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  2. #32 D2C新時代に考えたいこと..
2020-03-23 39:40

#32 D2C新時代に考えたいこと〜VC投資トレンドとZ世代の話〜

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こんにちは、Off Topicです。在宅勤務が続いてるかと思いますが、気分転換に聴いてもらえたら嬉しいです☀️🌴昨年Glossierなどユニコーン誕生、Casper上場などD2Cスタートアップの状況が大きく変わりました。今回は新時代D2Cについて話をしました。

◎今回のトピック
・“D2Cとは“をもう一度考える
・なぜVCがD2Cビジネスを注目しているか?
・GlossierはZ世代にリーチできてない?

◎参照リンク
・Direct to Consumer Companies & Models l CB Insights
https://bit.ly/2Ut2Wrb
・The rise of giant consumer startups that said no to investor money - Recode
https://bit.ly/2QEzVaR
・Rie Eharaさん - Twitter
https://twitter.com/rie_rev

主に話したスタートアップとVC
・Glossier
https://www.glossier.com/
・Club Glossier
https://www.instagram.com/clubglossier/
・Casper
https://casper.com/
・NATIVE
https://www.nativecos.com/
・Haus
https://drink.haus/
・Studs
https://studs.com/
・Forerunner Ventures
https://forerunnerventures.com/
・Lerer Hippeau
https://www.lererhippeau.com/

◎ひとこと byミキ
ダイレクトにカスタマーと繋がっているという意味合いでいうと映画会社「A24」の映画はもちろん、プロモーションやコミュニティの作り方がとても上手いなあと思いました

\ Instagramはじめたよ /
https://www.instagram.com/offtopicjp/

◎ツイッター
Off Topic https://twitter.com/OffTopicJP
ミキ https://twitter.com/mikirepo
テツロー https://twitter.com/tmiyatake1
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みなさんこんにちは、草野美希です。 宮武哲郎です。
Off Topicでは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報をゆるく含もりしながら、ご紹介している番組です。
今回は、D2C企業が今考えなければいけないことについて話をしたいと思います。
今回は久しぶりのD2C回ですね。 そうですね、特にその業界の話をするのは久しぶりですね。
過去だと、AwayとかCasperとかの話をしましたけど、2回目以来ですかね。
結構、私も宮武さんもD2Cの話というか。 そうですね、結構しますよね。
好きなので、やっとこの回が来たかっていう。
ずっと前から、やろうやろうって言ってた。 D2Cをやりたいっていう話をしてた。
全然やらなかったですよね。 確かに。
確かに、Awayとかの話とかはしてますけど、D2C純粋の話は久しぶりですね。 そうですよね、してないですよね。
今回は、前回はD2Cのトレンド、もう本当に。 そうですね、出張でたまたまいろんな店舗に回ってて、
そこで今のトレンドの話じゃないですけど、紹介ですよね。 どういう会社がいるかっていう。
で、今回は宮武さん、これからまたノートで公開予定。 そうですね、はい、公開予定ですかね、たぶん。
なんですけど、それの話をしていただいてるという話なんですけど、今日はどんなお話が。
D2C業界もアメリカでももちろん去年、今年話題にはなっていて、直近ですと結構ネガティブな情報が、
キャスパーの上場をはじめ、直近だとアウトドアボイスとか、いろんな会社がちょっとネガティブな情報が走ってる中で、
例えばブランドレスが、 確かに。 削断した話とかも、その中で今どういうトレンドになってるんだとか、
D2Cを立ち上げる、今の時代で立ち上げるには何をするべきかみたいな話を、 いろんなアメリカのVCとかからいろいろ情報をまとめて、
