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草野 みき
はい。じゃあ、第5位は、VC市場の調整時期とテックニュースの実態。
宮武 徹郎
先週の8位に入ったAI投資とかと、そことはちょっと違うトーンになってしまうんですけど、もう一回そのスタートアップVC業界について話していけたらなというところで、
AIはすごい、AIブームだったというところがあるんですけど、全体のVC市場とテックユニコーン市場というところでいくと、かなり厳しい部分も今年見えてきたのかなというところを思います。
例えばVC業界ですと、去年、2023年ですと1.5万社ぐらいのVCファンドがアクティブに動いてたんですけど、これアメリカの情報ですけど、それが今年1.11500社ぐらい。
なので、25%のアクティブなVCが消えましたと。
というところと、あと4割のGP、VCファンドをリードする人たちですよね。4割のGPが次のファンドを完全に調達するのをやめた、もしくは延期したという状況なので、次のファンドを作るのもかなり大変になっていますと。
草野 みき
ちょまど それはマイクロファンドとか、小さい規模感でやってるVCがなくなってくるみたいなイメージなんですかね。
宮武 徹郎
よりそっちの方が影響されてますね。ただ、必ずしも彼らだけではなくて、ファンドによっては、例えば500ミリオンとか1ビリオン調達しようとしてたのが500ミリオンしか調達できなかったり、250ミリオンしか調達できなかったり、場合によっては元々500ミリオンのファンドを持ってたんですけど、その半分を1回LPに返しますと。
というくらい、調達環境がだいぶ悪化しているというところで、全体のVC調達学を見ると、実際に言うと去年を一応超えるレベルにはなってるんですよ。
ただ偏りがどんどんトップのところに偏ってる。
草野 みき
ちょまど トップっていうところで言うと、どこら辺になるんですか?
宮武 徹郎
今年は結構大型調達をしたVCファンドが多くてですね。
例えば、アンドリュー・セン・ホロイッツは今年調達したんですけど、7.2ビリオン合計調達学。
ジェネラル・キャピリストが6ビリオン、タイガー・グローバルが2.2ビリオン、クライナー・パーケンスが2ビリオン、ライトスピードが7ビリオン、スライブ・キャピタルが5ビリオン、インデックス・ベンチャーズが2.3ビリオンというところで。
たしかトップ10社の今年調達したVCファンドが、全体VCファンド調達学の半分以上占めたんですよね。
なので、かなりトップ層に寄せられたっていうところ。
これは多分過去と比べても圧倒的に高いレベルになってるってところですね。
草野 みき
それはどういうところから集めてるんですかね。
宮武 徹郎
基本、基幹投資家からですよね。
ここは多分日本とアメリカの大きな違いでいうところで、日本ですともう少し事業会社っていう普通の企業でしたり銀行から集めて。
アメリカですと、ペンションファンドでしたり、大学機関でしたり、政府機関でしたり、いろんなところから。
もう少しリターン重視なところから集めているんですけど、彼らとしてはもう少し実績ベース、もう少し大型のファンドに投資したいという話があって、
今回結構寄せられてるのかなというふうに思いますね。
そこはまずVC業界としては一つの市場変化が起きてるっていうところなんですけど、
同時にユニコーン市場もだいぶ変わってきてるのかなというふうに思ってまして、
2021年、2022年って草野さんも覚えてると思うんですけど、
毎日のようにユニコーンが生まれてきた年だったのが、だいぶ落ちたんですよね。
ここはソースによって若干違うんですけど、
だいたいアメリカだと50社から多分60社ぐらい、場合によっては70社ぐらいアメリカで新規ユニコーンが生まれて、
全体だと80から100ぐらい多分生まれたのかなっていうところなんですけど、
だいたい半分の今年新規ユニコーンがAI企業なんですよね。
AIの実績を除くと、多分全体的に落ちてる。
草野 みき
減ってる。滑れてるってことですか。新しくなる会社が減ってる。
宮武 徹郎
まずは新規ユニコーンのペースが落ちています。
AIによって安定してるように見えてるんですけど、実態で言うとAI以外ですと結構落ちています。
草野 みき
調達してユニコーンになった会社がAI企業ばっかりで、別にそれ以外のところは大型調達してテクニコーン級の評価額にはなってないみたいな。
宮武 徹郎
そうですね。多分草野さんがさっき言った質問だと、
既存のユニコーン、今まで1ビリオン以上の評価額があったユニコーン企業がどうなってるのか、下がってるのか上がってるのか同じぐらいなのかっていうと、
これはまず未上場市場なのでなかなか見えません。今までですと多分1400社ぐらいのグローバルでユニコーンがいると思われているんですけど、
その中実態としてどれくらいがユニコーンだっていうところを見ますと、
まず今年多分シャットダウンした、もしくは破産申請したユニコーン企業って何社かいまして、それこそ今年の1月本当に初めの時にインビジョンが発表しましたよね。
草野 みき
何の会社でしたっけ?
