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2021-04-21 36:57

#63 アンドリーセンのVCメディア戦略

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こんにちは!今週は、メディアとテック業界の対立、Andreessen Horowitz (アンドリーセン・ホロウィッツ)通称: a16zや新世代VCのメディア戦略について話をしました!

◎今週のトピック
メディア vs テック業界 / ClubhouseでVCが直接発信 / 真実の一般化 by Naval / 「a16zはメディア企業でマネタイズがVC」 /アンドリューチェンのコンテンツ力はやっぱりすごい / 新世代VCのメディア戦略 / Doordashの事例 / coinbaseと投資哲学 / Double Down on your Winners / アップサイドに投資し続けることを見失うな / 分野の定めてThought leaderになる / VC「Let me know how i can be helpful(手伝えることあったら言ってください!)」 から「Let me show i can be helpful(いかに役立つかお見せします+めちゃくちゃバリュー出す)」/

◎関連リンク
・Andreessen Horowitz
https://a16z.com/
・Good Time Show (Clubhouseの番組)
https://www.thegoodtimeshow.club/
・Naval
https://twitter.com/naval
・Social Strikes Back (a16zのSocialについての記事)
https://a16z.com/social-strikes-back/
・20VC (ポッドキャストからファンド作った方)
https://www.thetwentyminutevc.com/
・andrewchen
https://andrewchen.com/
・Li Jinさん
https://twitter.com/ljin18
・Gen Z VCs
https://www.genzvcs.com/
・DOORDASH
https://www.doordash.com/ja-JP
・coinbase
https://www.coinbase.com/
・Altimeter
https://www.altimeter.com/home
・worklife
https://www.worklife.vc/
・ramp
https://ramp.com/

◎ひとこと by Tetsuro Miyatake
ドッジコインとビットコインを2013年あたりで購入しようか検討して見送ったのが過去最大の投資のミスだったかもしれないw

◎記事書いています 
https://offtopicjp.substack.com/

\ Youtube /
https://www.youtube.com/c/offtopicjp

◎Twitter
Off Topic https://twitter.com/OffTopicJP
Miki Kusano https://twitter.com/mikikusano
Tetsuro Miyatake https://twitter.com/tmiyatake1
00:06
みなさん、こんにちは。草野美希です。 宮武哲郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報を緩く深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、アンドリーセンのVCメディア戦略について話していきたいと思います。
はい、ということで、今回のトピックは、VCのメディア戦略、主にアンドリーセンとか、
本当に最近は、すごいですよね。メディア専門の方を雇ってたりとか、グラブハウスの勢いもそうですけど、
メディアの戦略活用の仕方が凄まじいなという感じがしますけど。
確かに。でも本当にそうですよね。明らかにアンドリーセンの戦略は、自社のプラットフォームを作ること。
メディアプラットフォームを作ることなんで、これがなぜ彼らがそういう動きになっていたかというと、
もともとメディアから取り上げられてましたし、インタビューとかも受けてたんですけど、
最近だと一切コメントもしない形になってしまっていて。
直近でいろいろ、例えばTHE INFORMATIONとか、他のメディアとかでも、アンドリーセンの投資先とか、
例えば調達情報とか、そういうのが結構取り上げられていると思うんですけど、