今回ちょっと話そうかなとは思ってます。
ここでは言えないですけど、宮武さん、なんでそこと繋がってるのっていう、有名なスタートアップとかいっぱいいて。
たまたまですよ。 さすがだなっていつも思います。
本当に第一次情報というか。
そんな第一次情報ではないので、いろんな企業家とか繋がる機会とかあったり、
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普通にオンラインで情報を探したりとか、結構してるので、そこの情報を今回ちょっと話したいなと思ってて、
逆にすごいネガティブな情報が、特にその業界として流れているものの、
個人的にはすごいリテール、DtoCの可能性はまだっていうか、今もすごい信じていて、
リテールってすごい変わると思っていて、そこの過去、ノートでも、ポッドキャストでも話したストリーミングの話もあるんですけど、
ストリーミング、いわゆるネットフリックスが、あそこもDtoCなので、いわゆる映画館とかを通さずにダイレクトにユーザーに繋がったサービスで、
そこのストリーミングが今主流にアメリカになっている中で、今後ECも同じように主流になると思っていて、
今、確かアメリカの数字が6割だったと思うんですけど、6割のアメリカ人が何かしらネットフリックスの番組を見たことがあるんですよ。
それってすごい人数じゃないですか。それに比べて、アメリカのEC率って11%とかしかないんですよ。
それが今のコロナもある中で、今後結構伸びると思っていて、それがすごいDtoC企業にとってチャンスだなと思ってますし、
多分ストリーミングと同じようにオンラインで買うっていうものが結構主流になると思うので、そこでその可能性っていうのは個人的にすごい信じていて、
ネガティブな面で見ていなくて、すごいポジティブな面で見ている中で、今業界にも課題はあると思っているので、そこの話もしようかなと思ってます。
最近コロナのウイルスのせいで、工理とかテックの工理業をやっている人たちが、今までの人たちができなかったようなコミュニティを持っているとか、
オンラインの繋ぎ込みというか、スムーズに工理体験ができるっていうところがすごく強めが出てるなっていうのは、すごくコロナの影響に対しての対応とかを見ると顕著に出てるなっていう感じがしますね。
確かにオンラインの購入率ってめちゃくちゃ上がると思うので、ここで逆にすごいチャンスだなっていうのも一部あるかなと思いますね。
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じゃあまずは、どうしてそもそもビジネスD2CっていうものがVCに気に入られているかというか。
全リテールのカテゴリーを見ると、今だと結構小さいブランドが大手ブランドのシェアを取り始めている。
例えば、カミソリとか、ドラシェイブクラブとか、ハリーズとかが結構P&Gのシェアを取っているというほどもある中で、そこの理由の一つは、大手ブランドが今まですごい研究開発とかにお金をかけてたのが、いわゆるイノベーションに対してお金をかけてたのが、
徐々にそこは減っていて、どちらかというとマーケティングにお金を費やしているケースが多くて、それをテック企業と比べると圧倒的に差があるっていうのが結構わかりやすくて、
例えばAmazonとかGoogleって開発13%とか15%とかR&Dに使っていて、それに対してP&Gとかペプシとかネスレとかは大体1%から3%くらいしか使ってないんですね。
結構やっぱりマーケティングに使っていて、そこがまず1個の違いだなというふうに思ってて、そこのイノベーションを起こすっていう意味だと、そこまでお金投資をしてなかった。いわゆるよくあるレガシーのプレイヤーがだいぶ遅くなり始めたという中で、
ただ、もちろん普通の例えばマットレスとかスーツケースとか市場自体はめちゃくちゃでかいので、商品によっては結構大儲けができる。マージンが結構高いものがあるので、それをVCが見たときに、いわゆる大きい市場プラス伸びない大手プラス大儲けができそう。
プラスイノベーションが起きる可能性がある。イコールいい投資ができるっていうところで、いろいろ出資し始めたと。そこのリーダー的存在だと、フォーラナーアベンチャーズとかヒッパーとかいろんな、
グロシエとかに入れているところですね。そこのVCからの出資額が毎年毎年増えたという形ですね。ちょっとそういう背景もあって、すごい出資してたんですけど、特にそのテックVCが出資し始めて、
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ただ、一部課題があると思っていて、テックVCがほとんど出資しているとなると、彼らの比較対象、いわゆるどういう考え方で投資しているかというと、若干ソフトウェアの会社に投資していると同じようにDTCの会社に投資してしまっている部分があって、