宮武 徹郎
インビジョン、アドビの競合のデザインツールですよね。
草野 みき
ピンク色のビビットのやつですよね。
宮武 徹郎
そうですね。今年の1月の初めだったので若干もうだいぶ前に聞こえちゃうんですけど。
アドビというよりフィグマに潰されたって感じですね。
なのでそこでしたり、直近でフォワードっていうヘルスケア系の会社でしたり、あとバワリーっていう垂直農法をやっているところとか、
リリアムっていう電動航空機を作っているところとか、タリーっていうCM系フィンテック企業とか、そこは多分ユニコーンではないと思うんですけど、
そういうところが結構大型調達して潰れてしまったというところもあるんですけど、
今何社が実際にユニコーン企業なのかっていうのは、実はある会社がちょっと調査をしまして、そこでなんとなくな数字が出てきたんですけど、
それがインダストリーベンチャーズっていうファンドなんですけど、彼らは結構セカンダリ市場でアクティブなので、
実際既存の投資家から彼らが持っている投資先の持ち分を買い取るということをやったり、
あとインダストリーベンチャーズ結構LP投資、実際VCファンドにも投資しているので、そこのデータを見れますと。
なので合計多分、彼らが言ってた391社のユニコーン企業に対してのデータを何かしら持ってますと。
なので全体の多分3分の1ぐらいの市場を見えているので、そこに対してのレポートを出したんですね。
彼らが見えている391社に対して何パーセントが実際ユニコーンだ、ユニコーンじゃないかみたいな話を見たところ、
大体3割ぐらいがもうユニコーンではありませんと。
これは結構VCで定期的に自分たちの投資先の評価をするんですけど、
その時に別に公開されないんですけど、社内の監査とか社内の状況を理解するために評価額を計算するんですけど、
その時にマークダウンという形で自分たちの投資先の評価は、今市場で言われている評価よりも低いんじゃないかと。
それから売上成長率とかいろんな要素があるんですけど、それによって評価している結果、3割ぐらいが1ビリオンではないですと。
それ未満になっていますと。
大体8割ぐらいユニコーンが最後調達した額よりもより低い額で評価されているわけなので、
そういう意味ですと、全体的に状況としては、この1400社とか1200社のあるユニコーンの中だと、少なくとも3割はすでにそうではありませんと。
宮武 徹郎
場合によっては半分ぐらい、場合によっては半分以上がユニコーン企業ではないんじゃないかとも言えるのかなというふうに思いますね。
草野 みき
なんかユニコーン、実はユニコーンじゃないみたいな話って結構その、
ここ数年すごくめちゃくちゃ評価額が、スタートアップの評価が上がって、結構逆に高すぎて調達できないみたいな、
買収されないみたいなパターンって結構多かったのかなって思うんですけど、
今が一番その表の評価と実際に起きてる評価、この差がすごいっていうのは、今特になんですかね。
宮武 徹郎
えっと、去年より差は開いてますと、ただ多分これからさらになると思います。
ここが多分すごい難しいところで、結構2021年、22年に大型調達したユニコーン企業が多かったので、
少なくとも2、3年ぐらいは持つと考えると、ようやく2024年、5年、6年あたりでキャッシュが尽きる状況になると。
で、そのタイミングでたぶんようやく次のラウンドの調達とかをするので、その時に大型ダウンラウンドとか、
場によってはシャットダウンみたいなことが起きるので、それまで正直見えないっていうのがこの未成長市場の良くないところではありますよね。
草野 みき
はい、そんな。はい。
はい、じゃあ、第4位に行きたいと思います。第4位はコパイロットからAIエージェント。
はい、今回いっぱいAI系のツール出てましたね。それこそAI調達多かったですけど。
宮武 徹郎
うん、多かったですよね。あの、なんか去年、なんかビッグワードはこのコパイロットっていう言葉だったと思うんですよね。
はい。
特に多分マイクロソフトがすごい推してたと思うんですけど、もうマイクロソフトコパイロットっていう商品を作るぐらいやってたと思うので、
なんかそれが、あの、その今年結構AIエージェントの方に皆さん寄生始めたのかなっていうところで、
多分来年あたりから本格的にAIエージェントが全部動くと思うんですけど、
いろんな領域でこのAIエージェントっていうのがキーワードとなり始めたのかなっていうところで、
今年の1月からそれこそAI wearable、ラビットとかヒューメインとかそういうものが出て、
それもAIアシスタント、AIエージェントみたいな形でやってたと思うんですけど、
なんか去年とか一昨年とかですと、どちらかというとそのプロンプトエンジニアリングとか、
何かその画像生成とかテキスト生成とか、場合によっては動画生成周りとかも、
今年は結構動画生成もかなり発展しましたけど、
テキスト画像生成から、生成周りだと動画とかあと3D世界の生成とAIエージェントみたいな流れが今来ているのかなっていうところ。
今年ですとアンスロピック、Google、オープンAI、マイクロソフト等々がAIエージェントを作って、
実際パソコンをコントロールできるとか、デバイスをコントロールできるようなAIエージェントを作ってたと思うんですけど、
そもそもラビットとかも人気になった理由って、
草野 みき
人気だったんですか?