実はアンドリーセンって各記事に対してコメントって一切してなくて、
場合によって多少間違った情報も実は出てるんですけど、
例えばバリエーションの話とか、たまにずれてたりするんですけど、
そこはアンドリーセンも、特に最近だとテックメディアバーサスVCってアメリカであるじゃないですか。
クラブハウスで結構話題になってますよね。
結構話題になってましたよね。
そういうのもあって、アンドリーセンが自社のプラットフォームを作りたいのかなっていう話だと思うんですよね。
特にクラブハウスの動きがすごいなと思いまして、
そもそもグッドタイムショーっていう結構人気な番組があるじゃないですか。
最近アンドリーセンにジョインされた方のやつ。
そうですそうです。スリラムさんが仕切ってるやつなんですけど、そこでイロンマスクでしたり、
ロビンフッドのブラッグさんでしたり、マクドカバーグでしたり。
やっぱりすごいメンツを揃えていまして、
03:03
逆にテックメディアの人たちってその人たちを取れないじゃないですか。
確かに。
それって結構大事なポイントだなと思ってまして、
自社のプラットフォーム、クラブハウスはアンドリーセンのプラットフォームではないですけど、
自分の投資先なので、そのプラットフォーム上で直接、
いわゆる記者を通さずにダイレクトで話すっていうのは、
自社のナラティブとか自社のストーリーをちゃんとコントロールできるっていう意味合いでやってるのかなと思いますよね。
なるほど。
イロンマスクとかマクドカバーグが出た時もそこのクラブハウスで話しましたっていうのがまた、
ニュースになってるみたいなちょっと面白い状況になってますよね。
そうなんですよね。結構テックメディア側も結構怒ってたんですよ、最初。
今もそうかもしれないですけど、いわゆる結構甘い質問をしてるんじゃないかとか、
そういうのもあったんですけど、でもこれも結局、
ダイレクトに行くっていう流れ自体はもうずっと前から行っていることだと思ってまして、
これ別にVCだけじゃないんですよ。
例えば政治で言うとトランプがこの多分代表例だと思うんですけど、
いわゆる記者を通していわゆるプレスカンファレンスとか記者会見で発言して、
なんか変に自分の話を各記者とかメディアなりに解釈して出すより、
トランプはツイッターに行って自分の言葉をそのままダイレクトに伝えたかったっていう話だと思うんですよね。
なるほど。
そうなんですよ。特にこのアンドレイセンとかそのコンテンツ戦略の話す前に、
多分一つ重要なのはそのテックメディアとVC業界が特にアメリカなんですけど、
日本だと多分違うと思うんですけど、アメリカでは完全信頼関係って失ってるんですよ。
それってそのやっぱテック業界だけの話ですか?他のインダストリーだと違うみたいなことではなくて。
他の業界でもそうです。ただ特にテック業界なんですけど。
ただやっぱり全体、アメリカの全体を見るとほとんどのアメリカ人ってそのメディアを信頼してないんですよ、今。
そうなんですか。
複数な間違ったことをお互い言ったりしますし、
やっぱりメディアが、それこそナバルさんってVC業界とかスタートアップ業界ですごい有名な方いるんですけど、
彼が言ってたのが、インターネット、特にSNSとかの影響でファクト、真実が一般化されてしまったと。
06:02
真実の報道が。いわゆる例えば地震が起こりましたとか、コロナで何人亡くなってしまいましたとか。
なので結果として、ほとんどのオンラインでしたりオフラインのメディアはそのオピニオンの方に完全寄せてしまったと。
なるほど。
そういうそれをやってしまうと、大体のメディアもそうなんですけど、そうすると自社のアジェンダ、自社の目的があって、こういう話、ニュースを伝えたいとか、こういう風に伝えたいっていうのがどんどん出てきてしまうので、
そうすると、かなりのバイアスがかかってしまうんです。
元々ニュースってバイアスがかかるものなので、それはそれで問題でもないと思うんですけど、かなりバイアスがかかってしまったときに、それはそれで間違いっていう話だと思うんですよね。
しかもインターネットがそのバイアスをつけたっていうだけではなくて、各メディア業界の収入源をだいぶ減らしたんですよね。
真実の一般化によって。
そうですね。いわゆるいろんなインターネットサービスが出てきたじゃないですか。クレイジーリストでしたり、グーグル、フェイスブックでしたり、サブスクーあたりだとネットフリックス、ポティファイとか、最近だとサブスタックとか。
いわゆるメディアが広告収入を得ていたものを、グーグルとかフェイスブックが取ってしまったんですよね。結果として。
それによって各メディアのファクトチェックとかそういうのができなかったりとか、あとはインターネットのスケジュールに合わせるっていわゆる何回もコンテンツ配信しないといけないので、そうするとファクトチェックがしにくかったり。