そこがなぜ良くないかというと、まず、自家総額の付け方が結構、いわゆるテックソフトウェア業界とリテール、小売店業界って結構違っていて、ソフトウェアだと売上の10倍とか、特にSaaSだと付くんですけど、リテールだと付かないんですよね。
結局、Amazonですら売上の4倍とか、平均がECだと2.2倍とかなんですよね。
なので、そこの自家総額の付け方が違ったり、あとはそこのバリエーション付け方も、結局、VCがソフトウェア業界だと市場の50倍以上取れる会社っているんですよね。
いわゆる独占できる会社って出てくるんですけど、リテールだとなかなか独占って厳しいんですよね。
ただ、独占するっていう前提を置いてしまうと、今、自家総額が高くても、独占できればもっとでかくなるっていう想定になるんで、そこの若干計算間違いっていうのがあったと思っていて、
そういう意味で、結構自家総額高く付いちゃったっていう部分があったかなと。
正しいバリエーションって難しいですね。
めちゃくちゃ難しいですね。
テックの会社でもありつつ、独占の会社でもあるっていう。
例えば、キャスパーとかも上場して結構叩かれたと思うんですけど、そこもまさに直近ラウンドが1000億超えてたので、それが今350億とか多分400億いってないと思うんですけど、
そこはやっぱり、VCが評価するのと一般の投資家が評価するのがやっぱり差が結構あったっていうところですね。
そこが結構VCも一部ミスしてた部分もあったのかなというふうに思いますね。
なるほど、確かに。
上場、そのD2Cっていう意味で上場したのキャスパーだけじゃないですか。
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そうですね、今キャスパー、あとはパープルとか、上場したって言えるのかわかんないですけど。
公式な形でというか。
そうですね、公式な形ではキャスパーですね。
今後どういう、そのD2Cの企業の上場の成績によって結構これから変わってきそうですね。
特に1000億超えてる会社って、D2Cの会社だとオールバーツとか、ウォーイーパーカーとか、グロシエとか、アウェイとかいるんですけど、
多分1000億超えるともうMAっていうオプションがなくなっちゃうんですよね。
買える会社がほぼなくて、そうするともうIPOしかない。
ウォーイーパーカーはずっと今年やるんじゃないかみたいな話ありましたけど、
そうなんですよね、1000億っていうラインはあると思っていて、それが今若干下がってると思っていて、
昔だと結構ウォルマートが買収してたと思うんですけど、ウォルマートも買収しないって言い始めてますし、
フォロワースとかも売っちゃうよね。
そうですね、ちょっといろいろ大変なことになってたらしいので、そうなんですよね。
そうすると、逆に個人的に言うんですけど、D2Cの良い、アメリカだと良い売り時っていうか、
50億から100億ぐらいだと思っていて、
それを例えばP&Gとかユニレバーとかに売ると結構結果良いんじゃないかなっていう風に。
ハリーズとかもそうだったんですか?
ハリーズはでも1000億で売られる予定だったのが覆されたんで。
あ、そっか。
ドラシブ。
ドラシブくらいも1000億です。
あれは唯一の多分D2Cオンリーというか、CPGの会社で結構大型調査して成功した会社だったと思うんですけど。
フラミンゴとか。
フラミンゴとか買収されましたね。
フラミンゴとか。
ビリーがどっちかが買収されて。
ビリーとかそうですよね。
あとは例えばムーブメントとか。
ネイティブとか。
確かに。
そうですね、そういう会社とかは。
あと昔だと草野さんも本を読んだオネストティとか。
オネストティ確かに。
多分そのレンジじゃないですか。
でもそれって結構良いレンジだと思っていて。
P&Gって多分10億、20億、10億から50億の売り上げを100億、1000億に伸ばすのがめちゃくちゃ上手い会社だと思うんですよ。
マーケティングも上手いし、アセチカもちゃんと持ってる会社なんで。
多分今だとD2C持っていれば広告代わりになっちゃうっていうのがあって。
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それが今の市場だと結構厳しくなってるっていうところで。
よく多分今記事とかで出てるんですけど、客がすごい、ユーザー獲得コストがめちゃくちゃ上がっていて。
特にFacebook、Googleの広告費が上がっていると、効率よくユーザーが取れなくなってしまっている。
インスタグラムも大変そうですもんね。
結局インフルエンサーもどんどんコストが上がっているので、キャスパーのS1にもリスクとして出てましたけど、まさにそのリスクが今出てて。
今までトップラインをひたすら上げるっていう目的だったのが、今すごいよくVCから言われているのは、ちゃんと利益を見ろみたいな。