宮武 徹郎
すごい話題になったじゃないですか。最初売れたと思うので、その後は正直わかんないですけど。
でも最初にすごい人気になった理由って、彼らのOSがすごい画期的だっていうところで、
実際何かAIに頼んだ時に、例えばドアダッシュを実際頼んでくれたりとか、
音楽を再生してくれたりとか、
そのタスクの部分までやってくれるっていうところがすごい注目されてたと思うので、
このAIエージェントっていうキーワードを元に結構今年調達したスタートアップも多いですし、
確かAIエージェントのOSを作ろうとしてる会社が、
多分商品なしで500ミリオンぐらいのバリエーションで調達してたりするので。
草野 みき
それは人がいいんですかね?
宮武 徹郎
人がいいっていうのは?
草野 みき
まだプロダクトがなくてっていうところで評価されてるのは?
宮武 徹郎
人ですね、完全に。
元オープンAIの人とか、元Googleリープマインドの人だったり、
多分そういうところで評価されてるのかなっていうところ。
ここからが結構マルチエージェントとか、
AIエージェントチーム、複数のエージェントが一緒にコラボしながら何かを成し遂げるっていうところになってくるのかなって思うんですけど、
今年僕も自分のXの投稿で、
AIエージェントって何回言ったのかっていうのを調べたんですけど、
100回以上でした。
100回は言ってないか。100回ちょうど90なんとかぐらいまで投稿してたので、
3日に1回ぐらいってことですよね。
草野 みき
気になるAIエージェントサービスは何ですか?
おすすめする。
宮武 徹郎
おすすめする。
これAIエージェントとまで言うのかわからないですけど、
僕はすごいいいと思ってるAIネイティブのサービスがグラノーラっていうサービスですね。
メモをAIが書いてくれるツールなんですけど、
結構メモを書くときって自分でもメモを書くじゃないですか、ミーティング中に。
それプラスAIがそれに合わせていろいろ追記してくれるようなツールで、
宮武 徹郎
すごい実際使えるツールっていう感じですね。
結構AIツールだと理論上すごいいいんですけど、
1回使って終わるっていう感じのものが多いので。
草野 みき
名前がかわいいですね。
宮武 徹郎
記事録をプラスでアルファでやってくれるみたいな感じじゃないですか。
そうですそうです。そんな感じですね。
宮武 徹郎
それは割と便利だなと思います。
僕も正直数回しか使ってないので、
宮武 徹郎
良さそうだなっていうふうに思いましたね。
草野さん側なんかないですか?
草野 みき
ないですね。
どうやってみんないいサービス見つけてるんですか?
宮武 徹郎
Twitterとかそういうところでひたすらいろいろ話題になってくるものっていう。
草野 みき
ChatGPTはAIエージェントに入りますか?
宮武 徹郎
まだAIエージェント的なことを、
ChatGPTだけのインターフェースだとできないかなっていうところですね。
最後のタスクまでやってくれるみたいな。
そういう意味だとGranolaも別にそうではないんですけど。
正直AIエージェントのツールってまだそこまで多く存在しない?
多分コードとかですと多いんですけど、Devinとか。
そういうのがいろいろ話題になってると思うんですけど。
これ全体的に、
去年マイクロソフトがすごい話題になったじゃないですか、コーパイロットで。
それに対抗するっていう話なのかわかんないですけど、
今年、セールスフォースがこのAIエージェントすごい推してて。
草野 みき
でも相性良さそうですね。
宮武 徹郎
そうなんですよね。
セールスフォースではなくて、エージェントフォースだってマークさん、マーク・ベニオスさんも言ってるんですけど。
それに合わせて、当然ながらなんですけど、マイクロソフトすごいディスってて。
草野 みき
どうディスるんですか、それは。
宮武 徹郎
コーパイロットはよくわかんないみたいな話をしたり、
クライアントのために全然ならないですよねっていう話をして、
クリッピー君は全然ダメだったように、
コーパイロットはただのギミックだったっていうのを明確に言ってるんですよね、マークさんが。
草野 みき
確かにちょっとクリッピー君雑魚キャラっぽい感じはありますけど。
そんなに批判しなくても。
宮武 徹郎
でもあれなんですよね、クリッピー君って日本に存在しなかったんですよね。
日本ってイルカ?昔のマイクロソフトの。
でも選べなかった人だっけ。
草野 みき
選べたんですか。
わかんないです。
でもあのキャラクターは何個かアバターがあって選べた気がするんですけど、
私はマークユーザーなのであんまりわからないっていう。
宮武 徹郎
アメリカ人からするとイルカのイメージがゼロなので、クリッピー君しかいないので。
ここはちょっと日本仕様とアメリカ仕様で若干このクリッピー君って言っても伝わんないっていう問題が起きちゃうのかなと思うんですけど。
そうですね、でもマークヴィニョンさんが言ってる話はすごい正しいなと思ってまして、
話し方がだいぶ変わったなと思うんですよね。
去年とかですと、みんなちょっとAIを恐れてたので、
AIは労働をリプレイしませんみたいなことをみんな明確に言ってたんですよね。
AIは人を拡張しますと。