しかも彼らを通さなくてもダイレクトで行けるようになってしまったので、そうするとなぜメディアを通さないといけないっていうことになっちゃうんですね。
クラブハウスの話を聞いてると、関係者だけで情報発信するメリットもありますし、ニュースっていう記者の方を通したメディアの発信の良さみたいなのもあるじゃないですか。
本当に難しいですよね。それこそ元々は記者の役割ってバイアスはもちろん多少かかるものの、ある程度真実を求めて何かについて報道、レポーティングするっていう形だったと思うんですけど、
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それこそセラノスとかのウォールシティジャーナルの記者が発見したものなので、それですごい良かったと思うんですけど、特に最近のメディア、別に名前を言うつもりはないですけど、やっぱりバイアスはすごいかかってるのがわかりやすくて、
それって別に右、特に政治的な形で言うとすごいわかりやすいんですけど、右寄りですとフォックスニュースとかがよく結構デタラメなことを言ったりとか嘘を言ったりとかそういうのもあって、それをすごいバカにする左寄りのメディアとかいるんですけど、でも最近ですと結構左寄りのメディアも結構すごいバイアスなことを言ってたり、
なんかバイデンとトランプが同じことを過去に言ったのになぜかトランプはすごい批判されて、バイデンはすごい良い風に見られるとか、その報道し方っていうのが結構矛盾してるんじゃないかっていう話はそれは本当にあると思うので、
それに対してテックをよりネガティブに書いてしまうと、テック業界もそれに対して批判して自社で行こうかってなっちゃうんですよね。
特に最近ですと、今は政府も結構信頼を失って、アメリカですけど、次に会社が結構信頼を失ってて、結構最近ニューヨークタイムズも信頼しない人って結構増えてるんですよ。
ニューヨークタイムズですら。
それはびっくりです。
やっぱり結局メディアも特にツイッターとかクラブハウスと対抗しないといけないので、結果としてクリックさせるようなタイトルでしたり動画でしたり、そういうのを出さないといけない状況になってしまって、結構悪循環になってしまったのかなと思いますよね。
なるほど。動画とか短冊動画のトレンドの中でどれだけニュアンスとか真実を上手に伝えるかっていうのも難しいですし、そのPV史上主義みたいなところで戦うのも結構いろいろ試行錯誤しないとむずいですけど、それで伝え方が変わってしまうのも残念ですけど。
結構むずいですね、それ。
難しいです。めちゃくちゃ難しくて。でも明らかにその流れとしては、前もオフトピックでもよく話しているクリエイターエコノミーってあると思うんですけど、やっぱり個人のブランドに信頼って偏ってるんですよね、今。
そうすると、結構VCってちゃんとした情報を発言したりとか、特にツイッターとかではわりと人気な人も多いので、だからこそ彼らがニュースレターとかポッドキャストとかクラブハウスの番組とかを作るとより信頼されて、逆に言うとそういう人たちが集まって、アンドリューセンはまさにそうだと思うんですけど、そうするとメディアに本当に対抗できる情報源になってしまうんですよね。
12:23
なので、そこは特にアンドリューセンが今回のクラブハウスの件もそうですし、自社のメディアプラットフォームを作るっていうのも話しているんですけど、やっぱりVC業界としても結構進化してるなと思ってまして、
アンドリューセンは今回これですごいディストリビーションを持つようになったので、さらにいろんなポッドキャストもやってるじゃないですか。
そうですね。ニュース系のポッドキャストもやってれば、クラブハウスより前からポッドキャスト結構やってますもんね。記事も書いてますし。
確かに。
去年末のソーシャル系の解説のやつ、すごかったですよね。
すごかったですね。ちゃんとサイトもそれ用のLP作ってましたよね。
本当そうですよね。それ用のサイト作ってて。
レポートというか、すごい。
結構デザインも凝ってて。
アンドリューセンもこれよく言われることなんですけど、アンドリューセンってメディア企業でマネタイズがVCだっていう話もあって。
特にこれってVC業界全体が個人のブランドもしくはディストリビーションっていう2パターンに寄ってるのかなっていうところで。
そこをどっちか持ってないと今後戦えないっていう話が出てくるのかなと思ってまして。
その流れで結構コンテンツ制作をするVCってすごい増えてまして。
逆にVCがメディア化する動きとメディアがVC化する動きっていうのが両方出てきてると思ってます。
いくつか代表例はあるんですけど、アンドリューセンはまさにその代表例なんですけど、それ以外にハリー・ステビングさん。