特にブランドレスとかキャスパーもそうですし、結局叩かれちゃうので利益が出てないと。
なのでそこをフォーカスしなさいと言ってるんですけど、なぜトップラインをスタートアップがフォーカスしてたかというと、めちゃくちゃ調達VCからしていたので。
それでVCからすごい時価総額つけられると、トップラインを伸ばすしかなかったっていう部分も結構あると思います。
お互いさは結構悪かった部分があると思っていて。
ただ今は結構シフトしてて、ちゃんと利益の効率化っていうか利益ベースでちゃんと見ようっていう会社が結構増えてますね。
やっぱりグロシエ、バビーパーカー、アウェイとかが出てきたD2C第一世代っていうんですかね。
ボノボスとか。
ボノボスは第一ですかね。
ボノボスとか。
グロシエとかが第二世代ぐらいかな。
第二世代ぐらいじゃないですか。
そこら辺ってやっぱりインスタグラム、インターバー、キッカーティというか、そこの背景は全然違いますね、今とは。
そうですね、多分2017年ぐらいまでですかね、結構めちゃくちゃ安く獲得できたのが。
徐々にそこから上がってきてると思うので。
おっしゃる通り、今グロシエみたいな売り上げを作りたいって言われると結構厳しい部分があるのかなって思いますし。
だからこそ今立ち上がってるスタートアップ、D2Cの会社ってオーガニックにどうユーザー獲得できるか、どうコミュニティを作れるかっていう会社さんが多くて。
そこでオーガニックにユーザーを獲得して客を下げてるっていう会社さんが多くて。
テイアルコンのハウスとかも、売り上げの95%がオーガニックで来てて、5%しか広告できてないっていう。
まだそこも結構新しい会社なんですけど、それをちゃんと意識づけするっていうのが大事だと思っていて。
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そこでやっぱり調達をいっぱいしなくても成功する会社っていっぱいいて。
それこそさっき話したネイティブとかもそうですし、ムーブメントとか、キャスパーの競合だとタフ・サンド・ニードルとかもほぼほぼ調達しなかったり。
タフ・サンド・ニードルは多分メンバーが初期70万入れたのと、借り入れで5000万くらいして。
結果として170億の売り上げまで伸ばして。
パープルもそうですよね。そこまで調達してないっていう。
パープルもそうですよね。2億くらい調達していて。
調達するのが正解。
正解ではない。
正解というか成長する道ではないっていう。
それがマストではないっていうのを見せつけてると思っていて。
特にソフトウェアな会社だと調達って結構必要だと思ってるんですよ。
なぜかというとエンジニアってめちゃくちゃお金かかるんですよね。
確かに。
給料が。
ただ、D2Cの会社ですとほとんどがまず自社で作ってないですと。
そうですね。
キャスパーって作ってないんで。
なので結局自社で作ってないですと、アウトソーシングしてますと。
それでまあまあ安いですと。
プラス自社で作っていても、作る職人の給料ってそんな高くないんですよね。
エンジニアに比べると。
確かに。
となると調達すると、どこにそこを出すかっていうとマーケティングに出しちゃうんですよね。
それが多分結果としてちょっと悪循環になってしまったっていうのがあるかなと思いますね。
なるほど。
まあ、その結果自体も結局そのオールバーツとかゴービーパーカーとかグロシエがどうなるか、エキジットどうするかによってだいぶ変わると思うので、
そこがめちゃくちゃ大成功した場合、
楽しみだな。
今後VCから調達でどんどん増える可能性もありますし、
そこが本当にダメになった場合は、たぶん一旦VCからの出資がだいぶ下がるかもしれないですし、
っていうのはありますね。
そこのエキジット次第。
かもしれないですね。
なるほど、そうですね。
その中で、調達の話もそうですけど、プロダクトの需要性っていうか、
プロダクトの需要性っていう話をするときに、だいたいいい商品を作るっていうのを結構言ったり、
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例えばニューヨークとかLAとか、いろんなD2Cの会社に視察する人って多いと思うんですけど、
そこで実際商品を見て、だいたいそのときに聞く言葉が、商品あんま足したことないじゃんって。
これでも本当で、たぶん結構本当のことで、
なるほど。
プレミアムプロダクトかって言われると、そうじゃないんですよ、ほとんどのケースは。
だと思っていて、実際にドラシェイブクラブが最初にローンチしたときに、
あれすごい有名な動画で、バイラー化したと思うんですけど、
それをP&Gの人たちが見て、購入したんですよ。
ちょっと動画の内容を一回説明してもらっていいですか?
動画の内容?動画の内容どうやって説明したらいいんだろう?