マークヴィニョンさんが言ってる話はすごい正しいなと思ってまして、
AIは人を拡張しますと。
人と一緒にできるからこそコパイロットみたいな発想になったと思うんですけど、
今年はこのAIエージェントってなると、そもそも労働をリプレイするっていうのを明確にそっちに向かってるっていう。
それこそマークヴィニョンさんもそのAIエージェントをデジタル労働って呼んだりしてるので、
このデジタル労働者を会社に入れることによって、
自分の採用、会社が採用プランとかそもそもその従業員数を考え直さないといけないっていうのを言ってるんですよ。
それイコール人をクビにするかもしれないっていう話だったり、
セルソースは今まだそれをしないと思うんですけど、
そこの調整って思った以上早めに来るのかなっていうふうには思ったのと、
あと全体的にこのAIエージェントっていう言葉がすごい今年先走ってたと思うんですけど、
来年とか再来年あたりから、
もう少しその次、このAIエージェントが普及したからこそ生まれてくるようなサービスとか、
生まれてくるような環境、体験っていうのを考えないといけないので、
ここに関しては多分オフトピックとかでも深掘りしたいなっていうふうに思いますね。
草野 みき
なんかAIエージェントとはちょっとあれかもしれないんですけど、
なんかチャットGPTのプロンプトがコンシューマーに届く面白い事例だなと思ったのは、
自分の知らないことについて教えてみたいな話したりとか、
自分はこういうゴールを作りたいから、それをどう習慣化するか教えてほしいみたいな。
あとこれとこれをできるようになりたいってなったら将来どんな人物になってるかみたいなのを、
チャットGPTに壁打ちしてるみたいな動画をTikTokとかYouTubeとかで見て、
なんかそのチャットGPTはテック以外の人にどう刺さってるのかなって考えた時に、
なんか日記書いたり、なんか自分のセルフケアみたいな、
なんかジャーナリングとかしてる人とか、あとまあノーション使ってる人とか、
すごいその自分の内省的な話っていうトピックにすごく相性がいいなっていうのをちょっとすみません、
余談なんですけど思いました。
でもなんかそういうサービスも結構出始めてますよね。
宮武 徹郎
それこそあの今年話したフレンドっていう、
AI wearableとかも多分そういう目的が一部あったりとか、
あと最近だと、なんかそのジャーナリングのサービスとか、
ジャーナリングの難しいところって、そのジャーナリングの一つの課題って、
その一個一個のエントリーは、なんか覚えてたりするんですけど、
全体を総合して見るのが難しかったりとか。
なんか日記アプリ、Day1とかめっちゃ人気じゃないですか、ずっと。
なんかそれ以外あんま出てこなくて、
草野 みき
なんか日記アプリを見るときに、
なんかそういうランダム性みたいなのって、
ちょっと普通のノートだと取りにくいんですけど、
それがなんかできるようになったらいいですよね。
そうなんですよね。なんかそこが、
それがやっぱり問題になるって思うんですよ。
なんか、なんか、
なんか、
そういうのが入ってくるときに、
なんかやっぱりその、
その、
その、
それが なんか できるようになったら いいですよね
宮武 徹郎
うーん そうなんですよね
なんか そこが なんだろう
しかも なんか それが 太なのか
太 やってるのか ちょっと 意図的に やってるのか とか
草野 みき
うーん
宮武 徹郎
なんか そういうところも なんか まあ ちょっと セラピストっぽい感覚になっちゃうんですけど
草野 みき
うーん
宮武 徹郎
なんか そういう役割は 本当に 果たせるのかな っていうふうに 思いますよね
草野 みき
そうだと 思いますね
はい じゃあ
第3位 トップ3 行きたいと思います
第3位は ポッドキャスト選挙
ということで ポッドキャスト
宮武 徹郎
これ あの 別に われわれが すごい ポッドキャストを 押そうとしてるわけではない っていうところだけ 別に
言っといたほうが いいかなって
草野 みき
別に いいじゃないですか 勝手に ランキングしてるだけなんで
だから めちゃくちゃ バイアスがあるように 見えちゃうので
でも やっぱり 今年は トランプも カマラも いっぱい ポッドキャスト番組 出てましたね
宮武 徹郎
まあ 特に トランプは もう これで 結構 勝ったって よく いろんな人が 言ってますけど
草野 みき
うーん
宮武 徹郎
リーチ力が 圧倒的に ポッドキャストですと カマラより あったと 言われたりしているので
まあ 今年は 本当に 選挙でも そうですけども 全体でも そうですよね
ポッドキャストが すごい 人気になったっていうところで
たぶん 一応 アメリカとかだと これ アメリカの 多分 アメリカの数字だと思うんですけれど
1.3億人が 月次で ポッドキャスト 聞いてますと
草野 みき
うーん
3人に1人以上
えー
宮武 徹郎
で 9800万人が ウィークリーで 聞いてますと
これ うん そうですね
えー
で まあ ジョー・ローガンとか 一番人気のポッドキャスターですよね
は えっと
草野 みき
ジョー・ローガンは 友達みたいな存在って 記事で 見たんですけど
やっぱ そんな感じなんですか?