ポッドキャスターの。
ポッドキャスターの。
実写のエンジェル投資とか最近ファンドを立ち上げたりとかしてたと思うんですけど、やっぱりポッドキャストから始まってそこでいろんな企業化のネットワークVCのネットワークを作れて。
オーディエンスもかなりいるので、そこで彼自身が投資するっていうのもこの流れの一環ですし、それ以外にアンドリュー・チェンさん、今アンドリューセンにいる方ですけど、
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彼も元々ブログとかグロース戦略のブログとかいっぱい書いていたからこそアンドリューセンに入れた。
確かに元祖コンテンツ系VCって感じですね。
確かにそうかもしれないですね。
なんかすごいですよね。メルマガもそうですし、年末年始になると冊子みたいなの作ってましたよね。
すごいですよね。
オンラインのPBFの冊子みたいな。
なんかいろんな記事を、自分の書いた記事をまとめて出してるんですよね。
出してましたね。
あれすごいですよね。
今本書いてるじゃないですか。
そうですね。
それもこのコンテンツの一環なんですよね。
確かに。
やっぱりアンドリューセンで言うと、あとリージンさんですよね。
アンドリューセン今出て自社の自分のファンドを作りましたけど。
そうですね。
やっぱりパッションエコノミーのブログを書いて、その影響でやっぱり自分のテーマを作れて、
クリエイターエコノミーっていうテーマを作れて、今TikTokもやってますし。
すごいですよね。
あとやっぱり彼女の、もちろん記事とかも今までに書いてるんですけど、
彼女最近オンライン授業、コフォート型のオンライン授業を出してて。
それがクリエイターエコノミーについての授業でしたり。
コフォート型の授業ってのはどういう?
コフォート型の授業っていうのは短期間で小さいグループで。
オンラインコースを受けるっていうことなんですけど、
コフォート型の1個の重要なポイントは、先生から一方的に教えてもらうのだけではなくて、
生徒同士が話し合ったり、ディスカッションの場を設けたりとか。
結構アメリカでは一部の学校がこういうことを結構やってるんですけど、
多分日本でいうゼミとかそっち系に出るのかな。
すみません、僕がゼミ入ってなかったんでわかんないんですけど。
たぶんそういう系だと思います。
ちょっとワークショップっぽさもありみたいな。
そうですね、まさに。
なので最近ですと、リージンさんもエンジェル投資にどういうふうになるのかっていう授業も立ち上げたりとかもしてるので、
結構そういう教育面でもコンテンツ制作をしてる人もいれば、
それ以外にレレルヒッパーというVCのメガン・ロイストさんという方がいるんですけど、
彼女はZ世代向けのVCスラックコミュニティを作ってますよね。
それってどういった企業家の人もいればVCの方もいるんですか。
企業家の人もいます。VCの人もいます。
僕も入ってるんですけど、そこで実際にたぶん2件くらい投資してますね。
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すごい。
なので結構ちゃんとしたコミュニティなんで、今たぶん6000人以上いるんですかね。
それはどういった会話がなされてるんですか。
いろんな会話があるんですけど。
サービスラウンジしたよみたいな。
サービスラウンジは実はそんなになくてですね。
結構カテゴリー別のチャンネルがあるんで、
例えばBtoBのチャンネルがあったり、DtoCのチャンネルがあったり、
アーリーステージのチャンネルがあったり、そこでこういう会社がありますよでしたり、
こういうVCとスタートアップをつなげるサービスがありますよとか、
あとは最近ディールフローっていうチャンネルがあるんですけど、
そこでこういう案件があるんですけど、他の人参加しませんかとか。
面白い。
結構幅広くあるんで、そこで僕もDtoC企業が今調達してるんですけど、
興味ある人はここにメールしてくださいとか。
で、そこにメールして実際に会社と会ったりとかしてますね。
でもやっぱりリージンさんとかも、今のZ世代の方もそうですけど、
なんかコミュニティを作るっていうのもキーワードなのかもしれないですね。
確かに。本当に多分そこはまさにそうで。
コミュニティ作りって多分すごい大事になってるので、
コンテンツから人を引き寄せて自分のエキスパティーズを見せて、
そこで教育なり授業なりコミュニティを作って、そこでどんどん活性化するっていう話だと思うんですよね。
なので、そんな中でやっぱりテーマを決めるっていうのって、
一つのカテゴリーとかにコミットするっていうことだと思うんですけど、
VC業界では結構需要にどんどんなってきていると思ってまして、