工場みたいなところで、ミュージカル風っていうんですかね、一泊撮りで面白動画をシェアしたくなるような。
ドラシェイの社長が、この商品めちゃくちゃいいよっていうのをスラング風で言ったりとか、
結構面白い動画で、それがすごい業界でもそうですし、普通に一般人でもすごいバズって、
それでドラシェイブが結構有名になったっていう話ですね。
その動画を見て、P&Gのジレットですね、紙剃りの。
5枚刃。
ドラシェイブクラブの買ったんですよ。それで試したんですよ。
コイティクソだなって言ってて、結構社内ではめちゃくちゃバカにしてて。
大したことないねって。
大したことないねっていう話で、逆にドラシェイブクラブって2011年にローンチしたんですけど、
その13年前のP&Gがローンチしたマックスリーっていう商品があって、それよりひどいねっていう話だったんですよ。
国標ですね。
逆にキャスパーもローンチした時にシーメンズだったり、マットレス企業がキャスパーのマットレス試して、
いやこれそんなすごくないねみたいな話をしたり。
これはよく起きることなんですよ。
確かにそこじゃないですよね。
そこで勝負してないんですよ。
そこでP&G、特にジレットとかはめちゃくちゃ研究開発してて、
本当にミリ単位の歯がいいのかとか、
歯が毎回増えてくるって。
研究してるんですけど、結果としてユーザーってそこまで気にしてなかったっていう。
グッドイナフって十分なクオリティを求めていて、それがドラシェイブクラブがそこの水準を達したっていう。
24:09
ただそれ以外のことで強みイノベーションを起こしてると思っていて、
そこがディストリビューションの仕方だったり、もちろんプロダクトの場合もあったり、
他のプライシングとかっていう部分もあるので、
そこのプロダクトのイノベーションって商品だけではなくて全体ですよね。
パッケージングからもどういう風にユーザーが開けるかっていうのを想像したりとか。
ブランドとか。
ブランドとかですね。そこら辺をちゃんと考えるべきだなっていうふうに思っていて。
ただ長期的に考えると、プロダクトのイノベーションは起こさないといけないと思っています。
なぜかというと、最終的に勝つのはいいプロダクトだと思うので、長期的に見ると。
なので初期は全体のところを見るべきですけど、
最終的には自社プロダクトの改善をしながら、改善していい商品を出すっていうところだと思っていて。
そこがD2Cの本来である強みだと思っていて。
個人的にD2Cって1チャンネルでしか思っていなくて。
D2Cってすごい話題なバズワードじゃないですけど、
そこにとらわれすぎて、それしかやらないよみたいな。
オンラインで直接直販しかしないよとか、自社店舗でしか作らないよっていう会社さんも多いと思うんですけど、
それが果たして正解かって言われると別にそうでもないと思っていて。
例えばハリーズとか。
キャスパーもそうですよね。
キャスパーもそうですよね。
キャスパーもそうですし、例えばハリーズとか見ると8割の売上が自社店舗じゃなくてターゲットだったり。
結構いろんなところにありますよね。
J.Crewだったり、最近ウォールグリーンズと提携したりしてるんで。
実際オンラインの販売って結構少なかったりするんですよね。
キャスパーも実際オフラインの売上が6割って言われてて、ほとんど自社店舗だと思うんですけど。
そういう意味でD2Cっていうのは、一、ユーザーとすぐつながる方法で、それによってプロダクトの改善がしやすくなるっていう風に見るのが正しい見方だと思っていて。
直で自社で開発してるっていうことよりも、直とカスタマーとつながってるっていうことが強みです。
そうなんですよね。
なので、2000、ボノボスとか、1世代目、2世代目のD2Cの話って、ミドルマンをカットしてよりマージが良くなるみたいな話をしてたので、
27:11
多分2014年でその話って結構終わっていて、アメリカだと。
2014年。
2014年ぐらいで。その後にそこの話ではないっていうところで、ユーザーとコミュニケーションができるからこういうことができますっていう世界になっていて。
そこを、ちゃんとD2Cだけで勝負する時代が、そろそろ終わり始めてるのかなっていう風には思いますね。
なので、実際にD2Cビジネスの調達って今年々増えてますけど、トップティアのD2C投資家、だからフォーラナーの例えばカーステングリーンさんとか、
例えば見ると、D2Cオンリーの会社にはほとんど入れてなくて、今は。
確かにフェア、あれフェアってあれですよね。
はい。
小さな小売とかのマッチング。
はい。
確かに。
純粋にそこD2Cだけしかやってないところって、多分あんまり投資してなくて、
例えばオフラインの部分が入ったりとか、卸し一部やったりとかしてる会社に入れてる部分は見るんですけど、
D2Cオンリーっていうのは、今アメリカのトップティアのD2C投資家を見るとやってないと思ってます。
宮武さんの言うD2Cオンリーっていうのは、グロシエみたいな会社のことを言ってますか?