宮武 徹郎
リスナーからしたら
うん なんか もちろん なんか セレブではあるんですけど
なんか 彼の立ち位置っていうか 別に なんか すごい 上からではないですし
なんか 何か 彼が教えるっていうよりも
なんか だいたい ゲストを呼んで
いろんな質問を聞いたり いろんな話をするっていう 役割の方なので
なんか その役が すごい上手いなっていうのは 思いますよね
草野 みき
うーん
まあ インタビューを毎回してますけど
それも聞くのも 上手いんでしょうね
宮武 徹郎
うん めちゃくちゃ上手いですね
なんか まあ もちろん なんか その
多くの人は その批判するポイントとしては なんか
なんか もっと ちゃんと聞き込んでくださいとか
なんか 相手が間違ったことを言った場合に
なんか ちゃんと それを
あの 注意してくださいとか
まあ 自分の発言も注意してください みたいなことを
多くの 多分 批判する人は 言っているんですけど
まあ 彼からすると 割と自由に喋らせるっていうのが 多分 目的でもあるので
なので まあ それを うまくできてるのかなと思います
あの 正しいか間違いかは 置いてですけど
あの そこは かなり意見が割れる番組でもあるので
うーん
あの まあ ただ 本当に見られてる
えー
草野 みき
見られてる 本当にそうですね
宮武 徹郎
うん
草野 みき
ビデオですね
宮武 徹郎
ビデオで YouTubeで書くエピソードは少ない
だいたい 100万再生は絶対いくので
で 彼のエピソードって だって
2時間半から3時間半ぐらいの番組じゃないですか
草野 みき
よく ずっと喋ってられます
喋ってられますよね
宮武 徹郎
いや あと やっぱり すごいのが
結構 すごい人として ゲスト呼んでるじゃないですか
まあ それこそ トランプ元大統領も呼んでますし
あの イロンマスクとかも
いろんな まあ ピーター・ティールさんとかも
いろんな人を呼んでるんですけど
みんな 3時間ぐらい ちゃんと居続けるっていう
草野 みき
うーん
宮武 徹郎
のも すごいと思います
これがいわゆる ポッドキャストの
あの ポッドキャストがそれだけ魅力的でもあるっていう話だと思うんですよ
草野 みき
そんなに時間取れないですよね
宮武 徹郎
そうなんですよね
でも それこそ レックス・フリードマンとかも
その マーク・ザッカーバーグとか
その 結構有名なテック企業の企業家の人たちも
もう 3時間も 2時間も
普通 平気に 平気で取ってくれるじゃないですか
草野 みき
うーん
宮武 徹郎
で そこが多分 本当の そのポッドキャストの
なんか すごさっていうのを
どっちかというと そっちの方が
表してるのかなっていうふうに思うんですよね
多分 再生回数だけで見ると
多分 YouTuberとかと比べると
なんか劣ってるように見えちゃうんですけど
でも これって 2時間とか3時間の枠の中で
これだけ聞かれているっていうところなので
なんか リーチだけではなくて
深掘りもちゃんとしてる
草野 みき
うーん
宮武 徹郎
っていうコンビネーションが 多分 すごい良くて
まあ この大統領選挙のところに行くと
あの ジョー・ローガンのトランプのインタビューは
再生回数ベースで見てもすごい
うーん
えーと 多分 最後見たときは
YouTubeだけで5200万再生
草野 みき
すごいですね
宮武 徹郎
なんで 多分 AppleとかSpotifyとか入れると
まあ 軽く7000万は超えるのかなと思うので
草野 みき
メディアですね 本当に
宮武 徹郎
本当 メディアですよね
宮武 徹郎
でも それこそ インタビューした10月かな
10月だったと思うんですけど
その月のジョー・ローガンの
視聴 合計視聴時間は
国内のトップ3
草野 みき
うーん
宮武 徹郎
その いわゆるテレビとか
全部のメディアを含めて
トップ3に入ったっていうところで
草野 みき
わー
宮武 徹郎
なんで いわゆる1位がディズニーなんですけど
ディズニージュニアっていう
テレビチャンネルなんですけど
そことほぼ並ぶぐらい
草野 みき
うーん
宮武 徹郎
のレベル感だったので
まあ やっぱり
そこの ポッドキャストに出るのが
今後 結構当たり前になってくる
うーん
ような時代になるのかなと思う
少なくとも政治家はですね
草野 みき
うーん
なんか でもその
共和党とポッドキャスト
すごく今回相性良かったなっていう感じがして
なんかやっぱり
リベラル そのカムアラさんとか
まあポッドキャスト出てたんですけど
やっぱりそこのパーソナリッタ
なんていうか
人の人柄とか
なんかその親しみやすさみたいなのを
ポッドキャストで訴えてるような感じがして
むしろそのトナンプさんとかは
もうちょっと制作の話とか
割とディスカッションをするみたいなイメージだったんですけど