もちろんファンドを立ち上げて、メンバーが多いと一人一人違うニッチなカテゴリーを見ればいいと思うんですけど、
さすがにそれってほとんどの人ができなくて、最近結構個人のVCが立ち上がるケースって多くなってるので、
その中でそのジェネラリストなファンドを作るのって結構厳しい状況でもあるので、ある程度そのカテゴリーに絞って、
特にそのコンテンツを配信する上で、全般浅く広くコンテンツを作ってしまうと、
特にアメリカって大量にコンテンツがあるので、
そうですよね。何でもコンテンツあるじゃないですか。結局何も刺さらん。
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そうなんです。なので結構ある程度のトピックを絞って、別に一つじゃなくてもいいんですけど複数絞って、そこにちゃんと投資してコミットするっていうのが重要になると思っていて、
それってそのコンテンツでもそうですし、投資でもそれが重要だと思ってるんですけど、
よくその投資業界でよく言うのは、英語で言うとDouble down on your winnersって言うんですけど、
いわゆる一番いい投資先にもっとお金を張れっていうことなんですけど、
フォローオンしようと。
そうですね。フォローオン投資をしなさいっていう。場合によってはフォローオン、本当にかなりの初期で投資した額以上に入れましょうという話なんですけど、
セコイヤとかは多分この代表例なんですよね。
特に例えばドアダッシュの投資家でもあって、かなり儲かってるんですけど、
実はセコイヤってドアダッシュのシードランドって見送ってるんですけど、結局シリーズAでリードして、
たしか15億とか17億円ぐらい投資してるんですけど、それで会社の20%ぐらい取ったんですけど、
その後に結構そのドアダッシュもいろいろ調達して、ただ一時期すごい事業もちょっとフラットになって、
全体の投資関係も良くなかった時に、セコイヤがもう一回リードすることを決めて、
結果としてドアダッシュが上場するまで、セコイヤって200億円以上投資してるんですよ、ドアダッシュ。
200億円、すごい。
最初の投資が15億円だったんですけど。
めちゃくちゃフォローオンしてますね。
それで結局15%ぐらい保有してて、でも今そのドアダッシュの時間総額で50ビリオンで、セコイヤの価値で言うと多分7ビリオン以上あって。
すごい。
ちゃんとそこにコミットしたっていうのはすごいなっていうところですよね。
いやーすごいですね。
いやすごいですよね。
でもそれが最近だとコインベースが上場したじゃないですか。
はい。
実はそこアンドリーセンも入ってるんですけど、アンドリーセンがセコイヤと割と似たようなことをやってて、
ただ彼らは追加のラウンドで出資とかもちろんそういうこともやってたんですけど、
2019年と2020年の間にかなりセカンダリーの市場で既存の株主からコインベースの株を買い取ってるんですよ。
へー。
アンドリーセンの投資テーマの一つがやっぱりビットコインとか仮想通貨なので、そこにもう完全投資をするっていう。
24:02
で、今のマーケットの短期的なところは無視して、長期的に儲かるって彼らを信じてこれをやってたので、もちろん失敗する可能性もあったんですけど、
ここの多分重要なポイントっていうのが、市場のタイミングを伺って投資するのってあんまり良くなくて、わからないんですよね結果として。
このタイミングで投資するべきかこのタイミングじゃないかっていう。いわゆるそのこの時価総額がこの今の状況だと高いっていうのは確かに高いかもしれないんですけど。
それ分かったらもう最高ですけどね。
なんで結果としてVCとして重要なのは、すごいアップサイドがあるものに投資をし続けることっていうことで、そこに対してそこを見失わないっていうのが大事だと思っていて。
深いですねその言葉は。
それってすごい難しいんですよ。いわゆるその短期的に結構すぐフィードバックってもらえたりするんですよね。
投資って。でもそれはフィードバックって結構間違ってるケースが多くて。
ただ短期的にそのフィードバックが入ってくるんで、それが正しいと思っちゃうんですよ。
そこで行動が、同じ行動が繰り返されることになって、それで短期的に市場を見る人がふと増えてくるんですけど。
これを説明をするには一個事例がありまして、アルティメーターっていうVCが、VCPファンドがいるんですけど。
そこが2014年に、いわゆる結構ビットコインに興味を持っていて。
ビットコインとか仮想通貨の市場が圧倒的にアップサイドがあると彼らは信じてまして、
その時にトニーワンダーコーっていうスタートアップに投資を考えてたんですよね。
アンドレイセンも投資してるところなんですけど、結果その判断を見送ったんですよ。
アルティメーターですか?