例えばグロシエみたいな会社ですね。
確かに。
グロシエも変わったんですよ。
あそこノードストロームにポップアップ出すんですよ。
え、でもポップアップって結構出してる。
そうなんですよ。自社のポップアップじゃないんですよ。
ノードストロームないに出すんですよ。
それはちょっと変わりましたね。
そうなんですよ。
グロシエでさえ変えてるんですよ。
でも最近確かにポップアップ、自社のポップアップは結構よく出してるイメージありましたけど。
そうなんですよ。
それは意外ですね。
なので、大手もやっぱりそこは変えてきてるし、逆に多分変えないといけなくて、
オンラインで結構制限があって、結局オフラインに行って、結局他社と一緒に組む。
その他社ってだいたいターゲットとかオールマートとか、
先にノードストロームとかになりやすくなるっていう流れがアメリカで起きてるかなと思いますね。
グロシエのそれは驚きですね。
意外ですよね。
意外です。
なるほど。
30:01
確かに。
フォーランナーもインフラっぽいサービスも結構投資してますよね。
そうですね。
最近特に男性のブライアンさんでしたっけ?
ブライアン・オン・マリーさんでしたっけ?
多分アクセルベンチャーから来たメンバーが、
もっとB2Bの投資したいみたいなことを言ってフォーランナーにジョインしたんですけど、
フォーランナーって元々C向け、特にD2Cにしか投資してなかったのが、
よりB向けのサービスも投資し始めたみたいな。
特にフォーランナーって面白いのが、
カーステン・グリーンさんってめちゃくちゃミネリアの世代をひたすら分析してる人で、
元々彼女ってVCじゃなかったんで、
確かに。
元々金融系の人だったり。
氷の専門の。
氷の専門のですね。
そこでいろんなアドバイスをしてる中で、
自分でもエンジェル投資しようみたいな話をしてて、
そこでたまたま会った人たちが、
例えばドラシェイブクラブのマイケル・ドグレンさんとか、
ドラシェイブクラブに会った時に、
カーステン・グリーンさんは、
もちろんカミソリとかの、そこの市場に関しては全然理解してなかったんですけど、
マイケルさんの話を聞いて、
この人は今のミネリアの世代の男性の行動をちゃんと理解してるって思って投資したらしいです。
商品も見てなくて、実は動画も見てなくて、ドラシェイブクラブの。
それでたまたま会った時に、
マイケルさんの話を聞いて判断したらしいです。
なので、フォーラナーの投資を見ると、
すごいミネリアの世代のどう動くかっていうのを、すごいちゃんと見ていて、
今だと結構、不動産系のものとか投資ちょこちょこしてるんですけど、
あと家の一部のものとか、
例えばガーデニング系のものとか、
これって今ミネリアの世代が家を買い始めてるからで。
そうなんですか。
そういう年齢になってるじゃないですか。
30代後。
確かにミネリアの世代って結構ひどいですね。
逆にすごい個人的にフォーラナーで気になってるのが、
ジェンジをどう見てるのかっていうのを見ていて、
そこをたぶんめちゃくちゃ研究してるんですけど、
フォーラナーの投資先、例えばグロシエとか見ると、
グロシエプレイって去年でしたっけ。
出ましたね。
出てシャットダウンするっていう話出たじゃないですか。
あれってジェンジ向けの商品だったと思うんですよ。
33:00
グロシエってジェンジになかなかリーチできてないと思っていて。
それは思います。
最近グロシエクラブって知ってます?
知らない知らない。
グロシエクラブってツイッターのアカウントがあって、
おそらく学生の、主導でやってるのはグロシエの店員さんなんですけど、
クラブって言って結構若い層の、例えば学生ぐらいの人たちを集めて、
アンバサダーみたいなことをしてるんですけど。
ミートアップ的な?