なんかそれも
次タイミングがあったら変わってくるんですかね
なんかその経路がちょっと違った
あの なんていうんですかね
ポッドキャストっていう
プラットフォームを使って
それぞれ結構違うことを訴求してたなって感じはしたんですけど
宮武 徹郎
ここもなんか
多分お互い足りてなかった部分なのかなっていうところですよね
うーん
多分ハリスからすると
そもそも知らない人が多かったり
なんかどういう人なのかなっていうところを知らなかった
まあいろいろ時間が足りなかったっていう部分があると思うんですけど
多分そこのまず自分を知ってもらうっていうところと
あとは本来ポリシーの違いとかを話さなければいけなかったんですけど
そこは多分ちゃんと説明できなくて
でトランプはトランプで
なんとなくなんかやばいキャラクターとして
基本的に一般的に知られてるわけなので
なんかそこに対して割とシリアスなトーンで
なんかあの話してたりとか
あのなんか結構落ち着いたトーンで話す
トランプを出してきたので
それはそれで
なんか思った以上なんかやばい人じゃないんだっていう
多分印象付けがすごい上手かったのかなっていう風に思います
それが本当かどうか置いてですけど
草野 みき
うーん
宮武 徹郎
いろんな道面が
今年結構それこそ
あのこないだ草野さんも
あのなんか別のあの時に
あのあのポッドキャスト中じゃないですけど
時に言ってたあのポッドキャスト風呂
みたいな人たちがすごい話題になって
そこにトランプがちゃんと乗っかったっていうのは
すごい上手かったなっていう風に思いました
草野 みき
なんかサトデーナイトライブっていうコントっていうか
スケッチやってる番組で
あのポッドキャスト
なんかキャップかぶって
深いソファに座って
マイク直で持つみたいな
その3人ポッドキャストの人たちと
なんかトランプの話をするみたいなコントがあって
なんかそれはもうなんだろう
そのそれをオマージュしてる番組はなんかもう
私でもなんか見たことある
宮武 徹郎
この人たちみたいな
草野 みき
あとなんか複数見たことあるみたいな感じがして
宮武 徹郎
全部同じ見えちゃいますからね
草野 みき
だからなんかそれが全米であるあるだ
みたいになってるのがすごいなって思いました
宮武 徹郎
しっかりとあの全部の番組に
多分本当にほぼ全部の番組に
あのプライムのボトルが置いてあるっていう
確かサトデーナイトライブのやつも
プライムのボトル置いてあったと思うんですけど
やっぱそういうのがなんか一つなんですかね
まあそういうカルチャーが生まれて
そこにトランプもうまく乗ったっていうのは
一つ彼のまあそのマーケティングっていう面で言うと
すごいうまくいったポイントだと思うんですけど
まあ今回のこの選挙があって
やっぱり多分改めて多くの政治家が
ポッドキャストに出るぞって
多分絶対なってると思うんですよね
これをスポティファイも気づいていて
だからこそなんですけど
あと来年の1月に
あのトランプの大統領就任式があるんですけど
そのタイミングでスポティファイが
ワシントンDCに行って
あのポッドキャスター連れて行くのと
あとそこでポッドキャスト
ポップアップスタジオを作るっていう
宮武 徹郎
ことをやっていて
そこで多分多くの政治家がそこに行って
試すのかなっていうふうに思いましたね
草野 みき
でも海外のなんかイベント
カンファレンスとかポッドキャスト
スタジオみたいなのがありますよね
なんかすぐ取れるようにある
場所みたいなのって
宮武 徹郎
それこそ僕が今年行ったリテール系のカンファレンス
どこでもなんかポッドキャストルームみたいなのがあって
そこでブッキングができて
基本的に30分ぐらいしかブッキングできないんですけど
そこでなんかクイックに収録ができる
みたいなことやってたので
なんかやっぱりそういうのが普通になってますし
それこそなんか今年だと
結構大型なイベントをポッドキャスターがやってましたよね
草野 みき
たしかにアクワイヤーとか
宮武 徹郎
アクワイヤードとかまさにそうですし
あとアレックスクーパーもツアーをやってましたよね
草野 みき
あとテック系でいうとレニーズポッドキャスト
宮武 徹郎
もう今年レニー&フレンズサミットかな
出たりするので
しかもめちゃくちゃ大型ゲスト呼んでるじゃないですか
なんか確かアクワイヤードだと
メタのマーク・ザッカーバーグと
オールインとかだとイーロン・マスクとかピーター・ティールとか呼んでたりするので
やっぱり次世代カンファレンスは
結構このポッドキャストベースでやってもおかしくないのかなってふうに思いましたね
草野 みき
たしかにビジネス系とかはやりてますよね
宮武 徹郎
特にそうかなと思います
草野 みき
リコードとかが潰れるんですかね
ポッドキャスト結局でも