はい、アルティメーター。アンドレイセンも入れたんですけど、アルティメーター辞めて、
その後に、その数ヶ月後とかに、ビットコインの価格が元々彼らが投資、その会社に投資しようとしてた時はビットコインの価格が1200ドルとかだったのが、
300ドルまで落ちたんですよ。
なのでその時にアルティメーターが、やっぱ見送ってよかったなみたいなことを考えてたんですよ。
やっぱしねーって。ほらねーって下がったって。
そこが間違いで、いわゆるそのタイミングで、なんでこんなに下がったんでしたっけとか、これってまだこれだけのアップサイドってあるんですかっていうのを本当は考えるべきで、
27:10
これってまあ僕も同じことをやっちゃうので、僕もすごい反省しないといけないんですけど、
でもそこをアンドレイセンがそこに投資し続けたっていうのが重要なポイントで、
でなぜこの21ダコを取り上げるかというと、あそこって結果売却されるんですよ。
で誰が買収したかというとコインベースが買収するんですよ。
でコインベースが買収して、そこでコインベースのシェアが株主が一部もらえるんですよ。
なので結果として、そこに投資した人たちは儲かってるんですよ。
一部の人たちが。
なるほど、市場というかアップサイドはあるから、
そうなんですよ。
投資しておくべきだっていう判断が正しかったっていう。
そうなんですよ。
でVCの仕事っていうのが、最近のその次世代VC候補とかアンドレイセンもそうですけど、
やってるのが明らかにそのアップサイドが圧倒的にある領域のテーマを決めて、そこに対してコンテンツをいっぱい出して、
そこのアメリカで言うthought leaderって言うんですけど、そこのいわゆる先進的なことを発信してる人たちとして名前を知られて、
そこにいいスタートアップが集まって、そこに投資するっていう仕組みをやってるんですよね。
なるほど。
それでリージンさんはクリエイターエコノミーでそういうことをやってまして、
ブリアン・キメルさんっていう方はWorklifeっていうVCを持ってるんですけど、
その方はリモートワークとかそっち系の話をすごいする人なので、
そういうタンデムとかそういう投資を、フィグマとかそういう投資ができるんですよね。
へー。ちょっとそれは本当に特化しないといけないですね。
そうなんですよね。で、やっぱり今のアメリカのスタートアップ業界、特にVCのアーリーステージの投資で言うと、
もう入れないんですよね。いい案件に。
いやー。
そこに入るのが本当に大変で、そこでいろんなVCが自分のバリを見せないといけない時代になってきていて、
昔だとやっぱり企業で選んでたっていうのがやっぱり個人、しかも個人で何ができるのっていう話になるので、
アメリカのVC業界で、Let me know how I can be helpful っていう、なんて言えばいいんですかね。
30:00
よく言うセリフ。
よく言うセリフ、あるある、VCあるあるみたいなこと。
そうですね、VCあるあるがあるんですけど、よくメールとかよく言葉でも言うんですけど、
翻訳するトークさんはどういうふうに言えばいいんですかね。
何かできることがあったら言ってください。
まさにそういうことなんですけど、よくVCが言う発言なんですよ。僕もめちゃくちゃ言ってた。
私も反省を込めて言ってることがありますね。
それが最近だと、Let me show how I can be helpful に変わってると思ってるんですよ。
別にそれを言ってるわけではないんですけど、より自分の価値を最初から見せないといけないっていう話になっていて、
それこそ、最近調達したランプっていうコーポレートカードを提供する会社があるんですけど、
そこの投資ラウンドに参加するために、ある投資家が130ページのデッグを作って、
そのデッグの内容がランプというプロダクトについて競合との比較、カスタマーのアンケート、戦略、
しかもそれ以外に10人以上の人に、いわゆる顧客候補にランプを紹介して、
それで結果としてリード取れなかったんですよ。
結果としてアロケーションをもらえたんですけど、リードをもらえなくて。
でもそれだけ良い案件ってすごいVCたちが集まってくるので、
やっぱ入るのが大変ですね、今は。