ミートアップやったり、オフィスじゃなくて店舗に行ってきましたみたいな。
今日何時に集まるんで、みんな来てねみたいなインスタのストーリーあげてて。
そこにリーチしたいんだなって。
そこで限定のバッグ配ったりとか。
そこのグロシエをよく使ってるインフルエンサーの人にも会えるみたいな。
最近メンバーシッププログラム増えてますよね。
増えてますね。
ハウスもやってるし、ハリーズも最近始めましたし。
でもやっぱグロシエはそこのミレニアル世代以下のところをリーチしたいんだなっていうのは。
グロシエ20代後半。
30代とかって感じですよね。
確かに。
そこはグロシエでさえ苦労してる部分があるんだろうなっていうふうには思いますね。
確かに20代とかが使ってるイメージあんまりないかもしれないですね。
あんまりないですよね。
逆にグロシエプレイとかすごい一部のジェンジの世代に批判されたんで。
使ってるパッケージングがリサイクルできないとか。
厳しいですね。
結構厳しいんですよね。
あれですよね、ラメのやつ。
キラキラのグリッターが環境に良くなかったっていう。
あとそもそもジップロックのやつも。
ピンクのトレードマークのやつが選べるようになったんですよね。
そうですね、それも選べるようになったんですけど。
だからそこのフォーラナーとかグロシエとか、
次の世代、ジェンジの世代ってどう見てるのかなっていうのが、
結構期待できる部分だと思っていて。
特にミレニアル世代とジェンジ世代だと、
ジェンジ世代ってめちゃくちゃD2Cに興味持ってる子たちなので、
大手ブランドより。
ミレニアル世代はまだ大手ブランドを結構気に入ってる人が多いので、
そこはかなり違うなと思ってますし、
オンラインでもすぐ買うので、ジェンジの世代は。
なので、そこも含めてすごいチャンスになると思ってますね。
まだD2Cとしてはそこの世代をちゃんと捕まえることができれば。
36:02
なんか個人的にあれ気になってます。
レラ…何でしたっけ、もう一つのVCの方。
レルヒッパー。
レルヒッパーが投資してるスタッツ。
ピアスの。
ピアスのやつですね。あれいいですよね。
日本だとまだ、日本だと多分できないからやってないんですけど、
クレアーズってもう破産しちゃったんですけど、
アメリカだと最初のファーストピアスを上げるときは絶対クレアーズに行くみたいな、
いう定番があるじゃないですか。
日本だとできないんですけど、それをやってリプレイスしたいのスタッツで。
あと、アメリカだとピアスっていうのは今、
一箇所だけじゃなくて、結構何箇所もやる人ってめちゃくちゃ増えていて。
アジアは増えてると思いますよ。
そうなんですね。日本は増えてるんですか。
日本は開けにくいっていうか、開けられるお店が少ないから、
多分自分でやるか、病院行くか、
ピアスの専門店、アクセサリーショップでできないんですよ。
おそらく。わかんないですけど。できるところが少ないので、
多分そんなに種類になってないのと高速が厳しいからっていうのもあると思うんですけど、
やっぱり韓国のアイドルとか中国とかのファッショントレンドを見ると、
ピアスを開けてる人はどんどん増えてるので、
髪の毛の色とか最近開かれる人多いじゃないですか。
それもまた別の話ですけど、
ピアスとかヘアカラーとか結構。
結構いい市場だなと思ってますし、
アメリカだとだいたいファッショントレンドとか、
日本だったりアジアから引っ張ることが多いので、
そこを例えば韓国とか見ていて、
そこで逆にピアスがパーソナリズされて、
その他の服装が結構ダサかったりする人も多いんですけど、
ピアスの方で自分の表現をするっていうか、
いい人がアメリカで結構増えてる気がするので。
面白い。
そこも、それはえはらりえさんだっけ?
からの情報なんで、ありがとうございます。
概要欄にリンク貼っておきます。
でもピアスでもアジアも増えてると思いますよ。
グローバルなトレンドだと思います。
だからそこも、そういう新しいビジネスも出てくると思いますし、
新しいビジネスでもないですからね。
単純にリプレイスしてるだけなんですけど、
やっぱり大手、例えばクレアーズとか、
トラディシナルなところが今の世代はちゃんと読み取っていれば、
もしかしたら変わってるかもしれないですし、
やっぱりスタッズっていうのが出てこなかったかもしれないですし、
そこを大手がちゃんと見なければいけないなというふうに思いますね。
39:05
確かに。結構これ、どういう、
そうですね、結構長くないそうだったんで、
2回に分けてもいいかなとはちょっと思いました。
いいと思います。
じゃあいい?一回ここで切りましょうか。
じゃあ、次はもう少し具体的な話というか、
こういうところに気をつけた方がいいんじゃないかっていう、
D2Cの事例とともに話をしたいなと思います。
では、さよなら。
さよなら。
39:40

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