リコードもポッドキャスト軸じゃないですか
ザバージュがやってる
なんかそうなってしまうんだなっていう気もしましたちょっと
宮武 徹郎
そうですよね
なんかコードカンファレンス今年やらなかったですからね
であとキャラスフィッシャーさんとスコット・ギャラウェーさんがやってる
ピボットっていうポッドキャストがあるんですけど
あそこも確かボックスでしたっけ
ボックスメディアだったと思うんですけど
そこの契約が多分来年切れるので
なんかいろんなメディアにアプローチしてるらしいです
我々どうですかみたいな話をしているのと
なんかやっぱり今年の多分特に政治でのポッドキャストの影響を見て
結構FOXグループとか
CNNとかがポッドキャストを買収するかっていうのを
検討してるレベルまで来たらしいので
なんかここは結構アメリカではすごい動きが今年あって
これからポッドキャストがしっかり影響を持つようなメディアになるのかなっていうふうに思いましたね
草野 みき
キャラスフィッシャーさん本出したのに今年どうなるでしょうか
じゃあ第二位はザイヤー・オブ・イーロンの都市ということで
宮武 徹郎
タイム氏が選んだ今年の人はトランプでしたけど当然ながら
それと同じぐらいっていうのはなんか変ですけど
イーロンがちょっといろいろミスってか
良くなかったこともありますけど
結構彼の都市だったっていうふうに思いますね
政治、政界でもテクノロジーでもいろいろありましたね
なんかそれからスペースXとスターリンクもそうですし
テスラのサイバーキャブもそうですし
トランプとこれから立ち上げるドージっていう政府効率化プロジェクトとか
あとそれ以外もいろいろあったりするので
なんかここちょっとブレイクダウンすると
まずスペースXは結構歴史的な都市でしたと
スペースXの中でも打ち上げビジネスとスターリンクがあるんですけど
スターリンクはスターリンクですごいうまくいってて
なんか9月に400万人の登録者を超えたんですけど
スターリンクは衛星インターネットを提供してるところなんですけど
スターリンクだけで年間6.6ビリオンぐらいの売り上げを想定してるので
2年前1.4ビリオンだったのでもうここもめちゃくちゃうまくいってますし
まあ衛星のアクティブな衛星の数って言うと全体の6割ぐらい占めてるので
あのもうめちゃくちゃここの領域は独占していますと
でもスターリンクに関してはですね
その都市部とかに関してはあまり多分影響を受けてない人が多いと思うんですけど
地方とか例えば農家にいる人とか場合によってはそのクルーズ船とか飛行機の中ですと
すごい役に立つテクノロジーになってくるので
なんでそれこそ今年
去年からですけどクルーズ船が何社かスターリンクと提携したり
あと航空会社が結構今年提携しましたよね
草野 みき
飛行機の中で使えるのは最高ですねでもそれ
宮武 徹郎
しかもちゃんとネットフリックスまで見れるっていう話ですから
あの電話会議もできたりとかするわけなので
まあ出張者の方々からするともう休めなくなっちゃうっていうところですよね
草野 みき
いやでも休んでいいと思いますけどね飛行機2日ぐらい移動時間は
宮武 徹郎
ずっと仕事をできる状況になってしまったというところだと思うんですけど
草野 みき
休んでいいと思いますけどね
宮武 徹郎
まあ常に繋がってしまうっていうまあそれは良い意味でも悪い意味でもそうなんですけど
でもなんかそもそもスターリンクでさえなんかうまくいくかって思われてなかったので初期は
それこそセコイヤがスペースXに投資したタイミングで
ちょうどスターリンクを立ち上げることを検討しているタイミングだったらしいんですけど
その時にセコイヤの投資する時って各パートナーが1から10の評価をするんですよ
その投資検討先の
10が一番高いんですけど確か2人がスペースXを2点出して1人が1点出したらしいんですよね
結構別れたらしいんですけど結果投資を実際行ったんですけど
それはそれで多分セコイヤとして正解でしたと
あとスターリンクって今年去年のウクライナロシア戦争のところからもそうですけど
結構その無料で提供している部分もあったりするので
今年のノースカラライナのハリケーンのタイミングで30日間無料のWi-Fiを提供したりとかしてますし
あと今年だとT-Mobileと2年前に提起したものなんですけど
ようやくその公式ローンチできたのが
AppleもやってるSOSの緊急時の衛星インターネットを使えるプログラムみたいなことを提供したりとか
普通に衛星インターネットを使って電話とかテキストとかSMSが送れるようなことを狙っているので
まずこういうスターリンクを使ったサービスっていう
そこの展開がどんどんあったっていうところと
あともうスペーステックスの打ち上げの方はスターシップですね
大型ロケットの
Kanaさんって見ました?