確かに本当に、今までのVCの人も優秀な方とかすごく良いVCの方、多分そういうことをやってきたと思うんですけど、
それをやらないと本当に良い案件に入れないっていう状況にさらになってきてるって感じなんですよね。
そうなんですよね。どんどん優秀なVCがどんどん増えてるので、アメリカでも。
なのでどんどん戦いになってきていて。
ただやっぱりなんでみんなこういう良い案件に群がるかっていうと、もちろん儲かるっていうところはあるんですけど、
テック業界のトップ、例えば30%の企業に投資ができれば、
5年から10年ぐらい持ち続けることができれば絶対に儲かるんですよ。
もちろん一部は失敗しますけど、全体的に見ると絶対に儲かるんですよ。
良い会社にどれだけ投資ができるかっていうのがすごい重要で、幅広くベッドするのではなくて、
トップティアのところにとりあえずベッドし続けるっていうのが重要なんで。
それってなぜそこにいろんな人がお金を張ってすごい競争になってるかというと、
多分地球の歴史上でこれだけアップサイドがあるものってテクノロジー業界以外今のところにないんですよ。
33:13
だからこそこういう会社に投資できる切符を持つ人って、アクセス権を持つ人っていうのがすごい儲かるんですよね。
だからこそこういうコンテンツ戦略とか一つのテーマに絞って自分の価値を見せて、
良い案件にひたすら投資し続けるっていうサイクルをVCが作らないといけない時代になってきてるのかなと思います。
面白いですね。VC一番最初の世代というか、コミュニティがすごく人少なかったですし今より。
だから良い案件ってすごくそのコミュニティだけに集まってるのかなと思ってて。
でも今だともっと面白いスタートアップってどんどんいろんなところでできてて、
そこに入り込むのにはちょっとまた今までの戦い方とはちょっとやっぱ違いますよね。
違いますね。だいぶ変わってきてますね。
でもやっぱりそのインナーのコミュニティっていうのはもちろん大事だなと思うんですけど。
めちゃくちゃあります。今までのシーコンバレーでは。
そうですよね。でもなんか新しい世代のコミュニティになってるなっていうのはあります。
確かに。
あるなとはちょっと思います。
確かに。新しいコミュニティにもアンドリー・センとかそういうのも入ろうとしてますし。
それに入り込めてるのがすごいですよね、アンドリー・センが。
いやさすがです。さすがです本当にそこは。
新世代のコミュニティにもちゃんと入り込めてるというか。
新世代一部産んでるっていうのもそうなんですよね。
確かにそれは。
リージンさんとかもまさにそうじゃないですか。新世代のVCですけど、元アンドリー・センの人なんで。
確かにそれはそうですね。
でも日本も確かに、どの国もやっぱり素晴らしいVCの人が産んだ人たちがさらにこう独立して大きくなっていくっていう。
その流れのペースが早いですね、アメリカは。
本当に若い人は多いですもんね。
いや超優秀です。超優秀です。本当に。
なるほど。
頑張らないとなってすごい。今回ポッドキャストをいろいろリサーチした上ですぐ反省になりましたね。
はいじゃあ今回はこんなところですかね。
はい。
じゃあ一応今回は2部作というか後編ではまたVCの話をするので。
どんな話かだけちょこっとだけ予告してもらっていいですか。
36:03
今回は結構そのコンテンツ戦略とかそういう話をしてたんですけど、
次回はその実際の投資にあたって結構そのプレイヤーがどんどん増えてきているのと、
結構そのレーターステージからアーリーステージのシフトがすごい起こっていたりとか、
あとはその各ラウンドステージごとの投資オプションが結構増えてまして資金調達オプションですね。
なのでそこの話をちょっとしたいなと思います。
気になります。
じゃあ今回はこんなところで。
じゃあ今回も聞いていただきありがとうございました。
オフトピックはYouTubeやニュースレターでも配信していますので、気になった方はオフトピックJPのフォローお願いします。
今回の収録はYouTubeでも聞くことができます。
また次回お会いしましょう。さよなら。
さよなら。
36:57

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