり、これから生まれてくる、
今まで考えられなかったネイティブなサービスと、
そこから出てくる新しい経済圏が、今は制限されてます。
見てるところが違いすぎて、すごいですね。
そこの制限が、決済のサービスによって、そのドアが開けられますと。
言い方がかっこいいですね。
かっこよくしただけなんですけど。
それがストライプだと思うんですよ。
すごい。ただの決済サービスとは思えないですね。
もちろん決済サービスとしていろいろ戦わないといけないと思うんですけど、
やっぱり根本的に考えがすごい違うなっていうところがあって、
だからこそ今回話すのがすごい正しいなと思いましたし、
来週ストライプジャパンさんのオフィスに行くときも、
ここら辺の話とか聞いてみたいですよね。
確かに。今回の話は宮武さんの考察というか、分析なので、
そのフィードバックも気になりますね。
全く違うって言われたらどうしましょう。
それはそれで。
1:18:00
それは気になりますね。ストライプの方もどう思ってるのかというか。
それは後半に続くということで、
それも皆さんお楽しみにしてくださいということで、
今回も聞いていただきありがとうございました。
気になった方はオフトピックJPのフォローお願いします。
そしてメンバーシッププログラムオフトピッククラブもノートでやっているので、
ぜひ気になった方はチェックしてみてください。
オフトピッククラブの説明はあんまりしてなかったなと思ったのでちょっとだけ話すと、
オフトピッククラブに入ってもらうと、
いつも配信しているポッドキャストの記事バージョンというか、
サマライズしたものが読めたりとか、
それのすごい良いところが書き起こしじゃなくて、
本当に編集者、ライターの方に書いてもらって、
すごく分かりやすくまとめてくれてるのがすごい読みやすいなって私も思ってて、
そういうのが読めます。
そうですよね、特に我々の今回のストライプの回なんて1時間以上あるので、
もうちょっと端的に読みたいっていう方はそちらを見たり、
あとデイリーメモとか今入ってますけど、
毎日平日は自分が考えてることとか、気になったニュースとかをピックアップして出しているので、
そういうのを気になる方は是非メンバーシップに入ってください。
じゃあそんな感じでちょっと来週に引き続きまた次回お会いしましょう。
さよなら。
さよなら。
01:19:43

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