草野 みき
再利用できるまた戻ってくるみたいなやつですか
宮武 徹郎
また戻ってくるだけではなくてそれをお箸
草野 みき
チョップステックスでキャッチしたっていう
宮武 徹郎
あれは何ですかね
多分普通に見るとそもそも何でキャッチするのっていう話もいろいろあると思うんですけど
それはなんかより再利用するのがより楽になるためでもありますし
なんかやっぱ色マスクのすごいなって思うところは
もう彼ってもう明確なビジョンがあって
もう火星に行くっていうビジョンがある中で
それにたどり着くまでの大きなステップとして必要なのが
打ち上げコストがめちゃくちゃ安くならないといけない
それっていわゆる打ち上げる時にその中に入れるものが
配送コストが安くならないといけないんですよね
火星に行くために
それがなんかもう1キロあたり数百万とか数千万円のレベルになってしまうと
もう火星に行けない状況ちょっと高すぎるっていうところなんですけど
なんかようやくこのスペースXのおかげで
それが1キロ1000ドルぐらいまでの領域に行って
宮武 徹郎
数年間休んでも多分
人生で起業家が成し遂げられないことを
1年でめちゃくちゃ成し遂げたなっていうのは思いましたね
草野 みき
どうやって本当に時間の使い方をしてるんでしょうね
宮武 徹郎
すごい分けてるっぽいですよね
この時間はテスラ
この時間はこれ
これ時間はこれみたいな感じでやってる
聞いたことあるので
それが1日ではないと思うんですよ
1日の中で多分分割してる
みたいな感じだと思いますね
草野 みき
方向性とか重要なところとか
動くようになってて
本当に自分がいきなりこれやるみたいなので
プロジェクトがめっちゃ進むみたいな
いきなりイーロンの一声で
プロジェクトが届こうっていうのが
急に伸びるみたいなことがありそう
宮武 徹郎
ここがでもやっぱ
イーロンマスクのすごいところだと思って
それこそ1日一緒に過ごしたいなって思うのが
彼って別に
実際のビジョンだけ見てるわけじゃないので
めちゃくちゃ現場見てる人なので
草野 みき
どうやったから
宮武 徹郎
そこの時間の取り方ってどうしてるんだろうっていうのは
すごい気になりますね
それこそ結構現場の人と
ミーティングをあえてしに行ったりとか
話に行ったりとか
それこそテスラとかスペースXだと
工場に行って自ら作りに行くみたいな話とか
よく聞いたりするので
6、7社ぐらいでできるって
プラス政治
いいのって
だからこそ
彼の同時っていうプロジェクトは
成し遂げられる人っていうと
イーロンぐらいなのかなっていう風に思っちゃうんですね
草野 みき
たしかに
じゃあ第1位いきますか
第1位は
大統領選挙とデック業界の報酬的シフトということで
ちょっと関連していますかね
宮武 徹郎
当然ながら今年は大統領選挙だったので
トップ10のどっかに入るっていうところは
多分割と明確だったんですけど
それこそ前回の2020年にやった時も
一応3位にランクインしてたと思うんですけど
草野 みき
1、2、3位でも結構選挙系の話ですね
宮武 徹郎
そうですよね
結構そっち系の話が多いかなっていうところで
でも今年は特にそうだったと思うんですよね
今まで以上にテックの影響があった年だったなっていうところで
まず今年の3位にランクインしたポッドキャストっていうところもありますし
それこそインフルエンサーとか
チャーリーXCXをインフルエンサークリエーターと呼ぶのか
アーティストのチャーリーXCXがカメラをブラッと呼んで
TikTokで話題になったりとか
そういう意味でもSNS側でも選挙っていうのは話題になったり
ポッドキャストもそうですし
やっぱり今までのテレビコンテンツ
取材だったり討論会みたいなところの影響も
引き続きあったかもしれないんですけど
それ以上に新しいテック側のコンテンツ
ショートフォーム、ロングフォームコンテンツが
非常にインパクトがあった年だったのかなというふうに思いますよね
草野 みき
フェイクニュースとかいろいろあった年も
すごくテックに関連した
SNS時代の選挙っていうのがあれでしたけど
なんか今回はフェイクニュースとかじゃなくて
なんか面白いですよね
こんなにTikTokもその時よりめちゃくちゃ普及してるし
みんな見てるメディアになって
逆にそこに乗っかることによって
フェイクニュースというよりは
実際の情報が届いていたような印象があるんですけど
面白いですよね
宮武 徹郎
そうですね
ちょこちょこそういう話題もちょこっとあったんですけど
でもくさんさんが言うように
全然大きく話題にはならなかった
それは一部の理由としては
Facebookが離れたっていうところですよね
政治広告NGですっていうのを
この選挙期間中に言ったりとかしてたのは
多分一つ大きかったと思いますね
結構広告周りがそこを使えなかったっていうところは
多分一つ大きなポイントとしてあったのかなっていう風には思うんですけど
でもこれだけAI生成技術が伸びた年だったのに
フェイクがそこまで流行らなかった
っていうのも一つ意外でしたよね
草野 みき
なんでなんですかね
宮武 徹郎
まず多分一部その技術的に追いついてない部分があったっていうところ
があったのと
あと今年の選挙って結構読めなかった部分が多かったと思うので
そこで影響させるよりも
多分違うアングルから影響させた方がいいんじゃないかとか
多分そういう
結構逆にディープフェイクがすごい警戒されてた年でもあったので
草野 みき
そうですね
一回それ本当なのかみたいなのはチェックするようになったのかもしれないですね
宮武 徹郎
そういう意味ではそういう習慣づけが
ちょっと消費者にも入ってるのかもしれないですよね
草野 みき
あとアメリカのメディア信頼してないみたいなのは
あらゆるメディアというか報道も動画もいろんなコンテンツに
あまり100%の信頼を別にしていない
たくさんコンテンツが見れるからこそ
実際にそれが本当にそうだったのかみたいなのをチェックするようになったんですかね
いいことなんですかね
宮武 徹郎
それやっても絶対的にいいことかなと思いますよね
でもこの選挙の中でこういうSNSとかディープフェイクとかそういう話もあった中で
やっぱりすごい大きかったのはよりテック業界が保守的になったこと
これはもちろん全員ではないですし
今までと同様でテック全体はリベラルよりではあるので
寄付金を見ても基本的に民主党への寄付金の方が多かったりする